JP5474313B2 - 半導体記憶装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は半導体記憶装置及びその制御方法に関し、特に、複数のビット線のいずれにも接続可能な複数のセンスアンプを有する半導体記憶装置及びその制御方法に関する。
現在、半導体記憶装置には種々のタイプのものが存在し、代表的な半導体記憶装置としてDRAM(Dynamic Random Access Memory)が挙げられる。DRAMの多くはクロック信号に同期してデータの入出力を行うシンクロナス型であり、7ns程度のサイクルでランダムアクセスが可能である。
しかしながら、DRAMは揮発性メモリであり、電源を切ると記憶データが失われてしまうため、プログラムや長期的に保存すべきデータの格納には適していない。また、電源投入中も、データを保持するためには定期的にリフレッシュ動作を行う必要があるため、消費電力の低減に限界があるとともに、コントローラによる複雑な制御が必要であるという課題を抱えている。
大容量の不揮発性半導体メモリとしては、フラッシュメモリが知られている。しかしながら、フラッシュメモリは、データの書き込みやデータの消去に大電流が必要であり、しかも、書き込み時間や消去時間が非常に長いというデメリットを有している。したがって、メインメモリとしてのDRAMを代替することは不適切である。その他、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)やFRAM(Ferroelectric Random Access Memory)等の不揮発性メモリが提案されているが、DRAMと同等の記憶容量を得ることは困難である。
一方、DRAMに代わる半導体メモリとして、相変化材料を用いて記録を行うPRAM(Phase change Random Access Memory)が提案されている(特許文献1〜4参照)。PRAMは、記録層に含まれる相変化材料の相状態によってデータを記憶する。つまり、相変化材料は、結晶相における電気抵抗とアモルファス相における電気抵抗が大きく異なっていることから、これを利用してデータを記録することができる。
相状態の変化は、相変化材料に書き込み電流を流し、これにより相変化材料を加熱することによって行われる。一方、データの読み出しは、相変化材料に読み出し電流を流し、その抵抗値を測定することによって行われる。読み出し電流は、相変化を生じさせないよう、書き込み電流よりも十分小さな値に設定される。このため、PRAMは、DRAMと異なり非破壊読み出しが可能である。また、相変化材料の相状態は、高熱を印加しない限り変化しないことから、電源を切ってもデータが失われることはない。
特開2006−24355号公報 特開2005−158199号公報 特開2006−31795号公報 特開2006−294181号公報 特開平5−303891号公報
DRAMは電圧センス型の半導体記憶装置であることから、ビット線対に生じる電位差をセンスアンプで増幅することによりデータの読み出しが行われる。これに対し、PRAMは電流センス型の半導体記憶装置であることから、データ読み出しにおいては、メモリセルに読み出し電流を流すことによって保持内容を電位差に変換し、さらに、この電位差を増幅する必要がある。
このため、PRAMのセンスアンプは、DRAMのセンスアンプに比べて回路規模が非常に大きくなる。したがって、DRAMのようにビット線ごとにセンスアンプを設けることは現実的でなく、複数のビット線に対して同じセンスアンプを共用する必要が生じる。
しかしながら、複数のビット線に対して同じセンスアンプを共用すると、連続したリード動作が要求された場合、現在のセンス動作が完了してから次のセンス動作を開始する必要が生じるため、センスアンプの動作速度によってデータの読み出しサイクルが制限されてしまう。このため、データの読み出しサイクルがDRAMに比べて大幅に長くなり、DRAMとの互換性を保つことができなくなるという問題があった。
このような問題は、PRAMだけでなく、センス動作に時間のかかる他のタイプの半導体記憶装置(例えばRRAM:Resistive Random Access Memory)においても同様に生じる問題である。
したがって、本発明の目的は、データの読み出しを高速に行うことが可能な半導体記憶装置及びその制御方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、複数のビット線が同じセンスアンプを共有するタイプの半導体記憶装置であって、データの読み出しを高速に行うことが可能な半導体記憶装置、並びに、その制御方法を提供することである。
本発明による半導体記憶装置は、複数のワード線と、複数のビット線と、ワード線とビット線の交点に配置された複数のメモリセルと、複数のワード線のいずれかを選択するワードドライバと、複数のビット線のいずれにも接続可能な複数のセンスアンプと、ワードドライバによって所定のワード線が選択された状態で、所定のワード線に繋がる複数のメモリセルに対して連続したリード動作が要求されたことに応答して、複数のセンスアンプを順次起動するセンスアンプ起動回路と、ワードドライバによって所定のワード線が選択された状態で、所定のワード線に繋がる同じメモリセルに対して連続したリード動作が要求されたことに応答して、センスアンプ起動回路の動作を一時的に停止させるアドレス判定回路と、を備えることを特徴とする。
また、本発明による半導体記憶装置の制御方法は、複数のワード線と、複数のビット線と、ワード線とビット線の交点に配置された複数のメモリセルと、複数のワード線のいずれかを選択するワードドライバと、複数のビット線のいずれにも接続可能な複数のセンスアンプとを備える半導体記憶装置の制御方法であって、ワードドライバによって所定のワード線が選択された状態で、所定のワード線に繋がる複数のメモリセルに対して連続したリード動作が要求されたことに応答して、複数のセンスアンプを順次起動し、ワードドライバによって所定のワード線が選択された状態で、所定のワード線に繋がる同じメモリセルに対して連続したリード動作が要求されたことに応答して、センスアンプの起動を一時的に停止させることを特徴とする。
