JP2007147036A - シェル形ころ軸受およびシェル形ころ軸受構造物 - Google Patents

シェル形ころ軸受およびシェル形ころ軸受構造物 Download PDF

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Abstract

【課題】ころを安定して転動させることができるシェル形ころ軸受を提供する。
【解決手段】シェル形ころ軸受に含まれる保持器14のうち、柱部22は、内径面28側に断面形状がV字状に押し曲げられている。PCD26においては、側壁面25の中央部には、外径面27側のせん断面23が位置し、側壁面25の端部には、内径面28側の破断面24が位置している。シェル形ころ軸受に含まれるシェル形外輪については、シェル形外輪を圧入する内径穴を有する基準リングにシェル形外輪が圧入された場合に、上記したシェル形外輪の軌道面の軸方向の真直度は、0.008mm以下であり、基準リングの内径面または外径面を基準とした平行度は、0.015mm以下である。
【選択図】図1

Description

この発明は、シェル形ころ軸受およびシェル形ころ軸受構造物に関する。
シェル形ころ軸受は、軸受投影面積が小さいにもかかわらず、高荷重の負荷を受けることができ、かつ、高剛性であるため、排気量の小さい2サイクルエンジンのコンロッド等に使用されている。ここで、シェル形ころ軸受は、鋼板を絞り加工等して成型されたシェル形外輪と、ころと、シェル形外輪の内径面に沿うように配置される保持器とを含む。保持器には、ころを保持するためのポケットが設けられ、各ポケットの間に位置する柱部で、各ころの間隔を保持する。
ここで、上記したシェル形ころ軸受に含まれる保持器の製造方法について、簡単に説明する。まず、保持器の材料となる帯鋼を、ころを保持することができる大きさのポケット穴を開口するようポケット抜きする。その後、帯鋼の断面形状がV字状となるようにプレス加工する。プレス加工後、保持器の円周長さとなるように切断し、切断された帯鋼を円筒状に折り曲げ、折り曲げられた帯鋼の端面同士を溶接等により接合し、熱処理工程を行い、保持器を製造する。
ここで、帯鋼の断面形状がV字状となるプレス加工を行うと、径方向の断面高さを大きく確保することができるため、次のような効果が生じる。図13は、プレス加工を行った後に、切断された帯鋼を円筒状に折り曲げる前後の径方向の断面図である。保持器104が円筒状に折り曲げられる前(図13(a))の柱部106の内径面112側の間隔は、保持器104が円筒状に折り曲げられた後(図13(b))に小さくなるため、ポケットに保持されたころ103が内径面112側に抜け落ちることを防止することができる。この場合、さらに、柱部106の外径面111側に、ころ抜け防止部を設けることにより、ころ103が外径面111側に抜け出るのを防止するようにしてもよい。
また、図14は、ころ103が保持された保持器104が、シェル形外輪102および軸101に組み込まれた状態を示す図であり、断面形状がV字状となるプレス加工を行うことにより、ころ103を案内するのに最も挙動が安定する位置であるPCD(Pitch Circle Diameter)105付近で、ころ103を案内することもできる。
なお、上記した工程により製造された保持器と同様の形状を有するころ軸受の保持器が、特開2005−98368号公報(特許文献1)に記載されている。
次に、上記したシェル形ころ軸受に含まれるシェル形外輪102の精度測定方法について説明する。シェル形外輪102は、その円筒部の内径面119に、ころを転走させる軌道面を有する。シェル形外輪102の軌道面に関しては、ころを安定して転動させる必要があるため、高い寸法精度が要求される。
このような高い寸法精度が要求されるシェル形外輪102の軌道面の精度測定は、周方向における厚み寸法の変動、すなわち、シェル形外輪102の円筒部の肉厚変動を測定していた。図15は、この場合のシェル形外輪102の円筒部の肉厚変動を測定する状態を示す図である。図15を参照して、シェル形外輪102は、その円筒部116の内径面119側に、ころを転動する軌道面を有する。ここで、円筒部116の肉厚変動の測定については、図15中の矢印Xや矢印Yに示す箇所の外径面118側に基準片117を当て、対応する内径面119側にゲージ端子を当てた状態で、シェル形外輪102を回転させることによって、その肉厚変動を測定していた。
