JP7414991B2 - 管理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

管理システムおよび情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7414991B2
JP7414991B2 JP2022529247A JP2022529247A JP7414991B2 JP 7414991 B2 JP7414991 B2 JP 7414991B2 JP 2022529247 A JP2022529247 A JP 2022529247A JP 2022529247 A JP2022529247 A JP 2022529247A JP 7414991 B2 JP7414991 B2 JP 7414991B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
group
load
identifier
side units
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022529247A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021245873A1 (ja
JPWO2021245873A5 (ja
Inventor
良太朗 松木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2021245873A1 publication Critical patent/JPWO2021245873A1/ja
Publication of JPWO2021245873A5 publication Critical patent/JPWO2021245873A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7414991B2 publication Critical patent/JP7414991B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/50Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication
    • F24F11/54Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication using one central controller connected to several sub-controllers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/50Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication
    • F24F11/56Remote control
    • F24F11/58Remote control using Internet communication

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本開示は、空気調和装置を制御する集中コントーラおよび携帯端末を有する管理システムと、携帯端末による情報処理方法とに関する。
従来、建物内に配置されている複数の室内機について、作業者が携帯端末を用いて室内機の識別情報と位置情報とを関連付ける空調システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された空調システムにおいて、作業者が携帯端末を持って各室内機を順に移動して、携帯端末に室内機から識別情報を受信させ、携帯端末に室内機の位置情報を検出させる。携帯端末は、受信した識別情報と検出した位置情報とを関連付けたフロアマップの情報を集中コントローラに送信する。集中コントローラは、記憶しているフロアマップの情報を、携帯端末から受信したフロアマップの情報に更新する。
特開2017-207248号公報
特許文献1に開示された空調システムでは、集中コントローラはフロアマップにおける各室内機の位置を表示する表示部を有する。作業者が複数の室内機を複数のグループに分けるグループ設定を行う場合、集中コントローラが設置された場所に行き、集中コントローラを操作して行う必要がある。集中コントローラが室内機から離れた位置にある場合、作業者は、実際の室内機を見て確認しながら設定することができない。また、集中コントローラが表示するフロアマップに表示される室内機の位置が実際の位置と異なっていても作業者は気がつかないことがある。そのため、グループ設定時に人為的なミスが発生しやすい。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、作業者が複数の負荷側ユニットをグループ設定する際に人為的ミスが発生することを抑制する管理システムおよび情報処理方法を提供するものである。
本開示に係る管理システムは、複数の負荷側ユニットを含む空気調和装置を制御する集中コントローラと、前記集中コントローラと接続される携帯端末と、を有し、前記携帯端末は、前記複数の負荷側ユニット毎の位置を検出し、検出した位置の情報である位置情報を出力する位置検出手段と、前記複数の負荷側ユニット毎に異なる識別子である機器識別子を前記各負荷側ユニットから取得する識別子取得手段と、複数の前記機器識別子毎に前記位置情報を対応づけた機器情報を生成する機器情報生成手段と、前記識別子取得手段によって取得された複数の前記機器識別子に対応して複数のグループ毎に異なるグループ識別子が入力されると、前記グループ識別子に前記機器情報を対応づけた情報であるグループ情報を生成するグループ情報生成手段と、前記グループ情報生成手段によって生成された前記グループ情報を前記集中コントローラに送信する通信手段と、を有し、前記位置検出手段は、前記複数の負荷側ユニット毎に、ユーザによって位置検出の指示が入力されると、前記負荷側ユニットの位置を検出して前記位置情報を前記機器情報生成手段に出力し、前記識別子取得手段は、前記位置検出手段によって前記負荷側ユニットの位置が検出され、前記ユーザによって前記機器識別子の取得指示が入力されると、前記機器識別子を前記負荷側ユニットから取得し、前記機器情報生成手段は、前記複数の負荷側ユニット毎に、前記識別子取得手段によって取得された前記機器識別子と前記位置検出手段から入力された前記位置情報とを含む前記機器情報を前記グループ情報生成手段に送信し、前記グループ情報生成手段は、前記各負荷側ユニットについて前記機器情報生成手段から前記機器情報を受信する度に前記ユーザによって前記グループ識別子が入力されると、入力された前記グループ識別子に、前記機器情報生成手段から受信した前記機器情報を対応づけて前記グループ情報を生成するものである。
本開示に係る情報処理方法は、複数の負荷側ユニットを含む空気調和装置を制御する集中コントローラと接続される携帯端末が実行する情報処理方法であって、前記複数の負荷側ユニット毎の位置を検出する検出ステップと、前記複数の負荷側ユニット毎に異なる識別子である機器識別子を前記各負荷側ユニットから取得する取得ステップと、複数の前記機器識別子毎に前記位置の情報である位置情報を対応づけた機器情報を生成する機器情報生成ステップと、前記複数の機器識別子に対応して複数のグループ毎に異なるグループ識別子が入力されると、前記グループ識別子に前記機器情報を対応づけた情報であるグループ情報を生成するグループ情報生成ステップと、前記グループ情報を前記集中コントローラに送信するステップと、を有し、前記検出ステップにおいて、前記複数の負荷側ユニット毎に、ユーザによって位置検出の指示が入力されると、前記負荷側ユニットの位置を検出して前記位置情報を生成し、前記取得ステップにおいて、前記負荷側ユニットの位置が検出され、前記ユーザによって前記機器識別子の取得指示が入力されると、前記機器識別子を前記負荷側ユニットから取得し、前記機器情報生成ステップにおいて、前記複数の負荷側ユニット毎に、前記機器識別子と前記位置情報とを含む前記機器情報を生成し、前記グループ情報生成ステップにおいて、前記各負荷側ユニットについて前記機器情報を生成する度に前記ユーザによって前記グループ識別子が入力されると、入力された前記グループ識別子に、生成された前記機器情報を対応づけて前記グループ情報を生成するものである。
本開示によれば、複数の負荷側ユニットを含む空気調和装置を制御する集中コントローラと集中コントローラに接続される携帯端末とを有する管理システムにおいて、作業者が各負荷側ユニットを見ながら、携帯端末を操作して機器識別子に対応づけて、負荷側ユニットのグループを設定することができる。そのため、複数の負荷側ユニットが実際に設置されたフロアから離れた場所で作業者がフロアマップだけを見ながらグループ設定する場合に比べて、人為的ミスの発生を抑制できる。
実施の形態1に係る管理システムの一構成例を示すブロック図である。 図1に示した空気調和装置の一構成例を示す冷媒回路図である。 図1に示した集中コントローラの一構成例を示すブロック図である。 図3に示した記憶装置が記憶するフロアマップの情報の一例を示す図である。 図3に示した記憶装置が記憶する管理テーブルの一例を示す図である。 図1に示した携帯端末の一構成例を示すブロック図である。 図6に示した制御装置の一構成例を示す機能ブロック図である。 図7に示した制御装置の一構成例を示すハードウェア構成図である。 図8に示したプロセッサが実行する管理プログラムに記述された機能のツリー構造の一例を示す図である。 実施の形態1に係る携帯端末の動作手順の一例を示すフローチャートである。 図6に示した表示装置に表示される初期画像の一例を示す図である。 図11に示した初期画像に表示された複数の機能のうち、3番目の機能が選択された場合の画像の一例を示す図である。 図10に示すステップS101の具体的手順の一例を示すフローチャートである。 図6に示した識別子取得手段が機器識別子を取得する場合を説明するための模式図である。 図11に示した初期画像に表示された複数の機能のうち、1番目の機能が選択された場合の画像の一例を示す図である。 図11に示した初期画像に表示された複数の機能のうち、2番目の機能が選択された場合の画像の一例を示す図である。 図2に示した複数の負荷側ユニットのうち、2台の負荷側ユニットがグループ1に設定された場合のフロアマップを示すイメージである。 図12に示した画像に表示された複数の機能のうち、4番目の機能が選択された場合の画像の一例を示す図である。 図10に示すステップS106において、表示装置に表示される確認画像の一例を示す図である。 図11に示した初期画像に表示された複数の機能のうち、4番目の機能が選択された場合の画像の一例を示す図である。 図10に示したステップS109の処理を説明するための模式図である。 更新された管理テーブルの一例を示す図である。 図3に示した集中コントローラがグループ設定情報を負荷側ユニットに送信する場合を説明するための模式図である。 実施の形態2に係る携帯端末の動作手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る携帯端末の動作手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る携帯端末の動作手順の一例を示すフローチャートである。 図26に示すステップS406において、表示装置に表示されるフロア画像の一例を示す図である。 実施の形態5に係る管理システムにおける集中コントローラの一構成例を示すブロック図である。 実施の形態5に係る管理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。
実施の形態1.
