JP5483186B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、廃トナーを蓄えることのできる着脱可能な収容容器を備えた複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関するものである。
従来、感光体上の残留トナーや、紙粉等の異物を除去するクリーニング装置を有し、感光体から除去した廃トナーを、クリーニング装置内に設けられてある搬送手段により、本体または画像形成ユニットに対し着脱可能である収容容器へ搬送し蓄えることのできる画像形成装置が知られている。この収容容器には、廃トナーの収容量を把握するために、通常、廃トナー量を検知する廃トナー量検知手段が設けられている。
ここで、収容容器に設けた廃トナー量検知手段による収容容器の満杯検知に関して説明する。
収容容器に設けた廃トナー量検知手段は、おもに、収容容器の満杯より少量少ない状態(以下、「ニア満杯」という。)を検知(ニア満杯検知)する手段として用いられる。画像形成装置において、廃トナーの収容容器が満杯になった場合、画像形成動作を禁止しなければ、廃トナー搬送経路のつまり等により、異常画像や機械の故障が発生してしまう。そのため、廃トナー量検知手段を満杯の検知手段として使用すると、収容容器を交換しなれば画像形成動作を継続できなくなり、結果としてダウンタイムが発生してしまう。しかし、廃トナー量検知手段を、満杯より少量少ない状態のニア満杯を検知する手段として用いることで、満杯までに交換を実施できる時間を設けることができ、ダウンタイムの発生を防止できる。
上記廃トナー量検知手段を、満杯より少量少ない状態のニア満杯を検知する手段として用いる場合、収容容器の満杯は、廃トナー量検知手段によりニア満杯を検知した後に算出された廃トナー量等の累積結果により検知する制御手段が用いられることが多い。例えば、ニア満杯から満杯までに収容容器内に収容可能な所定の廃トナー量を予め設定し、廃トナー量算出手段によって算出した廃トナー量の累積結果が上記設定した所定の廃トナー量の値を上回ったときに収容容器が満杯であると判断する制御手段を用いる構成となる。
なお、ニア満杯及び満杯の両方を検知する手段として廃トナー量検知手段を用いることも可能であるが、部品点数が増加したりスペースが必要となったりするため、近年の本体の小型化や低コスト化に逆行する構成となるために、ニア満杯のみに廃トナー量検知手段を用いた構成が多く用いられている。
廃トナーの収容容器に関して言えば、省資源を実現するために、交換頻度を極力低減できるように収容容器の容量を最大限に活用できることが望ましい。廃トナー量検知手段により検出されるニア満杯は、収容容器内に満杯より少量少ない容量が収容された状態で検知を行っているが、満杯までの収容量に関しては、収容容器の交換タイミングにより異なってしまう。その理由として、収容容器に搬送される廃トナー量はユーザの使用条件により異なるため、ニア満杯から満杯までの廃トナー量は同量に設定されているが、ニア満杯から満杯になるまでの使用期間は異なってくる。1回の作像あたり廃トナー量が少ない条件で使用するユーザが、ニア満杯検知後に収容容器をすぐに交換した場合、まだ容器内に収容できるスペースがあるにもかかわらず収容容器の交換が実施されることとなり、容量を最大限に活用できなくなってしまう。
このため、収容容器の二ア満杯を検知すると、ニア満杯の検知後における使用トナー量を画像形成毎の画素情報や印刷枚数から算出して積算し、積算した使用トナー量に基づいて収容容器が満杯までの充填残量に達すると判断した場合に満杯警報を出力する画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。この特許文献1の画像形成装置では、ニア満杯を検知した後、満杯警報が出力されるまでの間にどの程度装置を使用することができるのかという情報が無いため、ユーザは収容容器の容量を最大限に活用できなくなってしまうおそれがある。
そこで、トナー消費量と記録媒体上のトナー付着量とを計算し、トナー消費量からトナー付着量を差し引いて1回の作像あたりの廃トナー量を計算し、収容容器が廃トナーで満杯になるまでの残り日数を計算する画像形成装置が知られている(特許文献2参照)。また、消耗品について使用可能な残日数を算出し、交換品手配のタイミングをインターネットに接続した通信部とホストコンピュータとの接続により管理して、所定の残日数となったときに発注を行い、ダウンタイムの回避、及び、ストック保管のスペース確保を防ぐ構成の消耗品管理方法が知られている(特許文献3参照)。
しかしながら、上記特許文献2の画像形成装置では、収容容器の廃トナー量を検知する検知センサを設けておらず、検知センサの検知結果による補正を行っていないので、収容容器が廃トナーで満杯になるまでの残日数の計算に誤差が生じてしまう場合がある。すると、ユーザは収容容器の容量を最大限に活用できなくなってしまうおそれがある。
また、上記特許文献3の消耗品管理方法では、ユーザの使用条件により残日数が増減する場合があり収容容器の容量を最大限に活用できなくなってしまうおそれがある。また例えば、休日等の画像形成動作が行われない日があった場合、使用可能な残日数が増加する可能性があり、その後、トナー消費量が多い画像を出力した場合には、一度増加していたにもかかわらず急激に残日数が減少し、ユーザは交換のタイミングに困惑してしまうおそれがある。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、収容容器が満杯になるまでの残日数の算出日数が増加することによる交換のタイミングの困惑をユーザに生じさせることなく、収容容器の容量を最大限に活用することができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、像担持体と、上記像担持体上にトナー画像を形成する画像形成手段と、上記像担持体上に形成されたトナー像を転写した後の該像担持体上の残留トナーや紙粉等の廃トナーを除去するクリーニング手段と、上記廃トナーを収容する収容容器と、上記収容容器に回収された廃トナーの量が予め設定されている満杯時での充填量よりも少ない充填量に達したことを検知する廃トナー量検知手段と、を備えた画像形成装置であって、上記廃トナー量検知手段により上記収容容器に回収された廃トナーの量が所定の充填量に達したと検知された後、上記画像形成手段による