特開2005−98368号公報(段落番号0040、図2)
上記したシェル形ころ軸受に含まれるシェル形外輪の精度測定方法について、円筒部の厚み寸法の測定においては、円筒部116の肉厚変動、すなわち、周方向における肉厚寸法の差を測定している。しかし、ころを安定した状態で転動させることができるかどうかを評価するための精度パラメータとして、必ずしも最適なものではない。特に、シェル形外輪102の円筒部116は比較的薄肉であり、熱処理等により変形するおそれがあるため、圧入後の形状を測定することが必要と思われる。
このような場合には、平行度の基準面等を有する基準リングに設けられた内径穴にシェル形外輪を圧入した状態で、シェル形外輪の内径面の母線形状を測定し、これを精度パラメータとする。しかし、このような母線形状をそのまま精度パラメータとすると、ころが転動する面以外の部分を含んで母線形状を測定しているため、ころを安定した状態で転動させることができるかどうかを正確に評価することができない。
一方、上記した保持器の製造工程において、上記したポケット抜き工程では、打ち抜き刃を有するポンチ等で、保持器の材料に対し、ポケット形状に刃先を押し当てて打ち抜くことにより行う。この場合、打ち抜かれたポケットの側壁面、すなわち、各ポケットの間に位置する柱部の側壁面には、せん断面および破断面が発生することになる。せん断面とは、ポンチ等の打ち抜き刃の刃先によって打ち抜かれて切断される平滑な面である。また、破断面とは、ポンチ等の打ち抜き刃によって打ち抜くときに、刃先によって押し込まれた材料で引きちぎられるように切断される粗い面である。
ここで、ポケット抜き工程において、円筒状に折り曲げられたときに、内径面となる側からポケットを打ち抜くと、柱部の側壁面の外径面となる側に破断面が位置することになる。
図16は、この場合の保持器104の径方向の断面図であり、図17は、この場合の保持器104の軸方向の断面図である。図17において、点線で示された部分は、保持器104のポケットに保持されたころ103を示しており、一点鎖線は、PCD105を示す。図16および図17を参照して、内径面112側となる図中の矢印Zの方向からポケット抜きを行うと、側壁面110の内径面112側にはせん断面108が位置し、側壁面110の外径面111側には破断面109が位置することになる。ここで、保持器104はV字状にプレス加工されているため、ころ103を保持したときに、側壁面110の中央部のPCD105付近に、破断面109が位置し、側壁面110の端部のPCD105付近にせん断面108が位置することになる。
この場合のPCD105における側壁面110の形状曲線114を、ころ103の外形輪郭線113と重ねて、図18に示す。図18を参照して、側壁面110のうち、中央部は破断面109であり、端部はせん断面108である。そうすると、形状曲線114は外形輪郭線113に対して、中央部に凹んだ形状となり、ころ103は、側壁面110の端部のせん断面108に接触して案内されることになる。
しかし、ころ103の端部は面取り部であり、また、側壁面110の端部はころ103の外形輪郭線113と沿う形状ではないため、適切に接触することができず、安定してころ103を案内することができない。
このような保持器およびシェル形外輪を含むシェル形ころ軸受は、ころを安定して転動させることはできない。また、このようなシェル形ころ軸受を備えるシェル形ころ軸受構造物についても、ころのスキューが発生し、焼付きが生じるおそれがある。
この発明は、ころを安定して転動させることができるシェル形ころ軸受およびシェル形ころ軸受構造物を提供することを目的とする。