実施の形態1の管理システムの構成を説明する。図1は、実施の形態1に係る管理システムの一構成例を示すブロック図である。管理システム1は、空気調和装置4を制御する集中コントローラ2と、集中コントローラ2と接続される携帯端末3とを有する。携帯端末3は、空気調和装置4の設置業者の作業者が操作する端末である。集中コントローラ2と携帯端末3とはネットワーク5を介して接続される。ネットワーク5は、例えば、インターネットである。
空気調和装置4は、熱源を生成する熱源側ユニット6と、熱源を利用する複数の負荷側ユニット7-1~7-Mとを有する。Mは負荷側ユニットの台数である。Mは2以上の整数である。負荷側ユニット7-1~7-Mのそれぞれには通信線72を介してリモートコントローラ71が接続されている。本実施の形態1においては、負荷側ユニット7-1~7-Mが複数のグループに分類され、集中コントローラ2は、グループ毎に同じ空気調和制御を行う。リモートコントローラ71は、空気調和装置4に対する集中コントローラ2による制御を解除して、空調対象空間の温度等の条件をユーザ自身が空気調和装置4に設定したい場合に使用される。
本実施の形態1においては、負荷側ユニット7-1~7-Mは室内の天井に埋め込まれる埋め込み型室内機の場合で説明する。負荷側ユニット7-1~7-Mの各ユニットの筐体の室内側には、負荷側ユニット毎に異なる識別子である機器識別子を示すコードが貼り付けられている。コードは、例えば、一次元コードまたは二次元コードである。コードに書き込まれる情報は、機器識別子に限らず、負荷側ユニットの型番号および製造ロット番号の一方または両方を含んでいてもよい。
図1に示した空気調和装置の構成を説明する。図2は、図1に示した空気調和装置の一構成例を示す冷媒回路図である。図2に示すように、熱源側ユニット6は、圧縮機61と、四方弁62と、熱源側熱交換器63とを有する。圧縮機61および四方弁62は、信号線65を介して集中コントローラ2と接続される。
負荷側ユニット7-1は、膨張弁73と、負荷側熱交換器74と、制御部70とを有する。制御部70は、例えば、マイクロコンピュータである。制御部70は、プログラムを記憶するメモリ(図示せず)と、プログラムにしたがって処理を実行するCPU(Central Processing Unit)(図示せず)とを有する。制御部70は、信号線75を介して膨張弁73と接続される。負荷側ユニット7-1~7-Mの各制御部70は、通信線76を介して集中コントローラ2と接続される。
制御部70は、グループ識別子を含むグループ設定情報を集中コントローラ2から受信すると、グループ識別子をメモリ(図示せず)に記憶させる。制御部70は、膨張弁73の開度およびグループ識別子を含む制御情報を集中コントローラ2から受信すると、受信した制御情報に含まれるグループ識別子とメモリ(図示せず)に記憶したグループ識別子とが一致するか否かを判定する。これら2つのグループ識別子が一致する場合、制御部70は、制御情報に含まれる開度の情報にしたがって膨張弁73の開度を制御する。グループ識別子については後で説明する。負荷側ユニット7-2~7-Mについては、負荷側ユニット7-1と同様な構成であるため、その詳細な説明を省略する。
なお、本実施の形態1においては、集中コントローラ2が空気調和装置4の冷凍サイクルを制御する構成の場合で説明するが、空気調和装置4を制御する制御装置(図示せず)が別途設けられていてもよい。また、熱源側ユニット6において熱源側熱交換器63に空気を供給する送風機(図示せず)が設けられていてもよく、負荷側ユニット7-1~7-Mのそれぞれにおいて負荷側熱交換器74に空気を供給する送風機(図示せず)が設けられていてもよい。さらに、負荷側ユニット7-1~7-Mのそれぞれの空調対象空間の空気の温度を検出する温度センサが設けられているが、図2に示すことを省略している。これらの温度センサは、制御部70および通信線を介して集中コントローラ2と接続される。熱源側ユニット6は複数台であってもよく、空気調和装置4が複数あってもよい。
次に、図1に示した集中コントローラの構成を説明する。図3は、図1に示した集中コントローラの一構成例を示すブロック図である。集中コントローラ2は、記憶装置21、通信装置22および制御装置20を有する。記憶装置21は、負荷側ユニット7-1~7-Mが設置される敷地におけるレイアウトを示すフロアマップの情報と、負荷側ユニット7-1~7-Mを管理するための管理テーブルとを記憶する。
図4は、図3に示した記憶装置が記憶するフロアマップの情報の一例を示す図である。図4に示すフロアマップは、図1に示した負荷側ユニット7-1~7-Mが設置される敷地の平面図である。図4に示す例においては、負荷側ユニット7-1~7-Mは建物の6階に設置される。図4に示すように、負荷側ユニット7-1~7-Mが設置される6階の敷地は、壁によって6つの部屋と廊下とに仕切られている。図4のフロアマップに示す601~606の番号は6つの部屋毎に割り当てられた部屋番号である。図4に示すフロアマップは、負荷側ユニット7-1~7-Mの位置情報が集中コントローラ2に登録される前の状態を示す。図4においては、説明の便宜上、負荷側ユニット7-1~7-Mが設置される予定の位置を破線枠で示す。図4に示す例では、M=15である。
図5は、図3に示した記憶装置が記憶する管理テーブルの一例を示す図である。図5に示す管理テーブルにおいて、機器識別子に対応づけて通信アドレス、位置情報およびグループ識別子が設定される。機器識別子は、負荷側ユニット7-1~7-M毎に異なる識別子である。機器識別子は、例えば、製造番号である。通信アドレスは、負荷側ユニット7-1~7-M毎に異なる通信用の識別子である。通信アドレスは、制御装置20が負荷側ユニット7-1~7-Mに制御情報を送信する際、制御情報の宛先を指定するために使用される。
位置情報は、図4に示したフロアマップにおいて、負荷側ユニットが設置される位置の情報である。位置情報は、負荷側ユニットの緯度、経度および高度の情報である。グループ識別子は、グループ毎に異なる識別子である。グループ識別子は、単にグループの番号であってもよい。図5に示す管理テーブルは、負荷側ユニット7-1~7-Mの位置情報およびグループの情報が集中コントローラ2に通知される前の状態を示す。そのため、図5に示す管理テーブルには、機器識別子に対応して通信アドレスが設定されているが、位置情報およびグループ識別子は設定されていない。
通信装置22は、携帯端末3から情報を受信すると、受信した情報を制御装置20に転送する。通信装置22は、携帯端末3を宛先とする情報を制御装置20から受信すると、受信した情報を携帯端末3に送信する。通信装置22は、負荷側ユニット7-1~7-Mのうち、いずれかの負荷側ユニットを宛先とする制御情報を制御装置20から受信すると、制御情報の宛先が示す負荷側ユニットに制御情報を送信する。
制御装置20は、冷凍サイクル制御手段23と、管理手段24と、登録手段25とを有する。冷凍サイクル制御手段23は、負荷側ユニット7-1~7-Mの運転モードに対応して、四方弁62を制御する。また、冷凍サイクル制御手段23は、負荷側ユニット7-1~7-Mの各ユニットの設定温度と温度センサ(図示せず)の検出値とに基づいて、圧縮機61の運転周波数と、負荷側ユニット7-1~7-Mの膨張弁73の開度とを制御する。冷凍サイクル制御手段23は、負荷側ユニット7-1~7-Mのうち、同じグループに属する負荷側ユニットの膨張弁73の開度と、そのグループに対応するグループ識別子とを含む制御情報を、通信装置22を介して、負荷側ユニット7-1~7-Mに送信する。
管理手段24は、圧縮機61および負荷側ユニット7-1~7-Mの膨張弁73の各冷媒機器の制御情報を記憶装置21に記憶させ、各冷媒機器の状態を管理する。圧縮機61の制御情報は運転周波数であり、膨張弁73の制御情報は開度である。
登録手段25は、フロアマップを要求する旨のマップ要求情報を携帯端末3から受信すると、記憶装置21からフロアマップの情報を読み出し、読み出したフロアマップの情報を携帯端末3に送信する。登録手段25は、管理テーブルを生成し、生成した管理テーブルを記憶装置21に記憶させる。登録手段25は、機器識別子に位置情報およびグループ識別子を対応づけた情報であるグループ情報を携帯端末3から受信すると、受信したグループ情報の内容を管理テーブルに記録し、管理テーブルを更新する。登録手段25は、機器識別子にグループ識別子を対応づけた情報であるグループ設定情報を負荷側ユニット7-1~7-Mに送信する。
次に、図1に示した携帯端末3の構成を説明する。図6は、図1に示した携帯端末の一構成例を示すブロック図である。携帯端末3は、記憶装置11と、識別子取得手段12と、位置検出手段13と、通信手段14と、表示装置15と、作業者が指示を入力するための入力手段16と、制御装置10とを有する。記憶装置11は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。記憶装置11は、集中コントローラ2から提供されるフロアマップの情報を記憶する。通信手段14は、集中コントローラ2と情報を送受信する。通信手段14は、集中コントローラ2から受信する情報を制御装置10に転送する。通信手段14は、集中コントローラ2を宛先とする情報を制御装置10から受け取ると、受け取った情報を集中コントローラ2に送信する。
位置検出手段13は、例えば、GPS(Global Positioning System)を利用して位置を検出する。位置検出手段13は、GPS用アンテナ(図示せず)と、GPS用アンテナで受信した信号から位置を算出する位置算出回路(図示せず)とを有する。位置検出手段13は、位置算出回路の演算結果である位置情報を制御装置10に出力する。識別子取得手段12は、負荷側ユニットの筐体に貼り付けられコードを撮影するカメラ(図示せず)と、撮影されたコードの画像を予め決められた手順にしたがって文字に変換する文字変換回路(図示せず)とを有する。識別子取得手段12は、取得指示が入力されると、カメラがコードを撮影し、撮影されたコードを文字変換回路が機器識別子に変換し、機器識別子の情報を制御装置10に出力する。
表示装置15は、例えば、液晶ディスプレイである。入力手段16は、例えば、タッチパネルを有する。本実施の形態1においては、表示装置15の上にタッチパネル(図示せず)が配置され、表示装置15およびタッチパネルが一体に構成されている。
図7は、図6に示した制御装置の一構成例を示す機能ブロック図である。制御装置10は、マッチング手段30と、機器情報生成手段31と、グループ情報生成手段32と、合成手段35と、修正手段36とを有する。制御装置10は、マイクロコンピュータなどの演算装置がソフトウェアを実行することにより各種機能が実現される。
マッチング手段30は、フロアマップの情報を集中コントローラ2から取得すると、フロアマップの情報を記憶装置11に記憶させる。マッチング手段30は、フロアマップにおける基準点である第1基準位置および第2基準位置と位置検出手段13によって検出される位置とを対応づける。機器情報生成手段31は、位置検出手段13から位置情報を受信し、識別子取得手段12から機器識別子の情報を受信すると、位置情報および機器識別子を含む機器情報を生成する。機器情報生成手段31は機器情報をグループ情報生成手段32に送信する。