画像形成動作により該収容容器に収容される廃トナー量を算出する廃トナー量算出手段と、上記廃トナー量算出手段により算出された廃トナー量を累積して記憶する廃トナー量累積記憶手段と、上記廃トナー量検知手段が上記収容容器に所定の廃トナーが収容されたことを検知した日付を記憶する検知日付記憶手段と、上記検知日付記憶手段により記憶された日付から算出した現在までの日数と、上記廃トナー量検知手段により上記収容容器に回収された廃トナーの量が所定の充填量に達したと検知されてから該収容容器内の収容量が満杯と判断されるまでの予め設定された満杯閾値と、上記廃トナー量累積記憶手段に記憶された累積した廃トナー量とに基づいて、該収容容器の自動発注、該収容容器の交換が必要である旨の自動通知又は該収容容器の交換が必要である旨の自動表示に用いられる該収容容器の交換の指標として、該収容容器が満杯になるまでに使用可能な残日数を算出する制御手段とを備え、上記制御手段は、上記満杯閾値と上記累積した廃トナー量とから算出した上記収容容量の残容量を、上記累積した廃トナー量と上記現在までの日数とから算出した1日あたりの廃トナー量の平均値で除することにより、上記残日数を算出し、その算出された残日数が、前回算出した残日数よりも大きい値となった場合には、該残日数の値を更新しないことを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記制御手段で更新された残日数を報知する残日数報知手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1乃至2のいずれかの画像形成装置において、上記収容容器を交換すべき交換残日数閾値を記憶する残日数閾値記憶手段と、上記制御手段により更新された残日数が、上記残日数閾値記憶手段に記憶された上記交換残日数閾値以下となった場合に、上記収容容器の交換を報知する交換報知手段とをさらに備えたことを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の画像形成装置において、上記制御手段は、画像形成動作毎に上記残日数を算出することを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの画像形成装置において、上記トナー量算出手段は、上記画像形成手段による画像形成動作時の画像面積率を算出し、その算出された画像面積率に基づいて廃トナー量を算出することを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項5の画像形成装置において、上記画像形成手段による画像形成動作時の印刷枚数を計数する印刷枚数計数手段をさらに備え、上記廃トナー量算出手段は、上記画像面積率に加え、該印刷枚数計数手段により計数された印刷枚数に基づいて廃トナー量を算出することを特徴とするものである。
請求項7の発明は、請求項5乃至6のいずれかの画像形成装置において、上記廃トナー量算出手段は、上記像担持体の走行距離を算出し、上記画像面積率又は上記印刷枚数の少なくとも一方に加え、上記算出された像担持体の走行距離に基づいて廃トナー量を算出することを特徴とするものである。
請求項8の発明は、請求項7の画像形成装置において、上記制御手段は、上記画像面積率及び上記印刷枚数又は上記像担持体の走行距離それぞれに基づいてそれぞれの廃トナー量を算出し、該それぞれの廃トナー量から算出した残日数のうち最も小さな値を残日数として設定することを特徴とするものである。
請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれかの画像形成装置において、上記収容容器を発注すべき発注残日数閾値を記憶する発注残日数閾値記憶手段と、電話回線もしくはインターネット回線を介して上記収容容器の発注を受け付ける所定のホストコンピュータに接続可能な通信制御手段とをさらに備え、上記通信制御手段は、上記制御手段により更新された残日数が、上記発注残日数閾値記憶手段に記憶された上記発注残日数閾値以下となった場合に、上記ホストコンピュータに上記収容容器の発注を行うことを特徴とするものである。
本発明では、検知日付記憶手段により記憶された日付から算出した現在までの日数と、廃トナー量検知手段により収容容器に回収された廃トナーの量が所定の充填量に達したと検知されてから収容容器内の収容量が満杯と判断されるまでの予め設定された満杯閾値と、廃トナー量累積記憶手段に記憶された累積した廃トナー量とに基づいて、収容容器が満杯になるまでに使用可能な残日数を算出する。これにより、画像形成装置の使用条件が異なるユーザにおいても、的確な使用可能な残日数を算出することが可能となる。また、制御手段は、算出された使用可能な残日数が、前回算出した残日数よりも大きい値となった場合には、残日数の値を更新しないので、残日数が増加することがない。
本発明によれば、収容容器が満杯になるまでの残日数の算出日数が増加することによる交換のタイミングの困惑をユーザに生じさせることなく、収容容器の容量を最大限に活用することができる。
実施形態に係るプリンタの概略構成図。 プリンタの部分拡大図。 プロセスカートリッジ単体の全体構成を示す斜視図。 セットされたプロセスカートリッジと廃トナーボトルとを示す概略構成図。 廃トナーボトルに設けられた廃トナー検知手段の一例の説明図であり、(a)は廃トナーボトルの廃トナーを検知していない状態の図、(b)は廃トナーを検知している状態の図。 本画像形成装置の一例を示す制御ブロック図。 1日あたりのトナー量の累積値の算出に、ニア満杯以前の使用条件も考慮した場合の一例を比較するグラフ。 算出された残日数の推移を示すグラフ。 ニア満杯検知後の経過日と残日数の関係を示すグラフであり、(a)はニア満杯を検知したときに交換を促す報知をする場合を説明するグラフ、(b)は残日数の値に応じて交換を促す報知をする場合を説明するグラフ。 廃トナーボトルの交換をユーザに報知する制御の一例を示すフローチャート。 サービスセンタへ消耗品の交換が必要であることを通知したり自動発注をしたりする構成の一例を示す制御ブロック図。
この発明を実施するための形態を、添付図面を参照して説明する。
まず、この発明の実施形態の一例を図面により説明する。図1は、プロセスカートリッジを使用したカラー画像形成装置の一例を示す全体構成図であり、図2は、カラー画像形成装置に装着されたプロセスカートリッジの詳細を示す部分拡大図であり、図3は、プロセスカートリッジの全体構成を示す斜視図である。
