JP2002101252A - 画像出力装置及び画像出力装置の制御方法 - Google Patents

画像出力装置及び画像出力装置の制御方法

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JP2002101252A
JP2002101252A JP2000287594A JP2000287594A JP2002101252A JP 2002101252 A JP2002101252 A JP 2002101252A JP 2000287594 A JP2000287594 A JP 2000287594A JP 2000287594 A JP2000287594 A JP 2000287594A JP 2002101252 A JP2002101252 A JP 2002101252A
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toner
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JP2000287594A
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Tetsuya Nozaki
哲也 野崎
Shingo Kitamura
慎吾 北村
Yoshito Chori
嘉人 長利
Yuichiro Maeda
雄一郎 前田
Sukeaki Tawara
資明 田原
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ毎の使用状況に合わせた消耗品の交
換、補給タイミングを適切に知らせることができ、消耗
品の不足による装置のダウン等のトラブルを未然に防ぐ
ことが可能とな装置を提供する。 【解決手段】 実際の装置の稼働状態を例えば日毎に検
出し、稼働状態の少ない日を除いた残りの日の稼働状態
から補給もしくは交換可能な消耗部品の使用状態を検出
し、消耗品の交換、補給タイミングを算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像出力装置及び
画像出力装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像を形成して出力する画像出力
装置においては、トナーや定着ウェブ等の消耗部材の使
用状況を検出し、固定の閾値で警告または使用禁止にす
るといった処理が行われていた。
【0003】例えば、トナーの例をとると、残りトナー
量があらかじめ設定された所定枚数分、例えば標準画像
の2000枚分以下となると、またはトナー容器上に設
けた第一のセンサがトナー少量を検出すると警告表示を
行っていた。
【0004】そして更にそこから所定枚数(例えば15
00枚)の画像を形成した場合、もしくはトナー容器上
に設けた第二のセンサがトナーなしを検出すると装置の
使用を禁止するといった処理を行っていた。
【0005】更にこれらの消費量検知機能と、カレンダ
ー機能を持ったICなどによる日時データなどを組合わ
せて消耗材を使い切る日時を予測し、それを作業者に告
知することにより、ダウンタイムの軽減や消耗材の準備
などの作業性を向上させるべく提供される消費量予測機
能等も提案されてきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
画像出力装置の使用頻度が100枚/日以内と少ないユ
ーザでは、トナー少量を検出してから動作禁止に至るま
で15日間、1000/日を超える使用頻度のユーザで
はトナー少量を検出してから1日程度で動作禁止に至っ
てしまい、トナーの在庫状況等によっては新しいトナー
を購入するまでの間装置が長時間ダウンしてしまう可能
性があった。
【0007】また、使用頻度の少ないユーザでは使用禁
止になってからも5日間は稼動できるのに不必要に装置
を止めてしまう可能性があった。
【0008】またこの事態を防止するために、センサ構
成を連続的な残量変化を検知できる機構としようとして
も、消費量(残量)予測の正確さはセンサの数などによ
る検知の分解能に比例するため、正確さを向上させると
コストアップにつながってしまう。る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決することを目的としてなされたもので、かかる目
的を達成する一手段として、例えば以下の構成を備え
る。
【0010】即ち、補給もしくは交換可能な消耗部品の
使用回数を検出する検出手段と、前記検出手段で検出し
た使用回数が所定の閾値回数に達したか否かを監視する
監視手段と、前記使用回数を単位時間あたりに換算して
装置の使用頻度を算出する算出手段と、前記算出手段で
算出された使用頻度に基づいて前記監視手段の閾値回数
を変更する変更手段とを有することを特徴とする。
【0011】そして例えば、前記監視手段で監視する前
記閾値回数は第一の閾値回数と第二の閾値回数とに分か
れ、前記監視手段は、前記検出手段での検出使用回数が
第一の閾値回数に達した場合は警告メッセージを表示す
ると共に、前記検出手段での検出使用回数が第二の閾値
回数に達した場合は装置の使用を禁止することを特徴と
する。
【0012】また例えば、前記監視手段は、前記検出手
段での検出使用回数が第一の閾値回数に達した場合に前
記算出手段により求められた使用頻度に基づいて稼動可
能な時間または日数を表示することを特徴とする。ある
いは、前記監視手段により表示された稼動可能な時間ま
たは日数はその後の稼動状況において順次更新されてい
くことを特徴とする。
【0013】更に例えば、前記監視手段は、前記検出手
段での検出使用回数が第一の閾値回数に達した場合に第
一の閾値回数に応じて決定される残り動作回数を表示す
ることを特徴とする。あるいは、前記監視手段により表
示された残り動作回数はその後の稼動状況に応じて順次
更新されていくことを特徴とする。
【0014】また例えば、前記補給もしくは交換可能な
消耗部品はトナーもしくはトナーカートリッジ、また
は、前記補給もしくは交換可能な消耗部品は定着ローラ
のクリーニング用ウェブ、または前記補給もしくは交換
可能な消耗部品は定着ローラに供給するオイル、または
前記補給もしくは交換可能な消耗部品は廃トナーを収納
する廃トナーボックスであることを特徴とする。
【0015】また、入力された画像データに基づいてシ
ート収納手段から給送されたカットシート上に画像を形
成して出力する画像出力装置であって、消耗材の現在の
残量を離散的に検知可能な検知手段と、前記消耗材の消
費量に換算できる駆動部の動作回数を計数する消耗材消
費量カウント手段と、前記動作回数を単位日あたりに換
算して装置の使用頻度を算出する算出手段と、前記算出
手段で算出された前記消耗材補給要日時を予測する予測
手段と、前記予測手段で予測した前記消耗材補給要日時
を表示する表示手段とを有することを特徴とする。
【0016】そして例えば、更に、前記消耗材の現在の
残量を記憶する消耗材全量記憶手段と、前記消耗材を補
給したときの日時データを記憶する交換日記憶手段と、
現在の日時データを逐次更新・記憶する現在日時記憶手
段とを有し、前記予測手段は、前記交換日記憶手段に記
憶された交換日データと前記現在日時記憶手段に記憶さ
れた現在日時とを参照して具体的な前記消耗材の補給日
時を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
【0017】また例えば、前記検知手段によって検知さ
れた消耗材の残量に変化があったとき、前記算出手段は
前記消耗材消費カウント手段による計数値から換算され
る残量との間の値の不整合を補正し、前記算出手段は前
記消耗材消費カウント手段による補正計数値に基づいて
前記消耗材補給要日時を補正することを特徴とする。
【0018】また、入力画像データに基づいてシート収
納手段から給送されたカットシート上に画像を形成して
出力する画像出力装置であって、画像形成動作に伴い消
費される消耗材を貯蔵する消耗材貯蔵手段と、前記消耗
材貯蔵手段に貯蔵可能な消耗材の量を記憶する消耗材全
量記憶手段と、前記消耗材貯蔵手段内の消耗材の現在の
残量を離散的に検知することが可能なセンサ手段と、前
記消耗材の消費量に換算できる駆動部の動作回数をカウ
ントする消耗材消費量カウント手段と、前記消耗材を補
給したときの日時データを記憶する交換日記憶手段と、
現在の日時データを逐次更新・記憶する現在日時記憶手
段と、前記交換日記憶手段に記憶された交換日データと
前記現在日時記憶手段に記憶された現在日時と、前記消
耗材消費量カウント手段でカウントされた消耗材消費量
積算値と前記消耗材全量記憶手段に記憶されている消耗
材全量値とから算出される消耗材残量値とを用いて、消
耗材の次の交換日予測値を算出する消耗材交換日予測手
段と、前記消耗材交換日予測手段により算出された予測
交換日を表示する予測日表示手段とを有し、前記センサ
手段によって検出された消耗材の残量に変化があり、前
記消耗材消費カウント手段によるカウンタ値から換算さ
れる残量との間で値の不整合が合った場合に、前記消耗
材消費カウント手段によるカウンタ値を前記センサ手段
による検知残量に書き換えて、前記消耗材交換日予測手
段による交換予測日を補正することを特徴とする。
【0019】そして例えば、前記消耗材消費カウント手
段で計数する消耗材を現像剤(トナー)とすることを特
徴とする。あるいは、前記消耗材消費カウント手段で計
数する消耗材を、定着器清掃部材とすることを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。
【0021】〔第1の実施の形態例〕図1は本発明に係
る一実施の形態例の画像出力装置(画像形成装置)の一
例を説明する断面構成図である。
【0022】図1において、装置上部にはスキャナ部が
構成されており、スキャナ部は、原稿載置台としての原