グループ情報生成手段32は、グループ識別子が入力されると、グループ識別子に対応するグループに属する1または2以上の負荷側ユニットの機器情報を用いて、機器識別子に位置情報およびグループ識別子を対応づけたグループ情報を生成する。グループ情報生成手段32は、生成したグループ情報を、通信手段14を介して集中コントローラ2に送信する。合成手段35は、負荷側ユニット7-1~7-Mの位置がフロアマップに表示されるフロア画像に複数のグループを示す確認画像を生成して表示装置15に表示させる。修正手段36は、表示装置15に表示される確認画像に対して、グループを修正する指示が入力されると、グループを修正する指示に対応してグループを修正する。
ここで、図7に示した制御装置10のハードウェア構成の一例を説明する。図8は、図7に示した制御装置の一構成例を示すハードウェア構成図である。制御装置10の各種機能がソフトウェアで実行される場合、図7に示した制御装置10は、図8に示すように、CPU等のプロセッサ81と、メモリ82とによって構成される。マッチング手段30、機器情報生成手段31、グループ情報生成手段32、合成手段35および修正手段36の各機能は、プロセッサ81およびメモリ82により実現される。図8は、プロセッサ81およびメモリ82がバス83を介して互いに通信可能に接続されることを示している。バス83には、図6に示した記憶装置11、通信手段14、表示装置15および入力手段16が接続される。
マッチング手段30、機器情報生成手段31、グループ情報生成手段32、合成手段35および修正手段36の機能を実現するための管理プログラムは、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとを組み合わせたものである。管理プログラムには、これらの機能を実現するための処理が記述されている。管理プログラムはメモリ82に格納される。プロセッサ81は、メモリ82に記憶された管理プログラムを読み出して実行することにより、各手段の機能を実現する。
メモリ82として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable and Programmable ROM)およびEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等の不揮発性の半導体メモリが用いられる。また、メモリ82として、RAM(Random Access Memory)の揮発性の半導体メモリが用いられてもよい。さらに、メモリ82として、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)およびDVD(Digital Versatile Disc)等の着脱可能な記録媒体が用いられてもよい。
図9は、図8に示したプロセッサが実行する管理プログラムに記述された機能のツリー構造の一例を示す図である。携帯端末3は4つの機能を有する。1番目の機能は、負荷側ユニットの識別子の読み取り機能である。この機能が選択されると、選択できる機能が3つに分かれる。2番目の機能は、グループ確認機能である。この機能が選択されると、作業者は、複数のグループから1つのグループを選択することで、そのグループに属する負荷側ユニットを確認することができる。
3番目の機能は、フロアマップの読み込みおよび照合の機能である。この機能が選択されると、選択できる機能が5つに分かれる。図9は、5つの機能のうち、4番目の機能が選択された場合を示す。4番目の機能は、集中コントローラへのデータ送信機能である。この機能が選択されると、選択できる機能が2つに分かれる。なお、図9は、初期段階のメニューから選択できる4つの機能のうち、1つの機能が選択された場合にさらに選択できる機能の一部を示し、その詳細を表示することを省略している。
なお、本実施の形態1において、識別子取得手段12がカメラを有する場合を説明したが、負荷側ユニットから機器識別子を取得する手段はカメラに限らない。例えば、各負荷側ユニットの制御部70がBluetooth(登録商標)などの規格による近距離無線通信機能を備え、かつ機器識別子を記憶している場合、識別子取得手段12は、近距離無線通信機能を備えた無線通信回路(図示せず)であってもよい。
また、本実施の形態1において、位置検出にGPSを利用する場合で説明したが、GPSを利用する場合に限らない。例えば、負荷側ユニット7-1~7-Mが設置されるフロアに複数の無線基地局(図示せず)が設けられている場合、携帯端末3は、次のようにして位置を検出してもよい。フロアマップにおける複数の無線基地局の位置の情報が、携帯端末3の制御装置10に予め格納されている。制御装置10は、通信手段14に複数の無線基地局から受信する電波の強度を検出させ、検出された強度とフロアマップにおける複数の無線基地局の位置とを照合して位置情報を求めることができる。さらに、図6は、制御装置10と通信手段14とが別々の構成の場合を示しているが、制御装置10が通信手段14の機能を備え、これらの構成が一体になっていてもよい。
次に、本実施の形態1の携帯端末3の動作手順を説明する。図10は、実施の形態1に係る携帯端末の動作手順の一例を示すフローチャートである。図10は、本実施の形態1の携帯端末3が実行する情報処理方法の手順を示す。図10に示す手順においては、M=15であり、負荷側ユニット7-1~7-15をグループ1~6の6つのグループに分類する場合で説明する。kを1~6の任意の整数とする。図11は、図6に示した表示装置に表示される初期画像の一例を示す図である。図12は、図11に示した初期画像に表示された複数の機能のうち、3番目の機能が選択された場合の画像の一例を示す図である。
携帯端末3の記憶装置11が負荷側ユニット7-1~7-Mが設置されるフロアのフロアマップの情報を記憶していない場合、作業者は、次のようにして、集中コントローラ2からフロアマップの情報を携帯端末3にダウンロードする。作業者が携帯端末3を操作して管理プログラムを起動する指示を入力すると、制御装置10は管理プログラムを実行し、図11に示す初期画像を表示装置15に表示させる。作業者が携帯端末3を操作して、図11に示す「フロアマップの読み込みと照合」のボタンを選択し、続いて、図12に示す「フロアマップの読み込み」のボタンを選択する。マッチング手段30は、フロアマップを要求する旨のマップ要求情報を集中コントローラ2に送信する。マッチング手段30は、フロアマップの情報を集中コントローラ2から受信すると、フロアマップの情報を記憶装置11に記憶させる。
携帯端末3の記憶装置11がフロアマップの情報を記憶している場合、作業者は携帯端末3を操作して管理プログラムを起動する指示を入力する。制御装置10は管理プログラムを実行し、図11に示す初期画像を表示装置15に表示させる。作業者が携帯端末3を操作して、図11に示す「フロアマップの読み込みと照合」のボタンを選択し、続いて、図12に示す「読み込み済みのフロアマップの一覧」のボタンを選択する。制御装置10は、記憶装置11が記憶する1つ以上のフロアマップの一覧を示す情報を表示装置15に表示させる。作業者が携帯端末3を操作して、表示される1つ以上のフロアマップから1つのフロアマップを選択すると、制御装置10は、選択されたフロアマップの情報を記憶装置11から読み出す。そして、制御装置10は、表示装置15に表示させる画像を図12に示した画像に戻す。作業者が携帯端末3を操作して、図12に示す「フロアマップと基準位置との照合」のボタンを選択すると、マッチング手段30は、位置検出手段13を起動した後、マッチング処理を行う(ステップS101)。図4および図13を参照して、マッチング手段30が行うマッチング処理の手順の一例を説明する。
図13は、図10に示すステップS101の具体的手順の一例を示すフローチャートである。作業者が図4のフロアマップに示される601号室に入り、601号室の部屋において、Y軸座標が最も大きく、かつX軸座標が0である角の位置に行く。この位置を第1基準位置rp1とする。作業者が第1基準位置rp1に立って携帯端末3を操作して、第1基準位置の指定を入力すると(ステップS151)、マッチング手段30は、位置検出手段13から位置情報を受信する(ステップS152)。マッチング手段30は、位置検出手段13から受信した位置情報と第1基準位置rp1とを対応づける(ステップS153)。続いて、作業者は、601号室の第1基準位置rp1の対角にある角である第2基準位置rp2に移動する。作業者が第2基準位置rp2に立って携帯端末3を操作して、第2基準位置の指定を入力すると(ステップS154)、マッチング手段30は、位置検出手段13から位置情報を受信する(ステップS155)。マッチング手段30は、位置検出手段13から受信した位置情報と第2基準位置rp2とを対応づける(ステップS156)。
ステップS101のマッチング処理により、フロアマップにおける601号室と実際の601号室とが対応付けられ、図4に示したフロアマップが示すフロア全体と実際のフロア全体とが対応づけられる。この後の処理において、制御装置10は、記憶装置11が記憶するフロアマップの縮尺に合うように、位置検出手段13から出力される位置情報が示す位置をフロアマップで特定することができる。なお、ここでは、第1基準位置rp1および第2基準位置rp2が1つの部屋の中で選択される場合で説明したが、この場合に限らない。負荷側ユニット7-1~7-Mが設置されるフロアにおいて、第1基準位置rp1および第2基準位置rp2は互いに異なる位置であればよい。
図10に示したステップS101の処理の後、作業者が携帯端末3を操作して機器識別子の読み取りの指示を入力すると、識別子取得手段12は負荷側ユニットから機器識別子を取得する(ステップS102)。ここで、負荷側ユニット7-1の場合について、操作の具体例を説明する。
図14は、図6に示した識別子取得手段が機器識別子を取得する場合を説明するための模式図である。作業者は、機器識別子の読み取り対象の負荷側ユニット7-1の下に行き、識別子取得手段12を負荷側ユニット7-1の筐体77に表示されたコード91に向け、図11に示した「負荷側ユニットの識別子の読み取り」のボタンを選択する。携帯端末3に識別子の読み取り指示が入力されると、識別子取得手段12はコード91を読み取り、機器識別子を負荷側ユニット7-1から取得する(ステップS102)。図14は、表示装置15が、負荷側ユニット7-1の機器識別子の他に、型番号および製造ロット番号を表示部15aに表示している場合を示す。識別子取得手段12は取得した機器識別子を機器情報生成手段31に送信する。
続いて、作業者が携帯端末3を操作して位置を検出する指示を入力すると、位置検出手段13は位置を検出する(ステップS103)。位置検出手段13は、検出した位置を示す位置情報を機器情報生成手段31に送信する。機器情報生成手段31は、識別子取得手段12から機器識別子を受信し、位置検出手段13から位置情報を受信すると、機器識別子および位置情報を含む機器情報を生成する。そして、機器情報生成手段31は、生成した機器情報をグループ情報生成手段32に送信する。
続いて、作業者が負荷側ユニット7-1に所属させるグループ1のグループ識別子を、携帯端末3を操作して入力する。グループ情報生成手段32は、グループ識別子が入力されると、グループ識別子に機器情報生成手段31から受信した機器情報を対応づけたグループ情報を生成する(ステップS104)。
ステップS104において、作業者が機器識別子およびグループ識別子を確認してから、グループ情報生成手段32がグループ情報を生成するようにしてもよい。図15は、図11に示した初期画像に表示された複数の機能のうち、1番目の機能が選択された場合の画像の一例を示す図である。グループ情報生成手段32は、グループ識別子が入力されると、図15に示す画像を表示装置15に表示させる。
