JP5294575B2 - パック電池とその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電池のコアパックを外装ケースに収納しているパック電池とその製造方法に関する。
パック電池は、ケースを防水構造として屋外で安心して使用できる。防水構造のパック電池として、防水構造のインナーケースに電池を収納し、このインナーケースを外装ケースに入れて組み立ててなる構造は開発されている(特許文献1参照)。この構造のパック電池は、電池のコアパックを防水構造のインナーケースに収納し、これを外装ケースに収納して製造される。電池に接続している回路基板は、インナーケースの外部に固定される。回路基板は、インナーケースから外部に引き出しているリード線を介して電池のコアパックに接続している。インナーケースは、リード線の引き出し部を防水構造とするために、リード線を引き出す開口部に、シリコン樹脂等のシール材を充填している。回路基板は、基板ホルダに入れて絶縁樹脂であるポッティング樹脂に埋設して防水構造としている。
特開2005−197192号公報
以上のパック電池は、電池を防水構造としてケースに収納できる。しかしながら、構造が複雑なために製造コストが高くなる。また、電池のコアパックをインナーケースに収納する状態で、リード線の引き出し開口部にシール材を充填するので組み立てに手間がかかる欠点もある。さらに、シール材が経時的に劣化すると電池を防水構造に保持できなくなる欠点もある。
本発明のパック電池は、このような欠点を解決することを目的に開発されたものである。すなわち、本発明の第1の目的は、部品コストを低減すると共に、製造工数を簡素化して安価に多量生産でき、しかも長期間にわたって電池を防水構造に保持できるパック電池を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、防水構造を破壊することなく簡単に組み立てできるパック電池とその製造方法を提供することにある。
本発明の請求項1のパック電池の製造方法は、素電池を電池ホルダーの定位置に配置して電池のコアパックとする工程と、可撓性シートからなる防水袋8に、未硬化なポッティング樹脂9と電池のコアパック10、20を入れて電池組立19、29、39とする工程と、ポッティング樹脂9を硬化させて防水袋8を電池のコアパック10、20の外形に沿わせて接着する工程と、電池組立19、29、39を外装ケース4に収納する工程とからなる。
本発明の請求項2のパック電池の製造方法は、防水袋8に電池のコアパック10とポッティング樹脂9を入れた後、電池組立39を所定の外形に成形してポッティング樹脂9を硬化し、所定の形状に成形されてなる電池組立39を外装ケース4に収納する。
本発明の請求項3のパック電池の製造方法は、ポッティング樹脂9が未硬化な状態で電池組立39を外装ケース4に収納し、その後、外装ケース4の内部においてポッティング樹脂9を硬化させて防水袋8をコアパック10に接着する。
本発明の請求項4のパック電池の製造方法は、素電池1に回路基板6を接続して電池のコアパック10とし、回路基板6をポッティング樹脂9に埋設する。
本発明の請求項5のパック電池の製造方法は、複数の素電池1を、両端の端部電極を同一平面に配置する平行な姿勢に配置して、両端の電極端子にリード板5を連結して電池のコアパック10とし、防水袋8の内部で素電池1の端部をポッティング樹脂9に埋設する。
本発明の請求項6のパック電池は、可撓性シートからなる防水袋8と、素電池を定位置に配置する電池ホルダーと、この防水袋8に収納され電池ホルダーを備えてなる電池のコアパック10、20と、防水袋8に充填されて、電池のコアパック10、20の一部ないし全体を埋設すると共に、防水袋8をコアパック10、20の外形に沿わせて接着してなるポッティング樹脂9と、このポッティング樹脂9で防水袋8を電池のコアパック10、20に接着してなる電池組立19、29、39を収納している外装ケース4とを備える。
本発明の請求項7のパック電池は、この電池ホルダー2、22は、素電池1を定位置に配置すると共に、電池端部を露出させる開口部のある挿入部11を有し、この電池ホルダー2、22で定位置に配置される素電池1の端部をポッティング樹脂9に埋設している。
