JP2004020603A - 投射型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】反射型ライトバルブの表面にゴミが付着することを防止する。
【解決手段】反射型ライトバルブ107Gの背面を、背面冷却部材107G−3の溝部に固着させ、前面に防塵シート108G−6を介して遮光部材108G−5を配置し、更に、遮光部材108G−5とライトバルブ107Gからの光が入射する偏光ビームスプリッタ106Gとの間に防塵カバー108G−3を配置し、ライトバルブ107Gの前面と偏光ビームスプリッタ106Gとの間の空間を防塵構造とした。
【選択図】 図1
【解決手段】反射型ライトバルブ107Gの背面を、背面冷却部材107G−3の溝部に固着させ、前面に防塵シート108G−6を介して遮光部材108G−5を配置し、更に、遮光部材108G−5とライトバルブ107Gからの光が入射する偏光ビームスプリッタ106Gとの間に防塵カバー108G−3を配置し、ライトバルブ107Gの前面と偏光ビームスプリッタ106Gとの間の空間を防塵構造とした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は複数の反射型ライトバルブを使用し、このライトバルブから射出された光を偏光ビームスプリッタ等を構成するプリズム部材に入射させ、このプリズムを経由して投射光学系にて投射する投射型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の反射型ライトバルブを用いた投射型表示装置の構成を示す図である。
【0003】
光源(図示しない)から射出された光源光は平行に配置されたダイクロイックミラー11,12によってR(赤)光、G(緑)光、B(青)光の三原色光に色分解されて、各色毎に配置された偏光ビームスプリッタ13R、13G、13Bに入射する。
【0004】
偏光ビームスプリッタ13R、13G、13Bに入射した各色光は偏光分離部で反射されて射出面から射出され、反射型ライトバルブ14R、14G、14Bにそれぞれ入射する。
【0005】
反射型ライトバルブ14R、14G、14Bで反射された光は再度偏光ビームスプリッタ13R、13G、13Bに入射し、偏光分離部で偏光分離されて変調光だけが取り出され(検光され)てダイクロイックミラー15,16に入射する。
【0006】
ダイクロイックミラー15,16に入射した変調光は色合成されて射出される。
【0007】
合成光は投射レンズ17に入射し、図示しないスクリーン上にフルカラー投射像が拡大投射される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記投射型表示装置には、反射型ライトバルブ14R、14G、14Bの表面とスクリーン上の投射像とは投射レンズ17に対して光学的に共役の関係にあるので、ライトバルブ14R、14G、14Bの表面にゴミが付着すると、そのゴミがスクリーン上に像として拡大投射されてしまうという問題があった。
【0009】
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は、反射型ライトバルブの表面にゴミが付着するのを防止することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、請求項1記載の発明は、反射型ライトバルブから射出された光をプリズム部材に入射させ、このプリズム部材を経由した光を投射レンズで投射する投射型表示装置において、前記反射型ライトバルブの入射面前面に、このライトバルブの複数の画素が形成する面への光の入射を担保する開口部と、この開口部の外周部に位置し、光を入射させないことを担保する遮光部とを有する遮光部材が配置され、前記プリズム部材の入射面と前記ライトバルブの前面に配置された前面ガラスとの間に形成される空間が防塵カバーで囲まれて密閉された防塵空間であって、前記遮光部材の遮光部と前記前面ガラスの外周部との間に防塵シートが挟み込まれ、前記遮光部材の前記防塵シートが当接する面の反対側の面に前記防塵カバーの一端が当接し、前記プリズム部材の入射面に前記防塵カバーの他端が当接していることを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の投射型表示装置において、前記ライトバルブは冷却用基板の溝部に配置されており、前記遮光部材が前記冷却用基板に取り付けられていることを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の投射型表示装置において、前記遮光部材と前記冷却用基板とをライトバルブホルダー部材に取り付け、前記プリズム部材をプリズム部材固定板部材に取り付け、前記ライトバルブホルダー部材を前記プリズム部材固定板部材に取り付けることによって、前記プリズム部材と前記ライトバルブとを一体化させたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
