JP5459714B2 - 折畳コンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、四角形の底壁の対向辺に1対ずつの第1側壁及び第2側壁が回動可能に連結され、それら第1及び第2の側壁を底壁上に重ねた折畳状態と底壁から起立させた組立状態とに変更可能な折畳コンテナに関する。
に示した従来の折畳コンテナは、組立状態で1対の第1側壁1が1対の第2側壁2,2の間に挟まって各第2側壁2の内倒れが防がれると共に、各第2側壁2の内面側部寄り位置に備えた弾性係合片3が第1側壁1の側部に係合して第1側壁1の内倒れが防がれるようになっている。また、第2側壁2の両側縁部からは、第1側壁1側にサイド突壁4が張り出している。そして、図10に示すように、サイド突壁4に貫通形成された複数のサイド係合孔4Aと、第1側壁1の外面両側部から突出した複数のサイド係合突部(図示せず)との凹凸係合により、第1と第2の側壁1,2が結合される。また、サイド突壁4の上縁部と第2側壁との間がコーナー補強壁5にて連絡され、これにより、第2側壁2に対するサイド突壁4の変形防止が図られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4051257号(図1〜4)
しかしながら、上述した従来の折畳コンテナにおいては、例えば、荷物が投げ込まれて収容される等の衝撃を受けると、第1と第2の側壁1,2の結合(詳細には、サイド係合突部とサイド係合孔4Aとの凹凸係合)が外れることがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、従来より耐久性に優れた折畳コンテナの提供を目的とする。
本願の発明者は、折畳コンテナに負荷を与えて第1と第2の側壁の結合が外れる原因を探求したところ、従来の折畳コンテナは、コーナー補強壁を備えているにも拘わらず、第1又は第2の側壁が内側から大きな負荷を受けると第2側壁に対するサイド突壁の角度(通常は、直角)が外側に広がり、その結果、サイド係合孔とサイド係合突部とを凹凸係合が外れることが解った。そして、そのように凹凸係合が外れる原因は、従来の折畳コンテナでは、一様に、コーナー補強壁が、第2側壁から最上部のサイド係合孔の手前位置までしか張り出していないため、コーナー補強壁によるサイド突壁の補強が十分でないという見地を得た。
上記見知に基づき、上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る折畳コンテナは、四角形の底壁の外縁部のうち1対の対向辺に1対の第1側壁が回動可能に連結されると共に残り1対の対向辺に1対の第2側壁が回動可能に連結され、第1、第2の側壁の順に底壁の上に重なって折畳状態になる一方、第2、第1の側壁の順に起立して組立状態になり、1対の第1側壁が1対の第2側壁の間に挟まって第2側壁の内倒れが防止されると共に、第1側壁の側部と第2側壁の内面との間の係合機構によって第1側壁の内倒れが防止されて組立状態に保持される折畳コンテナであって、第2側壁の内面のうち組立状態で1対の第1側壁を挟む1対の側壁直交領域の外縁部から各第1側壁側に張り出た縦長の1対のサイド突壁と、各サイド突壁の縦方向の複数位置に貫通形成された複数のサイド係合孔と、各第1側壁の外面の両側部を陥没させてサイド突壁を収容可能とした1対のサイド陥没部と、各サイド陥没部から突出して複数のサイド係合孔に凹凸嵌合する複数のサイド係合突部と、第2側壁の上面より下方に位置したサイド突壁の上面と、第1側壁の側壁本体の上端縁から外側に張り出した上端横リブとを備えた折畳コンテナにおいて、第2側壁の内面の側壁直交領域から最上部のサイド係合孔の横幅方向における中間位置までサイド突壁の上縁部に沿って延びかつサイド突壁の上面及び内面からそれぞれ段付き状に突出した角柱状をなして、サイド突壁の上縁部と第2側壁の内面との間を連絡したコーナー補強壁と、上端横リブにおける第1側壁の横方向の両端縁から下方に突出し、上端横リブのうち第1側壁の側壁本体より離れた側の端部から側壁本体側の端部まで延びて側壁本体に接続されると共に、側壁本体側で下方に屈曲して最上部のサイド係合突部の上面に接続される位置まで延びたL字形をなし、組立状態でコーナー補強壁の先端面に隣接するL字形リブとを備えたところに特徴を有する。
