JP5467836B2 - 保持器の製造方法、保持器、および保持器付きころ - Google Patents

保持器の製造方法、保持器、および保持器付きころ Download PDF

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Description

この発明は、保持器の製造方法、保持器、および保持器付きころに関するものであって、特に、ポケットを刃具で打ち抜いて形成される保持器付きころ、このような保持器付きころの保持器、およびこのような保持器の製造方法に関するものである。
2サイクルエンジンのコンロッド用軸受や、農業機械等のような産業機械の遊星歯車減速機構用軸受として、針状ころ軸受を採用しているものがある。針状ころ軸受は、複数の針状ころと複数の針状ころを保持する保持器とから構成されており、保持器は、例えば、以下に示すような方法で製造される。
まず、略円筒形状の保持器部材を準備する。次に、略円筒形状の保持器部材において、断面略M字状となるようにプレス加工を施す。そして、ころを保持するポケットを形成するために、ポケット打ち抜き加工を施す。
ここで、ポケット打ち抜き加工は、打ち抜き刃を有するポンチ等で、保持器部材に対して、ポケット形状に刃先を押し当てて打ち抜くことにより行う。この場合、打ち抜かれたポケットの周方向壁面には、せん断面と破断面とが発生することになる。せん断面とは、打ち抜き刃の刃先によって打ち抜かれて切断される平滑な面である。破断面とは、刃先によって押し込まれた材料で引きちぎられるように切断される粗い面である。
ここで、部材に打ち抜き加工等のせん断加工を施して、せん断面を得る技術が、例えば、特開平11−28530号公報(特許文献1)、および特開2008−100273号公報(特許文献2)に開示されている。
また、ポケットの周方向壁面には、ころを案内する案内部や、ころの径方向の脱落を防止するころ止め部が設けられている。ここで、案内部に破断面が位置することになると、ころと保持器との接触面積が減り、油膜等が適切に形成されず、摩耗等が発生しやすくなってしまう。また、ころ止め部に破断面が位置することになると、ころの遊隙量が大きくなり、ころのスキュー等が発生しやすくなってしまう。
このような場合に、案内部等を平滑な面とした保持器が、例えば、特許第3069713号公報(特許文献3)、特許第3735160号公報(特許文献4)、および特開2007−16828号公報(特許文献5)に開示されている。
特開平11−28530号公報(段落番号0014〜0019等) 特開2008−100273号公報(段落番号0005〜0011等) 特許第3069713号公報(段落番号0015等) 特許第3735160号公報(段落番号0019〜0021、図3等) 特開2007−16828号公報(段落番号0032等)
特許文献1によると、せん断加工する際に、ポンチ等の可動型を弾性体で付勢することにより、せん断の速度を大きくして、平滑なせん断面を得ることとしている。しかし、このように加工設備に弾性体を設けることは、製造コストの増加を引き起こしてしまう。
また、特許文献2によると、せん断加工後、シェービング加工を施すことにより、平滑なせん断面を得る例が記載されている。しかし、このような加工は、加工工程の増加を引き起こしてしまう。また、せん断加工の際に、バネ等のように、打ち抜き方向逆向きに被加工部材を押さえる機構を設ける例も記載されている。しかし、このように加工設備にバネ等を設けることは、製造コストの増加を引き起こしてしまう。
また、特許文献3によると、ポケットを形成する際に、ポケット打ち抜き加工後、ブローチ加工を施すことにより、案内部の平滑な複数のポケットを得ることとしている。しかし、このような加工は、加工工程の増加や、製造コストの増加を引き起こしてしまう。
また、特許文献4によると、保持器部材は、中央部分が薄肉で、両端部分が厚肉になった断面略コ字状であって、薄肉部と両端厚肉部とが傾斜したテーパ壁面で連続した形状である。そして、テーパ壁面に対応したテーパ角のテーパ刃を有するポンチを、テーパ壁面全体に当接させて、ポケット打ち抜き加工を施すことにより、テーパ壁面に位置する案内部のPCD(Pitch Circle Diameter)上の領域をせん断面に仕上げることとしている。しかし、テーパ壁面に対応したテーパ角のテーパ刃を有するポンチを、テーパ壁面全体に当接させることから、充分なせん断面を形成することが困難となる虞がある。また、保持器においては、案内部だけでなく、ころ止め部においても、ころのスキュー等を防止するために、せん断面が多く形成されることが好ましい。
また、特許文献5によると、PCDにおける針状ころを案内するせん断面の軸方向長さが、針状ころの軸方向長さの60%以上としている。図17は、このような保持器101の一例を示す断面図である。ポケットの周方向壁面104には、せん断面105と、破断面106とが形成されている。ここで、図17に示すようなPCD103における針状ころ102を案内する領域の軸方向長さLが長い保持器101であれば、60%以上の確保は可能であるが、ころ径の大きい保持器では、PCDにおける針状ころを案内する領域の軸方向長さが短くなるため、ころ径の大きい保持器には採用することが困難である。
この発明の目的は、安価で容易に製造することができると共に、ころを安定して回転させることができる保持器の製造方法を提供することである。
この発明の他の目的は、安価で容易に製造することができると共に、ころを安定して回転させることができる保持器を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、安価で容易に製造することができると共に、ころを安定して回転させることができる保持器付きころを提供することである。