この発明に係るシェル形ころ軸受は、複数のころと、内径側に軌道面を有するシェル形外輪と、ころを保持する保持器とを有する。シェル形外輪を圧入する内径穴を有する基準リングにシェル形外輪が圧入された場合に、上記したシェル形外輪の軌道面の軸方向の真直度は、0.008mm以下であり、基準リングの内径面または外径面を基準とした平行度は、0.015mm以下である。また、上記した保持器は、一対の環状部と、ころを収容するポケットを形成するように一対の環状部を連結する柱部とを含む。ここで、柱部の側壁面は、ポケットを形成するように打ち抜き刃によって打ち抜かれるせん断面と、打ち抜き刃によって押し込まれる材料で引きちぎられる破断面とを有する。上記したころは、せん断面によって案内される。
このように構成することにより、シェル形ころ軸受に含まれる保持器について、ころを案内する柱部の側壁面のうち、中央部の、平滑で、ころの外形に沿うせん断面でころを案内することができる。また、シェル形ころ軸受に含まれるシェル形外輪についても、基準リングの内径穴に圧入された状態で、ころが転動する軌道面を、真直、かつ、平行に規定することができる。そうすると、転動時において、ころの転動面とシェル形外輪の内径面に位置する軌道面とが、適切に接触することができる。
このような保持器およびシェル形外輪を含むシェル形ころ軸受は、ころを安定して転動させることができる。ここで、真直度とは、基準リング圧入時におけるシェル形外輪の軌道面の軸方向の最大厚みと最小厚みの差をいい、平行度とは、基準面となる基準リングの内径面とシェル形外輪の軌道面との平行度合いをいう。なお、基準リングの内径面と外径面との同軸度が確保されていれば、基準リングの外径面を平行度の基準面とすることができる。
好ましくは、柱部は、その中央部が径方向内側に凹んだ形状を有しており、中央部のせん断面は、径方向外側に位置し、破断面は、径方向内側に位置している。こうすることにより、PCD付近にせん断面を位置することができ、ころの挙動を安定させて案内することができる。
より好ましくは、ころを案内するせん断面の軸方向の長さは、ころの軸方向の長さの60%以上である。こうすることにより、シェル形ころ軸受に含まれる保持器について、ころを安定して案内する案内面を十分に確保することができ、より安定してころを転動させることができる。
この発明の他の局面においては、シェル形ころ軸受構造物は、内径穴を有するハウジングと、複数のころと内径側に軌道面を有するシェル形外輪と保持器とを含み、ハウジングの内径穴に圧入されるシェル形ころ軸受とを備える。ここで、上記したシェル形ころ軸受に含まれる保持器は、一対の環状部と、ころを収容するポケットを形成するように一対の環状部を連結する柱部とを含む。上記した柱部は、その中央部が径方向内側に凹んだ形状を有する。ここで、柱部の側壁面は、その径方向外側に、ポケットを形成するように打ち抜き刃によって打ち抜かれるせん断面を有し、その径方向内側に、打ち抜き刃によって押し込まれる材料で引きちぎられる破断面を有している。ここで、シェル形外輪を圧入する内径穴を有する基準リングにシェル形外輪が圧入された場合に、シェル形外輪の軌道面の軸方向の真直度は、0.008mm以下であり、基準リングの内径面または外径面を基準とした平行度は、0.015mm以下である。
このようなシェル形ころ軸受構造物は、ころを安定して転動させることができる保持器およびシェル形外輪を含むシェル形ころ軸受を備えるため、ころのスキューを抑制し、耐焼付き性を向上させることができる。
好ましくは、柱部は、その中央部が径方向内側に凹んだ形状を有しており、中央部のせん断面は、径方向外側に位置し、破断面は、径方向内側に位置している。こうすることにより、シェル形ころ軸受構造物に備えられたシェル形ころ軸受に含まれる保持器について、PCD付近にせん断面を位置することができ、ころの挙動を安定させて案内することができる。
より好ましくは、ころを案内するせん断面の軸方向の長さは、ころの軸方向の長さの60%以上である。こうすることにより、シェル形ころ軸受構造物に備えられたシェル形ころ軸受に含まれる保持器について、ころを安定して案内する案内面を十分に確保することができ、より安定してころを転動させることができる。したがって、より耐焼付き性を向上させることができる。
この発明によれば、シェル形ころ軸受に含まれる保持器について、ころを案内する柱部の側壁面のうち、中央部の、平滑で、ころの外形に沿うせん断面でころを案内することができる。また、シェル形ころ軸受に含まれるシェル形外輪についても、基準リングの内径穴に圧入された状態で、ころが転動する軌道面を、真直、かつ、平行に規定することができる。そうすると、転動時において、ころの転動面とシェル形外輪の内径面に位置する軌道面とが、適切に接触することができる。