なお、上記した「第1側壁の側部と第2側壁の内面との間の係合機構」は、各第2側壁における両側部寄り位置の一部を切り離してなる1対の片持ち梁状の可撓片と、その可撓片の先端部から第2側壁の内側に突出した係合突部とで構成し、組立状態で係合突部とサイド突壁との間に第1側壁が挟まれるようにした構成であってもよいし、請求項3の発明のように、最上部の各サイド係合突部における基端部を第1側壁の横方向に貫通した1対のガイド孔と、第1側壁の上端部にスライド可能に組み付けられ、先端部が1対のガイド孔から第2側壁側に突出した状態に付勢された1対のスライド係合部材と、第2側壁の側壁直交領域に形成され、組立状態でスライド係合部材が係合するスライド係合孔とを備えた構成であってもよい。
請求項2の発明は、請求項1に記載の折畳コンテナにおいて、コーナー補強壁には、先端面に開口したセルが形成され、組立状態でセルの開口にL字形リブが対向配置されるようにしたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の折畳コンテナにおいて、サイド突壁の上端部の横幅を、下端部及び中間部に比べて大きくすると共に、最上部のサイド係合孔に比べて下方のサイド係合孔の横幅を第2側壁側に広げて、最上部のサイド係合突部より下方のサイド係合突部の横幅を大きくしたところに特徴を有する。
本発明の折畳コンテナでは、第2側壁とサイド突壁の上縁部との間を連絡するコーナー補強壁を、第2側壁の内面から最上部のサイド係合孔の横幅方向における中間位置まで張り出させたので、サイド突壁がコーナー補強壁により補強される範囲が従来より広くなり、コーナー補強壁によってサイド突壁が従来より強固に補強される。また、本発明では、コーナー補強壁をサイド突壁の先端までは延ばさず、最上部のサイド係合孔の横幅方向における中間位置までに留めたので、第1側壁の上端横リブを最上部のサイド係合突部の横幅方向における中間位置まで延ばすことができ、その上端横リブとサイド係合突部とをL字形リブで連絡して最上部のサイド係合突部の支持強度を高くすることもできる。これらにより、本発明の折畳コンテナでは、第1又は第2の側壁が内側から大きな力を受けても最上部のサイド係合突部とサイド係合孔との凹凸嵌合が解除されることが防がれ、延いては下方のサイド係合突部とサイド係合孔との凹凸嵌合の解除も防がれる。即ち、本発明の折畳コンテナによれば、耐久性が従来より向上する。
請求項2の折畳コンテナでは、コーナー補強壁がセルを有したセル構造になっているので、コーナー補強壁の強度アップが図られ、サイド突壁の補強も強化される。また、そのセルの開口はコーナー補強壁の先端面に配置され、折畳コンテナの組立状態で第1側壁のL字形リブによって覆われるので、ゴミがセル内に入ることが防がれる。
求項4の折畳コンテナでは、サイド突壁の上端部の横幅を、下端部及び中間部に比べて大きくしたので、サイド突壁による第1側壁の外側への傾動規制を強化することができる。また、最上部のサイド係合孔に比べて下方のサイド係合孔を第2側壁側に横幅を広げて、最上部のサイド係合突部より下方のサイド係合突部の横幅を大きくしたので、下方のサイド係合突部とサイド係合孔との係合強度が高くなる。これらにより、耐久性が向上する。