本発明によれば、複数のビット線のいずれにも接続可能な複数のセンスアンプを備えていることから、同じワード線に繋がる複数のメモリセルに対するリード動作を並列に実行することが可能となる。これにより、センス動作に時間がかかる場合であっても、並列動作によりデータの読み出しを高速に行うことが可能となる。
しかも、同じメモリセルに対してリード動作が連続して要求された場合には、アドレス判定回路によってセンスアンプの起動が一時的に停止することから、同じメモリセルに対して複数のセンスアンプが並列に動作することがない。これにより、同じメモリセルに対して複数のセンスアンプが並列に動作することによって生じるデータの破壊を回避することが可能となる。
その結果、任意のアドレスに対して高速なリード動作を行うことができることから、例えば本発明の対象がPRAMであっても、DRAMとの互換性を確保することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置の構造を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態による半導体記憶装置10は、複数のメモリセルを含むメモリセルアレイ11と、アドレス信号ADDを受ける複数のアドレス端子21と、コマンド信号CMDを受ける複数のコマンド端子22と、外部クロック信号CKを受けるクロック端子23と、データDQの入出力を行うデータ端子24とを備えている。特に限定されるものではないが、本実施形態による半導体記憶装置10は、外部クロック信号CKに同期して動作するシンクロナス型の半導体記憶装置である。
アドレス端子21を介して入力されるアドレス信号ADDは、アドレスバッファ31に供給される。アドレスバッファ31に供給されたアドレス信号ADDのうち、ロウアドレスXADについてはロウデコーダ32に供給され、カラムアドレスについてはカラムデコーダ33及びアドレス判定回路34に供給される。メモリセルアレイ11及びアドレス判定回路34の詳細については後述する。
ロウデコーダ32は、ロウアドレスXADをデコードし、デコード結果をメモリセルアレイ11内のワードドライバ(WD)に供給する回路である。これにより、メモリセルアレイ11に含まれる複数のワード線のいずれか選択される。
カラムデコーダ33は、カラムアドレスYADをデコードし、デコード結果をメモリセルアレイ11内のカラムスイッチ(YSW)に供給する回路である。これにより、複数のカラムスイッチのいずれかが導通状態となる。
コマンド端子22を介して入力されるコマンド信号CMDは、コマンドデコーダ41に供給される。コマンドデコーダ41は、コマンド信号CMDを解析することによって、各種内部コマンドを生成する回路である。コマンドデコーダ41は種々の内部コマンドを生成するが、図1にはリードイネーブル信号CYE、リセット信号RST及びセンスアンプ選択信号SA1,SA2のみを示している。他の内部コマンドについては、本発明の要旨と直接関係がないことから説明を省略する。
リードイネーブル信号CYEは、センスアンプ起動回路42及び判定出力制御回路43に供給される。また、リセット信号RSTは判定出力制御回路43に供給され、センスアンプの選択信号SA1,SA2はセンスアンプ起動回路42に供給される。センスアンプ起動回路42及び判定出力制御回路43の詳細については後述する。
クロック端子23を介して入力される外部クロック信号CKは、クロック制御回路51に供給される。クロック制御回路51は、外部クロック信号CKに基づいて各種内部クロックを生成する回路である。クロック制御回路51は種々の内部クロックを生成するが、図1にはラッチクロックCLKのみを示している。他の内部クロックについては、本発明の要旨と直接関係がないことから説明を省略する。ラッチクロックCLKは、アドレス判定回路34及び判定出力制御回路43に供給される。
メモリセルアレイ11から読み出されたデータは、第1及び第2のセンスアンプ61,62によって増幅される。センスアンプ61,62は、それぞれセンスアンプ起動信号SAE1,SAE2によって起動される。センスアンプ起動信号SAE1,SAE2は、センスアンプ起動回路42より供給される信号である。詳細については後述するが、これらセンスアンプ61,62は互いに並列動作が可能であり、これによって読み出しサイクルの短縮が図られている。
センスアンプ61,62の出力はデータバスBUSを介して出力制御回路70に供給される。出力制御回路70は、FIFO回路71及び出力回路72を含み、データバスBUSを介して供給されたリードデータDQをデータ端子24から出力する。リードデータDQの出力は、外部クロック信号CKに同期して行われる。また、データバスBUS上には、ラッチ回路73が設けられており、これによりセンスアンプ61,62から出力されるリードデータが変化しない限り、データバスBUS上のデータは直前の状態を保持する。
尚、図1においては、データ端子24を1個しか表記していないが、本発明がこれに限定されるものではなく、仕様に応じてデータ端子24を複数(例えば16個)設けても構わない。データ端子24を例えば16個設ける場合、センスアンプ61,62、データバスBUS及び出力制御回路70からなる回路群を16セット設ければよい。これにより、一度に16ビットのリードデータを出力することが可能となる。
図2は、メモリセルアレイ11の構造をより詳細に説明するための回路図である。
図2に示すように、メモリセルアレイ11は、複数のメモリマットMAT11,MAT12,MAT13・・・と、これら複数のメモリマットに対して共通に割り当てられた第1及び第2のトランスファラインTRL1,TRL2とを有している。トランスファラインTRL1,TRL2は、それぞれ第1及び第2のセンスアンプ61,62に接続されている。
