JP2002078232A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2002078232A
JP2002078232A JP2000258985A JP2000258985A JP2002078232A JP 2002078232 A JP2002078232 A JP 2002078232A JP 2000258985 A JP2000258985 A JP 2000258985A JP 2000258985 A JP2000258985 A JP 2000258985A JP 2002078232 A JP2002078232 A JP 2002078232A
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electronic device
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JP2000258985A
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English (en)
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Fumiyasu Utsunomiya
文靖 宇都宮
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 リモートコントローラーにより、主電源をオ
ン、オフできると共に、主電源がオフの場合のスタンバ
イ電流を全く消費しない電子機器の提供。 【解決手段】 主電力を供給する給電手段と、該主電力
で駆動する本体回路と、発電電力を発生する発電手段
と、主電力あるいは発電電力の少なくとも一方を利用し
て駆動する通信手段と、主電力の本体回路と通信手段へ
の供給経路に設けられ、主電力の本体回路と通信手段へ
の供給を制御するメインスイッチ手段とで構成されてお
り、通信手段は、メインスイッチ手段の制御信号をワイ
ヤーレスで受信すると共に、受信した制御信号に応じ
て、メインスイッチ手段を制御し、さらに、通信手段
は、メインスイッチ手段がオフの状態の際は、発電電力
を利用して駆動することにより、メインスイッチ手段を
オンする制御信号をワイヤーレスで受信し、オフ状態で
あるメインスイッチ手段をオン状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線あるいは電
波等を利用して、リモートコントロールされる、あるい
は、データ通信を行う電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子機器を、図3に示す。図3に
示すように、主電力を供給する給電手段101と、該主
電力で駆動する本体回路102と、ワイヤーレスで制御
信号を受信し、該制御信号をコントロール信号211と
して本体回路102へ供給したり、あるいは、本体回路
102から供給されたコントロール信号211をワイヤ
ーレスで送信したりする機能を有する通信手段103
と、通信手段103と本体回路102への前記主電力の
供給を制御するメインスイッチ手段104と、メインス
イッチ手段104を介して供給される前記主電力の本体
回路102への供給を制御するサブスイッチ手段301
から構成されており、メインスイッチ手段104は手動
でオン、オフされるが、サブスイッチ手段301は、通
信手段103からのオン、オフ信号210によってオ
ン、オフされる構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成である従来の
電子機器において、リモートコントローラからのワイヤ
ーレスで送信される制御信号で、前記従来の電子機器の
電源をオン、オフする場合、通信手段103に必ず前記
主電力を供給した状態、つまり、前記メインスイッチ手
段をオンした状態とし、通信手段103により、前記制
御信号を受信し、該制御信号に応じたオン、オフ信号2
10で、サブスイッチ手段301をオン、オフしなけれ
ばならない。
【0004】従って、上記の場合、少なくとも通信手段
103を動作させなくてはならず、そのため、リモート
コントローラで、従来の電子機器の電源をオフしても、
通信手段103の動作によるスタンバイ電流が発生して
しまう問題があった。
【0005】また、前記スタンバイ電流をなくするため
に、メインスイッチ手段104を手動でオフすることで