本発明の一実施形態に係る折畳コンテナの斜視図 折畳コンテナの折畳状態の斜視図 折畳コンテナを組み立てる過程の斜視図 第1側壁の斜視図 第1側壁の一部拡大斜視図 第2側壁の斜視図 第2側壁の一部拡大斜視図 本発明の変形例(1)に係る第2側壁の一部拡大斜視図 従来の折畳コンテナの斜視図 従来の折畳コンテナの一部拡大斜視図
以下、本発明の一実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態に係る折畳コンテナ10は、長方形の底壁30の外縁部のうち1対の短辺部分に1対の第1側壁11,11の下端部が回動可能に連結されると共に、1対の長辺部分に1対の第2側壁21,21の下端部が回動可能に連結されている。そして、図2に示すように、1対の第1側壁11,11を底壁30の上に重ねてからそれらの上に1対の第2側壁21,21を重ねて折畳状態にすることができる。また、1対の第2側壁21,21を起立させた後に、1対の第1側壁11,11を起立させると図1に示した組立状態になる。その組立状態では、1対の第1側壁11,11が1対の第2側壁21,21の間に挟まることで第2側壁21,21の内倒れが防止されると共に、第1側壁11の側部と第2側壁21の内面21Nとの間の係合機構50(図4参照)によって第1側壁11の内倒れが防止され、これにより、折畳コンテナ10が組立状態に保持される。
各部位の詳細構造は以下の通りである。図1に示すように、底壁30には、1対の短辺側の外縁部から上方に突出した1対の第1土手壁31,31と、1対の長辺側の外縁部から上方に突出した1対の第2土手壁32,32とが備えられている。図3に示すように、各第1土手壁31は、両端部が第2土手壁32と同じ高さをなし、それら両端部を除く全体が第2土手壁32より低くなっている。
底壁30のうち1対の短辺側の外側面には、第1土手壁31を含む上下方向の中間位置に上向きの段差面31Dが形成されている。また、第1土手壁31には、左右方向の中央寄りの2箇所を段付き状に陥没させて1対の中間陥没部31V,31Vが形成されている。さらには、第1土手壁31のうち1対の中間陥没部31V,31Vの底面より下側部分の一部の肉厚を薄くして1対のサブ土手壁31E,31Eが形成されている。
図2に示すように、各第2土手壁32には、各第2側壁21が有する複数のヒンジアーム22を受容するための複数のアーム受容部33が形成されている。アーム受容部33は、第2土手壁32の上面と内面とに開口し、上面の開口幅の方が内面の開口幅より広くなってる。また、第2土手壁32の厚さ方向(内外方向)においては、アーム受容部33内の上部より下部が広くなっている。第1土手壁31にも、第2土手壁32と同形状のアーム受容部33が複数形成され、それらアーム受容部33に図4に示した第1側壁11の複数のヒンジアーム22が受容されている。
図4に示すように、第1側壁11は、側壁本体11Sの外面から外面リブ11Lを突出させた構造になっている。また、図6(A)に示すように、第2側壁21も同様に板状の側壁本体21Sの外面から外面リブ21Lを突出させた構造になっている。また、前述したヒンジアーム22は、図4及び図6(A)に示すように、第1及び第2の側壁11,21の下端面から垂下したアーム本体22Hと、そのアーム本体22Hの下端部両側面から突出した1対のヒンジ突部23,23とからなる。そして、前述の如く各ヒンジアーム22がアーム受容部33(図2参照)に受容されてヒンジ突部23,23がアーム受容部33内の下端部に係止し、これにより、第1及び第2の側壁11,21が底壁30に対して回動可能に連結されている。
