JP4427014B2 - 電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、環境エネルギーによって発電する、比較的出力電圧の低い電力源で動作する電子装置に関する。
従来の電子装置のブロック図を図8に示す。電力を供給する電力源101と負荷回路107と、電力源101と負荷回路107を接続するスイッチ103と、スイッチ103を制御するためのスイッチ制御回路102と、スイッチ制御回路102を駆動させるための電力を蓄電する蓄電器105と、蓄電器105に蓄えられた電力が少なくなってきたとき電力源101から蓄電器105に電力を補充する充電制御回路104と、負荷回路の動作状態を監視する動作監視回路106から構成される(例えば、特許文献1参照。)。
負荷回路107は、回路が動作していないスタンバイ状態でも電力が消費されているので、エネルギー利用効率が非常に悪かった。そこでスタンバイ状態のときには、電力源101と負荷回路107の接続をスイッチ103によって遮断して極力無駄な電力を削減しようとしている。
ここでスイッチ制御回路102は、電力源101から電力の供給が遮断され場合には、蓄電器105に蓄えられた電力を使ってスイッチ103を制御する。蓄電器105に蓄えられた電力が少なくなってくると、スイッチ制御回路102はスイッチ103をオンさせ、充電制御回路104を通して蓄電器105に電力を充電する。蓄電器105に蓄えられた電力が十分になるとスイッチ制御回路102は再びスイッチ103をオフして、スタンバイの状態に戻る。充電制御回路104は電力源101から供給された電力を蓄電器105に供給すると共に、蓄電器105から負荷回路107への電流の流れを防止する機能を有する。
負荷回路が動作状態に入ろうとすると、動作監視回路106はスイッチ制御回路102に信号を送り、スイッチ103をオンさせ、電力源101の電力を負荷回路107に供給する。動作監視回路106は蓄電器105と接続され、蓄電器105の電力を使って動作しているので、スイッチ103がオフされ電力源101の電力が供給されていなくても動作できる。
このように回路を構成して、電子装置の待機電力を削減することが可能である。
特開2001−69687号公報
このような従来の電子装置にあっては、スイッチ103を制御するために、スイッチ制御回路102、動作監視回路106は常に動作している必要がある。2つの回路は蓄電器105に蓄えられた電力を使って動作するが、蓄電器105に蓄えられた電力が少なくなってきたら、電力源101から電力を供給してもらわなければならない。負荷回路107のスタンバイ時無駄電力を削減するために設けられたスイッチ制御回路102や充放電制御回路104、蓄電器105、動作監視回路106、スイッチ103が、電力の無駄を遮断するスイッチ103を制御するために電力を使っていては消費電力の削減にはつながらない。
また、動作監視回路106は負荷回路107の動作を常に監視しているが、負荷回路107を動作させるには負荷回路107に電力を供給する必要がある。電力源101と負荷回路107はスイッチ103で遮断されているので、負荷回路107の動作には蓄電器105に蓄えられた電力に頼らざるを得ない。仮に負荷回路107の起動直後の消費電力が非常に大きい場合、蓄電器105の電力では動作をさせることができず、動作監視回路106が負荷回路107の動作を検出することはできない。このため従来の電子装置では、負荷回路107の起動時の消費電力を蓄電器105に蓄えられた電力で動作するように回路を設定しなければならなかった。
本発明はかかる従来技術の有する不都合に鑑みてなされたもので、電子回路が動作していないときには電力源と電子回路を完全に遮断し、無駄に消費される電力を削減することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は電子回路と電力源を有し、スイッチ手段を介して前記電力源の電源電力を前記電子回路に供給して前記電子回路を作動させる電子装置において、電子装置に与えられる環境エネルギーを電気エネルギーに変換する発電源と、前記発電源の発電電力を前記スイッチ手段にスイッチ電力として供給し、前記スイッチ手段を制御するスイッチ制御回路を備えているものである。
このため、スタンバイ時に電子回路で消費される無駄な電力を削減することができ、システム全体のエネルギー利用効率をあげることができる。
以上本発明の電子装置は、電子回路と電力源を有し、スイッチ手段を介して前記電力源の電源電力を前記電子回路に供給して前記電子回路を作動させる電子装置において、電子装置に与えられる環境エネルギーを電気エネルギーに変換する発電源と、前記発電源の発電電力を前記スイッチ手段にスイッチ電力として供給し、前記スイッチ手段を制御するスイッチ制御回路から構成されているため、以下の効果を得ることができる。