すなわち、図1および図2に示すように、カラー画像形成装置Aは、カラー画像用の複数色からなるカラートナー像が形成される中間転写ベルト1と、このトナー像用の各色トナーを補給するトナーボトル2とを画像形成装置本体3内に収容して有し、画像形成装置本体3の下部に積載されて収納された転写紙Sを、中間転写ベルト1に所定に接しさせてカラートナー像を転写し、さらにトナー像を定着させて、上部から排出するようにしている。すなわち、カラー画像形成装置Aの概略下部から上部に掛けて、1枚の転写紙Sをフィードする給紙コロ4と、トナー像転写用の搬送タイミングを確保するレジストローラ5と、中間転写ベルト1に接するように対抗配置され中間転写ベルト1との間に所定圧を確保したニップを形成した2次転写ローラ6と、所定に加熱および加圧する定着ユニット7と、転写紙Sを装置外部に排出する排紙ローラ8とが配置されており、転写紙Sに対して、これらのコロやローラによって形成した搬送経路を搬送する過程で、順次、前記ニップにより中間転写ベルト1からトナー像を転写し、定着ユニット7により転写紙S上に転写したトナー像を定着している。
すなわち、カラー画像を形成するための各色を担当してその色のトナー像を形成する4つの画像ステーションとしてプロセスカートリッジ11a〜11dが、図中の斜め左上がりに傾斜して配設された中間転写ベルト1の長手方向に沿って配置されている。これらのプロセスカートリッジ11a〜11dからなる各画像ステーションには、像担持体として感光体ドラム10a,10b,10c,10dをそれぞれ有し、これらの各感光体ドラム10a〜10dは、中間転写ベルト1を介して転写ローラ13,13に所定圧を確保して接しており、またその回りにはそれぞれ専用の帯電手段15a,15b,15c,15d、現像手段としての現像装置16a,16b,16c,16d、クリーニング手段としてのクリーニングユニット14a,14b,14c,14dを有している。また、これらのプロセスカートリッジ11a〜11dの下方には、それぞれの感光体ドラム10a〜10dをレーザー光によって所定に露光させて静電潜像を書き込む書き込みユニット9が配置されている。12は、中間転写ベルト1上の残留トナーを収集してクリーニングするクリーニング手段である。
なお、このプロセスカートリッジとしては、前記の構成に限ることなく、帯電手段、現像手段、クリーニング手段のうち、少なくとも1つの手段と、像担持体である電子写真感光体(感光体ドラム)とを有して一体に構成され、この構成を装置本体に対して着脱可能としたものであればよい。
カラー画像形成装置Aにトナーを供給するトナーボトル2は、装置内の上部で図中の左側から右側に順次、複数個、配置され、カラー画像形成装置Aに着脱して交換可能に設けられている。これらのトナーボトル2には、それぞれイエロー、シアン、マゼンタ、黒のトナーが充填されている。各トナーボトル2から図示しない搬送経路を介して、各トナーボトル2に対応した各色の現像装置16a〜16dにトナー供給可能に接続され、所定の補給量だけ各色のトナーが補給されている。
したがって、このように構成されたカラー画像形成装置Aでは、転写紙Sが給紙コロ4でフィードされその先端がレジストローラ5まで到達すると、この転写紙Sの先端が図示しないセンサによって検知される。そして、この検出信号に基づき同期のタイミングを取りながら、レジストローラ5によって転写紙Sを2次転写ローラ6と中間転写ベルト1とにより形成したニップに搬送し、中間転写ベルト1から転写紙Sに中間転写ベルト1上に形成した画像を2次転写する。
すなわち、感光体ドラム10a〜10dは、あらかじめ帯電ローラ15a〜15dによって一様に帯電され、次に書き込みユニット9によってレーザー光にて露光走査され、感光体ドラム10a〜10d上に静電潜像が作られる。各静電潜像は、それぞれ各色の現像装置16a〜16dにより現像され、これにより感光体ドラム10a〜10dの表面にイエロー、シアン、マゼンタ、黒のトナー像が形成される。次に転写ローラ13に電圧が印加され各感光体ドラム10上のトナーが、中間転写ベルト1上に順次転写されていく。このとき、各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト1の同じ位置に重ねて転写されるように、中間転写ベルト1の送り方向における上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。中間転写ベルト1上に形成されたトナー画像は、2次転写ローラ6の位置まで搬送され転写紙Sに2次転写される。各色からなるカラートナー像が転写された転写紙Sは定着ユニット7に搬送されてそのトナー像が熱定着され、排紙ローラ8で排紙される。
このような画像形成動作に伴って生じた廃トナーは、所定にクリーニングされて収集され、プロセスカートリッジ11から排出される。すなわち、感光体ドラム10a〜10d上の残留トナーは、それぞれのクリーニング手段であるクリーニングユニット14a〜14dによって除去され、収集された廃トナーとなり、感光体ドラム10a〜10dをクリーニングしている。また転写紙Sに転写されずに、中間転写ベルト1上に残された残留トナーは、同様にクリーニング手段12によって除去され、収集された廃トナーとなり、中間転写ベルト1の表面がクリーニングされる。
図2,図3および図4に示すように、これらの収集した廃トナーは、プロセスカートリッジ11から廃トナー排出パイプ18を介して、画像形成装置Aに設けられた収容容器としての廃トナーボトル20に排出される。すなわち、プロセスカートリッジ11には、プロセスカートリッジ11から側方に突出された中空状の廃トナー排出パイプ18が設けられ、この廃トナー排出パイプ18に対応した位置、つまりプロセスカートリッジ11のセット位置に応じた画像形成装置A側の位置には、予め所定の内部容量を確保した容器として廃トナーボトル20が設けられ、プロセスカートリッジ11が画像形成装置Aにセットされると、廃トナーボトル20内に、廃トナー排出パイプ18の先端が差し込まれるようにしている。
