JP2010066794A - Icカード通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】待機中の消費電力を低減することができるICカード通信システムを提供する。
【解決手段】携帯式コンピュータ10はプロセッサとメイン・メモリを含み、非接触型ICカードと通信するICカード通信システムを搭載する。携帯式コンピュータの筐体の表面には、非接触型ICカードが通信するためのアクセス部13が定義されている。アクセス部の近辺には、通信装置に接続されたアンテナが配置されている。また、アンテナの近辺には、静電容量型の電界式検出ユニットに接続された検出電極が配置されている。コントローラは、人体の接近を検出した電界式検出ユニットの出力に応答して通信装置に電力を供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は非接触型ICカードの通信システムに関し、さらに詳細にはアクセシビリティの維持と消費電力の低減を図ったICカード通信システムに関する。
ICカードは、内部にデータの記録や演算をするためのプロセッサやメモリを実装しており、チップ・カードまたはスマート・カードなどともいわれる。ICカードは読み書き装置(以下、リーダ/ライタという。)とのデータ通信のために物理的な接触を伴うか否かで接触型と非接触型に分類される。非接触型ICカードは、ICカードとリーダ/ライタとの間を無線で通信するもので、乗車カード、電子マネー、または身分証などに広く使用されている。
非接触型ICカードは、通信方式によりアクティブ方式とパッシブ方式に分類することができる。アクティブ方式の非接触型ICカードは、内部に電池を備え自ら電波を発射して自発的にデータを送信することができる。パッシブ方式の非接触型ICカードは、通信装置が発射した電波をエネルギー源として利用して通信装置からの問いかけに応答するようにデータを送信するものであり、最初から自発的にデータを送信することができない。非接触型ICカードと通信をする通信装置は、非接触型ICカードがアクセスするタイミングを検出するために、常時電波を発射し続ける必要があるため待機中にデータ通信に利用されない無駄な電力を消費することになる。とくに携帯式コンピュータが非接触型ICカードの通信装置を搭載する場合には、バッテリィの動作時間が短くなってしまう。
これまで非接触型ICカードに対するリーダ/ライタの待機中の消費電力を低減するさまざまな発明が行われている。特許文献1は、ICカードの接近検出による割り込みを受けてアプリケーション・プログラムを実行し、ICカードリーダの送受信回路に電力を供給する技術を開示する。ICカードの接近検出には、光センサなどを利用することが記載されている。特許文献2は、人の手指またはICカードの接触により電源が投入され、非使用時の電力消費量を低減することができる非接触型ICカード用リーダ/ライタを開示する。同文献には、人体検知センサや反射型センサを用い、人が接近した際に自動的に電源が投入されるシステムも考えられるが、センサを使用する場合にはそれを動作させる電力が別に必要になるという問題があると記載されている。
特許文献3は、永久磁石を埋め込んだ非接触型ICカードの磁界を検出して、リーダ/ライタがリクエスト・コマンドを送るための発振磁界を生成する技術を開示する。特許文献4は、アクティブ型のICタグの動作モードをICタグに設けた電界センサにより制御する技術を開示する。特許文献5は、アクティブ型ICタグの中に、外部操作の可能な物理量を検知するセンサを設けて、外部からCPUの動作モードを変更する技術を開示する。同文献には、センサとして電界センサを利用することも可能であると記載されている。
特開2000−163524号公報 特開2006−106990号公報 特開2001−243432号公報 特開2005−293485号公報 特開2005−293485号公報
非接触型ICカード(以下、単にICカードという。)に利用するリーダ/ライタの待機中の消費電力の低減は、使用者に余分な操作を求めたり、ICカード自体に変更を加えたりしないで行うことが望ましい。さらに消費電力の低減に伴い、リーダ/ライタから電波を放射し続ける態様での利用者のアクセス感覚、すなわち、ICカードを接近させてから読み取りおよび書き込みまたはそのいずれかが完了するまでの時間が同等であることが望ましい。以下、利用者のこの感覚をアクセシビリティという。リーダ/ライタは、駅の改札ゲートや現金自動預払機(ATM)などに組み込まれるだけでなく、近年、ノート型パーソナル・コンピュータ(以下、ノートPCという。)に組み込まれるようになってきて、ICカードの用途も一層拡大しつつある。