その結果、ころを安定して転動させることができるシェル形ころ軸受およびシェル形ころ軸受構造物を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図2は、この発明の一実施形態に係るシェル形ころ軸受構造物の一例を示す断面図である。図2を参照して、シェル形ころ軸受構造物10は、シェル形ころ軸受11と、内径穴を有するハウジングとして、大端部および小端部にシェル形ころ軸受を圧入する内径穴を有するコンロッド15とを備える。シェル形ころ軸受11は、両端の鍔部が径方向内側に折り曲げられたシェル形外輪12と、シェル形外輪12の内径面に沿うように配置される複数のころ13と、ころ13を保持する保持器14とを含む。保持器14は、シェル形外輪12の両端面側に位置する一対の環状部と、各ころを収容するポケットを形成するように一対の環状部を連結し、その中央部を折り曲げて径方向内側に凹んだ形状を有する柱部とを有する。シェル形ころ軸受11は、コンロッド15の小端部16に設けられた内径穴に圧入され、ピストンピン19を支持する。また、コンロッド15の大端部17に設けられた内径穴にも、シェル形ころ軸受11と同じ構成のシェル形ころ軸受18が圧入され、クランク軸20を支持する。シェル形ころ軸受11、18は、サイズが異なるものの、同じ構成を有するため、以下、シェル形ころ軸受11について説明する。
ここで、シェル形ころ軸受11を構成する部材のうち、保持器14の製造方法について説明する。
図3は、この発明の一実施形態に係るシェル形ころ軸受11の保持器14を製造する工程を示すフローチャートである。また、図4は、図3に示された工程のうち、代表的な工程を表す概略図である。図3および図4を参照して、保持器14の製造方法について説明する。
まず、保持器14の材料となる鋼板を、帯鋼の状態(図4(a))において、ころ13を保持するポケットを形成するためのポケット抜き工程(図4(b))を行う。ポケット抜き工程は、打ち抜き刃を有するポンチで、帯鋼に対し、ポケット形状に刃先を押し当てて打ち抜くことにより行う。ここで、ポンチの打ち抜く方向であるが、後の曲げ工程で円筒状に折り曲げたときに、外径面となる側から打ち抜きを行う。
こうすることにより、最終的に製造された保持器について、外径面となる側の柱部の側壁面はせん断面となり、内径面となる側の柱部の側壁面は破断面となる。
次に、ポケットが打ち抜かれた帯鋼を、断面形状がV字状となるように成型するプレス工程(図4(c))を行う。ここで、V字状とは、ポケットが打ち抜かれた帯鋼の中央部と環状部とが円筒状に折り曲げられたときに、径方向に段差が設けられるように押し曲げることをいう。これは、後に外径面となる側から内径面となる側に向かって、プレスで押圧することによって行う。したがって、プレス工程によって、柱部の中央部は、環状部よりも径方向の内側に凹んだ形状となる。
その後、保持器14の円周長さとなるように、帯鋼を切断する切断工程を行う。次に、切断された帯鋼を、シェル形外輪12の内径面に沿うような円筒状に折り曲げる曲げ工程(図4(d))を行い、その後、両端面を溶接等により接合する接合工程(図4(e))を行った後、軟窒化処理や浸炭焼入処理等の熱処理工程を行って、保持器14が製造される。
なお、このようにして製造された保持器14のポケットに、複数のころ13を組み込み、ころ13が組み込まれた保持器14をシェル形外輪12に取り付け、シェル形ころ軸受11が製造される。
図1は、上記した製造工程で製造された保持器14の軸方向の断面図である。図1において、点線で示された部分は、保持器14のポケットに保持されたころ13を示しており、一点鎖線は、PCD26を示す。また、この場合のPCD26における側壁面25の形状曲線32を、ころ13の外形輪郭線31と重ねて、図5に示す。
図1および図5を参照して、柱部22は、上述したプレス工程において、内径面28側に断面形状がV字状となるように押し曲げられている。したがって、柱部22の中央部は、環状部21よりも内径面28側に位置することになる。
