JP2020198498A - 遠隔制御システム - Google Patents

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Kohei Ogawa
耕平 小川
貴裕 仲田
Takahiro Nakata
貴裕 仲田
純也 米田
Junya Yoneda
純也 米田
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Abstract

【課題】新たなセンサを容易に追加する。【解決手段】遠隔制御示システム(1)は、空気調和装置(10)を遠隔から制御する遠隔制御システムであって、取得部(21)と、制御決定部(23)と、入力部(62)と、を備える。取得部(21)は、センサ(30)により計測された空調対象空間の空気質に関する計測データ及び計測データを加工した加工データの少なくとも一方のデータを取得する。入力部(62)は、センサ(30)と空気調和装置(10)との関係を入力させる。制御決定部(23)は、取得部(21)で取得したデータに基づいて空気調和装置(10)の制御内容を決定する。制御決定部(23)は、さらに、入力部(62)に入力された関係に基づいて空気調和装置(10)の制御内容を決定する。【選択図】図1

Description

遠隔制御システムに関する。
特許文献1(特開2000−249365号公報)には、換気用送風機の通風路途中に設けた環境センサにて検知された環境状態に合わせて空調制御を行うことが開示されている。特許文献1の環境センサは、室内外の温度、湿度又は結露、雑ガス、CO2ガス等の環境を検知するセンサである。
しかしながら、特許文献1の空気調和機において新たなセンサを追加する場合には、空気調和機の内部に配置されたセンサの制御手段を改造する必要がある。このため、ユーザが空気調和機を購入した後に、新たなセンサを容易に追加することができない。
第1観点に係る遠隔制御示システムは、空気調和装置を遠隔から制御する遠隔制御システムであって、取得部と、制御決定部と、入力部と、を備える。取得部は、センサにより計測された空調対象空間の空気質に関する計測データ及び計測データを加工した加工データの少なくとも一方のデータを取得する。入力部は、センサと空気調和装置との関係を入力させる。制御決定部は、取得部で取得したデータに基づいて空気調和装置の制御内容を決定する。制御決定部は、さらに、入力部に入力された関係に基づいて空気調和装置の制御内容を決定する。
第1観点に係る遠隔制御示システムでは、入力部によりユーザがセンサと空気調和装置との関係を入力すると、制御決定部により、入力部で入力された関係と、取得部で取得したデータとに基づいて、空気調和装置の制御内容を決定できる。このため、新たなセンサを追加しても、入力部でセンサと空気調和装置との関係が入力されることで、新たなセンサに基づいて空気調和装置の制御内容が決定される。したがって、ユーザが空気調和装置を購入した後に、新たなセンサを容易に追加することができる。
第2観点に係る遠隔制御示システムは、第1観点の遠隔制御示システムであって、取得部は、無線通信を介してデータを取得する。
第2観点に係る遠隔制御示システムでは、取得部は、センサ側のデータ取得部又はセンサから、無線通信を介してデータを取得できる。このため、取得部でのデータの取得が容易である。
第3観点に係る遠隔制御示システムは、第1観点または第2観点の遠隔制御示システムであって、取得部は、データとして、CO2濃度、温度、湿度、温度ムラ、及び熱画像の少なくとも1つを取得する。
第3観点に係る遠隔制御示システムでは、CO2濃度、温度、湿度、温度ムラ、及び熱画像の少なくとも1つに基づいて、空気調和装置の制御内容を決定することができる。
第4観点に係る遠隔制御示システムは、第1観点から第3観点の遠隔制御示システムであって、取得部は、データとして、センサにより計測された画像を加工した加工データを取得する。
第4観点に係る遠隔制御示システムでは、センサにより計測される計測データが複雑であっても、取得部は、加工データを容易に取得できる。
第5観点に係る遠隔制御示システムは、第1観点から第4観点の遠隔制御示システムであって、入力部は、関係として、空気調和装置の位置、センサの位置、及び設置する部屋の情報の少なくとも1つを入力させる。