図4はこの発明の一実施形態に係る投射型表示装置の基本構成を示す図である。
【0014】
ランプと放物面鏡等の凹面鏡とからなる光源101から射出された光源光はB(青)光反射ダイクロイックミラー102Bと、R光、G光を反射するダイクロイックミラー102RGとを互いに直交するようにX型に配置したクロスダイクロイックミラー102に入射し、互いに反対方向に進行するB光と、R光とG光との混合光とに色分解される。
【0015】
色分解されたB光は折り曲げミラー103で進行方向を変えて進行し、B光用偏光ビームスプリッタ(プリズム部材)106Bに入射する。R光とG光との混合光は折り曲げミラー104で進行方向を変えてG光反射ダイクロイックミラー105に入射し、ダイクロイックミラー105を透過するR光と反射するG光とに色分解され、R光は偏光ビームスプリッタ(プリズム部材)106Rに、G光は偏光ビームスプリッタ(プリズム部材)106Gにそれぞれ入射する。
【0016】
各色光用に配置された偏光ビームスプリッタ106R、106G、106Bに入射した各色光は偏光分離部で反射されて射出面から射出され、射出面近傍に配置された反射型ライトバルブ107B、107R、107Gにそれぞれ入射する。
【0017】
ライトバルブ107B、107R、107Gで反射された光は再度偏光ビームスプリッタ106R、106G、106Bに入射し、偏光分離部によって変調光と非変調光とに偏光分離される。
【0018】
変調光を取り出し(検光し)、検光光を色合成を行うクロスダイクロイックプリズム109にそれぞれ異なる入射面から入射させる。
【0019】
クロスダイクロイックプリズム109に入射したB光はB光反射ダイクロイック膜109Bで反射され、R光はR光反射ダイクロイック膜109Rで反射され、G光は両膜109B、109Rを透過し、色合成されて射出面から射出される。
【0020】
合成光が投射レンズ111に入射し、図示しないスクリーン上にフルカラー像が投射される。
【0021】
なお、偏光ビームスプリッタ106Rとライトバルブ107Bとは後述する防塵一体化部材108R(図4は簡略化して示されている)によって一体化されている。
【0022】
また、偏光ビームスプリッタ106Gとライトバルブ107Rとは後述する防塵一体化部材108G(図4は簡略化して示されている)によって一体化されている。
【0023】
更に、偏光ビームスプリッタ106Bとライトバルブ107Gとは後述する防塵一体化部材108B(図4は簡略化して示されている)によって一体化されている。
【0024】
ここで、上記防塵一体化部材108R、108G、108Bを用いた偏光ビームスプリッタ106R、106G、106Bとライトバルブ107R、107G、107Bとの一体化構造について図1〜図3を用いて説明する。なお、以下の説明では防塵一体化部材108Gを一例として説明しているが、防塵一体化部材108Rや防塵一体化部材108Bも防塵一体化部材108Gと同様の構成である。
【0025】
図1は防塵一体化部材を説明する断面図、図2は図1の分解斜視図、図3は図2のA矢視方向から見た分解斜視図である。
【0026】
まず、この実施形態にて使用する反射型ライトバルブ107Gの構造を説明する。
【0027】
ライトバルブ107Gは背面冷却部材(冷却用基板)107G−3の溝部に配置されており、前面ガラス107G−1とシリコン基板107G−2とを備えている。なお、図示は省略されているが、シリコン基板107G−2上には各画素毎に配置されたTFT(Tin Film Transistor)と、TFTからの電圧を液晶層に印加するための各画素を定義する電極を構成する反射板と、液晶層とを有する。液晶層はシリコン基板107G−2上の反射板と導電体膜を形成した前面ガラス107G−1の導電体膜との間に注入配置されている。画像信号によって選択された画素に対応する液晶層にはTFTからの電圧が反射板と前面ガラス107G−1の導電体膜との間の液晶層に印加され、この印加電圧によって液晶層中の液晶分子の配列が変化して、位相板として機能することにより反射型ライトバルブとして機能する。
【0028】
図1、図3に記載されているように、前面ガラス107G−1はシリコン基板107G−2より大きい。液晶層はシリコン基板107G−2の外周部に形成されてシールド接着部材によって前面ガラス107G−1に固着されている。この構成によって、前面ガラス107G−1のシリコン基板107G−2側面の外周部にはみ出し部が形成される。
【0029】