なお、図6(A)に示すように、第2側壁21の中央のヒンジアーム22における一側面には、そのヒンジアーム22の基端部と中間部とに互いに平行に延びた1対のスリット22S,22S(図6(A)には、中央のスリット22Sのみが示されている)が形成され、それらスリット22S,22Sの間が可撓片24になっている。また、可撓片24の先端部からは側方に向けて係止突起24Tが突出形成されている。そして、第2側壁21を起立させたときに、可撓片24の弾性変形を乗り越えて、係止突起24Tがアーム受容部33の内面に備えた図示しない孔内スリットに係止し、第2側壁21が自立した状態に仮保持される。また、図4に示すように、第1側壁11の下面からは、1対のカバー突片11E,11Eが突出している。そして、図1に示すように、第1側壁11を起立させたときに、カバー突片11E,11Eが第1土手壁31の中間陥没部31V,31Vに嵌るようになっている。
図6(B)に示すように、各第2側壁21の内面21Nには、両側部寄り位置に上下方向に延びた1対の縦長段差面21D,21D(図6(B)には、一方の縦長段差面21Dのみが示されている)が設けられている。そして、第2側壁21の内面21Nのうち縦長段差面21D,21Dより側方の領域が本発明に係る1対の側壁直交領域29,29(図6(B)には、一方の側壁直交領域29のみが示されている)になっている。各側壁直交領域29は、第1側壁11の厚さと同じ幅をなして、第2側壁21の上下方向の全体に亘って延びている。そして、1対の第2側壁21,21の対向した側壁直交領域29,29の間に各第1側壁11が挟まれる。
なお、本実施形態では、第2側壁21の内面21Nのうち側壁直交領域29とそれ以外の領域とが縦長段差面21Dによって区画されいるが、側壁直交領域29とそれ以外の領域とが連続した平坦面になっていてもよい。
図7に示すように、各側壁直交領域29の外縁部からは、サイド突壁40が突出している。サイド突壁40は、第2側壁21の上端寄り位置から下端寄り位置に亘る範囲に形成されている。また、サイド突壁40のうち第2側壁21からの突出方向における先端面40S(以下、単に「サイド突壁40の先端面40S」という)は、サイド突壁40の下端部から上下方向の中間位置までは鉛直方向と平行に延び、その上下方向の中間位置から上端寄り位置までは上方に向かうに従って徐々に第2側壁21から離れるように傾斜し、さらに、上下方向の上端寄り位置から上端部までは、鉛直方向と平行に延びている。即ち、サイド突壁40は、上端部が幅広で、中間部以下が幅狭になっている。
サイド突壁40の上下方向における上端部と中間部と下端部とには、第1,第2,第3のサイド係合孔41,42,43が貫通形成されている。第1サイド係合孔41は、サイド突壁40の上側の幅広部に配置され、第2及び第3のサイド係合孔42,43は、サイド突壁40の下側の幅狭部に配置されている。第2及び第3のサイド係合孔42,43は、略正方形に近い若干縦長の四角形になっていて、その第2サイド係合孔42の左右の縦辺と、第3サイド係合孔43の左右の縦辺は、同一直線上に並んでいる。また、第2及び第3のサイド係合孔42,43における第2側壁21側の縦辺に位置した内面は、側壁直交領域29における第2側壁21の内面21Nと面一になっている。さらに、サイド突壁40には、その内面のうち第2及び第3のサイド係合孔42,43の開口縁を段付き状に突出させて門形の第2及び第3の開口縁突部42T,43Tが形成されている。
第1サイド係合孔41は、縦長の長方形になっていいる。また、図6(B)に示すように、サイド突壁40の外面のうち第1サイド係合孔41の第2側壁21側の横には、縦の長さが第1サイド係合孔41と同じで横幅が第1サイド係合孔41より小さい縦溝44が形成されている。さらには、第1サイド係合孔41における第2側壁21側の縦辺は、第2及び第3のサイド係合孔42,43の横幅方向の中央に位置し、第1サイド係合孔41における第2側壁21から離れた側の縦辺は、第2及び第3のサイド係合孔42,43における第2側壁21から離れた側の縦辺より更に第2側壁21から離れた位置に配置されている。