メモリマットMAT11,MAT12,MAT13・・・は、いずれも複数のワード線WL1〜WLmと、複数のビット線BL1〜BLnと、これらの交点に配置されたメモリセルMCによって構成されている。ワード線WL1〜WLmの選択は、ワードドライバWDによって行われ、ワード線WL1〜WLmのいずれか一つが活性状態とされる。ワードドライバWDの動作は、上述の通り、ロウデコーダ32によって制御される。また、ビット線BL1〜BLnは、対応するカラムスイッチYSWを介してグローバルビット線GBLに接続可能に構成されている。カラムスイッチYSWの動作は、上述の通り、カラムデコーダ33によって制御される。
本実施形態では、一つのメモリマットあたり、グローバルビット線GBLが2本設けられている。より具体的には、奇数番目のビット線BL1,BL3,・・・BLn−1については一方のグローバルビット線GBL1(又はGBL3)が割り当てられ、偶数番目のビット線BL2,BL4,・・・BLnについては他方のグローバルビット線GBL2(又はGBL4)が割り当てられている。このような構成により、奇数番目のビット線を介したリード動作中に、偶数番目のビット線を介したリード動作を並列に実行することが可能となる。もちろん、その逆も可能である。
これに対し、奇数番目のビット線(例えばBL1)を介したリード動作中に、他の奇数番目のビット線(例えばBL3)を介したリード動作を並列に実行することはできない。同様に、偶数番目のビット線(例えばBL2)を介したリード動作中に、他の偶数番目のビット線(例えばBL4)を介したリード動作を並列に実行することはできない。このようなビット線選択を行うと、同じグローバルビット線上でデータの衝突が生じるからである。しかしながら、奇数番目又は偶数番目のビット線の中から、いずれのビット線を選択するか、ロウアドレスによって決まるよう構成すれば、奇数番目又は偶数番目のビット線が連続して選択されることはなくなる。
特に限定されるものではないが、本実施形態においては、トランスファラインTRL1,TRL2を共有するメモリマットMATのうち、ロウ方向に隣接する2つのメモリマットには同じロウアドレスが割り当てられている。例えば、メモリマットMAT12,MAT22に対応するワードドライバWDには、同じロウアドレスが供給される。このため、メモリマットMAT12に含まれるワード線とMAT22に含まれるワード線は、同時に選択されることになる。したがって、同時に選択されるワード線同士は、あらかじめ短絡されていても構わない。
かかる構成により、4本のグローバルビット線GBL1〜GBL4を用いて4本のビット線を連続して選択することが可能となる。換言すれば、ロウアドレスが確定し、所定のワード線が選択された状態で、4本のビット線を介したリード動作を連続して実行することが可能となる。但し、本発明がこれに限定されるものではなく、例えば、8ビットさらには16ビットの連続アクセスを可能に構成することも可能である。
図3は、メモリセルMCの回路図である。
図3に示すように、メモリセルMCは相変化材料からなる相変化記憶素子PCと選択トランジスタTrによって構成され、これらがビット線BLとソース線VSSとの間に直列接続されている。
相変化記憶素子PCを構成する相変化材料としては、2以上の相状態を取り、且つ、相状態によって電気抵抗が異なる材料であれば特に制限されないが、いわゆるカルコゲナイド材料を選択することが好ましい。カルコゲナイド材料とは、ゲルマニウム(Ge)、アンチモン(Sb)、テルル(Te)、インジウム(In)、セレン(Se)等の元素を少なくとも一つ以上含む合金を指す。一例として、GaSb、InSb、InSe、SbTe、GeTe等の2元系元素、GeSbTe、InSbTe、GaSeTe、SnSbTe、InSbGe等の3元系元素、AgInSbTe、(GeSn)SbTe、GeSb(SeTe)、Te81Ge15Sb等の4元系元素が挙げられる。
カルコゲナイド材料を含む相変化材料は、アモルファス相(非晶質相)及び結晶相のいずれかの相状態をとることができ、アモルファス相では相対的に高抵抗状態、結晶相では相対的に低抵抗状態となる。
選択トランジスタTrは、NチャンネルMOSトランジスタによって構成され、そのゲート電極は対応するワード線WLに接続されている。これにより、ワード線WLが活性化すると、ビット線BLとソース線VSSとの間に相変化記憶素子PCが接続された状態となる。
相変化材料をアモルファス化(リセット)するためには、書き込み電流の印加によって相変化材料を融点以上の温度に加熱し、その後急速に冷却すればよい。一方、相変化材料を結晶化(セット)するためには、書き込み電流の印加によって相変化材料を結晶化温度以上、融点未満の温度に加熱し、その後徐々に冷却すればよい。このような書き込み電流の印加は、図示しない書き込み回路によって供給される。但し、データの書き込み動作は本発明に直接関係しないことから、データの書き込みに関連する説明は省略する。
一方、データの読み出しは、選択トランジスタTrをオンさせることによって相変化記憶素子PCをビット線BLに接続し、この状態で読み出し電流を流すことによって行われる。読み出し電流は、相変化を生じさせないよう、書き込み電流よりも十分小さな値に設定される。このため、メモリセルMCは、DRAMとは異なり、非破壊読み出しが可能である。また、相変化材料の相状態は、高熱を印加しない限り変化しないことから、電源を切ってもデータが失われることはない。データの読み出しに関連する回路及びその動作については、追って詳述する。
図2に戻って、トランスファスイッチTSWは、第1のトランスファラインTRL1に接続された第1のトランスファスイッチTSW1と、第2のトランスファラインTRL2に接続された第2のトランスファスイッチTSW2によって構成されている。これらトランスファスイッチTSW1,TSW2は、転送信号S30に応答して排他的にオンする。したがって、選択されたメモリセルMCは、第1のトランスファスイッチTSW1がオンすれば第1のセンスアンプ61に接続され、第2のトランスファスイッチTSW2がオンすれば第2のセンスアンプ62に接続されることになる。