第5観点に係る遠隔制御示システムでは、空気調和装置及びセンサの位置関係及び設置される部屋などに基づいて、制御内容が決定される。このため、制御決定部で決定される制御内容の精度を向上できる。
第6観点に係る遠隔制御示システムは、第1観点から第5観点の遠隔制御示システムであって、制御決定部は、データ及び関係に基づいて、複数の空気調和装置の制御内容を決定する。
第6観点に係る遠隔制御示システムでは、複数の空気調和装置を遠隔から制御することができる。
第7観点に係る遠隔制御示システムは、第1観点から第6観点の遠隔制御示システムであって、取得部は、複数種類のセンサのそれぞれにより計測された複数のデータを取得する。制御決定部は、複数のデータを連携させて、空気調和装置の制御内容を決定する。
第7観点に係る遠隔制御示システムでは、複数のデータを連携させるので、制御決定部で決定される制御内容の精度を向上できる。
第8観点に係る遠隔制御示システムは、第1観点から第7観点の遠隔制御示システムであって、入力部は、センサ及び空気調和装置に関して登録されているユーザIDを入力させる。取得部は、ユーザIDを介して、データを取得する。
第8観点に係る遠隔制御示システムでは、ユーザIDを介して、追加するセンサと空気調和装置とを紐付けることができる。
本開示の一実施形態に係る遠隔制御システムの機能ブロック図である。 本開示の一実施形態に係る空気調和装置の模式図である。 本開示の一実施形態に係る遠隔制御システムの模式図である。 本開示の一実施形態に係る遠隔制御システムのフローチャートである。 入力部での入力を示すフローチャートである。
本開示の一実施形態に係る遠隔制御システムについて、図面を参照しながら説明する。
(1)全体構成
本開示の一実施形態に係る遠隔制御システム1は、空気調和装置を遠隔から制御する遠隔制御システムである。図1に示すように、遠隔制御システム1は、空調システム2と、センサシステム3と、端末装置4と、を備えている。
空調システム2は、空気調和装置10と、空調用サーバ20と、を含む。空調用サーバ20は、空気調和装置10と通信可能である。
センサシステム3は、センサ30と、センサ用サーバ40と、を含む。センサ30は、空調対象空間の空気質を計測する。センサ用サーバ40は、センサ30と通信可能である。空調用サーバ20は、センサ用サーバ40から、データを受信する。
端末装置4は、表示部61と、入力部62と、を含む。空調用サーバ20は、端末装置4から、データを受信する。
なお、空気調和装置10の制御部13、空調用サーバ20の制御決定部23及びセンサ用サーバ40の制御部41は、各種演算及び処理を行い、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置により実現される。
(2)詳細構成
(2−1)空調システム
(2−1−1)空気調和装置
図2に示すように、空気調和装置10は、室外機11と、室内機12と、を有している。室外機11と、室内機12とは、冷媒配管を介して接続されている。本実施形態の空気調和装置10は、1台の室外機11に複数台の室内機12a〜12cが接続されているが、1台の室外機に1台の室内機12が接続されてもよい。
各室内機12a〜12cのそれぞれは、建物50内の別の部屋50a〜50cに配置されている。本実施形態の室内機12a〜12cは、冷暖房機能と、換気機能と、を有している。
室内機12a〜12cのそれぞれは、図3に示すように、制御部13と、圧縮機14と、室内ファン15と、換気ファン16と、フラップ用モータ17と、を有している。制御部13は、圧縮機14、室内ファン15、換気ファン16、フラップ用モータ17などの動作を制御する。
(2−1−2)空調用サーバ
図1及び図3に示すように、空調用サーバ20は、例えばクラウドサーバである。空調用サーバは、人工知能(AI:artificial intelligence)を利用してもよい。
図1に示すように、空調用サーバ20は、データ取得部21と、関係取得部22と、制御決定部23と、を有している。データ取得部21は、センサ30により計測された空調対象空間Sの空気質に関する計測データ及び計測データを加工した加工データの少なくとも一方のデータを取得する。空気質に関する計測データは、例えば、温度、湿度、CO2濃度、温度ムラなどである。なお、空調対象空間Sとは、空気調和装置10の配置される空間であり、本実施形態では、室内機12a〜12cのそれぞれが配置される部屋50a〜50cの室内である。