特許文献1にかかる発明のように、光センサでICカードの接近を検出する方法では、発光部と受光部をノートPCに実装することが困難であるため採用し難い。また、反射型の光センサであればノートPCに実装することも可能であるが、カードとセンサとの距離が制限される。さらに、光センサは外部からの光や熱による誤動作に対する対策も必要となり、設置場所を問わないノートPCに実装することは容易ではない。
特許文献2にかかる発明のように人間とリーダ/ライタとの物理的な接触でICカードの接近を検出する方法では検出範囲が限定されてしまい、また、アクセシビリティが低下する。特許文献3にかかる発明のように永久磁石を埋め込む方法では、汎用のICカードに適用できず、さらに、ICカードのコストが増大してしまうという欠点がある。
特許文献5には、電池を内蔵したアクティブ型のICカードの中に電界を検出するセンサを設けることが記載されているが、具体的な構成が記載されていないため同文献に基づいてノートPCに実装するリーダ/ライタの消費電力の低減に当該センサが利用できるかどうか不明である。特許文献2に記載されているように、パッシブ型ICカードのリーダ/ライタの電源を人が接近した際に自動的に投入するシステムを採用して消費電力を低減することは、これまでセンサを動作させる電力が別に必要になるため困難であると考えられていた。
そこで本発明の目的は、待機中の消費電力を低減することができるICカード通信システムを提供することにある。さらに本発明の目的は、待機中も通信装置の電源を投入する場合と同等のアクセシビリティを実現することができるICカード通信システムを提供することにある。さらに本発明の目的は、そのようなICカード通信システムを搭載した携帯式コンピュータおよび通信方法を提供することにある。
本発明にかかるICカード通信システムは、最初にリクエスト・コマンドをICカードに発行してから通信を開始する。ICカードは使用者により、使用者ごとの速度で通信装置との通信が可能な距離まで運ばれてくる。リクエスト・コマンドを発行して通信を開始するために待機中も通信装置に電力を供給すると消費電力が多くなる。本発明では、待機中は通信装置の電源を停止しておき、静電容量型の電界検出ユニットが使用者の接近を検出したときに、コントローラがそれに応じて通信装置の停止していた部分に電力を供給する。
待機中に電力を停止しておく範囲は、最も消費電力の大きな電波発振部とすることができるが、通信装置全体の電力を停止するようにしてもよい。静電容量型の電界検出ユニットの消費電力は、通信装置の消費電力に比べてはるかに小さい。したがって本発明にかかるICカード通信システムは、使用者のアクセシビリティを待機中も通信装置からリクエスト・コマンドを発行する場合と同じように維持しながら、大幅な消費電力の低減を図ることができる。
本発明にかかるICカード通信システムは消費電力が少なく、また、検出電極は小型でアクセス部の近辺に1個配置するだけでよいので容易に携帯式コンピュータに実装することができる。通信装置は、少なくともICカードから送られたデータを読み取る機能が組み込まれていればよいが、好適には、読み取りおよび書き込みの可能なリーダ/ライタとすることができる。本発明はパッシブ型のICカードに適用が可能であるが、ICカードは通信装置からリクエスト・コマンドを受け取ってからレスポンス・コマンドを返送するタイプであれば、電池を内蔵するアクティブ型であってもよい。
アンテナおよび検出電極は、携帯式コンピュータのパームレストの裏側に取り付けることができる。電界式検出ユニットは、通信装置に代えて待機中も電源を投入しておくため消費電力を極力小さくすることが求められるため、ICカードの通信距離のタイプは密着型または近接型にすることが望ましい。電界検出ユニットから接近信号を受け取る携帯式コンピュータのコントローラが、プロセッサとは独立して動作することで、電界式検出ユニットの検出距離を短くして一層の消費電力の低減を図る場合でも、すみやかに通信装置に電力を供給してアクセシビリティを維持することができる。
ICカード通信システムは、ICカードから受け取ったレスポンス・コマンドを解釈して、ICカードの種類に対応するメモリ常駐型のアプリケーション・プログラムおよびアプリケーション・プログラムを起動するメモリ常駐型の起動プログラムを含むように構成することができる。このように構成することで、携帯式コンピュータのユーザはアクセスの予想されるICカードに対応するアプリケーション・プログラムをあらかじめ起動しておく煩雑さから解放されるとともに、アプリケーション・プログラムがすみやかに起動されるためアクセシビリティを維持することができる。
