JP2000152522A - エネルギー管理機能付システム - Google Patents

エネルギー管理機能付システム

Info

Publication number
JP2000152522A
JP2000152522A JP10319417A JP31941798A JP2000152522A JP 2000152522 A JP2000152522 A JP 2000152522A JP 10319417 A JP10319417 A JP 10319417A JP 31941798 A JP31941798 A JP 31941798A JP 2000152522 A JP2000152522 A JP 2000152522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
terminal device
remote control
power
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10319417A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Yoshida
茂雄 吉田
Hisashi Kodama
久 児玉
Koji Iwamoto
幸治 岩本
Yasuyuki Shintani
保之 新谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10319417A priority Critical patent/JP2000152522A/ja
Publication of JP2000152522A publication Critical patent/JP2000152522A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/221General power management systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコン機能を有する端末機器の待機時消費
電力を削減する必要がある。 【解決手段】 端末機器50と、伝送線1からの電力が
供給される在室者検知手段200と、端末機器50に信
号を無線で送信するリモコン4とを備え、端末機器50
に、電力を出力する電源2と、リモコン4からの信号を
受信するリモコン受信回路5と、端末機器50本来の機
能を実現する端末機器本体回路6と、電源2とリモコン
受信回路5とを電気的に接続するか否かを選択するリレ
ー接点8と、電源2と端末機器本体回路6とを電気的に
接続するか否かを選択するリレー接点9と、電源2に接
続されリレー接点8およびリレー接点9の選択を制御す
る電源接続制御手段7とを設け、在室者検知手段200
に所定の室内における人の存在の検知に基づいて電力供
給制御信号を電源接続制御手段7に出力させ、電源接続
制御手段7に電力供給制御信号にしたがってリレー接点
8を制御させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョンやビ
デオカセットレコーダや空気調和機のようなリモコン機
能を有する機器の待機時消費電力を削減することができ
るエネルギー管理機能付システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、ユーザの使い勝手を考慮して、タ
イマ機能やリモコン機能を有する電子機器が多く開発さ
れている。これらの機能は身体の不自由なユーザには欠
かせない重要な機能である。
【0003】しかし、これらの機能を有する電子機器
は、電源スイッチを切ることで端末機器本体回路への電
力供給をOFFの状態にしても、タイマ機能やリモコン
機能を実現するためのマイコンやそれに付随した回路に
対しては常時電力供給する必要があり、このマイコンや
それに付随した回路は待機時消費電力として、電力を絶
えず消費している。
【0004】図14に、従来のリモコン機能を有する電
子機器の一例としてのビデオカセットレコーダのブロッ
ク図を示す。なお、ここでは以下の説明の内容とは直接
関係ないオーディオ信号やビデオ信号などの各種信号線
は省略した。
【0005】電源100と、チューナ部102、映像処
理部103、および音声処理部104とは、リレー接点
101の動作によって接続される場合と接続されない場
合とがあり、接続される場合のみチューナ部102、映
像処理部103、および音声処理部104に対して電力
が供給される。また同様に、電源100と、デッキ10
6およびマイコン107とは、リレー接点105の動作
によって接続される場合と接続されない場合とがあり、
接続される場合のみデッキ106およびマイコン107
に対して電力が供給される。
【0006】一方、電源100と、マイコン108およ
びリモコン受光部109とは、リレー接点を介さず接続
されており、電源100からの電力は、マイコン108
およびリモコン受光部109に対して常時供給される。
なお、リモコン受光部109は、リモコン110からの
リモコン信号を受信するものである。
【0007】さて、マイコン108は、操作盤の電源ス
イッチ(図示せず)によるユーザからの指示を受けた場
合、その指示にもとづき、リレー接点101および10
5の開閉を制御し、チューナ部102、映像処理部10
3、音声処理部104、デッキ106、およびマイコン
107に対する電源100からの電力供給のON/OF
F制御を行なう。また、リモコン受光部109におい
て、チューナ部102、映像処理部103、音声処理部
104、デッキ106、およびマイコン107への電力
供給ON/OFF命令を含むリモコン信号が受信された
場合も、リモコン受光部109からマイコン108に対
して電力供給ON/OFFの要求が送られ、マイコン1
08によってリレー接点101および105の開閉制御
が行なわれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、いず
れにしても装置内の端末機器本体回路への電力供給ON
/OFF制御はマイコン108によるリレー接点101
および105の制御によって行なわれる。なお、図14
の例では、チューナ部102、映像処理部103、音声
処理部104、デッキ106、およびマイコン107が
端末機器本体回路に該当する。したがって、端末機器本
体回路への電力供給をOFFからONの状態にするため
には、端末機器本体回路への電力供給OFFの待機状態
においても、リモコン受光部109および、リモコン受
光部109が受信するリモコン信号を処理するマイコン
108に対して電力が供給され続けなければならない。
【0009】しかしながら、将来の電力供給不足を考慮
すると、上記のような端末機器本体回路への電力供給O
FF状態の待機状態におけるリモコン受光部109が消
費する電力をも削減していく必要がある。つまり、待機
時消費電力を削減していく必要がある。
【0010】本発明は、上記従来のリモコン機能をもつ
機器が有する課題を解決しようとするもので、ユーザの
使い勝手を損なうことなく、待機時消費電力を削減する
ことができるエネルギー管理機能付システムを提供する
ことを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の本発明(請求項1に対応)は、端末機器と、
その端末機器に所定の電力供給制御信号を送信する制御
機器と、前記端末機器に所定の信号を無線で送信するリ
モコンとを備え、前記端末機器が、電力を出力する電源
と、前記リモコンからの信号を受信するリモコン受信回
路と、前記端末機器本来の機能を実現する端末機器本体
回路と、前記電源と前記リモコン受信回路とを電気的に
接続するか否かを選択する第1選択手段と、前記電源と
前記端末機器本体回路とを電気的に接続するか否かを選
択する第2選択手段と、前記電源に接続され、少なくと
も前記第1選択手段の選択を制御する電源接続制御手段
とを有し、前記制御機器が、所定の条件に基づいて、前
記電力供給制御信号を前記電源接続制御手段に出力し、
前記電源接続制御手段が、その電力供給制御信号にした
がって前記第1選択手段を制御することを特徴とするエ
ネルギー管理機能付システムである。
【0012】第2の本発明(請求項3に対応)は、複数
の端末機器と、それら複数の端末機器の全部または一部
に所定の電力供給制御信号を送信する制御機器と、その
制御機器からの前記電力供給制御信号に基づいて所定の
動作を行う電源接続制御手段と、前記複数の端末機器そ
れぞれに所定の信号を無線で送信するリモコンとを備
え、前記端末機器が、電力を出力する電源と、前記リモ
コンからの信号を受信するリモコン受信回路と、前記端
末機器本来の機能を実現する端末機器本体回路と、前記
電源と前記リモコン受信回路とを電気的に接続するか否
かを選択する第1選択手段と、前記電源と前記端末機器
本体回路とを電気的に接続するか否かを選択する第2選
択手段とを有し、前記制御機器が、所定の条件に基づい
て、前記電力供給制御信号を前記電源接続制御手段に出
力し、前記電源接続制御手段が、その電力供給制御信号
にしたがって、全部または一部の前記端末機器の前記第
1選択手段を制御することを特徴とするエネルギー管理
機能付システムである。
【0013】ここで、制御機器として、ユーザがリモコ
ンを使用する際に端末機器のリモコン受信回路をリモコ
ン信号受信可能状態に切り替えるトリガ信号である電力
供給制御信号を端末機器の電源接続制御手段に送信する
機器を選択する。
【0014】例えば、制御機器を、所定の閉空間におけ
るユーザの在/不在を検知する人体感知センサなどの在
室者検知手段とする。この場合、在室者検知手段は、ユ
ーザの在室を検知すると、電力供給制御信号をユーザの
在室が検知された部屋に設置された空気調和機やテレビ
ジョンやビデオテープレコーダなどの端末機器に送信す
る。電力供給制御信号を受信した端末機器の電源接続制
御手段は、電源とリモコン受信回路間の第1選択手段を
制御してリモコン受信回路への電力供給を行う。このよ
うにすると、端末機器の端末機器本体回路への電力供給
ON/OFF制御などのリモコン信号の受信、および制
御が可能となる。一方、ユーザが不在の時は、端末機器
はユーザによってリモコン制御されることはないので、
端末機器のリモコン受信回路へは電力供給される必要は
ない。そこで、ユーザが不在の時は、端末機器の第1選
択手段を制御して電源からのリモコン受信回路への電力
供給を遮断し、リモコン受信回路の消費電力を削減す
る。この結果、ユーザの使い勝手を損なうことなく、端
末機器本体回路への電力供給OFF時の待機時消費電力
を削減することができる。
【0015】第3の本発明(請求項15に対応)は、端
末機器と、リモコン送受信手段と、前記端末機器および
前記リモコン送受信手段に所定の信号を無線で送信する
リモコンとを備え、前記端末機器が、電力を出力する電
源と、前記リモコンからの信号を受信するリモコン受信
回路と、前記端末機器本来の機能を実現する端末機器本
体回路と、前記電源と前記リモコン受信回路とを電気的
に接続するか否かを選択する第1選択手段と、前記電源
と前記端末機器本体回路とを電気的に接続するか否かを
選択する第2選択手段と、前記電源に接続され、少なく
とも前記第1選択手段の選択を制御する電源接続制御手
段とを有し、前記リモコンが、そのリモコン本体から所
定の範囲内における人の存在を検知する人検知手段を有
するとともに、その人検知手段が前記範囲内において人
の存在を検知した、前記検知している、前記検知しなく
なった、または前記検知していないという条件に基づい
て、前記電力供給制御信号を前記リモコン送受信手段に
送信し、前記リモコン送受信手段が、前記リモコンから
の電力供給制御信号を受信して、その電力供給制御信号
を前記電源接続制御手段に出力し、前記電源接続制御手
段が、その電力供給制御信号にしたがって前記第1選択
手段を制御することを特徴とするエネルギー管理機能付
システムである。
【0016】第4の本発明(請求項16に対応)は、端
末機器と、リモコン送受信手段と、前記端末機器および
前記リモコン送受信手段に所定の信号を無線で送信する
リモコンとを備え、前記端末機器が、電力を出力する電
源と、前記リモコンからの信号を受信するリモコン受信
回路と、前記端末機器本来の機能を実現する端末機器本
体回路と、前記電源と前記リモコン受信回路とを電気的
に接続するか否かを選択する第1選択手段と、前記電源
と前記端末機器本体回路とを電気的に接続するか否かを
選択する第2選択手段と、前記電源に接続され、少なく
とも前記第1選択手段の選択を制御する電源接続制御手
段とを有し、前記リモコンが、そのリモコン本体の動き