上述の通り、トランスファラインTRL1,TRL2は複数のメモリマットMAT11,MAT12,MAT13・・・に対して共通に割り当てられている。したがって、第1及び第2のセンスアンプ61,62も、複数のメモリマットMAT11,MAT12,MAT13・・・に対して共通に割り当てられる。つまり、複数のメモリマットMAT11,MAT12,MAT13・・・に対して読み出し回路が2系統設けられていることになる。
DRAMのような一般的な半導体記憶装置では、センスアンプはビット線対ごとに割り当てられるため、センスアンプはセルアレイの内部に配置されることが多い。しかしながら、PRAMにおいては、データを読み出す場合、相変化記憶素子PCに読み出し電流を流すことによってメモリセルMCの保持内容を電位差に変換し、さらに、この電位差を増幅する必要がある。このため、PRAMのセンスアンプは、DRAMのセンスアンプに比べて回路規模が非常に大きくなる。このような理由から、本実施形態では、複数のメモリマットMAT11,MAT12,MAT13・・・に対して、センスアンプ61,62を共通に割り当てているのである。
図4は、第1のセンスアンプ61の回路図である。
図4に示すように、第1のセンスアンプ61は、変換回路100と増幅回路200とタイミング信号生成回路300によって構成されている。変換回路100は、メモリセルMCの保持内容を電位差に変換する回路であり、増幅回路200は、変換回路100によって生成された電位差を増幅する回路である。また、タイミング信号生成回路300は、プリチャージ信号S11、センス活性化信号S12及びラッチ信号S13を生成する回路であり、センスアンプ起動回路42より供給されるセンスアンプ起動信号SAE1の活性化に応答して、これら信号S11〜S13を生成する。
図4に示すように、変換回路100は、内部ノードAと電源配線との間に並列に接続された読み出しトランジスタ101及びプリチャージトランジスタ102と、内部ノードAとグランド配線との間に接続されたリセットトランジスタ103とを備えている。
読み出しトランジスタ101は、Pチャンネル型のMOSトランジスタであり、ダイオード接続されたトランジスタ111及び電流制限回路120を介して、トランスファラインTRL1に読み出し電流を供給する役割を果たす。プリチャージトランジスタ102もPチャンネル型のMOSトランジスタであり、ダイオード接続されたトランジスタ112及び電流制限回路120を介して、トランスファラインTRL1をプリチャージする役割を果たす。これは、読み出し前の期間ではトランスファラインTRL1がグランドレベルまで低下しているため、読み出し可能なレベルまで速やかに電位を上昇させる必要があるからである。したがって、プリチャージトランジスタ102の電流供給能力は、読み出しトランジスタ101の電流供給能力よりも十分に高く設計される。
また、リセットトランジスタ103は、Nチャンネル型のMOSトランジスタであり、読み出し終了後にトランスファラインTRL1をグランドレベルまで低下させる役割を果たす。
プリチャージトランジスタ102のゲートには、プリチャージ信号S11が供給される。このため、プリチャージ信号S11が活性レベル(ローレベル)になると、トランスファラインTRL1は速やかにプリチャージされる。また、読み出しトランジスタ101とリセットトランジスタ103のゲートには、センス活性化信号S12が共通に供給される。このため、センス活性化信号S12が活性レベル(ローレベル)になると、トランスファラインTRL1には読み出し電流が供給され、非活性レベル(ハイレベル)になると、トランスファラインTRL1はグランドレベルに接続される。
一方、増幅回路200は、差動回路部210、ラッチ部220及び出力回路230を含んでいる。
差動回路部210は、内部ノードAの電位と基準電位Vrefを比較する回路であり、センス活性化信号S12が活性レベルになると比較動作を実行し、内部ノードB,C間により大きな電位差を生じさせる。また、ラッチ部220は、差動回路部210の出力を保持する回路であり、ラッチ信号S13が活性レベル(ハイレベル)になると、ラッチ動作を実行する。さらに、出力回路230は、差動回路部210の出力に基づいてデータバスBUSを駆動する回路であり、ラッチ信号S13が活性レベルになると、出力動作を実行する。
以上が第1のセンスアンプ61の回路構成である。第2のセンスアンプ62については、変換回路100が第2のトランスファラインTRL2に接続される点、並びに、タイミング信号生成回路300にセンスアンプ起動信号SAE2が供給される点を除き、図4に示した第1のセンスアンプ61と同じ回路構成を有している。
図5は、第1のセンスアンプ61の動作を説明するためのタイミング図である。
第1のセンスアンプSA1を用いたデータの読み出しを行う前の状態においては(時刻t1以前)、プリチャージ信号S11及びセンス活性化信号S12はいずれもハイレベルである。これによりリセットトランジスタ103がオンすることから、トランスファラインTRL1はグランドレベルに保たれる。
そして、時刻t1においてプリチャージ信号S11及びセンス活性化信号S12をローレベルに活性化させると、リセットトランジスタ103がオフし、読み出しトランジスタ101及びプリチャージトランジスタ102がオンすることから、トランスファラインTRL1がプリチャージされる。これにより、内部ノードAの電位は、基準電位Vref近傍まで上昇する。
次に、時刻t2において、所定の転送信号S30を活性化させる。これにより、読み出し対象となるメモリマットMATに対応した、第1のトランスファスイッチTSW1がオンする。その結果、センスアンプSA1からみたトランスファラインTRL1の容量が増大することから、内部ノードAの電位は急速に低下する。しかしながら、読み出しトランジスタ101及びプリチャージトランジスタ102がオンしていることから、プリチャージ動作が進行し、内部ノードAの電位は再び基準電位Vref近傍まで上昇する。