また、上述したポケット抜き工程において、外径面27側からポンチの打ち抜き刃を押し当てて打ち抜いているため、柱部22の側壁面25においては、外径面27側にはせん断面23が位置し、内径面28側には破断面24が位置している。したがって、PCD26においては、側壁面25の中央部には、外径面27側のせん断面23が位置し、側壁面25の端部には、内径面28側の破断面24が位置することになる。
ここで、側壁面25の中央部に位置するせん断面23の形状曲線32は平滑で、ころ13の外形輪郭線31に沿う形状となる。そうすると、ころ13の中央部と側壁面25の中央部は適切に接触することができ、安定してころ13を案内することができる。
なお、ころ13を案内するせん断面23の軸方向の長さは、ころ13の軸方向の長さの60%以上であることが好ましい。ここで、せん断面23の長さをころ長さの60%以上とするには、上記したプレス工程において、PCD26上のせん断面23の長さを、ころ長さの60%以上になるように押し曲げることにより行ってもよい。具体的には、図1中のAの寸法、すなわち、PCD26における一方の環状部21側の破断面24の寸法を、ポケットの軸方向の長さであるBの寸法の20%以下となるように、V字状に、かつ、径方向に押し曲げることにより行う。図5において、形状曲線32の中央部に位置する平滑で外形輪郭線31に沿う形状は、ころ長さの60%以上である。
こうすることにより、ころと適切に接触するせん断面23を多くすることができ、ころの挙動を抑え、より安定してころ13を案内することができる。
次に、シェル形外輪の軌道面の真直度および平行度の測定方法について説明する。まず、軌道面の真直度および平行度を測定する装置について説明する。図6は、シェル形外輪の真直度および平行度を測定する形状測定装置41の概略図である。図6を参照して、シェル形外輪の形状測定装置41は、内径穴45を有する基準リング42と、内径穴45に圧入されたシェル形外輪の内径面および基準リング42の外径面49または内径面46の軸方向の母線形状を測定するプローブ部43と、プローブ部43を軸方向に走査して移動させるプローブ移動手段44とを有する。
基準リング42は円筒状であり、シェル形外輪を圧入することができる内径穴45を有している。また、内径穴45の内径面46および基準リング42の外径面49は、同軸度が確保されており、いずれの面も、圧入されるシェル形外輪の軌道面との平行度を測定する上での基準面となる。
プローブ部43は、測定物との接触により、測定物の母線形状を測定する先端部47と、先端部47とプローブ移動手段44とを連結するアーム部48とを有する。
プローブ移動手段44は、プローブ部43を基準リング42に圧入されたシェル形外輪の内径面に走査させる移動手段と、プローブ部43を基準リング42の外径面49または内径面46に走査させる移動手段とを有する。プローブ部43は、軸方向、すなわち、図6中の左右方向に、プローブ移動手段によって移動することができるが、移動時においては、図6中の上下方向についても移動することができる。すなわち、測定物が傾いていても、左右方向の移動は規制されず、プローブ部43は測定物の形状に沿って移動することができる。
次に、上記した形状測定装置41を使用して、シェル形外輪の軌道面の真直度および平行度を測定する測定方法について説明する。なお、ここでは、真直度等を測定するシェル形外輪として、一方端の鍔部を径方向内側に折り曲げた状態でのシェル形外輪を用いるが、前述したシェル形ころ軸受11に含まれるシェル形外輪12のように、両端の鍔部を径方向内側に折り曲げたシェル形外輪を測定する場合も同様である。
まず、シェル形外輪を基準リング42の内径穴45に圧入する。図7は、上記した形状測定装置41に備えられた基準リング42の内径穴45に、一方端の鍔部を折り曲げたシェル形外輪36を圧入した状態を示す軸方向の断面図である。図7を参照して、シェル形外輪36の外径面37と、内径穴45の内径面46とを当接させるように、シェル形外輪36を圧入する。