この発明に係る保持器の製造方法は、環状であって、複数のころを収容する複数のポケットを有する保持器の製造方法であって、略円筒形状の保持器部材を、軸方向両端部に位置して相対的に径の大きい一対の大径円筒部、一対の大径円筒部の間に位置して相対的に径の小さい小径円筒部、および一対の大径円筒部と小径円筒部とを傾斜して連結する一対の傾斜円筒部を備えるように、外形形状を形成する外形形状形成工程と、刃具を用いて、一対の傾斜円筒部の中央領域から径方向に打ち抜きを開始して、一対の大径円筒部および小径円筒部に向かって打ち抜きを進行させることにより、保持器部材の一部を打ち抜いて、ポケットを形成するポケット形成工程とを備える。
この発明に係る保持器の製造方法は、ポケットを形成する際に、一対の傾斜円筒部の中央領域から径方向に打ち抜きを開始して、一対の大径円筒部および小径円筒部に向かって、打ち抜きを進行させる。そうすると、一対の傾斜円筒部を打ち抜く際には、一対の大径円筒部や小径円筒部から圧縮応力を受けて、圧縮応力下で行なうことができる。また、一対の大径円筒部や小径円筒部を打ち抜く際にも同様に、圧縮応力下で行なうことができる。したがって、ポケットを形成する際において、圧縮応力下では、打ち抜きの際に生じる亀裂が進展しにくくなるため、案内部やころ止め部等が設けられるポケットの周方向壁面に、せん断面を多く形成することができる。この場合、ブローチ加工等の追加加工を施す必要もなく、加工設備を追加する必要もなく、例えば、刃具の形状を変更するのみでよい。その結果、安価で容易に製造することができると共に、ころを安定して回転させることができる。
一実施形態として、刃具は、刃先が突出する一対の突出部を有し、突出部を構成する2つの面のなす角は、鈍角である。こうすることにより、打ち抜きの際には、容易に圧縮応力の発生した状況下とすることができる。
他の実施形態として、刃具は、刃先が突出する一対の突出部を有し、突出部を構成する面は、円弧状である。
好ましくは、ポケットの周方向壁面には、ポケットに収容されたころを案内する案内部が形成されており、ポケット形成工程は、案内部を一対の傾斜円筒部に位置するように形成する。このように、案内部を、打ち抜きを開始する一対の傾斜円筒部に位置させることで、案内部に多くのせん断面を形成することができる。
さらに好ましくは、ポケットの周方向壁面には、ころの径方向の脱落を防止するころ止め部が形成されており、ポケット形成工程は、ころ止め部を一対の大径円筒部および小径円筒部のうちの少なくともいずれか一方に位置するように形成する。このように、ころ止め部を、打ち抜きを進行させる一対の大径円筒部および小径円筒部に位置させることで、ころ止め部に多くのせん断面を形成することができる。
この発明の他の局面においては、環状であって、複数のころを収容する複数のポケットを有し、ポケットの周方向壁面には、ポケットに収容されたころを案内する案内部が形成されている保持器であって、略円筒形状の保持器部材を、軸方向両端部に位置して相対的に径の大きい一対の大径円筒部、一対の大径円筒部の間に位置して相対的に径の小さい小径円筒部、および一対の大径円筒部と小径円筒部とを傾斜して連結する一対の傾斜円筒部を備えるように、外形形状を形成し、刃具を用いて、一対の傾斜円筒部の中央領域から打ち抜きを開始して、一対の大径円筒部および小径円筒部に向かって、打ち抜きを進行させることにより、保持器部材の一部を打ち抜いて、ポケットを形成すると共に、案内部を一対の傾斜円筒部に位置するように形成したことを特徴とする。
このように、保持器は、ポケットを形成する際に、一対の傾斜円筒部の中央領域から径方向に打ち抜きを開始して、一対の大径円筒部および小径円筒部に向かって、打ち抜きを進行させる。そうすると、一対の傾斜円筒部を打ち抜く際には、一対の大径円筒部や小径円筒部から圧縮応力を受けて、圧縮応力下で行なうことができる。また、一対の大径円筒部や小径円筒部を打ち抜く際にも同様に、圧縮応力下で行なうことができる。したがって、ポケットを形成する際において、圧縮応力下では、打ち抜きの際に生じる亀裂が進展しにくくなるため、案内部やころ止め部等が設けられるポケットの周方向壁面に、せん断面を多く形成することができる。この場合、ブローチ加工等の追加加工を施す必要もなく、加工設備を追加する必要もなく、例えば、刃具の形状を変更するのみでよい。その結果、安価で容易に製造することができると共に、ころを安定して回転させることができる。また、案内部を、打ち抜きを開始する一対の傾斜円筒部に位置させることで、案内部に多くのせん断面を形成することができる。
この発明のさらに他の局面においては、環状であって、複数のころを収容する複数のポケットを有する保持器であって、保持器の外形形状は、軸方向両端部に位置して相対的に径の大きい一対の大径円筒部、一対の大径円筒部の間に位置して相対的に径の小さい小径円筒部、および一対の大径円筒部と小径円筒部とを傾斜して連結する一対の傾斜円筒部を備え、傾斜円筒部には、ポケットに収容されたころを案内する案内部が形成されており、傾斜円筒部の周方向壁面には、刃具によって打ち抜かれるせん断面と、刃具によって押し込まれる材料で引きちぎられる破断面とが形成されており、傾斜円筒部の周方向壁面におけるせん断面の面積は、傾斜円筒部の周方向壁面全体の面積の60%以上である。このような保持器は、案内部となる傾斜円筒部の周方向壁面に、多くのせん断面が形成されているため、ころを安定して回転させることができる。
好ましくは、大径円筒部および小径円筒部には、ころの径方向の脱落を防止するころ止め部が形成されており、大径円筒部および小径円筒部の周方向壁面には、刃具によって打ち抜かれるせん断面と、刃具によって押し込まれる材料で引きちぎられる破断面とが形成されており、大径円筒部および小径円筒部の周方向壁面におけるせん断面の面積は、大径円筒部および小径円筒部の周方向壁面のそれぞれ全体の面積の40%以上である。こうすることにより、ころ止め部となる大径円筒部および小径円筒部の周方向壁面に、多くのせん断面が形成されているため、ころを安定して回転させることができる。