データ取得部21は、無線通信を介してデータを取得する。本実施形態では、データ取得部21は、センサ用サーバ40からデータを取得する。空調用サーバ20と、センサ用サーバ40とは、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、NFCなどの無線によって通信可能である。
データ取得部21は、データとして、CO2濃度、温度、湿度、温度ムラ、及び熱画像の少なくとも1つを取得する。データ取得部21は、照度などをさらに取得してもよい。データ取得部21は、データとして、センサ30により計測された画像を加工した加工データを取得してもよい。
データ取得部21は、複数種類のセンサ30のそれぞれにより計測された複数のデータを取得する。なお、データ取得部21は、1種類のセンサ30により計測されたデータを取得してもよい。
関係取得部22は、入力部62に入力されたセンサ30と空気調和装置10との関係を取得する。関係取得部22は、無線通信を介して入力部62からデータを取得する。
制御決定部23は、データ取得部21で取得したデータに基づいて空気調和装置10の制御内容を決定する。制御決定部23は、さらに、入力部62に入力された関係に基づいて空気調和装置10の制御内容を決定する。本実施形態では、制御決定部23は、データ取得部21で取得したデータ及び関係取得部22で取得した関係に基づき、室内機12の制御内容を決定する。制御決定部23で決定した制御内容は、室内機12の制御部13に送信する。
データ取得部21が複数のデータを取得する場合、制御決定部23は、複数のデータを連携させて、空気調和装置10の制御内容を決定する。例えば、データ取得部21が、複数のデータとして温度及び熱画像を取得した場合、制御決定部23は、温度を変更する際に、熱画像から日射熱、輻射熱等の影響を考慮して、風量だけでなく風向も制御するように制御内容を決定する。また、制御決定部23は、複数のデータのうち、優先するデータに基づいて制御内容を決定してもよい。例えば、データ取得部21が、複数のデータとしてCO2濃度及び温度を取得した場合、CO2濃度が所定以上であれば、制御決定部23は、温度に基づく冷暖房運転よりも換気運転をするという制御内容を決定する。
本実施形態では、制御決定部23は、データ及び関係に基づいて、複数の空気調和装置10の制御内容を決定する。例えば、データ取得部21が1つの部屋50aにおいて所定以上のCO2濃度を取得したときに、制御決定部23は、取得したCO2濃度の部屋を換気するという制御内容を決定する。あるいは、データ取得部21が1つの部屋において所定濃度以上のCO2濃度を取得したときに、制御決定部23は、取得したCO2濃度の部屋50aを含む全ての部屋50a〜50cを換気するという制御内容を決定する。あるいは、データ取得部21が1つの部屋において所定濃度以上のCO2濃度を取得したときに、制御決定部23は、関係取得部22で取得した部屋名に基づいて、複数の部屋50a〜50cのうち部屋を指定して換気するという制御内容を決定する。
制御決定部23が、データ取得部21からのデータ、及び関係取得部22からの関係に基づいて決定する制御内容と、制御内容に基づく室内機の制御手段との具体例については、後述する。
(2−2)センサシステム
センサシステム3は、センサ30と、センサ用サーバ40とで構成される1組のシステムを複数含む。センサ30毎に、そのセンサ30と通信可能なセンサ用サーバ40が設けられる。具体的には、センサ30として、CO2センサ30a、温湿度センサ30b、熱画像センサ30cなどが用いられる。1組のシステムは、CO2センサ30aと、CO2センサ用サーバ40aと、を含む。別の1組のシステムは、温湿度センサ30bと、温湿度センサ用サーバ40bと、を含む。さらに別の1組のシステムは、熱画像センサ30cと、熱画像センサ用サーバ40cと、を含む。さらに別の1組のシステムは、照度センサ30dと、照度センサ用サーバ40dと、を含む。
(2−2−1)センサ
センサ30は、建物50の任意の部屋50a〜50cに設置される。各部屋50a〜50cに設置されるセンサ30は1つであってもよく、複数であってもよい。センサ30は、室内機12の内部に搭載されず、室内機12の外部に配置される。
