JP5480062B2 - コンデンサ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のコンデンサ本体が収納ケースに一体的に収納されるコンデンサ装置に関する。
従来、金属ブロックに開口させた複数の穴にコンデンサを挿入し得るようにしたコンデンサの取付装置がある(例えば、特許文献1参照)。また、上面を開放した断面円弧状の収納部を有するホルダーに、熱収縮性の樹脂チューブを外周に配置したコンデンサを取り付け、ホルダーの開放部から樹脂チューブを外部に引き出した状態で加熱して樹脂チューブを収縮させて、コンデンサを保持させるようにしたコンデンサ装置がある(例えば、特許文献2参照)。
実開平6−62527号公報 特開2004−221182号公報
しかしながら、特許文献1に記載のコンデンサの取付装置にあっては、金属ブロックに複数の穴を形成しているため、取付装置の重量が増加してしまうばかりか、その外観形状が大きくなってしまうととともに放熱性も悪くなるという問題がある。また、特許文献2に記載のコンデンサ装置にあっては、樹脂チューブを外部に引き出すための開放部をホルダーに形成しなければならず、この開放部によりホルダーの強度が弱くなってしまうという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、スリム化及び軽量化を図ることができ、かつ放熱性を向上させることができるコンデンサ装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のコンデンサ装置は、
複数のコンデンサ本体が収納ケースに一体的に収納されるコンデンサ装置であって、
前記収納ケースは、複数のコンデンサ本体を収納する筒形状をなす収納部を有し、該複数の収納部は、その長手が互いに同一方向を向いて一体的に連接されるとともに、該各収納部の端部の開口部から前記コンデンサ本体が挿入されて、該コンデンサ本体の全周が該収納部に覆われた状態となり、該収納部の少なくとも外面側は、前記コンデンサ本体の外周面に沿って均一な肉厚を有し、前記複数のコンデンサ本体を電気的に接続する回路部を収納する回路ケースと一体構造の閉塞部材は、前記収納ケースの一端開口部を閉塞し、かつ該開口部に固定されていることを特徴としている。
この特徴によれば、コンデンサ本体の全周が収納部に保持された状態で、複数のコンデンサ本体が一体的に連設されるとともに、収納部の寸法をコンデンサ本体の寸法に合わせて収納部のスリム化及び軽量化を図ることができ、かつ収納部の外面側がコンデンサ本体の外周面に沿って均一な肉厚となっていることで、収納ケースの重量を低減させるとともに、収納ケースの該表面が増えるため、放熱性を向上させることができる。また閉塞部材と回路ケースとが一体構造となっているため、収納ケースへの取り付けが簡略となる。
本発明のコンデンサ装置は、
前記収納部の内周面と前記コンデンサ本体の外周面との間に隙間部が形成され、該隙間部には、樹脂材が充填されることを特徴としている。
この特徴によれば、コンデンサ本体の外周面が樹脂材を介して収納部の内周面と接着され、コンデンサ本体が収納部内で強固に保持されるとともに、樹脂材によって収納ケースへの伝熱性が高められ放熱性が向上する。
本発明のコンデンサ装置は、
前記閉塞部材には、前記隙間部を前記コンデンサ本体の外周面に沿って均一に形成した状態で該コンデンサ本体を保持する保持部が設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、保持部が隙間部を均一に維持して樹脂材がコンデンサ本体の周囲に均一に充填されるようになり、コンデンサ本体と収納部との間の接続強度及び伝熱性に斑が生じないようにできる。
本発明のコンデンサ装置は、
前記収納ケースは、押出成形により形成されることを特徴としている。
この特徴によれば、収納ケースを容易に量産化することができ、低コストでコンデンサ装置を製造できる。
本発明のコンデンサ装置は、
前記複数の収納部は、千鳥状に配置されることを特徴としている。
この特徴によれば、隣り合う収納部の間に更にもう1つの収納部の一部を配置させることができ、収納ケースをスリム化することができる。
実施例1におけるコンデンサ装置を示す斜視図である。 コンデンサ装置を示す分解斜視図である。 コンデンサ装置の一部を破断した状態を示す斜視図である。 コンデンサ装置を底面側から見た状態を示す斜視図である。 コンデンサ装置を示す横断底面図である。 収納ケースの一部を破断した状態を示す縦断正面図である。 実施例2におけるコンデンサ装置を示す分解斜視図である。 変形例における閉塞キャップを示す斜視図である。 変形例における回路ケースを示す斜視図である。