この発明のさらに他の局面においては、複数のころと、環状であって、複数のころを収容する複数のポケットを有する保持器とを備える保持器付きころであって、保持器は、略円筒形状の保持器部材を、軸方向両端部に位置して相対的に径の大きい一対の大径円筒部、一対の大径円筒部の間に位置して相対的に径の小さい小径円筒部、および一対の大径円筒部と小径円筒部とを傾斜して連結する一対の傾斜円筒部を備えるように、外形形状を形成し、刃具を用いて、一対の傾斜円筒部の中央領域から打ち抜きを開始して、一対の大径円筒部および小径円筒部に向かって、打ち抜きを進行させることにより、保持器部材の一部を打ち抜いて、ポケットを形成すると共に、案内部を一対の傾斜円筒部に位置するように形成したことを特徴とする。
このような保持器付きころは、保持器において、ポケットを形成する際に、一対の傾斜円筒部の中央領域から径方向に打ち抜きを開始して、一対の大径円筒部および小径円筒部に向かって、打ち抜きを進行させる。そうすると、一対の傾斜円筒部を打ち抜く際には、一対の大径円筒部や小径円筒部から圧縮応力を受けて、圧縮応力下で行なうことができる。また、一対の大径円筒部や小径円筒部を打ち抜く際にも同様に、圧縮応力下で行なうことができる。したがって、ポケットを形成する際において、圧縮応力下では、打ち抜きの際に生じる亀裂が進展しにくくなるため、案内部やころ止め部等が設けられるポケットの周方向壁面に、せん断面を多く形成することができる。この場合、ブローチ加工等の追加加工を施す必要もなく、加工設備を追加する必要もなく、例えば、刃具の形状を変更するのみでよい。その結果、安価で容易に製造することができると共に、ころを安定して回転させることができる。また、案内部を、打ち抜きを開始する一対の傾斜円筒部に位置させることで、案内部に多くのせん断面を形成することができる。
この発明のさらに他の局面においては、複数のころと、環状であって、複数のころを収容する複数のポケットを有する保持器とを備える保持器付きころであって、保持器の外形形状は、軸方向両端部に位置して相対的に径の大きい一対の大径円筒部、一対の大径円筒部の間に位置して相対的に径の小さい小径円筒部、および一対の大径円筒部と小径円筒部とを傾斜して連結する一対の傾斜円筒部を備え、傾斜円筒部には、ポケットに収容されたころを案内する案内部が形成されており、傾斜円筒部の周方向壁面には、刃具によって打ち抜かれるせん断面と、刃具によって押し込まれる材料で引きちぎられる破断面とが形成されており、傾斜円筒部の周方向壁面におけるせん断面の面積は、傾斜円筒部の周方向壁面全体の面積の60%以上である。このような保持器付きころは、案内部となる傾斜円筒部の周方向壁面に、多くのせん断面が形成されているため、ころを安定して回転させることができる。
この発明に係る保持器の製造方法は、ポケットを形成する際に、一対の傾斜円筒部の中央領域から径方向に打ち抜きを開始して、一対の大径円筒部および小径円筒部に向かって、打ち抜きを進行させる。そうすると、一対の傾斜円筒部を打ち抜く際には、一対の大径円筒部や小径円筒部から圧縮応力を受けて、圧縮応力下で行なうことができる。また、一対の大径円筒部や小径円筒部を打ち抜く際にも同様に、圧縮応力下で行なうことができる。したがって、ポケットを形成する際において、圧縮応力下では、打ち抜きの際に生じる亀裂が進展しにくくなるため、案内部やころ止め部等が設けられるポケットの周方向壁面に、せん断面を多く形成することができる。この場合、ブローチ加工等の追加加工を施す必要もなく、加工設備を追加する必要もなく、例えば、刃具の形状を変更するのみでよい。その結果、安価で容易に製造することができると共に、ころを安定して回転させることができる。
また、この発明に係る保持器は、案内部となる傾斜円筒部の周方向壁面に、多くのせん断面が形成されているため、ころを安定して回転させることができる。
また、この発明に係る保持器付きころは、案内部となる傾斜円筒部の周方向壁面に、多くのせん断面が形成されているため、ころを安定して回転させることができる。
この発明の一実施形態に係る保持器を保持器付きころに適用した場合であって、保持器付きころを回転軸線を含むように切断した場合の断面を径方向内側から見た図である。 保持器の製造方法について示すフローチャートである。 準備工程における保持器部材の形状を示す図である。 外形形状形成工程における保持器部材の形状を示す図である。 ポケット形成工程における保持器部材の形状を示す図である。 完成した保持器付きころを示す図である。 刃具の一部を示す図である。 図7に示す刃具を進行方向逆側から見た図である。 刃具を保持器部材に押し当てた場合を示す図である。 図9中のXの部分を抜き出して、打ち抜きの開始を示した図である。 図9中のXの部分を抜き出して、打ち抜きの進行を示した図である。 本発明の製造方法で製造した保持器を示しており、図1中の矢印XII−XIIで切断した場合の断面図であって、保持器のポケットの部分において、保持器を回転軸線を含むように切断した場合の断面図である。 図1中の矢印XIII−XIIIで切断した場合の断面図であって、ポケットの周方向壁面を回転軸線に垂直な方向に切断した場合の断面図である。 図12中の点線で示す部分の写真の一例である。 刃具の他の実施形態を示す図である。 刃具のさらに他の実施形態を示す図である。 従来の保持器の一例を示す断面図である。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態に係る保持器を説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る保持器11を保持器付きころ10に適用した場合であって、保持器付きころ10を回転軸線を含むように切断した場合の断面を径方向内側から見た図である。図1においては、断面の一部のみを示している。図1を参照して、保持器付きころ10は、例えば、2サイクルエンジンのコンロッドや、農業機械等のような産業機械の遊星歯車減速機構等に利用されており、複数のころ12と、複数のころ12を保持する保持器11とを備える。なお、図1において、ころ12は点線で示し、ころ12の最も挙動が安定する位置であるPCDを一点鎖線で示している。