本発明の請求項8のパック電池は、電池ホルダー2、22が、ポッティング樹脂9を充填する領域の外周に沿う周壁12を有し、この周壁12の内側にポッティング樹脂9を充填する充填室3を設けて、この充填室3にポッティング樹脂9を充填しており、充填室3の開口部を防水袋8で閉塞している。
本発明の請求項9のパック電池は、電池のコアパック10、20が、素電池1に接続してなる回路基板6を備え、この回路基板6をポッティング樹脂9に埋設している。
本発明の請求項10のパック電池は、電池のコアパック10、20が、複数の素電池1の端部電極にリード板5を接続して、素電池1の端部を埋設するポッティング樹脂9にリード板5を埋設している。
請求項1と請求項6に記載する本発明は、部品コストを低減しながら、製造工数を簡素化して安価に多量生産できる特徴がある。それは、本発明のパック電池が、インナーケースに代わって、可撓性シートからなる防水袋を使用し、この防水袋に電池のコアパックを収納して防水構造にでき、この状態で外装ケースに収納しているからである。本発明は、インナーケースに代わって防水袋を使用するが、この防水袋は形状や大きさが異なるコアパックを収納して防水構造にできる。また、従来のインナーケースでコアパックを防水構造とするパック電池に比較して、長期間にわたって電池のコアパックを防水構造に保持できる特徴がある。それは、インナーケースのように開口部にシール材を充填して防水構造とするのではなく、防水袋で電池のコアパックの外周を防水構造にカバーできるからである。
さらに、本発明は、電池のコアパックを収納する防水袋を使用するので、防水袋に収納される電池から排出される電解液が防水袋の外側に漏れるのを有効に防止できる特長がある。防水袋に収納される電池は、過充電や過放電によって安全弁が開弁されると、内部の電解液が外部に排出されることがあるが、本発明は、防水袋でもって電池から排出された電解液が外側に漏れるのを防止できる。したがって、電池から排出された電解液が外装ケースの外側に漏れ出たり、外部端子やリード線との接続部に付着してショートや腐食の原因となるのを有効に防止できる。
さらに、本発明の特筆すべき特徴は、防水構造を破壊することなく簡単に組み立てできることにある。それは、本発明が、防水袋にポッティング樹脂と電池のコアパックとを入れて、ポッティング樹脂でもって防水袋をコアパックに接着して電池組立とし、この電池組立を外装ケースに収納しているからである。ポッティング樹脂でコアパックに接着される防水袋は、コアパックの外形に沿う形状となって、外装ケース内の定位置に簡単に収納できる。防水袋が嵩張るのがポッティング樹脂で防止できるからである。
とくに、本発明の請求項2の製造方法は、請求項1に加えて、ポッティング樹脂を硬化させて所定の外形に成形した電池組立を外装ケースに収納する。このため、電池組立をより簡単に外装ケース内の定位置に収納できる特徴がある。
また、本発明の請求項3の製造方法は、ポッティング樹脂を未硬化とする状態で電池組立を外装ケースに収納して、外装ケースに収納される状態で、ポッティング樹脂を硬化させるので、電池組立を外装ケースの内面に沿う形状に成形できる。この方法は、電池組立を外装ケースに収納するときに、防水袋がコアパックと外装ケースとの間に強く挟まれて破損するのを確実に阻止できる。
また、本発明の請求項4の製造方法は、素電池に回路基板を接続して電池のコアパックとし、回路基板をポッティング樹脂に埋設するので、ポッティング樹脂で回路基板を保護できる。
さらに、本発明の請求項5の製造方法は、複数の素電池を、両端の端部電極を同一平面に配置する平行な姿勢に配置して、両端の電極端子にリード板を連結して電池のコアパックとし、防水袋の内部で素電池の端部をポッティング樹脂に埋設している。この方法で製造されるパック電池は、素電池の両端とリード板をポッティング樹脂に埋設して、しっかりと定位置に固定できる。とくに、隣接する素電池とリード板を理想的な絶縁状態で定位置に配置できる。