(1)電力源が電池の場合、システム全体のバッテリー長寿命化を得ることができる。
(2)負荷回路が動作していないときのスタンバイ時消費電力はゼロである。
(3)昇圧回路を有しているため、発電源の出力電圧が小さくてもスイッチを制御することができる。
(4)スイッチ手段はコンデンサに蓄えられた電荷で駆動するため、発電源の発電電荷で直接スイッチ手段を駆動することができなくても問題なく、発電源の大きさを小型化することが可能である。
(5)電子回路が通信回路の場合、昇圧回路にコンデンサを用いたチャージポンプ方式を用いることによって電磁ノイズの発生を抑えることができるため、通信回路は安定した通信信号処理を行うことができる。
図1は、本発明の第一の実施例の電子装置のブロック図である。電子装置は、発電源1と、発電源1の発電電圧を昇圧する昇圧回路2と、昇圧回路2で昇圧された昇圧電力を蓄えるコンデンサ5と、コンデンサ5の蓄積電圧をモニタしてコンデンサ5の充電・放電を制御するとともにスイッチ回路8のオン・オフ制御を行うスイッチ制御回路3と、電力源7と、スイッチ8と、電力源7の電力で駆動される電子回路9を備えている。
発電源1には、例えば太陽電池、熱発電機、圧電素子、回転エネルギーを電気に変換する発電機、磁界や電磁界の変化を電気に変換する発電機等を用いる。これらの発電源は基本単位素子あたりの発電電圧は小さく、より高い電圧を出力するには発電源の単位素子をいくつも直列に接続する必要がある。また、この種の発電源1から直接に大きな電圧(電力)を得るには、発電源のサイズを大きくしなければならない。
昇圧回路2には、例えばコイルとコンデンサを使ったレギュレータやコンデンサのみを使ったチャージポンプ方式を用いる。発電源1の発電電圧は電圧が小さいので、低い電圧で昇圧動作が行われる昇圧回路でなければならない。ここで本発明に係る電子装置が通信を行う電子装置であった場合、電子装置内の各回路で発生する電磁ノイズは極力減らしておかなければならないため、コイルを使ったスイッチングレギュレータを昇圧回路として使うよりも、電磁ノイズ発生の少ないチャージポンプ方式を昇圧回路として使ったほうが望ましい。
以下に昇圧回路の一例である、チャージポンプ方式の構成を図2に基づき詳細な説明を行う。
図2に示す様に、チャージポンプ方式の昇圧回路は発振回路220とNチャネル型MOSFET201〜206と昇圧用コンデンサ207〜211とで構成されている。Nチャネル型MOSFET201〜206はそれぞれがダイオード接続され、昇圧回路2の入力端子I2と出力端子O2との間に、入力端子I2から出力端子O2への方向が順方向となるように直列接続されている。Nチャネル型MOSFET201とNチャネル型MOSFET202間のノードには、昇圧用コンデンサ207の片側電極、Nチャネル型MOSFET202とNチャネル型MOSFET203間のノードには、昇圧用コンデンサ208の片側電極、Nチャネル型MOSFET203とNチャネル型MOSFET204間のノードには、昇圧用コンデンサ209の片側電極、Nチャネル型MOSFET204とNチャネル型MOSFET205間のノードには、昇圧用コンデンサ210の片側電極、Nチャネル型MOSFET205とNチャネル型MOSFET206間のノードには、昇圧用コンデンサ211の片側電極がそれぞれ接続されている。昇圧コンデンサ207、209、211のもう片方の電極は発振回路220のクロックA端子CLKAに接続され、昇圧用コンデンサ208、210のもう片方の電極は発振回路220のクロックB端子CLKBに接続される。発振回路220のクロックA端子CLKAからはオンデューティ50%のクロック信号Aが出力され、発振回路220のクロックB端子CLKBからは前記クロック信号Aと位相が90度ずれており、他の条件は全く同じクロック信号Bが出力される。発振回路220の電源端子Doscは、昇圧回路2の電源端子D2に接続された構成である。発振回路220が出力するクロック信号Aとクロック信号Bの周波数は1MHz程度に設定しており、コンデンサ5に昇圧電力Pupが蓄えられることを考慮すると、昇圧用コンデンサ207〜211は100pF程度あれば良い。従って昇圧コンデンサ207〜211は、Nチャネル型MOSFET201〜206や発振回路220と同一のチップ内に作成することができる。
コンデンサ5にはセラミックコンデンサや電解コンデンサの他、電気二重層や二次電池を用いる。
スイッチ制御回路3は昇圧回路2から供給される昇圧電力Pupをコンデンサ5に蓄えると共に、コンデンサ5に蓄えられた電圧をモニタし、コンデンサ5の蓄電電圧Vcapがスイッチ8を動作させることができる電圧Vswになると、蓄えた電力をスイッチ8に供給する機能を有する。
電力源7は、電子回路9を動作させるために必要な電源である。例えばAC電源や一次電池、二次電池、AC-DCコンバータから供給される直流電源などを用いる。