上記従来の電子機器の電源をオフした場合、通信手段1
03にも主電力が供給されなくなるので、完全にスタン
バイ電流を無くす事ができるが、リモートコントローラ
からの制御信号を受信できなくなり、再度上記従来の電
子機器の電源をオンしたい場合は、わざわざ、手動でメ
インスイッチ手段104をオンする必要があり、非常に
手間がかかる問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、第1の手段として、主電力を供給する
給電手段と、該主電力で駆動する本体回路と、発電電力
を発生する発電手段と、前記主電力あるいは前記発電電
力の少なくともどちらか一方を利用して駆動する通信手
段と、前記主電力の前記本体回路と前記通信手段への供
給経路に設けられ、前記主電力の前記本体回路と前記通
信手段への供給を制御するメインスイッチ手段とで構成
されており、前記通信手段は、前記メインスイッチ手段
の制御信号をワイヤーレスで受信すると共に、受信した
該制御信号に応じて、前記メインスイッチ手段を制御
し、さらに、前記通信手段は、前記メインスイッチ手段
がオフの状態の際は、前記発電電力を利用して駆動する
ことにより、前記メインスイッチ手段をオンする制御信
号をワイヤーレスで受信し、オフ状態である前記メイン
スイッチ手段をオン状態にする構成とした。
【0007】上記構成とすることにより、リモートコン
トローラにより、上記電子機器の主電源をオン、オフす
ることができ、さらに、主電源をオフするので、スタン
バイ電流の消費を防止することができる。
【0008】さらに、第2の手段として、前記第1の手
段の構成において、前記発電手段を、少なくとも、前記
メインスイッチ手段をオンする制御信号をワイヤーレス
で送信する機能を有するリモートコントローラ等の送信
手段からワイヤーレスで送信される発電誘発源を利用し
て前記発電電力を発生する構成とした。
【0009】上記構成とすることにより、前記第1の手
段での特徴に加え、前記発電電力を、必要な時に確実に
得ることができるようになるので、確実に前記メインス
イッチ手段をオンすることができる。
【0010】また、第3の手段として、上記第1の手段
の構成に加え、前記メインスイッチ手段を介して供給さ
れる前記主電力の前記通信手段への供給経路に設けら
れ、前記通信手段から前記メインスイッチあるいは前記
本体回路への電力の逆流を防止する第1の整流手段を有
する構成とした。
【0011】上記構成とすることにより、前記第1の手
段の特徴に加え、前記発電電力が、本体回路で消費され
るのを防止できるので、前記発電電力が少なくてすみ、
これにより、前記発電手段を小型化できる。
【0012】さらに、第4の手段として、上記第1の手
段の構成に加え、前記発電電力の前記通信手段への供給
経路に設けられ、前記通信手段から前記発電手段への電
力の逆流を防止する第2の整流手段を有する構成とし
た。
【0013】上記構成とすることにより、前記第1の手
段の特徴に加え、前記主電力が前記発電手段で消費され
るのを防止できるので、前記主電力の利用効率を向上さ
せることができる。
【0014】また、第5の手段として、上記第1の手段
の構成に加え、前記発電電力を蓄電する蓄電手段を有
し、該蓄電手段に蓄電した前記発電電力を前記通信手段
に供給する構成とした。
【0015】上記構成とすることにより、前記第1の手
段の特徴に加え、前記発電手段からの前記発電電力が、
前記通信手段を動作させるのに不十分であっても、前も
って前記蓄電手段に蓄電しておいた前記発電電力で、前
記通信手段が動作できるので、前記発電手段に前記発電
電力の発生が不定期な発電手段や、発電能力が少ない
が、小型あるいは安価な発電手段が採用できる。
【0016】そしてさらに、第6の手段として、上記第
5の手段の構成に加え、前記蓄電手段の蓄電量を検出す
る検出回路を有し、前記通信手段は、前記検出回路が、
前記蓄電手段に蓄電された前記発電電力が、前記通信手
段の駆動に十分な量になったと判断したときのみ、前記
制御信号をワイヤーレスで受信する構成とした。
【0017】上記構成とすることにより、前記第5の手
段の特徴に加え、前記通信手段を確実に動作さることで
きるので、前記メインスイッチをより確実にオンするこ
とができる。
【0018】またさらに、第7の手段として、上記第5
の手段の構成に加え、前記蓄電手段の蓄電量を検出する
検出回路を有し、前記通信手段は、前記検出回路が、前
記蓄電手段の蓄電量が、前記通信手段の駆動に十分な量
