JP5461950B2 - 電子血圧計 - Google Patents
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Description
このタイプの血圧計で測定上問題となるのが、腕帯部の腕への装着の仕方である。腕帯部内の空気袋の位置が上腕に対して適当でない場合や、上腕に対して巻き付け強さが適当でない場合に、腕帯部の空気袋の圧迫が上腕に正しく行われず、血圧が高く測定される場合がある。近年、これを解決するために、筒状の腕帯部に腕を挿入するだけで、自動的に腕帯部の空気袋を腕の正しい位置に配置し、正しい巻き付け強さにて血圧測定を行うことができるようにした血圧計本体と腕帯部を一体とした電子血圧計(以降、アームインタイプと呼ぶ)が開発されている(特許文献1を参照)。
そこで、このような擬似高血圧症の発生という不都合に対応するために、血圧計本体から腕帯部が分離できて、血圧計本体の設置場所が測定者から離れていても、測定者が座位にて背を伸ばした状態で腹圧の掛からない測定をすることが可能なタイプ(以降、スル−インタイプと呼ぶ)の電子血圧計が開発されている。
しかし、このように空気袋には周方向に沿って帯状部材を配置するだけでは、上腕の抜き取りにより空気袋が引っ張られて移動することを防ぐには不十分であり、上腕の挿入と抜き取り動作を容易に行うことができず、腕帯部の使用勝手が悪い。
そこで、上記課題を解消するために、本発明は、腕帯部からの上腕の抜き取りにより空気袋が引っ張られて移動することを防ぐことができ、上腕の挿入と抜き取り動作を容易に行うことができる電子血圧計を提供することを目的とする。
上記構成によれば、空気袋が膨張・収縮して形状を変えても、硬質の補強部材としての帯状部材と、空気袋の長さ方向に突出して形成された硬質の突出部があるから、腕帯部からの上腕の抜き取りにより空気袋が引っ張られて移動することを防ぐことができ、上腕の挿入と抜き取り動作を容易に行うことができる。
上記構成によれば、突出部分は折れ線部分の間の部分の補強ができ、空気袋は各折れ線部分と突出部分により筒体としての強度を上げることができる。
上記構成によれば、マイクロフォン保持部の位置が、補強部材の帯状部材により、移動しないように固定できる。
上記構成によれば、空気袋の内側が測定者の被測定面に対して少なくとも8cm以上当接できるようにして正しい血圧測定が行える。
図1は、本発明の電子血圧計の好ましい実施形態を前側から示す斜視図であり、図2は、この電子血圧計を後側から示す斜視図である。図3(A)は、電子血圧計の腕帯部と血圧計本体を分離した状態を示す斜視図であり、図3(B)は、腕帯部に測定者の上腕を第1挿入開口11P側からD1方向に挿入した状態を示す斜視図である。
図1〜図3に示す電子血圧計1は、自動電子血圧計ともいい、血圧計本体10から腕帯部2を分離でき、血圧計本体10の設置場所が測定者から離れていても、測定者は座位にて背を伸ばして腹圧の掛からない状態で測定が可能なタイプ(以下では、スル−インタイプと呼ぶ。)の電子血圧計である。この電子血圧計1は、血圧測定方式としてリバロッチ・コロトコフ法が用いられ、コロトコフ音(K音)を検出して血圧測定を行う装置である。図1〜図3に示すように、電子血圧計1は、腕帯部2と、血圧計本体10を備える。腕帯部2と血圧計本体10は別体であり、図3に示すように腕帯部2が血圧計本体10に固定できるとともに、腕帯部2が血圧計本体10から分離可能に形成されている。
腕帯部2と血圧計本体10とは有線(電気信号線)3により電気的に接続され、しかも腕帯部2と血圧計本体10とがエアーの給排気路であるフレキシブルなチューブ4により接続されている。
図1に示すように、血圧計本体10は、ケーシング30と表示部31を有している。ケーシング30は、例えばプラスチック製の薄型の内部空間を有する部材であり、傾斜した上面部32と、前端面部33と後端面部34と、側面部35,36と、底面部42を有している。
図1に示すように、ケーシング30の上面部32には、傾斜した表示部31が配置されており、測定者が表示部31の表示内容を容易に確認できるようになっている。ケーシング30には、測定開始操作部の一例としての開始/停止ボタン37と、メモリ呼び出し・時刻・アラーム設定ボタン38と、モード選択ボタン39と、窪み部分40が設けられている。測定者が開始/停止ボタン37を押すことで、血圧測定操作の開始あるいは停止をするためのボタンである。