シリコン基板107G−2の裏側(背面部)には熱伝導物質107G−4を介して背面冷却部材107G−3が配置されている。シリコン基板107G−2は背面冷却部材107G−3の溝内に配置されるが、この溝の幅は前面ガラス107G−1の幅より小さく、シリコン基板107G−2よりはみ出した前面ガラス107G−1のはみ出し部が背面冷却部材107G−3の溝の両側に接着剤にて固着されている。冷却基板部材107G−3の背面には放熱用フィンが複数個形成されている。この放熱用フィンに冷却用の風を当てることにより熱伝導物質107G−4を介してライトバルブ107Gのシリコン基板107G−2が冷却される。
【0030】
図2を用いて防塵構造を有する偏光ビームスプリッタ106Gとライトバルブ107Gとの一体化構造について詳細に説明する。
【0031】
まず、偏光ビームスプリッタ106GのG光のライトバルブ107Gへの射出面と直角に当接する上下面に偏光ビームスプリッタ固定板108G−2を取り付ける。偏光ビームスプリッタ固定板108G−2は金属板部材から構成され、中央部に開口部が形成されている。開口部の上下部にはそれぞれ開口部に対して直角に曲げられた偏光ビームスプリッタ106Gの上下面を挟んで取り付ける取付け部108G−2C、108G−2D部が形成されている。また、偏光ビームスプリッタ固定板108G−2の上下部には、後述されるライトバルブ107Gを取り付けたライトバルブホルダー108G−4に半田付けによって固着される取付け部108G−2A、108G−2Bが形成されている。偏光ビースプリッタ固定板108G−2の偏光ビームスプリッタ取付け部108G−2C、108G−2Dで偏光ビームスプリッタ106Gの上下面を挟み込み、接着剤にて固着する。
【0032】
次に、反射型ライトバルブ107Gの取付けについて説明する。
【0033】
ライトバルブ107Gは金属板部材から構成されるライトバルブホルダー108G−4に固定される。その際、ライトバルブ107Gとライトバルブホルダー108G−4との間に遮光部材108G−5、防塵シート108G−6を挟み込む。
【0034】
防塵シート108G−6はライトバルブ107Gの前面ガラス107G−1の前面部(入射面部)の外周部に当接するように枠形状に形成されている(図3参照)。前面ガラス107G−1の前面に防塵シート108G−6を当接した状態で、防塵シート108G−6に遮光部材108G−5を当接させる。遮光部材108G−5は取付け穴と後述するライトバルブホルダー108G−4の取付け穴とを介して挿入されるねじによってライトバルブ107Gの背面冷却基板107G−3の前面部に固定される。
【0035】
遮光部材108G−5は平板部の中央部に開口を有する金属板部材から構成されている。平板部の四隅部はそれぞれ開口部の外周部を形成する面に対してそれぞれ同一方向に直角に曲げられ、更にその4ヶ所の先端部は開口の外周部と平行に曲げられている。先端部には前述した取付け穴が形成されている。
【0036】
この遮光部材108G−5の開口部の外周部(平板部)は防塵シート108G−6に当接する。
【0037】
図2に示すように、金属板部材から形成されたライトバルブホルダー108G−4は中央部に遮光部材108G−5の開口部の外周部が挿入できる開口部を有し、この開口部の外周部には遮光部材108G−5とともにライトバルブ107Gの背面冷却部材107G−3にネジ止めするための取付け穴が形成されている。
【0038】
また、ライトバルブホルダー108G−4は開口外周部より上下にそれぞれ斜めに開く方向へ延びる部分108G−4A、108G−4Bを有している。この部分108G−4A、108G−4Bは偏光ビームスプリッタ固定板108G−2に半田付けで固着される。ライトバルブ107Gを取り付けたライトバルブホルダー108G−4は偏光ビームスプリッタ固定板108G−2に防塵カバー108G−3を挟んで半田付けによって取り付けられる。その際、防塵カバー108G−3の一方の端は偏光ビームスプリッタ106Gの射出(入射)面に、他方の端は遮光部材108G−5の開口部の外周部にそれぞれ当接する。そのため、防塵シート108G−6と偏光ビームスプリッタ106Gとの間には防塵カバー108G−3によって防塵空間が確保される。
【0039】
ここで、遮光部材108G−5の機能について説明する。
【0040】
遮光部材108G−5の開口部はライトバルブ107Gの複数の画素が形成する平面への光の入射を担保するために形成されており、その開口部の外周部は、画素が形成する平面の外周部への光の入射を防ぐ遮光部として機能する。この遮光部材108G−5がない場合、照明誤差により、ライトバルブ107Gの画素が形成する平面より外側に照明されることとなり、外周部に入射した光がシリコン基板によって反射されて進行し、スクリーンの画面の外側に像を形成してしまうという問題と、外周部に入射された光によりライトバルブ107G自体が発熱し、この発熱によってライトバルブ107Gの機能を低下させてしまうという問題が発生する。これらの問題を防止するため、この遮光部材108G−5は配置されるのである。