さらに、本発明の請求項7のパック電池は、電池のコアパックに、複数の素電池を定位置に配置する電池ホルダーを設けて、電池ホルダーには、電池を定位置に配置すると共に、電池端部を露出させる開口部のある挿入部を設けており、この電池ホルダーで定位置に配置される素電池の端部をポッティング樹脂に埋設している。この構造のパック電池は、素電池の温度差を小さくしながら、熱暴走の誘発を効果的に阻止できる。それは、このパック電池が、素電池を定位置に配置する電池ホルダーに、各々の電池を挿入して定位置に配置する挿入部を設けると共に、この挿入部の端部には、電池端部を露出させる開口部を設け、かつ素電池の端部をポッティング樹脂に埋設しているからである。このパック電池は、素電池の端部をポッティング樹脂に埋設するが、電池の中間部分は電池ホルダーの挿入部に挿入される。素電池の端部を埋設するポッティング樹脂は、素電池の熱を隣の素電池に伝導して素電池の温度差を少なくする。ただ、素電池の中間はポッティング樹脂に埋設されず、熱暴走した素電池が輻射熱で隣の素電池を加熱することがなく、ポッティング樹脂を介して伝導することもない。熱暴走した素電池の中間部分は、電池ホルダーの挿入部に挿入されるが、挿入部に入れられた素電池は電池ホルダーの挿入部内面に埋設状態のようには密着せず、隣接する素電池間を電池ホルダーが隔離する。この構造は、電池ホルダーでもって輻射熱による隣の素電池の加熱を阻止し、さらにポッティング樹脂に埋設される状態に比較して、熱伝導を制限できる。このため、素電池の熱暴走が隣に誘発するのを電池ホルダーで阻止することができる。すなわち、このパック電池は、電池の端部をポッティング樹脂に埋設して、その中間を電池ホルダーの挿入部に入れる独特の構造で、素電池の温度差を小さくしながら熱暴走を阻止するという、きわめて難しい互いに相反する特性を実現する。
さらにまた、本発明の請求項8のパック電池は、電池ホルダーに、ポッティング樹脂を充填する領域の外周に沿う周壁を設けて、この周壁の内側を、ポッティング樹脂を充填する充填室とし、この充填室にポッティング樹脂を充填して、充填室の開口部を防水袋で閉塞している。このパック電池は、電池ホルダーの充填室でもつて、ポッティング樹脂を所定の位置に充填できる。
さらにまた、本発明の請求項9のパック電池は、電池のコアパックに、素電池に接続している回路基板を設けて、この回路基板を充填室に配設して、ポッティング樹脂に埋設している。このパック電池は、回路基板をポッティング樹脂で確実に絶縁できる。また、本発明の請求項10のパック電池は、電池のコアパックが複数の素電池の端部電極にリード板を接続しており、電池の端部を埋設するポッティング樹脂にリード板を埋設している。このパック電池は、ポッティング樹脂でもって、リード板もしっかりと定位置に配置して、素電池に外れないように固定できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのパック電池とその製造方法を例示するものであって、本発明はパック電池とその製造方法を以下に特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1ないし図6に示すパック電池は、電池組立19を樹脂製の外装ケース4に収納している。電池組立19は、複数の素電池1を連結している電池のコアパック10と、このコアパック10を収納している樹脂材料からなる防水袋8と、防水袋8に充填されてコアパック10の一部ないし全体を埋設しているポッティング樹脂9とからなる。これらの図のパック電池は、図7ないし図10に示すように、電池のコアパック10が、複数の素電池1にリード板5を介して接続している回路基板6と、この回路基板6を収納する基板ホルダ7とを備える。電池のコアパック10は、複数の素電池1を電池ホルダー2で定位置に保持している。
素電池1は、円筒形電池であるリチウムイオン二次電池である。リチウムイオン二次電池は、大きさや重量に対する容量が大きく、パック電池のトータル容量を大きくできる。ただ、リチウムイオン二次電池は、熱暴走して数百℃と極めて高温に過熱されることから、熱暴走の誘発を阻止することは特に大切である。ただし、本発明は、電池をリチウムイオン二次電池には特定しない。電池には、充電できる他の電池、たとえばニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池等も使用できる。また、図のパック電池は、素電池1を円筒形電池とするが、電池には角形電池も使用できる。各々の素電池1は、その両端の端部電極にリード板5をスポット溶接などの方法で溶接して、隣接する素電池1を直列又は並列に接続している。