図3の窪み部分40と前端面部33の間には、表示部31がX方向に沿って配置されている。この表示部31は、例えば液晶表示装置を用いることができ、一例として図1に示すように、表示部31は、最高血圧値、最低血圧値、脈拍数、脈圧、測定動作中の表示マーク、電池交換の表示マーク等の各種の測定値等を表示することができる。
図4は、腕帯部2の構造例を示す斜視図である。図5は、腕帯部2の内部構造例を示す断面図である。
図4と図5に示す本体ケース11は、例えばプラスチックにより形成され略円筒状構造を有しており、第1挿入開口11Pと、第1挿入開口11Pとは反対側の第2挿入開口11Rを有している。図1に示すように、本体ケース11は、D1方向に向かって先細りになるように形成され、第1挿入開口11Pの直径L1は第2挿入開口11Rの直径L2よりも大きい。例えば、L1は138mm〜142mm、L2は126mm〜130mmが好ましく、本体ケース11の厚みは、2〜3mmが好ましい。この寸法は、測定者の上腕挿入に適した寸法であり、本体ケース11は、およそ9割以上の一般の測定者の血圧測定に適合した形状となっている。また、本体ケース11は、第1挿入開口11R側に例えばほぼ扇型の把持部11Hを有している。
図3(B)に示すように、腕帯部2の本体ケース11は、血圧測定時に、測定者の上腕Tを第1挿入開口11PからD1方向に沿って挿入しても空気袋14が上腕Tの動脈を圧迫できるようにするために、図1と図2に示すように両端部が切れた略円筒状構造(筒状体)を有している。このため、この腕帯部2は、通常の腕帯部と異なり測定者の上腕Tに対して巻き付ける必要が無く、左右のいずれの上腕Tであっても、腕帯部2に対して図3(B)に示すD1方向に沿って挿入可能である。これにより、測定者は上腕Tを挿入して容易に血圧測定ができる。
この本体ケース11は、図3(B)に示すように、測定者の上腕TはD1方向に挿入するようになっているので、上述したように第1挿入開口11Pから第2挿入開口11R側に向けてやや先細りに形成されている。しかも、把持部11Hが第2挿入開口11R側に設けられている。
図3(B)に示すように、左腕の上腕Tを第1挿入開口11Pから第2挿入開口11R側にD1方向へ挿入し、そして第2挿入開口11Rから第1挿入開口11P側にD2方向へ左腕の上腕Tを外す動作は、右手でこの把持部11Hを持って行うことができる。また、右腕の上腕Tを第1挿入開口11Pから第2挿入開口11R側にD1方向へ挿入し、そして第2挿入開口11Rから第1挿入開口11P側にD2方向へ右腕の上腕Tを外す動作は、左手でこの把持部11Hを持って行うことができる。これにより、測定者は左右いずれの上腕Tに対しても、腕帯部2においてD1方向への上腕Tの装着動作あるいはD2方向への上腕Tの取り外し動作を容易に行うことができる。
さらに好ましくは、このマグネット40Mがプレート部材210を磁気的に吸着する力は、例えば血圧計本体10の重量を超えるように設定することができる。これにより、測定者が電子血圧計1を運ぶ際に、測定者が血圧計本体10を持たずに腕帯部2だけを持ち上げてしまった場合に、腕帯部2から血圧計本体10だけが不用意に落下することを防止できる。
この空気袋14内へは、図1に示す血圧計本体10内の破線で示すポンプ44,45の作動により、チューブ4を通じてエアーを供給されることにより膨張することで上腕Tを圧迫する。空気袋14の内圧を一定速度で減圧するため、制御バルブ47により空気袋14内からエアーを徐々に外へ排気でき、測定を終了したときに、排気バルブ46により空気袋14内からエアーを外へ急排気できる。この空気袋14の詳しい構造については、後で説明する。
図6(A)と図6(B)に示すように、ユニットUTは4つに折り曲げてほぼ正方形断面の開口部14Rを形成することができる。ユニットUTは4つの折り曲げ部分200を有していることにより、図6(C)に示すように簡単に折りたたむことができる構造である。
図7(A)は、空気袋14とマイクロフォンMを示す斜視図であり、図7(B)は、空気袋14と外布16と内布カバー17Cと、マイクロフォンMを示す図である。図7(A)と図7(B)に示すように、2つのマイクロフォンMが空気袋14に取り付けられ、2つのマイクロフォンMは互いに向かい合っている。
