JPH0725483Y2 - パッキング - Google Patents
パッキングInfo
- Publication number
- JPH0725483Y2 JPH0725483Y2 JP1988068539U JP6853988U JPH0725483Y2 JP H0725483 Y2 JPH0725483 Y2 JP H0725483Y2 JP 1988068539 U JP1988068539 U JP 1988068539U JP 6853988 U JP6853988 U JP 6853988U JP H0725483 Y2 JPH0725483 Y2 JP H0725483Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing
- grooves
- partition wall
- tubular body
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はパッキングに関し、特に、シーリング効果に
優れたパッキングに関する。
優れたパッキングに関する。
〔従来の技術〕 一対の接触部材をシールする場合には、一般的にパッキ
ングを使用している。
ングを使用している。
ところで、従来におけるこのパッキングは第6図に示す
ように、断面が小判形をした、管体内部に仕切り壁を設
けたシリコンゴム製の弾性管体で構成されていた(例え
ば、実開昭51−122245号)。
ように、断面が小判形をした、管体内部に仕切り壁を設
けたシリコンゴム製の弾性管体で構成されていた(例え
ば、実開昭51−122245号)。
しかしながら、かかる従来のパッキングPにあっては、
第6図に示すように、接触部材との接触面12,12が単な
る凸状曲面であったため、接触部材によってこの接触面
が内側方向に押圧された場合に変形しにくく、この結
果、前記一対の接触部材をシールしにくいという不都合
を有した。
第6図に示すように、接触部材との接触面12,12が単な
る凸状曲面であったため、接触部材によってこの接触面
が内側方向に押圧された場合に変形しにくく、この結
果、前記一対の接触部材をシールしにくいという不都合
を有した。
一方、実開昭55−74860号には、シーリングストリップ
の内側面に、長さ方向に伸長する複数の溝を間隔をおい
て設け、パッキングとしての使用時に、加圧によって該
溝の部分で折れ曲がりを生ぜしめ、溝と溝との間の当り
面を平面状に変形させるようにしたシーリングストリッ
パが記載されている。
の内側面に、長さ方向に伸長する複数の溝を間隔をおい
て設け、パッキングとしての使用時に、加圧によって該
溝の部分で折れ曲がりを生ぜしめ、溝と溝との間の当り
面を平面状に変形させるようにしたシーリングストリッ
パが記載されている。
しかし、このものにおいても、当り面が単に平面状であ
るため、接触部材の押圧面の形状に十分に追従すること
ができず、接触部材の押圧面が平面でない場合は、満足
できるシーリング効果が得られないという問題があっ
た。
るため、接触部材の押圧面の形状に十分に追従すること
ができず、接触部材の押圧面が平面でない場合は、満足
できるシーリング効果が得られないという問題があっ
た。
この考案の課題は、かかる従来技術の不都合を解消し、
接触部材の押圧面に対する追従性が良好で、シーリング
効果に優れたパッキングを提供することである。
接触部材の押圧面に対する追従性が良好で、シーリング
効果に優れたパッキングを提供することである。
前記課題を達成するために、この考案のパッキングにお
いては、断面が小判形をした弾性管体で構成し、この管
体における内部の略中央部に短径方向に仕切り壁を一体
成形するとともに前記管体の内壁面に軸方向に沿って連
続的に隣接した複数の溝を形成したものである。
いては、断面が小判形をした弾性管体で構成し、この管
体における内部の略中央部に短径方向に仕切り壁を一体
成形するとともに前記管体の内壁面に軸方向に沿って連
続的に隣接した複数の溝を形成したものである。
また、連続的に隣接した複数の溝を前記管体の内壁面お
よび前記仕切り壁の表面の両方に前記管体の軸方向に沿
って形成すると、パッキングの変形が更に容易となり、
シーリング効果がより一層向上する。
よび前記仕切り壁の表面の両方に前記管体の軸方向に沿
って形成すると、パッキングの変形が更に容易となり、
シーリング効果がより一層向上する。
上記のように構成されたパッキングにあっては、第5図
に示すように、パッキングPの湾曲部12,12を接触部材
(容器本体8および蓋体9)によって押圧した際に、連
続的に隣接した複数の溝11,11,…の存在によって接触面
12,12が容易に変形して前記接触部材8,9の押圧面に追従
しやすくなる。
に示すように、パッキングPの湾曲部12,12を接触部材
(容器本体8および蓋体9)によって押圧した際に、連
続的に隣接した複数の溝11,11,…の存在によって接触面
12,12が容易に変形して前記接触部材8,9の押圧面に追従
しやすくなる。
以下この考案の実施例を第1図〜第5図に基づいて説明
する。
する。
第4図において、8は容器本体、9はその蓋体であり、
一対の接触部材に相当する。Pはパッキングであり、前
記容器本体8と蓋体9との接触部に嵌め込まれている。
一対の接触部材に相当する。Pはパッキングであり、前
記容器本体8と蓋体9との接触部に嵌め込まれている。
次ぎに、第1図に基づいて本考案のパッキングPをを詳
述する。
述する。
図において、このパッキングPは弾性材、例えば、シリ
コンゴム製の管体1からなり、その断面は小判状をして
いる。この管体1の長径方向の湾曲部12,12の外壁面が
前記容器本体8と蓋体9との接触部に接する。2は仕切
り壁であり、前記管体1の略中央部において短径方向に
一体成形されている。この仕切り壁2は管体1の剛性を
保つためのものである。11,11,…は連続的に隣接した複
数の溝であり、管体1における前記湾曲部12,12の内壁
面に軸方向に沿って形成されている。この連続的に隣接
した複数の溝11,11,…によって管体1の湾曲部12,12は
柔軟性を確保できる。
コンゴム製の管体1からなり、その断面は小判状をして
いる。この管体1の長径方向の湾曲部12,12の外壁面が
前記容器本体8と蓋体9との接触部に接する。2は仕切
り壁であり、前記管体1の略中央部において短径方向に
一体成形されている。この仕切り壁2は管体1の剛性を
保つためのものである。11,11,…は連続的に隣接した複
数の溝であり、管体1における前記湾曲部12,12の内壁
面に軸方向に沿って形成されている。この連続的に隣接
した複数の溝11,11,…によって管体1の湾曲部12,12は
柔軟性を確保できる。
