JPS5810567Y2 - 集音カフ - Google Patents
集音カフInfo
- Publication number
- JPS5810567Y2 JPS5810567Y2 JP14297679U JP14297679U JPS5810567Y2 JP S5810567 Y2 JPS5810567 Y2 JP S5810567Y2 JP 14297679 U JP14297679 U JP 14297679U JP 14297679 U JP14297679 U JP 14297679U JP S5810567 Y2 JPS5810567 Y2 JP S5810567Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cuff
- sound
- cylinder
- sound collecting
- thick
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はマイクロホンによりコロトコフ音を集音して血
圧を測定する電子血圧計用の集音カフの改良に関するも
のであって、さらに詳しくは阻血カフ１の内面に配設さ
れるものであって、略密閉された空間２を有し、この空
間２内の空気振動をマイクロホン３にて集音する集音カ
フＡにおいて、両端が閉塞され且つ外周面の一面が薄肉
で他の三面が厚肉に形成された可撓性を有する筒体４の
外周面にこの筒体４の長さ方向における適宜間隔で環状
の溝条部５を形成し、少なくとも前記厚内である三面の
うちの相対向せる二面の内面に溝条部５と対応して内方
に突出する凸条部６を形成して筒体４を複数個の小部屋
７に区割して成る集音カフに係るものである。
圧を測定する電子血圧計用の集音カフの改良に関するも
のであって、さらに詳しくは阻血カフ１の内面に配設さ
れるものであって、略密閉された空間２を有し、この空
間２内の空気振動をマイクロホン３にて集音する集音カ
フＡにおいて、両端が閉塞され且つ外周面の一面が薄肉
で他の三面が厚肉に形成された可撓性を有する筒体４の
外周面にこの筒体４の長さ方向における適宜間隔で環状
の溝条部５を形成し、少なくとも前記厚内である三面の
うちの相対向せる二面の内面に溝条部５と対応して内方
に突出する凸条部６を形成して筒体４を複数個の小部屋
７に区割して成る集音カフに係るものである。
従来の集音カフにあっては、第１図ａ、ｂに示すように
両端が閉塞された略密閉された空間２を有する筒体４の
下面に薄肉にて脈博に応じて敏感に振動する採音体４１
を形成するとともに筒体４の他面を厚内部４２としてお
り、この筒体４内の空気振動は筒体４に連通している伝
達管８を通じてマイクロホン３に集音されるように構成
されていた。
両端が閉塞された略密閉された空間２を有する筒体４の
下面に薄肉にて脈博に応じて敏感に振動する採音体４１
を形成するとともに筒体４の他面を厚内部４２としてお
り、この筒体４内の空気振動は筒体４に連通している伝
達管８を通じてマイクロホン３に集音されるように構成
されていた。
しかしかかる集音カフＡを阻血カフ１の内面に配設し、
腕Ｘに巻き付けて血圧を測定する場合には、集音カフＡ
が湾曲することにより採音体４１にしわが発生したり、
阻血カフ１の圧力で厚肉部４２と採音体４１とが密着し
たりして採音体４１が脈博に応じて敏感に振動できず集
音が円滑に行われなかった。
腕Ｘに巻き付けて血圧を測定する場合には、集音カフＡ
が湾曲することにより採音体４１にしわが発生したり、
阻血カフ１の圧力で厚肉部４２と採音体４１とが密着し
たりして採音体４１が脈博に応じて敏感に振動できず集
音が円滑に行われなかった。
オた一方では、採音体４１のしわの発生を防ぐために筒
体４を予め湾曲させて形成したり集音カフＡの筒体４の
長さを短くしていたが、人によって腕Ｘの曲率が異なる
ため予め湾曲形成しても上腕に巻き付けた際に曲率が合
わずに採音体４１にしわが生ずることとなり、また長さ
を短くした時には脈博を採音することができる範囲が狭
くなっていた。
体４を予め湾曲させて形成したり集音カフＡの筒体４の
長さを短くしていたが、人によって腕Ｘの曲率が異なる
ため予め湾曲形成しても上腕に巻き付けた際に曲率が合
わずに採音体４１にしわが生ずることとなり、また長さ
を短くした時には脈博を採音することができる範囲が狭
くなっていた。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであって、その
目的とするところは腕に昔きつけて薄肉に形成された面
である採音体を密着したとしても採音体にしわが生じる
ことがなく、また阻血カフの圧力により厚肉に形成され
た面である厚内部と採音体とが密着することのない集音
カフを提供することにある。
目的とするところは腕に昔きつけて薄肉に形成された面
である採音体を密着したとしても採音体にしわが生じる
ことがなく、また阻血カフの圧力により厚肉に形成され
た面である厚内部と採音体とが密着することのない集音
カフを提供することにある。
以下、本考案を第２図乃至第４図図示の実施例により詳
述する。
述する。
図中４は合成樹脂製の筒体であって、両端が厚内の端板