また、各クリーニングユニット14は、その内部に廃トナー搬送スクリュ17を有しており、この廃トナー搬送スクリュ17によって、廃トナーが廃トナー排出パイプ18の先端側に向けて搬送され、この廃トナー排出パイプ18の先端側に開口された廃トナー排出口19から廃トナーボトル20内に排出される。すなわち、この廃トナー搬送スクリュ17は、コイルバネなどの螺旋形状の部材とされ、廃トナー排出パイプ18内部に同軸上にその長手方向に渡って配設されている。また、この廃トナー搬送スクリュ17は、その一端がクリーニングユニット14内に収集された廃トナーに接するように配置され、その他端が廃トナー排出口19に対面して配置され、図示しない駆動機構によって螺旋が廃トナー排出口19側に進む方向に回転駆動されている。したがって、このように回転駆動される廃トナー搬送スクリュ17によって、クリーニングユニット14から廃トナー排出パイプ18の先端側にまで、廃トナーを運ぶ搬送経路が形成されている。
なお、プロセスカートリッジ11から廃トナーボトル20に直接廃トナーを排出せずに、一旦、画像形成装置本体3内に設けられた廃トナー搬送経路に排出し、この廃トナー搬送経路から廃トナーボトルに廃トナーを搬送する構成にした画像形成装置もある。したがって、この構成では、プロセスカートリッジ11と廃トナーボトル20との間に、廃トナー搬送経路を設けているので、プロセスカートリッジ11の近傍に廃トナーボトル20を設置しなくてもよくなり、装置内における部材配置の自由度を向上できる。他方、各色ごとのプロセスカートリッジ11用に廃トナーボトル20を設けることなく、1つの廃トナーボトル20で兼用した構成とできる。
上記廃トナーボトル20には、廃トナー量を検知する廃トナー量検知手段が設けられている。この廃トナー量検知手段は、廃トナーボトル20に回収された廃トナーの量が予め設定されている満杯時での充填量よりも少ない充填量に達したことを検知するものである。
図5は、廃トナーボトル20に設けられた廃トナー検知手段の一例の説明図であり、(a)は廃トナーボトルの廃トナーを検知していない状態の図、(b)は廃トナーを検知している状態の図である。図5(a)において、廃トナー量検知手段30は、廃トナーボトル20の側壁の上部に形成された検出孔20aを覆うようにして設けられたシリコンゴム等の可撓性シール31と、プロセスカートリッジ11に設けられた支軸32に回動可能に支持され略直交する揺動部を有する検知用ブラケット33と、検知用ブラケット33の揺動部の一方に設けられた検出部33aの回動軌道中に透過光学路を有するフォトインタラプタ等の検知センサ34とから構成されている。可撓性シール31は、図5(a)に示すように、廃トナーボトル20内の廃トナーがニア満杯になっていないときは、廃トナーボトル20の内側に向けて撓んでおり、ニア満杯になると、同図(b)に示すように内部の廃トナーにより押圧されて外側に撓む。可撓性シール31が廃トナーボトル20の外側に向けて撓むと、検知用ブラケット33の検出部33aと略直交する他方の端部に形成された押圧突起33bを押圧し、検知用ブラケット33が揺動し、検知部33aが検知センサ34の光路を遮断する。すると、検知センサ34から検知信号が出力され、廃トナーボトル20内に充填されて堆積する廃トナーの充填量が満杯時よりも少ないニア満杯位置にあることを検知できるようになっている。
なお、廃トナー量検知手段30として検知センサ34を用いた構成の一例について説明したが、これに限らず、プロセスカートリッジ11の廃トナー排出パイプ18内に設けられた廃トナー搬送スクリュ17の駆動トルクを検知する構成、つまり廃トナー搬送スクリュ17の駆動モータの負荷電流の値に基づいて廃トナー量を検知する構成であってもよい。
また、本画像形成装置Aは、廃トナー量検知手段30により検知された後、画像形成動作に伴って廃トナーボトル20に搬送される廃トナー量を算出しその値を累積して記憶するトナー量算出手段と廃トナー量累積記憶手段とを有している。
図6は、本画像形成装置Aの一例を示す制御ブロック図である。図6において、画像形成装置Aの制御手段としての制御部40は、主に廃トナー量算出手段41と、記憶手段42とから構成されている。廃トナー量算出手段41は、画像面積率算出手段43と像担持体走行距離算出手段としての感光体ドラム走行距離算出手段44とから構成されている。また、記憶手段42は、廃トナー量累積記憶手段45と、検知日付記憶手段46と、満杯閾値記憶手段47とから構成されている。また、制御部40には、廃トナー量検知手段30と、表示部を有する操作パネル50と、印刷枚数計数手段60とが接続されている。
画像面積率算出手段43は、画像形成動作毎に入力された画像データから形成画像全体の面積に対して画像が形成されている面積の比率を算出する手段である。また、感光体走行距離算出手段44は、感光体ドラム10の表面移動距離を算出する手段であり、例えば感光体ドラムの円周長と回転量とから算出することができる。また、廃トナー量累積記憶手段45は、画像形成毎に上記廃トナー量算出手段41で算出された廃トナーの量を累積して記憶しておく記憶手段である。また、検知日付記憶手段46は、廃トナー検知手段30が廃トナーボトル20のニア満杯を検知した日付を記憶しておく記憶手段である。また、満杯閾値記憶手段47は、上記廃トナー検知手段30が廃トナーボトル20のニア満杯を検知してから、廃トナーボトル20が満杯になるまでの所定の容量である満杯閾値を記憶しておく記憶手段である。また、操作パネル50はユーザが画像形成装置Aの各種操作を行うパネルであり、廃トナーボトル20の残日数を報知したり交換を報知したりする残日数報知手段としての表示部51を有している。また、印刷枚数計数手段60は、排紙ローラ8から排紙された転写紙Sの枚数を計数する、例えばカウンタである。
上記制御部40において、廃トナー量累積記憶手段45に記憶された廃トナー量と、満杯閾値記憶手段47に記憶された満杯閾値として設定された所定量との比較を行い、廃トナーボトル20が満杯に達したか否かを判断する。
また、廃トナー量検知手段30が廃トナーボトル20のニア満杯を検知した後、廃トナーボトル20が満杯になるまでの残日数の算出は次の式(1)による。
E=(Mth−Mn)/Mave
=(Mth−Mn)/{Mn/(Dn−Sn+1)}・・・式(1)
ただし、上記式(1)中、使用可能な残日数をE、廃トナー量検知手段30の検知日をSn、検知日からの経過日数(ただし検知日は不算入)、現在の日付をDn、廃トナー量累積記憶手段45に記憶された廃トナー量の累積値をMn、満杯と定めた所定量(満杯閾値)をMth、廃トナー量検知手段30の検知日から現在までの1日あたりの廃トナー量累積値をMaveとしている。
