JP5463611B2 - 反射型投射表示装置 - Google Patents
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Description
前記R、G、Bの反射型液晶パネル及び前記R、G、Bの偏光ビームスプリッタをそれぞれ支持するユニットが、
当該色の反射型液晶パネルの有効画素領域外に光が入射しないように遮光する遮光板と、
当該色の前記反射型液晶パネルと前記偏光ビームスプリッタの間に設けられた波長板と、
前記波長板を支持する第1の開口を有する波長板ホルダと、
前記波長板ホルダと前記偏光ビームスプリッタの間に設けられ、前記第1の開口より小さな第2の開口と、
前記反射型液晶パネルと前記遮光板と前記波長板と前記波長板ホルダとを組み立てた組立体と、
前記偏光ビームスプリッタを支持するとともに、前記第2の開口が形成されたフレームとを有する前記反射型投射表示装置において、 前記組立体の前記フレームに対向する面に保持する部材であって、前記フレームに付けられたクリップ止め部材係止穴に引っ掛けて止まる係止爪を有したクリップ部材を前記フレームに形成されたブラケットの上下端に配置することを特徴とする。
また、本発明は上記目的を達成するために、光源ランプの光をR、G、Bの光に分光し、前記R、G、Bの光をそれぞれR、G、Bの偏光ビームスプリッタにより偏光してR、G、Bの反射型液晶パネルに入射してR、G、Bの映像信号に応じて変調し、前記R、G、Bの反射型液晶パネルにより、それぞれ変調されて反射されたR、G、Bの変調光を、前記R、G、Bの偏光ビームスプリッタにより、それぞれ反射されたR、G、Bの変調光を合成してスクリーン上に投射する反射型投射表示装置における、
前記R、G、Bの反射型液晶パネル及び前記R、G、Bの偏光ビームスプリッタをそれぞれ支持するユニットが、
前記偏光ビームスプリッタと、
前記反射型液晶パネルと、前記遮光板と、前記遮光板と前記偏光ビームスプリッタとの間に位置する前記波長板及び前記波長板ホルダを組み立てた組立体と、
前記偏光ビームスプリッタの入射及び射出光の光軸と直交する面で前記偏光ビームスプリッタの上下に止め部材を有する前記反射型投射表示装置において、
前記止め部材に接するよう構成された接触部を備え、前記接触部を前記止め部材に設けられた係止部と係合させ、前記組立体が前記偏光ビームスプリッタの入射及び射出光の光軸方向に移動可能なように保持するよう構成されたクリップ部材を有することを特徴とする。
さらに、本発明によれば、上記効果の他に、組み立て時にパッキングがずれて内部に塵が侵入することを防止することができる。
さらに、本発明によれば、上記効果の他に、反射型液晶パネルの有効画素領域に十分な照明光を取り込むことができる。
<第1の実施の形態>
図1は本発明に係る反射型投射表示装置の第1の実施の形態の要部であるB、G、Rユニットの組立体を示す分解斜視図、図2は図1のB、G、Rユニットを組み立てた状態を示す斜視図である。
図1、図2に示す組立体は、図4に概略的に示され、これらの図では図示を省略した反射型偏光板11(11B、11G、11R)と、三角柱のフレーム12(12B、12G、12R)と反射型液晶パネル13(13B、13G、13R)を含む。反射型偏光板11はガラス板上にPBS膜を形成したワイヤグリッドPBSにより構成されてフレーム12の手前側にはめ込まれ、手前側に入射した光を斜め左側に透過させるとともに、斜め左側から返ってきた光を斜め右側の方向に反射させる。フレーム12の斜め左側には透過窓(第2の開口)12aが形成されている。
図3は本発明に係る反射型投射表示装置の第2の実施の形態の要部を示す分解斜視図である。第1の実施の形態では、波長板ホルダ21の開口21bよりフレーム12の透過窓12aを小さくしているが、第2の実施の形態では、波長板ホルダ29の開口29aより小さい開口31aを有する第2の遮光板31が設けられている。すなわち、反射型液晶パネル13を支持するベース25の背面側にはフォーカス調整板24が配置され、また、ベース25のフレーム33側には、パッキング26、第1の遮光板27、パッキング28、波長板ホルダ29、パッキング30、第2の遮光板31、パッキング32、フレーム33が配置されている。