稿台ガラス4、原稿照明ランプ2、走査ミラー1等で構
成される。スキャナ濡は不図示のモータにより原稿照明
ランプ2より構成されるスキャナが所定方向に往復走査
されて原稿を照射し、原稿よりの反射光を走査ミラー
1,42,43を介してCCDユニット11に結像す
る。
【0023】6はレーザ、ポリゴンスキャナ等で構成さ
れた露光制御部で、CCDユニット11で電気信号に変
換され、図1に不図示の画像制御部で所定の画像処理が
行われた画像信号に基づいて変調されたレーザ光を感光
体ドラム9に照射する。
【0024】感光体ドラム9の回りには1次帯電器1
0、現像機15、ポスト帯電器16、転写帯電器21、
分離帯電器22、クリーニング装置8が装備されてい
る。感光体ドラム9は不図示のモータにより図に示す矢
印の方向に回転しており、1次帯電器10により所望の
電位に帯電された後、露光制御部6からのレーザ光が照
射され、静電潜像が形成される。
【0025】感光体ドラム9上に形成された静電潜像
は、現像器15により現像されてトナー像として可視化
される。現像器15はホッパー14を介して着脱可能な
トナーカートリッジ13から現像器15内に設置された
図示しないトナーセンサの出力に応じてトナー補給され
る。
【0026】一方、右カセット26、左カセット35、
上段カセット34あるいは下段カセット33からそれぞ
れのピックアップローラ23,27,30,38により
給紙された転写紙は、夫々の分離ローラ25,29,3
2,36で重送のないよう分離され、それぞれの給紙ロ
ーラ24,38,31,37により本体に送られる。
【0027】各給紙段から本体に送られた転写紙は、レ
ジストローラ20により転写位置に給送され、可視化さ
れたトナー像が転写帯電器21により転写紙に転写され
る。転写後の感光体ドラムは、クリーナー装置8により
残留トナーが清掃され、集められた残留トナーは廃トナ
ーとして図示しない廃トナーボックスに収容される。
【0028】転写後の転写紙は分離帯電器22により分
離され、搬送ベルト7により上ローラ40、下ローラ3
9等で構成される定着器3に送られ加圧、加熱により定
着され、排出ローラ41により本体100の外に排出さ
れる。定着上ローラ40には定着ウェブ5が当接され、
転写紙からのトナー付着等で汚れた定着ローラの表面を
清掃している。
【0029】この定着ウェブ5は1枚画像形成動作を行
うと所定距離だけ左から右に巻き取られ、所定の巻き取
りが終了すると新しいウェブと交換が必要となる。
【0030】更に、図1において、44は排紙フラッパ
であり、両面記録側ないし多重記録側と排出側の経路を
切り替える。定着器3から送り出された転写紙は、この
排紙フラッパ44により両面記録側ないし多重記録側に
切り替えられる。
【0031】また、46は下搬送パスであり、定着器3
から送り出された転写紙を反転パス47を開始反転ロー
ラ45でスイッチバックさせることにより転写紙を裏返
して再給紙トレイ48に導く。また、49は両面記録と
多重記録の経路を切り替える多重フラッパであり、これ
を下方向に倒すことによりスイッチバックしてきた転写
紙を下搬送パス46には通さず排紙ローラ41に導く。
【0032】次に図2を参照して以上の構成を備える本
実施の形態例の画像出力装置の制御部を説明する。図2
は本実施の形態例の画像出力装置の制御部の構成を示す
ブロック図である。
【0033】図2において、200は本実施の形態例の
画像出力装置の制御部、240は操作パネル、207は
モータ類、208はクラッチ類、209はソレノイド
類、210は紙検知センサ類、211はトナー残量検知
センサ、212はウェブ残量センサ、213はビーム検
知センサ、215は高圧出力部である。また、11は図
1に示すCCDユニット、6aは図1の露光制御部6に
内蔵されているレーザユニットである。
【0034】制御部200において、201は例えばR
OM203に格納されている制御手順(制御プログラ
ム)に従って本実施の形態例の全体制御を司るCPUで
あり、CPU201はアドレスデコーダ及びバスドライ
バ202を介して制御プログラムが格納されているRO
M203、制御に必要な情報を格納するためのバックア
ップ可能なRAM204、バックアップ電池により本体
の電源がOFFでも動作可能なカレンダーIC214、
CCDユニット11から送られる画像信号を適宜処理す
るための画像処理部206の制御を行う。
【0035】またCPU201は、負荷類を制御するた
めのI/O205を介して、画像形成動作に必要な操作
パネル240、モータ類207、クラッチ類208、ソ
レノイド類209、高圧出力部215等を制御し、レー
ザビーム検知センサ213、紙検知センサ類210、ト
ナー残量検知センサ211、ウェブ残量センサ212よ
りの検出データを入力可能に構成されている。
【0036】次に図3を参照して本実施の形態例の現像
器15、ホッパー14、トナーカートリッジ13で構成
される現像ユニットの構成を説明する。図3は本実施の
形態例の現像ユニットの構成を示すブロック図であり、
トナー補給部の詳細構成を示している。
【0037】図3において、交換可能なトナーカートリ
ッジ13内にはトナー搬送スクリュー301が配置さ
れ、ホッパー内トナーセンサ302がトナー無しを検知
するとカートリッジ内トナー搬送モータ303がトナー
搬送スクリュー301を回転駆動し、トナーセンサ30
2がトナー蟻を検出するまでカートリッジ13からホッ
パーにトナーを補給する。
【0038】ここでCPU201は所定時間モータ30
3を駆動してもトナーセンサ302がトナー有りを検出
しない場合はカートリッジ13にトナーがないと判断
し、モータ303の駆動を停止し、トナー無し警告メッ
セージがまだ表示されていない場合には操作パネル14
0上の表示部に警告メッセージを表示する。
【0039】また現像器15内に設置された現像器内ト
ナーセンサ304のトナー無し信号に応じてセンサ30
4がトナー有りを検出するまでCPU201はホッパー
内トナー搬送モータ305およびホッパーから現像器1
5にトナーを要求するマグネットローラ307にモータ
305からの駆動を伝達するためのクラッチ306を駆
動する。
【0040】ここでCPU201はモータ303の駆動
時間をカウントすることでカートリッジ13からホッパ
ー14へのトナー供給量を推定し、カートリッジ内のト
ナー残量を検出し、順次バックアップRAM204のト
ナー残量データを更新していく。また、所定時間にどの
くらいトナーモータが駆動されたかを検出することによ
り装置の使用頻度を決定する。
【0041】本実施の形態例のカレンダーICを使用し
て装置の1日単位での使用頻度を決定する方法を図4を
参照して説明する。図4は本実施の形態例のカレンダー
IC214を使用して装置の1日単位での使用頻度を決
定する方法を説明するための概念図である。
【0042】図4において、X軸が日数、Y軸が一日毎
のモータの動作時間である。7日単位で使用頻度を推定
した場合の例を取ると、7日のうち必ず2日は土曜、日
曜であり、会社などでは例えば稼動時間が極端に減少す
ると考えられる。そのため単純な平均をとるとウイーク
デイの使用頻度が見かけ上落ちてしまう。
【0043】このため、本実施の形態例では、7日のう
ちモータの稼動時間が短い2日を差し引いて以後の計算
から除外し、残りの使用頻度が高い5日の平均を算出し
て計算上の使用頻度とする。これにより土日が休みであ
るユーザや、土曜のみ、日曜のみ休みのユーザ、ウイー
クデイが休みのユーザでも同じように使用頻度を見積も
ることが可能となる。
【0044】図4に示す場合であれば最初の7日間の内
3日と4日の駆動時間が少ないため1日の使用頻度を求
める際には3日目と4日目の駆動時間を引いた5日間の
平均を求めればよく、第一期目のモータの1日あたりの
駆動時間の平均[AV1]は第一期の1日目の稼動時間
を[t1-1]、2日目の稼働時間を[t1-2]、…、第一
期の7日目の稼動時間を[t1-7]とすると AV1={(t1-1+t1-2+t1-5+t1-6+t1-7)/
5} となり、これを一日あたりのトナー消費の平均とする。
【0045】同様に、第二期目のモータの1日あたりの
駆動時間の平均[AV2]は、第二期の1日目の稼動時
間を[t2-1]、2日目の稼働時間を[t2-2]、…、7
日目の稼動時間を[t2-7]とし、また第一期目の平均
も加味し、 AV2=[{(t2-1+t2-2+t2-5+t2-6+t2-7)/5}
+(AV1)]/2 となり、N期目は AVn=[{(tn-1+tn-2+tn-5+tn-6+tn-7)/5}
+{(n−1)×(AVn-1)}]/N となり、前回までの平均値も重み付けして加味していく
ことによりイレギュラーな週の発生による平均値の変動
を抑えることができる。
【0046】更に、また図5を用いて本実施の形態例に
おける実際にトナー消費の多いユーザと少ないユーザに
対しての動作を説明する。図5は本実施の形態例の実際
にトナー消費の多いユーザと少ないユーザに対して装置
の1日単位での使用頻度を決定する方法を説明するため
の概念図である。
【0047】図5においては、X軸がモータの総駆動時
間、Y軸が動作日数である。図5において、501,5
02の直線は算出された平均使用頻度に基づいたトナー
の消費状況を示し、501はトナー消費の多いヘビーユ
ーザ、502は比較的トナー消費の少ないユーザを想定
している。
【0048】Tend503はトナーカートリッジ内の
トナーをすべて搬送し終わるのに必要とされるカートリ
ッジ内トナー搬送モータ303の総駆動時間であり、T
C1,TC2はそれぞれのユーザの使用状況に合わせて
残された稼動可能日数がβ日となる時のモータの総稼動
時間である。
【0049】TendからTC1,TC2を引いたTr
1,Tr2がβ日動作できる残りトナー量となる。本実
施の形態例では、これに基づきトナー無しによる動作禁
止状態に陥るβ日前にユーザに対して補給トナーの準備