を検知するリモコン本体動作検知手段を有するととも
に、そのリモコン本体動作検知手段が、前記リモコン本
体が動いているか否か、または前記リモコン本体が静止
している場合の静止時間が所定の時間以上であるか否か
を検知するという条件に基づいて、前記電力供給制御信
号を前記リモコン送受信手段に送信し、前記リモコン送
受信手段が、前記リモコンからの電力供給制御信号を受
信して、その電力供給制御信号を前記電源接続制御手段
に出力し、前記電源接続制御手段が、その電力供給制御
信号にしたがって前記第1選択手段を制御することを特
徴とするエネルギー管理機能付システムである。
【0017】第5の本発明(請求項19に対応)は、複
数の端末機器と、それら複数の端末機器の全部または一
部に所定の電力供給制御信号を送信する電力管理手段
と、前記複数の端末機器それぞれに所定の信号を無線で
送信するリモコンとを備え、前記端末機器が、電力を出
力する電源と、前記リモコンからの信号を受信するリモ
コン受信回路と、前記端末機器本来の機能を実現する端
末機器本体回路と、前記電源と前記リモコン受信回路と
を電気的に接続するか否かを選択する第1選択手段と、
前記電源と前記端末機器本体回路とを電気的に接続する
か否かを選択する第2選択手段と、前記電源に接続さ
れ、少なくとも前記第1選択手段の選択を制御する電源
接続制御手段とを有し、前記電力管理手段が、複数の端
末機器の使用電力の合計を検知し、その使用電力の合計
が所定の値以上になった場合、または前記所定の値を超
えた場合、前記複数の端末機器の全部または一部の前記
電源接続制御手段に前記電力供給制御信号を出力し、そ
の電力供給制御信号を受信した前記電源接続制御手段
が、その電力供給制御信号にしたがって、少なくとも前
記第1選択手段を制御して前記電源と前記リモコン受信
回路との電気的な接続を遮断させることを特徴とするエ
ネルギー管理機能付システムである。
【0018】第6の本発明(請求項21に対応)は、端
末機器と、その端末機器に所定の信号を無線で送信する
リモコンとを備え、前記端末機器が、電力を出力する電
源と、前記リモコンからの信号を受信するリモコン受信
回路と、前記端末機器本来の機能を実現する端末機器本
体回路と、前記電源と前記リモコン受信回路とを電気的
に接続するか否かを選択する第1選択手段と、前記電源
と前記端末機器本体回路とを電気的に接続するか否かを
選択する第2選択手段と、その第2選択手段を制御する
電源接続制御手段と、前記電源と前記電源接続制御手段
とを電気的に接続するか否かを選択する第3選択手段と
を有し、前記第1選択手段および前記第3選択手段が、
電気信号によって制御されない非電気スイッチであっ
て、かつユーザによって制御されるものであり、前記リ
モコン受信回路および前記電源接続制御手段が前記電源
と電気的に接続された後に、前記リモコン受信回路が、
前記リモコンから、前記電源と前記端末機器本体回路と
を電気的に接続させるための回路接続信号を受信した場
合、前記電源接続制御手段が、その回路接続信号に基づ
いて前記第2選択手段を制御して、前記電源と前記端末
機器本体回路とを電気的に接続させることを特徴とする
エネルギー管理機能付システムである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0020】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態のエネルギー管理機能付システムの構成を、その
動作とともに図1および2を用いて述べる。
【0021】図1は、本発明の第1の実施の形態のエネ
ルギー管理機能付システムのブロック図である。なお、
図1では、本発明の第1の実施の形態の説明と直接関係
のない各種信号線は省略してある。
【0022】さて、図1において、端末機器50は、伝
送線1から商用電源の電力を受け取り直流安定化して出
力する電源2と、伝送線1からの信号を受信し、その信
号を電源接続制御手段7に送信する通信手段3と、リモ
コン4からのリモコン信号を受信処理するリモコン受信
回路5と、端末機器50本来の機能を実現する端末機器
本体回路6と、電源2とリモコン受信回路5とを電気的
に接続するか否かを選択するリレー接点8と、電源2と
端末機器本体回路6とを電気的に接続するか否かを選択
するリレー接点9と、電源2に接続され、リモコン受信
回路5と通信手段3とからの各種信号を入力する電源接
続制御手段7とから構成される。
【0023】なお、端末機器50本来の機能を実現する
端末機器本体回路6は、例えば、端末機器50がビデオ
テープレコーダである場合、チューナ部や映像・音声処
理部やデッキ部などであり、端末機器50が空気調和機
である場合、室内ファンモータや圧縮機などである。
【0024】リモコン受信回路5と端末機器本体回路6
はそれぞれリレー接点8および9を介して電源2と接続
されており、リレー接点8および9は、端末機器50と
の通信が可能な制御機器から送信されてくる、端末機器
50の電源接続制御手段7へのトリガ信号となる電力供
給制御信号により開閉され、リモコン受信回路5と、端
末機器本体回路6への電力供給が制御される。ここで、
電力供給制御信号を常時受信処理可能とするため、電源
接続制御手段7には電源2から常時電力が供給されてい
る。また、通信手段3にも電源2から常時電力が供給さ
れている。
【0025】本実施の形態におけるエネルギー管理機能
付システムは、エネルギー管理対象である空気調和機や
テレビジョンやビデオテープレコーダなどの端末機器5
0と、端末機器50の端末機器本体回路6への電力供給
ON/OFFなどをリモートコントロールするリモコン
4と、端末機器50に商用電源からの電力および信号を
送る伝送線1と、端末機器50との通信が可能な制御機
器としての、ユーザの在/不在を検知する人体感知セン
サなどの在室者検知手段200とから構成される。
【0026】ここで、人体感知センサは、端末機器50
の電源接続制御手段7へのトリガ信号となる電力供給制
御信号の信号源となる。
【0027】図2に、本実施の形態の動作手順を示した
フローチャートを示す。この図2を用いて本発明の第1
の実施の形態の動作を説明する。
【0028】なお、端末機器50と在室者検知手段20
0とは、所定の閉空間に設置されているものとし、はじ
めその閉空間には人がいないものとする。
【0029】ステップS1:在室者検知手段200は、
ユーザの在室を検知しないので、端末機器50の通信手
段3にユーザ在室検知信号を送信しない。このように端
末機器50の通信手段3が在室者検知手段200からユ
ーザ在室検知信号を受信しない場合、電源接続制御手段
7は、リレー接点8を開成状態にする。したがって、リ
モコン受信回路5は、伝送線1からの電力供給が遮断さ
れるため、リモコン信号を受信処理できないが、リモコ
ン受信回路5が消費する待機時消費電力を削減すること
ができる。
【0030】ステップS2:ユーザが入室すると、在室
者検知手段200は、ユーザの在室を検知する。
【0031】ステップS3:在室者検知手段200は、
伝送線1を介して端末機器50の通信手段3にユーザ在
室検知信号を送信する。通信手段3は、電源接続制御手
段7にユーザ在室検知信号を送信する。電源接続制御手
段7は、ユーザ在室検知信号を受信すると、そのユーザ
在室検知信号を電源2とリモコン受信回路5とを接続さ
せるための電力供給制御信号とみなして、リレー接点8
を閉成する。リモコン受信回路5には伝送線1から電源
2を介して電力が供給され、そのリモコン受信回路5
は、リモコン信号を受信できるようになり、端末機器本
体回路6への電力供給ON/OFF制御などのリモコン
信号の受信待機状態となる。
【0032】ステップS4:ユーザによって、リモコン
4が利用され、リモコン受信回路5が例えば端末機器5
0の端末機器本体回路6への電力供給ONのためのリモ
コン信号を受信すると、リモコン受信回路5は、リモコ
ン信号を復調し、その復調信号を電源接続制御手段7に
出力する。
【0033】ステップS5:電源接続制御手段7は、リ
モコン受信回路5からの復調信号を入力すると、その復
調信号が端末機器50の端末機器本体回路6への電力供
給ONの命令信号であるものと判断して、電源2と端末
機器本体回路6間のリレー接点9を閉成し、伝送線1か
らの電力を端末機器本体回路6に供給する。
【0034】ステップS6:その後ユーザが退室する
と、在室者検知手段200は、ユーザの不在を検知す
る。
【0035】ステップS7:在室者検知手段200は、
ユーザ在室検知信号の送信を中止する。電源接続制御手
段7は、在室者検知手段200からのユーザ在室検知信
号の送信の送信中止時間が、ある規定時間以上になる
と、リレー接点9を開成し、まず、端末機器本体回路6
への電力供給を遮断する。また、ユーザの不在時間が長
くなり、ユーザ在室検知信号の送信中止時間がさらにあ
る規定時間以上になると、リレー接点8を開成し、リモ
コン受信回路5の電力供給を遮断し、リモコン受信回路
5が消費する端末機器の待機時消費電力を削減する。
【0036】以上で説明したように、本発明の第1の実
施の形態のエネルギー管理機能付システムでは、エネル
ギー管理対象である端末機器50が設置された部屋にお
いてユーザが不在の場合は、端末機器50のリモコン受
信回路5への電力供給を遮断する。ここで、端末装置5
0のリモコン受信回路5は、電力供給が遮断されている
ため、リモコン信号の受信および処理はできない。しか
し、ユーザは不在であり端末機器50のリモコン受信回
路5はリモコン信号を受信することはないため、不具合
は生じない。
【0037】一方、ユーザが在室の場合は、端末機器5
0のリモコン受信回路5への電力供給が行われるため、
端末機器50のリモコン受信回路5は、リモコン信号の
受信および処理ができるようになり、例えば端末機器本
体回路6への電力供給ON/OFFの遠隔制御が可能と
なる。
【0038】したがって、ユーザの使い勝手を損なうこ
となく、リモコン受信回路5における待機時消費電力を
削減することができる。
【0039】ここで、端末機器50一台あたりの、端末
機器本体回路6への電力供給がOFF状態における、電
源2の消費電力をW1、通信手段3の消費電力をW2、
電源接続制御手段7の消費電力をW3、在室者検知手段
200の消費電力をW4とする。他方、仮に従来のよう
に、端末機器に通信手段が設けられておらず、かつ端末
機器本体回路への電力供給がOFFの状態であっても、
電源からの電力が常にリモコン受信回路へ供給されてい
るとする。そしてその消費電力をW5とする。さらに、
図1の電源接続制御手段7と、図14のマイコン108
とが、実質上同等の電力を消費するものとする。このと
き、以下に示す(数1)、(数2)が満たされている場
合、上記で説明した端末機器50一台の待機時消費電力
削減効果があらわれる。
【0040】
【数1】 W1+W2+W3+W4<W1+W3+W5
【0041】
【数2】 W2+W4<W5 なお、(数2)は、(数1)を整理したものである。
【0042】次に、複数台(N台)の端末機器を考え
る。なお、以下の説明を簡単にするために、各端末機器
の通信手段とリモコン受信回路の消費電力は端末機器の
種類に依存せず、それぞれW2とW5とする。このと
き、以下に示す(数3)、(数4)が満たされている場
合、複数台の端末機器の待機時消費電力削減効果があら
われる。
【0043】
【数3】 (W1+W2+W3)×N+W4<(W1+
W3+W5)×N
【0044】
【数4】 W2×N+W4<W5×N なお、(数4)は、(数3)を整理したものである。
【0045】上述した(数3)または(数4)より、在
室者検知手段200と連動する端末機器50の台数が多
いほど、従来の端末機器に対して新規に追加する在室者
検知手段の消費電力増量の影響が少なくなり、電力削減
効果が大きくなることがわかる。
【0046】なお、上述した第1の実施の形態では、在
室者検知手段200は、ユーザの不在を検知すると、ユ
ーザ在室検知信号の送信を中止するとしたが、在室者検
知手段200は、ユーザの在室を検知した場合のみユー
ザ在室検知信号を送信するとし、ユーザの不在を検知す
ると、ユーザ不在検知信号を送信するとしてもよい。要
するに、電源接続制御手段7のリレー接点8の開閉制御
によるリモコン受信回路5への電力供給は、在室者検知
手段200によるユーザの在室が検知され、その後ユー
ザの不在が検知されるまでの間行われるようにしさえす
ればよい。
【0047】また、上述した第1の実施の形態では、リ
モコン受信回路5がリモコン4から、端末機器本体回路
6へ電力供給するための信号を受信すると、電源接続制
御手段7がその旨の信号をリモコン受信回路5から受信
し、リレー接点9を閉成するとしたが、リモコン受信回