図7に示すように、サイド突壁40の内面には、第1サイド係合孔41の開口縁を段付き状に突出させて第1開口縁突部41Tが形成されている。その第1開口縁突部41Tのうち第1サイド係合孔41の縦辺に沿って延びた部分の上端寄り位置には段差部が形成され、その段差部より上側が突出量が大きな厚肉上縁部41Nになっている。
第2側壁21の内面21Nのうち第1サイド係合孔41の隣には上端内面突部45が突出形成されている。詳細には、側壁直交領域29において第1サイド係合孔41の上辺と下辺とに挟まれた第2側壁21の内面21Nを、第1サイド係合孔41における第2側壁21側の孔内面と面一となるまで段付き状に隆起させて上端内面突部45が形成されている。そして、その上端内面突部45のうち第1サイド係合孔41の孔内面と面一になった面に、四角形のスライド係合孔46が陥没形成されている。
さて、第2側壁21には、側壁直交領域29でサイド突壁40の厚肉上縁部41Nと第2側壁21の内面21Nとの間を連絡したコーナー補強壁47が設けられている。コーナー補強壁47は、側壁直交領域29の全体と同じ幅をなし、サイド突壁40の突出方向における中間位置まで突出している。また、その突出方向におけるコーナー補強壁47の先端面47Sは、第1サイド係合孔41の横幅方向の中間位置に配置されている。さらに、コーナー補強壁47の下面47Dは、第1サイド係合孔41の上辺側の孔内側面と面一になっている。また、コーナー補強壁47は、セル構造をなし、そのセル構造の各セル47Cの開口がコーナー補強壁47の先端面47Sに配置されている。
図4に示すように、各第1側壁11には、その外面の両側部を陥没させて1対の縦長のサイド陥没部11K,11Kが形成されている。また、各サイド陥没部11Kにおける上下方向の上端部と中間部と下端部とには、第1〜第3のサイド係合突部61,62,63が突出形成されている。そして、折畳コンテナ10を組立状態にしたときに、図1に示すように、サイド突壁40がサイド陥没部11Kに収まって、サイド突壁40の外面と第1側壁11の全体の外面とが面一になると共に、第1〜第3のサイド係合孔41,42,43に、第1〜第3のサイド係合突部61,62,63(図4参照)が凹凸係合して第1と第2の側壁11,21が結合される。
より具体的には、図5に示すように、サイド陥没部11Kは、第1側壁11の外面リブ11Lのうち第1側壁11の側端部で縦方向に延びた第1縦リブ11L1を、その横で縦方向に延びた第2縦リブ11L2より低くすることで形成されている。また、第1と第2の縦リブ11L1,11L2の間には、第2,第3のサイド係合孔42,43(図7参照)との対向位置に、それぞれ1対ずつの連絡リブ11L3,11L3が差し渡されている。そして、各1対の連絡リブ11L3,11L3の第1縦リブ11L1寄り部位とそれらに挟まれた第1縦リブ11L1の一部とを側壁本体11Sから離れる側に突出させて第2,第3のサイド係合突部62,63が構成されている。
第1縦リブ11L1の上端部は、サイド突壁40の上端内面突部45(図7参照)に対応して段付き状に第2側壁21から離れる側に屈曲している。そして、第1縦リブ11L1のうち段付き部から上端寄り位置までの肉厚を第1縦リブ11L1全体より厚くしかつ側壁本体11Sから離れる側に突出させ、さらに、その厚肉部分の上部と下部とから1対の張り出し部61A,61Aを第2縦リブ11L2側に張り出させて第1サイド係合突部61が構成されている。また、第1縦リブ11L1のうち第1サイド係合突部61より上側部分は、第1側壁11の横方向の中央側に段付き状にずれている。そして、外面リブ11Lのうち側壁本体11Sの上端縁から外側に張り出した上端横リブ11L4に第1縦リブ11L1の上端部が連絡されている。また、上端横リブ11L4と第1サイド係合突部61との間には、前記した第2側壁21の第1開口縁突部41Tにおける厚肉上縁部41Nを嵌め込むための嵌合溝部11Xが形成されている。