保持器11は、環状であって、複数のころ12を収容する複数のポケット13を有する。また、保持器11は、断面略M字状である。
ポケット13は、軸方向に延びる形状であって、周方向に等間隔に設けられている。ポケットの周方向壁面13aには、ポケット13に収容されたころ12を案内する一対の案内部16a,16bと、ころ12の径方向の脱落を防止する一対の第一のころ止め部14a,14bおよび第二のころ止め部15とが設けられている。
一対の第一のころ止め部14a,14bは、相対的に径方向外側に位置し、軸方向両端部に位置する。第二のころ止め部15は、一対の第一のころ止め部14a,14bの間に位置し、相対的に径方向内側に位置する。一対の第一のころ止め部14a,14bおよび第二のころ止め部15は、一対の案内部16a,16bとは異なる軸方向位置に設けられており、一対の案内部16a,16bより周方向に突出した形状である。すなわち、一対の第一のころ止め部14a,14bおよび第二のころ止め部15が位置するポケット13の周方向幅は、一対の案内部16a,16bが位置するポケット13の周方向幅より狭くなっている。
一対の案内部16a,16bは、一対の第一のころ止め部14a,14bと第二のころ止め部15とを傾斜して連結するように設けられている。
ここで、このような保持器11の製造方法について説明する。図2は、保持器11の製造方法について示すフローチャートである。図3は、準備工程における保持器部材30の形状を示す図である。図4は、外形形状形成工程における保持器部材30の形状を示す図である。図5は、ポケット形成工程における保持器部材30の形状を示す図である。図6は、完成した保持器付きころ10を示す図である。なお、図3〜図6は、保持器部材30を回転軸線を含むように切断した場合の断面を径方向内側から見た図である。図1〜図6を参照して、説明する。
まず、図3に示すような略円筒形状の保持器部材30を準備する(S11:準備工程)。
次に、保持器部材30にプレス加工等を施すことによって、保持器部材30の外形形状を形成する(S12:外形形状形成工程)。具体的には、図4に示すように、保持器部材30に、一対の大径円筒部31と、小径円筒部33と、一対の傾斜円筒部32とを形成する。一対の大径円筒部31は、軸方向両端部に位置して相対的に径の大きい部分である。小径円筒部33は、一対の大径円筒部31の間に位置して相対的に径の小さい部分である。一対の傾斜円筒部32は、一対の大径円筒部31と小径円筒部33とを傾斜して連結する部分である。
次に、保持器部材30にポケット打ち抜き加工を施すことによって、図5に示すように。保持器部材30の一部を打ち抜いてポケット13を形成する(S13:ポケット形成工程)。詳細については、後述する。
次に、保持器部材30に熱処理加工を施す(S14:熱処理工程)。熱処理としては、例えば、浸炭処理や軟窒化処理が挙げられる。これにより、保持器11の表面の摩耗等を適切に防止することができる。
このようにして、保持器部材30から保持器11を製造する。そして、図6に示すように、保持器11のポケット13にころ12を組み込んで保持器付きころ10が完成する。
ここで、S13において、ポケット打ち抜き加工によりポケット13を形成する場合の詳細について説明する。
まず、保持器部材30の一部を打ち抜くための刃具を準備する。図7は、刃具20の一部を示す図である。図8は、図7に示す刃具20を進行方向逆側、すなわち、図7中の矢印VIIIで示す方向から見た図である。図7および図8を参照して、刃具20は、刃先が突出する一対の突出部20a,20bと、一対の突出部20a,20bの間に位置する連結刃部23とを有する。刃具20の刃先は、略W字状である。
突出部20aは、突出部20aを構成する2つの面24a,24bから形成される鈍角θを有する第一の鈍角刃部21と、2つの面24c,24bから形成される鈍角θを有する第二の鈍角刃部22とを備える。第一の鈍角刃部21は、第二の鈍角刃部22より連結刃部23側に配置されている。また、第二の鈍角刃部22は、第一の鈍角刃部21より突出し、進行方向に最も突出するように配置されている。すなわち、第一の鈍角刃部21と第二の鈍角刃部22とは、傾斜して接続している。また、第二の鈍角刃部21と刃具20の端面20cとは、傾斜して接続している。突出部20bにおいても、同様の構成である。連結刃部23は、一対の突出部20a,20bより円弧状に凹んだ形状である。
また、刃具20は、保持器11において、ころ止め部14a,14b,15となる領域を形成するためのころ止め部形成部25,26と、案内部16a,16bとなる領域を形成するための案内部形成部27とを備える。
ころ止め部形成部25,26は、相対的に内方側に凹んだ形状であって、軸方向両端部および軸方向中央部に設けられている。案内部形成部27は、相対的に外方側に突出した形状であって、ころ止め部形成部25,26の間に設けられている。また、案内部形成部27は、第一の鈍角刃部21と、第二の鈍角刃部22とを有する構成である。ころ止め部形成部25,26および案内部形成部27は、保持器11のポケット13の壁面に沿う形状である。