上記式(1)の分子部分は、ニア満杯から満杯までの所定量である満杯閾値から、ニア満杯検知後の廃トナー量の累積値を減算した値、つまり廃トナーボトル20が満杯になるまでの残容量である。分母部分は、ニア満杯検知後の1日あたりの廃トナー量の平均値である。廃トナーボトル20の残容量を、1日あたりの廃トナー量の平均値で除すことによって、残日数を算出する。
上記式(1)では、廃トナー量算出手段41を用いて使用可能な残日数を算出するために、廃トナー量検知手段30が検知するまで(ニア満杯になるまで)は残日数を算出することはできない。しかし、廃トナーボトル20内に満杯より少量少ない所定量が収容された場合に廃トナー量検知手段30が検知するので、廃トナー量検知手段30が検知するまでは廃トナーボトル20を交換することはない。そのため、廃トナー量検知手段30が検知する前に残日数を算出する必要は無く、残日数の算出を通常動作時も行うことによる、画像形成装置本体での余分な動作を防ぐことができる。
なお、上記式(1)では、1日あたりの廃トナー量累積値(Mave)として、廃トナー量検知手段30の検知日から算出を行っているが、ユーザの使用条件を正確に示すには、画像形成動作を行っている際(ニア満杯前の通常動作時)も廃トナー量の算出を行い、1日あたりの平均を算出したほうがよりユーザの使用条件を正確に再現することができる。しかし、廃トナー量検知手段30の検知前の収容量にくらべ、廃トナー量検知手段30の検知後の収容量(ニア満杯から満杯まで)は非常に少ない。このため、1日あたりの廃トナー量累積値(Mave)に通常動作時も考慮して算出した場合、通常動作時の廃トナー量累積値が支配的にとなり、廃トナー量検知手段30の検知後の廃トナー量累積値による影響が少なくなる。廃トナーボトル20の収容量に関しては、廃トナー量検知手段30の検知前までは実際の収容量を確認できているため、検知後から満杯までに予測する収容量をより正確に判断しなければならない。そのため、この予測部分での廃トナー量算出手段41を用いて、ユーザの使用条件による1日あたりの廃トナー量累積値(Mave)を算出することが望ましくなる。
図7は、1日あたりの廃トナー量の累積値の算出に、ニア満杯以前の使用条件も考慮した場合を比較するグラフであって、ニア満杯検知後に廃トナー量が多くなった場合のグラフである。実線は実際に満杯になるまでの残日数の経過を示し、点線は上記式(1)により算出した残日数の経過を示している。図7において、ニア満杯後、急にトナー消費量が多くなった場合であっても、1日あたりの廃トナー量累積値(Mave)は、ニア満杯後よりもニア満杯前の影響が大きく反映され、上記式(1)で算出した残日数は図中点線のような推移となる。従って、この場合、実際は廃トナー量算出手段41で算出された廃トナーの累積値は多いが、1日あたりの廃トナー量累積値(Mave)は小さくなってしまい、結果として、残日数を正確に算出できていないこととなる。つまり、計算上の残日数は大きい値であるが、実際に使用しているとそれほど使えない状態となっており、廃トナーボトル20は満杯にもかかわらず、残日数があるという不具合が生じる。
使用可能な残日数の算出は、画像形成動作に連動して随時行うようにすることが望ましい。例えば、1日毎、プリント1枚毎、あるいは連続通紙の1回等、その間隔は問わなくてもよいが、短い間隔で算出して残日数を更新することにより、より精度よく算出することができる。また、検知日付記憶手段46により記憶したニア満杯日からの日数が経過するにしたがって、残日数を更新するタイミングを短くするなどの制御をしてもよい。
図8は、上記式(1)により算出された残日数の推移を示すグラフである。満杯までに使用可能な残日数は、上述したとおり廃トナーボトル20の廃トナー量検知手段30による検知日からの経過日数を用いて算出を行うため、例えば休日等の画像形成動作を行わない日を経過した場合、残日数が増加する可能性がある。つまり、上記式(1)において、分母である1日あたりの廃トナー量累積値(Mave)は小さくなるが、分子である廃トナーボトル20が満杯になるまでの残容量は変わらないため、計算上では残日数が増加することがある。廃トナーボトル20の交換を表す指標として残日数を示しているのに、日数が経過したにもかかわらず増加すると、ユーザの困惑をまねくこととなる。例えば、図8において、残日数が二点鎖線で示すEaとなった際に廃トナーボトル20を手配する場合を考えると、点線で示すグラフが一度Ea以下となったため手配を行ったが、再度Ea以上となった後、再度Ea以下となると、同じ装置を使用する他のユーザが再度手配をしてしまうおそれがある。また、後述する自動で廃トナーボトル20の発注をかけるシステム等、残日数に連動した動作を行う場合にも、残日数がEa以下となり発注が行われたが、残日数が増加してEaより大きくなり、再度Ea以下になった際に再度発注が行われるといった不具合が生じるおそれがある。このような不具合を防ぐために、本実施形態に係る画像形成装置Aでは、残日数の値は前回に比べ小さくなった場合のみ更新を行い、増加した場合は更新しない制御を行っている。図8において、一点鎖線Bで囲った部分では、点線は式(1)による残日数の算出結果のグラフであるが、実線のグラフでは残日数を増加させないように制御している。
次に、廃トナーボトル20の交換をユーザに報知する構成について説明する。
図9は、ニア満杯検知後の経過日と残日数の関係を示すグラフであり、(a)はニア満杯を検知したときに交換を促す報知をする場合を説明するグラフ、(b)は残日数の値に応じて交換を促す報知をする場合を説明するグラフである。
図9(a)、(b)において、ニア満杯を検知した直後は、残日数はデフォルト値(初期設定値)となっており、その後、最初の更新時にユーザの使用条件に適した残日数が算出される。例えば、操作パネル50の表示部51に、画像形成動作が少ないユーザは残日数11日と表示され、画像形成動作を多く行うユーザは残日数6日と表示される。画像形成動作を多く行い廃トナー量が多い場合、更新されたとき満杯までの残日数は小さい値となり、比較的早い時期に交換が必要となる。しかし、画像形成動作が少なく廃トナー量が少ない場合、満杯までの残日数は大きい値となり、廃トナーボトル20の容量を最大限に活用するためには、交換までにもう少し活用したい。同図(a)に示すように、ニア満杯検知後すぐに交換を促す報知をすると、廃トナー量が少ないユーザでは廃トナーボトル20の容量を十分に活用できない状態で交換することとなるおそれがある。そこで、同図(b)に示すように、残日数の値に応じて交換を促す報知を行うことにより、使用条件が異なるユーザにおいても、廃トナーボトル20の容量をより活用して効率的に交換することができる。これにより、ユーザの使用条件に適した残日数を算出できるため、廃トナーボトル20への廃トナーの搬送量が多い画像を出力するユーザにとっても、満杯による画像形成動作が停止する前に交換用の廃トナーボトル20を用意することができる。また、廃トナーボトル20への廃トナーの搬送量が少ない画像を出力するユーザにとっても、廃トナーボトル20の容量を最大限に活用するまで交換を行わないようにすることができる。従って、ダウンタイムの発生防止と廃トナーボトル20の容量の活用による交換頻度の低減を図ることができる。