【0041】
以上の構成とすることにより、偏光ビームスプリッタ106Gの射出面と反射型ライトバルブ107Gの前面ガラス107G−1との間の空間は防塵された空間として確保されることとなる。仮に、遮光部材108G−5と防塵シート108G−6とを使用せず、防塵カバー108G−3の端面を直接ライトバルブ107Gの前面ガラス107G−1に当接させる構成とすると、画素が構成する平面の外周部に光が入射することになり、上記問題が生じることになる。また、防塵シート108G−6だけを使用しない構成とすると、ライトバルブ107Gは溝部を有する背面冷却基板107G−3の溝部に配置されているので、この溝部を経由して外部からゴミが入ってしまい、ライトバルブ107Gの前面ガラス107G−1は防塵機能を有する空間に配置されないことになる。
【0042】
この実施形態によれば、反射型ライトバルブ107Gの背面を、背面冷却部材107G−3の溝部に固着させ、前面に防塵シート108G−6を介して遮光部材108G−5を配置し、更に、遮光部材108G−5とライトバルブ107Gからの光が入射する偏光ビームスプリッタ106Gとの間に防塵カバー108G−3を配置することにより、ライトバルブ107Gの前面と偏光ビームスプリッタ106Gとの間の空間を防塵構造とすることができるため、ライトバルブ107Gの前面にゴミが付着することを防止できる。
【0043】
また、ライトバルブ107Gの背面に配置した背面冷却部材107G−3を冷却することによりライトバルブ107Gを冷却することが可能であり、また、遮光部材108G−5によって画素が形成する面の外周部への光の入射を防止することが可能となるため、スクリーン上にはゴミの像を含まないコントラストの良好な投射像を投射することができる。
【0044】
なお、この発明に係るライトバルブの冷却方法は図4に記載の投射型表示装置に限定されない。
【0045】
図5は他の投射型表示装置の構成を示す図である。
【0046】
この投射型表示装置は、光源光を偏光ビームスプリッタ203に入射させ、偏光分離された一方の偏光をプリズム204B、204R、204Gと内部に形成された複数のダイクロイック膜とによって構成された色分解合成複合プリズム204によってB光、G光、R光に色分解されて射出させ、反射型ライトバルブ205B、205R、205Gに入射、変調させて反射射出させ、複合プリズム204によって色合成して、合成光を偏光ビームスプリッタ203にて検光光を取り出して投射レンズ206によって投射させる。
【0047】
この構成の投射型表示装置の各プリズムとライトバルブとの間の防塵構造にも前述の冷却方法を同様に適用することができ、同様の効果を奏することができる。この場合、偏光ビームスプリッタ固定板108G−2はプリズム固定板に対応することになる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明の投射型表示装置によれば、反射型ライトバルブの表面にゴミが付着するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は防塵一体化部材を説明する断面図である。
【図2】図2は図1の分解斜視図である。
【図3】図3は図2のA矢視方向から見た分解斜視図である。
【図4】図4はこの発明の一実施形態に係る投射型表示装置の基本構成を示す図である。
【図5】図5は他の投射型表示装置の構成を示す図である。
【図6】図6は従来の反射型ライトバルブを用いた投射型表示装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
106R、106G、106B、203 偏光ビームスプリッタ(プリズム部材)
107R、107G、107B、206R、205G、205B ライトバルブ
107G−1 前面ガラス
107G−3 背面冷却基板(冷却用基板)
108G−2 偏光ビームスプリッタ固定板(プリズム部材固定部材)
108G−3 防塵カバー
108G−4 ライトバルブホルダー
108G−5 遮光部材
108G−6 防塵シート
111,206 投射レンズ
【発明の属する技術分野】
この発明は複数の反射型ライトバルブを使用し、このライトバルブから射出された光を偏光ビームスプリッタ等を構成するプリズム部材に入射させ、このプリズムを経由して投射光学系にて投射する投射型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の反射型ライトバルブを用いた投射型表示装置の構成を示す図である。