になったと判断した判断結果を知らせる信号をワイヤー
レスで送信する構成とした。
【0019】上記構成とすることにより、前記第5の手
段の特徴に加え、前記制御信号をワイヤーレスで送信す
るリモートコントローラ等の送信手段から、必要な時に
だけ前記制御信号が出力でき、またさらに、該送信手段
から前記発電手段が前記発電電力を発生するために出力
される赤外線等の発電誘発源の出力を、前記判断結果を
知らせる信号をもとに停止することができるので、該送
信手段の前記発電誘発源を出力するための電力を無駄に
消費しなくてすむ。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづき説明する。
【0021】図1は本発明における実施の形態に係わる
電子機器の概略ブロック図である。図1に示すように、
主電力を供給する給電手段101と、該主電力で駆動す
る本体回路102と、ワイヤーレスで制御信号を受信
し、該制御信号をコントロール信号211として本体回
路102へ供給したり、あるいは、本体回路102から
供給されたコントロール信号211をワイヤーレスで送
信したりする機能を有する通信手段103と、発電電力
を発生し、該発電電力を通信手段に供給する発電手段1
05と、通信手段103と本体回路102への前記主電
力の供給を制御するメインスイッチ手段104と、メイ
ンスイッチ手段104を介して供給される前記主電力の
通信手段103への供給経路に、前記主電力の供給方向
が順方向となるように設けられた第1のダイオード10
6と、前記発電電力の通信手段103への供給経路に、
前記発電電力の供給方向が順方向となるように設けられ
た第2のダイオード107から構成されており、さら
に、通信手段103は、メインスイッチ手段104へオ
ン、オフ信号210を出力し、メインスイッチ手段10
4は、オン、オフ信号210により、オン、オフされる
構成である。また第1のダイオード106は、前記発電
電力が、本体回路102へ供給されるのを防止すること
で、前記発電電力が本体回路102で消費され、該発電
電力が不足するのを防止するために設けてある。さら
に、第2のダイオード106は、前記主電力が発電手段
105に供給され、消費されるのを防止するために設け
てある。
【0022】なお、通信手段103は、赤外線、電波、
電磁波等を使用して、ワイヤーレスで通信できる通信手
段を推奨する。また、本発明である電子機器の発電手段
は、太陽光等の可視光領域の光で発電するソーラーパネ
ルや、赤外リモートコントローラから出力される赤外線
を利用して発電するPINタイプのソーラーパネルや、
リモートコントローラから供給される電磁波や電波を、
コイル等で受けて発電する発電手段や、運動エネルギー
を発電モータの回転エネルギーに変えて発電する発電手
段や、あるいは、温度差を利用して発電する様な発電手
段を推奨する。
【0023】さらに、発電手段105の発電電力が十分
あり、通信手段103へ発電電力を常時供給できるので
あれば、給電手段101からの主電力を通信手段103
に供給する経路と、該経路に設けた第1のダイオード1
06と、第2のダイオード107が必要なくなることは
言うまでもなく、また、メインスイッチ手段104がオ
フからオンになる際の、発電手段105の発電電力が、
通信手段103と本体回路102の両方を駆動できる場
合は、第1のダイオード106は必要なくなることは言
うまでもない。そしてさらに、発電手段105の発電電
力の電圧が、メインスイッチ手段104がオンの際、常
に給電手段101から供給される主電力の電圧以上であ
る場合と、発電手段105が太陽電池のように、プラス
電極とマイナス電極間が絶縁、あるいは、絶縁に近い状
態の発電手段の場合は、第2のダイオード107は必要
なくなることは言うまでもない。
【0024】また、給電手段101や発電手段105の
供給する電力の電圧が、所望の電圧でない場合、DC−
DCコンバータを新たに設け、前記電力の電圧を所望の
電圧とする必要があることも言うまでもない。
【0025】上記構成とすることで本発明の電子機器
は、ワイヤーレスリモートコントローラ等からの主電源
をオフするコントロール信号を、通信手段103で受信
し、通信手段103からのオン、オフ信号210によ
り、メインスイッチ手段104をオフすることができ、
このメインスイッチ手段104をオフすることにより、
給電手段101から供給される主電力が、本体回路10