図15に示す画像には、負荷側ユニット7-1の機器識別子と、グループ識別子とが表示されている。作業者は、負荷側ユニット7-1について、機器識別子LUID1と、グループ1に対応するグループ識別子Gr1とが設定されていることを確認できる。作業者が図15の画像が示す情報を確認した後、保存のボタンを選択すると、グループ情報生成手段32はグループ情報を生成する。
図16は、図11に示した初期画像に表示された複数の機能のうち、2番目の機能が選択された場合の画像の一例を示す図である。作業者はグループ毎に選択して確認したい場合、図に示したグループ確認のボタンを選択した後、図16に示す画像を参照し、確認したいグループを選択すればよい。なお、機器識別子が型番号、製造ロット番号を表示してもよい。この場合、作業者は機器識別子を知らなくても、設定対象の負荷側ユニットの筐体に貼り付けられた情報で確認できる。
図10に示したステップS104の後、グループ情報生成手段32は、負荷側ユニット7-1~7-Mの全てについて設定が終了したか否かを判定する(ステップS105)。負荷側ユニット7-2~7-Mについてグループ設定が終了していないので、制御装置10はステップS102に戻る。作業者が負荷側ユニット7-2の位置に移動して携帯端末3を操作することで、制御装置10は、負荷側ユニット7-2についてステップS102~S104の処理を行う。
図17は、図2に示した複数の負荷側ユニットのうち、2台の負荷側ユニットがグループ1に設定された場合のフロアマップを示すイメージである。図17は、負荷側ユニット7-1および7-2がグループ識別子Gr1で特定されるグループ1に設定されたことを示す。図17において、負荷側ユニット7-3~7-15は、グループだけでなく、位置情報も設定されていないので破線で示されている。
図10に示したステップS105の判定の結果、負荷側ユニット7-1~7-Mの全てについてグループ設定が終了している場合、グループ情報生成手段32は、生成したグループ情報を合成手段35に送信する。グループ情報生成手段32は、図12に示した画像を表示装置15に表示させる。作業者が図12に示す「フロアマップとグループとの照合」のボタンを選択すると、合成手段35は、図18に示す画像を表示装置15に表示させる。
図18は、図12に示した画像に表示された複数の機能のうち、4番目の機能が選択された場合の画像の一例を示す図である。作業者が携帯端末3を操作して図18に示す「照合対象のフロアマップの選択」のボタンを選択し、フロアマップを選択すると、合成手段35は、記憶装置11からフロアマップの情報を読み出し、フロアマップの情報とグループ情報とを合成した確認画像を生成する。そして、合成手段35は、生成した確認画像を表示装置15に表示させる(ステップS106)。
図19は、図10に示すステップS106において、表示装置に表示される確認画像の一例を示す図である。図19に示す確認画像は、負荷側ユニット7-1~7-Mの位置がフロアマップに表示されるフロア画像に、グループ1~6に対応するグループ識別子Gr1~Gr6を表示している。図19に示す、X軸、Y軸およびZ軸と符号7-1~7-15とは、説明のために示すものであり、表示装置15に表示されなくてもよい。
図19は、図2に示した負荷側ユニット7-1~7-Mが6つのグループに分かれて設定されたフロアマップを示す。負荷側ユニット7-1および7-2はグループ識別子Gr1に対応するグループ1に設定されている。負荷側ユニット7-3および7-4はグループ識別子Gr2に対応するグループ2に設定されている。負荷側ユニット7-5~7-7はグループ識別子Gr3に対応するグループ3に設定されている。
負荷側ユニット7-8~7-10はグループ識別子Gr4に対応するグループ4に設定されている。負荷側ユニット7-11はグループ識別子Gr5に対応するグループ5に設定されている。負荷側ユニット7-12~7-15はグループ識別子Gr6に対応するグループ6に設定されている。
図19に示す画像は、フロア全体を示す図であるが、表示装置15の画面のサイズが小さい場合、作業者がグループ毎に確認したい場合も考えられる。この場合、作業者は、図16に示した画像を参照し、表示させるグループを選択してもよい。
図10に示したステップS106の処理の後、修正手段36は、グループについて修正指示があるか否かを判定する(ステップS107)。作業者が携帯端末3を操作して修正指示を入力すると、修正手段36は、合成手段35からグループ情報を取得し、入力された修正指示にしたがってグループ情報を修正する(ステップS108)。修正手段36は、修正したグループ情報をグループ情報生成手段32に送信する。グループ情報生成手段32は、修正されたグループ情報を合成手段35に送信する。合成手段35は、修正されたグループ情報に対応して確認画像を修正して表示装置に表示させる(ステップS106)。
一方、ステップS107の判定の結果、修正手段36は、修正指示が入力されない場合、修正指示がない旨の情報をグループ情報生成手段32に送信する。グループ情報生成手段32は、修正指示がない旨の情報を修正手段36から受信すると、図20に示す画像を表示装置15に表示させる。
図20は、図11に示した初期画像に表示された複数の機能のうち、4番目の機能が選択された場合の画像の一例を示す図である。作業者が携帯端末3を操作して図20に示す「送信するフロアマップの選択」のボタンを選択し、送信対象のフロアマップを選択する。続いて、作業者が携帯端末3を操作して図20に示す「データ送信」のボタンを選択すると、グループ情報生成手段32は、作業者によって選択されたフロアマップのグループ情報を集中コントローラ2に送信する(ステップS109)。図21は、図10に示したステップS109の処理を説明するための模式図である。図21に示すように、携帯端末3は、グループ情報を集中コントローラ2に送信する。
本実施の形態1では、図10を参照して説明したように、作業者が各負荷側ユニットを見ながら、携帯端末3を操作して機器識別子に対応づけてグループを設定するので、人為的ミスの発生を抑制できる。また、図10に示す手順において、ステップS106~S108を省略してもよいが、これらのステップの処理において、作業者はグループ分けを示す画像を確認し、設定ミスがあれば修正できるので、人為的ミスをさらに抑制できる。
なお、マッチング処理は図10に示すステップS101で実行される場合に限らない。例えば、図10に示すステップS105の後にマッチング処理が行われてもよい。さらに、記憶装置11が記憶するフロアマップの情報が実際のフロア全体と事前に対応づけられていれば、携帯端末3はマッチング処理を行わなくてもよい。
また、作業者が携帯端末3を操作して、ダウンロードするフロアマップを指定する場合を説明したが、位置情報のうち高度の情報をフロアマップの情報と一緒に集中コントローラ2から取得できるようにしてもよい。また、携帯端末3の記憶装置11が複数のフロアマップの情報を記憶している場合、マッチング手段30は、位置検出手段13が取得した位置情報から作業者が居るフロアの高度を判定し、判定した高度に位置するフロアのフロアマップの情報を記憶装置11から自動的に読み出してもよい。
図10に示したステップS109の後、集中コントローラ2が携帯端末3からグループ情報を受信すると、登録手段25は、受信したグループ情報の内容を記憶装置21が記憶する管理テーブルに追加する。これにより管理テーブルが更新される。図22は、更新された管理テーブルの一例を示す図である。図22に示す管理テーブルは、図5に示した管理テーブルに、位置情報とグループ識別子とが追加されている。
図23は、図3に示した集中コントローラがグループ設定情報を負荷側ユニットに送信する場合を説明するための模式図である。集中コントローラ2の登録手段25は、管理テーブルを更新すると、グループ設定情報を負荷側ユニット7-1~7-Mに送信する。図2に示した負荷側ユニット7-1~7-Mの各制御部70は、グループ設定情報からグループ識別子を読み出し、自ユニットに割り当てられたグループ識別子として記憶する。その後、負荷側ユニット7-1~7-Mの各制御部70は、自ユニットに割り当てられたグループ識別子を含む制御情報にしたがって膨張弁73を制御する。これにより、集中コントローラ2は、グループ毎に空気調和の制御を行うことができる。本実施の形態1においては、集中コントローラ2は、図19に示す601号~606号の部屋単位で空気調和を制御できる。このようにして、同じグループに属する複数の負荷側ユニットは、同じ空気調和制御が行われるように設定される。
なお、本実施の形態1は、作業者が負荷側ユニット7-1~7-Mが設置されるフロアにおける各負荷側ユニットの位置および設定されたグループを、携帯端末3の表示装置15に画像を表示させて確認する場合を説明したが、この場合に限らない。例えば、集中コントローラ2が、表示装置(図示せず)を備え、携帯端末3からグループ情報を受信すると、確認画像を表示する。この場合、作業者は、自分が設定したグループとフロアマップに表示されるグループとの照合を、集中コントローラ2に表示される画像で行うことができる。そのため、作業者は携帯端末3にフロアマップの情報を記憶させる必要がない。また、フロアマップの情報を集中コントローラ2以外の情報処理装置(図示せず)が記憶していてもよい。この場合、作業者は携帯端末3を操作して、フロアマップの情報を記憶する情報処理装置からフロアマップの情報を携帯端末3にダウンロードすればよい。
また、本実施の形態1においては、集中コントローラ2が負荷側ユニット7-1~7-Mに制御情報を送信する際、送信対象の情報の宛先を指定する情報としてグループ識別子を用いたが、通信アドレスを用いてもよい。集中コントローラ2は、通信アドレスを用いれば、負荷側ユニットの単位で情報の送信先を選択できるが、グループ単位で情報を送信する場合、個々の通信アドレスを送信対象の情報に設定する必要がない。
本実施の形態1の管理システム1は、複数の負荷側ユニット7-1~7-Mを含む空気調和装置4を制御する集中コントローラ2と、集中コントローラ2と接続される携帯端末3とを有する。携帯端末3は、位置検出手段13と、識別子取得手段12と、機器情報生成手段31と、グループ情報生成手段32と、通信手段14とを有する。位置検出手段13は、負荷側ユニット毎の位置を検出し、検出した位置の情報である位置情報を出力する。識別子取得手段12は、負荷側ユニット毎に異なる識別子である機器識別子を各負荷側ユニットから取得する。機器情報生成手段31は、複数の機器識別子毎に位置情報を対応づけた機器情報を生成する。グループ情報生成手段32は、識別子取得手段12によって取得された複数の機器識別子に対応して複数のグループ毎に異なるグループ識別子が入力されると、グループ識別子に機器情報を対応づけた情報であるグループ情報を生成する。通信手段14は、グループ情報生成手段32によって生成されたグループ情報を集中コントローラ2に送信する。
本実施の形態1によれば、作業者が各負荷側ユニットを見ながら、携帯端末3を操作して機器識別子に対応づけて、負荷側ユニット7-1~7-Mのグループを設定することができる。そのため、負荷側ユニット7-1~7-Mが実際に設置されたフロアから離れた場所で作業者がフロアマップだけを見ながらグループ設定する場合に比べて、人為的ミスの発生を抑制できる。また、人為的ミスの発生が抑制されるので、作業者は、グループ設定を修正する手間が減り、作業負担が軽減する。
実施の形態2.