本発明に係るコンデンサ装置を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係るコンデンサ装置につき、図1から図6を参照して説明する。図1の符号1は、本発明の適用されたコンデンサ装置である。実施例1では、4台のコンデンサ装置1が互いに水平方向に連設されている。なお、このコンデンサ装置1は主に車両等の機器に搭載されて使用されるようになっている。
図2に示すように、1台のコンデンサ装置1には、6本(複数)のコンデンサ本体2が収納ケース3に一体的に収納されるようになっている。なお、本実施例では、コンデンサ本体2に電解コンデンサを用いている。このコンデンサ本体2は略円筒形状をなしており、コンデンサ本体2の上端部には、陽極及び陰極の端子部4が設けられている。また、収納ケース3には、各コンデンサ本体2を収納する6つ(複数)の収納部5が形成されている。
収納ケース3はアルミニウム等の金属材料を金型に沿って押出成形することにより形成されている。収納ケース3が押出成形により形成されることで、収納ケース3を容易に量産化することができ、低コストでコンデンサ装置1を製造できる。また、各収納部5は、コンデンサ本体2の形状及び寸法に合わせて略円筒形状をなしている。
図5に示すように、各収納部5は、その長手が互いに同一方向を向いて一体的に連接されるとともに、平面視において碁盤状に配置され、収納ケース3の形状が略直方体状をなしている。なお、碁盤状に配置される収納部5は、3つの収納部5が左右直列に配置された状態が前後2列連なった配置となっている。更に、各収納部5を互いに連接する連接部6には、収納ケース3の押出成形時に、収納部5とともに形成される大径孔部7と小径孔部8(被取付部)とが設けられている。
図2及び図4に示すように、収納部5と大径孔部7とは、収納ケース3の上端部から下端部まで貫通されている。また小径孔部8は、後述する他の部材とを螺合部材によって固定するために設けられたものであり、収納ケース3の上端部から下端部まで貫通されてもよく、また上端部、下端部から一定深さの孔としてもよい。また、大径孔部7は、収納ケース3の内部に配置されるとともに、小径孔部8は、収納ケース3の外面における収納部5同士の間の谷間に配置されることで収納ケース3のスリム化が図れる。
図2及び図3に示すように、各コンデンサ本体2は各収納部5の上端部の開口部9から挿入されて、コンデンサ本体2の側面の全周が収納部5に覆われた状態で保持されるようになっている。なお、各収納部5の少なくとも一部(連接部6以外の部位)が外面側に露呈されており、この収納部5の外面側は、コンデンサ本体2の外周面に沿って均一な肉厚となっている。また、収納部5の内径は、コンデンサ本体2の外径よりも若干大きい寸法に形成されており、収納部5に収納されたコンデンサ本体2の外周面と収納部5の内周面との間には、所定寸法Sの隙間部11が形成される(図6参照)。本実施例では、隙間部11の寸法Sは伝熱性や後述する樹脂の充填効率を考慮して略0.5〜3.0mmとしている。
図2及び図4に示すように、収納部5の上下の開口部9,10には、上側及び下側キャップ12,13(閉塞部材)が嵌合されることで閉塞される。この上側及び下側キャップ12,13は、略円盤状をなし、その全周にコンデンサ本体2の上下端部を保持する保持片14,15(保持部)が形成されている。なお、上側キャップ12には、コンデンサ本体2の端子部4を導出する導出孔16が形成されている。更に、上側及び下側キャップ12,13は、収納部5を閉塞して防湿する機能も備えている。また図示しないが、上側キャップ12にはコンデンサ本体の上側端面に設けられた圧力開放機構に対応する位置に別途孔を設け、圧力開放機構が作動した際に該孔を通じてコンデンサ本体の圧力を開放することもできる。
なお、この保持片14,15の厚みは、前述した隙間部11と同一寸法になっている(図6参照)。下側キャップ13は、この保持片15をコンデンサ本体2の下端部に嵌合させた状態となり、保持片15によりコンデンサ本体2がぐらつかずに済み、隙間部11の寸法Sがコンデンサ本体2の外周面に沿って均一に形成される。なお、図示しないが、保持片14,15には、収納部5の内周面と接する外周の一部に凹凸面又は波状面を形成することで、収納部5への嵌合力が高まり、上側及び下側キャップ12,13の収納部5への閉塞状態を向上させることもできる。
図5及び図6に示すように、隙間部11には、伝熱性を有するエポキシ樹脂等の合成樹脂である樹脂材17が充填される。このようにすることで、コンデンサ本体2の外周面が樹脂材17を介して収納部5の内周面と接着され、コンデンサ本体2が収納部5内で強固に保持されるとともに樹脂材17を通じて収納ケースへの伝熱性が向上し、放熱性が高まる。なお、コンデンサ本体2の外周面と収納部5の内周面との隙間部11全体に樹脂材17が充填されることが好ましい。