次に、基準リング42の外径面49の母線形状を測定する。図8は、外径面49の母線形状を測定する場合の、基準リング42の軸方向の断面図である。図8を参照して、まず、基準リング42を一定の角度で傾ける。こうすることにより、シェル形外輪36の鍔部40の内径側の面と、円筒部の内径面38の母線形状を測定することが可能になる。
その後、先端部47を基準リング42の外径面49に当接させ、プローブ部43を矢印Cの方向に移動させる。このようにして、基準リング42の基準面である外径面49の母線形状を測定する。なお、この場合において、基準面である内径穴45の内径面46の母線形状を測定してもよい。たとえば、図8中、Dで示す部分の内径面46の母線形状を測定する。こうすることにより、外径面49の母線形状が測定できない場合であっても、内径面46の母線形状を測定することにより、平行度を測定する上での基準面とすることができる。
次に、圧入されたシェル形外輪36の内径面38の母線形状を測定する。図9は、シェル形外輪36の内径面38の母線形状を測定する場合の、基準リング42の軸方向の断面図である。なお、図9中、点線で示す部分は、シェル形外輪36に組み込まれたころ35を表す。図9を参照して、シェル形外輪36が圧入された基準リング42を一定の角度に傾けたまま、シェル形外輪36の鍔部40の内径面に、先端部47を当接させる。こうすることにより、鍔部40の内径側の角部Pを、軸方向の母線形状を測定し始める起点とすることができる。また、基準リング42は一定の角度で傾けられているため、先端部47とアーム部48が図のように垂直に連結されていても、鍔部40と内径面38との交わる部分である折曲げ部39付近の面に、容易に当接することができる。
その後、先端部47を矢印Cの方向に移動させることにより、シェル形外輪36の内径面38の母線形状を測定する。内径面38の母線形状については、鍔部40の内径面からシェル形外輪36の開口端に向かって母線形状が測定されるため、測定された内径面38の母線形状には、ころ35を転動させるときに、ころ35とシェル形外輪36とが当接しない部分を含むことになる。
ここで、シェル形外輪36の内径面38のうち、ころ35が転動する軌道面の真直度および平行度を測定する範囲として、図9中のL2の範囲で真直度および平行度を測定する。L2とは、ころ長さをLとした場合に、L2≧0.8×Lとなる範囲であり、L2として、所定長さ以上の範囲を規定することにより、測定される真直度および平行度を、信頼性のあるものにすることができる。なお、鍔部40の内径側の角部PからL2の起点までの軸方向の寸法をL1とすると、0.8mm≦L1≦2mmの範囲とする。このL1の領域は、通常、ころ35とシェル形外輪36とが当接しない部分に対応する。
図10は、シェル形外輪36が圧入された基準リング42を、径方向の断面で切断した場合の断面図である。図10を参照して、矢印E、F、G、Hで示すように、図10中の上下左右対称な4方向で、内径面38の母線形状を測定する。こうすることにより、より精度を向上させて真直度および平行度を測定することができる。なお、さらに精度を求めるのであれば、上記した4方向以上で測定してもよい。
このようにして測定された母線形状を表す概略図を図11に示す。図11を参照して、横軸は、軸方向の寸法、縦軸は、測定した母線形状の凹凸を表す。基準面である基準リング42の外径面49の母線形状51を基準として、内径面38のうち、L1の範囲の母線形状52を除き、L2の範囲にある母線形状53から、真直度および平行度を測定する。すなわち、真直度として、母線形状53の最大値と最小値の差をとり、平行度として、母線形状51と母線形状53との平行度合いをとる。このようにして、ころが転動する軌道面を、真直、かつ、平行に規定する。
測定した真直度および平行度のうち、それぞれの値が異なるシェル形外輪を含むシェル形ころ軸受について、耐焼付き性を確認する試験を実施した。なお、形状測定には、輪郭形状測定機(ミツトヨ社:CV3000)を使用した。
試験条件は以下の通りである。本試験結果を表1に示す。
試験機 :2サイクルエンジン
混合比 :ガソリン/潤滑油=100/1
運転パターン :フルスロットル
運転時間 :2時間または焼付くまで
Figure 2007147036