本発明により、待機中の消費電力を低減することができるICカード通信システムを提供することができた。さらに本発明により、待機中も通信装置の電源を投入する場合と同等のアクセシビリティを実現することができるICカード通信システムを提供することができた。さらに本発明により、そのようなICカード通信システムを搭載した携帯式コンピュータおよび通信方法を提供することができた。
図1は、本発明の実施の形態にかかるノートPC10の外形図で、図2はそのシステム構成を示す概略ブロック図である。ノートPC10は、内部に電子デバイスを収納したシステム筐体3と、LCD筐体1とで構成されている。システム筐体3の内部には、図2に実線のブロックで示す複数の電子デバイスが搭載されている。システム筐体3には、キーボード7およびパームレスト5が設けられている。
パームレスト5は、ABS樹脂などの合成樹脂で形成されている。パームレスト5の表面の一部には、通信を行うためにICカードがアクセスする領域であるアクセス部13が定義されている。アクセス部13に対応する位置におけるパームレスト5の裏側には、リーダ/ライタ21の一部を構成するループ・アンテナ71(図4参照)が設けられている。また、パームレスト5の裏側には、アクセス部13の上部の空間に微弱な電界を形成するための検出電極31がループ・アンテナ71に接近した位置に設けられている。検出電極31は、リジッド配線基板またはフレキシブル配線基板に平坦な導電体のパターンとして形成することができる。
CPU11は、ノートPC10の中枢機能を担う演算処理装置で、OS、BIOS、デバイス・ドライバ、あるいはアプリケーション・プログラムなどを実行する。CPU11はさらに、本実施の形態にかかる起動プログラムおよびICカードに対するデータの読み取りおよび書き込みまたはそのいずれか一方を行うアプリケーション・プログラムを実行する。
CPU11は、ノース・ブリッジ13およびノース・ブリッジ13にさまざまなバスを経由して接続された各デバイスを制御する。ノース・ブリッジ13は、メイン・メモリ15へのアクセス動作を制御するためのメモリ・コントローラ機能や、CPU11と他のデバイスとの間のデータ転送速度の差を吸収するためのデータ・バッファ機能などを含む。メイン・メモリ15は、CPU11が実行するプログラムの読み込み領域、処理データを書き込む作業領域として利用される揮発性のRAMである。ビデオ・コントローラ17はノース・ブリッジ13に接続され、ビデオ・チップおよびVRAMを備えており、CPU11からの命令を受けて描画すべき画像ファイルのイメージを生成してVRAMに書き込み、VRAMから読み出したイメージを画像データとしてLCD18に送る。
サウス・ブリッジ19は、ノース・ブリッジ13に接続され、USB(Universal Serial Bus)、シリアルATA(AT Attachment)、SPI (Serial Peripheral Interface)バス、 PCI(Peripheral Component Interconnect)バス、およびPCI−Expressバス、LPC(Low Pin Count)などのポートを備えている。サウス・ブリッジ19のUSBポートにはICカードと通信を行うリーダ/ライタ21が接続され、シリアルATAポートにはHDD23が接続される。HDD23は、OS、デバイス・ドライバ、およびアプリケーション・プログラムなどの周知のプログラムの他に、本実施の形態にかかる起動プログラムおよびアプリケーション・プログラムを格納する。
さらにサウス・ブリッジ19はLPCバス25を介して、従来からノートPC10に使用されているレガシー・デバイス、あるいは高速なデータ転送を要求しないデバイスに接続される。図2ではLPCバス25に、エンベデッド・コントローラ(EC)27、フラッシュROM45、およびI/Oコントローラ47などが接続されている。EC27は、8〜16ビットのCPU、ROM、RAMなどで構成されたマイクロ・コンピュータであり、さらに複数チャネルのA/D入力端子、D/A出力端子、タイマー、およびディジタル入出力端子を備えている。EC27のディジタル入出力端子には、電界式検出ユニット29が接続されている。電界式検出ユニット29には、検出電極31が接続されている。