本実施の形態2は、携帯端末3が、グループ識別子が入力された後、次のグループ識別子が入力されるまでに複数の機器識別子を取得すると、複数の機器識別子のそれぞれに対応する負荷側ユニットを同じグループとして一括して設定するものである。
本実施の形態2においては、実施の形態1で説明した構成と同一の構成について同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。本実施の形態2の管理システム1の構成は実施の形態1で説明した管理システム1と同様な構成であるため、本実施の形態2においては、各構成の詳細な説明を省略する。
本実施の形態2の携帯端末3の動作手順を説明する。図24は、実施の形態2に係る携帯端末の動作手順の一例を示すフローチャートである。図24は、本実施の形態2の携帯端末3が実行する情報処理方法の手順を示す。本実施の形態2においては、図10に示したステップS102~S105が図24に示すステップS201~S206に置き換わる。本実施の形態2においても、M=15であるものとし、負荷側ユニット7-1~7-15をグループ1~6の6つのグループに分類する場合で説明する。kは1~6の任意の整数である。
作業者が携帯端末3を操作してグループ1のグループ識別子Gr1を入力すると(ステップS201)、グループ情報生成手段32は、入力されたグループ識別子Gr1をメモリ82に記憶させる。作業者は、機器識別子の読み取り対象の負荷側ユニットとして、例えば、負荷側ユニット7-1の下に行き、識別子取得手段12を負荷側ユニット7-1の筐体に表示されたコードに向け、識別子の読み取り指示を入力する。識別子取得手段12は、識別子の読み取り指示が入力されると、コードを読み取り、機器識別子を負荷側ユニット7-1から取得する(ステップS202)。識別子取得手段12は取得した機器識別子を機器情報生成手段31に送信する。
続いて、作業者が携帯端末3を操作して位置を検出する指示を入力すると、位置検出手段13は位置を検出する(ステップS203)。位置検出手段13は、検出した位置を示す位置情報を機器情報生成手段31に送信する。機器情報生成手段31は、識別子取得手段12から機器識別子を受信し、位置検出手段13から位置情報を受信すると、機器識別子および位置情報を含む機器情報を生成する。そして、機器情報生成手段31は、生成した機器情報をグループ情報生成手段32に送信する。グループ情報生成手段32は、受信した機器情報をメモリ82に記憶させる。
グループ情報生成手段32は、グループ1の設定終了の指示が入力されるか否かを判定する(ステップS204)。グループ1の設定終了の指示が入力されない場合、グループ情報生成手段32は、ステップS202に戻り、機器情報の受信待ち状態になる。負荷側ユニット7-2について、負荷側ユニット7-1と同様にして、制御装置10はステップS202およびS203の処理を実行する。
ステップS204において、作業者が携帯端末3を操作してグループ1の設定終了の指示を入力すると、グループ情報生成手段32は、メモリ82から機器情報およびグループ識別子Gr1を読み出す。そして、グループ情報生成手段32は、読み出した機器情報およびグループ識別子Gr1を用いて、グループ1のグループ情報を生成する(ステップS205)。これにより、負荷側ユニット7-1および7-2がグループ1に設定されたグループ情報が生成される。グループ情報生成手段32は、グループ設定終了の指示があるか否かを判定する(ステップS206)。グループ設定終了の指示が入力されない場合、グループ情報生成手段32は、ステップS201に戻り、グループ2のグループ識別子の入力待ち状態になる。
ステップS201~S205の処理がグループ毎に繰り返されることで、実施の形態1と同様に、負荷側ユニット7-1~7-Mが6つのグループに分類されたグループ情報が生成される。ステップS206において、グループ設定終了の指示が入力されると、グループ情報生成手段32は、図10に示したステップS106の処理に進む。
本実施の形態2によれば、作業者は負荷側ユニット毎にグループを設定する必要がなく、複数の負荷側ユニットをまとめてグループ設定できるため、作業効率が向上する。
実施の形態3.
本実施の形態3は、携帯端末3が複数の機器識別子を取得した後、グループ識別子が入力されると、グループ識別子が入力するまでに取得した複数の機器識別子のそれぞれに対応する負荷側ユニットを同じグループとして一括して設定するものである。
本実施の形態3においては、実施の形態1で説明した構成と同一の構成について同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。本実施の形態3の管理システム1の構成は実施の形態1で説明した管理システム1と同様な構成であるため、本実施の形態3においては、各構成の詳細な説明を省略する。
本実施の形態3の携帯端末3の動作手順を説明する。図25は、実施の形態3に係る携帯端末の動作手順の一例を示すフローチャートである。図25は、本実施の形態3の携帯端末3が実行する情報処理方法の手順を示す。本実施の形態3においては、図10に示したステップS102~S105が図25に示すステップS301~S305に置き換わる。本実施の形態3においても、M=15であるものとし、負荷側ユニット7-1~7-15をグループ1~6の6つのグループに分類する場合で説明する。kは1~6の任意の整数である。
作業者は、機器識別子の読み取り対象の負荷側ユニットとして、例えば、負荷側ユニット7-1の下に行き、識別子取得手段12を負荷側ユニット7-1の筐体に表示されたコードに向け、識別子の読み取り指示を入力する。識別子取得手段12は、識別子の読み取り指示が入力されると、コードを読み取り、機器識別子を負荷側ユニット7-1から取得する(ステップS301)。識別子取得手段12は取得した機器識別子を機器情報生成手段31に送信する。
続いて、作業者が携帯端末3を操作して位置を検出する指示を入力すると、位置検出手段13は位置を検出する(ステップS302)。位置検出手段13は、検出した位置を示す位置情報を機器情報生成手段31に送信する。機器情報生成手段31は、識別子取得手段12から機器識別子を受信し、位置検出手段13から位置情報を受信すると、機器識別子および位置情報を含む機器情報を生成する。そして、機器情報生成手段31は、生成した機器情報をグループ情報生成手段32に送信する。グループ情報生成手段32は、受信する機器情報をメモリ82に記憶させる。
グループ情報生成手段32は、グループkのグループ識別子が入力されるか否かを判定する(ステップS303)。グループkのグループ識別子が入力されない場合、グループ情報生成手段32は、ステップS301に戻り、機器情報の受信待ち状態になる。負荷側ユニット7-2について、負荷側ユニット7-1と同様にして、制御装置10はステップS301およびS302の処理を実行する。
ステップS303において、作業者が携帯端末3を操作してグループ1のグループ識別子Gr1を入力すると、グループ情報生成手段32は、メモリ82から機器情報を読み出す。そして、グループ情報生成手段32は、入力されたグループ識別子Gr1とメモリ82から読み出した機器情報とを用いて、グループ1のグループ情報を生成する(ステップS304)。これにより、負荷側ユニット7-1および7-2がグループ1に設定されたグループ情報が生成される。グループ情報生成手段32は、グループ設定終了の指示があるか否かを判定する(ステップS305)。グループ設定終了の指示が入力されない場合、グループ情報生成手段32は、ステップS301に戻り、機器情報の受信待ち状態になる。
ステップS301~S304の処理がグループ毎に繰り返されることで、実施の形態1と同様に、負荷側ユニット7-1~7-Mが6つのグループに分類されたグループ情報が生成される。ステップS305において、グループ設定終了の指示が入力されると、グループ情報生成手段32は、図10に示したステップS106の処理に進む。
本実施の形態3によれば、実施の形態2と同様に、作業者は負荷側ユニット毎にグループを設定する必要がなく、複数の負荷側ユニットをまとめてグループ設定できるため、作業効率が向上する。
実施の形態4.