【0003】
光源(図示しない)から射出された光源光は平行に配置されたダイクロイックミラー11,12によってR(赤)光、G(緑)光、B(青)光の三原色光に色分解されて、各色毎に配置された偏光ビームスプリッタ13R、13G、13Bに入射する。
【0004】
偏光ビームスプリッタ13R、13G、13Bに入射した各色光は偏光分離部で反射されて射出面から射出され、反射型ライトバルブ14R、14G、14Bにそれぞれ入射する。
【0005】
反射型ライトバルブ14R、14G、14Bで反射された光は再度偏光ビームスプリッタ13R、13G、13Bに入射し、偏光分離部で偏光分離されて変調光だけが取り出され(検光され)てダイクロイックミラー15,16に入射する。
【0006】
ダイクロイックミラー15,16に入射した変調光は色合成されて射出される。
【0007】
合成光は投射レンズ17に入射し、図示しないスクリーン上にフルカラー投射像が拡大投射される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記投射型表示装置には、反射型ライトバルブ14R、14G、14Bの表面とスクリーン上の投射像とは投射レンズ17に対して光学的に共役の関係にあるので、ライトバルブ14R、14G、14Bの表面にゴミが付着すると、そのゴミがスクリーン上に像として拡大投射されてしまうという問題があった。
【0009】
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は、反射型ライトバルブの表面にゴミが付着するのを防止することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、請求項1記載の発明は、反射型ライトバルブから射出された光をプリズム部材に入射させ、このプリズム部材を経由した光を投射レンズで投射する投射型表示装置において、前記反射型ライトバルブの入射面前面に、このライトバルブの複数の画素が形成する面への光の入射を担保する開口部と、この開口部の外周部に位置し、光を入射させないことを担保する遮光部とを有する遮光部材が配置され、前記プリズム部材の入射面と前記ライトバルブの前面に配置された前面ガラスとの間に形成される空間が防塵カバーで囲まれて密閉された防塵空間であって、前記遮光部材の遮光部と前記前面ガラスの外周部との間に防塵シートが挟み込まれ、前記遮光部材の前記防塵シートが当接する面の反対側の面に前記防塵カバーの一端が当接し、前記プリズム部材の入射面に前記防塵カバーの他端が当接していることを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の投射型表示装置において、前記ライトバルブは冷却用基板の溝部に配置されており、前記遮光部材が前記冷却用基板に取り付けられていることを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の投射型表示装置において、前記遮光部材と前記冷却用基板とをライトバルブホルダー部材に取り付け、前記プリズム部材をプリズム部材固定板部材に取り付け、前記ライトバルブホルダー部材を前記プリズム部材固定板部材に取り付けることによって、前記プリズム部材と前記ライトバルブとを一体化させたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
図4はこの発明の一実施形態に係る投射型表示装置の基本構成を示す図である。
【0014】
ランプと放物面鏡等の凹面鏡とからなる光源101から射出された光源光はB(青)光反射ダイクロイックミラー102Bと、R光、G光を反射するダイクロイックミラー102RGとを互いに直交するようにX型に配置したクロスダイクロイックミラー102に入射し、互いに反対方向に進行するB光と、R光とG光との混合光とに色分解される。
【0015】
色分解されたB光は折り曲げミラー103で進行方向を変えて進行し、B光用偏光ビームスプリッタ(プリズム部材)106Bに入射する。R光とG光との混合光は折り曲げミラー104で進行方向を変えてG光反射ダイクロイックミラー105に入射し、ダイクロイックミラー105を透過するR光と反射するG光とに色分解され、R光は偏光ビームスプリッタ(プリズム部材)106Rに、G光は偏光ビームスプリッタ(プリズム部材)106Gにそれぞれ入射する。
【0016】
各色光用に配置された偏光ビームスプリッタ106R、106G、106Bに入射した各色光は偏光分離部で反射されて射出面から射出され、射出面近傍に配置された反射型ライトバルブ107B、107R、107Gにそれぞれ入射する。
【0017】