第2図は第二実施例であり、連続的に隣接した複数の溝
11,11,…が管体1の内壁面全体に形成されたものであ
る。
11,11,…が管体1の内壁面全体に形成されたものであ
る。
第3図は第三実施例であり、連続的に隣接した複数の溝
11,11,…が管体1の内壁面全体および仕切り壁2の表面
に形成されたものである。なお、第三実施例において、
連続的に隣接した複数の溝11,11,…は管体1の内壁面全
体に形成する必要はなく、第1図に示す第一実施例のよ
うに、湾曲部12,12の内壁面にのみ形成してもよいこと
は言うまでもない。
11,11,…が管体1の内壁面全体および仕切り壁2の表面
に形成されたものである。なお、第三実施例において、
連続的に隣接した複数の溝11,11,…は管体1の内壁面全
体に形成する必要はなく、第1図に示す第一実施例のよ
うに、湾曲部12,12の内壁面にのみ形成してもよいこと
は言うまでもない。
この考案に係るパッキングは、断面が小判形をした弾性
管体で構成し、この管体における内部の略中央部に短径
方向に仕切り壁を一体成形するとともに前記管体の内壁
面に軸方向に沿って連続的に隣接した複数の溝を形成し
たため、 また、前記連続的に隣接した複数の溝を前記管体の内壁
面および前記仕切り壁の表面に前記管体の軸方向に沿っ
て形成したため、 第5図に示すように、パッキングPの湾曲部12,12に接
触部材(容器本体8および蓋体9)を押圧させた際に、
連続的に隣接した複数の溝11,11,…の存在により湾曲部
12,12が容易に変形して前記接触部材(容器本体8およ
び蓋体9)の押圧面の形状に追従しやすくなり、押圧面
の形状がどのような形状であっても、確実にシールする
ことが可能となる。
管体で構成し、この管体における内部の略中央部に短径
方向に仕切り壁を一体成形するとともに前記管体の内壁
面に軸方向に沿って連続的に隣接した複数の溝を形成し
たため、 また、前記連続的に隣接した複数の溝を前記管体の内壁
面および前記仕切り壁の表面に前記管体の軸方向に沿っ
て形成したため、 第5図に示すように、パッキングPの湾曲部12,12に接
触部材(容器本体8および蓋体9)を押圧させた際に、
連続的に隣接した複数の溝11,11,…の存在により湾曲部
12,12が容易に変形して前記接触部材(容器本体8およ
び蓋体9)の押圧面の形状に追従しやすくなり、押圧面
の形状がどのような形状であっても、確実にシールする
ことが可能となる。
よって、このパッキングを使用すれば、従来のパッキン
グよりも小さな圧力で一対の接触部材のシール性をより
一層向上させることができる。
グよりも小さな圧力で一対の接触部材のシール性をより
一層向上させることができる。
第1図はこの考案の第一実施例の斜視図、 第2図はこの考案の第二実施例の斜視図、 第3図はこの考案の第三実施例の斜視図、 第4図は使用状態図、 第5図は第4図におけるV部拡大図であり、 第6図は第1図に相当する従来例の斜視図である。 P…パッキング 1…管体 11…溝 12…湾曲部 2…仕切り壁 8…容器本体(接触部材) 9…蓋体(接触部材)
Claims (2)
- 【請求項1】断面が小判形をした弾性管体で構成し、こ
の管体における内部の略中央部に短径方向に仕切り壁を
一体成形するとともに前記管体の内壁面に軸方向に沿っ
て連続的に隣接した複数の溝を形成したことを特徴とす
るパッキング。 - 【請求項2】前記仕切り壁の表面に前記管体の軸方向に
沿って連続的に隣接した複数の溝を形成したことを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のパッキン
グ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988068539U JPH0725483Y2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | パッキング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988068539U JPH0725483Y2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | パッキング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01171968U JPH01171968U (ja) | 1989-12-06 |
JPH0725483Y2 true JPH0725483Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31293850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988068539U Expired - Lifetime JPH0725483Y2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | パッキング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725483Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017129246A (ja) * | 2016-01-22 | 2017-07-27 | Necプラットフォームズ株式会社 | シーリング材及び筐体 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5652388Y2 (ja) * | 1975-03-31 | 1981-12-07 | ||
JPS5574860U (ja) * | 1978-11-18 | 1980-05-23 | ||
JPS58158856U (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-22 | 早川ゴム株式会社 | パツキン材 |
-
1988
- 1988-05-24 JP JP1988068539U patent/JPH0725483Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017129246A (ja) * | 2016-01-22 | 2017-07-27 | Necプラットフォームズ株式会社 | シーリング材及び筐体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01171968U (ja) | 1989-12-06 |
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