電池ホルダー2は、プラスチック等の絶縁材を成形して制作される。この電池ホルダー2は、すべての素電池1を平行な姿勢で定位置に配置する。電池ホルダー2で定位置に配置される素電池1は、その両端にリード板5を溶接するが、各々の端部に溶接されるリード板5は、同一面に位置するように、各々の素電池1をその両端部がほぼ同一面に位置するように、挿入部11に入れて特定の位置に配置している。
図11の断面図に示す電池ホルダー2は、この図において、プラスチックを上下に2分割して成形している。さらに、図11に示す電池ホルダー2は、上下両面にポッティング樹脂9を充填する充填室3を設けている。この図において、下側に配置される第1の電池ホルダー2Aは、下面にポッティング樹脂9を充填する第1充填室3Aを設けており、上側に配設される第2の電池ホルダー2Bは、上面に第2充填室3Bを設けている。
電池ホルダー2は、素電池1を挿入して定位置に配置する挿入部11を備える。図のパック電池は、素電池1を円筒形電池とするので、挿入部11を円柱状としている。円柱状の挿入部11は、その内径を円筒形電池の外径よりもわずかに大きくして、スムーズに素電池1を挿入できるようにしている。また、挿入する状態で、電池表面と挿入部11内面との間にわずかな隙間を設けている。電池ホルダー2は、プラスチックを筒状に成形して内側に挿入部11を設けることができ、また、プラスチックをブロック状に成形してその内部に円柱状の貫通孔を設けて挿入部を設けることができる。プラスチックを筒状に成形する電池ホルダー2は、各々の素電池1を筒状の挿入部11に入れて定位置に配置する。この電池ホルダー2は、隣接する素電池1を分離して成形される挿入部11に挿入するので、熱暴走をより効果的に阻止できる。また、貫通孔の挿入部11に素電池1を挿入する電池ホルダー2は、熱容量が大きく、素電池1の熱を吸収して素電池1の温度上昇を防止できると共に、隣接する素電池1の温度差をより小さくできる。
挿入部11は、電池端部を充填室3に露出させる開口部13を両端に設けている。開口部13は、挿入部11に挿入される素電池1の端部を挿入部11から外部に、すなわち充填室3の底部に露出させる。開口部13から充填室3に露出される素電池1は、その両端の端部電極にリード板5が溶接される。端部電極に溶接されるリード板5は、充填室3の底部に配設される。
図11の電池ホルダー2は、挿入部11の開口端部に、ポッティング樹脂9を充填する流し込み隙間14を設けている。流し込み隙間14は、内径を素電池1の外径よりも大きくし、素電池1との間にポッティング樹脂9を流入させる隙間を設けている。図11に示すように、流し込み隙間14に充填されるポッティング樹脂9は、素電池1の両端部を埋設する。流し込み隙間14に流入するポッティング樹脂9の量は、流し込み隙間14の寸法、すなわち素電池1と挿入部11との間隔と、未硬化でペースト状をしているポッティング樹脂9の粘度でコントロールする。流し込み隙間14の隙間を広く、ポッティング樹脂9の粘度を低くして、流し込み隙間14に充填されるポッティング樹脂9の量を多くできる。反対に、ポッティング樹脂9の粘度を高くし、流し込み隙間14を狭くして、流し込み隙間14に流入されるポッティング樹脂9の量を少なくできる。図11に示すように、挿入部11の両端部に流し込み隙間14を設けて、ここにポッティング樹脂9を流入する構造は、ポッティング樹脂9で素電池1を定位置にしっかりと固定しながら、ポッティング樹脂9と電池端部との熱結合状態を最適状態にコントロールできる。流し込み隙間14を深く、言い換えると素電池1を長い寸法でポッティング樹脂9に深く埋設して、素電池1とポッティング樹脂9との熱結合を大きくでき、反対に素電池1をポッティング樹脂9に浅く埋設して、素電池1とポッティング樹脂9の熱結合を小さくできるからである。素電池1とポッティング樹脂9との熱結合状態は、熱暴走の誘発を阻止しながら、素電池1の温度差を少なくできるように、たとえば、電池全長の5%ないし20%をポッティング樹脂9に埋設する。