この樹脂材17を充填する充填方法としては、先ずコンデンサ本体2を収納部5に挿入して、下側キャップ13で収納部5の下方側の開口部10を閉塞するとともに、下側キャップ13の保持片15でコンデンサ本体2を保持して隙間部11を形成した状態で、上方側の開口部9から隙間部11に溶融された樹脂材17を流し込む方法がある。なお、樹脂材17は、隙間部11の全部位Lに充填されるようにしてもよいし、隙間部11の半分ほどの部位Hに充填されるようにしてもよく、樹脂材17の使用量は適宜変更できる。
また、他の充填方法としては、先ず下側キャップ13で収納部5の下方側の開口部10を閉塞した状態で、溶融された所定量の樹脂材17を収納部5に流し込み、その後、収納部5にコンデンサ本体2を挿入する方法がある。溶融された樹脂材17は、コンデンサ本体2の挿入により隙間部11に沿って這い上がるようになり、隙間部11の全部位Lに充填される。隙間部11の全部位Lへの充填が足りない場合は、収納部5の開口部9から隙間部11に溶融された樹脂材17を更に流し込み隙間部11の全部位Lに充填することもできる。
また、下側キャップ13で収納部5の下方側の開口部10を閉塞し、収納部5にコンデンサ本体2を挿入し、更に収納部5の上方側の開口部9を別途注入孔を設けた上側キャップ12で閉塞した状態で、溶融された所定量の樹脂材17を、該上側キャップ12の注入孔を通じて収納部5に流し込む方法もあり、この場合は、樹脂材がコンデンサ本体2の上面側を覆うことになり、防湿効果や収納ケース3への固定性が向上する。なお、ここでコンデンサ本体2として、上側端面に圧力開放機構を設けた場合には、この圧力開放機構が充填された樹脂材によって覆われないように隔離壁等を圧力開放機構の周囲に設けるとよい。
このように、下側キャップ13により硬化前の樹脂材17の流出を防止できるとともに、保持片15が隙間部11を均一に維持して樹脂材17がコンデンサ本体2の周囲に均一に充填されるようになり、コンデンサ本体2と収納部5との間の接続強度及び伝熱性に斑が生じないようにできる。
図3及び図4に示すように、収納ケース3にコンデンサ本体2が収納された状態で、収納ケース3の上端部には、各コンデンサ本体2の端子部4を互いに電気的に接続する接続部材18(回路部)やバランス回路等を設けた回路基板19(回路部)などを収納する回路ケース20が取り付けられる。なお、この回路ケース20は、箱状部材21と蓋部材22とにより構成されている。また、回路ケース20は、収納ケース3の連接部6に設けられた小径孔部8に螺合部材(取付部材)等(図示略)を用いて固定される。
このようにすることで、押出成形時に収納部5とともに形成される小径孔部8を利用して回路ケース20を固定することができ、別途、回路ケース20の取付用の部位を収納ケース3に形成しないで済むようになり、収納ケース3の製造コストを低減できる。更に、収納部5の外面側及び大径孔部7は、コンデンサ本体2から収納ケース3に伝導された熱を放熱する放熱手段となっている。また、大径孔部7と小径孔部8とにより、収納ケース3の軽量化をなすことができる。
図1及び図3に示すように、回路ケース20の外周面には、回路ケース同士を連結する連結部23が設けられており、複数台のコンデンサ装置1同士を連結部23により連結することができる。回路ケース20の上面には、外部接続端子24が突設されている。なお、複数台のコンデンサ装置1を連設した際に、外部接続端子24同士が接続金具25により接続される。なお、本実施例において収納ケース3が略直方体状に形成されることで、コンデンサ装置1を所定の機器に搭載する際にレイアウトを容易に行うことができる。
次に、実施例2に係るコンデンサ装置1aにつき、図7を参照して説明する。なお、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。
図7に示すように、実施例2では、コンデンサ装置1aには、5本(複数)のコンデンサ本体2が収納ケース3aに一体的に収納されるようになっている。また、収納ケース3aには、各コンデンサ本体2を収納する5つ(複数)の収納部5が形成されている。
図7に示すように、各収納部5は、平面視において千鳥状に配置されている。なお、千鳥状に配置される収納部5は、3つの収納部5が左右直列に配置された状態で、他2つの収納部5が各収納部5の間に収まる配置となっている。このようにすることで、隣り合う収納部5の間に更にもう1つの収納部5の一部を配置させることができ、収納ケース3aをスリム化することができる。なお、収納ケース3aの左右端部には、所定の機器に搭載する際に用いる取付片26が形成されている。更に、各収納部5を互いに連接する連接部6には、小径孔部8(被取付部)が設けられている。
図7に示すように、実施例1と同様に、各収納部5にコンデンサ本体2が収納された状態で、収納部5の上下の開口部9,10が上側及び下側キャップ12,13(閉塞部材)により閉塞される。なお、実施例2では、コンデンサ本体2が千鳥状に配置されるため、互いの端子部4同士が近接されるようになっている。