次に、このような刃具20を、保持器部材30の径方向内側から径方向外側に向かって押し当てる。図9は、刃具20を保持器部材30に押し当てた場合を示す図である。具体的には、まず、一対の突出部20a,20bのうちの第一の鈍角刃部21が、一対の傾斜円筒部32の中央領域に押し当てられる。すなわち、一対の傾斜円筒部32の中央領域から、径方向に打ち抜きを開始する。このとき、図10に示すように、一対の傾斜円筒部32には、押し当てられた部分から、まず、矢印Fに示すような方向で、圧縮応力が加えられる。そして、さらに第一の鈍角刃部21が一対の傾斜円筒部32に押し当てられると、矢印D、Eに示すような方向で、一対の大径円筒部31および小径円筒部33に向かって、変形しようとする力が加えられる。このとき、一対の大径円筒部31および小径円筒部33の剛性が高いことから、矢印B、Cに示すように、一対の大径円筒部31および小径円筒部33から一対の傾斜円筒部32に向かって、圧縮応力が加えられる。このような圧縮応力下で、一対の傾斜円筒部32において、刃具20を押し進める。なお、図10は、図9中のXの部分を抜き出して、打ち抜きの開始を示した図である。
そして、そのまま刃具20を押し進める。そうすると、第一の鈍角刃部21と共に、第二の鈍角刃部22が一対の傾斜円筒部32の端部領域に押し当てられる。すなわち、突出部20a,20bの傾斜した面24bが、一対の傾斜円筒部32に押し当てられる。このとき、図11に示すように、まず、矢印G、Fに示すような方向で、圧縮応力が加えられる。そして、さらに面24bが、一対の傾斜円筒部32に押し当てられると、矢印D、Eに示すような方向で、一対の大径円筒部31および小径円筒部33に向かって、変形しようとする力が加えられる。このとき、一対の大径円筒部31および小径円筒部33には、刃具20は、押し当てられていない。これにより、一対の大径円筒部31および小径円筒部33は、剛性を保持したままとなり、矢印B、Cに示すように、一対の大径円筒部31および小径円筒部33から一対の傾斜円筒部32に向かって、圧縮応力が加えられる。このような圧縮応力下で、一対の傾斜円筒部32において、さらに刃具20を押し進める。
このようにして、まず、一対の傾斜円筒部32において、打ち抜きを行う。
そして、そのまま刃具20を押し進める。そうすると、刃具20が、一対の大径円筒部31および小径円筒部33に押し当てられる。具体的には、面24cおよび連結刃部23が、一対の大径円筒部31および小径円筒部33に押し当てられる。このとき、一対の傾斜円筒部32において、先に打ち抜きを行っていることから、面24cおよび連結刃部23は、一対の傾斜円筒部32側から一対の大径円筒部31側および小径円筒部33側に向かって、傾斜して一対の大径円筒部31および小径円筒部33に押し当てられる。これにより、矢印D、Eに示すような方向で、保持器部材30の軸方向端部および軸方向中央部に向かって、変形しようとする力が加えられる。このとき、保持器部材30の軸方向端部から矢印Bに示すように一対の大径円筒部31に向かって、また、変形しようとする力により小径円筒部33に向かって、圧縮応力が加えられる。このような圧縮応力下で、一対の大径円筒部31および小径円筒部33において、刃具20を押し進める。
このようにして、一対の大径円筒部31および小径円筒部33に向かって、打ち抜きを進行させる。なお、図11は、図9中のXの部分を抜き出して、打ち抜きの進行を示した図である。
このように、保持器11は、ポケット13を形成する際に、一対の傾斜円筒部32の中央領域から径方向に打ち抜きを開始して、一対の大径円筒部31および小径円筒部33に向かって、打ち抜きを進行させる。すなわち、ポケット13を形成する際には、まず、一対の傾斜円筒部32において、打ち抜きを行う。そして、一対の傾斜円筒部32における打ち抜きがほぼ終了する際に、一対の大径円筒部31および小径円筒部33の打ち抜きを行う。これにより、刃具20を保持器部材30に押し当てた際に、一対の大径円筒部31および小径円筒部33に向かって、変形させようとする力を発生させることができる。そうすると、一対の傾斜円筒部32を打ち抜く際には、強い圧縮応力を受けることになり、より大きい圧縮応力下で、打ち抜きを行なうことができる。また、一対の大径円筒部31や小径円筒部33を打ち抜く際にも同様に、より大きい圧縮応力下で行なうことができる。したがって、ポケット13を形成する際において、圧縮応力下では、打ち抜きの際に生じる亀裂が進展しにくくなるため、案内部16a,16bやころ止め部14a,14b,15等が設けられるポケットの周方向壁面13aに、せん断面を多く形成することができる。この場合、ブローチ加工等の追加加工を施す必要もなく、加工設備を追加する必要もなく、刃具20の形状を図7のようにするのみでよい。その結果、安価で容易に製造することができると共に、ころ12を安定して回転させることができる。
図12は、上記した製造方法で製造した保持器11を示しており、図1中の矢印XII−XIIで切断した場合の断面図であって、保持器11のポケット13の部分において、保持器11を回転軸線を含むように切断した場合の断面図である。図13においても同様に、図1中の矢印XIII−XIIIで切断した場合の断面図であって、ポケットの周方向壁面13aを回転軸線に垂直な方向に切断した場合の断面図である。図12および図13を参照して、保持器部材30の一対の大径円筒部31には、第一のころ止め部14a,14bが形成される。保持器部材30の小径円筒部33には、第二のころ止め部15が形成される。保持器部材30の一対の傾斜円筒部32には、案内部16a,16bが形成される。
また、保持器11のポケットの周方向壁面13aには、刃具20によって打ち抜かれるせん断面50と、刃具20によって押し込まれる材料で引きちぎられる破断面51とが発生する。図12中で、白抜きでせん断面50を示し、縦横の網掛けで破断面51を示している。なお、斜めの網掛けは、切断された断面を示している。
案内部16a,16bが位置する傾斜円筒部32の周方向壁面におけるせん断面50の面積は、傾斜円筒部32の周方向壁面全体の面積の60%以上である。また、第一のころ止め部14a,14bが位置する大径円筒部31の周方向壁面におけるせん断面50の面積は、大径円筒部31の周方向壁面全体の面積の40%以上である。また、第二のころ止め部15が位置する小径円筒部33の周方向壁面におけるせん断面50の面積は、小径円筒部33の周方向壁面全体の面積の40%以上である。