図4に示すように、2つのマイクロフォンMは、空気袋14の第2開口部14R寄りの位置に配置されている。図7に示すように、マイクロフォンMは、空気袋14の内面側に配置されている。これにより、マイクロフォンMは、測定者の血流音を動脈に最も近い位置で検出できる。
図8は、空気袋14を形成するためのシート例を示している。
図8に示すシートSWは、ほぼ長方形状の例えば透明のプラスチックシートであり、伸縮性を備えていない例えばほぼ長方形状のプラスチック製のシート、一例としてポリウレタンシートにより形成されている。このシートSWは、フィルタ付き接続管220、コードフック221、4つの折れ線部分222A〜222D、接合部分223,224、2つのマイクロフォン保持部225を有している。
接続管220は、図1に示すチューブ4の端部を接続する。コードフック221は、図1に示す有線3とチューブ4を掛ける。接合部分223,224は熱圧着により空気袋14を形成する。2つのマイクロフォン保持部225は、それぞれマイクロフォンMを保持できる。2つのマイクロフォン保持部225は、空気袋14の内面側に配置されており、空気袋14の内面側は測定者の上腕の被測定面を圧迫する側の面である。これにより、空気袋14は、マイクロフォンMを、測定者の上腕の被測定面を圧迫する内面に直接保持させることができるので、マイクロフォンMは測定者の血流音を容易に検知できる。
図8に示すように、シートSWには、破線で示す補強部材300が設けられている。この補強部材300は、図4に示す腕帯部2の本体ケース11の長さ方向(または軸方向)Vと直交する空気袋14の周方向Eに沿って、例えば、帯状部材と一体に、例えば接着剤を用いてシートSWの面に積層して取り付けられている。
補強部材300は、例えばシートSWの材料を該当箇所だけ厚みを増加する形成することができるし、シートSWとは別に他の材料を接着等の手段により固定して形成してもよい。その場合補強部材の材料としては、例えば、変形しにくい比較的硬質の材料で、さらに具体的には、例えば発泡ポリエチレン等を使用することが好ましい。
この長さ方向Vは、空気袋14の長さ方向あるいは腕帯部2の長さ方向でもある。また、空気袋14の周方向Eは、本体ケース11の周方向あるいは腕帯部2の周方向でもある。
この補強部材300は、帯状部分301と、3つの長方形状の突出部分302,303,304から形成されている。図8(B)に示すように、帯状部分301は、空気袋14の第2開口部14R側寄りの位置に配置されている。
図8に示すように、帯状部分301はその全長にわたってほぼ同じ幅CDを有し、4つの折れ線部分222A〜222Dに対して直交している。帯状部分301の一端部301Aは、折れ線部分222Aを直交して折れ線部分222Aから少し周方向Eに沿って突出している。同様にして、帯状部分301の他端部301Bは、折れ線部分222Dを交差して折れ線部分222Dから少し周方向Eに沿って突出している。
図8(A)に示すように、帯状部分301が、折れ線部分222Aと接合部分223の間の空白部分222Fにはほとんど形成されておらず、折れ線部分222Dと接合部分223の間の空白部分222Gにもほとんど形成されていない。この理由としては、図8に示すシートSWを筒状に曲げて図4に示す筒状の空気袋14を形成すると、図8に示す空白部分222F、222Gが折り重なる部分であるので、この重なる部分は強度が高く、補強部材300の帯状部分301により特に補強をする必要がないからである。
一方、図8に示す補強部材300の3つの突出部分302,303,304は、帯状部分301に対して直交する方向、すなわち本体ケース11(または空気袋14)の長さ方向Vと平行に突出して形成されている。
3つの長方形状の突出部分302,303,304は、空気袋14の第1開口部14Pに向かって形成されている。
突出部分302は折れ線部分222Aと折れ線部分222Bの間に配置され、突出部分303は折れ線部分222Bと折れ線部分222Cの間に配置され、しかも突出部分304は折れ線部分222Bと折れ線部分222Cの間に配置されている。突出部分302は折れ線部分222Aと折れ線部分222Bの間のシートSWを補強し、突出部分303は折れ線部分222Bと折れ線部分222Cの間のシートSWを補強し、突出部分304は折れ線部分222Cと折れ線部分222Dの間のシートSWを補強している。これにより、突出部分302,303,304は、折れ線部分222A〜222Dの間の部分の補強ができ、空気袋14は各折れ線部分222A〜222Dと突出部分302,303,304により、筒体としての強度を上げることができる。