図11に示すように、充填室3は、ここに未硬化でペースト状のポッティング樹脂9を充填するために、ポッティング樹脂9を充填する領域の外周に沿って周壁12を設けて、周壁12の内側を充填室3としている。充填室3に充填されるポッティング樹脂9の厚さは、周壁12の高さでコントロールできる。周壁12を高くして、多量のポッティング樹脂9を充填室3に深く充填できる。充填室3の深さは、ここに充填するポッティング樹脂9でもって、隣接する素電池1の熱伝導を良くして、温度差を少なくする厚さ、たとえば約5mmないし10mmとしている。
さらに、図7と図8に示す周壁12は、充填室3に配設されるリード板5の接続部5Aを周壁12の外側に取り出すためのスリット16を開口している。このスリット16の幅は、ここに挿入される接続部5Aの厚さとほぼ等しくしており、充填室3に充填されるペースト状のポッティング樹脂9がスリット16からこぼれるのを阻止している。ただ、充填室に充填されるペースト状のポッティング樹脂には粘性があるので、スリットの幅を多少は広くしても、この部分からポッティング樹脂がこぼれるのを防止できる。したがって、スリットは、粘性のあるペースト状のポッティング樹脂が通過できない範囲で開口幅を広くすることもできる。ただ、周壁は、必ずしもリード板の接続部を貫通させるスリットを開口する必要はなく、図12に示すように、スリットを開口しない周壁42とすると共に、リード板45の接続部45Aを周壁42に沿う形状に折曲して、周壁42の外側に引き出すこともできる。
防水袋8は、図10に示すように、可撓性シートを袋状に成形したものである。防水袋8は、電池のコアパック10を収納できる形状と大きさに可撓性シートを成形している。防水袋8は、収納される電池のコアパック10の外形に沿う袋状、たとえば、コアパック10を無理なく収納できるように、コアパック10の外形よりも多少大きな直方体形状や角筒状とすることができる。ただ、防水袋は、円筒状や楕円筒状とすることもできる。防水袋8の可撓性シートには、プラスチックシートが使用できる。プラスチックシートには、ポリイミド(PI)、ポリエチレンイミド(PEI)、ペット(PET)等が使用できる。これらのプラスチックシートは、可撓性と耐熱性に優れている特長がある。ただ、可撓性シートには、他のプラスチックシートも使用できる。さらに、防水袋8は、好ましくは、透光性を有する可撓性シートで製造する。この防水袋8は、内側に収納されるコアパック10の充填室3に充填したポッティング樹脂9の充填状態や硬化状態、さらには、防水袋8の内面による充填室3の開口部の閉塞状態を外側から確認できる特長がある。
以上の構造の電池ホルダー2は、以下のようにして充填室3にポッティング樹脂9を充填して、電池組立19とし、これを外装ケース4に収納して組み立てられる。
(1)素電池1を電池ホルダー2の定位置に配置して、素電池1の端部電極にリード板5を溶接して電池のコアパック10とする。電池ホルダー2に設けている上方の充填室3にポッティング樹脂9を充填する。このとき、電池ホルダー2は、上方を開口する充填室3の周壁12の上縁15を水平な姿勢として、充填室3にポッティング樹脂9を充填する。ポッティング樹脂9は、周壁12の上面まで充填される。電池のコアパック10は、防水袋8に入れる状態でポッティング樹脂9を充填することもできるが、防水袋8に入れない状態で一方の充填室3にポッティング樹脂9を充填して簡単に充填できる。したがって、一方の充填室3にポッティング樹脂9を充填する状態で、コアパック10は防水袋8に入れない。ただし、防水袋に入れて充填室にポッティング樹脂を充填することもできる。
(2)充填室3に入れたポッティング樹脂9が未硬化な状態、すなわち液状ないしペースト状の状態で、コアパック10を防水袋8に充填し、防水袋8でポッティング樹脂9を充填している充填室3の上面開口部を閉塞する。この状態で、防水袋8は、未硬化でペースト状のポッティング樹脂9に密着される。
(3)防水袋8が充填室3のポッティング樹脂9を漏れない状態として、電池ホルダー2を上下反転する。この状態で、ポッティング樹脂9を充填している充填室3を下方に配置して、ポッティング樹脂9の充填されない充填室3を上方に開口する状態とする。