各第1縦リブ11L1のうち第1サイド係合突部61の立ち上がり部分には、ガイド孔65が側方に向かって開口している。このガイド孔65は、第1及び第2縦リブ11L1,11L2を含む第1側壁11の縦長のリブ11Lを貫通し、第1側壁11の左右方向における中央位置まで延びている。また、第1と第2の縦リブ11L1,11L2の間には、それらのガイド孔65の開口縁間を連絡するようにカバー壁66が形成されている。
図4に示すように、第1側壁11の上端部には、1対のスライド係合バー67,67が左右対称に備えられている。各スライド係合バー67は、帯板状をなし、第1側壁11の側壁本体11Sの外面に重ねられた状態で前記したガイド孔65にスライド可能に挿通されている。また、第1側壁11の外面の上端部において左右方向の中央にはカバー68が装着されており、そのカバー68の内側には、スライド係合バー67,67の基端部に重ねて上下スライド盤70が収容されている。上下スライド盤70は、カバー68の内側で上下動可能に支持され、上下スライド盤70の下端部に備えた1対の弾性脚部72,72によって上方に付勢されている。また、第1側壁11の上面に形成された操作開口11Mを通して上下スライド盤70の上部に備えた操作部73が露出している。さらには、上下スライド盤70とスライド係合バー67,67との重ね合わせ部分には、上下スライド盤70から1対のスライド係合バー67,67に向けて1対のカム突部71,71が突出していて、これらカム突部71,71が1対のスライド係合バー67,67に形成されたカム溝69,69に係合している。また、1対のカム溝69,69は、下方に向かうに従って互いの間隔が広がるように末広がり状に傾斜している。そして、通常は、スライド係合バー67,67の先端部が第1側壁11の両側面から突出した状態になっていて、操作部73を下方に押圧操作すると、それに連動して1対のスライド係合バー67,67が第1側壁11の両側面からガイド孔65内に引っ込むようにスライドする。
なお、各スライド係合バー67の先端部は、サイド突壁40に対向する側に傾斜面67Kを有して先細り形状になっている。また、前述した係合機構50(図4参照)は、上記した1対のスライド係合バー67,67と上下スライド盤70と前記した第2側壁21のスライド係合孔46とから構成されている。
本実施形態の折畳コンテナ10の構成に関する説明は、以上である。次に、この折畳コンテナ10の作用効果について説明する。折畳コンテナ10を組立状態(図1参照)から折畳状態(図2参照)にするには、操作部73を押し下げてスライド係合バー67,67をスライド係合孔46,46から引き抜いた状態を維持し、第1側壁11を底壁30の上に倒す。そして、両方の第1側壁11,11を底壁30の上に重ねたら、1対の第2側壁21,21を倒して第1側壁11,11の上に重ねる。これにより、折畳コンテナ10が折畳状態になる。また、折畳状態になると、図2に示すように、底壁30の外側面に備えた段差面31Dにサイド突壁40の先端面40Sが当接しかつ底壁30の第1土手壁31におけるサブ土手壁31Eの上面とコーナー補強壁47の先端面47Sとが対向する。ここで、仮にコーナー補強壁47の先端面47Sを、サイド突壁40の先端面40Sと面一になるまで張り出させると、折畳状態にしてサブ土手壁31Eの上面とコーナー補強壁47の先端面47Sとが当接したときに、サイド突壁40の先端面40Sもサブ土手壁31Eの上面と同じ高さに配置されるが、本実施形態では、コーナー補強壁47の先端面47Sをサイド突壁40の先端面40Sより第2側壁21側にずらしたので、サイド突壁40の先端面40Sをサブ土手壁31Eの上面より下方の位置まで下げることができる。これより、折畳状態の折畳コンテナ10を上下方向に小さくすることができる。