以上、本実施例1及び2におけるコンデンサ装置1にあっては、コンデンサ本体2の全周が収納部5に保持された状態で、複数のコンデンサ本体2が一体的に連設されるとともに、収納部5の寸法をコンデンサ本体2の寸法に合わせて収納部5のスリム化及び軽量化を図ることができ、かつ収納部5の外面側がコンデンサ本体2の外周面に沿って均一な肉厚となっていることで、収納ケース3の重量を低減させるとともに、収納ケースの該表面が増えるため、放熱性を向上させることができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、コンデンサとして電解コンデンサ例示しているが、本発明が適用されるコンデンサはこれに限らず、電気2重層コンデンサ、電気化学キャパシタなどの各種コンデンサ、キャパシタに適用できる。
また、前記実施例では、円筒形状のコンデンサ本体を例示しているが、本発明はこれに限らず、角型形状等の非円筒形のコンデンサにも適用することができる。角型形状のコンデンサであれば、その角型形状に適合させ、収納ケースの収納部を角筒形状にすればよい。
また、前記実施例では、収納部5の開口部9,10に、それぞれ個別の上側及び下側キャップ12,13を取り付けていたが、図8に示すように、一体型の閉塞キャップ46でもよい。この閉塞キャップ46は、収納ケース3の上端部又は下端部全体を覆うような形状をなし、収納部5の下方側の開口部10を覆う底板47と、この底板47の周囲に形成された立設片48と、を有している。このように一体型の閉塞キャップ46とすることで、収納ケース3への取り付けが容易となる。
また、前記実施例では、収納部5の開口部9,10に、上側及び下側キャップ12,13を取り付け、収納ケース3の上端部には、回路ケース20を取り付けているが、本発明はこれに限らず、図9に示すように、上側キャップ12と回路ケース20とを一体構造とすることもできる。これによると、上側キャップ12及び回路ケース20を収納ケース3に別工程で取り付ける前記実施例に対して、この回路ケース20’では一体構造とすることで一工程で取り付けることが可能となり、工程の簡略化が図れる。また、この回路ケース20’では、回路ケース20’の底面に、収納部5の開口部9を閉塞するキャップ部50と、コンデンサ本体2の端子部4を導出する導出孔51と、溶融された樹脂材17を流し込むことができる注入孔52と、が形成されている。また、回路ケース20’は、収納ケース3の連接部6に設けられた小径孔部8に螺合部材を用いて固定されるため、一体構造となったキャップ部50も収納ケース3に精度よく、また強固に固定可能となる。
また、前記実施例では、収納ケース3を押出成形にて形成しているが、本発明はこれに限らず、アルミニウム等の金属材料を融点よりも高い温度で熱して液体にした後、金型に流し込み、冷やして収納ケース3を形成する鋳造成形を利用することもできる。
1,1a コンデンサ装置
2 コンデンサ本体
3,3a 収納ケース
5 収納部
8 小径孔部(被取付部)
9,10 開口部
11 隙間部
12 上側キャップ(閉塞部材)
13 下側キャップ(閉塞部材)
14,15 保持片(保持部)
17 樹脂材
18 接続部材(回路部)
19 回路基板(回路部)
20,20’ 回路ケース

Claims (5)

  1. 複数のコンデンサ本体が収納ケースに一体的に収納されるコンデンサ装置であって、
    前記収納ケースは、複数のコンデンサ本体を収納する筒形状をなす収納部を有し、該複数の収納部は、その長手が互いに同一方向を向いて一体的に連接されるとともに、該各収納部の端部の開口部から前記コンデンサ本体が挿入されて、該コンデンサ本体の全周が該収納部に覆われた状態となり、該収納部の少なくとも外面側は、前記コンデンサ本体の外周面に沿って均一な肉厚を有し、前記複数のコンデンサ本体を電気的に接続する回路部を収納する回路ケースと一体構造の閉塞部材は、前記収納ケースの一端開口部を閉塞し、かつ該開口部に固定されていることを特徴とするコンデンサ装置。
  2. 前記収納部の内周面と前記コンデンサ本体の外周面との間に隙間部が形成され、該隙間部には、樹脂材が充填されることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ装置。
  3. 前記閉塞部材には、前記隙間部を前記コンデンサ本体の外周面に沿って均一に形成した状態で該コンデンサ本体を保持する保持部が設けられることを特徴とする請求項に記載のコンデンサ装置。
  4. 前記収納ケースは、押出成形により形成されることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のコンデンサ装置。
  5. 前記複数の収納部は、千鳥状に配置されることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のコンデンサ装置。
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