JP5472755B2 - 非水電解液型リチウムイオン二次電池 - Google Patents

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Description

本発明は、高温保存性に優れたリチウムイオン二次電池に関する。
リチウムイオン二次電池は、リチウムイオンを可逆的に吸蔵および放出可能な正負の電極と、それら両電極間に介在された電解質とを備え、該電解質中のリチウムイオンが両電極間を行き来することにより充放電を行う。軽量でエネルギー密度が高いため、各種携帯機器の電源として利用されている。また、ハイブリッド車両や電気自動車等のように大容量の電源を要する分野においても利用が検討されており、電池性能の更なる向上が求められている。特に、車両用その他、使用環境や保存環境が高温になり得る用途向けのリチウムイオン二次電池では、優れた高温保存性が重要である。
日本国特許出願公開2001−6729号公報 日本国特許出願公開2002−352852号公報
ところで、リチウムイオン二次電池は、充放電を行うと負極表面において電解質成分(非水溶媒、支持塩等)が還元分解反応を起こし、これにより電池が劣化してしまう。かかる電池の劣化を防ぐ手段として、例えば、初期充電の際、意図的に電解質成分の一部を還元分解させ、負極表面をその分解生成物からなるSEI(Solid Electrolyte Interphase)膜で被覆する方法が挙げられる。これにより、電池の通常使用時において、負極表面における更なる電解質成分の還元分解を防ぐことができる。一方、かかる態様の電池は、高温下に放置すると、SEI膜上に分解生成物が更に堆積するなどして内部抵抗が増加し、そのことによって電池が劣化してしまうという課題があった。特許文献1には、ビニルエチレンカーボネートを含む電解液を用いることにより、高温保存による電池の劣化を抑制し得ることが記載されている。また、特許文献2には、例えば、ビニレンカーボネートおよび/またはビニルエチレンカーボネートと、酸無水物とを含む電解液を用いることにより、高温保存性を向上させ得ることが記載されている。
しかし、本発明者の検討によれば、かかる添加剤を用いても、高温保存性の向上効果が不十分または不安定となる場合があった。
本発明は、優れた高温保存性が安定的に実現されたリチウムイオン二次電池を提供することを一つの目的とする。
本発明者は、所定の添加剤を使用することにより、優れた高温保存性が安定して実現されることを見出して、本発明を完成させた。
本発明によると、リチウムイオンを吸蔵および放出可能な正負の電極と、支持塩としてのリチウム塩を有機溶媒中に含む非水電解液と、を備えたリチウムイオン二次電池が提供される。上記非水電解液は、上記リチウム塩の他に、添加剤Aとして、少なくとも一種のジカルボン酸;および、添加剤Bとして、ビニレンカーボネート(VC)、ビニルエチレンカーボネート(VEC)、エチレンサルファイト、およびフルオロエチレンカーボネートから選択される少なくとも一種;を含む。
上記添加剤A、Bを含む組成の電解液を用いてなる電池では、電池内の水分量に拘わらず、高温保存性の向上効果を安定して得ることができる。これは、ジカルボン酸が、酸無水物とは異なり、水と反応して分解することがないためである。したがって、かかる組成の電解液によると、組み立て工程等で電池内に水分が混入しても、添加剤A、Bの濃度比が一定に維持され、優れた高温保存性を安定して実現することができる。
ここに開示されるリチウムイオン二次電池の好ましい一態様では、上記非水電解液中に含まれる上記添加剤Aの総量が、0.2〜3質量%である。これにより、SEI膜の安定性がより高まり、高温保存性により優れたリチウムイオン二次電池が形成され得る。
他の好ましい一態様では、上記非水電解液中に含まれる上記添加剤Bの総量が、0.1〜3質量%である。これにより、SEI膜の安定性がより高まり、高温保存性により優れたリチウムイオン二次電池が形成され得る。