折畳コンテナ10を折畳状態(図2参照)から組立状態(図1参照)にするには、1対の第2側壁21,21を起立させてから1対の第1側壁11,11を起立させればよい。すると、第1側壁11を起立させる途中で、各スライド係合バー67の傾斜面67K(図5参照)が第2側壁21における上端内面突部45(図7参照)に摺接してスライド係合バー67がガイド孔65の奥部に引っ込んで弾性脚部72(図4参照)が撓む。そして、第1側壁11が底壁30から直立した状態になると、即ち、折畳コンテナ10が組立状態になると、スライド係合バー67がスライド係合孔46と対向して弾性脚部72の弾発力によりスライド係合バー67がスライド係合孔46に凹凸係合する。これにより、第1側壁11の内倒れが防がれる。また、1対の第2側壁21,21の間に第1側壁11,11が挟まることで第2側壁21の内倒れが防がれる。
さて、折畳コンテナ10が組立状態になると、図1に示すように、第2側壁21のサイド突壁40は、第1側壁11の外面側部におけるサイド陥没部11Kに収容され、サイド陥没部11Kの第1〜第3のサイド係合突部61,62,63(図4参照)が、サイド突壁40の第1〜第3のサイド係合孔41,42,43(図6参照)に凹凸係合する。これにより、第1と第2の側壁11,21の側部同士が結合されて、第1及び第2の側壁11,21への内側からの負荷に対して耐える。
そして、本実施形態の折畳コンテナ10では、第2側壁21とサイド突壁40の上縁部との間を連絡するコーナー補強壁47を、最上部の第1サイド係合孔41の横幅方向における中間位置以上に第2側壁21から大きく張り出させたので、サイド突壁40がコーナー補強壁47により補強される範囲が従来より広くなり、コーナー補強壁47によってサイド突壁40が従来より強固に補強される。これにより、本実施形態の折畳コンテナ10では、第1側壁11又は第2側壁21が収容した荷物から大きな力を受けても、最上部の第1サイド係合突部61と第1サイド係合孔41との凹凸嵌合が解除されることが防がれ、延いては下方の第2、第3のサイド係合突部62,63とサイド係合孔42,43との凹凸嵌合の解除も防がれる。即ち、本実施形態の折畳コンテナ10によれば、耐久性が従来より向上する。
また、本実施形態の折畳コンテナ10では、最上部の第1サイド係合孔41に比べて下方の第2、第3のサイド係合孔41を第2側壁21側に横幅を広げ、その分、第2、第3のサイド係合突部62,63の横幅を第1サイド係合突部61より大きくしたので、第2、第3のサイド係合突部62,63とサイド係合孔42,43との係合強度が高くなり、この点においても耐久性が向上する。その上、本実施形態では、コーナー補強壁47をセル構造にしたので、コーナー補強壁47の強度アップが図られ、サイド突壁40の補強も強化される。さらに、そのセル構造のセル47Cの開口はコーナー補強壁47の先端面47Sに配置され、折畳コンテナ10の組立状態で第1側壁11の側面によって覆われるので、ゴミがセル47Cに入ることが防がれる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では、図7に示すようにコーナー補強壁47の先端面47Sが第2側壁21の内面21Nと平行になっていたが、図8に示したコーナー補強壁47Xのように、先端面47Sが第2側壁21の内面21Nに対して傾斜していてもよい。具体的には、コーナー補強壁47Xの幅方向でコーナー補強壁47Xの先端面47Sがサイド突壁40から離れるに従って第2側壁21の内面21Nに接近するように傾斜していてもよい。この場合、第1側壁11の上部側面も、コーナー補強壁47Xの先端面47Sに合わせて傾斜させればよい。
)前記実施形態では、サイド突壁40を備えた第2側壁21が底壁30の長辺側の外縁部に配置される一方、第1側壁11が底壁30の短辺側の外縁部に配置されていたが、その逆の配置にしてもよい。
10 折畳コンテナ
11 第1側壁
21 第2側壁
22 ヒンジアーム
29 側壁直交領域