スイッチ8は電力源7と電子回路9の間に接続され、スイッチ制御回路3から供給される電力によってスイッチ8を切り替える機能を有する。ここではスイッチ8としてMOSFETを使う。MOSFETのゲート端子をスイッチ8の制御端子S8とし、MOSFETのドレイン端子をスイッチ8の入力端子I8とし、MOSFETのソース端子をスイッチ8の出力端子O8とする。
本発明の第一の実施例の電子装置は、発電源1の出力端子O1と昇圧回路2の入力端子I2を接続し、昇圧回路2の出力端子O2とスイッチ制御回路3の入力端子I3を接続する。スイッチ制御回路3の充放電端子O3−2とコンデンサ5の入力端子I5を接続し、コンデンサ5の接地端子O5を接地し、スイッチ制御回路3の出力端子O3−1とスイッチ8の制御端子S8を接続する。電力源7の出力端子O7はスイッチ8の入力端子I8と接続し、スイッチ8の出力端子O8と電子回路9の入力端子I9を接続する。
以上のように接続された電子装置は以下のように動作する。
発電源1に光、あるいは熱、あるいは運動エネルギー、あるいは電磁力が加わることで電力を発電し、その電力を昇圧回路2で昇圧する。昇圧回路2は発電源1から供給される電力で起動が掛かり、昇圧動作を開始する。発電源1から出力される電圧Vgenは非常に低いため、昇圧回路2の動作手順は非常に重要である。まず発電源1から供給された電圧で昇圧回路2内部の発振回路220が動作を開始し、昇圧を行う。このときの昇圧された電圧はあまり高くないが、この昇圧された電圧を昇圧回路2の内部回路に戻してあげることで、少しずつ昇圧回路2の出力電圧を上げていくことができる。これを繰り返すことで高い電圧を発生させることができる。昇圧された電力Pupはスイッチ制御回路3を通してコンデンサ5に充電される。ここで発電源1から供給される電力は非常に小さい場合が多い。これは、光、熱、運動エネルギーの力で発電する発電源1は一次電池や2次電池に比べて非常に単位堆積当りの発電量が小さいためである。このため、昇圧回路2の出力をスイッチ8に直接接続するのではなく、一旦コンデンサ5に一定時間溜めて、溜まった後に一気に供給するほうが効率的である。充電されたコンデンサ5の電圧がスイッチ8を動作させることができる電圧以上になった場合、スイッチ制御回路3はコンデンサ5に蓄えられた電力を一気にスイッチ8に供給する。ここでコンデンサ5の容量は、スイッチ8のオン、あるいはオフを制御することが十分可能な電力を蓄える容量である。
電力を供給されたスイッチ8はスイッチをオン状態にし、電力源7と電子回路9を接続する。コンデンサ5に蓄えられた電力がなくなると、スイッチ制御回路3の出力端子O3−1の電圧は下がり、スイッチ8はオフ状態になって、電力源1と電子回路9を遮断する。
図4は、本発明の第二の実施例の電子装置のブロック図である。第二の実施例の電子装置では、スイッチは図3に示すようなラッチ回路を有した構成とする。スイッチにラッチ機能があれば、一旦電力が供給されてある状態に切り替わると、後は再度信号が入力されるまでその状態を保持し続けるため、スイッチ8はラッチ機能を有するほうが望ましい。本発明の電子装置は消費電力を削減する目的であるため、ラッチ式のスイッチを使うことで本発明の効果は一層高まる。
ラッチ機能を有するスイッチとして、MEMS技術を用いてラッチ機構を備えたメカニカルスイッチやMOSFETとフリップフロップ回路を組み合わせたスイッチ、時計のステッピングモーターに回転スイッチを接続したラッチスイッチが用いられる。以下にラッチ機能を有したスイッチの一例である、MOSFETとフリップフロップ回路を組み合わせたスイッチの構成を図3に基づき詳細な説明を行う。
図3に示す様に、ラッチスイッチはMOSFET309とNAND回路301〜308で構成されている。NAND回路301の第一の入力端子I31−1はNAND回路307の出力端子O37と接続し、NAND回路301の第二の入力端子I31−2はスイッチ8のトルグ端子311と接続し、NAND回路301の第三の入力端子I31−3はスイッチ8の制御端子S8に接続し、NAND回路301の出力端子O31はNAND回路303の第一の入力端子I33−1とNAND回路305の第一の入力端子I35−1に接続する。NAND回路302の第一の入力端子I32−1はスイッチ8の制御端子S8に接続し、NAND回路302の第二の入力端子I32−2はスイッチ8のトルグ端子311と接続し、NAND回路302の第三の入力端子I32−3はNAND回路308の出力端子O38と接続し、NAND回路302の出力端子O32はNAND回路304の第二の入力端子I34−2とNAND回路3056第二の入力端子I36−2に接続する。NAND回路303の第二の入力端子I33−2はNAND回路304の出力端子O34と接続し、NAND回路303の出力端子O33はNAND回路304の第一の入力端子I34−1及びNAND回路305の第二の入力端子I35−2と接続する。