ここに開示される技術によると、上述のように、高温保存性に優れたリチウムイオン二次電池が安定して実現され得る。かかる電池は、例えば、夏場の直射日光下に放置され得る車両等のように、高温下に放置され得る製品に搭載する電池として好適である。したがって、本発明によると、ここに開示されるいずれかのリチウムイオン二次電池を備えた車両が提供される。特に、かかるリチウムイオン二次電池を動力源(典型的には、ハイブリッド車両または電気車両の動力源)として備える車両(例えば自動車)が好ましい。
図1は、一実施形態に係るリチウムイオン二次電池の外形を模式的に示す斜視図である。 図2は、図1におけるII−II線断面図である。 図3は、いくつかの実施例に係る電池の高温保存後の容量維持率および内部抵抗増加量を示すグラフである。 図4は、添加剤Aの添加量と、高温保存後の容量維持率および内部抵抗増加量との相関性を示すグラフである。 図5は、添加剤Bの添加量と、高温保存後の容量維持率および内部抵抗増加量との相関性を示すグラフである。 図6は、本発明のリチウムイオン二次電池を備えた車両(自動車)を模式的に示す側面図である。 図7は、18650型リチウムイオン電池の形状を模式的に示す斜視図である。
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。なお、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本発明の実施に必要な事柄は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本発明は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。
ここに開示されるリチウムイオン二次電池は、リチウムイオンを吸蔵および放出可能な正極および負極を有する電極体と、支持塩としてのリチウム塩に加えて添加剤Aおよび添加剤Bを有機溶媒(非水溶媒)中に含む非水電解液と、を備える。
上記非水電解液に含まれる支持塩としては、一般的なリチウムイオン二次電池に支持塩として用いられるリチウム塩を、適宜選択して使用することができる。かかるリチウム塩として、LiPF、LiBF、LiClO、LiAsF、Li(CFSON、LiCFSO等が例示される。かかる支持塩は、一種のみを単独で、または二種以上を組み合わせて用いることができる。特に好ましい例として、LiPFが挙げられる。上記非水電解液は、例えば、上記支持塩の濃度が0.7〜1.3mol/Lの範囲内となるように調製することが好ましい。
上記非水溶媒としては、一般的なリチウムイオン二次電池に用いられる有機溶媒を適宜選択して使用することができる。特に好ましい非水溶媒として、エチレンカーボネート(EC)、ジメチルカーボネート(DMC)、エチルメチルカーボネート(EMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、プロピレンカーボネート(PC)等のカーボネート類が例示される。これら有機溶媒は、一種のみを単独で、または二種以上を組み合わせて用いることができる。例えば、ECとDMCとEMCとを体積比2〜5:2〜5:2〜5程度で混合したものを用いることができる。
上記添加剤Aとしては、ジカルボン酸を、一種のみ、あるいは二種以上用いることができる。
ジカルボン酸としては、シュウ酸、マロン酸、マレイン酸、コハク酸、シトラコン酸、グルタル酸、ジグリコール酸、シクロヘキサンジカルボン酸、フェニルコハク酸、2−フェニルグルタル酸等が好ましく使用される。特に好ましいジカルボン酸として、シュウ酸が例示される。
上記非水電解液に含まれる添加剤Aの総量は、凡そ0.2〜3質量%の範囲にあることが好ましい。上記範囲よりも少なすぎると、安定したSEI膜が形成されず、高温保存に伴い内部抵抗が著しく増加することがある。また、上記範囲よりも多すぎると、SEI膜に占める添加剤A由来の分解生成物量が多くなり、膜抵抗が上昇して、高温保存により内部抵抗が著しく増加することがある。
上記添加剤Bとしては、ビニレンカーボネート(VC)、ビニルエチレンカーボネート(VEC)、エチレンサルファイト、およびフルオロエチレンカーボネートから選択される一種を単独で、あるいは二種以上を組み合わせて用いることができる。