次に、プリチャージが完了する時刻t3において、プリチャージ信号S11をハイレベルに非活性化させる。センス活性化信号S12については活性状態を維持しておく。これにより、トランスファラインTRL1に供給される電流は、読み出しトランジスタ101を介した読み出し電流のみとなる。
このため、読み出し対象のメモリセルMCが高抵抗状態、つまり、相変化記憶素子PCがアモルファス状態(リセット状態)であれば、内部ノードAの電位は基準電位Vrefよりも高くなる。これに対し、読み出し対象のメモリセルMCが低抵抗状態、つまり、相変化記憶素子PCが結晶状態(セット状態)であれば、内部ノードAの電位は基準電位Vrefよりも低くなる。
このように、メモリセルMCの保持内容に応じて、内部ノードAと基準電位Vrefとの間には、所定の電位差が生じることになる。これに応じ、増幅回路200に含まれる差動回路部210は、内部ノードB,Cにより大きな電位差を生じさせる。
次に、時刻t4において、センス活性化信号S12をハイレベルに非活性化させるとともに、ラッチ信号S13をハイレベルに活性化させる。これにより、増幅回路200に含まれるラッチ部220は、内部ノードB,Cの一方を電源電位まで引き上げるとともに、他方をグランドレベルまで引き下げ、この状態を保持する。保持された情報は、出力回路230を介してデータバスBUSに出力される。
増幅回路200に含まれるラッチ部220が活性化した後は、読み出されたデータが保持されることから、メモリセルMCとセンスアンプSA1との接続は不要である。このため、時刻t4の直後である時刻t5において、転送信号S30を非活性化させる。
そして、データバスBUSを介したデータの読み出しが完了した後、時刻t6においてラッチ信号S13をローレベルに非活性化させる。これにより、各信号の状態は時刻t1以前の状態に戻ることから、同じセンスアンプ61を用いた次の読み出し動作を開始することが可能となる。
以上がセンスアンプ61の動作である。本実施形態においては、このようなセンスアンプが2系統備えられていることから、これら2つのセンスアンプを並列動作させることが可能である。センスアンプの並列動作については後述する。
図6は、判定出力制御回路43の回路図である。
図6に示すように、判定出力制御回路43は、従属接続された2つのラッチ回路43a,43bと、AND回路43cによって構成されている。ラッチ回路43a,43bは、いずれも入力ノードD、出力ノードQ、クロックノードC及びリセットノードRを有しており、クロックノードCに供給されるラッチクロックCLKに同期して、入力ノードDの論理レベルをラッチする。ラッチした論理レベルは、出力ノードQから出力される。また、リセットノードRにはリセット信号RSTが供給されており、リセット信号RSTが活性化すると、ラッチ回路43a,43bのラッチ内容はローレベルにリセットされる。リセット信号RSTは、電源投入時やリセット時に活性化する信号である。
前段のラッチ回路43aの入力ノードDには、リードイネーブル信号CYEが供給されている。また、その出力ノードQは、後段のラッチ回路43bの入力ノードDに接続されている。AND回路43cは、判定許可信号CMPENを生成する回路であり、一方の入力ノードにはリードイネーブル信号CYEが供給され、他方の入力ノードには後段のラッチ回路43bの出力が供給されている。
このような回路構成により、判定出力制御回路43は、ラッチクロックCLKに同期してリードイネーブル信号CYEが2回連続して発生した場合に、判定許可信号CMPENを活性化させる。判定出力制御回路43によって生成される判定許可信号CMPENは、図1に示したアドレス判定回路34に供給される。
図7は、アドレス判定回路34の回路図である。
図7に示すように、アドレス判定回路34は、カラムアドレスYADのビット数(k+1ビット)と同数の比較回路34〜34と、NAND回路34dによって構成されている。比較回路34〜34には、それぞれカラムアドレスYADを構成する各ビットYAD0〜YADkが供給されている。
比較回路34〜34は互いに同じ回路構成を有しており、図7に示すように、従属接続された2つのラッチ回路34a,34bと、EXNOR(排他的非論理和)回路34cによって構成されている。ラッチ回路34a,34bは、いずれも入力ノードD、出力ノードQ及びクロックノードCを有しており、クロックノードCに供給されるラッチクロックCLKに同期して、入力ノードDの論理レベルをラッチする。ラッチした論理レベルは、出力ノードQから出力される。
前段のラッチ回路34aの入力ノードDには、カラムアドレスYADの対応するビットが供給されている。また、その出力ノードQは、後段のラッチ回路34bの入力ノードDに接続されている。EXNOR回路34cは、一致信号HITを生成する回路であり、一方の入力ノードにはカラムアドレスYADの対応するビットが供給され、他方の入力ノードには後段のラッチ回路34bの出力が供給されている。
このような回路構成により、各比較回路34〜34は、カラムアドレスYADの対応するビットが2回連続して同じ論理レベルである場合に、一致信号HITを活性化させる。比較回路34〜34からの一致信号HITは、全てNAND回路34dに供給される。さらに、NAND回路34dには、判定出力制御回路43によって生成された判定許可信号CMPENが入力されている。
これにより、アドレス判定回路34は、判定許可信号CMPENが活性化しており、且つ、カラムアドレスYADが連続して同じ値であるという条件が満たされると、センス停止信号SASTPをローレベルに活性化させる。