また、図8に示すように、1つのマイクロフォン保持部225が、帯状部分301と突出部分302の交差部分305に配置され、残りの1つのマイクロフォン保持部225が、帯状部分301と突出部分304の交差部分306に配置されている。これにより、空気袋14は空気の出し入れにより膨張収縮するにも関わらず、2つのマイクロフォン保持部225の位置は、それぞれ交差部分305,306の存在により、移動しないように固定できる。
図8のシートSWは、4つの折れ線部分222A〜222Dの部分で折り曲げることにより、図4と図7に示す形状の空気袋14を形成できる。
図9(A)に示すように、シートSWは、折り曲げ線226,227で折り曲げて,図9(B)に示すように接合部分223,224を接合する。そして、図9(C)に示すように、4つの折れ線部分222A〜222Dで折り曲げることで筒状の空気袋14が完成する。この空気袋14は、4つの側面部231,232,233,234を備える。
なお、図8(B)に示すように、この空気袋14内には、間隔をおいて3つのスペーサ240が配置されている。各スペーサ240は、突出部分302,303,304の先端部の位置に重ねて配置されている。このスペーサ240は、弾性変形可能な直方体形状の部材であり、例えばプラスチックスポンジ等である。これにより、空気袋14は空気の出し入れにより膨張収縮するにも関わらず、各スペーサ240が突出部分302,303,304の先端部の位置に重ねて配置されていることで、空気袋14が必要以上につぶれてしまうのを防止できる。しかも、各スペーサ240の位置が、突出部分302,303,304の存在により、移動しないように固定できる。
また、図8(B)と図10に示すように、空気袋14の幅Wは、好ましくは12cm以上である。この空気袋14の幅Wは、空気袋14の長さ方向(軸方向)Vと平行な方向の幅である。空気袋14の内側が測定者の被測定面HMに対して少なくとも8cm以上当接していないと正しい血圧測定ができないので、8cm以上接しているためには、空気袋14の幅Wは12cm以上必要である。これにより、空気袋14の内側が測定者の被測定面HMに対して少なくとも8cm以上当接できるようにして正しい血圧測定が行える。
図11に示す電子血圧計1の回路ブロックを説明する。電子血圧計1の回路ブロックの破線で示すように、血圧計本体10は、コロトコフ音(K音)検出システム50と、加圧システム51と、排気システム52と、圧力検出システム53と、電源システム54と、音声システム55と、制御システム56を有する。
図3(A)に示すように、2つのマイクロフォンMは、図3(B)に示すように測定者の上腕TがD1方向に挿入された場合に、互いに対向した位置(上腕Tの動脈に近い位置と遠い位置)になるように配置されている。これにより、2つのマイクロフォンMは、上腕Tを第1挿入開口11Pから挿入した状態で上腕Tの動脈に近い位置と遠い位置にそれぞれ配置できる。
電子血圧計1では、腕帯部2内をポンプ44,45で加圧した後、微速度で排気して減圧しつつ圧力センサ64を用いて腕帯部2の空気袋内の圧力を検出すると同時に、マイクロフォンMを用いてコロトコフ音(K音)を検出する。そして、電子血圧計1は、K音信号と、このK音信号の発生ポイントと消滅ポイントを検出することで、最高血圧値と最低血圧値を算出して、算出した最高血圧値と最低血圧値を表示部31に表示できる。
血圧測定プログラムでは、例えば通常モードM1、最高血圧モードM2、最低血圧モードM3を有する。以下に、これらのモードを順番に説明する。
(通常モードM1)
図1に示す腕帯部2の本体ケース11のプレート部材210は、すでに説明したように本体ケース11の軸方向に沿って長くなるように形成されており、腕帯部2は、このプレート部材210を用いて、血圧計本体10のマグネット40Mにより血圧計本体10の窪み部分40において磁気的に吸着して結合されている。図3に示すように、測定者は、この腕帯部2を血圧計本体10の窪み部分40から、マグネット40Mの磁気的吸引力に抗して持ち上げることで、腕帯部2を血圧計本体10の窪み部分40から容易に外すことができる。このように、測定者が血圧測定をする際には、腕帯部2を血圧計本体10から簡単に取り外すことができる。これにより、血圧計本体10の設置場所が測定者から離れていても、測定者は座位にて背を伸ばして腹圧の掛からない状態で容易に血圧測定ができる。