本実施の形態4の管理システムは、作業者が携帯端末3を操作して、フロアマップに全ての負荷側ユニットの位置情報を設定した後に、複数のグループを設定できるようにするものである。
本実施の形態4においては、実施の形態1で説明した構成と同一の構成について同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。本実施の形態4の管理システム1の構成は実施の形態1で説明した管理システム1と同様な構成であるため、本実施の形態4においては、各構成の詳細な説明を省略する。
本実施の形態4の携帯端末3の動作手順を説明する。図26は、実施の形態4に係る携帯端末の動作手順の一例を示すフローチャートである。図26は、本実施の形態4の携帯端末3が実行する情報処理方法の手順を示す。本実施の形態4においては、図10に示したステップS101~S105が図26に示すステップS401~S409に置き換わる。本実施の形態4においても、M=15であるものとし、負荷側ユニット7-1~7-15をグループ1~6の6つのグループに分類する場合で説明する。kは1~6の任意の整数である。また、作業者は携帯端末3を操作して、フロアマップの情報を事前に集中コントローラ2から携帯端末3にダウンロードしているものとする。
実施の形態1において、図10を参照して説明したように、作業者は携帯端末3の制御装置10に管理プログラムを実行させた後、携帯端末3を操作して図12に示す「フロアマップと基準位置との照合」のボタンを選択する。マッチング手段30は、マッチング処理を実行する(ステップS401)。マッチング処理は図4および図13を参照して説明した処理と同様であるため、その詳細な説明を省略する。
続いて、作業者は、機器識別子の読み取り対象の負荷側ユニットとして、例えば、負荷側ユニット7-1の下に行き、識別子取得手段12を負荷側ユニット7-1の筐体に表示されたコードに向け、識別子の読み取り指示を入力する。識別子取得手段12は、識別子の読み取り指示が入力されると、コードを読み取り、機器識別子を負荷側ユニット7-1から取得する(ステップS402)。識別子取得手段12は取得した機器識別子を機器情報生成手段31に送信する。
作業者が携帯端末3を操作して位置を検出する指示を入力すると、位置検出手段13は位置を検出する(ステップS403)。位置検出手段13は、検出した位置を示す位置情報を機器情報生成手段31に送信する。機器情報生成手段31は、識別子取得手段12から機器識別子を受信し、位置検出手段13から位置情報を受信すると、機器識別子および位置情報を含む機器情報を生成する。そして、機器情報生成手段31は、生成した機器情報をグループ情報生成手段32に送信する。グループ情報生成手段32は、受信する機器情報をメモリ82に記憶させる。
ステップS403の後、グループ情報生成手段32は、負荷側ユニット7-1~7-Mの全てについて機器情報を取得したか否かを判定する(ステップS404)。グループ情報生成手段32は、負荷側ユニット7-2~7-Mについて機器情報を取得していないので、ステップS402に戻り、機器情報の受信待ち状態になる。負荷側ユニット7-2~7-Mについて、作業者は負荷側ユニット7-2~7-Mを順に移動し、制御装置10は負荷側ユニット毎にステップS402およびS403の処理を実行する。
ステップS404の判定の結果、グループ情報生成手段32は、負荷側ユニット7-2~7-Mの全ての機器情報を機器情報生成手段31から受信すると、負荷側ユニット7-1~7-Mの位置がフロアマップに表示されるフロア画像を生成する。グループ情報生成手段32は、生成したフロア画像を表示装置15に表示させる(ステップS405)。
図27は、図26に示すステップS406において、表示装置に表示されるフロア画像の一例を示す図である。図27に示す、X軸、Y軸およびZ軸と符号7-1~7-15とは、説明のために示すものであり、表示装置15に表示されなくてもよい。作業者は表示装置15に表示されるフロア画像を見ながら、次のように操作して、負荷側ユニット7-1および7-2をグループ1に設定する。
本実施の形態4においては、表示装置15の上に入力手段16の一部としてタッチパネル(図示せず)が設けられている。そのため、作業者が表示装置15に表示される負荷側ユニット7-1および7-2を指で囲む操作を行うと、グループ情報生成手段32は、図27に示す囲み指示55が入力されたことを検出する。そして、グループ情報生成手段32は、囲み指示55が入力されると、囲み指示55の軌跡によって囲まれる負荷側ユニット7-1および7-2が同じグループに設定されると判断する。続いて、作業者が携帯端末3を操作して、グループ1のグループ識別子Gr1を入力する(ステップS407)。グループ情報生成手段32は、負荷側ユニット7-1および7-2をグループ識別子Gr1に対応づけたグループ情報を生成する(ステップS408)。
グループ情報生成手段32は、グループ設定終了の指示があるか否かを判定する(ステップS409)。グループ設定終了の指示が入力されない場合、グループ情報生成手段32は、ステップS406に戻り、囲み指示待ち状態になる。ステップS406~S408の処理がグループ毎に繰り返されることで、実施の形態1と同様に、負荷側ユニット7-1~7-Mが6つのグループに分類されたグループ情報が生成される。ステップS409において、グループ設定終了の指示が入力されると、グループ情報生成手段32は、図10に示したステップS106の処理に進む。
本実施の形態4によれば、作業者は負荷側ユニット7-1~7-Mの全ての位置をフロアマップに設定した後、各負荷側ユニットについて、フロア画像に表示された位置と実際の位置とを確認しながらグループ設定できる。そのため、人為的ミスの発生を抑制できるだけでなく、複数の負荷側ユニットをまとめてグループ設定できるため、作業効率が向上する。また、作業者はグループ設定作業の過程でどのグループまで設定したかを覚えておく必要がないので、グループ設定ミスをさらに抑制することができる。
(変形例1)
上述の実施の形態4では、作業者が携帯端末3を操作して同じグループに属する複数の負荷側ユニットを囲む操作を行ってグループ設定する場合を説明したが、この場合に限らない。携帯端末3が、負荷側ユニット間の距離が予め決められた範囲にある複数の負荷側ユニットを同じグループに設定するようにしてもよい。例えば、メモリ82が、負荷側ユニット間の距離について基準となる閾値Lthを記憶している。グループ情報生成手段32は、負荷側ユニット7-1~7-Mの相互の距離を算出し、算出した距離が閾値Lth以下である負荷側ユニットを同じグループに設定する。負荷側ユニット間の距離について、グループ情報生成手段32は、各負荷側ユニットの機器情報に含まれる位置情報を参照して算出すればよい。
図27を参照して、負荷側ユニット7-1~7-4の場合を対象として本変形例1を説明する。負荷側ユニット7-1~7-4から2つの負荷側ユニットを選択する組み合わせは、6組ある。負荷側ユニット7-1および7-2の距離は閾値Lth以下であるが、負荷側ユニット7-1および7-3の距離は閾値Lthより大きいものとする。この場合、負荷側ユニット7-3および7-4の距離は閾値Lth以下となる。一方、負荷側ユニット7-2および7-4の距離は閾値Lthより大きくなる。また、負荷側ユニット7-1および7-4の距離は閾値Lthより大きくなり、負荷側ユニット7-2および7-3の距離も閾値Lthより大きくなる。グループ情報生成手段32は、負荷側ユニット7-1および7-2を同じグループ1に設定し、負荷側ユニット7-3および7-4を同じグループ2に設定する。続いて、グループ情報生成手段32は、グループ1にグループ識別子Gr1を割り当て、グループ2にグループ識別子Gr1とは異なるグループ識別子Gr2を割り当て、グループ情報を生成する。
本変形例1においては、作業者が携帯端末3を操作してグループを設定する必要がなく、作業者の作業負担が軽減する。ただし、グループ情報生成手段32が自動的にグループ設定を行った後、図10に示したステップS106~S109の処理を行った方がよい。携帯端末3が自動的に行ったグループ設定に間違えがある場合、作業者が修正することができるからである。
(変形例2)
携帯端末3が自動的にグループ分けする方法は変形例1の場合に限らない。例えば、携帯端末3の記憶装置11が負荷側ユニット7-1~7-Mの各負荷側ユニットについて、機器識別子に対応づけて、熱交換効率および省エネルギー性能を含む仕様の情報を記憶していてもよい。この場合、作業者が携帯端末3グループ分けの条件として仕様を入力すると、グループ情報生成手段32は、入力された条件にしたがって、負荷側ユニット7-1~7-Mを複数のグループに設定する。本変形例2においても、作業者が携帯端末3を操作してグループを設定する必要がなく、作業者の作業負担が軽減する。
実施の形態5.
本実施の形態5の管理システムは、携帯端末3が負荷側ユニット7-1~7-Mの機器情報を集中コントローラに送信すると、作業者が集中コントローラを操作して負荷側ユニット7-1~7-Mに対してグループを設定するものである。本実施の形態5においては、実施の形態1~4で説明した構成と同一の構成について同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本実施の形態5の管理システム1における集中コントローラ2aの構成を説明する。図28は、実施の形態5に係る管理システムにおける集中コントローラの一構成例を示すブロック図である。集中コントローラ2aは、制御装置20aと、記憶装置21と、通信装置22と、表示装置26と、入力装置27とを有する。表示装置26は、例えば、液晶ディスプレイである。入力装置27はタッチパネルである。本実施の形態5においては、表示装置26の上に入力装置27が配置され、表示装置26および入力装置27が一体に構成される。制御装置20aは、冷凍サイクル制御手段23、管理手段24および登録手段25の他に、図7を参照して説明したグループ情報生成手段32、合成手段35および修正手段36を有する。
本実施の形態5においては、携帯端末3の制御装置10は、グループ情報生成手段32、合成手段35および修正手段36を備えていなくてもよい。本実施の形態5においては、機器情報生成手段31は、負荷側ユニット7-1~7-Mの各負荷側ユニットについて、機器識別子および位置情報を含む機器情報を生成すると、生成した機器情報を、通信手段14を介して集中コントローラ2aに送信する。機器情報生成手段31は、負荷側ユニット7-1~7-Mの機器情報をまとめて集中コントローラ2aに送信してもよく、負荷側ユニット毎に機器情報を生成し、生成した順に機器情報を集中コントローラ2aに送信してもよい。
本実施の形態5の管理システム1の動作手順を説明する。図29は、実施の形態5に係る管理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。ここでは、本実施の形態5に、実施の形態4で説明した動作手順を適用した場合で説明するが、他の実施の形態で説明した動作手順を適用してもよい。
図29に示すステップS501~S504は図26に示したステップS401~S404と同様な処理になるため、その詳細な説明を省略する。また、図29に示すステップS506~S510は図26に示したステップS405~S409と同様な処理になるため、その詳細な説明を省略する。
ステップS504において、機器情報生成手段31は、負荷側ユニット7-1~7-Mの全ての負荷側ユニットの機器識別子および位置情報を取得したか否かを判定する。判定の結果、機器情報生成手段31は、全ての負荷側ユニットの機器識別子および位置情報を取得していると判定すると、全ての負荷側ユニットの機器情報を集中コントローラ2aに送信する(ステップS505)。
集中コントローラ2aのグループ情報生成手段32は、負荷側ユニット7-1~7-Mの全ての機器情報を機器情報生成手段31から受信すると、負荷側ユニット7-1~7-Mの位置がフロアマップに表示されるフロア画像を生成する。そして、グループ情報生成手段32は、生成したフロア画像を表示装置26に表示させる(ステップS506)。作業者は、集中コントローラ2aの入力装置27を操作して、実施の形態4において図26を参照して説明したように、負荷側ユニット7-1~7-Mに対してグループ設定を行う(ステップS507~S510)。