(4)防水袋8に入れたコアパック10の充填室3にポッティング樹脂9を充填する。その後、上方開口の充填室3に充填されたポッティング樹脂9に防水袋8の内面を密着して、ポッティング樹脂9を硬化させる。硬化したポッティング樹脂9は、防水袋8の内面に接着される。
(5)以上の工程で製造された電池組立19は、外装ケース4に収納されてパック電池となる。
さらに、図13の電池ホルダー22は、素電池1の両端を埋設するポッティング樹脂9を連結する連結孔27を設けている。この連結孔27は、上下の充填室3を連結するように設けられて、素電池1の両端に充填されるポッティング樹脂9を連結する。この電池ホルダー22は、電池のコアパック20を防水袋8に入れる状態で、素電池1の上方の第2充填室3Bにポッティング樹脂9を充填して、連結孔27から下方の第1充填室3Aにポッティング樹脂9を充填できる。このため、電池ホルダー22を上下反転することなく、電池両端の充填室3にポッティング樹脂9を充填できる。この電池ホルダー22は、以下のようにして、上下の充填室3にポッティング樹脂9を充填して電池組立29となる。
(1)素電池1を電池ホルダー22の定位置に配置して、素電池1の端部電極にリード板5を溶接して電池のコアパック20とする。
(2)電池のコアパック20を防水袋8に入れ、下側の充填室3である第1充填室3Aの周壁12の下端の開口部を防水袋8で閉塞する。
(3)防水袋8の内部で、上の第2充填室3Bの上方を開口する状態とし、この第2充填室3Bの周壁12の上縁15を水平な姿勢として、防水袋8に入れるポッティング樹脂9を、上の第2充填室3Bに充填する。ここに充填されるポッティング樹脂9は、連結孔27から下の第1充填室3Aに流下する。下の第1充填室3Aは防水袋8で閉塞しているので、この第1充填室3Aがポッティング樹脂9で満たされると、上の第2充填室3Bに溜まるようになる。上の第2充填室3Bの周壁12の上面までポッティング樹脂9を充填すると、上下の充填室3にポッティング樹脂9が充填される。第2充填室2Bにポッティング樹脂9を満たした後、このポッティング樹脂9に防水袋8の内面を密着させる。この状態で、充填室3のポッティング樹脂9を硬化させると、ポッティング樹脂9は防水袋8の内面を電池のコアパック20に接着させる。
以上の電池組立29は、電池ホルダー22を上下反転することなく、素電池1の両端部をポッティング樹脂9に埋設できる。電池組立29は、外装ケース4に収納されてパック電池となる。
以上のパック電池は、電池の両端部をポッティング樹脂9に埋設して電池組立19、29とする。図14は、防水袋8にポッティング樹脂9を充填すると共に、回路基板6を接続している電池のコアパック10を防水袋8に入れて、電池組立39を製造する方法を示している。この方法で製造される電池組立39は、素電池1と回路基板6の両方をポッティング樹脂9に埋設する構造となる。さらに、この電池組立39は、防水袋8にポッティング樹脂9とコアパック10とを入れて防水袋8の開口部を閉塞した後、ポッティング樹脂9が未硬化な状態で、図15に示すように、成形型31を使用して外形を外装ケース4の内形に沿う特定形状に成形できる。特定形状に成形された電池組立39は、防水袋8の内面のほぼ全体がポッティング樹脂9を介してコアパック10に接着される。この構造の電池組立39は、外装ケース4に入れる状態で外装ケース4の内形に成形されるので、防水袋8が邪魔にならず、極めて簡単に外装ケース4に入れて組み立てできる特徴がある。
さらにまた、図14で示すように、防水袋8にポッティング樹脂9とコアパック10を入れて電池組立39を制作する方法は、防水袋8にポッティング樹脂9とコアパック10とを入れて防水袋8の開口部を閉塞した後、図16に示すように、ポッティング樹脂9が未硬化な状態で、電池組立39を外装ケース4に入れて組み立てることもできる。このパック電池は、外装ケース4に収納された状態でポッティング樹脂が硬化する。この状態でポッティング樹脂が硬化する電池組立39は、ポッティング樹脂9が硬化する状態で外装ケース4の内形に沿う形状となる。外装ケース4を成形型としてポッティング樹脂9が硬化するからである。