30 底壁
31 第1土手壁
31D 段差面
40 サイド突壁
40S 先端面
41,42,43 第1〜第3のサイド係合孔
46 スライド係合孔
47,47 コーナー補強壁
47C セル
47S 先端面
50 係合機構
61,62,63 第1〜第3のサイド係合突部
67 スライド係合バー
70 上下スライド盤

Claims (4)

  1. 四角形の底壁の外縁部のうち1対の対向辺に1対の第1側壁が回動可能に連結されると共に残り1対の対向辺に1対の第2側壁が回動可能に連結され、前記第1、第2の側壁の順に前記底壁の上に重なって折畳状態になる一方、前記第2、第1の側壁の順に起立して組立状態になり、前記1対の第1側壁が前記1対の第2側壁の間に挟まって前記第2側壁の内倒れが防止されると共に、前記第1側壁の側部と前記第2側壁の内面との間の係合機構によって前記第1側壁の内倒れが防止されて前記組立状態に保持される折畳コンテナであって、
    前記第2側壁の内面のうち前記組立状態で前記1対の第1側壁を挟む1対の側壁直交領域の外縁部から各前記第1側壁側に張り出た縦長の1対のサイド突壁と、
    各前記サイド突壁の縦方向の複数位置に貫通形成された複数のサイド係合孔と、
    各前記第1側壁の外面の両側部を陥没させて前記サイド突壁を収容可能とした1対のサイド陥没部と、
    各前記サイド陥没部から突出して前記複数のサイド係合孔に凹凸嵌合する複数のサイド係合突部と、
    前記第2側壁の上面より下方に位置した前記サイド突壁の上面と、
    前記第1側壁の側壁本体の上端縁から外側に張り出した上端横リブとを備えた折畳コンテナにおいて、
    前記第2側壁の内面の前記側壁直交領域から最上部の前記サイド係合孔の横幅方向における中間位置まで前記サイド突壁の上縁部に沿って延びかつ前記サイド突壁の上面及び内面からそれぞれ段付き状に突出した角柱状をなして、前記サイド突壁の上縁部と前記第2側壁の内面との間を連絡したコーナー補強壁と、
    前記上端横リブにおける前記第1側壁の横方向の両端縁から下方に突出し、前記上端横リブのうち前記第1側壁の側壁本体より離れた側の端部から前記側壁本体側の端部まで延びて前記側壁本体に接続されると共に、前記側壁本体側で下方に屈曲して最上部の前記サイド係合突部の上面に接続される位置まで延びたL字形をなし、前記組立状態で前記コーナー補強壁の先端面に隣接するL字形リブとを備えたことを特徴とする折畳コンテナ。
  2. 前記コーナー補強壁には、先端面に開口したセルが形成され、前記組立状態で前記セルの開口に前記L字形リブが対向配置されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の折畳コンテナ。
  3. 最上部の各前記サイド係合突部における基端部を前記第1側壁の横方向に貫通した1対のガイド孔と、
    前記第1側壁の上端部にスライド可能に組み付けられ、先端部が前記1対のガイド孔から前記第2側壁側に突出した状態に付勢された1対のスライド係合部材と、
    前記第2側壁の前記側壁直交領域に形成され、前記組立状態で前記スライド係合部材が係合するスライド係合孔とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の折畳コンテナ。
  4. 前記サイド突壁の上端部の横幅を、下端部及び中間部に比べて大きくすると共に、
    前記最上部のサイド係合孔に比べて下方の前記サイド係合孔の横幅を前記第2側壁側に広げて、最上部の前記サイド係合突部より下方の前記サイド係合突部の横幅を大きくしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の折畳コンテナ。
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