なお、本実施の形態5においては、作業者が集中コントローラ2aを操作して負荷側ユニット7-1~7-Mに対してグループを設定する処理を行ったが、操作対象の装置は集中コントローラに限らない。例えば、リモートコントローラ71、またはパーソナルコンピュータなどの他の情報処理装置(図示せず)が、制御装置、通信装置、表示装置および入力装置を備え、制御装置がグループ情報生成手段32、合成手段35および修正手段36を有していてもよい。この場合、作業者は、リモートコントローラ71または他の情報処理装置(図示せず)を操作して、負荷側ユニット7-1~7-Mに対してグループを設定できる。
本実施の形態5によれば、例えば、表示装置26の表示画面の面積が携帯端末3の表示装置15の表示画面の面積よりも大きい場合、作業者が表示装置26によって表示される情報を見間違えてしまうことを抑制できる。この場合において、入力装置27および入力手段16がタッチパネルである場合、表示画面の面積に比例してタッチパネルの面積も大きくなるため、作業者の入力ミスを抑制できる。具体的には、表示画面および表示画面に重ねて配置されたタッチパネルの面積が大きいと、作業者の操作対象の複数のボタンのそれぞれの面積も大きくなる。そのため、作業者が複数のボタンから1つのボタンを選択する操作を行う際、選択対象のボタンの隣にあるボタンを誤って選択してしまうことを抑制できる。
1 管理システム、2、2a 集中コントローラ、3 携帯端末、4 空気調和装置、5 ネットワーク、6 熱源側ユニット、7-1~7-M 負荷側ユニット、10 制御装置、11 記憶装置、12 識別子取得手段、13 位置検出手段、14 通信手段、15 表示装置、15a 表示部、16 入力手段、20、20a 制御装置、21 記憶装置、22 通信装置、23 冷凍サイクル制御手段、24 管理手段、25 登録手段、26 表示装置、27 入力装置、30 マッチング手段、31 機器情報生成手段、32 グループ情報生成手段、35 合成手段、36 修正手段、55 囲み指示、61 圧縮機、62 四方弁、63 熱源側熱交換器、65 信号線、70 制御部、71 リモートコントローラ、72 通信線、73 膨張弁、74 負荷側熱交換器、75 信号線、76 通信線、77 筐体、81 プロセッサ、82 メモリ、83 バス、91 コード。

Claims (10)

  1. 複数の負荷側ユニットを含む空気調和装置を制御する集中コントローラと、
    前記集中コントローラと接続される携帯端末と、を有し、
    前記携帯端末は、
    前記複数の負荷側ユニット毎の位置を検出し、検出した位置の情報である位置情報を出力する位置検出手段と、
    前記複数の負荷側ユニット毎に異なる識別子である機器識別子を前記各負荷側ユニットから取得する識別子取得手段と、
    複数の前記機器識別子毎に前記位置情報を対応づけた機器情報を生成する機器情報生成手段と、
    前記識別子取得手段によって取得された複数の前記機器識別子に対応して複数のグループ毎に異なるグループ識別子が入力されると、前記グループ識別子に前記機器情報を対応づけた情報であるグループ情報を生成するグループ情報生成手段と、
    前記グループ情報生成手段によって生成された前記グループ情報を前記集中コントローラに送信する通信手段と、
    を有し、
    前記位置検出手段は、前記複数の負荷側ユニット毎に、ユーザによって位置検出の指示が入力されると、前記負荷側ユニットの位置を検出して前記位置情報を前記機器情報生成手段に出力し、
    前記識別子取得手段は、前記位置検出手段によって前記負荷側ユニットの位置が検出され、前記ユーザによって前記機器識別子の取得指示が入力されると、前記機器識別子を前記負荷側ユニットから取得し、
    前記機器情報生成手段は、前記複数の負荷側ユニット毎に、前記識別子取得手段によって取得された前記機器識別子と前記位置検出手段から入力された前記位置情報とを含む前記機器情報を前記グループ情報生成手段に送信し、
    前記グループ情報生成手段は、前記各負荷側ユニットについて前記機器情報生成手段から前記機器情報を受信する度に前記ユーザによって前記グループ識別子が入力されると、入力された前記グループ識別子に、前記機器情報生成手段から受信した前記機器情報を対応づけて前記グループ情報を生成する、
    管理システム。
  2. 複数の負荷側ユニットを含む空気調和装置を制御する集中コントローラと、
    前記集中コントローラと接続される携帯端末と、を有し、
    前記携帯端末は、
    前記複数の負荷側ユニット毎の位置を検出し、検出した位置の情報である位置情報を出力する位置検出手段と、
    前記複数の負荷側ユニット毎に異なる識別子である機器識別子を前記各負荷側ユニットから取得する識別子取得手段と、
    複数の前記機器識別子毎に前記位置情報を対応づけた機器情報を生成する機器情報生成手段と、
    前記識別子取得手段によって取得された複数の前記機器識別子に対応して複数のグループ毎に異なるグループ識別子が入力されると、前記グループ識別子に前記機器情報を対応づけた情報であるグループ情報を生成するグループ情報生成手段と、
    前記グループ情報生成手段によって生成された前記グループ情報を前記集中コントローラに送信する通信手段と、
    を有し、
    前記グループ情報生成手段は、前記複数のグループ識別子のうち、1つのグループ識別子がユーザによって入力されると、前記1つのグループ識別子を記憶し、
    前記位置検出手段は、前記複数の負荷側ユニット毎に、前記ユーザによって位置検出の指示が入力されると、前記負荷側ユニットの位置を検出して前記位置情報を前記機器情報生成手段に出力し、
    前記識別子取得手段は、前記位置検出手段によって前記負荷側ユニットの位置が検出され、前記ユーザによって前記機器識別子の取得指示が入力されると、前記機器識別子を前記負荷側ユニットから取得し、
    前記機器情報生成手段は、前記複数の負荷側ユニット毎に、前記識別子取得手段によって取得された前記機器識別子と前記位置検出手段から入力された前記位置情報とを含む前記機器情報を前記グループ情報生成手段に送信し、
    前記グループ情報生成手段は、前記1つのグループ識別子を記憶したときから前記ユーザによって設定終了の指示が入力されるまでに、前記機器情報生成手段から1以上の前記機器情報を受信すると、受信した1以上の前記機器情報を前記1つのグループ識別子に対応づける処理を前記複数のグループ識別子毎に実行することで前記グループ情報を生成する、
    理システム。
  3. 複数の負荷側ユニットを含む空気調和装置を制御する集中コントローラと、
    前記集中コントローラと接続される携帯端末と、を有し、
    前記携帯端末は、
    前記複数の負荷側ユニット毎の位置を検出し、検出した位置の情報である位置情報を出力する位置検出手段と、
    前記複数の負荷側ユニット毎に異なる識別子である機器識別子を前記各負荷側ユニットから取得する識別子取得手段と、
    複数の前記機器識別子毎に前記位置情報を対応づけた機器情報を生成する機器情報生成手段と、
    前記識別子取得手段によって取得された複数の前記機器識別子に対応して複数のグループ毎に異なるグループ識別子が入力されると、前記グループ識別子に前記機器情報を対応づけた情報であるグループ情報を生成するグループ情報生成手段と、
    前記グループ情報生成手段によって生成された前記グループ情報を前記集中コントローラに送信する通信手段と、
    を有し、
    前記識別子取得手段は、前記複数の負荷側ユニット毎に、ユーザによって前記機器識別子の取得指示が入力されると、前記機器識別子を前記負荷側ユニットから取得し、
    前記位置検出手段は、前記識別子取得手段によって前記機器識別子が取得され、前記ユーザによって位置検出の指示が入力されると、前記負荷側ユニットの位置を検出して前記位置情報を前記機器情報生成手段に出力し、
    前記機器情報生成手段は、前記複数の負荷側ユニット毎に、前記識別子取得手段によって取得された前記機器識別子と前記位置検出手段から入力された前記位置情報とを含む前記機器情報を前記グループ情報生成手段に送信し、
    前記グループ情報生成手段は、前記識別子取得手段によって前記負荷側ユニットから前記機器識別子の取得が開始されたときから、複数の前記グループ識別子のうち、いずれか1つのグループ識別子が前記ユーザによって入力されるまで、1以上の前記機器情報を前記機器情報生成手段から受信すると、受信した1以上の前記機器情報を前記1つのグループ識別子に対応づける処理を前記複数のグループ識別子毎に実行することで前記グループ情報を生成する、
    理システム。
  4. 前記携帯端末は、
    前記複数の負荷側ユニットが設置される敷地の平面図であるフロアマップの情報を記憶する記憶装置と、
    前記フロアマップを表示する表示装置と、
    前記フロアマップにおける基準点である第1基準位置および第2基準位置と前記位置検出手段によって検出される位置とを対応づけるマッチング手段と、をさらに有し、
    前記マッチング手段は、
    前記第1基準位置の指定が入力され、前記位置検出手段から前記位置情報を受信すると、受信する前記位置情報を前記第1基準位置に対応づけ、前記第1基準位置とは異なる前記第2基準位置の指定が入力され、前記位置検出手段から前記位置情報を受信すると、受信する前記位置情報を前記第2基準位置に対応づける、
    請求項1~のいずれか1項に記載の管理システム。
  5. 複数の負荷側ユニットを含む空気調和装置を制御する集中コントローラと、
    前記集中コントローラと接続される携帯端末と、を有し、
    前記携帯端末は、
    前記複数の負荷側ユニットが設置される敷地の平面図であるフロアマップの情報を記憶する記憶装置と、
    前記フロアマップを表示する表示装置と、
    前記複数の負荷側ユニット毎の位置を検出し、検出した位置の情報である位置情報を出力する位置検出手段と、
    前記複数の負荷側ユニット毎に異なる識別子である機器識別子を前記各負荷側ユニットから取得する識別子取得手段と、
    複数の前記機器識別子毎に前記位置情報を対応づけた機器情報を生成する機器情報生成手段と、
    前記識別子取得手段によって取得された複数の前記機器識別子に対応して複数のグループ毎に異なるグループ識別子が入力されると、前記グループ識別子に前記機器情報を対応づけた情報であるグループ情報を生成するグループ情報生成手段と、
    前記グループ情報生成手段によって生成された前記グループ情報を前記集中コントローラに送信する通信手段と、
    前記フロアマップにおける基準点である第1基準位置および第2基準位置と前記位置検出手段によって検出される位置とを対応づけるマッチング手段と、
    を有し、
    前記マッチング手段は、前記第1基準位置の指定が入力され、前記位置検出手段から前記位置情報を受信すると、受信する前記位置情報を前記第1基準位置に対応づけ、前記第1基準位置とは異なる前記第2基準位置の指定が入力され、前記位置検出手段から前記位置情報を受信すると、受信する前記位置情報を前記第2基準位置に対応づけ、
    前記識別子取得手段は、前記複数の負荷側ユニット毎に、ユーザによって前記機器識別子の取得指示が入力されると、前記機器識別子を前記負荷側ユニットから取得し、
    前記位置検出手段は、前記識別子取得手段によって前記機器識別子が取得され、前記ユーザによって位置検出の指示が入力されると、前記負荷側ユニットの位置を検出して前記位置情報を前記機器情報生成手段に出力し、
    前記機器情報生成手段は、前記複数の負荷側ユニット毎に、前記識別子取得手段によって取得された前記機器識別子と前記位置検出手段から入力された前記位置情報とを含む前記機器情報を前記グループ情報生成手段に送信し、
    前記グループ情報生成手段は、前記複数の負荷側ユニット毎の前記機器情報を前記機器情報生成手段から受信すると、前記機器情報に含まれる前記位置情報と前記フロアマップとを照合し、前記複数の負荷側ユニットの位置が前記フロアマップに表示されるフロア画像を生成して前記表示装置に表示さ
    前記グループ情報生成手段は、前記表示装置に表示される前記複数の負荷側ユニットに対して、1以上の負荷側ユニットを囲む囲み指示が入力され、前記グループ識別子が入力されると、前記1以上の負荷側ユニットに対応する前記機器情報を前記入力されたグループ識別子に対応づける処理を前記複数のグループ識別子毎に実行することで前記グループ情報を生成する、