４３で閉塞されて略密閉された空間２を形成しており、
筒体４の外周面の下面が薄肉にて脈搏に応じて敏感に振
動する採音体４１を形成するとともに他の三面は厚肉部
４２で形成されている。
４３で閉塞されて略密閉された空間２を形成しており、
筒体４の外周面の下面が薄肉にて脈搏に応じて敏感に振
動する採音体４１を形成するとともに他の三面は厚肉部
４２で形成されている。
筒体４の長さ方向には適宜間隔で筒体４外周に環状の溝
条部５を形成し、採音体４１の内面に溝条部５と対応し
て内方に突出する凸条部６を形成するとともに厚肉部４
２の相対する２面にも溝条部５と対応して内方に突出す
る凸条部６を形成してかり、筒体４内面にこれら凸条部
６が形成されることにより筒体４を複数個の小部屋７に
区割している。
条部５を形成し、採音体４１の内面に溝条部５と対応し
て内方に突出する凸条部６を形成するとともに厚肉部４
２の相対する２面にも溝条部５と対応して内方に突出す
る凸条部６を形成してかり、筒体４内面にこれら凸条部
６が形成されることにより筒体４を複数個の小部屋７に
区割している。
端板４３と厚肉部４２との夫々で形成される隅部外面に
は曲面部４４が曲設されている。
は曲面部４４が曲設されている。
８は合成樹脂製の伝達管であって、採音体４１の振動に
より発生した空間２における空気振動をマイクロホン３
に伝達するものであり、この伝達管８の一端が中央の小
部屋７で空間２に連通ずるとともに他端をマイクロホン
３に導いている。
より発生した空間２における空気振動をマイクロホン３
に伝達するものであり、この伝達管８の一端が中央の小
部屋７で空間２に連通ずるとともに他端をマイクロホン
３に導いている。
これによって集音カフＡを横取している。
そしてこの集音カフＡを第４図に示すように採音体４１
が外側となるように阻血カフ１の内面に配設して腕帯１
０を腕Ｘに巻き付けた場合、集音カフＡは各小部屋７間
の溝条部５および凸条部６が伸縮して関節の役割をする
ために各小部屋７が腕の表面に沿って湾曲して平坦な採
音体４１にしわが生じることがなくて採音機能の低下を
防ぎ、また曲率の異なる様々な腕Ｘに対してもそれらの
腕Ｘの曲率に応じて湾曲して採音体４１にしわが生じる
ことがなく腕Ｘにフィツトすることができるものである
。
が外側となるように阻血カフ１の内面に配設して腕帯１
０を腕Ｘに巻き付けた場合、集音カフＡは各小部屋７間
の溝条部５および凸条部６が伸縮して関節の役割をする
ために各小部屋７が腕の表面に沿って湾曲して平坦な採
音体４１にしわが生じることがなくて採音機能の低下を
防ぎ、また曲率の異なる様々な腕Ｘに対してもそれらの
腕Ｘの曲率に応じて湾曲して採音体４１にしわが生じる
ことがなく腕Ｘにフィツトすることができるものである
。
１ｆＣ集音カフＡの採音体４１以外の面の隅部に曲面部
４４を形成していることもあって阻血カフ１の空気圧に
対して容易に変形することがなく、さらに集音カフＡを
湾曲させることによる伸縮が溝条部５および凸条部６に
おいてのみ生じるために、集音カフＡのつぶれによる採
音体４１と厚肉部４２との密着が防止されて採音機能を
低下させることがない。
４４を形成していることもあって阻血カフ１の空気圧に
対して容易に変形することがなく、さらに集音カフＡを
湾曲させることによる伸縮が溝条部５および凸条部６に
おいてのみ生じるために、集音カフＡのつぶれによる採
音体４１と厚肉部４２との密着が防止されて採音機能を
低下させることがない。
ＹＩｆｉ動脈、１１は面状ファスナーである。
第５図は本考案の他の実施例を示すものであって、採音
体４１の内面を平坦にして外面にのみ溝条部５を設けた
ものである。
体４１の内面を平坦にして外面にのみ溝条部５を設けた
ものである。
本考案は上記のように両端が閉塞され且つ外周面の一面
が薄肉で他の三面が厚内で形成された可撓性を有する筒
体の外周面に適宜間隔で環状の溝条部を形成し、少なく
とも厚内である三面のうちの相対向せる二面の内面に溝
条部と対応して内方に突出する凸条部を形成して筒体を
複数個の小部屋に区割したので、各小部屋間の溝条部釦
よび凸条部のみが伸縮して関節の役割をするために様々
の曲率の異なる腕の表面に沿って湾曲させても薄肉で形
成される面にしわが生じることがなくて採音機能の低下
が防止でき、また溝条部と凸条部とで形成されるリプが
外力に対抗する機能を発揮するので薄肉で形成される面
と厚内で形成される面との密着が防止されて薄肉面の採
音機能の低下を防ぐことができるという効果を奏するの
である。
が薄肉で他の三面が厚内で形成された可撓性を有する筒
体の外周面に適宜間隔で環状の溝条部を形成し、少なく
とも厚内である三面のうちの相対向せる二面の内面に溝
条部と対応して内方に突出する凸条部を形成して筒体を
複数個の小部屋に区割したので、各小部屋間の溝条部釦
よび凸条部のみが伸縮して関節の役割をするために様々
の曲率の異なる腕の表面に沿って湾曲させても薄肉で形
成される面にしわが生じることがなくて採音機能の低下
が防止でき、また溝条部と凸条部とで形成されるリプが
外力に対抗する機能を発揮するので薄肉で形成される面