路5がリモコン4から、端末機器本体回路6へ電力供給
するための信号を受信すると、そのリモコン受信回路5
がリレー接点9を閉成するとしてもよい。要するに、リ
モコン受信回路5がリモコン4から、端末機器本体回路
6へ電力供給するための信号を受信した場合、リレー接
点9が閉成されさえすればよい。
【0048】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態のエネルギー管理機能付システムの構成
を、その動作とともに図3を用いて述べる。
【0049】図3は、本発明の第2の実施の形態のエネ
ルギー管理機能付システムのブロック図である。
【0050】図3において、201は、端末機器50の
使用開始/終了時刻、使用時間などのユーザによる過去
の端末機器50の使用状況に関する情報を記憶し、その
過去の使用状況に関する情報に基づいて、未来における
端末機器50の端末機器本体回路6の使用時刻を予測す
る端末機器使用時刻予測手段であり、必要に応じて端末
機器50に電力供給制御信号を送信するものである。
【0051】また、202は、留守中や食事中や睡眠中
などのユーザの活動状態を検知するユーザ活動状態検知
手段であり、必要に応じて端末機器50に電力供給制御
信号を送信するものである。
【0052】また、203は、ユーザやリモコン4の位
置、動きを検知し、ユーザのリモコン4に対する使用状
態を予想するリモコン使用状態検知手段であり、必要に
応じて端末機器50に電力供給制御信号を送信するもの
である。
【0053】さらに、207は、リモコン4からの電力
供給制御信号を受信し、その電力供給制御信号を端末機
器50に送信するリモコン送受信手段である。
【0054】ここで、1から9は図1を用いて既に説明
したので、説明は省略する。
【0055】以下、本発明の第2の実施の形態の動作を
説明する。
【0056】以下の各説明において、待機時消費電力削
減のため、端末機器50のリモコン受信回路5への電力
供給ONするための指示がなければ、そのリモコン受信
回路5には電力供給されないものとする。
【0057】また、エネルギー管理対象の端末機器50
と、制御機器としての端末機器使用時刻予測手段20
1、ユーザ活動状態検知手段202およびリモコン使用
状態検知手段203とには、通信に必要な情報が登録さ
れており、互いに信号の送受信による通信が可能であ
る。同様に、リモコン送受信手段207にも、通信に必
要な情報が登録されており、端末機器50とリモコン送
受信手段207とは、互いに信号の送受信による通信が
可能である。なお、制御機器がリモコン機能を有するか
否かは問わない。
【0058】さて、第1の実施の形態では、ユーザの在
/不在を人体感知センサなどの在室者検知手段200で
検知して、ユーザの在/不在に応じて、電力供給制御信
号を端末機器50に送信し、その端末機器50のリモコ
ン受信回路5への電力供給を制御するとした。これは、
ユーザの在/不在がユーザによる端末機器50やリモコ
ン4の使用の確率と関連することに基づく。
【0059】そこで、第2の実施の形態では、在室者検
知手段200以外にユーザの端末機器50やリモコン4
使用の確率と関連する制御機器を用いて、それを電力供
給制御信号の信号源とする。
【0060】そして、制御機器から、端末機器50の電
源2とリモコン受信回路5とを電気的に接続させるため
の電力供給制御信号が出力されないときは、第1の実施
の形態におけるユーザが不在である場合と等価であり、
端末機器50は、リモコン4に制御されることはないと
して、端末機器50の電源接続制御手段7はリレー接点
8を開成し、リモコン受信回路5への電力供給を遮断す
る。
【0061】一方、制御機器から、端末機器50の電源
2とリモコン受信回路5とを電気的に接続させるための
電力供給制御信号が出力されたときは、その電力供給制
御信号を受信した端末機器50の電源接続制御手段7
は、リレー接点8を閉成し、リモコン受信回路5への電
力供給を行う。
【0062】例えば、制御機器としてのユーザ活動状態
検知手段202が、エネルギー管理対象である端末機器
50が設置された部屋に設置されており、ユーザが在室
時にユーザの使用確率が高い照明機器であるとする。こ
の場合、ユーザによって照明機器の電源がONされる
と、照明機器は、伝送線1などで接続され、信号の送受
信が可能であるように関連付けられた端末機器50に電
力供給制御信号を送信する。その信号を受信した端末機
器50の電源接続制御手段7は、リレー接点8を閉成し
てリモコン受信回路5に電力供給を行う。
【0063】また、テレビジョンとビデオテープレコー
ダといった、一方の機器がユーザに使用される場合、も
う一方の機器も使用される確率の高い機器同士に対し、
一方を端末機器50とし、他方をユーザ活動状態検知手
段202とし、互いに信号の送受信が可能であるように
関連付ける。例えば、ユーザ活動状態検知手段202が
ビデオテープレコーダであって、端末機器50がテレビ
ジョンであるとすると、ビデオテープレコーダは、電源
がONされると、関連付けられたテレビジョンに電力供
給制御信号を送信するようにする。その結果テレビジョ
ンの電源接続制御手段7は、その電力供給制御信号に基
づいてリレー接点8を閉成し、リモコン受信回路5への
電力供給が行われ、リモコン信号の受信が可能となり、
リモコン4による端末機器本体回路6への電力供給ON
/OFF制御ができるようになる。
【0064】端末機器使用時刻予測手段201は、ユー
ザの毎日の端末機器使用開始/終了時刻、および使用時
間を例えば曜日に対応させたデータとして記録してい
る。
【0065】そして現在時刻が、曜日に応じたデータに
もとづき予想されるユーザの端末機器使用予想時刻にな
ると、端末機器使用時刻予測手段201は、伝送線1を
用いて端末機器50の通信手段3を介して電源接続制御
手段7にトリガ信号となる電力供給制御信号を送信す
る。電力供給制御信号を受信した電源接続制御手段7
は、リレー接点8を閉成し、リモコン受信回路5に電力
供給を行ない、リモコン信号の受信および処理を可能と
する。
【0066】その結果、ユーザが端末機器50をリモコ
ン制御する確率が高い時間帯は、リモコン受信回路5へ
の電力供給を行い、端末機器50のリモコン信号の受信
および処理を可能とし、一方、ユーザが端末機器50を
リモコン制御する確率が低い時間帯には、リモコン受信
回路5への電力供給を遮断して、端末機器50の待機時
消費電力を削減する。つまり、現在時刻が、端末機器使
用時刻予測手段201によって予測された、端末機器本
体回路6の使用時刻と一致するか、またはその一致する
時刻の例えば1分等の所定時間前と一致する場合、端末
機器使用時刻予測手段201は、リモコン受信回路5へ
の電力供給を行うための電力供給制御信号を、端末機器
50の通信手段3を介して電源接続制御手段7に送信す
る。そして、電源接続制御手段7は、受信した電力供給
制御信号に基づいてリレー接点8を閉成し、リモコン受
信回路5に電力供給を行う。また、現在時刻が、端末機
器使用時刻予測手段201によって予測された、端末機
器本体回路6の使用時刻と一致していないか、一致しな
くなった場合、端末機器使用時刻予測手段201は、リ
モコン受信回路5への電力供給を遮断するための電力供
給制御信号を、端末機器50の通信手段3を介して電源
接続制御手段7に送信する。そして、電源接続制御手段
7は、受信した電力供給制御信号に基づいてリレー接点
8を開成し、リモコン受信回路5への電力供給を遮断す
る。
【0067】また、赤外線センサなどの各種センサおよ
び各種センサ信号を処理するマイコンなどから構成され
るリモコン使用状態検知手段203は、各種センサが感
知するユーザやリモコン4の位置、動きの有無から、現
在のユーザのリモコン4の使用状態を予想する。
【0068】端末機器50およびリモコン使用状態検知
手段203は実質上固定されているので、リモコン使用
状態検知手段203に、リモコン使用状態検知手段20
3と端末機器50との距離、およびリモコン使用状態検
知手段203から見た場合の端末機器50の方向をあら
かじめ設定しておくことができる。また、リモコン使用
状態検知手段203に、例えば小型カメラを設置してお
いてリモコン4を常時撮影させる。このようにカメラに
リモコン4を撮影させると、リモコン使用状態検知手段
203は、撮影されたリモコン4の大きさおよび形状等
から、リモコン使用状態検知手段203とリモコン4と
の距離、およびリモコン使用状態検知手段203から見
た場合のリモコン4の方向を知ることができる。例え
ば、撮影された画面内のリモコン4の大きさが小さけれ
ばリモコン使用状態検知手段203とリモコン4との距
離が遠いということであり、また、撮影された画面内に
おけるリモコン4の位置から、リモコン使用状態検知手
段203から見た場合のリモコン4の方向がわかる。そ
して、リモコン使用状態検知手段203は、リモコン使
用状態検知手段203と端末機器50の位置関係と、リ
モコン使用状態検知手段203とリモコン4の位置関係
とから、端末機器50とリモコン4との距離を知る。同
様にして、ユーザと端末機器50との距離を知ることが
できる。
【0069】次に、リモコン使用状態検知手段203
は、ユーザと端末機器50間の距離、あるいはリモコン
4と端末機器50間の距離を、リモコン信号のパワーや
リモコン受信回路5の受信能力やリモコン使用環境等か
ら定まる端末機器50のリモコン信号受信可能距離と比
較する。
【0070】計測値(距離)がリモコン信号受信可能距
離より長い場合、ユーザはリモコン4の使用意志はない
ため、または物理的にリモコン受信回路5はリモコン信
号を受信できないため、リモコン受信回路5はリモコン
信号を受信するために待機する必要はないとリモコン使
用状態感知手段203は判断し、端末機器50に、その
旨の情報としての電力供給制御信号を送信する。電力供
給制御信号を受信した端末機器50の電源接続制御手段
7は、リレー接点8を開成し、リモコン受信回路5の電
力供給を遮断し、待機時消費電力を削減する。
【0071】また、リモコン使用状態検知手段203
は、ユーザやリモコン4の動きの有無をカメラによって
計測し、ユーザやリモコン4の動きが一定時間以上検知
されない場合、端末機器50はリモコン信号を受信する
ために待機する必要はないと判断し、端末機器50にそ
の旨の情報としての電力供給制御信号を送信する。電力
供給制御信号を受信した端末機器50の電源接続制御手
段7は、リレー接点8を開成し、リモコン受信回路5の
電力供給を遮断し、待機時消費電力を削減する。
【0072】一方、リモコン使用状態検知手段203
は、ユーザと端末機器50間の距離、あるいはリモコン
4と端末機器50間の距離の計測値が、リモコン信号受
信可能距離より短くなる、もしくはユーザやリモコン4
の動きを検知すると、リモコン受信回路5への電力供給
を実行するための電力供給制御信号を端末機器50に送
信する。その電力供給制御信号を受信した端末機器50
の電源接続制御手段7は、リレー接点8を閉成し、リモ
コン受信回路5へ電力供給させ、ユーザによるリモコン
制御を可能とする。
【0073】なお、端末機器50とリモコン4との距離
およびリモコン4の動きの有無は、リモコン使用状態検
知手段203に取り付けたカメラで撮影したものから判
断されるばかりではなく、例えばリモコン使用状態検知
手段203に超音波等の電波を発するものを取り付けて
おき、その電波の反射を測定すること等によっても判断
されうる。その他、公知の技術によって判断されうる。
【0074】ユーザ活動状態検知手段202は、留守や
食事中や睡眠中などのユーザの活動状態を検出する手段
である。ユーザ活動状態検知手段202は、例えば家の
玄関や部屋の扉や窓のロック状態、水道やガスの元栓の
開閉状態、水道メータやガスメータや電力メータの値の
変化の状態をモニタし、モニタした各状態の組み合わせ
からユーザの留守を検知する。
【0075】そして、ユーザ活動状態検知手段202
は、上記の方法からユーザの留守を検知すると、端末機
器50に電力供給制御信号を送信する。電力供給制御信
号を受信した端末機器50の電源接続制御手段7は、リ
レー接点8を開成してリモコン受信回路5への電力供給
を遮断する。
【0076】また、ユーザ活動状態検知手段202は、
例えばベッドに対する荷重を計測しユーザがベッドに横
になっていることを検知するベッドセンサやベッドに横
になっているユーザの動きを検知する赤外センサの検知
信号に基づき、ユーザの睡眠を検知する。
【0077】そして、ユーザ活動状態検知手段202
は、上記の方法からユーザの睡眠を検知すると、端末機
器50に電力供給制御信号を送信する。電力供給制御信
号を受信した端末機器50の電源接続制御手段7は、リ