NAND回路304の第一の入力端子I34−1はNAND回路303の出力端子O33と接続し、NAND回路304の出力端子O34はNAND回路306の第一の入力端子I36−1及びNAND回路303の第二の入力端子I33−2と接続する。NAND回路305の出力端子O35はNAND回路307の第一の入力端子I37−1と接続する。NAND回路306の出力端子O36はNAND回路308の第二の入力端子I38−1と接続する。NAND回路307の第二の入力端子I37−2はNAND回路308の出力端子O38と接続し、NAND回路307の出力端子O37はMOSFET309のゲートと接続する。MOSFET309のドレイン端子はスイッチ8の入力端子I8と接続し、MOSFET309のソース端子はスイッチ8の出力端子O8と接続する。さらに論理回路用の電源端子D8を設けている。
第二の実施例の電子装置は、発電源1の出力端子O1と昇圧回路2の入力端子I2を接続し、昇圧回路2の出力端子O2とスイッチ制御回路3の入力端子I3を接続する。スイッチ制御回路3の充放電端子O3−2とコンデンサ5の入力端子I5を接続し、コンデンサ5の接地端子O5を接地し、スイッチ制御回路3の出力端子O3−1とスイッチ8の制御端子S8を接続する。電力源7の出力端子O7はスイッチ8の入力端子I8及びスイッチ8の電源端子D8及びスイッチ8のトルグ端子T8と接続し、スイッチ8の出力端子O8と電子回路9の入力端子I9を接続する。電子回路9の制御端子S9はダイオード10のアノード端子A10と接続し、ダイオード10のカソード端子C10はスイッチ8の制御端子S8と接続する。以上のような接続の場合、電力源7は一次電池、二次電池、AC-DCコンバータから供給される直流電源を用いる。
以上のように接続されたスイッチは以下のように動作する。
スイッチ8の電源端子D8とトルグ端子T8は電力源7の出力端子O7に接続されているため、スイッチ8の内部回路であるフリップフロップ回路やMOSFETは制御端子S8に信号が入力されれば、すぐに反応することができる。トルグ端子T8を電力源7の出力端子O7に接続しているため、スイッチ8の制御端子S8に1回目の1パルス信号が入力されるとフリップフロップ回路の出力端子O37はHighの信号を出力し、2回目の1パルス信号が入力されるとフリップフロップ回路の出力端子O37はLowの信号を出力する。以下3回目の1パルス信号が入力されたときはHighの信号を出力し、4回目の1パルス信号が入力されたときはLowの信号を出力する、というように繰り返す。
コンデンサ5に蓄えられた電力がスイッチ8の制御端子S8に供給されると、その制御信号波形は1パルス形状となる。1パルスがスイッチ8の制御端子S8に入力されると、スイッチ8の内部回路であるフリップフロップ回路は出力端子O37にHighの信号を出力し、MOSFET309のゲート端子に信号を送る。信号を送られたMOSFET309はチャネルをオンさせ、スイッチ8の入力端子I8と出力端子O8間を接続する。フリップフロップ回路の出力端子7は次のパルス信号が制御端子S8に入力されるまでHigh信号を出力し続け、スイッチ8の入力端子I8と出力端子O8間の接続を保持する。
次にスイッチ8をオフ状態にして電子回路9の動作を停止させるには、電子回路9の制御端子S9から制御信号を送り、スイッチ8の制御端子S8に入力されると、フリップフロップ回路の出力端子O37はLowの信号を出力し、MOSFET309のゲート端子に信号を送る。信号を送られたMOSFET309はチャネルをオフさせ、スイッチ8の入力端子I8と出力端子O8間を遮断する。フリップフロップ回路の出力端子O37は次のパルス信号が制御端子S8に入力されるまでLow信号を出力し続け、スイッチ8の入力端子I8と出力端子O8間の遮断を保持する。
図5は、本発明の第三の実施例の電子装置のブロック図である。第三の実施例の電子装置では、スイッチ8のオン状態を監視する検出回路4を設け、スイッチ8がオン状態の時には昇圧回路2の動作を強制的に停止させる機能を有する。
本発明の第三の実施例の電子装置は、発電源1の出力端子O1と昇圧回路2の入力端子I2を接続し、昇圧回路2の出力端子O2とスイッチ制御回路3の入力端子I3を接続する。スイッチ制御回路3の充放電端子O3−2とコンデンサ5の入力端子I5を接続し、コンデンサ5の接地端子O5を接地し、スイッチ制御回路3の出力端子O3−1とスイッチ8の制御端子S8を接続する。電力源7の出力端子O7はスイッチ8の入力端子I8と接続し、スイッチ8の出力端子O8と電子回路9の入力端子I9を接続する。スイッチ8の出力端子O8は検出回路4の入力端子I4と接続し、検出回路4の出力端子O4は昇圧回路2の制御端子S2と接続する。電子回路9の制御端子S9はダイオード10のアノード端子A10と接続し、ダイオード10のカソード端子C10はスイッチ8の制御端子S8と接続する。