このような条件が満たされるケースとしては、ロウアドレスが固定された状態で、同一のカラムアドレスYADを指定してリードコマンドが連続して発行された場合(ケース1)や、ロウアドレスが固定された状態で、バースト動作の最後のカラムアドレスYADと同じカラムアドレスを指定してリードコマンドが発行された場合(ケース2)が該当する。ここで、「ロウアドレスが固定された状態」であることが条件となるのは、ロウアドレスが固定された状態で連続したリード動作を行わなければ、判定許可信号CMPENが活性化しないからである。尚、ロウアドレスが固定された状態においては、所定のワード線が選択されたままの状態に維持される。
このようにして生成されるセンス停止信号SASTPは、図1に示したセンスアンプ起動回路42に供給される。
図8は、センスアンプ起動回路42の回路図である。
図8に示すように、センスアンプ起動回路42は、2つのAND回路42a,42bによって構成されている。AND回路42a,42bには、センス停止信号SASTP及びリードイネーブル信号CYEが共通に供給されているとともに、センスアンプの選択信号SA1,SA2が個別に供給されている。センスアンプの選択信号SA1,SA2は、リード動作時においてセンスアンプ61,62のいずれを使用するかを選択する信号であり、少なくとも連続したリード動作時においては、交互に活性化される。
このような構成により、リード動作時においては、リードイネーブル信号CYEに同期してセンスアンプ起動信号SAE1,SAE2のいずれか一方がハイレベルに活性化することになる。但し、センス停止信号SASTPがローレベルとなっている場合は、センスアンプ選択信号SA1,SA2がマスクされ、センスアンプ起動信号SAE1,SAE2はいずれもローレベルに保持される。センス停止信号SASTPがローレベルとなる条件については、上述したとおりである。
以上が本実施形態による半導体記憶装置10の構成である。次に、本実施形態による半導体記憶装置10の動作について説明する。
図9は、半導体記憶装置10の動作を説明するためのタイミング図である。
図9に示す例では、外部クロック信号CKのアクティブエッジCK0,CK1,CK2,CK4及びCK5に同期してリードコマンドが発行され、それぞれ指定されたカラムアドレスYADが図9に示す値である場合を示している。また、図9には示されていないが、アクティブエッジCK0よりも以前にアクティブコマンドが発行されている。これにより、少なくともアクティブエッジCK0以降においては、ロウアドレスが確定した状態である。つまり、所定のワード線が選択された状態が保たれている。
図9に示すように、リードコマンド(READ)が発行されると、そのたびにリードイネーブル信号CYEが活性化する。また、センスアンプ起動信号SAE1,SAE2は、外部クロック信号CK又はリードイネーブル信号CYEに対して交互に活性化し、これによって、センスアンプ61,62が交互に選択される。例えば、図9に示すように、外部クロック信号CKに対してセンスアンプ起動信号SAE1,SAE2を交互に活性化させる場合、アクティブエッジCK0,CK2,CK4に同期したリードコマンドに対しては、センスアンプ起動信号SAE1が活性化し、これによってセンスアンプ61が選択される。また、アクティブエッジCK1に同期したリードコマンドに対しては、センスアンプ起動信号SAE2が活性化し、これによってセンスアンプ62が選択される。これに対し、リードイネーブル信号CYEに対してセンスアンプ起動信号SAE1,SAE2を交互に活性化させる場合、アクティブエッジCK0,CK2に同期したリードコマンドに対してはセンスアンプ起動信号SAE1が活性化し、アクティブエッジCK1,CK4に同期したリードコマンドに対してはセンスアンプ起動信号SAE2が活性化する。図9には、クロック信号CKに対してセンスアンプ起動信号SAE1,SAE2を交互に活性化させた例を示しているが、本発明がこれに限定されるものではない。
また、アクティブエッジCK1,CK2,CK5に同期したリードコマンドは、連続したリードコマンドの2回目(又はそれ以上)に該当することから、これに応答して判定許可信号CMPENが活性化している。上述の通り、判定許可信号CMPENが活性化すると、アドレス判定回路34による判定動作が許可された状態となる。
しかしながら、アクティブエッジCK1に同期したリードコマンドにおいては、直前(CK0)のリード動作において指定されたカラムアドレスYAD(0000)とは異なるカラムアドレスYAD(0001)が指定されていることから、センス停止信号SASTPは活性化せず、ハイレベルを保持している。同様に、アクティブエッジCK2に同期したリードコマンドにおいても、直前(CK1)のリード動作において指定されたカラムアドレスYAD(0001)とは異なるカラムアドレスYAD(0002)が指定されていることから、センス停止信号SASTPは活性化せず、ハイレベルを保持している。
このように、リードコマンドが連続して発行された場合であっても、指定されるカラムアドレスYADが異なる場合には、センス停止信号SASTPはハイレベルを保持するために、センスアンプ起動信号SAE1,SAE2は交互に活性化し、センスアンプ61,62による並列動作が実行される。センスアンプ61,62の並列動作については後述する。
一方、アクティブエッジCK4に同期したリードコマンドにおいては、前回(CK2)のリード動作において指定されたカラムアドレスYAD(0002)と同じカラムアドレスYAD(0002)が指定されているが、直前(CK3)に同期したリードイネーブル信号CYEが発生していないことから、判定許可信号CMPENが非活性状態である。その結果、センス停止信号SASTPはハイレベルを保持する。
これに対し、アクティブエッジCK5に同期したリードコマンドにおいては、直前(CK4)のリード動作において指定されたカラムアドレスYAD(0002)と同じカラムアドレスYAD(0002)が指定されている。このため、センス停止信号SASTPがローレベルに活性化する。その結果、センスアンプの選択信号(この場合SA2)がマスクされ、本来活性化すべきであったセンスアンプ起動信号SAE2がローレベルのままとなる。これにより、指定されたカラムアドレスYAD(0002)に対するセンス動作は行われなくなる。