を促すため、トナー消費の多いユーザに対しては早めに
警告することが可能となる。
【0050】図5においてはトナー使用が多いユーザ5
01は残りトナー量Tr2507で、トナー使用量の少
ないユーザ502は残りトナー量Tr1506で、例え
ば「トナーが少なくなってきました」といった警告メッ
セージを操作パネル140上の表示部に表示させユーザ
にトナーの準備を勧告する。
【0051】更に前述したようにCPU201がトナー
カートリッジ13内のトナー無しを検出すると、例えば
「トナーカートリッジを交換して下さい」といった警告
メッセージを操作パネル140上の表示部に表示させ
る。
【0052】なお、以上の説明は、モータの駆動時間を
元にトナー残量等を検知する例について説明したが、以
上の例に限定されるものではなく、紙検知センサ類21
0、トナー残量検知センサ211、ウェブ残量センサ2
12よりの検出データを元にユーザ毎の使用状況に合わ
せた消耗品の交換、補給タイミングを算出する事が可能
に構成されている。基本的には上述した算出方法と同様
の算出方法で耗品の交換、補給タイミングを算出する。
【0053】本実施の形態例の算出対象の補給もしくは
交換可能な消耗部品(切な交換警告を行なう消耗部品)
は、トナーもしくはトナーカートリッジのほかに、ウエ
ブ残量センサ212よりの検出データに基づく定着ロー
ラのクリーニング用ウェブ、同様に定着ローラに供給す
るオイルセンサを設け、このオイルセンサよりの検出デ
ータに基づく定着ローラへの供給オイル、廃トナーを収
納する廃トナーボックスの廃トナー量等が挙げられ、こ
れらの各消耗品に対する適切な交換警告を行な宇ことが
可能に構成されている。
【0054】以上に説明したように本実施の形態例によ
れば、ユーザ毎の使用状況に合わせた消耗品の交換、補
給タイミングを適切に知らせることができ、消耗品の不
足による装置のダウン等のトラブルを未然に防ぐことが
可能となる。また、消耗品を適切に使い切ることも可能
となる。
【0055】〔第2の実施の形態例〕図6は本発明に係
る第2の実施の形態例の画像出力装置(画像形成装置)
の一例を説明する断面構成図である。
【0056】図6において、100は画像形成装置本
体、180は自動原稿送り装置(DF)である。101
は原稿載置台としてのプラテンガラスで、102はスキ
ャナで、原稿照明ランプ103、走査ミラー104等で
構成される。不図示のモータによりスキャナが所定方向
に往復走査されて原稿の反射光を走査ミラー104〜1
06を介してレンズ108を透過してCCDセンサ10
9に結像する。
【0057】120はレーザ、ポリゴンスキャナ等で構
成された露光制御部で、イメージセンサ部109で電気
信号に変換され、後述する所定の画像処理が行われた画
像信号に基づいて変調されたレーザ光129を感光体ド
ラム110に照射する。感光体ドラム110の回りに
は、1次帯電器112、現像器121、転写帯電器11
8、クリーニング装置116、前露光ランプ114が装
備されている。
【0058】画像形成部126において、感光体ドラム
110は不図示のモータにより図に示す矢印の方向に回
転しており、1次帯電器112により所望の電位に帯電
された後、露光制御部120からのレーザ光129が照
射され、静電潜像が形成される。感光体ドラム110上
に形成された静電潜像は、現像器121により現像され
て、トナー像として可視化される。
【0059】一方、上段カセット131あるいは下段カ
セット132からピックアップローラ133、134に
より給紙された転写紙は、給紙ローラ135、136に
より本体に送られ、レジストローラ137により転写ベ
ルトに給送され、可視化されたトナー像が転写帯電器1
18により転写紙に転写される。
【0060】転写後の感光体ドラムは、クリーナー装置
116により残留トナーが清掃され、前露光ランプ11
4により残留電荷が消去される。転写後の転写紙は、転
写ベルト130から分離され、定着前帯電器139、1
40によりトナー画像が再帯電され、定着器141に送
られ加圧、加熱により定着され、排出ローラ142によ
り本体100の外に排出される。
【0061】本体100には、例えば4000枚の転写
紙を収納し得るデッキ150が装備されている。デッキ
150のリフタ151は、給紙ローラ152に転写紙が
常に当接するように転写紙の量に応じて上昇する。ま
た、100枚の転写紙を収容し得る、マルチ手差し15
3が装備されている。
【0062】更に、図6において、154は排紙フラッ
パであり、両面記録側ないし多重記録側と排紙側の経路
を切り替える。排紙ローラ142から送り出された転写
紙は、この排紙フラッパ154により両面記録側ないし
多重記録側に切り替えられる。また、158は下搬送パ
スであり、排紙ローラ142から送り出された転写紙を
反転パス155を介し、転写紙を裏返して再給紙トレイ
156に導く。
【0063】また、157は両面記録と多重記録の経路
を切り替える多重フラッパであり、これを左方向に倒す
ことにより、転写紙を反転パス155に介さず、直接下
搬送パス158に導く。159は経路160を通じて転
写紙を感光体ドラム126側に給紙する給紙ローラであ
る。161は排紙フラッパ154の近傍に配置されて、
この排紙フラッパ154により排出側に切り替えられた
転写紙を機外に排出する排出ローラである。
【0064】両面記録(両面複写)や多重記録(多重複
写)時には、排紙フラッパ154を上方に上げて、複写
済みの転写紙を搬送パス155、158を介して再給紙
トレイ156に格納する。このとき、両面記録時には、
多重フラッパ157を右方向へ倒し、また多重記録時に
は、多重フラッパ157を左方向へ倒す。再給紙トレイ
156に格納されている転写紙が、下から1枚ずつ給紙
ローラ159により経路160を介して本体のレジスト
ローラ137に導かれる。
【0065】本体から転写紙を反転して排出する時に
は、排紙フラッパ154を上方へ上げ、フラッパ157
を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス155側
へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ162を通
過した後に、反転ローラ163によって第2の送りロー
ラ側へ搬送し、排出ローラ161によって、転写紙を裏
返して機外へ排出される。
【0066】190は画像形成装置100から排出した
転写紙をそろえて綴じる排紙処理装置である。後述する
操作部172において、ソート、ステイプル等の排紙束
後処理動作が設定されなかった場合は搬送路194を通
り、処理トレイ193を介さず、排紙トレイ191に一
枚毎に排出される。
【0067】排紙束後処理動作が設定された場合には搬
送路195を通り、一枚毎に排出される転写紙を処理ト
レイ193で積載してそろえる。一部の画像形成の排出
が終了したら、転写紙束をステイプルして排紙トレイ1
91、又は、192に束で排出する。
【0068】排紙束後処理動作が設定された場合は、基
本的に排紙トレイ192に対し束排出するが、満載状態
などの条件により排紙トレイ191へ切り替える制御を
行う。排紙トレイ191、192は不図示のモータで上
下に移動制御され、画像形成動作開始前に積載するトレ
イが処理トレイの位置になるように移動する。
【0069】図7は第2の実施の形態例における画像形
成装置内の制御部の詳細ブロック図である。図7におい
て、171はROM174に格納された制御プログラム
などに従って第2の実施の形態例の画像形成装置100
の全体制御を行うCPUである。CPU171は、制御
プログラムが書き込まれたROM174と処理を行うた
めのRAM175、入出力ポート173がアドレスバ
ス、データバスにより接続されている。入出力ポート1
73には、画像形成装置100を制御する、モータ、ク
ラッチ等の各種負荷(不図示)や、紙の位置を検知する
センサ等の入力(不図示)が接続されている。また、カ
レンダーIC176も同様にCPU171にアドレスバ
ス、データバスにより接続されており、日時データの読
み出し、設定を行う。
【0070】CPU171はROM174の内容にした
がって入出力ポート173を介して順次入出力の制御を
行い画像形成動作を実行する。又、CPU171には操
作部172が接続されており、操作部172の表示手
段、キー入力手段を制御する。操作者はキー入力手段を
とおして、画像形成動作モードや、表示の切り替えをC
PU171に指示し、CPU171は画像形成装置10
0の状態や、キー入力による動作モード設定の表示を行
う。
【0071】CPU171には、イメージセンサ部10
9で電気信号に変換された信号を処理する画像処理部1
70と、処理された画像を蓄積する画像メモリ部17
6、外部I/F処理部177が接続されている。
【0072】次に、図8を参照して図7に示す画像処理
部170の詳細を説明する。図8は第2の実施の形態例
の画像処理部の詳細構成を示すブロック図である。
【0073】図8において、レンズ108を介しCCD
センサ109に結像された原稿画像は、黒(Blac
k)の輝度データとして入力され、CCDセンサ109
によりアナログ電気信号に変換される。変換された画像
情報は、アナログ信号処理部350に入力され、サンプ
ル&ホールド、ダークレベルの補正等が行われた後にA
/D変換部351に送られる。
【0074】A/D変換部351では、入力されたアナ
ログ信号をアナログ・デジタル変換(A/D変換して対
応するデジタル信号に変換し、デジタル化された信号
を、シェーディング補正(原稿を読み取るセンサのばら
つき、および原稿照明用ランプの配光特性の補正)す
る。その後、log変換部352に送られる。
【0075】log変換部352では、入力された輝度
データを濃度データに変換するためのLUTが格納され
ており、入力されたデータに対応するテーブル値を出力
することによって、輝度データを濃度データに変換す