図10は、廃トナーボトル20の交換をユーザに報知する制御の一例を示すフローチャートであり、図9(b)に示した報知制御についてのものである。
画像形成装置Aが通常動作しているとき(ステップS1)に、廃トナー量検知手段30がニア満杯状態まで廃トナーが有るか否かを常に監視していて、廃トナーを検知しない場合は通常動作を継続する(ステップS2でNo)。これに対して、廃トナー量検知手段30がニア満杯状態まで廃トナーが有ることを検知した場合(ステップS2でYes)、廃トナー量の算出を開始し、残日数の算出を開始する(ステップS3)。算出された残日数(E)が、廃トナーボトル20の交換を促すメッセージを報知する予め設定したメッセージ報知残日数(E0)以下であるか否かを比較し、メッセージ報知残日数(E0)以下でなければ引き続き比較を行い(ステップS4でNo)、算出された残日数(E)がメッセージ報知残日数(E0)以下となった場合(ステップS4でYes)、廃トナーボトル20の交換を促すメッセージを表示部51に表示してユーザに報知する(ステップS5)。そして、廃トナー量累積記憶手段45に記憶している廃トナー量の累積値(Mn)が、廃トナーボトル20の満杯と判断する満杯閾値(Mth)に達したか否かを比較し、達していなければ引き続き比較を行い(ステップS6でNo)、廃トナー量の累積値(Mn)が満杯閾値(Mth)に達した場合(ステップS6でYes)、廃トナーボトル20が廃トナーで満杯になったと判断し、画像形成装置Aの機械動作を禁止する(ステップS7)。
上記制御を行うことにより、使用可能な残日数の値に応じてユーザへの報知を行い、使用条件が異なるユーザにおいても、それぞれの使用条件に適したタイミングで廃トナーボトル20の交換を促すメッセージを表示することができる。このことにより、廃トナーボトル20の容量をより効率よく活用することができる。
本画像形成装置Aでは、転写後の感光体ドラム10上に残留したトナーを回収し、それを搬送して廃トナーボトル20内に収容する。このような構成であるため、廃トナーボトル20に搬送される廃トナー量を正確に算出するには、複雑な構成が必要となる。また、カラー構成の画像形成装置Aであるため、各色の感光体ドラム10a〜10dにおいて残留するトナーの算出をしなければならず、より複雑な構成が必要となり非常に困難である。
そのため、廃トナー量算出手段41は、画像面積率算出手段43を設け、画像形成時に感光体ドラム10上に付着するトナーの画像面積率(画素量)に基づいて、廃トナーボトル20に搬送される廃トナー量の代用値として算出するようにしてもよい。これにより、感光体ドラム10上に実際に付着しているトナー領域を算出することが可能となるため、廃トナーボトル20に搬送される廃トナー量を予測しやすい。ただし、画像形成以外での感光体ドラム10へのトナー付着(地汚れ等)は予測することができないため、画像面積率を用いた廃トナー量算出手段41でも精度向上を図る上で補正が必要となる場合がある。
上記画像面積率算出手段43に加えて、感光体走行距離算出手段44や印刷枚数計数手段60を設け、画像形成動作による感光体ドラム10の走行距離や転写紙Sの印刷枚数を計数し、廃トナーボトル20に搬送される廃トナー量の代用値として算出するようにしてもよい。これらの感光体走行距離算出手段44と印刷枚数計数手段60とでは感光体ドラム10上に残留するトナー量の画像パターンによるばらつきを予測することはできないが、感光体ドラム10の回転量(走行距離)を予測することができ、地汚れ等の画像形成以外でのトナー付着を算出することが可能となり、より高精度に廃トナー量の予測をすることができる。
また、廃トナー量算出手段として、画像面積率、印刷枚数、走行距離を用いた場合、それぞれに基づいてそれぞれの残日数を算出することができる。廃トナーボトル20が満杯となった場合、画像形成動作を行えないため、算出された各残日数のうち最も小さい残日数を、回収容器の残日数として採用してもよい。例えば、廃トナー量の多い条件で使用された場合、画像面積率に基づいて算出される廃トナー量が印刷枚数や走行距離に基づいて算出する廃トナー量に比べて多くなるため、印刷枚数や走行距離に比べ残日数が少なく算出される。そのため画像面積率による残日数を回収容器の残日数として採用する。これによりダウンタイムの発生をより確実に防止することが可能となる。
なお、中間転写ベルト1上に残留した廃トナーを廃トナーボトルに回収して収容する構成の場合には、中間転写ベルト走行距離算出手段を設けてもよい。
また、廃トナー量算出手段41における廃トナーの算出だけではなく、制御部40での使用可能な残日数の算出時にも、感光体ドラム10の走行距離や転写紙Sの印刷枚数を計数して補正を行うことで、より正確な残日数を算出することができる。例えば、廃トナー量算出手段41での廃トナー量の算出に画像面積率に加え感光体ドラム10の走行距離や転写紙Sの印刷枚数を用いることで、1日あたりの廃トナー量累積値(Mave)をより正確に算出できるが、さらに感光体ドラム10の状態(寿命近くなのかどうか)といった観点で、印刷枚数や走行距離を参照して補正係数を決める構成であれば、より正確な残日数を算出ことが可能になる。
また、本画像形成装置Aでは、ユーザの使用条件に応じて、廃トナーボトル20が満杯になるタイミングを使用可能な残日数として算出することができる。この残日数を用いて、ある設定値以下の残日数になった場合、サービスマンに交換用の廃トナーボトル20が必要であることを通知したり、自動で交換用の廃トナーボトル20を手配したりすることもできる。