    理システム。
  6. 前記携帯端末は、
    前記複数の負荷側ユニットの位置が前記フロアマップに表示されるフロア画像に前記複数のグループを示す確認画像を生成して前記表示装置に表示させる合成手段と、をさらに有する、
    請求項4または5に記載の管理システム。
  7. 前記携帯端末は、
    前記表示装置に表示される前記確認画像に対して、グループを修正する指示が入力されると、前記グループを修正する指示に対応して前記グループを修正する修正手段をさらに有する、
    請求項に記載の管理システム。
  8. 前記識別子取得手段は、
    前記負荷側ユニットの筐体に貼り付けられたコードを撮影するカメラと、
    前記カメラで撮影されたコードを前記機器識別子に変換する文字変換回路と、を有する、
    請求項1~のいずれか1項に記載の管理システム。
  9. 前記識別子取得手段は、近距離無線通信機能を備えた無線通信回路を有し、前記負荷側ユニットから近距離無線通信により前記機器識別子を取得する、
    請求項1~のいずれか1項に記載の管理システム。
  10. 複数の負荷側ユニットを含む空気調和装置を制御する集中コントローラと接続される携帯端末が実行する情報処理方法であって、
    前記複数の負荷側ユニット毎の位置を検出する検出ステップと、
    前記複数の負荷側ユニット毎に異なる識別子である機器識別子を前記各負荷側ユニットから取得する取得ステップと、
    複数の前記機器識別子毎に前記位置の情報である位置情報を対応づけた機器情報を生成する機器情報生成ステップと、
    前記複数の機器識別子に対応して複数のグループ毎に異なるグループ識別子が入力されると、前記グループ識別子に前記機器情報を対応づけた情報であるグループ情報を生成するグループ情報生成ステップと、
    前記グループ情報を前記集中コントローラに送信するステップと、
    を有し、
    前記検出ステップにおいて、前記複数の負荷側ユニット毎に、ユーザによって位置検出の指示が入力されると、前記負荷側ユニットの位置を検出して前記位置情報を生成し、
    前記取得ステップにおいて、前記負荷側ユニットの位置が検出され、前記ユーザによって前記機器識別子の取得指示が入力されると、前記機器識別子を前記負荷側ユニットから取得し、
    前記機器情報生成ステップにおいて、前記複数の負荷側ユニット毎に、前記機器識別子と前記位置情報とを含む前記機器情報を生成し、
    前記グループ情報生成ステップにおいて、前記各負荷側ユニットについて前記機器情報を生成する度に前記ユーザによって前記グループ識別子が入力されると、入力された前記グループ識別子に、生成された前記機器情報を対応づけて前記グループ情報を生成する、
    情報処理方法。
JP2022529247A 2020-06-04 2020-06-04 管理システムおよび情報処理方法 Active JP7414991B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2020/022091 WO2021245873A1 (ja) 2020-06-04 2020-06-04 管理システムおよび情報処理方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2021245873A1 JPWO2021245873A1 (ja) 2021-12-09
JPWO2021245873A5 JPWO2021245873A5 (ja) 2022-08-31
JP7414991B2 true JP7414991B2 (ja) 2024-01-16

Family

ID=78830200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022529247A Active JP7414991B2 (ja) 2020-06-04 2020-06-04 管理システムおよび情報処理方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7414991B2 (ja)
WO (1) WO2021245873A1 (ja)

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007003126A (ja) 2005-06-24 2007-01-11 Daikin Ind Ltd 設備機器対応付け支援システムおよび無線情報端末
JP2007040584A (ja) 2005-08-02 2007-02-15 Hitachi Ltd 空調システム、空調管理装置、室内機、読取装置、設定登録方法及び設定登録プログラム
JP2010210147A (ja) 2009-03-10 2010-09-24 Fujitsu General Ltd 空気調和システム
JP2011075246A (ja) 2009-10-01 2011-04-14 Mitsubishi Electric Corp 設備制御端末、設備制御システム、設備制御方法並びにプログラム
JP2015197230A (ja) 2014-03-31 2015-11-09 ダイキン工業株式会社 機器管理システム
WO2016162952A1 (ja) 2015-04-07 2016-10-13 三菱電機株式会社 空気調和機のメンテナンスサポートシステム
JP2017122975A (ja) 2016-01-05 2017-07-13 ワム・システム・デザイン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2018159484A (ja) 2017-03-22 2018-10-11 三菱電機株式会社 管理装置、管理方法、及びプログラム
JP2019020097A (ja) 2017-07-21 2019-02-07 株式会社富士通ゼネラル 空調機システム
JP2019020021A (ja) 2017-07-14 2019-02-07 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和機
JP2019109733A (ja) 2017-12-19 2019-07-04 株式会社富士通アドバンストエンジニアリング 動線表示プログラム、動線表示方法および情報処理装置
JP2020038029A (ja) 2018-09-03 2020-03-12 ダイキン工業株式会社 送風制御装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007003126A (ja) 2005-06-24 2007-01-11 Daikin Ind Ltd 設備機器対応付け支援システムおよび無線情報端末
JP2007040584A (ja) 2005-08-02 2007-02-15 Hitachi Ltd 空調システム、空調管理装置、室内機、読取装置、設定登録方法及び設定登録プログラム
JP2010210147A (ja) 2009-03-10 2010-09-24 Fujitsu General Ltd 空気調和システム
JP2011075246A (ja) 2009-10-01 2011-04-14 Mitsubishi Electric Corp 設備制御端末、設備制御システム、設備制御方法並びにプログラム
JP2015197230A (ja) 2014-03-31 2015-11-09 ダイキン工業株式会社 機器管理システム
WO2016162952A1 (ja) 2015-04-07 2016-10-13 三菱電機株式会社 空気調和機のメンテナンスサポートシステム
JP2017122975A (ja) 2016-01-05 2017-07-13 ワム・システム・デザイン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2018159484A (ja) 2017-03-22 2018-10-11 三菱電機株式会社 管理装置、管理方法、及びプログラム
JP2019020021A (ja) 2017-07-14 2019-02-07 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和機
JP2019020097A (ja) 2017-07-21 2019-02-07 株式会社富士通ゼネラル 空調機システム
JP2019109733A (ja) 2017-12-19 2019-07-04 株式会社富士通アドバンストエンジニアリング 動線表示プログラム、動線表示方法および情報処理装置
JP2020038029A (ja) 2018-09-03 2020-03-12 ダイキン工業株式会社 送風制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2021245873A1 (ja) 2021-12-09
WO2021245873A1 (ja) 2021-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9602301B2 (en) System and method for commissioning wireless building system devices
JP4325593B2 (ja) 空調機対応付け支援システム
JP6493590B2 (ja) 機器設置支援システム
JPWO2018179750A1 (ja) 環境制御システム、及び、環境制御方法
JPWO2016162952A1 (ja) 空気調和機のメンテナンスサポートシステム
JP4325592B2 (ja) 設備機器対応付け支援システムおよび無線情報端末
CN112955699A (zh) 泄漏检测装置及泄漏检测系统
JP2006349307A (ja) 空調機対応付け支援システム
JP6686237B1 (ja) 設定支援システム、携帯型情報端末、設定支援方法およびプログラム
JP2015124901A (ja) 空調システム
JP7414991B2 (ja) 管理システムおよび情報処理方法
JP2007132620A (ja) 設備機器対応付け支援システム
US20160305679A1 (en) Air-conditioning system
JP6878691B2 (ja) 空気調和システム、端末装置、空調機操作方法、プログラムおよび空気調和機
JP2015210062A (ja) 室内機コントローラ及びそれを備えた空気調和装置、並びに室内機コントローラの制御方法
US20220307717A1 (en) Installation position confirmation support system, server, program, and method
JP7204046B2 (ja) 管理装置
US20230332795A1 (en) Air conditioner system and control method
WO2021161624A1 (ja) 空調システムおよび方法
JP2003227644A (ja) 設置場所名伝送方式空調装置、空調装置アドレス設定方法及び空調装置アドレス設定プログラム
JP4613742B2 (ja) 空調機設置工事支援装置および空調機設置工事支援プログラム
US11438190B2 (en) Remote management apparatus and remote management system
WO2022079866A1 (ja) 空調機及び空調制御方法
KR20230015769A (ko) 리모컨 및 그의 제어 방법
JP5961122B2 (ja) 空調用室内機および空調用室内機のデータ処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220701

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220701

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7414991

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150