る。その後、変倍処理部353により所望の倍率に画像
を変倍して、γ補正部354に入力される。
【0076】γ補正部354では濃度データを出力する
際に、プリンタの特性を考慮したLUTによる変換を行
い、操作部で設定された濃度値に応じた出力の調整を行
う。その後、2値化部355へ送られる。
【0077】2値化部355では多値の濃度データが2
値化され、濃度値が「0」あるいは「255」となる。
即ち、8ビット(bit)の画像データが2値化され、
「0」または「1」の1ビットの画像データに変換され
る。このため、画像メモリ部176に格納する画像デー
タ量は小さくなる。しかし、画像を2値化すると、画像
の階調数は256階調から2階調になるため、写真画像
のような中間調の多い画像データは2値化により一般に
画像の劣化が著しい。そこで、2値データによる擬似的
な中間調表現をする必要がある。
【0078】第2の実施の形態例では、2値のデータで
擬似的に中間調表現を行う手法として誤差拡散法を用い
て画像の劣化を抑えている。
【0079】この誤差拡散法は、ある画像の濃度がある
しきい値より大きい場合は「255」の濃度データであ
るとし、あるしきい値以下である場合は「0」の濃度デ
ータであるとして2値化した後、実際の濃度データと2
値化されたデータの差分を誤差信号として、回りの画素
に配分する方法である。
【0080】誤差の配分は、あらかじめ用意されている
マトリクス上の重み係数を2値化によって生じる誤差に
対して掛け合わせ、周囲の画素に加算することによって
行う。これによって、画像全体での濃度平均値が保存さ
れ、中間調を擬似的に2値で表現することができる。2
値化された画像データは、画像メモリ部176へ送ら
れ、画像蓄積される。
【0081】また、外部I/F処理部177から入力さ
れる、例えばコンピュータからの画像データは、2値画
像データとして処理されて送られてくるため、そのまま
画像メモリ部176に格納される。
【0082】画像メモリ部176は、高速のページメモ
リと複数のページ画像データを蓄積可能な大容量のメモ
リ(ハードディスク)から構成されている。ハードディ
スクに格納された複数の画像データは、画像形成装置1
00の操作部で指定された編集モードに応じた順序で出
力される。例えば、ソートの場合、DF180から読み
取った原稿束の画像を順に出力する。ハードディスクか
ら一旦格納された原稿の画像データを読み出し、これを
複数回繰り返して出力する。これにより、ビンが複数あ
るソータと同じ役割を果たすことができる。
【0083】画像メモリ部176から出力した画像デー
タはプリンタ部2にあるスムージング部356に送られ
る。スムージング部356では、2値化した画像の線端
部が滑らかになるようにデータの補間を行い、露光制御
部120へ画像データを出力する。露光制御部120で
は前述の処理により画像データを転写紙に形成する。
【0084】次に図9を参照して第2の実施の形態例の
画像メモリ部176の詳細を説明する。図9は第2の実
施の形態例の画像メモリ部176の詳細を説明するため
のブロック図である。
【0085】画像メモリ部176では、外部I/F処理
部177、画像処理部170から送られる2値画像デー
タを、メモリコントローラ部402のアクセス制御でD
RAM等のメモリで構成されるページメモリ部401に
書き込むと共に、ページメモリ部401への書き込み画
像データをメモリコントローラ部402のアクセス制御
でプリンタ部2への画像読み出しを行う。
【0086】また、メモリコントローラ部402は、L
S圧縮、解凍部403を介して大容量の記憶装置である
ハードディスク404への画像の入出力のアクセスを行
う。
【0087】更に、メモリコントローラ部402は、ペ
ージメモリ部401のDRAMリフレッシュ信号の発生
を行い、又、外部I/F処理部177、画像処理部17
0、ハードディスク404からの画像データに対するペ
ージメモリ401へのアクセスの調停を行う。また、C
PU171の指示に従い、ページメモリ部401への書
き込みアドレス、ページメモリ部401からの読み出し
アドレス、読み出し方向などの制御をする。
【0088】次に図10を参照して第2の実施の形態例
の外部I/F処理部177の詳細構成を説明する。図1
0は第2の実施の形態例の外部I/F処理部177の詳
細構成を説明するためのブロック図である。
【0089】図10に示すように、外部I/F処理部1
77は、前述した様に、画像メモリ部176を介して、
リーダ部1よりの2値画像データを取り込むと共に、外
部I/F処理部177からの2値画像データを画像メモ
リ部176を介してプリンタ部2へ出力して画像形成を
行う。
【0090】外部I/F処理部177は、コア部556
とファクシミリ部551、ファクシミリ部551の通信
画像データを保存するハードディスク552、外部コン
ピュータ11と接続するコンピュータインタフェース部
553と、フォーマッタ部554、イメージメモリ部5
55を有している。
【0091】ファクシミリ部551は、内蔵する不図示
のモデム、電話回線559を介して公衆回線網560と
接続されており、公衆回線網560に接続された、例え
ば他のファクシミリ装置570との間でファクシミリ通
信が可能に構成されている。このため、他のファクシミ
リ装置、例えば他のファクシミリ装置570からのファ
クシミリ通信データを受信する事ができ、また、公衆回
線網560を介して例えば他のファクシミリ装置570
に対してファクシミリ通信データの送信を行う。
【0092】ファクシミリ部551では、ファクシミリ
機能である、指定された時間にファクシミリ送信を行っ
たり、相手からの指定パスワードの問い合わせに対応し
て画像データを送信するなどの一連のファクシミリ通信
処理を、ハードディスク552に保存されたファクシミ
リ用の画像データを読み出してきて行うとともに、受信
ファクシミリデータをハードディスク552の所定領域
に書き込む。
【0093】これにより、コア部556は、一度リーダ
部1から画像メモリ部176を介して送信するべきファ
クシミリ通信データをハードディスク部556に記憶さ
せ、ファクシミリ受信データがハードディスク552に
書き込まれるとこれを読み出してきて例えばプリンタ部
2より印刷出力する。
【0094】この様に制御することにより、ファクシミ
リ部551を介してファクシミリ通信用の画像データを
ハードディスク552に転送した後は、リーダ部1、画
像メモリ部176を全く用いることなしに、ハードディ
スク552をアクセスするのみで所望の画像データのフ
ァクシミリ送信を行うことができる。
【0095】コンピュータインタフェース部553は、
例えば外部のコンピュータ11とのデータ通信を行うた
めのインタフェース部であり、ローカルエリアネットワ
ーク(以下、「LAN」と称す。)シリアルI/F、SC
SI I/F、プリンタのデータ入力用の並列I/F
(セントロI/F)などの各種I/F機能を有してい
る。
【0096】従ってこのコンピュータインタフェース部
553を介して、プリンタ部2、リーダ部1の状態を外
部コンピュータ(例えばコンピュータ11)に通知した
り、コンピュータよりの指示でリーダ部1で読み取った
画像を外部コンピュータへ転送したりすることが可能に
構成されている。また、外部コンピュータからプリント
画像データを受け取ってプリンタ部2より印刷出力する
事も可能に構成されている。
【0097】なお、外部コンピュータからコンピュータ
インタフェース部553を介して送られるプリントデー
タは、専用のプリンタコードで記述されている場合もあ
るため、このようなデータの場合にはフォーマッタ部5
54でそのコードを画像メモリ部176を介してプリン
タ部2で画像形成を行うラスターイメージデータに変換
する。
【0098】第2の実施の形態例のフォーマッタ部55
4は、ラスターイメージデータの展開をイメージメモリ
部555に対して行う。イメージメモリ部555は、こ
のようにフォーマッタ部554がラスターイメージデー
タを展開するためのメモリとして使用する。また、フォ
ーマッタ部554は、リーダ部1の画像をコンピュータ
インタフェース部553を介して外部コンピュータ(例
えばコンピュータ11)に送る場合(画像スキャナ機能
を使用する場合)にも、画像メモリ部176から送られ
る画像データをイメージメモリ部555に一度展開し、
外部コンピュータに送るデータの形式に変換してコンピ
ュータインタフェース部553からデータを送出するよ
うな場合においても使用される。
【0099】コア部556は、ファクシミリ部551、
コンピュータインタフェース部553、フォーマッタ部
554、イメージメモリ部555、画像メモリ部176
間それぞれのデータ転送を制御管理する。これにより、
外部I/F処理部177に複数の画像出力部があって
も、画像メモリ部176へ画像転送路が一つであって
も、コア部556の管理のもと、排他制御、優先度制御
を行うことが可能であり、問題なく画像出力が行われ
る。
【0100】次に、第2の実施の形態例における図7に
示した画像形成装置の複写動作を設定する操作部172
の構成を図11を参照して説明する。図11は第2の実
施の形態例における画像形成装置の複写動作の設定等を
行うための操作部172の構成を説明するための図であ
る。
【0101】図11において、621は電源が入ってい
ることを示すパワーランプである。613のパワースイ
ッチにより、電源のON/OFFの切り替えに合わせ、
621は点灯、消灯する。622はテンキーであり、画
像形成枚数の設定やモード設定の数値入力に使用する。
また、ファクシミリ設定画面では、電話番号の入力に使
用する。
【0102】623はクリアーキーであり、テンキーで
入力した設定のクリアーをする。616はリセットキー
であり、設定された画像形成枚数や動作モードや選択給
紙段等のモードを既定値に戻すためのものである。61