このような保持器11は、案内部16a,16bとなる傾斜円筒部32の周方向壁面に、多くのせん断面50が形成されているため、ころ12を安定して回転させることができる。また、ころ止め部14a,14b,15となる大径円筒部31および小径円筒部33の周方向壁面に、多くのせん断面50が形成されているため、ころ12を安定して回転させることができる。具体的には、図13を参照して、第二のころ止め部15において、せん断面50が多く形成されると、Hで示す径方向の遊隙量が、小さくなる。すなわち、せん断面50の径方向長さHが長くなり、Hが短くなる。これにより、ころ12が回転軸心から傾く虞を低減することができ、ころ12のスキューを防止することができる。
ここで、傾斜円筒部32の周方向壁面におけるせん断面の面積別による保持器付きころ10の寿命試験を行なった。せん断面の評価方法は、傾斜円筒部32の周方向壁面全体の面積と、傾斜円筒部32の周方向壁面に占めるせん断面の面積とを測定し、その割合を算出した。なお、面積の測定は、ポケット打ち抜き加工後のポケットの周方向壁面13aを任意の倍率で写真撮影することにより、拡大写真の外観観察により、せん断面と破断面の境界を把握し、任意の画像処理ソフトから、傾斜円筒部32の周方向壁面全体の面積と、せん断面の面積とを測定することにより行なった。
図14は、図12中の点線で示す部分の写真の一例である。
表1を参照して、せん断面の面積が45%や30%の新規品3、新規品4であれば、ブローチ加工を施した従来品より寿命が低下する。しかし、せん断面の面積が60%以上の新規品1、新規品2であれば、ブローチ加工を施した従来品と同等な寿命である。したがって、案内部16a,16bが位置する傾斜円筒部32の周方向壁面におけるせん断面の面積が、傾斜円筒部32の周方向壁面全体の面積の60%以上であることにより、寿命の低下を防止することができる。
また、大径円筒部31および小径円筒部33の周方向壁面においても上記と同様に、せん断面の面積別による保持器付きころ10の寿命試験を行なった。
表2を参照して、せん断面の面積が5〜20%のブローチ加工を施した従来品よりも、せん断面の面積が40%〜70%の新規品の方が長寿命となっている。したがって、第一のころ止め部14a,14bが位置する大径円筒部31の周方向壁面におけるせん断面の面積が、大径円筒部31の周方向壁面全体の面積の40%以上であって、また、第二のころ止め部15が位置する小径円筒部33の周方向壁面におけるせん断面の面積が、小径円筒部33の周方向壁面全体の面積の40%以上であることにより、ころ12のスキューを防止して、長寿命化を図ることができる。
なお、上記の実施の形態においては、図2中のS12において、プレス加工により、保持器部材30に、一対の大径円筒部31と、小径円筒部33と、一対の傾斜傾斜部32とを形成する例について説明したが、これに限ることなく、削り加工により、形成してもよい。
また、上記の実施の形態においては、刃具20は、刃先が突出する一対の突出部20a,20bと、一対の突出部20a,20bの間に位置する連結刃部23とを有し、突出部20a,20bは、突出部20a,20bを構成する2つの面24a,24bから形成される鈍角θを有する第一の鈍角刃部21と、2つの面24c,24bから形成される鈍角θを有する第二の鈍角刃部22とを備える例について説明したが、これに限ることなく、図15に示すように、刃先が突出する一対の突出部40a,40bを有し、突出部40a,40bを構成する面41が円弧状であってもよい。なお、図15は、刃具40の他の実施形態を示す図である。
また、突出部45a,45bは、図16に示すように、突出部45a,45bを構成する2つの面から形成される鈍角θのみを有する鈍角刃部46を備える構成であってもよい。図16は、刃具45のさらに他の実施形態を示す図である。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明は、2サイクルエンジンのコンロッド等に利用される保持器付きころ、このような保持器付きころの保持器、およびこのような保持器の製造方法に有効に利用される。
10 保持器付きころ、11 保持器、12 ころ、13 ポケット、14a,14b,15 ころ止め部、16a,16b 案内部、20,40,45 刃具、20a,20b,40a,40b,45a,45b 突出部、20c,20d 端面、21,22,46 鈍角刃部、23 連結刃部、24a,24b,24c,41 面、25,26 ころ止め部形成部、27 案内部形成部、30 保持器部材、31 大径円筒部、32 傾斜円筒部、33 小径円筒部、50 せん断面、51 破断面。

Claims (13)

  1. 環状であって、複数のころを収容する複数のポケットを有する保持器の製造方法であって、
    略円筒形状の保持器部材を、軸方向両端部に位置して相対的に径の大きい一対の大径円筒部、前記一対の大径円筒部の間に位置して相対的に径の小さい小径円筒部、および前記一対の大径円筒部と前記小径円筒部とを傾斜して連結する一対の傾斜円筒部を備えるように、外形形状を形成する外形形状形成工程と、
    刃具を用いて、前記一対の傾斜円筒部の中央領域から径方向に打ち抜きを開始して、前記一対の大径円筒部および前記小径円筒部に向かって打ち抜きを進行させることにより、前記保持器部材の一部を打ち抜いて、前記ポケットを形成するポケット形成工程とを備え、
    前記刃具は、刃先が突出する一対の突出部を有し、
    前記突出部を構成する2つの面のなす角は、鈍角であり、
    前記ポケット形成工程は、前記突出部を構成する2つの前記面を双方とも一対の前記傾斜円筒部の中央領域に押し当てて径方向に前記打ち抜きを開始する工程である、保持器の製造方法。
  2. 環状であって、複数のころを収容する複数のポケットを有する保持器の製造方法であって、