ライトバルブ107B、107R、107Gで反射された光は再度偏光ビームスプリッタ106R、106G、106Bに入射し、偏光分離部によって変調光と非変調光とに偏光分離される。
【0018】
変調光を取り出し(検光し)、検光光を色合成を行うクロスダイクロイックプリズム109にそれぞれ異なる入射面から入射させる。
【0019】
クロスダイクロイックプリズム109に入射したB光はB光反射ダイクロイック膜109Bで反射され、R光はR光反射ダイクロイック膜109Rで反射され、G光は両膜109B、109Rを透過し、色合成されて射出面から射出される。
【0020】
合成光が投射レンズ111に入射し、図示しないスクリーン上にフルカラー像が投射される。
【0021】
なお、偏光ビームスプリッタ106Rとライトバルブ107Bとは後述する防塵一体化部材108R(図4は簡略化して示されている)によって一体化されている。
【0022】
また、偏光ビームスプリッタ106Gとライトバルブ107Rとは後述する防塵一体化部材108G(図4は簡略化して示されている)によって一体化されている。
【0023】
更に、偏光ビームスプリッタ106Bとライトバルブ107Gとは後述する防塵一体化部材108B(図4は簡略化して示されている)によって一体化されている。
【0024】
ここで、上記防塵一体化部材108R、108G、108Bを用いた偏光ビームスプリッタ106R、106G、106Bとライトバルブ107R、107G、107Bとの一体化構造について図1〜図3を用いて説明する。なお、以下の説明では防塵一体化部材108Gを一例として説明しているが、防塵一体化部材108Rや防塵一体化部材108Bも防塵一体化部材108Gと同様の構成である。
【0025】
図1は防塵一体化部材を説明する断面図、図2は図1の分解斜視図、図3は図2のA矢視方向から見た分解斜視図である。
【0026】
まず、この実施形態にて使用する反射型ライトバルブ107Gの構造を説明する。
【0027】
ライトバルブ107Gは背面冷却部材(冷却用基板)107G−3の溝部に配置されており、前面ガラス107G−1とシリコン基板107G−2とを備えている。なお、図示は省略されているが、シリコン基板107G−2上には各画素毎に配置されたTFT(Tin Film Transistor)と、TFTからの電圧を液晶層に印加するための各画素を定義する電極を構成する反射板と、液晶層とを有する。液晶層はシリコン基板107G−2上の反射板と導電体膜を形成した前面ガラス107G−1の導電体膜との間に注入配置されている。画像信号によって選択された画素に対応する液晶層にはTFTからの電圧が反射板と前面ガラス107G−1の導電体膜との間の液晶層に印加され、この印加電圧によって液晶層中の液晶分子の配列が変化して、位相板として機能することにより反射型ライトバルブとして機能する。
【0028】
図1、図3に記載されているように、前面ガラス107G−1はシリコン基板107G−2より大きい。液晶層はシリコン基板107G−2の外周部に形成されてシールド接着部材によって前面ガラス107G−1に固着されている。この構成によって、前面ガラス107G−1のシリコン基板107G−2側面の外周部にはみ出し部が形成される。
【0029】
シリコン基板107G−2の裏側(背面部)には熱伝導物質107G−4を介して背面冷却部材107G−3が配置されている。シリコン基板107G−2は背面冷却部材107G−3の溝内に配置されるが、この溝の幅は前面ガラス107G−1の幅より小さく、シリコン基板107G−2よりはみ出した前面ガラス107G−1のはみ出し部が背面冷却部材107G−3の溝の両側に接着剤にて固着されている。冷却基板部材107G−3の背面には放熱用フィンが複数個形成されている。この放熱用フィンに冷却用の風を当てることにより熱伝導物質107G−4を介してライトバルブ107Gのシリコン基板107G−2が冷却される。
【0030】
図2を用いて防塵構造を有する偏光ビームスプリッタ106Gとライトバルブ107Gとの一体化構造について詳細に説明する。
【0031】
まず、偏光ビームスプリッタ106GのG光のライトバルブ107Gへの射出面と直角に当接する上下面に偏光ビームスプリッタ固定板108G−2を取り付ける。偏光ビームスプリッタ固定板108G−2は金属板部材から構成され、中央部に開口部が形成されている。開口部の上下部にはそれぞれ開口部に対して直角に曲げられた偏光ビームスプリッタ106Gの上下面を挟んで取り付ける取付け部108G−2C、108G−2D部が形成されている。また、偏光ビームスプリッタ固定板108G−2の上下部には、後述されるライトバルブ107Gを取り付けたライトバルブホルダー108G−4に半田付けによって固着される取付け部108G−2A、108G−2Bが形成されている。偏光ビースプリッタ固定板108G−2の偏光ビームスプリッタ取付け部108G−2C、108G−2Dで偏光ビームスプリッタ106Gの上下面を挟み込み、接着剤にて固着する。