モコン受信回路5への電力供給を遮断する。
【0078】このように、ユーザ活動状態検知手段20
2は、ユーザの活動状態を検知して、端末機器50がユ
ーザによってリモコン制御される確率が高い場合は、リ
モコン受信回路5へ電力供給してリモコン制御可能と
し、一方リモコン制御される確率が低い場合は、リモコ
ン受信回路5への電力供給を遮断して、端末機器50の
待機時消費電力を削減させる。
【0079】また、リモコン4内部に、リモコン4本体
から例えば1m等の所定の範囲内における人の存在を検
知する人検知手段を組み込んでおき、その人検知手段に
よって、人の存在が検知された、検知されている、検知
されなくなった、または検知されていないという条件に
基づいて、電力供給制御信号をリモコン送受信手段20
7に送信させる。例えば、リモコン4本体から1mの範
囲内において人の存在が検知された場合、リモコン4
に、リモコン送受信手段207に対して、端末機器50
のリレー接点8を閉成させるための電力供給制御信号を
送信させる。または、リモコン4本体から1mの範囲内
において人の存在が検知されなくなった場合には、リモ
コン4に、リモコン送受信手段207に対して、端末機
器50のリレー接点8を開成させるための電力供給制御
信号を送信させる。いずれにしても、リモコン送受信手
段207がリモコン4からの電力供給制御信号を受信し
た場合、リモコン送受信手段207に、リモコン4から
の電力供給制御信号を端末機器50に送信させる。そし
て、端末機器50の電源接続制御手段7に、その電力供
給制御信号にしたがってリレー接点8を開閉させる。こ
の場合、端末機器50と同様な複数の端末機器が伝送線
1に、端末機器50と並列的に接続されているときに、
各端末機器のリモコン受信回路5の待機時消費電力を削
減することができる。
【0080】さらには、リモコン4内部に、リモコン4
本体の動きを検知するリモコン本体動作検知手段を組み
込んでおき、そのリモコン本体動作検知手段に、リモコ
ン4本体の動きを検知させる。そして、リモコン本体動
作検知手段が、リモコン4が動いているか否か、または
リモコン4が静止している場合の静止時間があらかじめ
決められた時間以上であるか否かを検知したという条件
に基づいて、リモコン4に電力供給制御信号をリモコン
送受信手段207に送信させる。例えば、リモコン4本
体の動きが検知された場合、または検知されている場
合、リモコン4に、リモコン送受信手段207に対し
て、端末機器50のリレー接点8を閉成させるための電
力供給制御信号を送信させる。または、リモコン4が静
止しており、その静止時間が例えば30分等のあらかじ
め決められた時間を超えたことが検知された場合には、
リモコン4に、リモコン送受信手段207に対して、端
末機器50のリレー接点8を開成させるための電力供給
制御信号を送信させる。いずれにしても、リモコン送受
信手段207がリモコン4からの電力供給制御信号を受
信した場合、リモコン送受信手段207に、リモコン4
からの電力供給制御信号を端末機器50に送信させる。
そして、端末機器50の電源接続制御手段7に、その電
力供給制御信号にしたがってリレー接点8を開閉させ
る。この場合も、端末機器50と同様な複数の端末機器
が伝送線1に、端末機器50と並列的に接続されている
ときに、各端末機器のリモコン受信回路5の待機時消費
電力を削減することができる。
【0081】なお、第1の実施の形態で取り上げた在室
者検知手段200と、上記の端末機器使用時刻予測手段
201やリモコン使用状態検知手段203とを併用して
もよい。
【0082】例えば、端末機器使用時刻予測手段201
に登録されている、ユーザの端末機器使用開始時刻にも
とづいて計算される予想使用開始時刻になっても、在室
者検知手段200がユーザの在室を検知しなければ、電
源接続制御手段7はリモコン受信回路5への電力供給を
遮断するものとすると、端末機器使用時刻予測手段20
1単独の場合よりも、端末機器50の待機時消費電力を
削減することが可能となる。
【0083】また、端末機器使用時刻予測手段201に
登録されている、ユーザの端末機器使用終了時刻にもと
づいて計算される予想使用終了時刻になる前の時点で、
在室者検知手段200がユーザの在室を検知しなけれ
ば、電源接続制御手段7はリレー接点9を開成し、端末
機器本体回路6への電力供給を遮断する。さらにそれか
らある一定時間以上、在室者検知手段200がユーザの
在室を検知しなければ、電源接続制御手段7はリレー接
点8を開成し、リモコン受信回路5への電力供給も遮断
するとしてもよい。
【0084】このようにすると、端末機器使用時刻予測
手段201単独の場合よりも、ユーザの使い勝手を損な
うことなく、端末機器50の待機時消費電力を削減でき
る。
【0085】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態のエネルギー管理機能付システムの構成
を、その動作とともに図4を用いて述べる。
【0086】図4は、本発明の第3の実施の形態のエネ
ルギー管理機能付システムのブロック図である。
【0087】第3の実施の形態では、エネルギー管理対
象の端末機器は、端末機器50以外にも家庭内に複数設
置されており、端末機器50とは別の端末機器として、
端末機器204および205を用いる。端末機器204
および205それぞれは、端末機器50と実質上同等の
構成要素によって構成されるものとし、また、端末機器
50と同様に伝送線1に接続されているとする。そし
て、端末機器50、204および205は、通信機能を
有する電力管理手段によって、電力消費量の監視や、端
末機器内の端末機器本体回路6への電力供給ON/OF
F制御などのエネルギー管理がされているものとする。
なお、図4では、電力管理手段として、電力管理装置3
00およびセンター装置301が該当する。
【0088】ここで、1から9は図1を用いて既に説明
したので、説明は省略する。
【0089】さて、電力管理手段としては、上述したよ
うに、各家庭に設置される通信機能を有する電力管理装
置300が考えられる。
【0090】この電力管理装置300は、家庭内の端末
機器50、204および205の総電力消費量を計測監
視しており、総電力消費量がある規定値(例えば、電力
会社との契約電力量やブレーカの遮断値)を越える直前
に、所定の閾値を超えた場合、または所定の閾値以上に
なった場合、現在端末機器本体回路6への電力供給はO
FF状態だがリモコン受信回路5には電力が供給されて
いる端末機器に対して、電力管理装置300は、優先的
にリモコン受信回路5の電力供給制御信号を送信し、リ
モコン受信回路5への電力供給を遮断する。
【0091】ここで、ユーザの使い勝手を考慮して、あ
らかじめユーザがリモコン受信回路5の電力供給制御信
号が送信される端末機器の優先順位を電力管理装置30
0に登録できるようにしてもよい。また、電力管理装置
300は、全ての端末機器の電源接続制御手段7に対し
て電力供給制御信号を送信し、全ての端末機器のリモコ
ン受信回路5への電力供給を遮断するとしてもよい。
【0092】ところで、リモコン受信回路5への電力供
給が遮断され、リモコン4による端末機器本体回路6へ
の電力供給ON制御ができなくなった端末機器を使用す
る際、ユーザはその端末機器に設けられたスイッチを手
動によって操作することでリモコン受信回路5に電力供
給するようにし、リモコン制御可能としなければならな
いが、リモコン受信回路5が消費する待機時消費電力を
削減できる。
【0093】次に、電力管理手段の別の例としては、ユ
ーザの端末機器を遠隔制御することで、例えば夏季の電
力ピークロードを減少させるDSM(Demand Side Mana
gement)を実行する電力会社などのセンター装置301
が考えられる。この場合、端末機器50、204および
205それぞれは、同一の家庭に設けられたものではな
く、別々の家庭に設けられているとする。また以下の説
明の便宜上、各家庭には、それぞれ1つの端末機器のみ
が設置されているものと仮定する。
【0094】さて近年、特に空気調和機の使用によって
夏季のピークロード時の電力需要が急速に増加してお
り、電力会社の電力供給能力は限界に近づいている。し
かし夏季のピークロード時の電力需要に対応するためだ
けに新たな発電所を建設するのは、発電所の稼働率が低
くなり効率的でない。また環境問題が大きな社会問題と
なっている今日、新たな発電所の建設は困難になってき
ている。
【0095】そこで新たな発電所を建設する代わりに、
ユーザの端末機器(電気機器)をセンター装置301か
ら遠隔制御してピークロードを減少させるDSM(Dema
nd Side Management)の考え方が注目されてきている。
【0096】電力会社のセンター装置301は、例えば
夏季において電力供給している各ユーザの総電力消費量
が発電所の最大可能発電量に近づき、所定の閾値を超え
た場合、または所定の閾値以上になった場合、DSMに
よるピークロードの軽減を決定し、各家庭の端末機器ま
たは端末機器を制御する電力管理装置300に電力削減
信号を伝送線1を介して送信する。
【0097】ここで、各端末機器の電源接続制御手段7
は、センター装置301から直接、または電力管理装置
300を介して、電力削減信号を入力すると、リレー接
点8を開成してリモコン受信回路5への電力供給を遮断
し、リモコン受信回路5が消費する待機時消費電力を削
減する。したがって、センター装置301からDSMに
よる電力削減信号を受信すると、端末機器のリモコン受
信回路5への電力供給を遮断することで、待機時消費電
力を削減でき、ピークロードを軽減できる。
【0098】センター装置301はさらに電力消費量を
削減する必要があると判断すると、再度電力削減信号を
送信する。端末機器がセンター装置301から直接、ま
たは電力管理装置300を介して、電力削減信号を入力
すると、電源接続制御手段7は、電源2と端末機器本体
回路6間のリレー接点9を開成し、端末機器本体回路6
への電力供給を遮断して電力消費量をさらに削減する。
【0099】このように、第3の実施の形態では、各端
末機器の消費電力が電力会社との契約電力量やブレーカ
の遮断値を越えないように、またDSMによるセンター
装置301からの電力削減信号に応じて、各端末機器が
消費する待機時消費電力を削減することができる。
【0100】なお、上述した第3の実施の形態では、端
末機器は、端末機器50、20および205の3台用い
るとしたが、端末機器は、複数でありさえすればよく、
3台に限定することはない。
【0101】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態のエネルギー管理機能付システムの構成
を、その動作とともに図5を用いて述べる。
【0102】図5は、本発明の第4の実施の形態のエネ
ルギー管理機能付システムのブロック図である。
【0103】第4の実施の形態では、図5に示すよう
に、エネルギー管理対象の端末機器は、端末機器50、
204および205というように家庭内に3台設置され
ているものとする。端末機器204および205それぞ
れは、端末機器50と実質上同等の構成要素によって構
成されるものとし、また、端末機器50と同様に伝送線
1に接続されているものとする。なお、端末機器は、複
数でありさえすれば3台に限定されない。
【0104】さてその図5において、400はリモコン
受信代行装置であり、家庭内に一台のみ設置され、各端
末機器のリモコン受信回路5への電力供給を制御するも
のであって、伝送線1に接続され常時電力供給されてい
る。なお、請求項9の制御指示入力手段の一例としてリ
モコン受信代行装置400が該当する。
【0105】一方、各端末機器50、204および20
5においては、待機時消費電力削減のため、リモコン受
信回路5への電力供給を行うための制御がなければ、リ
モコン受信回路5への電力供給が遮断されており、リモ
コン制御は不可能となっている。
【0106】ここで、1から9は図1を用いて既に説明
したので、説明は省略する。
【0107】さて、リモコン受信代行装置400は、通
信相手先アドレスなどが登録されており、ユーザがリモ
コン4で指定する端末機器に対して伝送線1を介して電
力供給制御信号を送信することができるように各種通信
設定がなされている。
【0108】ユーザは電力供給制御信号と、その電力供
給制御信号の送信先の端末機器を指定する相手先アドレ
スとを含む信号をリモコン4を用いて、リモコン受信代
行装置400に送信する。リモコン4から電力供給制御
信号を受信したリモコン受信代行装置400は、伝送線
1を介して電力供給制御信号を相手先アドレスで指定さ
れた端末機器に送信する。電力供給制御信号を受信した