    略円筒形状の保持器部材を、軸方向両端部に位置して相対的に径の大きい一対の大径円筒部、前記一対の大径円筒部の間に位置して相対的に径の小さい小径円筒部、および前記一対の大径円筒部と前記小径円筒部とを傾斜して連結する一対の傾斜円筒部を備えるように、外形形状を形成する外形形状形成工程と、
    刃具を用いて、前記一対の傾斜円筒部の中央領域から径方向に打ち抜きを開始して、前記一対の大径円筒部および前記小径円筒部に向かって打ち抜きを進行させることにより、前記保持器部材の一部を打ち抜いて、前記ポケットを形成するポケット形成工程とを備え、
    前記刃具は、刃先が突出する一対の突出部を有し、
    前記突出部を構成する面は、円弧状であり、
    前記ポケット形成工程は、前記突出部を構成する円弧状の前記面を一対の前記傾斜円筒部の中央領域に押し当てて径方向に前記打ち抜きを開始する工程である、保持器の製造方法。
  3. 前記ポケットの周方向壁面には、前記ポケットに収容されたころを案内する案内部が形成されており、
    前記ポケット形成工程は、前記案内部を前記一対の傾斜円筒部に位置するように形成する、請求項1または2に記載の保持器の製造方法。
  4. 前記ポケットの周方向壁面には、ころの径方向の脱落を防止するころ止め部が形成されており、
    前記ポケット形成工程は、前記ころ止め部を前記一対の大径円筒部および前記小径円筒部のうちの少なくともいずれか一方に位置するように形成する、請求項1〜3のいずれかに記載の保持器の製造方法。
  5. 環状であって、複数のころを収容する複数のポケットを有し、前記ポケットの周方向壁面には、前記ポケットに収容されたころを案内する案内部が形成されている保持器であって、
    略円筒形状の保持器部材を、軸方向両端部に位置して相対的に径の大きい一対の大径円筒部、前記一対の大径円筒部の間に位置して相対的に径の小さい小径円筒部、および前記一対の大径円筒部と前記小径円筒部とを傾斜して連結する一対の傾斜円筒部を備えるように、外形形状を形成し、
    刃先が突出する一対の突出部を有し、前記突出部を構成する2つの面のなす角が鈍角である刃具を用いて、前記突出部を構成する2つの前記面を双方とも一対の前記傾斜円筒部の中央領域に押し当てて前記一対の傾斜円筒部の中央領域から打ち抜きを開始して、前記一対の大径円筒部および前記小径円筒部に向かって、打ち抜きを進行させることにより、前記保持器部材の一部を打ち抜いて、前記ポケットを形成すると共に、前記案内部を前記一対の傾斜円筒部に位置するように形成したことを特徴とする、保持器。
  6. 環状であって、複数のころを収容する複数のポケットを有し、前記ポケットの周方向壁面には、前記ポケットに収容されたころを案内する案内部が形成されている保持器であって、
    略円筒形状の保持器部材を、軸方向両端部に位置して相対的に径の大きい一対の大径円筒部、前記一対の大径円筒部の間に位置して相対的に径の小さい小径円筒部、および前記一対の大径円筒部と前記小径円筒部とを傾斜して連結する一対の傾斜円筒部を備えるように、外形形状を形成し、
    刃先が突出する一対の突出部を有し、前記突出部を構成する面が円弧状である刃具を用いて、前記突出部を構成する円弧状の前記面を一対の前記傾斜円筒部の中央領域に押し当てて前記一対の傾斜円筒部の中央領域から打ち抜きを開始して、前記一対の大径円筒部および前記小径円筒部に向かって、打ち抜きを進行させることにより、前記保持器部材の一部を打ち抜いて、前記ポケットを形成すると共に、前記案内部を前記一対の傾斜円筒部に位置するように形成したことを特徴とする、保持器。
  7. 環状であって、複数のころを収容する複数のポケットを有する保持器であって、
    前記保持器の外形形状は、軸方向両端部に位置して相対的に径の大きい一対の大径円筒部、前記一対の大径円筒部の間に位置して相対的に径の小さい小径円筒部、および前記一対の大径円筒部と前記小径円筒部とを傾斜して連結する一対の傾斜円筒部を備え、
    前記傾斜円筒部には、前記ポケットに収容されたころを案内する案内部が形成されており、
    前記傾斜円筒部の周方向壁面には、刃具によって打ち抜かれるせん断面と、前記刃具によって押し込まれる材料で引きちぎられる破断面とが形成されており、
    刃先が突出する一対の突出部を有し、前記突出部を構成する2つの面のなす角が鈍角である前記刃具を用いて、前記突出部を構成する2つの前記面を双方とも一対の前記傾斜円筒部の中央領域に押し当てて前記一対の傾斜円筒部の中央領域から打ち抜きを開始して、前記一対の大径円筒部および前記小径円筒部に向かって、打ち抜きを進行させることにより、前記保持器部材の一部を打ち抜いて、前記ポケットを形成すると共に、前記案内部を前記一対の傾斜円筒部に位置するように形成されており、
    前記傾斜円筒部の周方向壁面における前記せん断面の面積は、前記傾斜円筒部の周方向壁面全体の面積の60%以上である、保持器。
  8. 環状であって、複数のころを収容する複数のポケットを有する保持器であって、
    前記保持器の外形形状は、軸方向両端部に位置して相対的に径の大きい一対の大径円筒部、前記一対の大径円筒部の間に位置して相対的に径の小さい小径円筒部、および前記一対の大径円筒部と前記小径円筒部とを傾斜して連結する一対の傾斜円筒部を備え、
    前記傾斜円筒部には、前記ポケットに収容されたころを案内する案内部が形成されており、
    前記傾斜円筒部の周方向壁面には、刃具によって打ち抜かれるせん断面と、前記刃具によって押し込まれる材料で引きちぎられる破断面とが形成されており、
    刃先が突出する一対の突出部を有し、前記突出部を構成する面が円弧状である前記刃具を用いて、前記突出部を構成する円弧状の前記面を一対の前記傾斜円筒部の中央領域に押し当てて前記一対の傾斜円筒部の中央領域から打ち抜きを開始して、前記一対の大径円筒部および前記小径円筒部に向かって、打ち抜きを進行させることにより、前記保持器部材の一部を打ち抜いて、前記ポケットを形成すると共に、前記案内部を前記一対の傾斜円筒部に位置するように形成されており、
