JP2004293627A - 針状ころ軸受用の保持器及び針状ころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】特に保持器の柱部の付け根の強度を向上させ、より耐久性に優れた針状ころ軸受用の保持器及び針状ころ軸受を提供する。
【解決手段】半径方向において、保持器12に組み込まれた針状ころ軸受のころ11と当接する位置に近い側の周面(内周面)に接する又はその近傍の柱部12bの付け根部の面は、せん断面となっている。従って、ころ11が位置Pに当接したとき、その力が柱部12bを介して伝達された場合でも、もっとも応力が増大する部位がせん断面であるので、その疲労強度を高く維持できることとなる。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、針状ころ軸受用の保持器及び針状ころに関し、特に耐久性を向上させることができる針状ころ軸受用の保持器及び針状ころ軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両等に搭載されている自動変速機において、一般的には遊星歯車機構が用いられている。ここで、針状ころ軸受は、細径のころを用いていることから、内輪外径と外輪内径との差が小さいスペースにも収めることができるので、遊星歯車機構の遊星歯車を回転自在に支持するために用いると、それを搭載した自動変速機のコンパクト化に寄与するので好ましいといえる(特許文献1参照)。
【特許文献1】
特開2002−349647号公報
【0003】
ところで、近年は、燃費の向上などを目的として、自動変速機においても多段化される傾向がある。しかるに、現在は4速が主流である自動変速機を、例えば5速或いは6速に多段化しようとすると、動力を伝達する遊星歯車機構の遊星歯車の公転速度が増大するということがある。このような場合、遊星歯車を回転自在に支持する針状ころ軸受のころの挙動を抑制するために、保持器が重要な意義を持つ。
【0004】
せん断打ち抜き加工でポケットを打ち抜いた針状ころ軸受用の保持器に関しては、溶接タイプの保持器と一体タイプの保持器とがある。溶接タイプの保持器は、帯状鋼材にプレス成形を施して保持器の基本断面を形成し、せん断加工で針状ころを収容するポケット孔を打ち抜き、所定長さに切断し、リング状に曲げ、両端部を溶接することによって作製される。これに対し、一体タイプの保持器は、鋼管素材などから削旋加工により基本形状を削り出した後、せん断加工で針状ころを収容するポケット孔を打ち抜くことによって作製される。
【0005】
ここで、せん断加工でポケット孔を打ち抜き形成した場合、ポケット孔の周面側面には、せん断により形成された面(せん断面)部分と破断により形成された面(破断面)部分が生じる。せん断面はせん断の途中で、刃先の側面によって押し付けられながら擦られ変形してできた面であり、表面性状は良好である、これに対し、破断面は素材が破断力によって引き裂かれ変形してできた面であり、表面が粗く、表面層に微小な亀裂が存在する。
【0006】
このようなせん断加工の特徴に基づき、特許文献2に開示された技術のように、針状ころを案内するポケット孔の案内面がピッチ円上においてせん断面であり、保持器の案内精度の向上を図ったものがある。また特許文献3に開示された技術のように、外径側から内径側に向けて打ち抜くことによりポケット孔を形成し、表面の粗い破断面を潤滑油溜めとして利用し、高速回転使用時に潤滑油補給効果を図ったものがある。
【特許文献2】
特開平9−236130号公報
【特許文献3】
実用新案登録第2571697号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特に高速回転又は高負荷用途の場合、このような針状ころ軸受用保持器は、その付け根部において局部的応力集中及び亀裂の発生・進展に起因して、柱部の破損などが生じることがある。
【0008】
例えば本発明者の研究結果によれば、特に自動変速機の遊星歯車機構において、遊星歯車を支持する針状ころ軸受のように高速回転又は高負荷で使用される場合、保持器の柱部の付け根の疲労強度が低下する恐れがあることが判明した。より具体的には、遊星歯車は自転しながら太陽歯車の周囲を公転しているが、このとき針状ころ軸受におけるころは、内輪の周囲を公転すると共に、太陽歯車の周囲を公転するので、それらを合成した公転速度はころの位置によって異なり、それにより異なる遠心力を受ける。ここで、遠心力により正の加速力をうけたころは保持器の柱部に追突し、負の加速力を受けたころは保持器の柱部から追突されるというように、交互の力を受けることとなり、従って保持器の柱部の付け根が受ける応力値や応力繰返数が増大し、保持器の柱部の付け根からの疲労クラックあるいは保持器の柱部の付け根が接続された環状部の疲労クラックが生じる恐れがある。また、本来的に回転するころにはスキューが発生するため、さらに保持器の柱部の付け根に負荷される応力やその繰返数が増大する。すなわち、針状ころ軸受が自転しさらに公転するような使われ方をすると焼入処理を施した保持器でも疲労強度が不足するという課題がある。
【0009】