上記非水電解液に含まれる添加剤Bの量は、凡そ0.1〜3質量%の範囲にあることが好ましい。上記範囲よりも少なすぎると、安定したSEI膜が形成されず、高温保存により内部抵抗の著しい増加や容量維持率の低下を招く場合がある。上記範囲よりも多すぎると、高温保存に伴い内部抵抗が著しく上昇することがある。
上記非水電解液に含まれる添加剤Aと添加剤Bとの質量比(A:B)は、凡そ1:5〜10:1の範囲にあることが好ましい。これにより、高温保存にともなう内部抵抗の増加率を通常よりも低く抑えることができる。また、高温保存後も高い容量維持率(例えば、90%程度)を得ることができる。例えば、添加剤Aがシュウ酸、添加剤BがVCの場合に、上記質量比(添加量比)を好ましく採用することができる。
なお、上記非水電解液は、本発明による効果を損なわない範囲において、上述した成分に加えて、リチウムイオン二次電池に用いられる従来公知の他の成分(他の添加剤等)を含有してもよい。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係るリチウムイオン二次電池について、電極体および非水電解液が角型形状の電池ケースに収容された態様のリチウムイオン二次電池100(図1)を例にして更に詳しく説明するが、本発明をかかる実施形態に限定することを意図したものではない。すなわち、本発明に係るリチウムイオン二次電池の形状は特に限定されず、その電池ケース、電極体等は、用途や容量に応じて、素材、形状、大きさ等を適宜選択することができる。例えば、電池ケースは、直方体状、扁平形状、円筒形状等であり得る。なお、以下の図面において、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化することがある。また、各図における寸法関係(長さ、幅、厚さ等)は実際の寸法関係を反映するものではない。
本実施形態に係る電池100は、図1および図2に示されるように、捲回電極体20を、図示しない電解液とともに、該電極体20の形状に対応した扁平な箱状の電池ケース10の開口部12より内部に収容し、該ケース10の開口部12を蓋体14で塞ぐことによって構築することができる。また、蓋体14には、外部接続用の正極端子38および負極端子48が、それら端子の一部が蓋体14の表面側に突出するように設けられている。
上記電極体20は、長尺シート状の正極集電体32の表面に正極活物質層34が形成された正極シート30と、長尺シート状の負極集電体42の表面に負極活物質層44が形成された負極シート40とを、2枚の長尺シート状のセパレータ50と共に重ね合わせて捲回し、得られた捲回体を側面方向から押しつぶして拉げさせることによって扁平形状に成形されている。
また、正極シート30は、その長手方向に沿う一方の端部において、正極活物質層34が設けられておらず(あるいは除去されて)、正極集電体32が露出するよう形成されている。同様に、捲回される負極シート40は、その長手方向に沿う一方の端部において、負極活物質層44が設けられておらず(あるいは除去されて)、負極集電体42が露出するように形成されている。そして、正極集電体32の該露出端部に正極端子38が、負極集電体42の該露出端部には負極端子48がそれぞれ接合され、上記扁平形状に形成された捲回電極体20の正極シート30または負極シート40と電気的に接続されている。正負極端子38,48と正負極集電体32,42とは、例えば超音波溶接、抵抗溶接等によりそれぞれ接合することができる。
上記正極活物質層34は、例えば、正極活物質を、必要に応じて導電材、結着剤(バインダ)等とともに適当な溶媒に分散させたペーストまたはスラリー状の組成物(正極合材)を正極集電体32に付与し、該組成物を乾燥させることにより好ましく作製することができる。
正極活物質としては、リチウムを吸蔵および放出可能な材料が用いられ、従来からリチウムイオン二次電池に用いられる物質(例えば層状構造の酸化物やスピネル構造の酸化物)の一種または二種以上を特に限定することなく使用することができる。例えば、リチウムニッケル系複合酸化物、リチウムコバルト系複合酸化物、リチウムマンガン系複合酸化物、リチウムマグネシウム系複合酸化物等のリチウム含有複合酸化物が挙げられる。