端末機器における電源接続制御手段7は、電源2とリモ
コン受信回路5間のリレー接点8を閉成してリモコン受
信回路5への電力供給が行われるようして、電力供給制
御信号を受信した端末機器の端末機器本体回路6への電
力供給ON/OFF制御などのリモコン制御を可能とす
る。
【0109】つまり、リモコン受信代行装置400は、
電源2とリモコン受信回路5とを電気的に接続させるた
めの制御指示を入力した場合、または入力している場
合、その制御指示を、全部または一部の端末機器の電源
接続制御手段7に出力し、電源接続制御手段7はリレー
接点8を閉成して、リモコン受信回路5への電力供給を
行う。
【0110】それに対して、リモコン受信代行装置40
0は、電源2とリモコン受信回路5との電気的な接続を
遮断させるための制御指示を入力した場合、または入力
している場合、もしくは電源2とリモコン受信回路5と
を電気的に接続させるための制御指示を入力しなくなっ
た、または入力していない場合、その旨の情報を、全部
または一部の端末機器の電源接続制御手段7に出力し、
電源接続制御手段7はリレー接点8を開成して、リモコ
ン受信回路5への電力供給を遮断する。
【0111】このように、ある特定の端末機器の電源2
とリモコン受信回路5間のリレー接点8を開閉させる命
令を含むリモコン信号を一括して代行受信するリモコン
受信代行装置400を家庭内に設け、リモコン受信代行
装置400以外の複数台ある端末機器のリモコン受信回
路5への電力供給を制御することで、ユーザの使い勝手
を損なうことなく、端末機器のリモコン受信回路5の待
機時消費電力を削減できる。
【0112】(第5の実施の形態)次に、本発明の第5
の実施の形態のエネルギー管理機能付システムの構成
を、その動作とともに図6および7を用いて述べる。
【0113】図6は、本発明の第5の実施の形態のエネ
ルギー管理機能付システムのブロック図である。
【0114】ここで、1から9、および200は図1を
用いて既に説明したので、説明は省略する。
【0115】ところで、上述した第1から第4の実施の
形態では、端末機器本体回路6とリモコン受信回路5へ
の電力供給を制御する電源接続制御手段7は、端末機器
50本体に組み込まれているとした。
【0116】しかし、電源接続制御手段7を端末機器5
0以外の独立した装置に設けても、端末機器50の待機
時消費電力を削減できる。
【0117】すなわち図6に示すように、伝送線1と端
末機器51間に接続して伝送線1および端末機器51か
らの信号を送受信し、またその信号の送受信を制御する
機能を有する通信モデム500(電灯線モデム500)
に電源接続制御手段7を設けてもよい。
【0118】例えば、電灯線を伝送線1とした端末機器
51の通信に必要となる電灯線搬送用通信モデムに電源
接続制御手段7を設けることで、端末機器51のリモコ
ン受信回路5が消費する待機時消費電力を削減できる。
【0119】さて、電源接続制御手段7には常時電力を
供給する必要があり、端末機器それぞれが電源接続制御
手段7を有する場合、端末機器の台数分だけ電源接続制
御手段7の待機時消費電力の総電力量は大きくなる。
【0120】そこで、図7に示すように複数台(N台)
の端末機器の電源接続を一括して制御するとともに、通
信手段を有する電源接続制御手段502を端末機器52
以外の一台の独立した装置に設ける。この電源接続制御
手段502は、在室者検知手段200に代表される制御
機器から送信される、トリガ信号となる電力供給制御信
号に応じて複数台の端末機器52、214および215
における電源2とリモコン受信回路5間のリレー接点8
の開成および閉成を一括制御する。その結果、端末機器
が複数台存在するとしても、電源接続制御手段7の電力
消費量は端末機器一台分に削減される。
【0121】ここで、第1の実施の形態で述べたよう
に、各端末機器の、端末機器本体回路6への電力供給が
OFFの状態における、電源2の消費電力をW1、通信
手段3の消費電力をW2とし、常時電力供給されている
電源接続制御手段502の消費電力をW3、在室者検知
手段200の消費電力をW4とする。他方、仮に従来の
ように、端末機器に通信手段が設けられておらず、かつ
端末機器本体回路への電力供給がOFFの状態であって
も、電源からの電力が常にリモコン受信回路へ供給され
ているとする。そしてその消費電力をW5とする。さら
に、図7の電源接続制御手段502と、図14のマイコ
ン108とが、実質上同等の電力を消費するものとす
る。このとき、以下に示す(数5)が満たされている場
合、上記で説明した複数台の端末機器の待機時消費電力
削減効果があらわれる。
【0122】
【数5】 W2×N+W3+W4<(W3+W5)×N また、電源接続制御手段502によって電力供給が一括
制御される端末機器が増えるほど、待機時消費電力削減
の効果があらわれる。
【0123】なお、上述した第5の実施の形態では、各
端末機器52、214および215の、リモコン受信回
路5への電力供給を制御するための制御機器として在室
者検知手段200を用いたが、制御機器としてユーザ活
動状態検知手段202を用いてもよい。
【0124】(第6の実施の形態)次に、本発明の第6
の実施の形態のエネルギー管理機能付システムの構成
を、その動作とともに図8を用いて述べる。
【0125】図8は、本発明の第6の実施の形態のエネ
ルギー管理機能付システムのブロック図である。
【0126】図8において、600は自己の端末機器5
3、あるいは同一の伝送線1に接続された他の端末機器
224、225の作動状態(例えば、各端末機器の端末
機器本体回路6への電力供給ON/OFF状態や、タイ
マによる作動か、ユーザの手動による通常運転か)を検
出する作動状態検出手段である。
【0127】ここで、1から9は図1を用いて既に説明
したので、説明は省略する。
【0128】また、端末機器224および225それぞ
れは、端末機器53と実質上同等の構成要素によって構
成されるものとする。
【0129】端末機器が空気調和機やテレビジョンの場
合において、その端末機器の作動状態検出手段600は
ある決まった周期で、現在の自己の作動状態を検出す
る。そして、作動状態検出手段600は、現在の自己の
作動状態として、決まった時間経過するとタイマによっ
て自動的に電源ONまたはOFFとなり作動が開始また
は停止する、めざましモードまたはおやすみモードであ
ると検出すると、電力供給制御信号を電源接続制御手段
7に送信してリモコン受信回路5の電力供給を遮断す
る。なぜなら、端末機器がめざましモードまたはおやす
みモードの場合、ユーザは睡眠中の確率が高く、端末機
器はリモコン信号を受信する必要がないためである。
【0130】なお、上記では端末機器の作動状態検出手
段600がある決まった周期で、現在の自己の作動状態
を検出するとしたが、ユーザによって通常の作動状態か
らめざましモードまたはおやすみモードのタイマ作動状
態に切り替えられた時点で、作動状態検出手段600が
現在の作動状態を通知され、電力供給制御信号を電源接
続制御手段7に送信するようにしてもよい。
【0131】また、空気調和機やテレビジョン以外のそ
の他の端末機器、例えば扇風機やビデオテープレコーダ
などの空気調和機やテレビジョン作動時に同時に作動す
る確率の高い端末機器の作動状態検出手段600は、周
期的にそれぞれ空気調和機やテレビジョンの作動状態を
検出する。
【0132】そして空気調和機やテレビジョンの作動状
態がめざましモードまたはおやすみモードであることを
検出すると、自己の電源接続制御手段7に電力供給制御
信号を送信して、リモコン受信回路5の電力供給を遮断
する。
【0133】本実施の形態では、自己あるいは自己の作
動状態と関連する他の端末機器の作動状態を検出して、
検出した作動状態からユーザによってリモコン制御され
る確率が低いと判定すると、リモコン受信回路5への電
力供給を遮断して待機時消費電力を削減する。
【0134】なお、上述した第6の実施の形態では、図
8に示すように、作動状態検出手段600は、各端末機
器内部に組み込まれるとしてもよいし、作動状態検出手
段600を、端末機器外部に設けるとしてもよい。
【0135】また、上述した第6の実施の形態における
各端末機器には、端末機器本体回路6が所定の時刻に本
来の機能を実現するための所定の機能実現時刻を入力す
る機能実現時刻入力手段を設ける必要がある。つまり、
めざましモードおよび/またはおやすみモードを入力す
ることができる機能実現時刻入力手段を設ける必要があ
る。その機能実現時刻入力手段は、端末機器本体回路6
内に設けるとしてもよい。
【0136】(第7の実施の形態)次に、本発明の第7
の実施の形態のエネルギー管理機能付システムの構成
を、その動作とともに図9を用いて述べる。
【0137】図9は、本発明の第7の実施の形態のエネ
ルギー管理機能付システムのブロック図である。
【0138】図9において、700はタイマ回路であ
る。
【0139】ここで、1から9は図1を用いて既に説明
したので、説明は省略する。
【0140】さて、タイマ回路700は、ある周期で電
源接続制御手段7に信号を出力して、リモコン受信回路
5への電力供給の遮断を周期的に行ない、リモコン受信
回路5が消費する待機時消費電力を軽減する。つまり、
タイマ回路700は、電源2とリモコン受信回路5との
間のリレー接点8を開成するための電力供給制御信号
と、電源2とリモコン受信回路5との間のリレー接点8
を閉成するための電力供給制御信号とを、例えば30秒
という決まった周期で交互に出力する。その結果、リモ
コン受信回路5には、周期的にしか電力供給されないこ
とになる。このようにして、リモコン受信回路5が消費
する待機時消費電力を軽減する。
【0141】なお、リモコン受信回路5への電力供給の
遮断周期は、第2の実施の形態の端末機器使用時刻予測
手段201やリモコン使用状態検知手段203や、第6
の実施の形態の作動状態検出手段600とからの信号に
応じて決定されるとしてもよい。例えば、端末機器使用
時刻予測手段201、リモコン使用状態検知手段203
または作動状態検出手段600からの信号からユーザの
端末機器54のリモコン制御の確率が高いと判断した場
合は、リモコン受信回路5への電力供給時間を長くす
る。一方、ユーザの端末機器54のリモコン制御の確率
が低いと判断した場合は、リモコン受信回路5への電力
供給時間を短くする。そうすることで、さらにユーザの
使い勝手を損なうことなく、端末機器54の待機時消費
電力を削減することができる。
【0142】また、上述した第7の実施の形態では、図
9に示すように、タイマ回路700は、端末機器54内
部に組み込まれるとしてもよいし、タイマ回路700
を、端末機器54外部に設けるとしてもよい。
【0143】(第8の実施の形態)次に、本発明の第8
の実施の形態のエネルギー管理機能付システムの構成
を、その動作とともに図10を用いて述べる。
【0144】図10は、本発明の第8の実施の形態のエ
ネルギー管理機能付システムのブロック図である。
【0145】ここで、1から9は図1を用いて既に説明
したので、説明は省略する。
【0146】上述した第7までの実施の形態では、電源
2とリモコン受信回路5間のリレー接点8は、半導体素
子のサイリスタ・スイッチなどで構成され、電源接続制
御手段7または502からの出力信号によって電気的に
開閉制御される。また、電力供給制御信号を処理するた
めに電源接続制御手段7または502には常時電力が供
給されなければならなかった。
【0147】本実施の形態では、電源2とリモコン受信
回路5とを電気的に接続する手段として、リレー接点8
となるサイリスタ・スイッチを用いず、電力を消費せ
ず、電気信号によらずに開閉制御される非電気スイッチ
800を用いる。つまり、リレー接点8を非電気スイッ
チ800に置き換える。
【0148】例えば、この非電気スイッチ800とし
て、ユーザが手動によってリレー接点を押圧し機械的に
接触/非接触することで、リレー接点の導通/非導通が
制御できるスイッチを考える。
【0149】ここで、通常は、非電気スイッチ800は
開成されており、リモコン受信回路5への電力供給を遮
断して待機時消費電力を削減する。一方、ユーザはリモ
コン4で端末機器本体回路6のON/OFF制御を実行
したい時に、ユーザ本人が非電気スイッチ800を手動
で押圧してリモコン受信回路5に電力供給を行ない、端
末機器本体回路6をリモコン制御可能にする。このよう
に電源2とリモコン受信回路5間のリレー接点を非電気
スイッチ800にすることでユーザ本人がリレー接点を
押圧する必要が生じるが、電力供給制御信号の信号源は
要らなくなり、またこの信号源が消費する電力を削減で
きる。
【0150】また、電源接続制御手段7と電源2間に非
電気スイッチ800と連動して開閉成するように構成さ