かかる問題を、柱部の断面サイズの向上により改善することも考えられるが、柱部断面の円周方向サイズが大きくなると、組み込める転動体の数が少なくなり軸受負荷容量が減少し、柱部断面の半径方向サイズが大きくなると、転動体の直径が大きくなり、軸受のサイズが大きくなってしまうという問題がある。また保持器の使用条件及び性能上のさまざまな要求に対し、保持器の形状、案内形式、柱の断面形状、ころと柱の当たる位置はさまざまであり、保持器強度を向上するには構造上の多くの制限を受けているという実情がある。
【0010】
本発明は、特に保持器の柱部の付け根の強度を向上させ、より耐久性に優れた針状ころ軸受用の保持器及び針状ころ軸受を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の針状ころ軸受用の保持器は、
一対の環状部と、前記環状部を連結する複数の柱部とよりなる針状ころ軸受用の保持器において、
前記保持器のポケットは、板状の素材をせん断打ち抜き加工することで形成されており、
半径方向において、前記保持器に組み込まれた針状ころ軸受のころと当接する位置に近い前記柱部の付け根部のポケット面は、せん断面となっていることを特徴とする。
【0012】
【作用】
保持器を、同じ素材から同じ寸法で同じせん断打ち抜き加工で形成した場合でも、疲労強度に大きく差が生じることが確認された。保持器のポケット部をせん断打ち抜き加工で形成したときに、図1で矢印方向に工具を移動させ、せん断打ち抜き加工で打ち抜いた面には、せん断面SFと破断面BF(いずれも模式的に示す)とが生じる。せん断面SFは、せん断の途中で工具刃先の側面によって押し付けられながら擦られ変形してできた面であり、表面性状は良好である。これに対し、破断面BFは、素材が破断力によって引き裂かれ変形してできた面であり、表面が粗く、表面層に微小な亀裂が存在する。本発明者は、かかるせん断面SFと破断面BFとの位置関係により、疲労強度に大きな差が生じることを発見したのである。かかる発見に基づき、半径方向において、前記保持器に組み込まれた針状ころ軸受のころと当接する位置に近い前記柱部の付け根部のポケット面を、せん断面とすることで、前記柱部の付け根における最も応力が高くなる部分における疲労強度を高め、保持器全体としての強度を高めることができることを導き出したのである。
【0013】
以上のような特徴を有するため、前記針状ころ軸受は、例えば自転と共に公転するような遊星歯車装置の遊星歯車を回転自在に支持するために用いられても、耐摩耗性及び信頼性を両立できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して以下に詳細に説明する。図2は、本実施の形態にかかる針状ころ軸受を含む車両の自動変速機1の断面図である。図2において、不図示のエンジンから出力されるトルクは、トルクコンバータ2を介して伝達され、更に複数列組み合わせれた遊星歯車機構3を介して複数段に減速され、その後出力軸4に連結された不図示のドライブトレーンに出力されるようになっている。
【0015】
遊星歯車機構3の作動原理を図3に示す。図3において、太陽歯車3aの周囲に3つの遊星歯車3bが噛合しつつ等配されて、不図示のキャリヤにより回転自在に支持されている。遊星歯車3bは、その周囲のリングギヤ3cに噛合している。
【0016】
まず、1速の場合、図3(a)に示すように、太陽歯車3aをドライブ側とし、遊星歯車3b(キャリヤ)をドリブン側とし、リングギヤ3cを固定することで、大きな減速比が得られる。次に、2速の場合、図3(b)に示すように、太陽歯車3aを固定し、遊星歯車3b(キャリヤ)をドリブン側とし、リングギヤ3cをドライブ側とすることで、中程度の減速比が得られる。更に、3速の場合、図3(c)に示すように、太陽歯車3aを固定し、遊星歯車3b(キャリヤ)をドライブ側とし、リングギヤ3cをドリブン側とすることで、小さな減速比が得られる。尚、後退の場合、図3(d)に示すように、太陽歯車3aをドリブン側とし、遊星歯車3b(キャリヤ)を固定し、リングギヤ3cをドライブ側とすることで、入力に対して出力を逆転させることができる。
【0017】
図4は、キャリヤ3dと遊星歯車3bとを分解して示す部分斜視図である。遊星歯車3bは、中央に開口(外輪)3fを有し、キャリヤ3dは、軸(内輪)3eを有している。軸3eと開口3fとの間に針状ころ軸受10が配置され、回転自在に支承されるようになっている。針状ころ軸受10は、複数のころ11と、それらを保持する保持器12とからなっている。
【0018】
図5は、保持器12の斜視図である。保持器12は、一対の環状部12aを複数の柱部12bで連結した構成を有している。
【0019】
図6は、本実施の形態にかかる保持器の柱部の付け根を拡大して示す図である。尚、図6において、保持器12の軸線は図の下方に位置しているものとする。
【0020】
図6において、保持器12は、その素材に対し内径側から外径側へと工具を移動させたせん断打ち抜き加工で形成されているため、環状部12aの内側面12cと、柱部12bの周方向側面12dにおいて、一部を模式的に示すように、内径側がせん断面SF、外径側が破断面BFとなっている。
【0021】