2はもとより、通信手段103にも供給されないので、
前記主電力が全く消費されない。
【0026】つまり、上記構成である本発明の電子機器
は、従来の電子機器で問題であったワイヤーレスリモー
トコントローラ等で電源をオフした場合のスタンバイ電
流を消費してしまう問題を解決し、この様な場合におい
ても、スタンバイ電流を全く消費しないようにすること
ができる。
【0027】さらに、上記構成である本発明の電子機器
では、ワイヤーレスリモートコントローラ等で、電源を
オンする場合、給電手段101からの主電力が、通信手
段103に供給されなくても、発電手段105が発生し
た発電電力で、通信手段103を動作させることができ
る。従って、前記主電力が通信手段103に供給されて
いない状態、つまり、メインスイッチ手段104がオフ
の状態でも、通信手段103が動作できるので、ワイヤ
ーレスリモートコントローラ等からの電源をオンするコ
ントロール信号を、通信手段103が受信し、その受信
したコントロール信号に従って、通信手段103からメ
インスイッチ手段104へ出力されるオン、オフ信号2
10によりメインスイッチ手段104をオンする事がで
き、しかも、その後で発電手段105からの発電電力の
供給が不足あるいは停止したとしても、前記主電力が通
信手段103に供給されているので、通信手段103は
動作を維持でき、ワイヤーレスリモートコントローラ等
とのコントロール信号の通信を維持することができる。
【0028】従って、上記構成である本発明の電子機器
は、従来の電子機器で問題であった手動でメインスイッ
チをオフしないとスタンバイ電流の消費を完全に無くす
事ができず、さらに、手動でメインスイッチをオンしな
いと電源をオンすることができないという問題を解決す
ることができる。つまり、上記構成である本発明の電子
機器は、ワイヤーレスリモートコントローラ等で電源を
オン、オフでき、しかも、電源オフ時のスタンバイ電流
を全く消費しないようにすることができる。
【0029】
【実施例】図2は、本発明の実施例に係わるの概略回路
ブロック図である。
【0030】図2に示すように、100Vの交流電力を
供給するAC電源201と、前記交流電力を所望の電圧
の直流電力に変換するAC−DCコンバータ202と、
前記直流電力で動作するテレビジョン(以降TVと略称
する)本体回路203と、発電電力を発生するソーラー
パネル205と、前記直流電力と、前記発電電力のいず
れかで動作し、赤外リモートコントローラ等から送信さ
れる赤外信号を受信し、その受信した赤外信号に基づい
たコントロール信号211やオン、オフ信号210を出
力する赤外信号受信回路204と、前記交流電力のAC
−DCコンバータ202への入力経路に設けられ、該交
流電力のAC−DCコンバータ202への供給を、オ
ン、オフ信号210に従って制御するメインスイッチ手
段104と、AC−DCコンバータ202の直流電力出
力端子とTV本体回路203の電力入力端子を接続する
ノード230と赤外信号受信回路204の電力入力端子
間に設けられ、該電力入力端子からノード230への電
流方向が逆方向となるように接続された第1のダイオー
ド106と、ソーラーパネル205の発電電力出力端子
と赤外信号受信回路204の電力入力端子間に設けら
れ、該電力入力端子から前記発電電力出力端子への電流
方向が逆方向となるように接続された第2のダイオード
107とで構成されている。
【0031】なお、ソーラーパネル205は、PINフ
ォトダイオードと同じ構造とすることで、赤外線領域ま
で発電感度を広げたソーラーパネルである。従って、太
陽光等の紫外線はもとより、赤外リモートコントローラ
からの赤外信号をソーラーパネル205に入射させるこ
とにより、ソーラーパネル205は、赤外信号受信回路
204を動作させるのに十分な発電電力を発生すること
ができる。
【0032】次に、上記構成の本発明における実施例で
ある電子機器の動作について説明する。先ず、主電源が
オンの場合、メインスイッチ手段104がオンであるの
で、AC電源210から供給される交流電力は、AC−
DCコンバータ202により、所望の電圧の直流電力に
変換され、その変換された該直流電力は、TV本体回路
203の電源入力端子へ直接供給されると共に、第1の
ダイオード106を介して赤外信号受信回路204の電
源入力端子へ供給される。従って、ソーラーパネル20
5から、発電電力が供給されなくても赤外信号受信回路
204は動作できる状態である。なお、第2のダイオー