検出回路4はスイッチ8を通して供給される電力源7からの駆動電圧Vloadをモニタすることでスイッチ8がオン状態なのか、オフ状態なのかを判断し、オン状態であれば昇圧回路2に停止信号Sstopを送り、昇圧動作を停止させる。これにより、コンデンサ5に蓄えられた電力を無駄にスイッチ8に送ることを防ぐことができる。
ダイオード10は電子回路9の制御端子S9からスイッチ8の制御端子S8の方向を順方向として、電子回路9の制御端子S9とスイッチ8の制御端子S8を接続している。これにより、電子回路9からのスイッチ8をオフするための信号をスイッチ8の制御端子S8に送ることができると共に、スイッチ制御回路3の出力端子O3−1から出力された1パルス信号が電子回路9の制御端子S9に流れ込むことを防ぐことができる。
以上のように接続された電子装置は以下のように動作する。
コンデンサ5に蓄えられた電力がスイッチ8の制御端子S8に供給されると、スイッチ8は入力端子I8と出力端子O8間を接続する。スイッチ8はラッチ機能を有するスイッチのため、次の信号が入力されるまでスイッチ8の入力端子I8と出力端子O8間の接続を保持する。スイッチ8がオン状態になることで電力源1の電力が電子回路9に供給されると、検出回路4は検出端子を通してスイッチ8がオン状態にあることを駆動電圧Vloadをモニタすることで確認し、昇圧回路2に対して昇圧動作を停止するように検出回路の出力端子O4から停止信号Sstopを送る。検出回路4の出力端子O4から昇圧回路2の動作制御端子S2に停止信号Sstopを受けた昇圧回路2は、昇圧動作を停止し、コンデンサ5への電力供給をやめる。これにより、スイッチ8を制御する回路はムダな電力を消費することはない。
次に電子回路9が動作を停止する時は、電子回路9の制御端子S9からスイッチ8の制御端子S8にダイオード10を通して信号を送ることにより、スイッチ8をオフし、次の制御信号が入力されるまで電力源7と電子回路9の間を遮断する。これにより、電子回路9におけるスタンバイ時のムダな消費電力(リーク電流や不用な回路動作)を防ぐことができる。
図6は、本発明の第四の実施例の電子装置のブロック図である。第四の実施例の電子装置では、スイッチ8の電源端子D8がスイッチ制御回路3の出力端子O3−1に接続していることを特徴とする。ラッチ機能を有するスイッチの場合、スイッチのオン、あるいはオフの状態を保持するために電力を必要とする。そのため図5の例では、電力源7から電力を得るように接続している。しかしこの状態では、スイッチ8がオフの状態でも常に電力を消費してしまう。そこでスイッチ8の電源端子D8をスイッチ制御回路3の出力端子O3−1に接続することで、スイッチをオンさせるときだけ電力を消費し、スイッチがオフのときは電力を消費しない。
第四の実施例の電子装置は、発電源1の出力端子O1と昇圧回路2の入力端子I2を接続し、昇圧回路2の出力端子O2とスイッチ制御回路3の入力端子I3を接続する。スイッチ制御回路3の充放電端子O3−2とコンデンサ5の入力端子I5を接続し、コンデンサ5の接地端子O5を接地し、スイッチ制御回路3の出力端子O3−1とスイッチ8の制御端子S8を接続する。電力源7の出力端子O7はスイッチ8の入力端子I8と接続し、スイッチ8の出力端子O8と電子回路9の入力端子I9を接続する。スイッチ8の出力端子O8は検出回路4の入力端子I4と接続し、検出回路4の出力端子O4は昇圧回路2の制御端子S2と接続する。電子回路9の制御端子S9はダイオード10のアノード端子A10と接続し、ダイオード10のカソード端子C10はスイッチ8の制御端子S8と接続する。スイッチ8の出力端子O8はダイオード11のアノード端子A11と接続し、ダイオード11のカソード端子C11はスイッチ8の電源端子D8と接続する。スイッチ制御回路3の出力端子O3−1はダイオード12のアノード端子A12と接続し、ダイオード12のカソード端子C12はスイッチ8の電源端子D8に接続する。スイッチ8のトルグ端子T8はスイッチ8の電源端子D8と接続する。
以上のように接続された電子装置は以下のように動作する。