本実施の形態においては、保持器12は外径案内であるから、ころ11が柱部12bに当接する位置Pは、柱部12bの周方向側面12dの中央より保持器12の軸線に近い側となる。すなわち、ころ11が当接する位置Pを保持器12(すなわち環状部12a)の軸線に平行に、内側面12cに向かって投影したときに、投影された位置P’は、保持器12の内周面から距離L1、保持器12の外周面からL2の位置にあり、L2>L1となっている。かかる場合、半径方向において、保持器12に組み込まれた針状ころ軸受のころ11と当接する位置に近い柱部12bの付け根部のポケット面は、せん断面となっている。従って、ころ11が位置Pに当接したとき、その力が柱部12bを介して伝達された場合でも、もっとも応力が増大する部位がせん断面であるので、その疲労強度を高く維持できることとなる。
【0022】
図7は、別な実施の形態にかかる保持器の柱部の付け根を拡大して示す図である。尚、図7において、保持器12’の軸線は図の下方に位置しているものとする。
【0023】
図7において、保持器12’は、その素材に対し外径側から内径側へと工具を移動させたせん断打ち抜き加工で形成されているため、環状部12a’の内側面12c’と、柱部12b’の周方向側面12d’において、一部を模式的に示すように、外径側がせん断面SF、内径側が破断面BFとなっている。
【0024】
本実施の形態においては、保持器12’は内径案内であるから、ころ11が柱部12b’に当接する位置Pは、柱部12b’の周方向側面12d’の中央より保持器12の軸線から遠い側となる。すなわち、ころ11が当接する位置Pを保持器12’(すなわち環状部12a’)の軸線に平行に、内側面12c’に向かって投影したときに、投影された位置P’は、保持器12’の外周面から距離L1、保持器12’の内周面からL2の位置にあり、L2>L1となっている。かかる場合、半径方向において、保持器12に組み込まれた針状ころ軸受のころ11と当接する位置に近い柱部12b’の付け根部のポケット面は、せん断面となっている。従って、ころ11が位置Pに当接したとき、その力が柱部12b’を介して伝達された場合でも、もっとも応力が増大する部位がせん断面であるので、その疲労強度を高く維持できることとなる。
【0025】
【0026】
図8は、別な実施の形態にかかる保持器112の斜視図である。かかる保持器112は、同様に帯状鋼材からせん断打ち抜き加工により形成されてなり、一対の環状部112aを複数の柱部112bで連結した構成を有しているが、図5の実施の形態と異なり、柱部112bの軸線方向中央がくぼみ、かつ保持器112の軸線方向両端が半径方向に折り曲げられて、折り曲げ部112gを形成している。すなわち、周方向断面がM字形状となっているため、いわゆるM形保持器と呼ばれるものである。
【0027】
図9は、保持器112の柱部の付け根を拡大して示す図であるが、保持器112の軸線は図の下方に位置しているものとする。本実施の形態においては、図9に示すように、柱部112bの中央がくぼんでいるので、半径方向において、保持器112に組み込まれた針状ころ軸受のころ(不図示)と当接する位置に近い柱部112bの付け根部のポケット面は、せん断面となっている。従って、ころが位置Pに当接したとき、その力が柱部112bを介して伝達された場合でも、もっとも応力が増大する部位がせん断面であるので、その疲労強度を高く維持できることとなる。
【0028】
【0029】
以上、本発明を実施例を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。例えば、本発明は針状ころ軸受に限らず、通常のころ軸受にも適用できる。
【0030】
【発明の効果】
本発明の針状ころ軸受用の保持器によれば、半径方向において、前記保持器に組み込まれた針状ころ軸受のころと当接する位置に近い側の前記柱部の付け根部のポケット面は、せん断面となっているので、前記柱部の付け根における最も応力が高くなる位置を、破断面でなくせん断面とすることで、その部分における強度を高め、保持器全体として疲労強度を高めることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】せん断面と破断面を説明するための模式図である。
【図2】本実施の形態にかかる針状ころ軸受を含む車両の自動変速機の断面図である。
【図3】遊星歯車機構の作動原理を示す図である。
【図4】キャリヤ3dと遊星歯車3bとを分解して示す部分斜視図である。
【図5】本実施の形態にかかる保持器の斜視図である。
【図6】図5の保持器の柱部の付け根を拡大して示す図である。
【図7】別な実施の形態にかかる保持器の柱部の付け根を拡大して示す図である。
【図8】更に別な実施の形態にかかる保持器の斜視図である。
【図9】図9の保持器の柱部の付け根を拡大して示す図である。
【符号の説明】
1 自動変速機
2 トルクコンバーター
3 遊星歯車機構
4 出力軸
10 針状ころ軸受
11 ころ
12,12’、112 保持器

Claims (2)

  1. 一対の環状部と、前記環状部を連結する複数の柱部とよりなる針状ころ軸受用の保持器において、
    前記保持器の柱部は、板状の素材をせん断打ち抜き加工することで形成されており、
    半径方向において、前記保持器に組み込まれた針状ころ軸受のころと当接する位置に近い前記柱部の付け根部のポケット面は、せん断面となっていることを特徴とする針状ころ軸受用の保持器。
  2. 請求項1に記載の針状ころ軸受用の保持器を用いたことを特徴とする針状ころ軸受。
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