図11は、サービスセンタへ消耗品の交換が必要であることを通知したり、自動発注をしたりする構成の一例の制御ブロック図である。図11において、制御部40と接続し、電話回線もしくはインターネット回線を介してサービスセンタ80のホストコンピュータとしてのユーザ管理サーバ81及び発注受付用サーバ82と通信可能な通信制御部70が設けられている。また、制御部40の記憶手段42には発注残日数閾値記憶手段48が設けられている。
本画像形成装置Aでは、制御部40で算出された残日数が発注残日数閾値記憶手段48に記憶された発注残日数閾値になると、通信制御部70が電話回線もしくはインタオーネット回線を介してメーカのサービスセンタ80のユーザ管理サーバ81に接続して、廃トナーボトル20等の消耗品が交換時期であることをデータを送信する。この送信されたデータに基づいてユーザ管理サーバ81を監視するオペレータがそのユーザを管理するサービスマンに報告する。また、送信されたデータに基づいて自動的に発注を行う契約であれば、廃トナーボトル20等の消耗品の発注を行い、例えばサービスマンが納品して交換する。また、例えば、残日数の値によりユーザへの廃トナーボトル20交換を促す報知を行う前に、廃トナーボトル20を手配することが可能となる。この場合、満杯になる直前までユーザに通知せず、交換用の廃トナーボトル20を手配することができたり、サービスマンが交換用の廃トナーボトル20を用意することができたりする。これにより、廃トナーボトル20の交換時期におけるユーザの負担を少なくすることができ、また、廃トナーボトル20の容量を最大限に活用することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
また、1つの感光体ドラム上に順次各色のトナー像を形成して各色トナー像を順次重ね合わせてカラー画像を得るいわゆる1ドラム方式の画像形成装置にも適用可能である。本発明は、モノクロのみの画像形成が可能な画像形成装置にも適用可能である。
以上、本実施形態によれば、感光体ドラム10、感光体ドラム10上にトナー画像を形成するプロセスカートリッジ11と、感光体ドラム10上に形成されたトナー像を転写した後の感光体10上の残留トナーや紙粉等の廃トナーを除去するクリーニングユニット14と、廃トナーを収容する廃トナーボトル20と、廃トナーボトル20に回収された廃トナーの量が予め設定されている満杯時での充填量よりも少ない充填量に達したことを検知する廃トナー量検知手段30とを備えている。また、廃トナー量検知手段30により廃トナーボトル20に回収された廃トナーの量が所定の充填量に達したと検知された後、プロセスカートリッジ11による画像形成動作により廃トナーボトル20に収容される廃トナー量を算出する廃トナー量算出手段41と、廃トナー量算出手段41により算出された廃トナー量を累積して記憶する廃トナー量累積記憶手段45と、廃トナー量検知手段30が廃トナーボトル20に所定の廃トナーが収容されたことを検知した日付を記憶する検知日付記憶手段46と、検知日付記憶手段46により記憶された日付から算出した現在までの日数と、廃トナー量検知手段30により廃トナーボトル20に回収された廃トナーの量が所定の充填量に達したと検知されてから廃トナーボトル20内の収容量が満杯と判断されるまでの予め設定された満杯閾値Mthと、廃トナー量累積記憶手段45に記憶された累積した廃トナー量Mnとに基づいて、廃トナーボトル20が満杯になるまでに使用可能な残日数を算出する制御部40とを備えており、制御部40は、算出された使用可能な残日数が、前回算出した残日数よりも大きい値となった場合には、該残日数の値を更新しない。
また、本実施形態によれば、制御部40で更新された残日数を報知する残日数報知手段としての操作パネル50の表示部51が備えられている。ユーザは表示部51で廃トナーボトル20が満杯になるまでの残日数を把握することができるので、廃トナーボトル20の容量を最大限に活用することができる。
また、本実施形態によれば、廃トナーボトル20を交換すべき交換残日数閾値を記憶する残日数閾値記憶手段としての満杯閾値記憶手段47と、制御部40により更新された残日数が、満杯閾値記憶手段47に記憶された交換残日数閾値以下となった場合に、廃トナーボトル20の交換を報知する交換報知手段としての操作パネル50の表示部51が備えられている。これにより、ユーザは、適切なタイミングで廃トナーボトル20の手配を行うことができるので、ダウンタイムの発生を防止することができる。
また、本実施形態によれば、制御部40は、画像形成動作毎に残日数を算出する。これにより、画像形成動作毎に残日数を更新することが可能となる。
また、本実施形態によれば、トナー量算出手段41は、プロセスカートリッジ11による画像形成動作時の画像面積率を算出し、その算出された画像面積率に基づいて廃トナー量を算出する。画像形成動作時の画像面積率は画像データ等から制御部40で比較的容易に算出することができしかも正確なので、この画像面積率から廃トナーの量を算出することができる。
また、本実施形態によれば、プロセスカートリッジ段による画像形成動作時の印刷枚数を計数する印刷枚数計数手段60をさらに備え、廃トナー量算出手段は、画像面積率に加え、印刷枚数計数手段により計数された印刷枚数に基づいて廃トナー量を算出する。画像面積率に加え、印刷枚数に基づいて算出することによって、廃トナーの量をより正確に算出することが可能となる。
また、本実施形態によれば、上記廃トナー量算出手段41は、感光体ドラム10の走行距離を算出する感光体走行距離算出手段44を有しており、画像面積率又は印刷枚数の少なくとも一方に加え、算出された感光体ドラム10の走行距離に基づいて廃トナー量を算出する。これにより、廃トナーの量をより正確に算出することが可能となる。
また、本実施形態によれば、制御部40は、画像面積率及び印刷枚数又は像担持体の走行距離それぞれに基づいてそれぞれの廃トナー量を算出し、それぞれの廃トナー量から算出した残日数のうち最も小さな値を残日数として設定する。これにより、ダウンタイムの発生をより確実に防止することが可能となる。
また、本実施形態によれば、廃トナーボトル20を発注すべき発注残日数閾値を記憶する発注残日数閾値記憶手段48と、電話回線もしくはインターネット回線を介して廃トナーボトル20の発注を受け付ける所定のホストコンピュータとしてのサービスセンタ80のユーザ管理サーバ81及び発注受付用サーバ82に接続可能な通信制御手段としての通信制御部70をさらに備えている。この通信制御部70は、制御部40により更新された残日数が、発注残日数閾値記憶手段に記憶された発注残日数閾値以下となった場合に、発注受付用サーバ82に廃トナーボトル20の発注を行う。これにより、廃トナーボトル20が交換時期になると自動的に発注され、ユーザに負担をかけることがない。また、廃トナーボトル20の発注忘れによるダウンタイムの発生を防止できる。