パワー・コントローラ35は、ノートPC10に実装されるデバイスに供給する電力を制御する半導体ロジック回路である。パワー・コントローラ35には、DC−DCコンバータ37が接続される。DC−DCコンバータ37は、AC/DCアダプタ43またはバッテリ41から供給される直流電圧を複数の直流電圧に変換して電界式検出ユニット29およびその他の電子デバイスに電力を供給する。AC/DCアダプタ43はノートPC10に接続されると、DC−DCコンバータ37とバッテリィ41を充電する充電器39に電力を供給する。
フラッシュROM45は不揮発性で記憶内容の電気的な書き替えが可能なメモリであり、I/Oデバイスを制御するためのデバイス・ドライバ、電源および筐体内の温度などを管理するシステムBIOS、およびノートPC10の起動時にハードウエアの試験や初期化を行うPOST(Power-On Self Test)などを格納する。I/Oコントローラ47にはキーボード7が接続される。リーダ/ライタ21、電界式検出ユニット29、サウス・ブリッジ19、起動プログラムおよびアプリケーション・プログラムは、本実施の形態にかかるICカード通信システムを構成する。ICカード通信システムの詳細は図6を参照して後に説明する。
図3は、ICカードの構成を説明する図である。ICカード50は、矩形状のプラスチック・シートの層の間に、ループ・アンテナ51とICチップ53が挟み込まれている。ICチップ53は、変調回路、復調回路、CPU、メモリ、および電源部などで構成されている。国際標準規格(ISO/IEC)では、非接触型のICカードの通信距離を、2ミリ・メートル未満の密着型、2ミリ・メートル以上で10センチ・メートル未満の近接型、10センチ・メートル以上で70センチ・メートル未満の近傍型、および70センチ・メートル以上の遠隔型として分類しているが、本実施の形態にかかるICカード通信システムは好適には密着型および近接型のICカードに適用することができる。
本発明は通信を開始するためにリーダ/ライタ21からICカード50に最初にリクエスト・コマンドを送る必要があるICカード通信システムに適用することで、リーダ/ライタ21の待機中の電力を低減することができる。このようなICカード通信システムに使用されるICカード50は、内部に電池を保有しないパッシブ型といわれているものが一般的であるが、最初にリクエスト・コマンドを受け取って動作を開始するものであれば、内部に電池を保有するICカードであっても本発明を適用することでリーダ/ライタ21の待機中の消費電力を低減することができる。
図4は、リーダ/ライタ21の構成を示す概略ブロック図である。リーダ/ライタ21は、ICカード50に対して電波の送信および受信を行うループ・アンテナ71、送信部72、受信部82、制御部79およびインターフェース81で構成される。送信部72は、電波発振部73、変調部75、および符号化部(エンコーダ)77で構成される。受信部82は、検出部83、復調部85、および復号化部(ディコーダ)87で構成される。リーダ/ライタ21は、電波発振部73が変調の有無にかかわらず搬送波を発振しているときに最も消費電力が大きい。
ループ・アンテナ71は、回路基板にループ状のパターンとして形成され、パームレスト5の裏側でかつアクセス部13の直下に配置される。インターフェース81は、ICカード50とリーダ/ライタ21との間で使用する通信プロトコルとUSBのプロトコルを双方向に変換する。符号化部77は、インターフェース81を通じて受け取ったデータを無線通信に適したデータに変換する。符号化のアルゴリズムには、NRZ符号化方式、マンチェスタ符号化方式、RZ符号化方式、変形ミラー符号化方式、またはパルス位置符号化方式などが採用される。
変調部75は、ICカード50とリーダ/ライタ21との間の通信に使用される電波の搬送波を振幅偏位変調(ASK:Amplitude Shift Keying)、周波数偏移変調(FSK:Frequency Shift Keying)、または位相偏移変調(PSK:Phase Shift Keying)などの方法で変調する。電波発振部73は、変調された搬送波を増幅してループ・アンテナ71に供給する。検出部83は、ループ・アンテナ71が受信した搬送波の中からデータ信号を検出する。復調部85は、検出部83から受け取ったデータ信号を復調して復号化部87に送り、復号化部87は、符号化前のデータを生成してインターフェース81に送る。制御部79は、リーダ/ライタ21の全体の動作を制御する。リーダ/ライタ21に対する電力はサウス・ブリッジ19のUSBポートからインターフェース81に供給されて内部に分配される。