表1を参照して、従来品1においては、シェル形ころ軸受10個中、3個に対して焼付きが発生した。従来品2においては、シェル形ころ軸受10個中、4個に対して焼付きが発生した。従来品3においては、シェル形ころ軸受10個中、7個に対して焼付きが発生した。これに対し、実施例1においては、シェル形ころ軸受10個中、焼付きが発生したシェル形ころ軸受はなかった。
したがって、少なくとも、平行度は、0.010mm以下とし、真直度は、0.008mm以下とすることにより、ころを安定して転動させ、焼付きの発生を防止することができる。
また、実施例2として、図5で示したせん断面がころ長さの60%以上である保持器が含まれるシェル形ころ軸受、サンプルAとして、図12の形状曲線33に示す、せん断面がころ長さの50%である保持器が含まれるシェル形ころ軸受、従来品4として、従来の保持器が含まれるシェル形ころ軸受について、各シェル形ころ軸受をコンロッドに使用して、耐焼付き性を確認する試験を実施した。
試験条件は、上記と同様である。また、本試験結果を表2に示す。
Figure 2007147036
表2は、上記した試験の結果を示す表である。表2を参照して、従来品4においては、シェル形ころ軸受10個中、8個に対して焼付きが発生した。また、サンプルAにおいては、シェル形ころ軸受10個中、6個に対して焼付きが発生した。実施例2においては、シェル形ころ軸受10個中、焼付きが発生した軸受はなかった。
したがって、せん断面の軸方向の長さがころ長さの60%以上である場合は、焼付きが発生しなかったので、せん断面の軸方向の長さは60%あれば十分である。
以上より、このような保持器およびシェル形外輪を含むシェル形ころ軸受は、ころを安定して転動させることができる。また、このようなシェル形ころ軸受を備えるシェル形ころ軸受構造物は、耐焼付き性を向上させることができる。
なお、上記の実施の形態においては、シェル形外輪の軌道面の真直度および平行度を測定するに際し、基準リング全体を傾けて測定することにしたが、これに限らず、プローブ部の先端を斜め形状に変更して、基準リングを傾けなくとも、鍔部の内径側の角部にプローブ部の先端部を当接することが可能な構造にしてもよい。
また、プローブ部の先端を接触させて、基準リングの外径面やシェル形外輪の内径面の母線形状を測定することにしたが、これに限らず、レーザー等の非接触の方式で、基準リングの外径面等の母線形状を測定することにしてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、シェル形ころ軸受構造物に備えられるハウジングとして、小端部および大端部に内径穴を有するコンロッドを用いたが、これに限らず、シェル形ころ軸受を圧入することができる内径穴を有する他の部材であってもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明に係るシェル形ころ軸受およびこのようなシェル形ころ軸受を備えるシェル形ころ軸受構造物は、ころを安定して転動させることができるため、耐焼付き性を向上させた2サイクルエンジンのコンロッド等に有効に利用される。
シェル形ころ軸受11に含まれる保持器14の軸方向の断面図である。 この発明の一実施形態に係るシェル形ころ軸受構造物10を示す断面図である。 シェル形ころ軸受11に含まれる保持器14の製造工程を示すフローチャートである。 保持器14の製造工程のうち、代表的な工程を示す概略図であり、帯鋼の状態(a)、V型フォーム成型工程(b)、ポケット抜き工程(c)、曲げ工程(d)、最終製品(e)を示す。 PCD26における側壁面25の形状曲線32を、ころ13の外形輪郭線31と重ねて示す図である。 シェル形外輪の真直度および平行度を測定する形状測定装置41の概略図である。 基準リング42の内径穴45に、シェル形外輪36を圧入した状態を示す軸方向の断面図である。 基準リング42の外径面49の母線形状を測定する場合の、基準リング42の軸方向の断面図である。 シェル形外輪36の内径面38の母線形状を測定する場合の、基準リング42の軸方向の断面図である。 シェル形外輪36が圧入された基準リング42を、径方向の断面で切断した場合の断面図である。 シェル形外輪36の内径面38および基準リング42の外径面49の母線形状を測定した図である。 