しかしながら、本実施形態では、データバス上にラッチ回路73が設けられており、直前のリードデータが保持されていることから、センス動作を行うことなく、正しいリードデータ(DATA0002)を出力することが可能となる。
このように、本実施形態では、同じメモリセルに対して2つのセンスアンプ61,62が並列に動作するような条件が発生した場合、後から選択されるセンスアンプ(図9に示した例ではセンスアンプ62)の動作を停止させている。このため、同じメモリセルに対して複数のセンスアンプが並列動作することによるデータの破壊を防止しつつ、正しいリードデータを出力することが可能となる。
尚、特許文献5には、同一アドレスに対して連続したリード動作が要求された場合、メモリセルへのアクセスを行うことなく前回のリードデータを出力する半導体記憶装置が記載されている。しかしながら、特許文献5に記載された半導体記憶装置においては、複数のセンスアンプが複数のビット線のいずれにも接続できるような構成を有しておらず、したがって、複数のセンスアンプを並列に使用することによる高速動作を行うことができない。また、特許文献5に記載された半導体記憶装置は、上記の構成を有していないことから、同一アドレスに対して連続してリード動作を行ってもデータの破壊は生じない。つまり、特許文献5に記載された半導体記憶装置は、本発明とは前提となる構成が相違している。
図10は、センスアンプ61,62の並列動作を説明するための模式的なタイミング図である。
図10に示すように、センスアンプ61,62の動作期間T0は、いずれもプリチャージ期間T1と変換期間T2と増幅期間T3によって構成される。
プリチャージ期間T1は、トランスファラインTRL1又はトランスファラインTRL2の電位をグランドレベルからプリチャージレベルまで引き上げる期間であり、図5に示した時刻t1〜t3の期間に相当する。したがって、この動作は変換回路100により実行される。
変換期間T2は、トランスファラインTRL1又はトランスファラインTRL2を介してメモリセルMCに読み出し電流を流すことによって、メモリセルの保持内容を電位差に変換する期間であり、図5に示した時刻t3〜t4の期間に相当する。したがって、この動作も変換回路100により実行される。
増幅期間T3は、内部ノードAの電位と基準電位Vrefとの電位差を増幅する期間であり、図5に示した時刻t4〜t6の期間に相当する。したがって、この動作は増幅回路200により実行される。
そして、本実施形態においては、センスアンプ61,62を並列に動作させることが可能であることから、読み出しサイクルは動作期間T0の1/2に短縮される。但し、図10に示すように、本実施形態では一方のセンスアンプが増幅期間T3に入る前に、他方のセンスアンプの読み出し動作を開始させていることから、同じグローバルビット線GBLに繋がるビット線を連続して選択することはできない。
しかしながら、既に説明したように、同じグローバルビット線GBLに繋がる複数のビット線には、異なるロウアドレスを割り当てておけば、同じグローバルビット線GBLに繋がるビット線が連続して選択されることない。図2に示した例では、同じロウアドレスが割り当てられた2つのメモリマット(例えばメモリマットMAT12とMAT22)には合計4本のグローバルビット線GBL1〜GBL4が設けられていることから、カラムアドレスYADを切り替えることにより、連続して4ビットのリード動作が可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、本発明をPRAMに適用した場合を例に説明したが、本発明の適用対象がこれに限定されるものではなく、他の種類の半導体記憶装置に適用することも可能である。したがって、メモリセルMCに含まれる相変化記憶素子PCの代わりに、他の記憶素子(例えばRRAMに用いられる可変抵抗素子)を用いても構わない。また、メモリセルが不揮発性であることも必須でなく、揮発性であっても構わない。
さらに、メモリセルが可変抵抗素子であることも必須ではないが、可変抵抗素子を用いたメモリセルは、DRAMセルなどに比べてセンス動作に時間がかかることから、本発明はこのようなメモリセルを用いた半導体記憶装置への適用が非常に好適である。上述の通り、このようなタイプの半導体記憶装置においては、センスアンプの回路規模が非常に大きくなるため、DRAMのようにビット線ごとにセンスアンプを設けることは現実的でないからである。
また、上記実施形態では、2つのセンスアンプ61,62を並列動作させているが、3つ以上のセンスアンプを並列に使用することも可能である。図11は、3つのセンスアンプ61〜63を並列に使用した場合の動作を説明するための図である。図11に示すように、3つのセンスアンプ61〜63を並列に使用すれば、読み出しサイクルを動作期間T0の1/3に短縮することが可能となる。もちろん、4つ以上のセンスアンプを並列に使用すれば、読み出しサイクルのさらなる短縮が可能となる。
本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置の構造を示すブロック図である。 メモリセルアレイ11の構造をより詳細に説明するための回路図である。 メモリセルMCの回路図である。 第1のセンスアンプ61の回路図である。 第1のセンスアンプ61の動作を説明するためのタイミング図である。 判定出力制御回路43の回路図である。 アドレス判定回路34の回路図である。 センスアンプ起動回路42の回路図である。 半導体記憶装置10の動作を説明するためのタイミング図である。 センスアンプ61,62の並列動作を説明するための模式的なタイミング図である。 センスアンプ61〜63の並列動作を説明するための模式的なタイミング図である。
符号の説明
10 半導体記憶装置
11 メモリセルアレイ