4はスタートキーであり、このスタートキー614の押
下により画像形成動作を開始する。
【0103】スタートキー614の中央にはスタート可
能か否かを示す赤色とグリーンのLED(不図示)があ
り、スタートができない場合は、赤色のLEDが点灯
し、スタート可能な場合はグリーンのLEDが点灯す
る。615はストップキーであり、複写動作の停止を行
うために使用する。
【0104】617はガイドキーであり、このキーを押
下した後に、他のキーを押下すると、そのキーにより設
定できる機能の説明が表示パネルに表示される。このガ
イド表示を解除する場合は、再度ガイドキー617を押
下することで行う。618はユーザ設定キーであり、こ
のキーを押下すると画像形成装置の設定をユーザが変更
可能になる。ユーザが変更できる設定は、例えば、自動
的に設定をクリアーするまでの時間など、タイマー設定
関連や、オート回転機能のON/OFFなどコピー機能
全般に対する設定などである。
【0105】619は割り込みキーであり、画像形成動
作中にこのキーを押下すると、他の画像形成動作を中止
して、自動原稿送り装置180を使用しないでコピーを
行うことができる。620は液品等で構成される表示パ
ネルであり、詳細なモード設定を容易にするべく、設定
モードに応じて表示内容が変わる。なお、表示パネル6
20の表面はタッチセンサーになっている。
【0106】図11に示す表示パネル620における表
示例は、複写動作モードの設定画面の例を示している。
図11では、表示パネル620内に624〜631のキ
ーを表示しており、このキーの表示の位置を触れること
でキーの押下を判断して、モードを設定する。627は
用紙段の選択キーであり、このキーを押下すると、カセ
ット131、132のいずれから給紙を行うか、もしく
は原稿サイズ・倍率・コピーモードなどから得られる用
紙サイズから自動で給紙段を選択する給紙段自動選択機
能の設定をする表示を表示パネル620に行う。628
〜631は複写動作の複写倍率を設定するキーである。
【0107】626は応用モードの設定キーであり、こ
のキーを押下すると、多重動作や縮小レイアウトモー
ド、表紙・合紙モード等の応用機能モードの設定する画
面が表示パネルに表示される。624は両面動作の設定
キーであり、例えば、片面原稿から両面出力を行う「片
−両モード」、両面原稿から両面出力を行う「両−両モ
ード」、両面原稿から2枚の片面出力を行う「両−片モ
ード」の3種類の両面モードの設定を行う。625は排
紙処理キーであり、このキーの押下で排紙処理装置19
0の動作モードの設定や、画像メモリを用いての出力紙
の仕分けモード設定する。
【0108】また図11の632はプルーフプリントモ
ードキーであり、625の排紙処理キーにおいて仕分け
モード設定されている場合で複数部出力のときに、1部
出力が終了したときに一旦プリント動作を停止し、ユー
ザに仕上がりを確認させ、OKならば継続、NGならば
中止を選択できるプルーフプリントモードの設定を行
う。
【0109】表示パネル620内のキーの表示は、通常
の表示の他に、表示のキーのモードが設定できない場合
は、表示の線を点線(網掛け)にすることで、そのキー
が操作できない事をあらわすようになっている。又、図
11の例では、表示パネル620の上方には複写動作の
設定された内容の表示や、現在の動作状態を表示する。
又、画面の左上にはこの表示画面が後述する各機能モー
ドのどの画面であるかを示す表示がある。図11の例で
は、コピーAの設定画面を示している。
【0110】なお、図11に示す第2の実施の形態例で
は、文字で示しているがそれぞれを示す記号でも良い。
又、表示パネル620の下方には後述する他の機能モー
ドの動作状態を1ラインで表示できる範囲で表示してい
る。図11の例では、コピーBのプリンタ部への出力動
作中であることを示している。
【0111】表示パネル620内の応用モードキー62
6の横には、ユーザにより変更可能なキーが用意されて
おり、応用モードの設定画面で設定できる機能のキーを
最大2つまで登録可能である。応用モードの設定キーを
図の位置に出して表示することで、その登録したモード
の設定をより容易に行える様にすることができる。
【0112】図11において、601〜612は画像形
成装置100を用いた、複写動作、システム動作の各機
能の設定を行う為に操作部の表示を切り替える為の、キ
ー及びLED表示である。601、604、607、6
10はそれぞれ、各機能を切り替えるキーになってい
る。このキーは半透明のキーボタンで構成されており、
キーの内部にはLED等の表示ランプ(不図示)があ
る。これらのキーを押下することで、操作画面を選択す
るとキー内部のランプが点灯する。各キーの内部のこの
ランプは選択されている操作機能画面のキーの内部にあ
るランプのみ点灯制御され、その他のキーの内部のラン
プは消灯するように制御される。
【0113】又、各キーの右には緑(グリーン)のLE
Dが配置され(603、606、609、612)、こ
のLEDは、各機能の動作状況をLEDの点灯制御であ
らわしている。例えば、コピーBのLED606はコピ
ーBがスタンバイ中では消灯制御され、図11の例の様
にコピーBが出力動作中の場合は、点滅制御される。
又、画像メモリのハードディスク304にコピーBの画
像が保存され、コピーBのプリント動作が行われていな
い場合には、点灯制御される。
【0114】同様に、例えば、ファックスのLED60
9では、通信動作中、プリント動作中、読み込み動作中
では、点滅制御され、ファクシミリ部551に接続され
ているハードディスク552にファクシミリ画像が格納
されている場合に点灯制御される。これにより装置の状
態を的確に認識することが可能である。
【0115】各キーの左には赤(レッド)のLEDが配
置され(602、605、608、611)ており、こ
れらのレッドのLEDは、各機能の異常状況が発生した
時に転倒するように制御され、LEDの点灯制御で装置
の状態を把握可能に構成されている。
【0116】例えば、コピーBのLED605は、コピ
ーBに紙なし中断やJAM等の異常が発生した時に点滅
制御される。この時、コピーB機能キー604を押下
し、操作部の表示をコピーBに切り替えることで、表示
パネルにコピーBの状況が表示され、異常状況の詳細を
確認することができる。これらの機能切り替えキーは、
各機能の動作状況によらず、いつでも押下可能であり、
操作部を切り替え可能である。
【0117】第2の実施の形態例の様に、コピーA機能
とコピーB機能が切り替え可能である場合には、前述し
たストップキー、スタートキー、リセットキー等の表示
パネル内のキー以外のキーは、機能切り替えキー60
1、604により選択されている機能に対して、操作さ
れる。
【0118】例えば、図11の例では、コピーA操作画
面を表示している時に、ストップキーを押下しても、コ
ピーBの出力動作に対して複写動作の停止を行うことは
できない。コピーBの複写動作を停止する場合は、コピ
ーB機能キー604を押下後、ストップキー615を押
下することで、コピーBの出力は停止する。又、ユーザ
設定キー618により設定されるデータはコピーA、コ
ピーBの操作部が選択されている画面それぞれにおいて
データを有して、それぞれの画面において独立に設定操
作を行うことができる。
【0119】次に、図12と図13を参照して第2の実
施の形態例の画像形成装置100に備えられた、現像器
121、及び現像器121へのトナーの補給をなすトナ
ー補給装置701を説明する。図12は第2の実施の形
態例の現像器121及びトナー補給装置701の概略構
成を示す模式的断面図であり、図13は図12に示す現
像器121及びトナー補給装置701のA−A方向に対
する模式的組合わせ断面図である。
【0120】図12、図13に示すように、第2の実施
の形態例においては、現像器121は、トナー補給装置
701から補給されたトナーを収容するためのトナー収
容部702と、トナー坦持のための無端状の外周面を有
するトナー坦持体たる円筒状もしくは円柱状の現像スリ
ーブ703とを有している。また、現像器121には、
現像装置内部のトナーを攪拌するための現像装置攪拌棒
704が内蔵されている。
【0121】現像器121の有するトナー収容部702
は、トナーの収容量検知のためのトナー量検知手段たる
センサ705が設けられており、センサ705は、得ら
れた検知結果に対応した入力信号を入出力ポート173
に対し発生するよう設定されている。
【0122】一方、現像器121の有する現像スリーブ
703は、トナー収容部702に回転自在に軸支されて
おり、現像時に、画像形成装置100に備えられた駆動
機構(図示せず)にて回転駆動されることにより、静電
力又は磁力にて外周面上に担持されたトナーを感光体ド
ラム110の外周面上に形成された静電潜像へと搬送す
るようになっている。
【0123】一方、トナー補給装置701は、トナーを
吐出可能な貯蔵手段たる補充容器(以下、単に「ボト
ル」と称する。)710と、ボトル710から吐出され
たトナーを所定量に達するまで溜め、トナーを現像器1
21へ搬送する搬送手段たる搬送装置711を備えてい
る。
【0124】トナー補給装置701に備えられたボトル
710には、貯蔵したトナーを紙面下方側へと吐出せし
めるための吐出口712を開閉するシャッター713が
紙面左右方向に対して移動自在に支持されていると共
に、吐出し口712からのトナーの吐出を円滑にするた
めの供給スクリュー714が回転自在に軸支されてい
る。
【0125】又、ボトル710は、搬送装置711に対
して取り付け自在であり、ボトル710を左側から右側
へと移動させつつ搬送装置711に取り付けられること
により、吐出口712を閉めていたシャッター713が
右側から左側へとスライドして吐出し口712を開い
て、ボトル710から搬送装置711へのトナーの吐出
が可能となる。また、着脱検知スイッチ720によっ