各センサ30は、計測部31を有している。具体的には、CO2センサ30aは、CO2濃度を計測する濃度計測部31aを有している。温湿度センサ30bは、温度を計測する温度計測部31b1と、湿度を計測する湿度計測部31b2と、を有している。熱画像センサ30cは、画像を計測する画像計測部31cを有している。照度センサ30dは、照度を計測する照度測定部31dを有している。各センサ30は、ポータブルセンサであってもよい。例えば、温湿度センサ30b及び熱画像センサ30cは、ポータブルセンサである。
(2−2−2)センサ用サーバ
各センサ用サーバ40は、例えばクラウドサーバである。また、センサ用サーバ40は、人工知能(AI:artificial intelligence)を利用してもよい。
センサ用サーバ40は、制御部41を有している。制御部41は、センサ30で計測された計測データを取得する。制御部41は、取得した計測データを加工して、加工データを生成してもよい。
具体的には、CO2センサ用サーバ40aの制御部41aは、CO2センサ30aで計測されたCO2濃度を取得する。温湿度センサ用サーバ40bの制御部41bは、温湿度センサ30bで計測された温度及び湿度を取得する。また温湿度センサ用サーバ40bの制御部41bは、温湿度センサ30bで計測された温度から、温度ムラの加工データを生成する。熱画像センサ用サーバ40cの制御部41cは、熱画像センサ30cで計測された熱画像を加工して、加工データを生成する。照度センサ用サーバ40dの制御部41は、照度センサ30dで計測された照度を取得する。
(2−3)端末装置
端末装置4は、例えば、スマートフォン、タブレット端末などが用いられる。端末装置4には、アプリケーションがインストールされる。アプリケーションは、空気調和装置10及びセンサ30の情報に関するものである。端末装置4は、表示部61と、入力部62と、を含む。
(2−3−1)表示部
表示部61は、アプリケーションにより生成される画像を表示する。ユーザは、表示部61に表示される画像を確認できる。
(2−3−2)入力部
入力部62は、センサ30と空気調和装置10との関係を入力させる。入力部62は、表示部61に表示されるアプリケーションにしたがって、ユーザに入力させる。入力部62は、センサ30と空気調和装置10との連携制御に関する情報を入力させる。詳細には、入力部62は、関係として、空気調和装置10の位置、センサ30の位置、及び設置する部屋50a〜50cの情報の少なくとも1つを入力させる。位置は、部屋名、部屋における設置位置などを含む。部屋の情報は、空気調和装置10を設置する部屋名、部屋の形状、部屋のサイズ、センサ30を設置する部屋名などを含む。具体的には、入力部62は、空気調和装置10を設置する部屋名、センサ30を設置する部屋名、空気調和装置10を設置する位置、センサ30を設置する位置、空気調和装置10を設置する部屋の形状、空気調和装置10を設置する部屋のサイズ、及びセンサ30とユーザの位置関係の少なくとも1つを入力させる。
具体的には、入力部62は、アプリケーションで、室内機12の設置部屋名と、センサ30の設置部屋名とを入力させる。入力方法としては、文字入力させてもよく、選択入力させてもよい。これにより、室内機12とセンサ30とは、同じ部屋に設置されたのか、別の部屋に設置されたのかを認識できる。
また、入力部62は、間取り内における室内機12の設置位置と、センサ30の設置位置とを入力させる。また、入力部62は、間取りの形状と、室内機12の設置位置とを入力させる。入力方法としては、アプリケーションに部屋50a〜50cの間取りを取り込ませてもよく、複数選択候補の間取り図から選択入力させてもよい。さらに、間取り上に、室内機12の位置及びセンサ30の位置のタップ、アイコンのドラッグなどで設定させてもよい。これにより、空気溜まりが生じやすい部屋50a〜50cか否かなどを認識できる。
また、入力部62は、室内機12が設置された部屋50a〜50cのサイズを入力させる。入力方法としては、畳数を数値入力させてもよく、選択入力させてもよい。これにより、室内機12の能力と部屋50a〜50cのサイズとが一致しているか、一致していないのかを認識できる。