れた非電気スイッチ801を新たに設ける。そしてリモ
コン受信回路5と電源2間の非電気スイッチ800が開
成されている場合は、電源接続制御手段7と電源2間の
非電気スイッチ801も開成状態にして電源接続制御手
段7への電力供給を遮断して、電源接続制御手段7の待
機時消費電力を削減する。
【0151】一方、ユーザによってリモコン受信回路5
と電源2間の非電気スイッチ800が押圧、閉成される
と、連動して電源接続制御手段7と電源2間の非電気ス
イッチ801も閉成され、電源接続制御手段7は電力供
給され、端末機器本体回路6への電力供給が制御可能と
なる。
【0152】このようにして電源接続制御手段7と電源
2間に非電気スイッチ800と連動して開閉成するよう
に構成された非電気スイッチ801を新たに設けること
で、電源2とリモコン受信回路5間のリレー接点のみを
非電気スイッチにした場合よりも端末機器55の待機時
消費電力は削減できる。
【0153】(第9の実施の形態)次に、本発明の第9
の実施の形態のエネルギー管理機能付システムの構成
を、その動作とともに図11および12を用いて述べ
る。
【0154】通常テレビジョン受像機などの電源回路
は、動作時100〜200Wの出力時に最大変換効率が
得られるように設計されている。その動作時とは、テレ
ビジョンの場合、電源本体のスイッチが入った通常のO
N状態(メイン電源ON)であり、画像および音声を出
力している状態のときであって、逆に、非動作時とは、
電源本体のスイッチは入っているが、リモコンでOFF
状態(メイン電源OFF状態)となっており、画像およ
び音声を出力していない状態のときである。
【0155】したがって、メイン電源OFF状態で、リ
モコン受信回路5における本来の消費電力が0.5W程
度の場合でも、電源回路の電力の変換効率が低いため、
メイン電源においては、2W程度の電力が消費される。
【0156】このようなメイン電源の変換効率に依存す
る電力損失も端末機器の待機時消費電力となる。
【0157】この電力損失を削減する手段として、従
来、図11に示すように、端末機器本体回路6を作動さ
せるメイン電源10と、リモコン受信回路5や電源接続
制御手段7といった低電力消費回路に電力を供給するサ
ブ電源11とを設け、サブ電源11を低電力消費回路用
に設計して電力変換効率を改善することで、機器の待機
時消費電力を削減するという方法がある。
【0158】このような端末機器本体回路6に対するメ
イン電源10と、リモコン受信回路5に対するサブ電源
11を電力変換効率改善のために別々に設けた端末機器
56に対しても、図12に示すような構成にすること
で、リモコン受信回路5の待機時消費電力を削減または
軽減するという効果は同様に得られる。
【0159】また、サブ電源11をメイン電源10から
適宜充電される二次電池やスーパーキャパシタと呼ばれ
る、活性炭が内部に充填された大容量のコンデンサに置
き換え、リモコン受信回路5などの低電力消費回路に電
力供給してもよい。その結果、端末機器57を外側から
見れば待機時消費電力を実質的に0Wとすることができ
る。
【0160】(第10の実施の形態)次に、本発明の第
10の実施の形態のエネルギー管理機能付システムの構
成を、その動作とともに図13を用いて述べる。
【0161】図13は、本発明の第10の実施の形態の
エネルギー管理機能付システムのブロック図である。
【0162】図13において、1000および1001
は、リモコン制御状態通知手段であり、端末機器58へ
のリモコン制御が可能であるか否かや、端末機器58が
リモコン信号を受信した際にリモコン信号を受信した旨
をユーザに明示するものである。
【0163】端末機器58におけるリモコン制御状態通
知手段1000は、電源接続制御手段7や、端末機器使
用時刻予測手段201や、ユーザ活動状態検知手段20
2や、リモコン使用状態検知手段203と、伝送線1も
しくは信号線で接続されている。
【0164】また、リモコン40におけるリモコン制御
状態通知手段1001は、端末機器58の通信手段3を
介して赤外線によって送信された端末機器58における
リモコン制御状態通知手段1000が記憶する各種情報
を記憶し、必要時にユーザおよびリモコン40に通知す
る。
【0165】例えば、端末機器58やリモコン40のリ
モコン制御状態通知手段1000、1001として、電
池で駆動される液晶などの表示パネルやLEDを設け
る。そして、リモコン制御状態通知手段1000は、現
在リモコン受信回路5は電力供給されているためリモコ
ン制御が可能である旨を電源接続制御手段7の状態から
判定すると、リモコン受信回路5の通電と連動するLE
Dの点灯でユーザに通知する。または、リモコン制御状
態通知手段1000は、音を用いて、リモコン受信回路
5へ電力供給されていることを、ユーザに通知してもよ
い。さらに、リモコン制御状態通知手段1000は、リ
モコン40のリモコン制御状態通知手段1001にも赤
外光等利用して、リモコン受信回路5へ電力供給されて
いることを通知する。
【0166】また、リモコン制御状態通知手段1000
は、リモコン制御が可能な時刻や、今からあとどのくら
いの時間リモコン制御が可能であるかを端末機器使用時
刻予測手段201のデータから判定して、表示パネルで
ユーザに通知する。また、端末機器58のリモコン受信
回路5がリモコン信号を受信した際に、そのリモコン受
信回路5でのリモコン信号の処理と連動するLEDの点
灯や音声表示によってリモコン信号を受信したことをユ
ーザに通知し、ユーザが端末機器58におけるリモコン
信号受信の確認ができるようにする。
【0167】また、リモコン40のリモコン制御状態通
知手段1001は、端末機器58のリモコン制御状態通
知手段1000からの情報に基づいて、リモコン受信回
路5へ電力供給されているということや、リモコン制御
が可能な時刻や、今からあとどのくらいの時間リモコン
制御が可能であるのかといったことも明示する。その明
示は、視覚的または、音を用いて聴覚的に行うものとす
る。さらに、リモコン40のリモコン制御状態通知手段
1001は、端末機器58のリモコン受信回路5がリモ
コン信号を受信したさいに、その旨の情報を端末機器5
8のリモコン制御状態通知手段1000を介して入力
し、その情報を明示する。
【0168】その結果、ユーザは、リモコン受信回路5
は電力供給されておりリモコン40によるON/OFF
制御が可能か否か、また、ユーザ自らリモコン40を押
して送信したリモコン信号を端末機器58が受信したこ
とをその場で目や耳で確認できるという効果がある。
【0169】特に、第7の実施の形態で説明したよう
に、リモコン受信回路5への電力供給をタイマ回路70
0を用いて時間的に制御する場合、上述のようにユーザ
が現在リモコン制御が可能か否か確認できることは不可
欠である。
【0170】なお、上述した第10の実施の形態では、
端末機器58のリモコン制御状態通知手段1000は、
端末機器使用時刻予測手段201や、ユーザ活動状態検
知手段202や、リモコン使用状態検知手段203から
の情報に基づいて、リモコン受信回路5へ電力供給され
ているということなどの情報を、ユーザやリモコン40
に通知するとした。しかしながら、端末機器58のリモ
コン制御状態通知手段1000は、在室者検知手段20
0や、リモコン受信代行装置400等の制御機器からの
情報に基づいて、リモコン受信回路5へ電力供給されて
いるということなどの情報を、ユーザやリモコン40に
通知するとしてもよい。
【0171】また、上述の各実施の形態の説明におい
て、在室者検知手段200や、端末機器使用時刻予測手
段201や、ユーザ活動状態検知手段202などの制御
機器は、伝送線1を介してエネルギー管理対象の端末機
器に接続されるとしたが、伝送線1に接続されると限定
するものではない。制御機器が伝送線1に接続されない
場合、制御機器は、送信すべき情報を、電波や赤外線な
どの無線で送受信を行うとしてもよい。
【0172】また、上述の各実施の形態の説明におい
て、在室者検知手段200や、端末機器使用時刻予測手
段201や、ユーザ活動状態検知手段202などの制御
機器は、伝送線1を介してエネルギー管理対象の端末機
器に接続されるとしたが、制御機器は、端末機器本体に
組み込まれていてもよい。
【0173】さらに、上述の各実施の形態の説明におい
て、端末機器の電源2は伝送線1を介して商用電源に接
続されるとしたが、電源2は各種電池から電力を供給さ
れるとしてもよい。
【0174】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、ユーザの使い勝手を損なうことなく、待
機時消費電力を削減することができるエネルギー管理機
能付システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のエネルギー管理機
能付システムのブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態のエネルギー管理機
能付システムの動作手順を示すフローチャート
【図3】本発明の第2の実施の形態のエネルギー管理機
能付システムのブロック図
【図4】本発明の第3の実施の形態のエネルギー管理機
能付システムのブロック図
【図5】本発明の第4の実施の形態のエネルギー管理機
能付システムのブロック図
【図6】本発明の第5の実施の形態のエネルギー管理機
能付システムのブロック図
【図7】図6とは別の、本発明の第5の実施の形態のエ
ネルギー管理機能付システムのブロック図
【図8】本発明の第6の実施の形態のエネルギー管理機
能付システムのブロック図
【図9】本発明の第7の実施の形態のエネルギー管理機
能付システムのブロック図
【図10】本発明の第8の実施の形態のエネルギー管理
機能付システムのブロック図
【図11】従来のリモコン機能を有する電子機器の一例
を示すブロック図
【図12】本発明の第9の実施の形態のエネルギー管理
機能付システムのブロック図
【図13】本発明の第10の実施の形態のエネルギー管
理機能付システムのブロック図
【図14】従来のリモコン機能を有する電子機器の一例
としてのビデオカセットレコーダのブロック図
【符号の説明】
1 伝送線 2 電源 3 通信手段 4 リモコン 5 リモコン受信回路 6 端末機器本体回路 7 電源接続制御手段 8 リレー接点 9 リレー接点 10 メイン電源 11 サブ電源 40 リモコン 50 端末機器 51 端末機器 52 端末機器 53 端末機器 54 端末機器 55 端末機器 56 端末機器 57 端末機器 58 端末機器 100 電源 101 リレー接点 102 チューナ部 103 映像処理部 104 音声処理部 105 リレー接点 106 デッキ 107 マイコン 108 マイコン 109 リモコン受光部 110 リモコン 200 在室者検知手段 201 端末機器使用時刻予測手段 202 ユーザ活動状態検知手段 203 リモコン使用状態検知手段 204 端末機器 205 端末機器 207 リモコン送受信手段 214 端末機器 215 端末機器 224 端末機器 225 端末機器 300 電力管理装置 301 センター装置 400 リモコン受信代行装置 500 電灯線モデム(通信モデム) 501 電源 502 電源接続制御手段 600 作動状態検出手段 700 タイマ回路 800 非電気スイッチ 801 非電気スイッチ 1000 リモコン制御状態通知手段 1001 リモコン制御状態通知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 幸治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 新谷 保之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B011 DB11 DC07 EA10 KK01 LL11 MB11 5G064 AA02 AB01 AC06 CB12 DA07 5G065 AA01 DA06 EA06 GA06 GA07 JA07 KA01 KA02 KA04 KA05 KA08 LA07 MA07 MA10

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末機器と、その端末機器に所定の電力
    供給制御信号を送信する制御機器と、前記端末機器に所
    定の信号を無線で送信するリモコンとを備え、 前記端末機器は、電力を出力する電源と、前記リモコン
    からの信号を受信するリモコン受信回路と、前記端末機
    器本来の機能を実現する端末機器本体回路と、前記電源
    と前記リモコン受信回路とを電気的に接続するか否かを