ここで、リチウムニッケル系複合酸化物とは、リチウム(Li)とニッケル(Ni)とを構成金属元素とする酸化物のほか、リチウムおよびニッケル以外に他の少なくとも一種の金属元素(すなわち、LiとNi以外の遷移金属元素および/または典型金属元素)を、原子数換算でニッケルと同程度またはニッケルよりも少ない割合(典型的にはニッケルよりも少ない割合)で構成金属元素として含む酸化物をも包含する意味である。上記LiおよびNi以外の金属元素は、例えば、コバルト(Co),アルミニウム(Al),マンガン(Mn),クロム(Cr),鉄(Fe),バナジウム(V),マグネシウム(Mg),チタン(Ti),ジルコニウム(Zr),ニオブ(Nb),モリブデン(Mo),タングステン(W),銅(Cu),亜鉛(Zn),ガリウム(Ga),インジウム(In),スズ(Sn),ランタン(La)およびセリウム(Ce)からなる群から選択される一種または二種以上の金属元素であり得る。なお、リチウムコバルト系複合酸化物、リチウムマンガン系複合酸化物およびリチウムマグネシウム系複合酸化物についても同様の意味である。
また、一般式がLiMPO(MはCo、Ni、Mn、Feのうちの少なくとも一種以上の元素;例えばLiFePO、LiMnPO)で表記されるオリビン型リン酸リチウムを上記正極活物質として用いてもよい。
正極合材に含まれる正極活物質の量は、例えば、80〜95質量%程度とすることができる。
導電材としては、カーボン粉末やカーボンファイバー等の導電性粉末材料が好ましく用いられる。カーボン粉末としては、種々のカーボンブラック、例えば、アセチレンブラック、ファーネスブラック、ケッチェンブラック、グラファイト粉末等が好ましい。導電材は、一種のみを単独で、または二種以上を組み合わせて用いることができる。
正極合材に含まれる導電材の量は、正極活物質の種類や量に応じて適宜選択すればよく、例えば、4〜15質量%程度とすることができる。
結着剤としては、例えば、水に溶解する水溶性ポリマーや、水に分散するポリマー、非水溶媒(有機溶媒)に溶解するポリマー等から適宜選択して用いることができる。また、一種のみを単独で用いてもよいし、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
水溶性ポリマーとしては、例えば、カルボキシメチルセルロース(CMC)、メチルセルロース(MC)、酢酸フタル酸セルロース(CAP)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート(HPMCP)、ポリビニルアルコール(PVA)等が挙げられる。
水分散性ポリマーとしては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重含体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)等のフッ素系樹脂、酢酸ビニル共重合体、スチレンブタジエンブロック共重合体(SBR)、アクリル酸変性SBR樹脂(SBR系ラテックス)、アラビアゴム等のゴム類等が挙げられる。
非水溶媒(有機溶媒)に溶解するポリマーとしては、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリエチレンオキサイド(PEO)、ポリプロピレンオキサイド(PPO)、ポリエチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体(PEO−PPO)等が挙げられる。
結着剤の添加量は、正極活物質の種類や量に応じて適宜選択すればよく、例えば、上記正極合材の1〜5質量%程度とすることができる。
正極集電体32には、導電性の良好な金属からなる導電性部材が好ましく用いられる。例えば、アルミニウムまたはアルミニウムを主成分とする合金を用いることができる。正極集電体32の形状は、リチウムイオン二次電池の形状等に応じて異なり得るため、特に制限はなく、棒状、板状、シート状、箔状、メッシュ状等の種々の形態であり得る。本実施形態ではシート状のアルミニウム製の正極集電体32が用いられ、捲回電極体20を備えるリチウムイオン二次電池100に好ましく使用され得る。かかる実施形態では、例えば、厚みが10μm〜30μm程度のアルミニウムシートが好ましく使用され得る。