と厚内で形成される面との密着が防止されて薄肉面の採
音機能の低下を防ぐことができるという効果を奏するの
である。
第１図ａ、ｂはそれぞれ従来例の平面図および破断側面
図、第２図は本考案の実施例の斜視図、第３図ａ、ｂ、
ｃは同上の平面図と破断側面図とＢ−Ｂ断面図、第４図
は本考案の実施例を阻血カフ内面に配設して腕に装着し
た側断面、第５図は本考案の他の実施例の破断側面図で
あって、Ａは集音カフ、１は阻血カフ、２は空間、３は
マイクロホン、４は筒体、５は溝条部、６は凸条部、７
は小部屋である。
図、第２図は本考案の実施例の斜視図、第３図ａ、ｂ、
ｃは同上の平面図と破断側面図とＢ−Ｂ断面図、第４図
は本考案の実施例を阻血カフ内面に配設して腕に装着し
た側断面、第５図は本考案の他の実施例の破断側面図で
あって、Ａは集音カフ、１は阻血カフ、２は空間、３は
マイクロホン、４は筒体、５は溝条部、６は凸条部、７
は小部屋である。
Claims (1)
- 阻血カフの内面に配設されるものであって、略密閉され
た空間を有し、この空間内の空気振動をマイクロホンに
て集音する集音カフにおいて、両端が閉塞され且つ外周
面の一面が薄肉で他の三面が厚肉に形成された可撓性を
有する筒体の外周面にこの筒体の長さ方向における適宜
間隔で環状の溝条部を形成し、少なくとも前記厚内であ
る三面のうちの相対向せる二面の内面に溝条部と対応し
て内方に突出する凸条部を形成して筒体を複数個の小部
屋に区割して成る集音カフ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14297679U JPS5810567Y2 (ja) | 1979-10-15 | 1979-10-15 | 集音カフ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14297679U JPS5810567Y2 (ja) | 1979-10-15 | 1979-10-15 | 集音カフ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5661205U JPS5661205U (ja) | 1981-05-25 |
| JPS5810567Y2 true JPS5810567Y2 (ja) | 1983-02-26 |
Family
ID=29374233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14297679U Expired JPS5810567Y2 (ja) | 1979-10-15 | 1979-10-15 | 集音カフ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5810567Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008132010A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Fujitsu Ltd | センシングユニットおよび心拍検出装置 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5461941B2 (ja) * | 2009-09-29 | 2014-04-02 | テルモ株式会社 | 電子血圧計 |
| JP5461950B2 (ja) * | 2009-10-15 | 2014-04-02 | テルモ株式会社 | 電子血圧計 |
| JP5600022B2 (ja) * | 2010-03-26 | 2014-10-01 | テルモ株式会社 | 電子血圧計 |
| JP5600023B2 (ja) * | 2010-03-26 | 2014-10-01 | テルモ株式会社 | 電子血圧計 |
| JP2011200610A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Terumo Corp | 電子血圧計 |
| JP5600021B2 (ja) * | 2010-03-26 | 2014-10-01 | テルモ株式会社 | 電子血圧計 |
| JP2011200607A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Terumo Corp | 電子血圧計 |
-
1979
- 1979-10-15 JP JP14297679U patent/JPS5810567Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008132010A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Fujitsu Ltd | センシングユニットおよび心拍検出装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5661205U (ja) | 1981-05-25 |
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