図5は、電界式検出ユニット29の構成を示す概略ブロック図である。電界式検出ユニット29は、電界を利用した静電容量型の近接スイッチとして構成される。検出電極31は電界式検出ユニット29の一部を構成する20kΩ〜80kΩの抵抗91の一端とダイオード93のアノードに接続される。抵抗91の他端には、正弦波発振器95が接続される。正弦波発振器95は、周波数が60kHz〜120kHz程度で、かつ1〜8V程度の正弦波の電圧を出力する。ダイオード93のカソードは、ロー・パス・フィルタで構成された波形整形部97の入力に接続される。波形整形部97の出力は、レベル検出部99に接続されレベル検出部99の出力は、EC27のディジタル入出力端子に接続される。
つぎに、電界式検出ユニット29の動作を説明する。検出電極31からは微弱な電界が放出されており、その近辺に電気的にグランドに接続されているとみなせる人体などの高誘電率の物体が接近すると、人体と検出電極31との間にコンデンサ100が形成される。コンデンサ100の値は人体と電極の距離が短くなるほど大きな値になる。正弦波発振器95は、抵抗91、検出電極31、およびコンデンサ100で構成される直列回路に微弱な高周波電流を流すが、コンデンサ100の値が大きくなるほどP点の電位は低下する。
ダイオード93は、P点の交流電圧を検波または半波整流して波形整形部97に出力する。波形整形部97は、入力された電圧波形からノイズおよび高周波成分を取り除いた信号を、レベル検出部99に出力する。レベル検出部99は、波形整形部97の出力信号を所定時間の間積分して計算したアナログの平均値を計算し、その平均値が所定の閾値より低下したときに、人体が検出電極31に接近したと判断してEC27に接近信号を出力する。レベル検出部99は、波形整形部97の出力信号を所定時間ごとにサンプリングしてその平均値を計算するようにしてもよい。抵抗91の値、正弦波発振器95の周波数および電圧値は、検出感度および検出距離に応じて適宜選択することが可能である。
本実施の形態にかかるICカード通信システムは、リーダ/ライタ21に待機中も電力を供給している場合と同程度のアクセシビリティを実現しながら、ノートPC10の消費電力の低減を図る。待機中はリーダ/ライタ21の電源を停止して、使用者の接近を検出するために電界式検出ユニット29に電力を供給して動作させる。本実施の形態では、同等のアクセシビリティを維持するために、ICカード50が通信距離の範囲以内に接近する以前に使用者の接近を検出して、リーダ/ライタ21の電源を投入する必要がある。
本実施の形態にかかるICカード通信システムは、ICカード50の通信距離が長い近傍型および遠隔型では電界を形成するための消費電力が多くなるので、密着型および近接型のICカードに適している。この場合は、電界式検出ユニット29は、ICカード50を保持しながらアクセス部13にアクセスする使用者の手のひらまたは腕を検出するようにレベル検出部99の閾値を設定する。密着型では、使用者の手のひらを検出し、近接型では使用者の手のひらまたは腕を検出するようにすれば、アクセシビリティと消費電力が調和したシステムにすることができる。
図6は、ノートPC10に実装されたICカード通信システム150のハードウエアおよびソフトウエアの構成を示す概略ブロック図である。起動プログラム151は、ICカード50の識別子とアプリケーション・プログラム153またはアプリケーション・プログラム155を関連付けるテーブルを保有して、リーダ/ライタ21が読み取ったICカード50に対応するアプリケーション・プログラムを起動する要求をOS157に送る。アプリケーション・プログラム153およびアプリケーション・プログラム155は、ICカード50にデータを書き込んだり、ICカード50からデータを読み取ったりするためにOS157のサービスを利用しながら機能するプログラムである。
起動プログラム151およびアプリケーション・プログラム153、155は、ノートPC10が起動されるとメイン・メモリ15またはさらに上位のキャッシュに常駐し、OS157とはAPIを通じて命令やデータを交換する。デバイス・ドライバ159は、リーダ/ライタ21を制御するプログラムである。デバイス・ドライバ161は、サウス・ブリッジ19のポートを制御するプログラムである。ICカード通信システムを構成するリーダ/ライタ21、サウス・ブリッジ19、電界式検出ユニット29、およびEC27などのその他の構成要素については、すでに説明したので省略する。
つぎに、ICカード通信システム150とICカード50との間でのデータ通信の方法を図7のフローチャートに基づいて説明する。ブロック201では、初期状態としてリーダ/ライタ21に対するサウス・ブリッジ19のUSBポートが切断されており、リーダ/ライタ21は電力を消費していない。リーダ/ライタ21は、待機中でもリクエスト・コマンドを送信するための電波を発射し続ける場合には数百mWの電力を消費するが、ICカード50との通信をしていない待機状態では消費電力はゼロになる。また、同じく初期状態として電界式検出ユニット29の電源が投入されており、数mWの電力を消費している。