また、上記負極活物質層44は、例えば、負極活物質を、結着剤(バインダ)等ともに適当な溶媒に分散させたペーストまたはスラリー状の組成物(負極合材)を負極集電体42に付与し、該組成物を乾燥させることにより好ましく作製することができる。
負極活物質としては、従来からリチウムイオン二次電池に用いられる物質の一種または二種以上を特に限定なく使用することができる。例えば、好適な負極活物質としてカーボン粒子が挙げられる。少なくとも一部にグラファイト構造(層状構造)を含む粒子状の炭素材料(カーボン粒子)が好ましく用いられる。いわゆる黒鉛質のもの(グラファイト)、難黒鉛化炭素質のもの(ハードカーボン)、易黒鉛化炭素質のもの(ソフトカーボン)、これらを組み合わせた構造を有するもののいずれの炭素材料も好適に使用され得る。中でも特に、天然黒鉛等の黒鉛粒子を好ましく使用することができる。黒鉛粒子は、電荷担体としてのリチウムイオンを好適に吸蔵することができるため導電性に優れる。また、粒径が小さく単位体積当たりの表面積が大きいことからより急速充放電(例えば高出力放電)に適した負極活物質となり得る。
負極合材に含まれる負極活物質の量は特に限定されないが、好ましくは90〜99質量%程度、より好ましくは95〜99質量%程度である。
結着剤には、上述の正極と同様のものを、一種のみを単独で、または二種以上を組み合わせて用いることができる。結着剤の添加量は、負極活物質の種類や量に応じて適宜選択すればよく、例えば、負極合材の1〜5質量%程度とすることができる。
負極集電体42としては、導電性の良好な金属からなる導電性部材が好ましく用いられる。例えば、銅または銅を主成分とする合金を用いることができる。また、負極集電体42の形状は、リチウムイオン二次電池の形状等に応じて異なり得るため、特に制限はなく、棒状、板状、シート状、箔状、メッシュ状等の種々の形態であり得る。本実施形態ではシート状の銅製の負極集電体42が用いられ、捲回電極体20を備えるリチウムイオン二次電池100に好ましく使用され得る。かかる実施形態では、例えば、厚みが6μm〜30μm程度の銅製シートが好ましく使用され得る。
また、上記セパレータ50は、正極シート30および負極シート40の間に介在するシートであって、正極シート30の正極活物質層34と、負極シート40の負極活物質層44にそれぞれ接するように配置される。そして、正極シート30と負極シート40における両電極活物質層34,44の接触に伴う短絡防止や、該セパレータ50の空孔内に上記電解液を含浸させることにより電極間の伝導パス(導電経路)を形成する役割を担っている。かかるセパレータ50の構成材料としては、樹脂からなる多孔性シート(微多孔質樹脂シート)を好ましく用いることができる。ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン等の多孔質ポリオレフィン系樹脂が好ましい。特に、PEシート、PPシート、PE層とPP層とが積層された二層構造シート等を好適に使用し得る。セパレータの厚みは、例えば、凡そ10μm〜40μmの範囲内で設定することが好ましい。
上述のようにして組み立てた電池100は、必要に応じて種々の処理に付すことができる。典型的には、例えば、初期充電処理として、該電池の正極(正極端子38)と負極(負極端子48)との間に外部電源を接続し、常温(典型的には25℃程度)で、端子間の電圧が所定値となるまで充電する。
上記所定の端子間電圧値は、2.5V〜4.2Vの範囲内であることが好ましく、特に3.0V〜4.1Vの範囲内にあることが好ましい。上記初期充電工程は、例えば、充電開始から端子間電圧が所定値に到達するまで0.1C〜10C程度の定電流で充電し、次いでSOC(State of Charge)が60%〜100%程度となるまで定電圧で充電する定電流定電圧充電(CC−CV充電)により行うことができる。あるいは、充電開始から少なくともSOC20%に至るまでの間は1/3C以下(典型的には、1/20C〜1/3C)の充電レート(電流値)で行い、次いで端子間電圧が所定値に到達するまで0.1C〜10C程度の定電流で充電し、さらにSOCが60%〜100%程度となるまで定電圧で充電してもよい。