て、ボトル710の取り付けと取り外しを検知する。
【0126】一方、トナー補給装置701に備えられた
搬送装置711は、図12に示すように、装置内部に溜
められたトナーを適度に攪拌するため、攪拌手段たる攪
拌スクリュー715とが回転自在に軸支されていると共
に、図13に示すように、紙面左側の側面に異なる検知
レベルに採られた2個のトナー量検知の為のセンサ71
6、717とが設けられている。
【0127】攪拌スクリュー715は、ボトル710か
ら搬送装置711、搬送装置711からトナー補給装置
701へトナーを補給する際、回転動作を行う。また、
搬送装置711からトナー補給装置701へトナーを補
給する際は、落下スクリュー718も回転させる。
【0128】以上に説明した第2の実施の形態例の搬送
装置711に設けられたセンサ716、717として
は、共に、公知の圧電効果(ピエゾ効果)を応用した検
知素子、すなわち、付与された圧力に応じた応答を為す
検知素子たるピエゾセンサが活用されている。しかし、
この例に限定されるものでないことは勿論である。
【0129】センサ716にて搬送装置711のトナー
の有無を検知する。トナー無しと検知された場合、画像
形成装置100における画像形成動作を停止させるた
め、それ以上トナーが消費されることはない。
【0130】一方、センサ717にて搬送装置711に
溜められたトナー量が所定量以上に達したか否かを検知
するべく、センサ716の設置位置をセンサ717の設
置位置よりも搬送装置711の底面側に設定してある。
またセンサ716、717は、搬送装置711内にトナ
ーが溜められてあっても、トナーが静止している状態で
は圧力が付与されない状態もあり、搬送装置711内の
トナーを攪拌スクリュー715で攪拌している間におけ
るセンサ716、717の入力信号を検知し、搬送装置
711に溜められたトナー量が所定量以上に達したか否
かを検知する。
【0131】ボトル710から供給スクリュー714に
よって搬送装置711にトナーを供給するか否かはセン
サ717の信号によって決められる。センサ717の入
力信号がLowになったときに、トナーが供給される。
【0132】また、ボトル710自体に残量検知センサ
がないため、センサ717の入力信号がLowを検知
し、供給スクリュー714を回転させ補給動作をしてい
るにもかかわらず、所定時間たってもセンサ717の入
力信号がHighにならない場合をもって、ボトル71
0が空であると認識する。
【0133】ここで上記の所定時間は、その時間に対応
する消費量が搬送装置711において底面からセンサ7
17の位置まで貯蔵されているトナー量に対し、十分少
ない量であることから、ボトル710が空であると認識
した時点でのトナー残量は搬送装置711の底面からセ
ンサ717の位置までのトナー容量にほぼ等しいといえ
る。
【0134】続いて図14を参照して第2の実施の形態
例の定着器141を詳細に説明する。図14は第2の実
施の形態例の定着器141の詳細構成を説明するための
図である。
【0135】第2の実施の形態例において、転写後の転
写紙は定着器141に搬送され、内部にヒータを備えた
定着ローラ901と、加圧ローラ2とにより形成される
ニップに導かれる。そして、転写紙上のトナーはニップ
から熱と圧力を受け融解し、トナー像として定着され
る。そして転写紙は定着ローラ901および加圧ローラ
902の回転によって搬送され、排出ローラ142によ
り本体100の外に排出される。
【0136】その際、定着ローラ901に送り込まれた
転写紙が定着ローラ901に付着してこれに巻きつくこ
とを防ぐため、所定の圧力で定着ローラ901に圧接す
る分離爪903を供えている。これにより、定着ローラ
901に転写紙が付着しても、分離爪903の先端エッ
ジにより転写紙先端が引き剥がされ、定着ローラ901
に巻きつくことなく排紙部へと送られる。
【0137】また定着器141には、定着ローラ901
に粘着性のあるトナーが付着して汚れ、次の転写紙に移
行して汚してしまうことを防ぐための、オフセット防止
液塗布装置904が設けられている。
【0138】オフセット防止液塗布装置904はシリコ
ンオイルを含浸させロール上に巻かれた不織布であるウ
ェブ911を、スポンジローラ910で定着ローラ90
1上に密着させつつ、巻き取りロール912で図示矢印
方向に巻き取っていくようになっている。その巻き取り
機構は不図示のソレノイドによって所定長巻き取られ
る。転写紙が通る毎にこのソレノイドが1回オン/オフ
される。
【0139】従って、紙粉やトナー等の付着物はシリコ
ンを含んだウェブ911に吸着され、スポンジローラ9
10と定着ローラ901との接触部にたまることとな
る。そして、ウェブ911に吸着された付着物は、ウェ
ブ911の巻き取りに従って、少しずつ巻き取りローラ
912側に移動するので、付着物がスポンジローラ91
0と定着ローラ901との接触部にたまりすぎて分離爪
903側に流出することのないようになっている。
【0140】このウェブ911は巻き取り方向ではない
手前側の端部の、ある所定の2箇所にそれぞれ長さの違
う切り込みが入っている。センサ913、914はPI
型のセンサであり、ウェブ911の巻き取り方向に対し
て垂直に並んで位置している。
【0141】従って、ウェブ911が図示矢印方向に巻
き取られていき、切り込みの位置がセンサ913、91
4に付随する一つのフラグの位置にきたときに、そのフ
ラグが切り込み量に応じて所定の量だけ動き、それ以降
その位置を保持する機構になっており、そのセンサ入力
によって、ウェブ911の残量がおおまかに検知できる
ようになっている。
【0142】上記した2箇所の切り込みは、ウェブ91
1を巻き取っていく上で、最初にフラグの位置を通るも
のが後のものより若干短くなっており、第2の実施の形
態例においてはフラグが第1の位置に動くことでセンサ
913の信号をHighにし、その信号をもって「ウェ
ブ残量少ない」と判断している。その後、最初のより更
に長い切り込み量の切り込みがフラグ上にきたときに、
それによってフラグが第2の位置に動くことでセンサ9
14の信号をHighにし、その信号をもって「ウェブ
残量なし」と判断している。
【0143】以上の構成を備える第2の実施の形態例に
おけるトナー交換予測方法を図15及び図16を参照し
て説明する。図15、図16は、第2の実施の形態例に
おけるトナー交換日時予測処理を説明するための図であ
る。
【0144】図15は、第2の実施の形態例におけるト
ナー補給装置701内のセンサ717の入力がHigh
の状態、すなわちトナー残量がセンサ717の位置を下
回る前の状態における計算をグラフ化した図であり、図
16は、第2の実施の形態例におけるボトル710が空
になったことを検知したとき、すなわちトナー補給装置
701内のトナー残量がセンサ717の位置を下回り供
給スクリュー714を回転させて供給動作を行っても所
定時間でセンサ717がHighにならない状態におい
て予測結果を補正した計算をグラフ化した図である。図
15、図16における、X0は先にトナー交換を行った
日時を示す値である。
【0145】上述したように、第2の実施の形態例にお
いては、ボトル710内のトナーは供給スクリュー71
4によって搬送装置711へ供給される。第2の実施の
形態例においては、ボトル710内のトナーが全量搬送
装置711へ供給されたあと、センサ717がLow、
更にセンサ716がLowになった状態をもって、トナ
ー無しの状態とする。
【0146】第2の実施の形態例では、その後、センサ
716または717が、例えばボトル710ごと正規の
トナー量を持つ新たなボトル710に交換されたことを
検知し、センサ716または717出力がLowからH
ighへ変化した時点をもってトナー交換とみなす。こ
の状態を検知した時点のカレンダーIC176の日時デ
ータをRAM175に保持する。
【0147】図15,図16においてX1は現在日時で
ある。これはカレンダーIC176から逐次読み出して
いるデータである。図15におけるY1は対応する現在
日時X1におけるトナー消費量概算値である。
【0148】これはボトル710内の供給スクリュー7
14の、トナー交換時を0とした稼働時間の積算値をR
AM175に記憶することにより、あらかじめ決まって
いる供給スクリュー714の単位時間でのトナー供給概
量と、RAM175に記憶された稼働時間積算値からト
ナー交換時からのトナー消費量概算値を求めることがで
きる。
【0149】図15におけるY2はトナー補給装置70
1内に貯蔵されるトナーの全量である。これはボトル7
10の容量および、搬送装置711の容量、センサ71
6、センサ717の位置により既知の値である。
【0150】このX0,X1,Y1,Y2の値より、供
給スクリュー714の稼働時間からのトナー交換予測日
時X2が以下の式により、求められる。
【0151】 X2=Y2(X1−X0)/Y1 …(式A) 続いて、図16も参照して第2の実施の形態例における
ボトル710が空になったことを検知したときの予測デ
ータの補正について説明する。X0,X1,Y1,Y2
は図15同様、それぞれトナー交換日、現在日時、現在
日時におけるトナー消費量概算値、トナー補給装置70
1内に貯蔵されるトナーの全量をあらわす。
【0152】図16の例でも、ボトル710が空になる
ことを検知するまでは図15のグラフに表される(式A
により求められる計算結果X2)を予測交換日とする。
その場合をグラフ上に表したものが直線1001であ
る。
【0153】図16におけるY3はボトル710が空に
なったことを検知した段階で残っているはずのトナー残
量とY2の値から求められる、実際のトナー消費量であ
る。
【0154】図16における直線1002は、ボトル7
10が空になったことを検知した時点で、それまでのト
ナー消費概算値Y1とY3の値にずれが生じているた
め、Y1のかわりにY3の値に置き換えて計算しなおし
たものである。