コンデンサ5に蓄えられた電力がスイッチ制御回路3の出力端子O3−1からスイッチ8の制御端子S8に供給されると、一部の電力はダイオード12を通ってスイッチ8の電源端子D8及びトルグ端子T8に供給される。これによりスイッチ8は動作が可能な状態となり、スイッチ8は入力端子I8と出力端子O8間を接続する。スイッチ8がオン状態になると電力源7から電力Ploadが電子回路9に供給されると共に、ダイオード11を通ってスイッチ8の電源端子D8及びトルグ端子T8に供給される。スイッチ8はラッチ機能を有するスイッチであるが、スイッチ制御回路3からの電力供給を受けている場合、1パルス状の電力供給ではラッチ状態を保持することができない。しかし本実施ではスイッチ8がオン状態になるとスイッチ8の出力端子O8から電力を得るため、ラッチ状態を保持することができ、次の信号が入力されるまでスイッチ8の入力端子I8と出力端子O8間の接続を保持する。スイッチ8がオン状態になることで電力源1の電力が電子回路9に供給されると、検出回路4は検出端子を通してスイッチ8がオン状態にあることを駆動電圧Vloadをモニタすることで確認し、昇圧回路2に対して昇圧動作を停止するように検出回路の出力端子O4から停止信号Sstopを送る。検出回路4の出力端子O4から昇圧回路2の動作制御端子S2に停止信号Sstopを受けた昇圧回路2は、昇圧動作を停止し、コンデンサ5への電力供給をやめる。これにより、スイッチ8を制御する回路はムダな電力を消費することはない。
次に電子回路9が動作を停止する時は、電子回路9の制御端子S9からスイッチ8の制御端子S8にダイオード10を通して信号を送ることにより、スイッチ8をオフし、次の制御信号が入力されるまで電力源7と電子回路9の間を遮断する。これにより、電子回路9におけるスタンバイ時のムダな消費電力(リーク電流や不用な回路動作)を防ぐことができる。
図7は、本発明の第五の実施例の電子装置のブロック図である。第五の実施例の電子装置では、スイッチ8にラッチ機能を有していないスイッチで、制御端子を2つ持ち、一方の制御端子に信号があるときはオンを、もう一方の制御端子に信号があるときはオフを行うスイッチを有することを特徴とする。
第五の実施例の電子装置は、発電源1の出力端子O1と昇圧回路2の入力端子I2を接続し、昇圧回路2の出力端子O2とスイッチ制御回路3の入力端子I3を接続する。スイッチ制御回路3の充放電端子O3−2とコンデンサ5の入力端子I5を接続し、コンデンサ5の接地端子O5を接地し、スイッチ制御回路3の出力端子O3−1とスイッチ8の第一の制御端子S8−1を接続する。電力源7の出力端子O7はスイッチ8の入力端子I8と接続し、スイッチ8の出力端子O8は電子回路9の入力端子I9及びダイオード13のアノード端子A13と接続する。スイッチ8の出力端子O8は検出回路4の入力端子I4と接続し、検出回路4の出力端子O4は昇圧回路2の制御端子S2と接続する。ダイオード13のカソード端子C13はスイッチ8の第一の制御端子S8−1と接続する。電子回路9の制御端子S9はスイッチ8の第二の制御端子S8−2と接続する。
以上のように接続された電子装置は以下のように動作する。
コンデンサ5に蓄えられた電力がスイッチ制御回路3の出力端子O3−1からスイッチ8の第一の制御端子S8−1に供給されると、スイッチ8は入力端子I8と出力端子O8間を接続する。スイッチ8がオン状態になると電力源7から駆動電力が電子回路9に供給されると共に、ダイオード13を通ってスイッチ8の第一の制御端子S8−1に供給される。これによりスイッチ8はラッチ機能を有していなくてもスイッチをオン状態に保持することができる。スイッチ8がオン状態になることで電力源1の電力が電子回路9に供給されると、検出回路4は検出端子を通してスイッチ8がオン状態にあることを駆動電圧Vloadをモニタすることで確認し、昇圧回路2に対して昇圧動作を停止するように検出回路の出力端子O4から停止信号Sstopを送る。検出回路4の出力端子O4から昇圧回路2の動作制御端子S2に停止信号Sstopを受けた昇圧回路2は、昇圧動作を停止し、コンデンサ5への電力供給をやめる。これにより、スイッチ8を制御する回路はムダな電力を消費することはない。
次に電子回路9が動作を停止する時は、電子回路9の制御端子S9からスイッチ8の第二の制御端子S8−2に信号を送ることにより、スイッチ8を強制的にオフする。これにより、電力源7と電子回路9を完全に遮断することができ、電子回路9におけるスタンバイ時のムダな消費電力(リーク電流や不用な回路動作)を防ぐことができる。
更に第五の実施例の電子装置は、スイッチ8の第一の制御端子S8−1に電力を通電している間は電力源7と電子回路9を遮断させ、スイッチ8の第一の制御端子S8−1に電力が通電されていない間は電力源7と電子回路9の間を導通させる機能を有する。このシステムは、発電源1の基となる光や熱、運動エネルギー、電磁気エネルギーなどの外部環境変化エネルギーがあるときにはスイッチ8をオフ状態にし、光や熱、運動エネルギー、電磁気エネルギーがなくなった時点で電子回路9は動作を開始する。具体例として、暗くなると点灯する街灯システムのように太陽発電の発電電力がなくなると動作を開始するシステムについてである。
本発明の第六の実施例の電子装置は、構成及び接続は第五の実施例の電子装置で説明したものと同じである。