21 アドレス端子
22 コマンド端子
23 クロック端子
24 データ端子
31 アドレスバッファ
32 ロウデコーダ
33 カラムデコーダ
34 アドレス判定回路
34〜34 比較回路
34a,34b,43a,43b ラッチ回路
34c EXNOR回路
34d AND回路
41 コマンドデコーダ
42 センスアンプ起動回路
42a,42b,43c AND回路
43 判定出力制御回路
51 クロック制御回路
61,62 センスアンプ
70 出力制御回路
71 FIFO回路
72 出力回路
73 ラッチ回路
100 変換回路
101 読み出しトランジスタ
102 プリチャージトランジスタ
103 リセットトランジスタ
111,112 トランジスタ
120 電流制限回路
200 増幅回路
210 差動回路部
220 ラッチ部
230 出力回路
300 タイミング信号生成回路
BL ビット線
BUS データバス
CMPEN 判定許可信号
CYE リードイネーブル信号
GBL グローバルビット線
MAT メモリマット
MC メモリセル
PC 相変化記憶素子
SAE1,SAE2 センスアンプ起動信号
SASTP センス停止信号
TRL1,TRL2 トランスファライン
TSW1,TSW2 トランスファスイッチ
WL ワード線
YSW カラムスイッチ

Claims (10)

  1. 複数のワード線と、
    複数のビット線と、
    前記ワード線と前記ビット線の交点に配置された複数のメモリセルと、
    前記複数のワード線のいずれかを選択するワードドライバと、
    前記複数のビット線のいずれにも接続可能な複数のセンスアンプと、
    前記ワードドライバによって所定のワード線が選択された状態で、前記所定のワード線に繋がる複数のメモリセルに対して連続したリード動作が要求されたことに応答して、前記複数のセンスアンプを順次起動するセンスアンプ起動回路と、
    前記ワードドライバによって所定のワード線が選択された状態で、前記所定のワード線に繋がる同じメモリセルに対して連続したリード動作が要求されたことに応答して、前記センスアンプ起動回路の動作を一時的に停止させるアドレス判定回路と、を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. リードデータを外部に出力するための出力制御回路と、前記複数のセンスアンプと前記出力制御回路とを接続するデータバスと、前記データバス上のリードデータを一時的に保持するラッチ回路とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記メモリセルは、前記保持内容によって抵抗値が異なる可変抵抗素子を含んでいることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記可変抵抗素子は、相変化材料を含んでいることを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. それぞれ異なる複数のビット線に接続された複数のグローバルビット線と、それぞれ前記複数のグローバルビット線のいずれにも接続可能な複数のトランスファラインとをさらに備え、前記複数のセンスアンプは、前記トランスファラインごとに設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記ワードドライバによって所定のワード線が選択された状態で、異なるグローバルビット線に繋がる複数のメモリセルに対して連続したアクセスが要求されたことに応答して、前記異なるグローバルビット線を互いに異なるトランスファラインに接続するトランスファスイッチをさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記複数のセンスアンプは、前記メモリセルの保持内容を電位差に変換する変換回路をそれぞれ含み、
    前記センスアンプ起動回路は、前記所定のワード線に繋がる複数のメモリセルに対して連続したアクセスが要求されたことに応答して、所定のセンスアンプの前記変換回路による変換動作の実行中に、前記所定のセンスアンプとは異なるセンスアンプの前記変換回路による変換動作を開始させることを特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 複数のワード線と、複数のビット線と、前記ワード線と前記ビット線の交点に配置された複数のメモリセルと、前記複数のワード線のいずれかを選択するワードドライバと、前記複数のビット線のいずれにも接続可能な複数のセンスアンプとを備える半導体記憶装置の制御方法であって、
    前記ワードドライバによって所定のワード線が選択された状態で、前記所定のワード線に繋がる複数のメモリセルに対して連続したリード動作が要求されたことに応答して、前記複数のセンスアンプを順次起動し、
    前記ワードドライバによって所定のワード線が選択された状態で、前記所定のワード線に繋がる同じメモリセルに対して連続したリード動作が要求されたことに応答して、前記センスアンプの起動を一時的に停止させることを特徴とする半導体記憶装置の制御方法。
  9. 前記ワードドライバによって所定のワード線が選択された状態で、前記所定のワード線に繋がる同じメモリセルに対して連続したリード動作が要求されたことに応答して、直前に読み出したリードデータを出力することを特徴とする請求項8に記載の半導体記憶装置の制御方法。
  10. 前記複数のセンスアンプは、前記メモリセルの保持内容を電位差に変換する変換回路を有する第1及び第2のセンスアンプを含み、
    前記第1のセンスアンプの前記変換回路を用いた変換動作と、前記第2のセンスアンプの前記変換回路を用いた変換動作を並列に実行することを特徴とする請求項8又は9に記載の半導体記憶装置の制御方法。
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