1 中間転写ベルト
2 トナーボトル
3 画像形成装置本体
4 給紙コロ
5 レジストローラ
6 2次転写ローラ
7 定着ユニット
8 排紙ローラ
9 書き込みユニット
10(a〜d) 感光体ドラム
11(a〜d) プロセスカートリッジ
12 中間転写ベルトのクリーニング手段
13 転写ローラ
14(a〜d) 感光体ドラムのクリーニングユニット
15(a〜d) 帯電ローラ
16(a〜d) 現像装置
17 廃トナー搬送スクリュ
18 廃トナー排出パイプ
18a 突起通過用の通過孔
19 廃トナー排出口
20 廃トナーボトル
A 画像形成装置
C 廃トナー
E 残日数
Ea 廃トナーボトルを手配する残日数
S 転写紙
特開2009−080473号公報 特開2009−258363号公報 特開2003−058780号公報

Claims (9)

  1. 像担持体と、
    上記像担持体上にトナー画像を形成する画像形成手段と、
    上記像担持体上に形成されたトナー像を転写した後の該像担持体上の残留トナーや紙粉等の廃トナーを除去するクリーニング手段と、
    上記廃トナーを収容する収容容器と、
    上記収容容器に回収された廃トナーの量が予め設定されている満杯時での充填量よりも少ない充填量に達したことを検知する廃トナー量検知手段と、を備えた画像形成装置であって、
    上記廃トナー量検知手段により上記収容容器に回収された廃トナーの量が所定の充填量に達したと検知された後、上記画像形成手段による画像形成動作により該収容容器に収容される廃トナー量を算出する廃トナー量算出手段と、
    上記廃トナー量算出手段により算出された廃トナー量を累積して記憶する廃トナー量累積記憶手段と、
    上記廃トナー量検知手段が上記収容容器に所定の廃トナーが収容されたことを検知した日付を記憶する検知日付記憶手段と、
    上記検知日付記憶手段により記憶された日付から算出した現在までの日数と、上記廃トナー量検知手段により上記収容容器に回収された廃トナーの量が所定の充填量に達したと検知されてから該収容容器内の収容量が満杯と判断されるまでの予め設定された満杯閾値と、上記廃トナー量累積記憶手段に記憶された累積した廃トナー量とに基づいて、該収容容器の自動発注、該収容容器の交換が必要である旨の自動通知又は該収容容器の交換が必要である旨の表示に用いられる該収容容器の交換の指標として、該収容容器が満杯になるまでに使用可能な残日数を算出する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、上記満杯閾値と上記累積した廃トナー量とから算出した上記収容容量の残容量を、上記累積した廃トナー量と上記現在までの日数とから算出した1日あたりの廃トナー量の平均値で除することにより、上記残日数を算出し、その算出された残日数が、前回算出した残日数よりも大きい値となった場合には、該残日数の値を更新しないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記制御手段で更新された残日数を報知する残日数報知手段をさらに備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1乃至2のいずれかの画像形成装置において、
    上記収容容器を交換すべき交換残日数閾値を記憶する残日数閾値記憶手段と、
    上記制御手段により更新された残日数が、上記残日数閾値記憶手段に記憶された上記交換残日数閾値以下となった場合に、上記収容容器の交換を報知する交換報知手段とをさらに備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3の画像形成装置において、
    上記制御手段は、画像形成動作毎に上記残日数を算出することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかの画像形成装置において、
    上記トナー量算出手段は、上記画像形成手段による画像形成動作時の画像面積率を算出し、その算出された画像面積率に基づいて廃トナー量を算出することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5の画像形成装置において、
    上記画像形成手段による画像形成動作時の印刷枚数を計数する印刷枚数計数手段をさらに備え、
    上記廃トナー量算出手段は、上記画像面積率に加え、印刷枚数計数手段により計数された印刷枚数に基づいて廃トナー量を算出することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項5乃至6のいずれかの画像形成装置において、
    上記廃トナー量算出手段は、上記像担持体の走行距離を算出し、
    上記画像面積率又は上記印刷枚数の少なくとも一方に加え、上記算出された像担持体の走行距離に基づいて廃トナー量を算出することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7の画像形成装置において、
    上記制御手段は、上記画像面積率及び上記印刷枚数又は上記像担持体の走行距離それぞれに基づいてそれぞれの廃トナー量を算出し、該それぞれの廃トナー量から算出した残日数のうち最も小さな値を残日数として設定することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかの画像形成装置において、
    上記収容容器を発注すべき発注残日数閾値を記憶する発注残日数閾値記憶手段と、
    電話回線もしくはインターネット回線を介して上記収容容器の発注を受け付ける所定のホストコンピュータに接続可能な通信制御手段とをさらに備え、
    上記通信制御手段は、上記制御手段により更新された残日数が、上記発注残日数閾値記憶手段に記憶された上記発注残日数閾値以下となった場合に、上記ホストコンピュータに上記収容容器の発注を行うことを特徴とする画像形成装置。
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