電界式検出ユニット29の消費電力は、電波を発射している状態のリーダ/ライタ21の消費電力に比べてはるかに小さいが、消費電力を一層低減するには、電界を弱くして検出距離を必要以上に長くしないことが望ましい。しかし、アクセシビリティを維持するためには、検出距離はリーダ/ライタ21とICカード50との間の通信距離よりは長くしておき、ICカード50が通信距離の範囲に入ったときにはすでに、ICカード通信システム150が動作して通信できる状態まで復帰できる必要がある。検出距離を短くすると電界検出ユニット29が使用者の接近を検出してからリーダ/ライタ21に電源を投入して通信が可能な状態に移行させるまでに使用できる時間が短くなる。ICカード通信システム150は、以下に示すようにこの点を工夫してアクセシビリティと消費電力の低減を図るように構成している。
ブロック203では、使用者が、ICカード50を利用するためにICカード50を保持した手および腕をアクセス部13に接近させる。電界検出ユニット29は、密着型のICカード50に対しては、ICカード50を保持する使用者がアクセス部13に手のひらを接近させたことを検出できる程度の電界を検出電極31から放出する。電界検出ユニット29は、近接型のICカード50に対しては、ICカード50を保持する使用者がアクセス部13に手のひらまたは腕を接近させたことを検出できる程度の電界を検出電極31から放出する。当然ながら、後者の方が電界は強くなり電界検出ユニット29の消費電力が大きくなるが、リーダ/ライタ21の電源を投入し続けるよりはICカード通信システム150の消費電力ははるかに小さい。
ブロック205では、使用者の腕または手のひらが検出距離の範囲に入ったことを検出した電界式検出ユニット29がそれをEC27に通知する。なお、ブロック203で電界式検出ユニット29が腕または手のひらなどの誘電体の接近を検出しないときは、電界式検出ユニット29は継続して検出動作を繰り返す。EC27は、CPU11とは独立して動作しており、また、作業内容も限定されているため、ICカード50が通信距離に到達する前にOS157およびデバイス・ドライバ161を経由してサウス・ブリッジ19のUSBポートを接続状態にすることができる。
サウス・ブリッジ19のUSBポートが接続状態になることでインターフェース81を経由して電力が供給されたリーダ/ライタ21は、ブロック207で、制御部79が電波発振部73を通じてループ・アンテナ71から一定周期でリクエスト・コマンドを送信する。ブロック209ではICカード50を保持した使用者のアクセス動作によりICカード50が通信距離まで接近する。そしてICチップ53が、ICカード50のループ・アンテナ51がループ・アンテナ71と電磁結合して受け取ったエネルギー、または、ループ・アンテナ51がループ・アンテナ71から受信した電波の搬送波から受け取ったエネルギーを直流電圧に変換する。
ICチップ53はリーダ/ライタ21から受け取った電力で動作してリクエスト・コマンドを解釈し、レスポンス・コマンドを生成する。ICチップ53は、ループ・アンテナ51に流れる搬送波の電流を変調してレスポンス・コマンドをリーダ・ライタ21に送る。ブロック203でICカード50を保持していない使用者の腕または手のひらの接近が検出されたような場合は、それに続いてICカード50が通信距離まで接近することがないので、ICチップ53がレスポンス・コマンドをリーダ・ライタ21に送ことはなく、それ以後の処理はブロック217に移行する。ブロック211では、リーダ/ライタ21が受信したレスポンス・コマンドがデバイス・ドライバ159およびOS157を経由して起動プログラム151に転送される。起動プログラム151は、レスポンス・コマンドを解釈して、ICカード50に対応するアプリケーション・プログラム153を選択しOS157に通知する。
そしてブロック211では、OS157が通知されたアプリケーション・プログラム153をCPU11に実行させる。起動プログラム151およびアプリケーション・プログラム153、155は、メイン・メモリ15に常駐しているため、リーダ/ライタ21がレスポンス・コマンドを受け取ってからアプリケーション・プログラム153が実行されるまでの時間は短い。したがって、使用者は、リーダ/ライタ21から待機中も電波を発射してリクエスト・コマンドを送信する場合と同等のアクセシビリティでICカード50を使用することができる。