本発明の第六の実施例の電子装置の動作について説明する。スイッチ8は通電をしていない状態の時オン状態なので、電力源7と電子回路9は接続され、電子回路9は動作を行っている。この時、発電源1に光、あるいは熱、あるいは運動エネルギー、あるいは電磁気エネルギーが加わることで電力を発電し、その電力を昇圧回路2で昇圧する。昇圧回路2は発電源1から供給される電力で起動が掛かり、昇圧動作を開始する。昇圧された電力はスイッチ制御回路3を通してコンデンサ5に充電される。充電されたコンデンサ5の電圧がスイッチ8を動作させることができる電圧Vsw以上になった場合、スイッチ制御回路3はスイッチ8の第一の制御端子S8−1にコンデンサ5から電力を供給する。ここでコンデンサ5の容量は、スイッチ8のオフを制御することが十分可能な電力を蓄える容量である。電力を供給されたスイッチ8はスイッチをオフ状態にし、電力源7と電子回路9を接続を遮断する。
発電源1の基となる光や熱、運動エネルギー、電磁気エネルギーなどの外部環境変化エネルギーなくなると、スイッチ8に電力を供給することができなくなり、スイッチ8は再びオン状態になる。これによって電力源7の電力は電子回路9に供給され、動作が開始する。ここで、電子回路9の制御端子S9からスイッチ8の第二の制御端子S8−2に信号を送ることによって、強制的に電力源7から電子回路9への電力供給を遮断することもできる。
以上のように構成された本発明の電子装置は、電池を搭載したアクティブRFタグに適用することで本発明の効果は一層高まる。アクティブRFタグの場合、アクティブRFタグが搭載された電子装置が通信可能領域に入っているかどうかは、装置自身が判断することはできない。そのため常に間欠的に信号を送信しつづけている。この場合、通信を行うことができない場所に電子装置がいるときには無駄に電力を消費しているだけである。アクティブRFタグに本発明を適用することによって、ムダな消費電力を削減し、電池の寿命を飛躍的に向上させることができる。具体的には、RFコイルを発電源1とし、一次電池を電力源7としたアクティブRFタグにおいて電磁波が供給されている領域に本電子装置が通過すると、RFコイルから電力発生する。この時、発生する電圧は電磁波の強度、コイルの大きさ、コイルの巻き数によって大きく異なるが、本発明の電子装置は昇圧回路2が内蔵されているため、問題なく動作させることが可能である。よって本発明の電子装置を使えば電磁波の出力パワーを小さく、あるいはコイルの大きさを小さくすることができる。
次にRFコイルで発電した電圧を昇圧回路2で昇圧し、スイッチ制御回路3を通してコンデンサ5に蓄える。充電されたコンデンサ5の電圧がスイッチ8を動作させることができる電圧Vsw以上になった場合、スイッチ制御回路3はスイッチ8の制御端子S8にコンデンサ5から電力を供給する。ここでコンデンサ5の容量は、スイッチ8のオンを制御することが十分可能な電力を蓄える容量である。電力を供給されたスイッチ8はスイッチをオン状態にし、一次電池とRF処理回路を接続する。
アクティブRFタグが搭載された電子装置が通信可能領域から外れると、RFコイルで発生する電力はなくなるため、スイッチ8を制御する信号を送ることはできず、スイッチ8はオフ状態になる。ここでRFタグの通信時間は非常に短いものであり、コンデンサ5から送られた電力でスイッチ8がオンしている1パルスの時間で十分な場合が多い。その場合、電子装置が通信可能領域にいる間は何度も通信を行い、電子装置が通信可能領域から外れると通信を止める。上記の場合スイッチ8はMOSFETを想定しているが、ラッチ機能を有するスイッチを使うこともできる。この場合、回路接続は図4に示すように接続し、電力源7からの電力でスイッチ8を待機状態にする。しかし消費電力削減の観点から見ると、待機電力を必要としないMOSFETを使ったスイッチの方が望ましい。
また、近年白色LEDの出現により、より大きな光エネルギーで情報を伝達することができるようになっている。これは、白色LEDを非常に短い間隔でオン・オフさせることにより、光に情報を持たせようというものである。このような特徴を生かしたシステムとして、室外の電光掲示板や室内に情報送信の白色LEDを設置し、光の届く範囲に情報を供給するという試みがなされている。しかしこのシステムが発達してあらゆる所に信号発信源があった場合、受信側はどこから光情報がやってくるのかわからない。そのため、常に光情報を受信するための回路を動作させておく必要がある。これでは電波を用いた携帯電話機器と変わりなく、白色LEDを使うメリットは半減してしまう。
これは現在使用されているテレビやエアコンの赤外線リモコン回路にも言えることである。いつ赤外線が受信されてもいいように赤外線回路は常時動作をしている。仮に夏場しか使わないエアコンの場合、冬場はコンセントをさしている限り、使っていなくても電力を消費していることになる。他のリモコン装置でも同様である。