また、入力部62は、人の位置を入力させる。入力方法としては、間取り上に、人の位置のタップ、アイコンのドラッグなどで設定してもよい。これにより、センサ30の設置位置と人の位置とは、一致しているのか、一致していないのかを認識できる。
また、入力部62は、所定の部屋50a〜50cに居るユーザからの温湿度に関する快適度合いを入力させる。入力方法としては、快適度合いの段階を入力させてもよく、選択入力させてもよい。
上述したように、入力部62で入力させた関係は、空調用サーバ20の制御決定部23に送信される。本実施形態では、入力部62で入力させた関係は、空調用サーバ20の関係取得部22を介して制御決定部23に伝達される。
また、入力部62は、センサ30及び空気調和装置10に関して登録されているユーザIDを入力させる。ユーザIDの入力により、センサ用サーバ40と空調用サーバ20とを通信可能にする。これにより、データ取得部21は、ユーザの権限に応じて、ユーザIDを介して、センサ用サーバ40からデータを取得できる。
(2−4)制御内容及び制御手段
ここで、制御決定部23による制御内容の決定と、制御内容に基づく室内機12の制御部13の制御手段と、について、一例を挙げて説明する。
(2−4−1)CO2
CO2センサ30aにより計測されたCO2濃度の計測データは、CO2センサ用サーバ40aの制御部41aに送信される。空調用サーバ20のデータ取得部21は、CO2センサ用サーバ40aから、CO2濃度のデータを取得する。また、空調用サーバ20の関係取得部22は、入力部62により、CO2センサが設置された部屋50a〜50cの室内機12a〜12cの情報を取得する。制御決定部23は、CO2濃度が所定以上であると判断すると、所定以上の濃度のCO2センサが設置されている部屋50a〜50cの換気運転が必要であることを決定する。なお、所定以上の濃度のCO2センサが設置されていない部屋50a〜50cの換気運転の要否については、制御決定部23は、関係取得部22からの関係に基づいて判断する。換気運転が必要であるという制御内容を受信した室内機12a〜12cの制御部13は、換気ファン16を動作する。これにより、換気運転が実施される。
換気運転が実施されている部屋50a〜50cのCO2センサ30aにより計測されたCO2濃度の計測データは、CO2センサ用サーバ40aの制御部41aに送信される。空調用サーバ20のデータ取得部21は、CO2センサ用サーバ40aから、CO2濃度のデータを取得する。制御決定部23が、CO2濃度が所定未満に下がったと判断すると、換気運転中の部屋50a〜50cの室内機12a〜12cの換気運転が不要であることを決定する。この制御内容を受信した室内機12a〜12cの制御部13は、換気ファン16を停止する。これにより、換気運転が停止される。
(2−4−2)温湿度
温湿度センサ30bにより計測された温度及び湿度の計測データは、温湿度センサ用サーバ40bの制御部41bに送信される。温湿度センサ用サーバ40bの制御部41bは、計測データを加工して、温度ムラのデータを生成する。空調用サーバ20のデータ取得部21は、温湿度センサ用サーバ40bから、温度、湿度及び温度ムラのデータを取得する。空調用サーバ20の関係取得部22は、入力部62により、温湿度センサ30bが設置された部屋50a〜50cの室内機12a〜12cの情報を取得する。制御決定部23は、温度ムラが大きいと判断すると、温度ムラを小さくするように、風量及び風向の少なくとも一方を変更することを決定する。この制御内容を受信した室内機12a〜12cの制御部13は、制御内容に応じて、圧縮機14、室内ファン15、及びフラップ用モータ17の少なくとも1つの動作状態を変更する。
なお、室内機12の内部に温湿度センサが設置されている場合、入力部62は、室内機12の内部または外部のいずれの温湿度センサに基づいて温度ムラを判断するかを入力させてもよい。この場合、制御決定部23は、入力部62からの情報に基づいて、温度ムラを選択して、制御内容を決定する。
また、関係取得部22が、入力部62から、ユーザの温湿度に関する快適度合いを取得すると、制御決定部23は、快適度合いをさらに考慮して、風量及び風向などの制御内容を決定する。
また、関係取得部22が、入力部62から、温湿度センサ30bの設置位置と人の位置とが一致しないという関係を取得すると、制御決定部23は、温湿度のデータよりも上記快適度合いを優先させて、風量及び風向などの制御内容を決定する。