ブロック213では、リーダ/ライタ21がレスポンス・コマンドを受け取ったことを、OS157がEC27に通知する。その通知に応答してEC27はパワー・コントローラ35を通じて、電界式検出ユニット29の電源を停止する。ブロック215では、アプリケーション・プログラム153がICカード50のデータを読み取ったり、ICカード50にデータを書き込んだりすることで所定の処理を行いやがて通信が終了する。
アプリケーション・プログラム153は、通信が終了したことをデバイス・ドライバ161に通知し、デバイス・ドライバ161は、サウス・ブリッジ19のUSBポートを切断して、リーダ/ライタ21に対する電源を停止する。さらに、アプリケーション・プログラム153は通信が終了したことを、OS157を経由してEC27にも通知する。通知を受け取ったEC27はパワー・コントローラ35を制御して電界式検出ユニット29に電力を供給しブロック201の初期状態に移行する。
ブロック217およびブロック219では、リーダ/ライタ21の制御部79が電波発振部73を通じてループ・アンテナ71から一定周期で所定の時間が経過するまでリクエスト・コマンドの送信を繰り返す。ブロック219で制御部79が所定の時間が経過してもICカード50からレスポンス・コマンドの返送がないと判断したときは、ブロック221に移行して制御部79はリクエスト・コマンドの送信を停止し通信を終了する。そしてデバイス・ドライバ159は、通信が終了したことをデバイス・ドライバ161に通知する。デバイス・ドライバ161は、サウス・ブリッジ19のUSBポートを切断して、リーダ/ライタ21に対する電源を停止する。
ブロック223では、この時点で電界式検出ユニット29が腕または手のひらなどの誘電体の接近を検出している場合は、ICカード50を保持しないノートPC10のユーザが手のひらをパームレスト5の上に置いている状態やアクセス部13の上に誘電体が放置されているような状態が想定されるので、電界式検出ユニット29は検出動作を継続する。ブロック223で電界式検出ユニット29が腕または手のひらなどの誘電体の接近を検出しない状態のときには、ブロック201の初期状態に戻り、ブロック203で次に電界式検出ユニット29が腕または手のひらなどの誘電体の接近を検出するまで待機する。
ブロック217からブロック223の手順により、検出電極31がパームレストに取り付けられているときに、ユーザがパームレスト5に手のひらを載せて通常の状態でノートPC10を使用するような間にも、リーダ/ライタ21の電源が停止されるためノートPC10の消費電力の低減を図ることができる。しかも、一旦ユーザがパームレスト5から手を離して手のひらが検出距離の外まで移動すれば、ICカード通信システム150はブロック201の初期状態に移行するため、ICカード50の利用が可能になる。
以上の実施形態では、リーダ/ライタ21と通信をする媒体としてICカードを例示して説明してきたが、本発明の適用が可能な媒体はICカードに限定されるものではなく、リーダ/ライタとの通信機能およびメモリ機能を組み込んだタグまたは携帯電話であってもよい。また、アプリケーション・プログラム153、155がノートPC10で実行されてICカード50に対するデータ処理をするのではなく、ノートPC10をネットワークに接続して、ノートPC10がICカードとネットワーク・サーバとの間のデータの中継を行い、ネットワーク・サーバがICカード50に対するデータ処理を行うようにしてもよい。
ノートPC10における検出電極31の取り付け位置はループ・アンテナ71の近くであれば、パームレスト5に限定されるものではない。また、ICカード通信システム150は、ノートPC10に実装される場合に限定されるものではなく、非接触型のICカードを使用するリーダ/ライタと自由に組み合わせて通信システムを構成することができる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
本発明の実施の形態にかかるノートPCの外形図である。 ノートPCのシステム構成を示す概略ブロック図である。 ICカードの構成を説明する図である。 リーダ/ライタの構成を示す概略ブロック図である。 電界式検出ユニットの構成を示す概略ブロック図である。 ノートPCに実装されたICカード通信システムのハードウエアおよびソフトウエアの構成を示す概略ブロック図である。 ICカード通信システムとICカードとの間でのデータ通信の方法を示すフローチャートである。
符号の説明
13…アクセス部
31…検出電極
50…非接触型ICカード