本発明はこのような待機電力の無駄を削減する目的で発明されたもので、上記のように光エネルギーと信号情報を同時に送信するシステムに最適である。光エネルギーを送信することで太陽電池である発電源1が発電し、スイッチ8をオン状態にすることで、AC電源や電池等の電力源7からの電力で電子回路9である信号受信回路が動作し、送られてきた情報を処理する。これにより、光を受けて初めて機器が動作を開始するため、ムダな待機電力を削減することができ、機器の電池寿命を飛躍的に延ばすことができる。
また本実施の電子装置の別の具体的な使用箇所は、光センサのつながったテレビの輝度調整回路のように、光を受けたとき動き出す機器に適している。光だけではなく、手を触れることで体温を電気に変換しスイッチ8をオンにするシステムや、ドアが開くことでドアにつけられた回転発電機が動作しスイッチ8をオンさせるシステムや、風を受けることで風車が回り発電機が動作することでスイッチ8をオンさせるシステム等に応用できる。この時、外部の環境変化によって発電源1が発電し、スイッチ8をオン状態にすることで、AC電源や電池等の電力源7からの電力で電子回路9である信号受信回路が動作する。ここで光センサを搭載した街路灯のように、暗くなると街路灯が点灯するシステムでは、スイッチ8を第一の制御端子S8−1に電力を通電している間は電力源7と電子回路9を遮断させ、スイッチ8の第一の制御端子S8−1に電力が通電されていない間は電力源7と電子回路9の間を導通させるスイッチを使用することで、これまでの動作を変えることなく光センサの消費電力を削減することができる。
以上のように構成することにより、従来のように電力源と電子回路を遮断するためのスイッチを制御するために必要な電力が必要なく、電子装置全体のスタンバイ時の消費電力は非常に小さくなる。
また低電圧から動作を開始する昇圧回路が発電源に接続されているため、発電源が小さくて発電電力の電圧が低くてもスイッチを制御することができる。
さらに昇圧回路に充放電回路とコンデンサが接続されているため、発電源の発電電力が小さくても、コンデンサに蓄えて、一気にスイッチに電力を供給することにより、スイッチの制御が可能である。
本発明の第一の実施例の電子装置のブロック図である。 本発明の電子装置に用いる昇圧回路の一例の回路図である。 本発明の第二ないし第四の実施例の電子装置に用いるスイッチの回路図である。 本発明の第二の実施例の電子装置のブロック図である。 本発明の第三の実施例の電子装置のブロック図である。 本発明の第四の実施例の電子装置のブロック図である。 本発明の第五の実施例の電子装置のブロック図である。 従来の電子装置のブロック図である。
符号の説明
1 発電源
2 昇圧回路
3 充放電回路
4 検出回路
7、101 電力源
8、103 スイッチ
9、107 負荷回路
102 スイッチ制御回路
104 充電制御回路
105 蓄電器
106 動作監視回路
220 発振回路
309 MOSFET

Claims (8)

  1. 電力源と電子回路とスイッチ手段を有し、前記スイッチ手段を介して前記電力源の電力を前記電子回路に供給する電子装置において、
    環境エネルギーを電気エネルギーに変換する発電源と、
    前記発電源に接続した昇圧回路と、
    前記昇圧回路の電力で駆動されて前記スイッチ手段を制御するスイッチ制御回路と、
    前記電力源の電圧をモニタして前記昇圧回路の動作を制御する検出回路と、
    を有する電子装置。
  2. 前記検出回路は、前記スイッチ手段の出力端子の電圧をモニタするように接続された請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記スイッチ制御回路に接続した蓄積手段を備え、前記スイッチ制御回路は前記蓄積手段の充放電を制御する機能を有することを特徴とする請求項1または2に記載の電子装置。
  4. 前記スイッチ手段は、ラッチ式スイッチング動作をする請求項1から3のいずれかに記載の電子装置。
  5. 前記スイッチ手段は、切り替え式スイッチング動作をする請求項1から3のいずれかに記載の電子装置。
  6. 前記スイッチ手段の電源は、前記スイッチ制御回路の出力端子からダイオードを介して供給されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電子装置。
  7. 前記スイッチ手段の電源は、さらに前記スイッチ手段の出力端子からダイオードを介して供給されることを特徴とする請求項6に記載の電子装置。
  8. 前記発電源は、光、熱、運動、電磁波のいずれかの環境エネルギーを電気エネルギーに変換することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の電子装置。
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