ド107があるため、前記直流電力は、ソーラーパネル
205に供給されないので、前記直流電力が、ソーラー
パネル205で無駄に消費されることがない。
【0033】次に、前記状態から、赤外リモートコント
ローラから、主電源をオフする信号が発信されると、赤
外信号受信回路204が、該信号を受信すると共に、該
信号に応じたオン、オフ信号210を出力し、該オン、
オフ信号210によりメインスイッチ手段104がオフ
される。この際、AC電源201からの交流電力が全く
消費されなくなるので、スタンバイ電流を全く消費しな
い。
【0034】そしてさらに、再度主電源をオンする場
合、赤外リモートコントローラから、強めの赤外線をあ
る程度の時間ソーラーパネル204に入射させることに
より、ソーラーパネル205の発電電力を十分確保し、
赤外信号受信回路204を該発電電力で十分駆動できる
状態にしてから、赤外リモートコントローラから主電源
をオンする信号を、赤外信号受信回路204が受信する
と共に、該信号に応じたオン、オフ信号210を出力
し、該オン、オフ信号210によりメインスイッチ手段
104がオンする。
【0035】なお、本発明の実施例では、ソーラーパネ
ル205の発電電力は、そのまま赤外信号受信回路20
3へ供給されているが、新たに該発電電力の蓄電手段を
設け、前記発電電力を前記蓄電手段に溜め、この前記蓄
電手段に溜めた発電電力で赤外信号受信回路204を駆
動することにより、ソーラーパネル205の発電電力
が、有効利用できる。そしてさらに、前記蓄電手段の蓄
電量を検出する検出手段を設け、該蓄電量が、赤外信号
受信回路204が、メインスイッチ手段104を、赤外
リモートコントローラからの主電源をオン、あるいは、
オフする赤外信号に従って、オン、オフするのに必要な
電力以上となったことを、前記検出回路が判断した時の
み、前記蓄電手段の蓄電電力を、赤外信号受信回路20
4へ供給する構成とすることで、より確実にメインスイ
ッチ手段104を、赤外信号受信回路204にて、オ
ン、オフさせることができるようになるし、前記発電電
力の少ない小型の発電手段が採用できるようになる。ま
た、赤外信号受信回路204を、赤外信号の受信だけで
なく、送信もできる構成とし、前記検出手段が、上記状
態を判断した場合、赤外信号受信回路204から、赤外
リモートコントローラへ、上記状態である事を知らせる
赤外信号を送信し、赤外リモートコントローラは、該赤
外信号を受信してから、ソーラーパネル205への強め
の赤外線の入射を停止し、メインスイッチ手段104を
オンあるいはオフする赤外信号を送信する構成とするこ
とで、より確実にメインスイッチ手段を、オン、オフす
ることができるようになると共に、赤外リモートコント
ローラの電池寿命を延長することができる。
【0036】なお、上記本発明の実施例では、赤外線を
利用した信号で通信を行う電子機器の場合を示したが、
Bluetooth等の電波を利用した信号で通信を行
う電子機器にも簡単に応用できることは言うまでもな
い。また、本発明の実施例では、リモートコントローラ
から出力される赤外線や、太陽光等の可視光を利用して
発電するソーラーパネルを用いたが、リモートコントロ
ーラから出力される送電用の電磁波を、コイルで受けて
発電する電磁発電装置を、前記ソーラーパネルの代わり
に用いても良い。そしてさらに、本発明の実施例では、
発電手段である前記ソーラーパネルを用いて発電電力を
発生させたが、前記通信手段内に内蔵され、リモートコ
ントローラからの赤外信号を受光するPINフォトダイ
オードに、発電手段である前記ソーラーパネルと同等の
発電能力がある場合は、前記PINフォトダイオードの
発電電力にて、前記通信手段を動作させる事が出来るの
で、発電手段である前記ソーラーパネルが必要なくなる
ことは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、ワイヤーレスで主電源
をオン、オフする電子機器において、発電電力を発生す
る発電手段を設け、この発電電力を利用して通信手段を
駆動するようにするようにしたことにより、主電源オフ
時に主電源をオンにする制御信号をワイヤーレスで受信
できるようにしたので、リモートコントローラによる主
電源のオン、オフを可能にすると共に、主電源をオフにす
ることからスタンバイ電流を全く無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明における実施の形態を示す電子