51、71…ループ・アンテナ
150…ICカード通信システム

Claims (12)

  1. 非接触型ICカードと通信するICカード通信システムを搭載した携帯式コンピュータであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサが実行するプログラムを記憶するメイン・メモリと、
    前記携帯式コンピュータの筐体に定義された前記非接触型ICカードに対するアクセス部と、
    前記アクセス部の近辺に配置されたアンテナと該アンテナに接続された電波発振部を含む通信装置と、
    前記アクセス部の近辺に配置された検出電極と、
    前記検出電極に接続された静電容量型の電界式検出ユニットと、
    前記電界式検出ユニットの出力に応答して前記電波発振部に電力を供給するコントローラと
    を有する携帯式コンピュータ。
  2. 前記アンテナおよび前記検出電極がパームレストの裏側に取り付けられている請求項1に記載の携帯式コンピュータ。
  3. 前記ICカードがパッシブ型である請求項1または請求項2に記載の携帯式コンピュータ。
  4. 前記非接触型ICカードの通信距離のタイプが密着型または近接型である請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の携帯式コンピュータ。
  5. 前記コントローラは、前記プロセッサとは独立して動作する請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の携帯式コンピュータ。
  6. 前記プロセッサで実行されることにより、前記非接触型ICカードから受け取ったレスポンス・コマンドを解釈して前記非接触型ICカードに対応するアプリケーション・プログラムを起動するメモリ常駐型の起動プログラムを有する請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の携帯式コンピュータ。
  7. 前記アプリケーション・プログラムは、前記非接触型ICカードに対するデータ処理を行うメモリ常駐型のプログラムである請求項6に記載の携帯式コンピュータ。
  8. 非接触型ICカードと通信するICカード通信システムであって、
    前記非接触型ICカードに対するアクセス部と、
    前記アクセス部の近辺に配置されたアンテナと該アンテナに接続された電波発振部を含む通信装置と、
    前記アクセス部の近辺に配置された検出電極と、
    前記検出電極に接続された静電容量型の電界式検出ユニットと、
    前記電界式検出ユニットの出力に応答して前記電波発振部に電力を供給するコントローラと
    を有するICカード通信システム。
  9. 非接触型ICカードと通信をする通信装置を含むICカード通信システムにおける通信方法であって、
    前記ICカード通信システムが前記通信装置の少なくとも電波発振部の電力を停止するステップと、
    静電容量型の電界式検出ユニットが人体の接近を検出するステップと、
    前記ICカード通信システムが前記電界式検出ユニットの出力に応答して前記電波発振部に電力を供給するステップと、
    電力が供給されたことに応答して前記通信装置からリクエスト・コマンドを発行するステップと
    を有する通信方法。
  10. 前記非接触型ICカードからレスポンス・コマンドを受け取るステップと、
    前記レスポンス・コマンドに応答して、前記ICカード通信システムが前記非接触型ICカードから受け取ったデータを処理するアプリケーション・プログラムを起動させるステップと
    を有する請求項9に記載の通信方法。
  11. 前記通信装置が前記レスポンス・コマンドを所定の時間内に受け取ったか否かを判断するステップと、
    所定の時間内に前記レスポンス・コマンドを受け取っていないと判断したときに、前記ICカード通信システムが前記電波発信部の電力を停止するステップと
    を有する請求項10に記載の通信方法。
  12. 所定の時間内に前記レスポンス・コマンドを受け取っていないと判断して前記電波発信部の電力を停止した後に前記電界式検出ユニットが人体の接近を検出しないと判断するステップと、
    人体の接近を検出しないと判断した後に前記電界式検出ユニットが人体の接近を検出したことに応答して前記ICカード通信システムが前記電波発振部に電力を供給するステップと
    を有する請求項11に記載の通信方法。
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