    前記傾斜円筒部の周方向壁面における前記せん断面の面積は、前記傾斜円筒部の周方向壁面全体の面積の60%以上である、保持器。
  9. 前記大径円筒部および前記小径円筒部には、ころの径方向の脱落を防止するころ止め部が形成されており、
    前記大径円筒部および前記小径円筒部の周方向壁面には、刃具によって打ち抜かれるせん断面と、前記刃具によって押し込まれる材料で引きちぎられる破断面とが形成されており、
    前記大径円筒部および前記小径円筒部の周方向壁面における前記せん断面の面積は、前記大径円筒部および前記小径円筒部の周方向壁面のそれぞれ全体の面積の40%以上である、請求項7または8に記載の保持器。
  10. 複数のころと、
    環状であって、前記複数のころを収容する複数のポケットを有する保持器とを備える保持器付きころであって、
    前記保持器は、
    略円筒形状の保持器部材を、軸方向両端部に位置して相対的に径の大きい一対の大径円筒部、前記一対の大径円筒部の間に位置して相対的に径の小さい小径円筒部、および前記一対の大径円筒部と前記小径円筒部とを傾斜して連結する一対の傾斜円筒部を備えるように、外形形状を形成し、
    刃先が突出する一対の突出部を有し、前記突出部を構成する2つの面のなす角が鈍角である刃具を用いて、前記突出部を構成する2つの前記面を双方とも一対の前記傾斜円筒部の中央領域に押し当てて前記一対の傾斜円筒部の中央領域から打ち抜きを開始して、前記一対の大径円筒部および前記小径円筒部に向かって、打ち抜きを進行させることにより、前記保持器部材の一部を打ち抜いて、前記ポケットを形成すると共に、前記案内部を前記一対の傾斜円筒部に位置するように形成したことを特徴とする、保持器付きころ。
  11. 複数のころと、
    環状であって、前記複数のころを収容する複数のポケットを有する保持器とを備える保持器付きころであって、
    前記保持器は、
    略円筒形状の保持器部材を、軸方向両端部に位置して相対的に径の大きい一対の大径円筒部、前記一対の大径円筒部の間に位置して相対的に径の小さい小径円筒部、および前記一対の大径円筒部と前記小径円筒部とを傾斜して連結する一対の傾斜円筒部を備えるように、外形形状を形成し、
    刃先が突出する一対の突出部を有し、前記突出部を構成する面が円弧状である刃具を用いて、前記突出部を構成する円弧状の前記面を一対の前記傾斜円筒部の中央領域に押し当てて前記一対の傾斜円筒部の中央領域から打ち抜きを開始して、前記一対の大径円筒部および前記小径円筒部に向かって、打ち抜きを進行させることにより、前記保持器部材の一部を打ち抜いて、前記ポケットを形成すると共に、前記案内部を前記一対の傾斜円筒部に位置するように形成したことを特徴とする、保持器付きころ。
  12. 複数のころと、
    環状であって、前記複数のころを収容する複数のポケットを有する保持器とを備える保持器付きころであって、
    前記保持器の外形形状は、軸方向両端部に位置して相対的に径の大きい一対の大径円筒部、前記一対の大径円筒部の間に位置して相対的に径の小さい小径円筒部、および前記一対の大径円筒部と前記小径円筒部とを傾斜して連結する一対の傾斜円筒部を備え、
    前記傾斜円筒部には、前記ポケットに収容されたころを案内する案内部が形成されており、
    前記傾斜円筒部の周方向壁面には、刃具によって打ち抜かれるせん断面と、前記刃具によって押し込まれる材料で引きちぎられる破断面とが形成されており、
    刃先が突出する一対の突出部を有し、前記突出部を構成する2つの面のなす角が鈍角である前記刃具を用いて、前記突出部を構成する2つの前記面を双方とも一対の前記傾斜円筒部の中央領域に押し当てて前記一対の傾斜円筒部の中央領域から打ち抜きを開始して、前記一対の大径円筒部および前記小径円筒部に向かって、打ち抜きを進行させることにより、前記保持器部材の一部を打ち抜いて、前記ポケットを形成すると共に、前記案内部を前記一対の傾斜円筒部に位置するように形成されており、
    前記傾斜円筒部の周方向壁面における前記せん断面の面積は、前記傾斜円筒部の周方向壁面全体の面積の60%以上である、保持器付きころ。
  13. 複数のころと、
    環状であって、前記複数のころを収容する複数のポケットを有する保持器とを備える保持器付きころであって、
    前記保持器の外形形状は、軸方向両端部に位置して相対的に径の大きい一対の大径円筒部、前記一対の大径円筒部の間に位置して相対的に径の小さい小径円筒部、および前記一対の大径円筒部と前記小径円筒部とを傾斜して連結する一対の傾斜円筒部を備え、
    前記傾斜円筒部には、前記ポケットに収容されたころを案内する案内部が形成されており、
    前記傾斜円筒部の周方向壁面には、刃具によって打ち抜かれるせん断面と、前記刃具によって押し込まれる材料で引きちぎられる破断面とが形成されており、
    刃先が突出する一対の突出部を有し、前記突出部を構成する面が円弧状である前記刃具を用いて、前記突出部を構成する円弧状の前記面を一対の前記傾斜円筒部の中央領域に押し当てて前記一対の傾斜円筒部の中央領域から打ち抜きを開始して、前記一対の大径円筒部および前記小径円筒部に向かって、打ち抜きを進行させることにより、前記保持器部材の一部を打ち抜いて、前記ポケットを形成すると共に、前記案内部を前記一対の傾斜円筒部に位置するように形成されており、
    前記傾斜円筒部の周方向壁面における前記せん断面の面積は、前記傾斜円筒部の周方向壁面全体の面積の60%以上である、保持器付きころ。
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