また、関係取得部22が、入力部62から、間取りの形状及び室内機12の設置位置を取得すると、制御決定部23は、部屋の空気溜まりなどをさらに考慮して、風量及び風向などの制御内容を決定する。
また、制御決定部23は、関係取得部22を介して、入力部62から、室内機12の能力と部屋サイズとの関係を取得すると、能力の調整をさらに考慮して、最大風量などの制御内容を決定する。例えば、室内機12の能力が部屋のサイズよりも大きく、かつ、温湿度センサ30bからの温度データが設定温度に到達する場合には、制御決定部23は最大風量の上限を制限することを決定する。室内機12の能力が部屋のサイズよりも小さく、かつ、温湿度センサ30bの温度データが設定温度に達しない場合には、制御決定部23は最大風量の上限を上げることを決定する。
(2−4−3)熱画像
熱画像センサ30cにより計測された熱画像の計測データは、熱画像センサ用サーバ40cの制御部41cに送信される。熱画像センサ用サーバ40cの制御部41cは、画像を加工して、室内機12の設置面に関する熱画像のデータを生成する。空調用サーバ20のデータ取得部21は、熱画像センサ用サーバ40cから、加工されたデータを取得する。空調用サーバ20の関係取得部22は、入力部62により、室内機12a〜12cの設置された部屋50a〜50cの情報を取得する。このため、制御決定部23は、日射熱、輻射熱などを考慮して、風量、風向及び能力の少なくとも1つについて決定する。この決定を受信した室内機12a〜12cの制御部13は、圧縮機14、室内ファン15、及びフラップ用モータ17の少なくとも1つの動作状態を変更する。
(2−4−4)照度
照度センサ30dにより計測された照度の計測データは、照度センサ用サーバ40dの制御部41dに送信される。空調用サーバ20の関係取得部22は、入力部62により、室内機12a〜12cの設置された部屋50a〜50cが寝室であるか否かの情報を取得する。制御決定部23は、部屋が寝室であり、照明が消えると、室内機12を睡眠モードに切り替えることを決定する。この決定を受信した室内機12の制御部13は、圧縮機14及び室内ファン15の動作状態を変更する。睡眠モードとは、風量を小さく、音を小さく、室内機の発光部の輝度を低下させるように、圧縮機14、室内ファン15などの動作状態を変更する。
なお、照明が消えることの判断については、照度センサ30dの代わりに、照明のオン/オフのデータを利用してもよい。この場合、照明のオン/オフの切替信号がデータ取得部21に送信される。
(3)遠隔制御方法
図1〜図5を参照して、一実施形態に係る遠隔制御方法を説明する。遠隔制御方法は、空気調和装置を遠隔から制御する方法である。本実施形態の遠隔制御方法は、上述した遠隔制御システム1を用いて行う。
(3−1)センサの設置
図2〜図4に示すように、まず、センサ30を部屋50a〜50cに設置する(ステップS10)。センサ30は、部屋50a〜50cの空調対象空間Sの空気質を計測する。センサ30で計測した計測データは、センサ用サーバ40に送信される。センサ用サーバ40では、必要に応じて、計測データを加工する。例えば、熱画像センサ用サーバ40cは、熱画像センサ30cにより計測された画像を加工する。
(3−2)入力部に入力
次に、入力部62により、センサ30と空気調和装置10との関係を入力する(ステップS20)。この工程(S20)では、関係として、空気調和装置10の位置、センサ30の位置、及び設置する部屋50a〜50cの情報の少なくとも1つを入力させる。
具体的には、図5に示すように、入力部62により、空気調和装置に関して登録されているユーザIDを入力する(ステップS21)。次いで、室内機12a〜12cが設置されている部屋名を入力する(ステップS22)。また部屋の形状を入力する(ステップS23)。部屋のサイズを入力する(ステップS24)。また部屋における室内機12の位置を入力する(ステップS25)。なお、工程(S22〜S25)の順序は、任意に設定される。
また、センサ30に関して登録されているユーザIDを入力する(ステップS26)。次いで、センサ30が設置されている部屋名を入力する(ステップS27)。部屋におけるセンサ30の位置を入力する(ステップS28)。なお、工程(S27〜S28)の順序は、任意に設定される。