    選択する第1選択手段と、前記電源と前記端末機器本体
    回路とを電気的に接続するか否かを選択する第2選択手
    段と、前記電源に接続され、少なくとも前記第1選択手
    段の選択を制御する電源接続制御手段とを有し、 前記制御機器は、所定の条件に基づいて、前記電力供給
    制御信号を前記電源接続制御手段に出力し、前記電源接
    続制御手段は、その電力供給制御信号にしたがって前記
    第1選択手段を制御することを特徴とするエネルギー管
    理機能付システム。
  2. 【請求項2】 前記端末機器は複数あり、 前記制御機器は、前記所定の条件に基づいて、前記複数
    の端末機器の全部または一部の前記電源接続制御手段に
    前記電力供給制御信号を出力することを特徴とする請求
    項1記載のエネルギー管理機能付システム。
  3. 【請求項3】 複数の端末機器と、それら複数の端末機
    器の全部または一部に所定の電力供給制御信号を送信す
    る制御機器と、その制御機器からの前記電力供給制御信
    号に基づいて所定の動作を行う電源接続制御手段と、前
    記複数の端末機器それぞれに所定の信号を無線で送信す
    るリモコンとを備え、 前記端末機器は、電力を出力する電源と、前記リモコン
    からの信号を受信するリモコン受信回路と、前記端末機
    器本来の機能を実現する端末機器本体回路と、前記電源
    と前記リモコン受信回路とを電気的に接続するか否かを
    選択する第1選択手段と、前記電源と前記端末機器本体
    回路とを電気的に接続するか否かを選択する第2選択手
    段とを有し、 前記制御機器は、所定の条件に基づいて、前記電力供給
    制御信号を前記電源接続制御手段に出力し、前記電源接
    続制御手段は、その電力供給制御信号にしたがって、全
    部または一部の前記端末機器の前記第1選択手段を制御
    することを特徴とするエネルギー管理機能付システム。
  4. 【請求項4】 前記リモコン受信回路が、前記電源と電
    気的に接続されているときに、前記リモコンから、前記
    電源と前記端末機器本体回路とを電気的に接続させるた
    めの接続制御信号を受信した場合、 前記第2選択手段は、その接続制御信号に基づいて、前
    記電源と前記端末機器本体回路とを電気的に接続するこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のエネ
    ルギー管理機能付システム。
  5. 【請求項5】 前記制御機器は、所定の閉空間において
    人の存在を検知する在室者検知手段であって、 前記所定の条件とは、前記端末機器および前記在室者検
    知手段が所定の閉空間に設置され、かつ前記在室者検知
    手段が前記閉空間において人の存在を検知した、前記検
    知している、前記検知しなくなった、または前記検知し
    ていないという条件を意味することを特徴とする請求項
    1から4のいずれかに記載のエネルギー管理機能付シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記制御機器は、前記端末機器の前記端
    末機器本体回路の過去の使用時刻に関する情報を入力
    し、その過去の使用時刻に関する情報に基づいて、未来
    における前記端末機器本体回路の使用時刻を予測する端
    末機器使用時刻予測手段であって、 前記所定の条件とは、現在時刻が、前記端末機器使用時
    刻予測手段によって予測された前記未来における前記端
    末機器本体回路の使用時刻と一致する、またはその一致
    する時刻の所定時間前と一致するという条件、もしく
    は、現在時刻が、前記端末機器使用時刻予測手段によっ
    て予測された前記未来における前記端末機器本体回路の
    使用時刻と一致していないという条件を意味することを
    特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のエネルギ
    ー管理機能付システム。
  7. 【請求項7】 前記制御機器は、ユーザの活動状態を検
    知するユーザ活動状態検知手段であって、 前記所定の条件とは、前記ユーザ活動状態検知手段が、
    前記端末機器が設置されている閉空間において、ユーザ
    が活動していることを検知した、前記検知している、前
    記検知しなくなった、または前記検知していないという
    条件を意味することを特徴とする請求項1から4のいず
    れかに記載のエネルギー管理機能付システム。
  8. 【請求項8】 前記制御機器は、ユーザまたは前記リモ
    コンと前記端末機器との空間的距離を検知するととも
    に、前記リモコンの動きを検知するリモコン使用状態検
    知手段であって、 前記所定の条件とは、前記ユーザまたは前記リモコンと
    前記端末機器との空間的距離が所定の距離以内にあるか
    否かという条件、または前記リモコンの動きが検知され
    るか否かという条件を意味することを特徴とする請求項
    1から4のいずれかに記載のエネルギー管理機能付シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記制御機器は、前記端末機器の前記電
    源と前記リモコン受信回路との電気的な接続を制御する
    ための制御指示を入力する制御指示入力手段であって、 前記所定の条件とは、前記制御指示入力手段が、前記電
    源と前記リモコン受信回路とを電気的に接続させるため
    の制御指示を入力した、前記入力している、前記入力し
    なくなった、または前記入力していない、もしくは前記
    電源と前記リモコン受信回路との電気的な接続を遮断さ
    せるための制御指示を入力した、または前記電気的な接
    続を遮断させるための制御指示を入力しているという条
    件を意味することを特徴とする請求項1から4のいずれ
    かに記載のエネルギー管理機能付システム。
  10. 【請求項10】 前記端末機器は、前記端末機器本体回
    路が所定の時刻に前記機能を実現するための所定の機能
    実現時刻を入力する機能実現時刻入力手段を有し、 前記制御機器は、前記機能実現時刻入力手段が入力した
    前記機能実現時刻と現在時刻とを比較する作動状態検出
    手段であって、 前記所定の条件とは、現在時刻が、前記機能実現時刻と
    一致するまたはその一致する時刻の所定時間前と一致す
    るという条件、もしくは、現在時刻が、前記機能実現時
    刻と一致していないという条件を意味することを特徴と
    する請求項1から4のいずれかに記載のエネルギー管理
    機能付システム。
  11. 【請求項11】 前記作動状態検出手段は、前記端末機
    器内に組み込まれていることを特徴とする請求項10記
    載のエネルギー管理機能付システム。
  12. 【請求項12】 前記端末機器が複数あって、 それら複数の端末機器のいずれかの前記作動状態検出手
    段による、その作動状態検出手段を組み込んでいる端末
    機器の前記機能実現時刻入力手段が入力した前記機能実
    現時刻と、現在時刻との比較に基づいて、 前記複数の端末機器の全部または一部の前記電源接続制
    御手段は、その電源接続制御手段を組み込んでいる端末
    機器の前記第1選択手段を制御することを特徴とする請
    求項11記載のエネルギー管理機能付システム。
  13. 【請求項13】 前記制御機器は、所定の周期で前記電
    力供給制御信号を出力するタイマ回路であって、 前記所定の条件とは、前記タイマ回路が所定のタイミン
    グに前記電力供給制御信号を出力した後の経過時間が、
    前記所定の周期に実質上一致するという条件を意味する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のエ
    ネルギー管理機能付システム。
  14. 【請求項14】 前記タイマ回路は、前記端末機器内に
    組み込まれていることを特徴とする請求項13記載のエ
    ネルギー管理機能付システム。
  15. 【請求項15】 端末機器と、リモコン送受信手段と、
    前記端末機器および前記リモコン送受信手段に所定の信
    号を無線で送信するリモコンとを備え、 前記端末機器は、電力を出力する電源と、前記リモコン
    からの信号を受信するリモコン受信回路と、前記端末機
    器本来の機能を実現する端末機器本体回路と、前記電源
    と前記リモコン受信回路とを電気的に接続するか否かを
    選択する第1選択手段と、前記電源と前記端末機器本体
    回路とを電気的に接続するか否かを選択する第2選択手
    段と、前記電源に接続され、少なくとも前記第1選択手
    段の選択を制御する電源接続制御手段とを有し、 前記リモコンは、そのリモコン本体から所定の範囲内に
    おける人の存在を検知する人検知手段を有するととも
    に、その人検知手段が前記範囲内において人の存在を検
    知した、前記検知している、前記検知しなくなった、ま
    たは前記検知していないという条件に基づいて、前記電
    力供給制御信号を前記リモコン送受信手段に送信し、 前記リモコン送受信手段は、前記リモコンからの電力供
    給制御信号を受信して、その電力供給制御信号を前記電
    源接続制御手段に出力し、 前記電源接続制御手段は、その電力供給制御信号にした
    がって前記第1選択手段を制御することを特徴とするエ
    ネルギー管理機能付システム。
  16. 【請求項16】 端末機器と、リモコン送受信手段と、
    前記端末機器および前記リモコン送受信手段に所定の信
    号を無線で送信するリモコンとを備え、 前記端末機器は、電力を出力する電源と、前記リモコン
    からの信号を受信するリモコン受信回路と、前記端末機
    器本来の機能を実現する端末機器本体回路と、前記電源
    と前記リモコン受信回路とを電気的に接続するか否かを
    選択する第1選択手段と、前記電源と前記端末機器本体
    回路とを電気的に接続するか否かを選択する第2選択手
    段と、前記電源に接続され、少なくとも前記第1選択手
    段の選択を制御する電源接続制御手段とを有し、 前記リモコンは、そのリモコン本体の動きを検知するリ
    モコン本体動作検知手段を有するとともに、そのリモコ
    ン本体動作検知手段が、前記リモコン本体が動いている
    か否か、または前記リモコン本体が静止している場合の
    静止時間が所定の時間以上であるか否かを検知するとい
    う条件に基づいて、前記電力供給制御信号を前記リモコ
    ン送受信手段に送信し、 前記リモコン送受信手段は、前記リモコンからの電力供
    給制御信号を受信して、その電力供給制御信号を前記電
    源接続制御手段に出力し、 前記電源接続制御手段は、その電力供給制御信号にした
    がって前記第1選択手段を制御することを特徴とするエ
    ネルギー管理機能付システム。
  17. 【請求項17】 前記端末機器は複数あり、 前記リモコン送受信手段は、前記リモコンからの電力供
    給制御信号を受信すると、その電力供給制御信号を前記
    複数の端末機器の全部または一部の前記電源接続制御手
    段に出力することを特徴とする請求項15または16記
    載のエネルギー管理機能付システム。
  18. 【請求項18】 前記リモコン受信回路が、前記電源と
    電気的に接続されているときに、前記リモコンから、前
    記電源と前記端末機器本体回路とを電気的に接続させる
    ための接続制御信号を受信した場合、 前記第2選択手段は、その接続制御信号に基づいて、前
    記電源と前記端末機器本体回路とを電気的に接続するこ
    とを特徴とする請求項15から17のいずれかに記載の
    エネルギー管理機能付システム。
  19. 【請求項19】 複数の端末機器と、それら複数の端末
    機器の全部または一部に所定の電力供給制御信号を送信
    する電力管理手段と、前記複数の端末機器それぞれに所
    定の信号を無線で送信するリモコンとを備え、 前記端末機器は、電力を出力する電源と、前記リモコン
    からの信号を受信するリモコン受信回路と、前記端末機
    器本来の機能を実現する端末機器本体回路と、前記電源
    と前記リモコン受信回路とを電気的に接続するか否かを
    選択する第1選択手段と、前記電源と前記端末機器本体
    回路とを電気的に接続するか否かを選択する第2選択手