図1に示すように、腕帯部2を血圧計本体10の窪み部分40に載置された場合に、開始/停止ボタン37は腕帯部2の下側に位置しており、測定者が腕帯部2を血圧計本体10の窪み部分40から持ち上げて外さないと、開始/停止ボタン37が外部に露出しないようになっている。これにより、測定者は、腕帯部2を持ち上げて上腕Tを通して測定しようとする状態になってから、開始/停止ボタン37を押すことができるので、測定しない時に不用意に開始/停止ボタン37を押してしまうといったことが無くなる。
測定者は図1の開始/停止ボタン37を押して血圧測定を開始する。図1のポンプ44,45が全速力で空気袋14を昇圧して、2つのマイクロフォンMが、測定者の血流音(血管情報)を検知して脈が消滅するまで全速力で腕帯部2内の空気袋14を昇圧する。制御システム56が脈の消失を判断したら腕帯部2内の昇圧を停止する。
そして、腕帯部2内を少しずつ減圧(例えば2〜5mmHg/秒)していき、最高血圧値と最低血圧値を検出する。最高血圧値と最低血圧値および脈拍数等を図1の表示部31に表示して、ポンプ44,45と排気バルブ46を作動して腕帯部2内の空気袋14を急排気する。このように、最高血圧値と最低血圧値を表示部31に表示できた時点で、腕帯部2内の空気袋14を急排気することで、測定者の上腕に対する圧迫を即座に解消できるので、測定者への負担を軽減できる。
また、最高血圧値と最低血圧値および脈拍数等を図1の表示部31に表示するとともに、血圧計本体10のスピーカ43から、音声による最高血圧値と最低血圧値および脈拍数等の測定情報や、音声によるガイド用のアナウンスと音楽によるガイド用のアナウンスを発生できる。従って、血圧計本体10に配置されたスピーカ43からも最高血圧値や最適血圧値等の測定情報や、その他のガイダンス情報等を、測定者に音声により認識させることができる。
また、図3(B)に示すように、測定者は把持部11Hを把持しながら例えば右の上腕を第1開口11Pから第2挿入開口11RにかけてD1方向に挿入する。測定者が図1に示すモード選択ボタン39を押して最高血圧モードM2を選択した場合には、スピーカ43は、選択されたモードが最高血圧モードM2であることを測定者に音により報知する。測定者は図1の開始/停止ボタン37を押して血圧測定を開始する。図1のポンプ44,45が全速力で空気袋14を昇圧して、2つのマイクロフォンMが、測定者の血流音を検知して脈が消滅するまで全速力で腕帯部2内の空気袋14を昇圧する。制御システム56が脈の消失を判断したら腕帯部2内の空気袋14の昇圧を停止する。
また、最高血圧値や脈拍数等を図1の表示部31に表示するとともに、血圧計本体10のスピーカ43から、音声による最高血圧値や脈拍数等の測定情報や、音声による操作ガイド用のアナウンスと音楽によるガイド用のアナウンスを発生できる。従って、血圧計本体10に配置されたスピーカ43からも最高血圧値や脈拍数等の測定情報や、その他のガイダンス情報等を、測定者に音声により認識させることができる。
また、図3(B)に示すように、測定者は把持部11Hを把持しながら例えば右の上腕を第1挿入開口11Pから第2挿入開口11RにかけてD1方向に挿入する。その後、測定者が図1に示すモード選択ボタン39を押して最低血圧モードM3を選択した場合には、スピーカ43は、選択されたモードが最低血圧モードM3であることを測定者に音により報知する。
測定者は図1の開始/停止ボタン37を押して血圧測定を開始する。少しずつ昇圧(例えば2〜5mmHg/秒)していき、図1のスピーカ43が腕帯部2内の空気袋14を昇圧時のカフ値毎に、例えば10mmHg毎に圧力値を音声アナウンスし、最低血圧値を検出する。その後、脈が消失したら昇圧を停止して、図3のスピーカ43が最低血圧値を音声によるガイドでアナウンスをするとともに、ポンプ44,45と排気バルブ46を作動して腕帯部2内の空気袋14を急排気する。
測定者の上腕TをD1方向に挿入する動作と上腕TをD2方向に抜き出す動作において、上腕Tの動きにつられて空気袋14が移動してしまうことを防ぐことができる。これは、図8(B)と図9(C)に示すように、補強部材300の帯状部分301にさらに3つの突出部分302,303,304が延長され、帯状部材301と3つの突出部分302,303,304が空気袋14に配置されているからである。