【0032】
次に、反射型ライトバルブ107Gの取付けについて説明する。
【0033】
ライトバルブ107Gは金属板部材から構成されるライトバルブホルダー108G−4に固定される。その際、ライトバルブ107Gとライトバルブホルダー108G−4との間に遮光部材108G−5、防塵シート108G−6を挟み込む。
【0034】
防塵シート108G−6はライトバルブ107Gの前面ガラス107G−1の前面部(入射面部)の外周部に当接するように枠形状に形成されている(図3参照)。前面ガラス107G−1の前面に防塵シート108G−6を当接した状態で、防塵シート108G−6に遮光部材108G−5を当接させる。遮光部材108G−5は取付け穴と後述するライトバルブホルダー108G−4の取付け穴とを介して挿入されるねじによってライトバルブ107Gの背面冷却基板107G−3の前面部に固定される。
【0035】
遮光部材108G−5は平板部の中央部に開口を有する金属板部材から構成されている。平板部の四隅部はそれぞれ開口部の外周部を形成する面に対してそれぞれ同一方向に直角に曲げられ、更にその4ヶ所の先端部は開口の外周部と平行に曲げられている。先端部には前述した取付け穴が形成されている。
【0036】
この遮光部材108G−5の開口部の外周部(平板部)は防塵シート108G−6に当接する。
【0037】
図2に示すように、金属板部材から形成されたライトバルブホルダー108G−4は中央部に遮光部材108G−5の開口部の外周部が挿入できる開口部を有し、この開口部の外周部には遮光部材108G−5とともにライトバルブ107Gの背面冷却部材107G−3にネジ止めするための取付け穴が形成されている。
【0038】
また、ライトバルブホルダー108G−4は開口外周部より上下にそれぞれ斜めに開く方向へ延びる部分108G−4A、108G−4Bを有している。この部分108G−4A、108G−4Bは偏光ビームスプリッタ固定板108G−2に半田付けで固着される。ライトバルブ107Gを取り付けたライトバルブホルダー108G−4は偏光ビームスプリッタ固定板108G−2に防塵カバー108G−3を挟んで半田付けによって取り付けられる。その際、防塵カバー108G−3の一方の端は偏光ビームスプリッタ106Gの射出(入射)面に、他方の端は遮光部材108G−5の開口部の外周部にそれぞれ当接する。そのため、防塵シート108G−6と偏光ビームスプリッタ106Gとの間には防塵カバー108G−3によって防塵空間が確保される。
【0039】
ここで、遮光部材108G−5の機能について説明する。
【0040】
遮光部材108G−5の開口部はライトバルブ107Gの複数の画素が形成する平面への光の入射を担保するために形成されており、その開口部の外周部は、画素が形成する平面の外周部への光の入射を防ぐ遮光部として機能する。この遮光部材108G−5がない場合、照明誤差により、ライトバルブ107Gの画素が形成する平面より外側に照明されることとなり、外周部に入射した光がシリコン基板によって反射されて進行し、スクリーンの画面の外側に像を形成してしまうという問題と、外周部に入射された光によりライトバルブ107G自体が発熱し、この発熱によってライトバルブ107Gの機能を低下させてしまうという問題が発生する。これらの問題を防止するため、この遮光部材108G−5は配置されるのである。
【0041】
以上の構成とすることにより、偏光ビームスプリッタ106Gの射出面と反射型ライトバルブ107Gの前面ガラス107G−1との間の空間は防塵された空間として確保されることとなる。仮に、遮光部材108G−5と防塵シート108G−6とを使用せず、防塵カバー108G−3の端面を直接ライトバルブ107Gの前面ガラス107G−1に当接させる構成とすると、画素が構成する平面の外周部に光が入射することになり、上記問題が生じることになる。また、防塵シート108G−6だけを使用しない構成とすると、ライトバルブ107Gは溝部を有する背面冷却基板107G−3の溝部に配置されているので、この溝部を経由して外部からゴミが入ってしまい、ライトバルブ107Gの前面ガラス107G−1は防塵機能を有する空間に配置されないことになる。
【0042】
この実施形態によれば、反射型ライトバルブ107Gの背面を、背面冷却部材107G−3の溝部に固着させ、前面に防塵シート108G−6を介して遮光部材108G−5を配置し、更に、遮光部材108G−5とライトバルブ107Gからの光が入射する偏光ビームスプリッタ106Gとの間に防塵カバー108G−3を配置することにより、ライトバルブ107Gの前面と偏光ビームスプリッタ106Gとの間の空間を防塵構造とすることができるため、ライトバルブ107Gの前面にゴミが付着することを防止できる。