本発明の一実施例にかかるパック電池の斜視図である。 図1に示すパック電池の分解斜視図である。 図2に示すパック電池を下側から見た背面斜視図である。 図1に示すパック電池の垂直縦断面図である。 図4に示すパック電池にコアパックが収納される状態を示す垂直縦断面図である。 図1に示すパック電池の垂直横断面図である。 図1に示すパック電池のコアパックの斜視図である。 図7に示すコアパックの背面斜視図である。 図7に示すコアパックの電池ホルダの分解斜視図である。 図7に示すコアパックを防水袋に挿入した状態を示す斜視図である。 図10に示すコアパックの縦断面図である。 リード板の他の一例を示す要部拡大斜視図である。 コアパックの他の一例を示す縦断面図である。 本発明の他の実施例にかかるパック電池のコアパックを防水袋に挿入する状態を示す斜視図である。 図14に示す防水袋にポッティング樹脂を充填する状態を示す断面図である。 本発明の他の実施例にかかるパック電池の垂直横断面図である。
符号の説明
1…素電池
2…電池ホルダ 2A…第1の電池ホルダー
2B…第2の電池ホルダー
3…充填室 3A…第1充填室
3B…第2充填室
4…外装ケース
5…リード板 5A…接続部
6…回路基板
7…基板ホルダ
8…防水袋
9…ポッティング樹脂
10…コアパック
11…挿入部
12…周壁
13…開口部
14…流し込み隙間
15…上縁
16…スリット
19…電池組立
20…コアパック
22…電池ホルダー
27…連結孔
29…電池組立
31…成形型
39…電池組立
42…周壁
45…リード板 45A…接続部

Claims (10)

  1. 素電池を電池ホルダーの定位置に配置して電池のコアパックとする工程と、可撓性シートからなる防水袋に、未硬化なポッティング樹脂と電池のコアパックを入れて電池組立とする工程と、前記ポッティング樹脂を硬化させて前記防水袋を電池のコアパックの外形に沿わせて接着する工程と、前記電池組立を外装ケースに収納する工程とからなるパック電池の製造方法。
  2. 前記防水袋に電池のコアパックとポッティング樹脂を入れた後、電池組立を所定の外形に成形してポッティング樹脂を硬化し、所定の形状に成形されてなる電池組立を外装ケースに収納する請求項1に記載されるパック電池の製造方法。
  3. ポッティング樹脂が未硬化な状態で電池組立を外装ケースに収納し、その後、外装ケースの内部においてポッティング樹脂を硬化させて防水袋をコアパックに接着する請求項1に記載されるパック電池の製造方法。
  4. 素電池に回路基板を接続して電池のコアパックとし、回路基板をポッティング樹脂に埋設する請求項1に記載されるパック電池の製造方法。
  5. 複数の素電池を、両端の端部電極を同一平面に配置する平行な姿勢に配置して、両端の電極端子にリード板を連結して電池のコアパックとし、防水袋の内部で素電池の端部をポッティング樹脂に埋設する請求項1に記載されるパック電池の製造方法。
  6. 可撓性シートからなる防水袋と、素電池を定位置に配置する電池ホルダーと、この防水袋に収納され前記電池ホルダーを備えてなる電池のコアパックと、前記防水袋に充填されて、電池のコアパックの一部ないし全体を埋設すると共に、前記防水袋をコアパックの外形に沿わせて接着してなるポッティング樹脂と、このポッティング樹脂で防水袋を電池のコアパックに接着してなる電池組立を収納している外装ケースとを備えるパック電池。
  7. の電池ホルダーは、素電池を定位置に配置すると共に、電池端部を露出させる開口部のある挿入部を有し、この電池ホルダーで定位置に配置される素電池の端部をポッティン
    グ樹脂に埋設してなる請求項6に記載されるパック電池。
  8. 前記電池ホルダーが、ポッティング樹脂を充填する領域の外周に沿う周壁を有し、この周壁の内側にポッティング樹脂を充填する充填室を設けて、この充填室にポッティング樹脂を充填しており、充填室の開口部を防水袋で閉塞している請求項7に記載されるパック電池。
  9. 電池のコアパックが、素電池に接続してなる回路基板を備え、この回路基板がポッティング樹脂に埋設されてなる請求項6に記載されるパック電池。
  10. 前記電池のコアパックが、複数の素電池の端部電極にリード板を接続して、素電池の端部を埋設するポッティング樹脂にリード板を埋設している請求項8に記載されるパック電池。
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