なお、センサ及び空気調和装置に関して登録されているユーザIDを入力すると、センサ用サーバ40と空調用サーバ20との間で、互いにデータの送受信が行われる。このため、センサ30及び空気調和装置10で登録されているユーザIDを介して、空調システム2とセンサシステム3とが紐付けられる。
また、入力部62により、人の位置を入力する。また、入力部62により、温湿度に関する快適度合いを入力する。
(3−3)入力部から関係を取得
次に、関係取得部22により、入力部62に入力されたセンサ30と空気調和装置10との関係を取得する(ステップS30)。この工程(S30)では、関係取得部22は、無線通信を介して関係を取得する。
(3−4)センサからデータを取得
また、データ取得部21により、センサ30で計測された空調対象空間の空気質に関する計測データ及び計測データを加工した加工データの少なくとも一方のデータを取得する(ステップS40)。この工程(S40)では、空調用サーバ20がセンサ用サーバ40からデータを受信する。
(3−5)制御内容の決定
次に、制御決定部23により、データ取得部21で取得したデータ及び関係取得部22で取得した関係に基づいて空気調和装置10の制御内容を決定する(ステップS50)。建物50内に複数の室内機12a〜12cが設置されている場合には、制御決定部23により、データ及び関係に基づいて、複数の室内機12a〜12cの制御内容を決定する。また、建物50内に複数種類のセンサ30が設置されている場合には、制御決定部23は、複数種類のセンサのそれぞれにより計測された複数のデータを連携させて、室内機12の制御内容を決定する。
(3−6)空気調和装置の制御
次に、制御決定部23により決定された制御内容に基づいて、空気調和装置10を制御する(ステップS60)。この工程(S60)では、室内機12の制御部13は、制御決定部23から制御内容を受信する。換気運転のオン及びオフに関する制御内容の場合には、制御部13は、換気ファン16にオンまたはオフを指令する。冷暖房運転の温湿度に関する制御内容の場合には、制御部13は、圧縮機14及び室内ファン15に動作状態の変更を指令する。冷暖房運転の風向に関する制御内容の場合には、制御部13は、フラップ用モータ17に動作状態の変更を指令する。
(4)特徴
本実施形態の遠隔制御システム1では、入力部62によりユーザがセンサ30と空気調和装置10との関係を入力すると、制御決定部23により、入力部62で入力された関係と、データ取得部21で取得したデータとに基づいて、空気調和装置10の制御内容を決定できる。このため、新たなセンサ30を追加しても、入力部62でセンサ30と空気調和装置10との関係が入力されることで、新たなセンサ30に基づいて空気調和装置の制御内容が決定される。このため、本実施形態の遠隔制御システム1は、空気調和装置10の内部のプリント基板を改造して、センサ30を搭載する必要がない。したがって、ユーザが空気調和装置10を購入した後に、新たなセンサ30を容易に追加することができる。
また、本実施形態の遠隔制御システム1は、センサ30を空気調和装置10の外部に配置できる。このため、コストを低減して、新たなセンサ30を追加できる。さらに新規のセンサ30を空調対象空間Sに設置することで、ユーザは、過去に購入した空気調和装置10において新機能サービスを受けることができる。
特に、本実施形態では、空調用サーバ20とセンサ用サーバ40とをそれぞれ準備し、空調用サーバ20とセンサ用サーバ40との間で互いにデータの送受信を行う。これにより、ソフトウエアのみを変更することで、ユーザは、新たなセンサ30によるサービスをより容易に受けることができる。
(5)変形例
(5−1)変形例A
上述した実施形態では、空気調和装置の室内機12を遠隔制御するシステムについて説明したが、本開示の遠隔制御システムはこれに限定されない。本開示の遠隔制御システムは、空気調和装置の室外機11を遠隔制御してもよい。この場合、例えば、室外機11の近傍にセンサ30を設置する。
(5−2)変形例B
空調用サーバ20と、センサ用サーバ40との間で、互いにデータの送受信を行うことで、データ取得部21はデータを取得しているが、これに限定されない。データ取得部21は、センサ用サーバ40を介さずに、少なくとも1つのセンサ30からデータを取得してもよい。なお、センサ用サーバ40を介する場合には、センサ用サーバ40で計測データを加工できるので、複雑な演算が可能である。