    段と、前記電源に接続され、少なくとも前記第1選択手
    段の選択を制御する電源接続制御手段とを有し、 前記電力管理手段は、複数の端末機器の使用電力の合計
    を検知し、その使用電力の合計が所定の値以上になった
    場合、または前記所定の値を超えた場合、前記複数の端
    末機器の全部または一部の前記電源接続制御手段に前記
    電力供給制御信号を出力し、 その電力供給制御信号を受信した前記電源接続制御手段
    は、その電力供給制御信号にしたがって、少なくとも前
    記第1選択手段を制御して前記電源と前記リモコン受信
    回路との電気的な接続を遮断させることを特徴とするエ
    ネルギー管理機能付システム。
  20. 【請求項20】 前記電力管理手段には、前記電力供給
    制御信号を、前記複数の端末機器のいずれかに優先的に
    出力するための優先出力情報が設定されており、 前記電力管理手段は、その優先出力情報に基づいて、前
    記複数の端末機器のいずれかに前記電力供給制御信号を
    出力し、前記いずれか以外の前記端末機器には前記電力
    供給制御信号を出力しないことを特徴とする請求項19
    記載のエネルギー管理機能付システム。
  21. 【請求項21】 端末機器と、その端末機器に所定の信
    号を無線で送信するリモコンとを備え、 前記端末機器は、電力を出力する電源と、前記リモコン
    からの信号を受信するリモコン受信回路と、前記端末機
    器本来の機能を実現する端末機器本体回路と、前記電源
    と前記リモコン受信回路とを電気的に接続するか否かを
    選択する第1選択手段と、前記電源と前記端末機器本体
    回路とを電気的に接続するか否かを選択する第2選択手
    段と、その第2選択手段を制御する電源接続制御手段
    と、前記電源と前記電源接続制御手段とを電気的に接続
    するか否かを選択する第3選択手段とを有し、 前記第1選択手段および前記第3選択手段は、電気信号
    によって制御されない非電気スイッチであって、かつユ
    ーザによって制御されるものであり、 前記リモコン受信回路および前記電源接続制御手段が前
    記電源と電気的に接続された後に、前記リモコン受信回
    路が、前記リモコンから、前記電源と前記端末機器本体
    回路とを電気的に接続させるための回路接続信号を受信
    した場合、前記電源接続制御手段は、その回路接続信号
    に基づいて前記第2選択手段を制御して、前記電源と前
    記端末機器本体回路とを電気的に接続させることを特徴
    とするエネルギー管理機能付システム。
  22. 【請求項22】 前記端末機器の前記電源は、前記リモ
    コン受信回路に電力を供給するためのリモコン受信回路
    用電源と、前記端末機器本体回路に電力を供給するため
    の端末機器本体回路用電源とから構成されるものである
    ことを特徴とする請求項1から21のいずれかに記載の
    エネルギー管理機能付システム。
  23. 【請求項23】 前記端末機器は、前記電源と前記リモ
    コン受信回路とが電気的に接続され、そのリモコン受信
    回路に電力が供給されているか否かについての電力供給
    情報を明示する、および/または前記リモコンに前記電
    力供給情報を送信する通知手段を有することを特徴とす
    る請求項1から22のいずれかに記載のエネルギー管理
    機能付システム。
  24. 【請求項24】 前記リモコンは、前記端末機器の前記
    通知手段からの前記電力供給情報を受信し、その電力供
    給情報を明示する明示手段を有することを特徴とする請
    求項23記載のエネルギー管理機能付システム。
JP10319417A 1998-11-10 1998-11-10 エネルギー管理機能付システム Pending JP2000152522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10319417A JP2000152522A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 エネルギー管理機能付システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10319417A JP2000152522A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 エネルギー管理機能付システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000152522A true JP2000152522A (ja) 2000-05-30

Family

ID=18109969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10319417A Pending JP2000152522A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 エネルギー管理機能付システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000152522A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006270853A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Matsushita Electric Works Ltd 無線対応型インターホンシステム
JP2007266687A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Matsushita Electric Works Ltd カメラ付きドアホン子器
JP2008205882A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Sharp Corp 電子機器の起動モード設定方法および電子機器
JP2008241185A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Fujitsu General Ltd 無線リモコンを備えた機器
JP2011523843A (ja) * 2008-05-02 2011-08-18 ムケルジー,シャンカール ネットワーク装置の消費電力管理方法
JP2011211743A (ja) * 2011-06-06 2011-10-20 Hitachi Ltd 表示装置
JP2012151902A (ja) * 2012-04-27 2012-08-09 Hitachi Ltd 表示装置
JP2013192370A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 在室及び不在判定システム、在室及び不在判定方法
KR101753398B1 (ko) * 2010-12-01 2017-07-03 엘지전자 주식회사 전원 공급 장치 및 방법
EP2704279B1 (de) * 2012-08-29 2019-11-27 Grass GmbH Möbel sowie Vorrichtung zur Bewegungskontrolle eines Möbelteils
CN112104078A (zh) * 2020-09-09 2020-12-18 国网河南省电力公司技能培训中心 具备冗余功能的电力系统远方控制授权终端

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006270853A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Matsushita Electric Works Ltd 無線対応型インターホンシステム
JP2007266687A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Matsushita Electric Works Ltd カメラ付きドアホン子器
JP2008205882A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Sharp Corp 電子機器の起動モード設定方法および電子機器
JP2008241185A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Fujitsu General Ltd 無線リモコンを備えた機器
US9454209B2 (en) 2008-05-02 2016-09-27 Dhaani Systems Power management of networked devices
JP2011523843A (ja) * 2008-05-02 2011-08-18 ムケルジー,シャンカール ネットワーク装置の消費電力管理方法
US11853143B2 (en) 2008-05-02 2023-12-26 Dhaani Systems Power management of networked devices
US11061461B2 (en) 2008-05-02 2021-07-13 Dhaani Systems Power management of networked devices
KR101753398B1 (ko) * 2010-12-01 2017-07-03 엘지전자 주식회사 전원 공급 장치 및 방법
JP2011211743A (ja) * 2011-06-06 2011-10-20 Hitachi Ltd 表示装置
JP2013192370A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 在室及び不在判定システム、在室及び不在判定方法
JP2012151902A (ja) * 2012-04-27 2012-08-09 Hitachi Ltd 表示装置
EP2704279B1 (de) * 2012-08-29 2019-11-27 Grass GmbH Möbel sowie Vorrichtung zur Bewegungskontrolle eines Möbelteils
CN112104078A (zh) * 2020-09-09 2020-12-18 国网河南省电力公司技能培训中心 具备冗余功能的电力系统远方控制授权终端

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5063036B2 (ja) 電力供給システム
KR100975642B1 (ko) 대기전력 차단장치 및 그 제어방법
US20080184622A1 (en) Barrier operator with safety lighting
MX2009005266A (es) Deteccion de ocupacion inalambrica con conmutacion de potencia de ubicacion accesible.
JP5204473B2 (ja) 電力供給システム
JP2000152522A (ja) エネルギー管理機能付システム
KR100405523B1 (ko) 가전기기의 대기전력을 차단하는 어뎁터
JPH0595629A (ja) パワーセーブ方式
JP3551774B2 (ja) 省電力システム
CN106292326A (zh) 家居设备控制方法及家居设备控制系统
TWI482385B (zh) 電源控制系統
JP2008089284A (ja) 無線テレコントロールシステム
CN110389531B (zh) 受控装置的管控方法与系统
KR101140987B1 (ko) 원격지로부터 전기 기구를 제어하기 위한 시스템
JP2002078232A (ja) 電子機器
TWI819363B (zh) 配線器材
CN216953436U (zh) 一种用于校园空调的节能控制装置
JPH0394596A (ja) 制御装置
JPH11122842A (ja) リモコン装置付き電気機器の待機電力制御回路
JP2002246964A (ja) 電力線搬送通信装置
JP2000217271A (ja) 待機電力補償回路およびそれを用いた空気調和装置
JP2002142384A (ja) 機器の制御装置
JP2005107606A (ja) 移動ソフトウエアを用いた情報機器の省電力制御システム
JPH11341705A (ja) 電源制御装置
JPH10267367A (ja) 空気調和機の遠隔操作装置