【0155】供給スクリュー714を駆動するモータの
個体差および環境差による供給量のばらつきをもともと
含んでいるY2の値よりも物理的センサ入力値によって
一意に決められるY3の値を用いた、この補正をかける
ことでより正確な(予測交換日X3)を求めることがで
きる。
【0156】以上が本発明における第2の実施例におけ
るトナー交換予測方法の説明である。以上に説明したよ
うに第2の実施の形態例によれば、センサ等の残量検知
機構を備えかつ消耗材の消費量に換算できる部材の稼動
時間等から得られる消費量概算値の双方を用い、センサ
入力値が変化しない間は部材の稼動時間等から得られる
消費量概算値による予測を行い、センサ入力値が変化し
た時にはそのセンサ値に対応する残量から現在の消費量
を導き出し、予測値を補正する機構を提案することで、
センサ部材の数を増やすことなく、消費量予測値をでき
る限り正確に導き出すことができる。
【0157】〔第3の実施の形態例〕次に、本発明に係
る第3の実施の形態例の画像出力装置(画像形成装置)
の一例を説明する。第3の実施の形態例においても基本
構成は上述した第2の実施の形態例と同様構成であり、
第2の実施の形態例と同様構成については詳細説明を省
略し、第2の実施の形態例と異なる部分について説明を
行う。
【0158】第3の実施の形態例においても、ハードウ
エア構成は上述した第2の実施の形態例と同様構成であ
り、トナー交換予測方法が第2の実施の形態例と異なっ
ている。第3の実施の形態例におけるトナー交換予測方
法を図17及び図18を参照して説明する。図17、図
18は、本発明に係る第3の実施の形態例におけるトナ
ー交換日時予測処理を説明するための図である。
【0159】図17は、第3の実施の形態例における定
着器141内のセンサ913の入力がLow、すなわち
ウェブ911がセンサ913を切る切り込みの位置まで
到達する前の状態における計算をグラフ化したものであ
る。図18は、第3の実施の形態例における定着器14
1内のセンサ913の入力がHigh、すなわちウェブ
911がセンサ913を切る切り込みの位置まで到達し
たときの状態において予測結果を補正した計算をグラフ
化したものである。
【0160】図17における、X0はウェブ交換を行っ
た日時、もしくは機械がはじめて稼動をはじめた日時を
示す値である。
【0161】第3の実施の形態例においても、ウェブの
交換はセンサ913、もしくはセンサ914がHigh
になった後、すなわち「ウェブ残量少ない」または「ウ
ェブ残量無し」を検知した後に交換作業が行われる。従
って、ウェブ交換が行われればセンサの信号がLowに
なるため、どちらかのセンサがHigh→Lowへと変
化したとき、ウェブ交換がなされたとみなすことができ
る。
【0162】そして第2の実施の形態例と同様にこの状
態を検知した時点のカレンダーIC176の日時データ
をRAM175に保持する。
【0163】第3の実施の形態例において、図17にお
けるX1は現在日時である。これはカレンダーIC17
6から逐次読み出しているデータである。また、図18
におけるY1は対応する現在日時X1におけるウェブ消
費量に換算できるプリント枚数積算値である。ウェブ交
換からのプリント枚数を積算しておけば、それに対応す
るウェブ消費量が概算できる。
【0164】図17におけるY2はウェブ911の全長
から求められるプリント枚数能力値である。これはウェ
ブ911の全長とウェブ911を巻き取るソレノイドに
よる一度の巻き取り量から求めることができる。このX
0,X1,Y1,Y2の値より、プリント枚数積算値か
らのウェブ交換予測日時X2が以下の式により、求めら
れる。
【0165】 X2=Y2(X1−X0)/Y1 …(式B) 続いて、図18に従って、第3の実施の形態例における
センサ911がHighになったことを検知したことに
より、ウェブ残量が「ウェブ残量少ない」の状態になっ
たときの予測データの補正について説明する。X0,X
1,Y1,Y2は図16に示す第2の実施の形態例と同
様、それぞれウェブ交換日時、現在日時、現在日時にお
けるウェブ消費量に相当するプリント枚数積算値、ウェ
ブの全量に相当するプリント枚数能力値をあらわす。
【0166】第3の実施の形態例においては、センサ9
11がHighになることを検知するまでは図17に示
すグラフに表される式Bにより求められる計算結果X2
を予測交換日とする。その場合をグラフ上に表したもの
が直線1101である。
【0167】図18におけるY3はセンサ911がHi
ghになったことを検知した段階で残っているはずのウ
ェブ残量に相当するプリント枚数能力値とY2の値から
求められる、実際のウェブ消費量である。
【0168】図18における直線1102は、センサ9
11がHighになったことを検知した時点で、それま
でのプリント枚数積算値Y1とY3の値にずれが生じて
いるため、Y1のかわりにY3の値に置き換えて計算し
なおしたものである。
【0169】第3の実施の形態例においては、ウェブ9
11を巻き取るソレノイドの個体差および環境差による
巻き取り量のばらつきをもともと含んでいるY2の値よ
りも物理的センサ入力値によって一意に決められるY3
の値を用いた、この補正をかけることでより正確な予測
交換日X3を求めることができる。
【0170】以上が本発明における第3の実施の形態例
におけるトナー交換予測方法の説明である。もちろん、
第3の実施の形態例において、トナー消費量、ウェブ消
費量に限らず、同様の計算が可能で、センサによる物理
的な入力をもっているものであれば、他の消耗材の交換
予測においても適用が可能である。
【0171】以上に説明したように第3の実施の形態例
においても第2の実施の形態例と同様の作用効果を奏す
ると共に、プリント枚数という検知が確実なものを検知
対象とすることにより簡単かつ確実にトナー交換予測を
行える。
【0172】〔他の実施の形態例〕なお、本発明は、複
数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース
機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステム
に適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0173】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0174】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0175】
【発明の効果】本発明によればユーザ毎の使用状況に合
わせた消耗品の交換、補給タイミングを適切に知らせる
ことができ、消耗品の不足による装置のダウン等のトラ
ブルを未然に防ぐことが可能となる。
【0176】また、センサ等の残量検知機構を備えかつ
消耗材の消費量に換算できる部材の稼動時間等から得ら
れる消費量概算値の双方を用い、センサ入力値が変化し
ない間は部材の稼動時間等から得られる消費量概算値に
よる予測を行い、センサ入力値が変化した時にはそのセ
ンサ値に対応する残量から現在の消費量を導き出し、予
測値を補正する機構を提案することで、センサ部材の数
を増やすことなく、消費量予測値をできる限り正確に導
き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態例の画像出力装置
(画像形成装置)の一例を説明する断面構成図である。
【図2】本実施の形態例の画像出力装置の制御部の構成
を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態例の現像ユニットのトナー補給部
の詳細構成を示す図である。
【図4】本実施の形態例のカレンダーICを使用して装
置の1日単位での使用頻度を決定する方法を説明するた
めの概念図である。
【図5】本発明の実施例におけるトナー搬送モータの総
駆動時間と稼動日数の関係を示す図である。
【図6】本発明に係る第2の実施の形態例の画像出力装
置(画像形成装置)の一例を説明する断面構成図であ
る。
【図7】第2の実施の形態例における画像形成装置内の
制御部の詳細ブロック図である。
【図8】第2の実施の形態例の画像処理部の詳細構成を
示すブロック図である。
【図9】第2の実施の形態例の画像メモリ部の詳細を説
明するためのブロック図である。
【図10】第2の実施の形態例の外部I/F処理部の詳
細構成を説明するためのブロック図である。
【図11】第2の実施の形態例における画像形成装置の
操作部の構成を説明するための図である。
【図12】第2の実施の形態例の現像器及びトナー補給
装置の概略構成を示す模式的断面図である。
【図13】図12に示す現像器及びトナー補給装置のA
−A方向に対する模式的組合わせ断面図である。
【図14】第2の実施の形態例の定着器の詳細構成を説
明するための図である。
【図15】第2の実施の形態例におけるトナー交換日時
予測処理を説明するための図である。
【図16】第2の実施の形態例におけるトナー交換日時
予測処理を説明するための図である。
【図17】本発明に係る第3の実施の形態例におけるト
ナー交換日時予測処理を説明するための図である。
【図18】第3の実施の形態例におけるトナー交換日時
予測処理を説明するための図である。
フロントページの続き (72)発明者 長利 嘉人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 前田 雄一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田原 資明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AQ06 HH03 HH13 HK19 HK23 HN02 HN15 HV14 HV26 HV32 2H027 DA38 DA44 DA45 DD02 DD03 DE07 EK03 GB03 GB10 HB12 HB13 HB16 HB17 5C062 AC55 AC58