機器の概略回路ブロック図である。
【図2】図2は、本発明における実施例を示す電子機器
の概略回路ブロック図である。
【図3】図3は、従来の電子機器の概略回路ブロック図
である。
【符号の説明】
101・・・給電手段 102・・・本体回路 103・・・通信手段 104・・・メインスイッチ手段 105・・・発電手段 106・・・第1のダイオード 107・・・第2のダイオード 201・・・AC電源 202・・・AC−DCコンバータ 203・・・TV本体回路 204・・・赤外信号受信回路 205・・・ソーラーパネル 301・・・サブスイッチ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301A Fターム(参考) 5C026 EA07 EA10 5C056 AA01 AA05 BA05 DA11 DA20 EA20 5G003 AA06 AA08 DA04 5G065 AA01 DA02 DA06 EA03 EA06 FA01 GA04 GA06 GA07 JA02 KA01 KA04 KA08 LA07 MA10 5K048 AA16 BA01 DB04 HA32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主電力を供給する給電手段と、該主電力
    で駆動する本体回路と、発電電力を発生する発電手段
    と、前記主電力あるいは前記発電電力の少なくともどち
    らか一方を利用して駆動する通信手段と、前記主電力の
    前記本体回路と前記通信手段への供給経路に設けられ、
    前記主電力の前記本体回路と前記通信手段への供給を制
    御するメインスイッチ手段とで構成されており、前記通
    信手段は、前記メインスイッチ手段の制御信号をワイヤ
    ーレスで受信すると共に、受信した該制御信号に応じ
    て、前記メインスイッチ手段を制御し、さらに、前記通
    信手段は、前記メインスイッチ手段がオフの状態の際、
    前記発電電力を利用して駆動することにより、前記メイ
    ンスイッチ手段をオンする制御信号をワイヤーレスで受
    信し、オフ状態である前記メインスイッチ手段をオン状
    態にすることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記発電手段は、少なくとも、前記メイ
    ンスイッチ手段をオンする制御信号をワイヤーレスで送
    信する機能を有する送信手段からワイヤーレスで送信さ
    れる発電誘発源を利用して前記発電電力を発生すること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記メインスイッチ手段を介して供給さ
    れる前記主電力の前記通信手段への供給経路に設けら
    れ、前記通信手段から前記メインスイッチあるいは前記
    本体回路への電力の逆流を防止する第1の整流手段を有
    することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 前記発電電力の前記通信手段への供給経
    路に設けられ、前記通信手段から前記発電手段への電力
    の逆流を防止する第2の整流手段を有することを特徴と
    する請求項1記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記発電電力を蓄電する蓄電手段を有
    し、該蓄電手段に蓄電した前記発電電力を前記通信手段
    に供給することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 前記蓄電手段の蓄電量を検出する検出回
    路を有し、前記通信手段は、前記検出回路が、前記蓄電
    手段に蓄電された前記発電電力が、前記通信手段の駆動
    に十分な量になったと判断したときのみ、前記制御信号
    をワイヤーレスで受信することを特徴とする請求項5記
    載の電子機器。
  7. 【請求項7】 前記蓄電手段の蓄電量を検出する検出回
    路を有し、前記通信手段は、前記検出回路が、前記蓄電
    手段の蓄電量が、前記通信手段の駆動に十分な量になっ
    たと判断した判断結果を知らせる信号をワイヤーレスで
    送信することを特徴とする請求項5記載の電子機器。
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