【0043】
また、ライトバルブ107Gの背面に配置した背面冷却部材107G−3を冷却することによりライトバルブ107Gを冷却することが可能であり、また、遮光部材108G−5によって画素が形成する面の外周部への光の入射を防止することが可能となるため、スクリーン上にはゴミの像を含まないコントラストの良好な投射像を投射することができる。
【0044】
なお、この発明に係るライトバルブの冷却方法は図4に記載の投射型表示装置に限定されない。
【0045】
図5は他の投射型表示装置の構成を示す図である。
【0046】
この投射型表示装置は、光源光を偏光ビームスプリッタ203に入射させ、偏光分離された一方の偏光をプリズム204B、204R、204Gと内部に形成された複数のダイクロイック膜とによって構成された色分解合成複合プリズム204によってB光、G光、R光に色分解されて射出させ、反射型ライトバルブ205B、205R、205Gに入射、変調させて反射射出させ、複合プリズム204によって色合成して、合成光を偏光ビームスプリッタ203にて検光光を取り出して投射レンズ206によって投射させる。
【0047】
この構成の投射型表示装置の各プリズムとライトバルブとの間の防塵構造にも前述の冷却方法を同様に適用することができ、同様の効果を奏することができる。この場合、偏光ビームスプリッタ固定板108G−2はプリズム固定板に対応することになる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明の投射型表示装置によれば、反射型ライトバルブの表面にゴミが付着するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は防塵一体化部材を説明する断面図である。
【図2】図2は図1の分解斜視図である。
【図3】図3は図2のA矢視方向から見た分解斜視図である。
【図4】図4はこの発明の一実施形態に係る投射型表示装置の基本構成を示す図である。
【図5】図5は他の投射型表示装置の構成を示す図である。
【図6】図6は従来の反射型ライトバルブを用いた投射型表示装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
106R、106G、106B、203 偏光ビームスプリッタ(プリズム部材)
107R、107G、107B、206R、205G、205B ライトバルブ
107G−1 前面ガラス
107G−3 背面冷却基板(冷却用基板)
108G−2 偏光ビームスプリッタ固定板(プリズム部材固定部材)
108G−3 防塵カバー
108G−4 ライトバルブホルダー
108G−5 遮光部材
108G−6 防塵シート
111,206 投射レンズ
Claims (3)
- 反射型ライトバルブから射出された光をプリズム部材に入射させ、このプリズム部材を経由した光を投射レンズで投射する投射型表示装置において、
前記反射型ライトバルブの入射面前面に、このライトバルブの複数の画素が形成する面への光の入射を担保する開口部と、この開口部の外周部に位置し、光を入射させないことを担保する遮光部とを有する遮光部材が配置され、
前記プリズム部材の入射面と前記ライトバルブの前面に配置された前面ガラスとの間に形成される空間が防塵カバーで囲まれて密閉された防塵空間であって、前記遮光部材の遮光部と前記前面ガラスの外周部との間に防塵シートが挟み込まれ、前記遮光部材の前記防塵シートが当接する面の反対側の面に前記防塵カバーの一端が当接し、前記プリズム部材の入射面に前記防塵カバーの他端が当接していることを特徴とする投射型表示装置。 - 前記ライトバルブは冷却用基板の溝部に配置されており、
前記遮光部材が前記冷却用基板に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置。 - 前記遮光部材と前記冷却用基板とをライトバルブホルダー部材に取り付け、
前記プリズム部材をプリズム部材固定板部材に取り付け、
前記ライトバルブホルダー部材を前記プリズム部材固定板部材に取り付けることによって、前記プリズム部材と前記ライトバルブとを一体化させたことを特徴とする請求項2記載の投射型表示装置。
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2002
- 2002-06-12 JP JP2002171488A patent/JP2004020603A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
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