なお、上記初期充電処理は、例えば上記リチウムイオン二次電池100における正極端子38と負極端子48との間に電圧計を接続し、この電圧計により測定電圧値をモニタリングし、予め設定された所定の電圧値に到達した時点で終了すればよい。また、かかる初期充電工程の終了後、コンディショニング処理として、上記定電流充電時の充電レートと同程度の電流値で放電処理を実施してもよく、次いでさらに上記電流値と同程度のレートで充放電サイクルを数回繰り返してもよい。あるいは、該充放電サイクルの充放電レートとは異なるレートで充放電サイクルを数回繰り返してもよい。
以下、本発明に関するいくつかの実施例を説明するが、本発明をかかる実施例に示すものに限定することを意図したものではない。なお、以下の説明において「部」および「%」は、特に断りがない限り質量基準である。
[電池の作製]
<例1>
正極合材として、正極活物質粉末と、アセチレンブラック(導電材)と、PVDF(バインダ)とを、質量比が85:10:5、固形分濃度(NV)が約50%となるようにN−メチル−2−ピロリドン(NMP)と混合して、スラリー状の組成物を調製した。ここで、正極活物質としては、平均粒径7μm、比表面積1m/g、理論放電容量90mA/gの粉末状のリチウムマンガン酸化物(LiMn)を使用した。
この正極合材を、厚さ15μmの長尺状アルミニウム箔(正極集電体)の両面に、それら両面の合計塗布量が240g/m(NV基準)となるように塗布した。これを乾燥後、全体の厚みが約110μmとなるようにプレスして正極シートを得た。
負極合材として、天然黒鉛とSBRとCMCとを、質量比が98:1:1、NVが約45%となるようにイオン交換水と混合して、スラリー状の組成物を調製した。この負極合材を、厚さ10μmの長尺状銅箔(負極集電体)の両面に、それら両面の合計塗布量が80g/m(NV基準)となるように塗布した。これを乾燥後、全体の厚みが約65μmとなるようにプレスして負極シートを得た。
非水電解液として、ECとDMCとEMCとの体積比1:1:1の混合溶媒を用いて、濃度が1mol/LのLiPF溶液を調製した。
セパレータとして、厚さ20μmの長尺状の多孔質ポリエチレンシートを二枚用意した。
これら電池部材を用いて、以下に示す手順で、18650型(直径18mm、高さ65mmの円筒型)リチウムイオン二次電池200を作製した。すなわち、上記正極シートと上記負極シートとを上記二枚のセパレータとともに積層し、その積層体を長手方向に捲回して捲回電極体を作製した。この電極体を、上記非水電解液とともに円筒型容器に収容し、該容器を封止して例1に係る電池を得た。
<例2〜15>
例1の非水電解液に所定量のシュウ酸(添加剤A)および/または所定量のVC(添加剤B)を加えた他は例1と同様にして、例2〜15に係る各電池を得た。なお、各電池の非水電解液に加えた添加剤Aおよび添加剤Bの量は、それぞれ表1に示すとおりとした。
[初期充電処理]
得られた例1から5の各電池に対して、1/10Cのレートで3時間の定電流充電を行い、次いで、1/3Cのレートで4.1Vまで充電する操作と、1/3Cのレートで3.0Vまで放電させる操作とを3回繰り返して、初期充電処理およびコンディショニング処理を行った。
[初期内部抵抗の測定]
初期充電後の各電池を、SOC(State of Charge)60%に調整し、25℃にて、0.2A、0.4A、0.6A、1.2Aの各電流(I)を流して10秒後の電池電圧(V)を測定した。各電池に流した電流値I(X軸)と電圧値V(Y軸)とを直線回帰し、その傾きから初期IV抵抗(mΩ)を求めた。
[容量維持率の測定]
各電池を、SOC80%に調整し、室温(23℃)にて、SOCが0%となるまで1/3CでCC放電させ、このときの放電容量を測定し、初期容量値とした。