これにより、腕帯部2からの上腕Tの抜き取りにより、空気袋14が本体ケース11内で引っ張られて移動することを防ぐことができ、上腕Tの挿入動作と抜き取り動作を容易に行うことができる。このため、測定者が血圧測定をする際の電子血圧計1の腕帯部2の使用勝手を向上できる。
また、図4に示す空気袋14は、本体ケース11の内周面と外布16に対して例えば両面テープにより固定しようとする際に、補強部材300の帯状部分301と3つの突出部分302,303,304が空気袋14を補強しているので、空気袋14は筒状の部材としての強度を高めることができ、空気袋14は、両面テープのような簡単な接合方式で本体ケース11の内面側に確実に固定することができる。
また、腕帯部2は血圧計本体10に対して、プレート部材210とマグネット40Mを用いた磁気的吸引力により着脱可能に固定しているが、これに限らず他の種類の固定方式を用いても良い。例えば、腕帯部と血圧計本体とは、オス型部材を有するテープ部材と、このオス型部材に対して着脱可能に機械的に取り付けることができるメス型部材を有するテープ部材を貼り付けることで、着脱可能に固定することもできる。
図8に示すように、補強部材300は、帯状部分301と、3つの長方形状の突出部分302,303,304から形成されているが、特に突出部分の形状は限定されず、例えば突出部分の形状は楕円形状や2等辺三角形状等であっても良い。
図8に示す空気袋14の折れ線部分222A〜222Dの本数は、4本に限らず5本以上あっても良く、各折れ線部分の間には補強部材の突出部分を配置できる。
補強部材は、空気袋を構成するシート部材の表面に積層して貼り付けても良いが、これとは別の構造としては、予め空気袋を構成するシート部材の一部分を厚く形成することで補強部材とすることも可能である。
Claims (4)
- 硬質の筒体を有する腕帯部と、血圧計本体とを有し、前記腕帯部と前記血圧計本体とが別体に形成されており、前記腕帯部内には、空気を入れて測定者の上腕を圧迫する筒状の空気袋が配置され、前記空気袋には補強部材が設けられ、
前記補強部材は、前記空気袋の周方向に沿って形成された硬質の帯状部材と、前記補強部材から前記空気袋の長さ方向に突出して形成された硬質の突出部分とを有し、
前記空気袋は、筒状に形成するために前記空気袋の前記長さ方向に沿って形成された複数の折れ線部分を有し、隣り合う前記折れ線部分の間に、前記突出部分が配置されていることを特徴とする電子血圧計。 - 硬質の筒体を有する腕帯部と、血圧計本体とを有し、前記腕帯部と前記血圧計本体とが別体に形成されており、前記腕帯部内には、空気を入れて測定者の上腕を圧迫する筒状の空気袋が配置され、前記空気袋には補強部材が設けられ、
前記補強部材は、前記空気袋の周方向に沿って形成された硬質の帯状部材を備え、
該空気袋は、これを構成するためのシート体により中空の筒体となるようにされていて、
空気袋は、その内側において、互いに所定距離を隔てた位置で、前記上腕を通す方向に沿って、かつ互いに所定間隔をあけて設けられた、複数の折り線部分にて前記空気袋が内側に曲折可能に形成されている
ことを特徴とする電子血圧計。 - 前記シート体は、展開状態において一方向に長い帯状のシートであり、該シートの長手方向に沿った折り返し線で二分される領域を互いに重ねて、内部に中空の気密空間を作るように前記折り返し線以外の外縁が接合されており、かつ前記展開状態において、前記折り返し線に関して、一側のシートに前記複数の折り線が形成されていて、前記折り返し線に関して、他の側のシートには、前記折り線の間の前記所定間隔領域に、計測用のマイクロフォンが配置されるようにマイクロフォンの保持部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電子血圧計。
- 前記折り線は、前記空気袋の内側において、前記上腕を通す方向に沿って、かつ互いに所定間隔をあけて4つ設けられていることを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載の電子血圧計。
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