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補給もしくは交換可能な消耗部品の使用
    回数を検出する検出手段と、 前記検出手段で検出した使用回数が所定の閾値回数に達
    したか否かを監視する監視手段と、 前記使用回数を単位時間あたりに換算して装置の使用頻
    度を算出する算出手段と、 前記算出手段で算出された使用頻度に基づいて前記監視
    手段の閾値回数を変更する変更手段とを有することを特
    徴とする画像出力装置。
  2. 【請求項2】 前記監視手段で監視する前記閾値回数は
    第一の閾値回数と第二の閾値回数とに分かれ、前記監視
    手段は、前記検出手段での検出使用回数が第一の閾値回
    数に達した場合は警告メッセージを表示すると共に、前
    記検出手段での検出使用回数が第二の閾値回数に達した
    場合は装置の使用を禁止することを特徴とする請求項1
    記載の画像出力装置。
  3. 【請求項3】 前記監視手段は、前記検出手段での検出
    使用回数が第一の閾値回数に達した場合に前記算出手段
    により求められた使用頻度に基づいて稼動可能な時間ま
    たは日数を表示することを特徴とする請求項2記載の画
    像出力装置。
  4. 【請求項4】 前記監視手段により表示された稼動可能
    な時間または日数はその後の稼動状況において順次更新
    されていくことを特徴とする請求項3記載の画像出力装
    置。
  5. 【請求項5】 前記監視手段は、前記検出手段での検出
    使用回数が第一の閾値回数に達した場合に第一の閾値回
    数に応じて決定される残り動作回数を表示することを特
    徴とする請求項2記載の画像出力装置。
  6. 【請求項6】 前記監視手段により表示された残り動作
    回数はその後の稼動状況に応じて順次更新されていくこ
    とを特徴とする請求項5記載の画像出力装置。
  7. 【請求項7】 前記補給もしくは交換可能な消耗部品
    は、トナーもしくはトナーカートリッジであることを特
    徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像
    出力装置。
  8. 【請求項8】 前記補給もしくは交換可能な消耗部品
    は、定着ローラのクリーニング用ウェブであることを特
    徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像
    出力装置。
  9. 【請求項9】 前記補給もしくは交換可能な消耗部品
    は、定着ローラに供給するオイルであることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像出力装
    置。
  10. 【請求項10】 前記補給もしくは交換可能な消耗部品
    は、廃トナーを収納する廃トナーボックスであることを
    特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画
    像出力装置。
  11. 【請求項11】 補給もしくは交換可能な消耗部品の使
    用回数を検出する検出手段と、前記検出手段で検出した
    使用回数が所定の閾値回数に達したか否かを監視する監
    視手段とを備える画像出力装置における画像出力装置の
    制御方法であって、 前記使用回数を単位時間あたりに換算して装置の使用頻
    度を算出し、算出した使用頻度に基づいて前記監視手段
    の閾値回数を変更することを特徴とする画像出力装置の
    制御方法。
  12. 【請求項12】 前記監視手段で監視する前記閾値回数
    は第一の閾値回数と第二の閾値回数とに分かれ、前記検
    出手段での検出使用回数が第一の閾値回数に達した場合
    に警告メッセージを表示すると共に、前記検出手段での
    検出使用回数が第二の閾値回数に達した場合は装置の使
    用を禁止することを特徴とする請求項11記載の画像出
    力装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記検出手段での検出使用回数が第一
    の閾値回数に達した場合に算出した使用頻度に基づいて
    稼動可能な時間または日数を表示することを特徴とする
    請求項12記載の画像出力装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記表示された稼動可能な時間または
    日数はその後の稼動状況において順次更新されていくこ
    とを特徴とする請求項13記載の画像出力装置の制御方
    法。
  15. 【請求項15】 前記検出手段での検出使用回数が第一
    の閾値回数に達した場合に第一の閾値回数に応じて決定
    される残り動作回数を表示することを特徴とする請求項
    12記載の画像出力装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記表示された残り動作回数はその後
    の稼動状況に応じて順次更新されていくことを特徴とす
    る請求項15記載の画像出力装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 入力された画像データに基づいてシー
    ト収納手段から給送されたカットシート上に画像を形成
    して出力する画像出力装置であって、 消耗材の現在の残量を離散的に検知可能な検知手段と、 前記消耗材の消費量に換算できる駆動部の動作回数を計
    数する消耗材消費量カウント手段と、 前記動作回数を単位日あたりに換算して装置の使用頻度
    を算出する算出手段と、 前記算出手段で算出された前記消耗材補給要日時を予測
    する予測手段と、 前記予測手段で予測した前記消耗材補給要日時を表示す
    る表示手段とを有することを特徴とする画像出力装置。
  18. 【請求項18】 更に、前記消耗材の現在の残量を記憶
    する消耗材全量記憶手段と、前記消耗材を補給したとき
    の日時データを記憶する交換日記憶手段と、 現在の日時データを逐次更新・記憶する現在日時記憶手
    段とを有し、 前記予測手段は、前記交換日記憶手段に記憶された交換
    日データと前記現在日時記憶手段に記憶された現在日時
    とを参照して具体的な前記消耗材の補給日時を前記表示
    手段に表示させることを特徴とする請求項17記載の画
    像出力装置。
  19. 【請求項19】 前記検知手段によって検知された消耗
    材の残量に変化があったとき、前記算出手段は前記消耗
    材消費カウント手段による計数値から換算される残量と
    の間の値の不整合を補正し、前記算出手段は前記消耗材
    消費カウント手段による補正計数値に基づいて前記消耗
    材補給要日時を補正することを特徴とする請求項17ま
    たは請求項18記載の画像出力装置。
  20. 【請求項20】 入力画像データに基づいてシート収納
    手段から給送されたカットシート上に画像を形成して出
    力する画像出力装置であって、 画像形成動作に伴い消費される消耗材を貯蔵する消耗材
    貯蔵手段と、 前記消耗材貯蔵手段に貯蔵可能な消耗材の量を記憶する
    消耗材全量記憶手段と、 前記消耗材貯蔵手段内の消耗材の現在の残量を離散的に
    検知することが可能なセンサ手段と、 前記消耗材の消費量に換算できる駆動部の動作回数をカ
    ウントする消耗材消費量カウント手段と、 前記消耗材を補給したときの日時データを記憶する交換
    日記憶手段と、 現在の日時データを逐次更新・記憶する現在日時記憶手
    段と、 前記交換日記憶手段に記憶された交換日データと前記現
    在日時記憶手段に記憶された現在日時と、前記消耗材消
    費量カウント手段でカウントされた消耗材消費量積算値
    と前記消耗材全量記憶手段に記憶されている消耗材全量
    値とから算出される消耗材残量値とを用いて、消耗材の
    次の交換日予測値を算出する消耗材交換日予測手段と、 前記消耗材交換日予測手段により算出された予測交換日
    を表示する予測日表示手段とを有し、 前記センサ手段によって検出された消耗材の残量に変化
    があり、前記消耗材消費カウント手段によるカウンタ値
    から換算される残量との間で値の不整合が合った場合
    に、前記消耗材消費カウント手段によるカウンタ値を前
    記センサ手段による検知残量に書き換えて、前記消耗材
    交換日予測手段による交換予測日を補正することを特徴
    とする画像出力装置。
  21. 【請求項21】 前記消耗材消費カウント手段で計数す
    る消耗材を現像剤(トナー)とすることを特徴とする請
    求項17乃至請求項20のいずれかに記載の画像出力装
    置。
  22. 【請求項22】 前記消耗材消費カウント手段で計数す
    る消耗材を、定着器清掃部材とすることを特徴とする請
    求項17乃至請求項20のいずれかに記載の画像出力装
    置。
  23. 【請求項23】 前記請求項1乃至請求項6、請求項1
    1乃至請求項20のいずれか1項に記載の機能を実現す
    るコンピュータプログラム列。
  24. 【請求項24】 前記請求項1乃至請求項6、請求項1
    1乃至請求項20のいずれか1項に記載の機能を実現す
    るコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ可読
    記録媒体。
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