また、データ取得部21は、無線通信によりデータを取得しているが、有線通信によりデータを取得してもよい。
(5−3)変形例C
制御部13は、制御決定部23が決定した制御内容に基づいて、圧縮機14、室内ファン15、換気ファン16、及びフラップ用モータ17の少なくとも1つの動作状態を変更しているが、これに限定されない。制御部13は、制御決定部23が決定した制御内容に基づいて、室内機12を構成する部材を適宜制御する。
(付記)
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
1 :遠隔制御システム
2 :空調システム
3 :センサシステム
4 :端末装置
10 :空気調和装置
11 :室外機
12,12a,12b,12c :室内機
13 :制御部
14 :圧縮機
15 :室内ファン
16 :換気ファン
17 :フラップ用モータ
20 :空調用サーバ
21 :データ取得部
22 :関係取得部
23 :制御決定部
30 :センサ
30a :CO2センサ
30b :温湿度センサ
30c :熱画像センサ
30d :照度センサ
31 :計測部
40 :センサ用サーバ
41 :制御部
50 :建物
50a,50b,50c :部屋
61 :表示部
62 :入力部
S :空調対象空間
特開2000−249365号公報

Claims (8)

  1. 空気調和装置(10)を遠隔から制御する遠隔制御システム(1)であって、
    センサ(30)により計測された空調対象空間(S)の空気質に関する計測データ及び計測データを加工した加工データの少なくとも一方のデータを取得する取得部(21)と、
    前記取得部(21)で取得した前記データに基づいて前記空気調和装置(10)の制御内容を決定する制御決定部(23)と、
    前記センサ(30)と前記空気調和装置(10)との関係を入力させる入力部(62)と、
    を備え、
    前記制御決定部(23)は、さらに、前記入力部(62)に入力された前記関係に基づいて前記空気調和装置(10)の制御内容を決定する、遠隔制御システム。
  2. 前記取得部(21)は、無線通信を介して前記データを取得する、請求項1に記載の遠隔制御システム。
  3. 前記取得部(21)は、前記データとして、CO2濃度、温度、湿度、温度ムラ、及び熱画像の少なくとも1つを取得する、請求項1または2に記載の遠隔制御システム。
  4. 前記取得部(21)は、前記データとして、前記センサにより計測された画像を加工した加工データを取得する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の遠隔制御システム。
  5. 前記入力部(62)は、前記関係として、前記空気調和装置(10)の位置、前記センサの位置、及び設置する部屋の情報の少なくとも1つを入力させる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の遠隔制御システム。
  6. 前記制御決定部(23)は、前記データ及び前記関係に基づいて、複数の前記空気調和装置(10)の制御内容を決定する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の遠隔制御システム。
  7. 前記取得部(21)は、複数種類のセンサのそれぞれにより計測された複数の前記データを取得し、
    前記制御決定部(23)は、複数の前記データを連携させて、前記空気調和装置の制御内容を決定する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の遠隔制御システム。
  8. 前記入力部(62)は、前記センサ及び前記空気調和装置に関して登録されているユーザIDを入力させ、
    前記取得部(21)は、前記ユーザIDを介して、前記データを取得する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の遠隔制御システム。
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