せん断面23を50%としたサンプルAのPCD26における側壁面25の形状曲線33を、ころ13の外形輪郭線31と重ねて示す図である。 帯鋼を円筒状に折り曲げる前(a)および折り曲げた後(b)の状態を示す径方向の断面図である。 V型フォーム成型加工を行った保持器104のポケットに、ころ103を保持した状態を示した図である。 従来におけるシェル形外輪102の円筒部116の厚み寸法を測定する状態を示す図である。 内径面112側にせん断面108、外径面111側に破断面109が位置された場合の保持器104の径方向の断面図である。 従来における内径面112側にせん断面108、外径面111側に破断面109が位置された場合の軸方向の断面図である。 従来におけるPCD105における側壁面110の形状曲線114を、ころ103の外形輪郭線113と重ねて示す図である。
符号の説明
10 シェル形ころ軸受構造物、11,18 シェル形ころ軸受、12,36 シェル形外輪、13,35 ころ、14 保持器、15 コンロッド、16 小端部、17 大端部、19 ピストンピン、20 クランク軸、21 環状部、22 柱部、23 せん断面、24 破断面、25 側壁面、26 PCD、27,37,49 外径面、28,38,46 内径面、31 外形輪郭線、32,33 形状曲線、39 折曲げ部、40 鍔部、41 形状測定装置、42 基準リング、43 プローブ部、44 プローブ移動手段、45 内径穴、47 先端部、48 アーム部、51,52,53 母線形状。

Claims (6)

  1. 複数のころと、
    内径側に軌道面を有するシェル形外輪と、
    前記ころを保持する保持器とを有するシェル形ころ軸受であって、
    前記シェル形外輪を圧入する内径穴を有する基準リングに前記シェル形外輪が圧入された場合に、前記シェル形外輪の軌道面の軸方向の真直度は、0.008mm以下であり、前記基準リングの内径面または外径面を基準とした平行度は、0.015mm以下であり、
    前記保持器は、一対の環状部と、前記ころを収容するポケットを形成するように前記一対の環状部を連結する柱部とを含み、
    前記柱部の側壁面は、前記ポケットを形成するように打ち抜き刃によって打ち抜かれるせん断面と、打ち抜き刃によって押し込まれる材料で引きちぎられる破断面とを有し、
    前記ころは、前記せん断面によって案内される、シェル形ころ軸受。
  2. 前記柱部は、その中央部が径方向内側に凹んだ形状を有しており、前記せん断面は、径方向外側に位置し、前記破断面は、径方向内側に位置している、請求項1に記載のシェル形ころ軸受。
  3. ころを案内する前記せん断面の軸方向の長さは、ころの軸方向の長さの60%以上である、請求項1または2に記載のシェル形ころ軸受。
  4. 内径穴を有するハウジングと、
    複数のころと、内径側に軌道面を有するシェル形外輪と、一対の環状部と、前記ころを収容するポケットを形成するように前記一対の環状部を連結する柱部とを含み、前記柱部の側壁面は、前記ポケットを形成するように打ち抜き刃によって打ち抜かれるせん断面と、打ち抜き刃によって押し込まれる材料で引きちぎられる破断面とを有する保持器とを含み、前記ころは、前記せん断面によって案内され、前記内径穴に圧入されるシェル形ころ軸受とを備えるシェル形ころ軸受構造物であって、
    前記シェル形外輪を圧入する内径穴を有する基準リングに前記シェル形外輪が圧入された場合に、前記シェル形外輪の軌道面の軸方向の真直度は、0.008mm以下であり、前記基準リングの内径面または外径面を基準とした平行度は、0.015mm以下である、シェル形ころ軸受構造物。
  5. 前記柱部は、その中央部が径方向内側に凹んだ形状を有しており、前記せん断面は、径方向外側に位置し、前記破断面は、径方向内側に位置している、請求項4に記載のシェル形ころ軸受構造物。
  6. ころを案内する前記せん断面の軸方向の長さは、ころの軸方向の長さの60%以上である、請求項4または5に記載のシェル形ころ軸受構造物。
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