各電池につき、60℃で30日間保存した後、初期容量の測定と同様にして保存後の放電容量を測定した。容量維持率(%)を、初期容量に対する保存後の放電容量の百分率として求めた。
[内部抵抗増加量の測定]
上記保存後の各電池につき、初期内部抵抗の測定と同様にして保存後のIV抵抗値(mΩ)を測定した。内部抵抗増加量(mΩ)を、初期IV抵抗値と保存後のIV抵抗値との差として求めた。
例1〜15の電池について、これらの測定結果を、添加剤AおよびBの添加量と併せて表1に示す。
例1、2、6、9の電池の保存後の容量維持率(左Y軸)およびIV抵抗増加量(右Y軸)を比較したグラフを図3に示す。
また、VC(添加剤B)の添加量を1質量%に固定し、シュウ酸(添加剤A)の添加量を0〜5質量%の間で異ならせた例2〜8の電池に係る測定値を基に、保存後の容量維持率(左Y軸)およびIV抵抗増加量(右Y軸)を、シュウ酸添加量(X軸)に対してプロットしたグラフを図4に示す。
同様に、シュウ酸(添加剤A)の添加量を1質量%に固定し、VC(添加剤B)の添加量を0〜4質量%の間で異ならせた例6および例9〜15の電池に係る測定値を基に、保存後の容量維持率(左Y軸)およびIV抵抗増加量(右Y軸)を、VC添加量(X軸)に対してプロットしたグラフを図5に示す。
Figure 0005472755
図3から明らかなように、添加剤A(ここではシュウ酸)、B(ここではVC)を共に含む組成の非水電解液を用いた例6の電池は、60℃30日間保存後において、内部抵抗の増加量が7mΩと低く抑えられ、かつ89%という高い容量維持率を示した。一方、添加剤A、Bのいずれも含まない非水電解液を用いた例1の電池および添加剤Aのみを含む非水電解液を用いた例9の電池は、いずれも内部抵抗増加量が例6の電池の2倍以上と高くなり、また容量維持率も例6の電池より6%以上低かった。また、添加剤Bのみを含む非水電解液を用いた例2の電池は、容量維持率が例6の電池より2%低く、内部抵抗の増加量は例6の電池の3倍近くとなった。
また、表1および図4〜5に示されるように、0.2〜3質量%の添加剤Aおよび0.1〜3質量%の添加剤Bを含む例4〜7および11〜14の電池は、60℃30日保存後の抵抗増加量が11mΩ以下と低く抑えられ、かついずれも88〜90%という高い容量維持率を示した。すなわち、これら例4〜7および11〜14の電池は、添加剤Aおよび添加剤Bを含むがいずれかの濃度が上記範囲から外れている例3、8、10および15の電池に比べて、より低い抵抗増加量およびより高い容量維持率を示すものであった。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
1 車両
20 捲回電極体
30 正極シート
32 正極集電体
34 正極活物質層
38 正極端子
40 負極シート
42 負極集電体
44 負極活物質層
48 負極端子
50 セパレータ
100,200 リチウムイオン二次電池

Claims (4)

  1. リチウムイオンを吸蔵および放出可能な正負の電極と、支持塩としてのリチウム塩を有機溶媒中に含む非水電解液と、を備えたリチウムイオン二次電池であって、
    前記非水電解液は:
    添加剤Aとして、少なくとも一種のジカルボン酸;および、
    添加剤Bとして、ビニレンカーボネート、ビニルエチレンカーボネート、エチレンサルファイト、およびフルオロエチレンカーボネートから選択される少なくとも一種;
    を含
    前記非水電解液に含まれる前記添加剤Aの総量は3質量%以下であり、
    前記非水電解液に含まれる前記添加剤Bの総量は3質量%以下である、
    リチウムイオン二次電池。
  2. 前記非水電解液が、前記添加剤Aを0.2〜3質量%含む、請求項1記載のリチウムイオン二次電池。
  3. 前記非水電解液が、前記添加剤Bを0.1〜3質量%含む、請求項1または2に記載のリチウムイオン二次電池。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のリチウムイオン二次電池を備える、車両。
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