パッキング32は、遮光板31と固着、または一体的に形成されていてもよい。パッキング26は反射型液晶パネル13とFPC16の結合部に配置され、第1の遮光板27には反射型液晶パネル13の有効画素領域外の光を遮光するための長方形の開口27aが形成され、パッキング28、波長板ホルダ29、パッキング30にはそれぞれ、第1の遮光板27の開口27aより大きな長方形の開口28a、第1の開口29a、開口30aが設けられている。そして、第2の遮光板31には、波長板ホルダ29の開口29aより小さな開口(第2の開口)31aが設けられている。また、パッキング32には開口31aより大きな開口32aが設けられ、フレーム33の不図示の透過窓は、第2の遮光板31の開口31aより大きく形成されている。
ところで、図3の第2の実施の形態に示す構造では、組み立てた個々のユニットを図4に示すような最終的な構造体に組み立てる際に、パッキング32が所定の位置からずれてフレーム33との間に隙間が発生し、その隙間から塵がフレーム33内に侵入する。そこで、第3の実施の形態ではこれを防止するようにしている。図5は第3の実施の形態の構成を概略的に示し、図6は図5のR、G、Bの個々の組み立て体の分解斜視図を示している。
ところで、図1において、RGBの各色の照明光は、反射型偏光板11を透過した後、フレーム12の透過窓12a→波長板ホルダ21の開口21e→遮光板19の開口19aを経由して反射型液晶パネル13に到達するが、フレーム12の透過窓12aを波長板ホルダ21の開口21bより小さくすることにより、波長板21aの温度上昇を抑えている。そこで、第4の実施の形態ではさらに、遮光板19の開口19aよりフレーム12の透過窓12aを大きくすることにより、すなわち、遮光板19の開口19a<フレーム12の透過窓12a<波長板ホルダ21の開口21bにすることにより、反射型液晶パネル13の有効画素領域に十分な照明光を取り込むことができ、また、波長板21aの温度上昇を抑えることができる。また、図3においても同様であり、第1の遮光板27の開口27a<フレーム33の透過窓33a<波長板ホルダ29の開口29aとする。
12、33 フレーム
12a 透過窓(第2の開口)
13 反射型液晶パネル
19 遮光板
21、29 波長板ホルダ
21a 波長板
21b、29a 開口(第1の開口)
27 第1の遮光板
31 第2の遮光板
31a 開口(第2の開口)
32 パッキング
117−1、117−2 クリップ部材
Claims (2)
- 光源ランプの光をR、G、Bの光に分光し、前記R、G、Bの光をそれぞれR、G、Bの偏光ビームスプリッタにより偏光してR、G、Bの反射型液晶パネルに入射してR、G、Bの映像信号に応じて変調し、前記R、G、Bの反射型液晶パネルにより、それぞれ変調されて反射されたR、G、Bの変調光を、前記R、G、Bの偏光ビームスプリッタにより、それぞれ反射されたR、G、Bの変調光を合成してスクリーン上に投射する反射型投射表示装置における、
前記R、G、Bの反射型液晶パネル及び前記R、G、Bの偏光ビームスプリッタをそれぞれ支持するユニットが、
当該色の反射型液晶パネルの有効画素領域外に光が入射しないように遮光する遮光板と、
当該色の前記反射型液晶パネルと前記偏光ビームスプリッタの間に設けられた波長板と、
前記波長板を支持する第1の開口を有する波長板ホルダと、
前記波長板ホルダと前記偏光ビームスプリッタの間に設けられ、前記第1の開口より小さな第2の開口と、
前記反射型液晶パネルと前記遮光板と前記波長板と前記波長板ホルダとを組み立てた組立体と、
前記偏光ビームスプリッタを支持するとともに、前記第2の開口が形成されたフレームとを有する前記反射型投射表示装置において、
前記組立体の前記フレームに対向する面に保持する部材であって、前記フレームに付けられたクリップ止め部材係止穴に引っ掛けて止まる係止爪を有したクリップ部材を前記フレームに形成されたブラケットの上下端に配置することを特徴とする反射型投射表示装置。 - 前記遮光板の開口より前記第2の開口を大きく形成したことを特徴とする請求項1に記載の反射型投射表示装置。
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