JP5458837B2 - 光走査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光走査装置に関し、特に一対のトーションバネにより支持されたミラー基板を、そのトーションバネを捻り回転軸として振動させる光走査装置に関する。
レーザー光等の光ビームをミラー部材により偏向、走査する装置(光走査装置)は、電子写真方式の複写機、レーザビームプリンタ、バーコードリーダ等の光学機器に広く用いられている。また、レーザー光をスキャニングして映像を投影する表示装置などにも使用されている。特に小型化の光走査装置としては、以下のような光走査装置が提案されている。
ミラー部材の駆動に圧電素子を用いる光走査装置が知られている。例えば特許文献1には、圧電素子が形成された2対の圧電ユニモルフ振動板をミラー部材に連結し、各対の圧電ユニモルフ振動板の圧電素子に逆位相の交流電圧を印加することにより、ミラー部材を、トーションバネを回転軸として往復振動させる光走査装置が記載されている。
また、ミラー部材を電磁力により駆動する光走査装置も知られている。例えば特許文献2には、一対のバネ部により支持された可動部にミラー面とコイルパターンが形成され、この可動部を永久磁石によるバイアス磁界中に配置し、コイルパターンに通電することによって可動部を正弦的に往復振動させる構成の光走査装置(光偏向素子)と、これを用いたレーザプリンタ等の光書込装置が記載されている。
また、曲げ変形モードとねじれ変形モードの2つの弾性変形モードを持つ振動子の一面をミラー面とし、この振動子を2つのモードのそれぞれの共振周波数で振動させ、振動子のミラー面で光ビームを反射させて走査する光走査装置も知られている。例えば特許文献3には、振動子の共振周波数が所定の周波数に自動的に調整できるように、ばね定数可変素子を制御する手段を設けた光走査装置が記載されている。
以上のように、近年は、マイクロマシニング技術を用いて微小ミラーをねじり振動させる構成で光を走査する光走査装置が様々提案されている。ここで、従来、高速動作を必要とする機械要素において、その慣性が駆動スピードの大きな阻害要因となっていた。特に、所定角度内を回転振動する機械要素では慣性モーメントを低減する必要がある。その際、駆動される機械要素の剛性を低下させないように配慮する必要がある。この目的のため、機械要素を中空構造としたり、補強部材を固着する方法が用いられる。
高機能化と小型化が要求される光走査装置に用いられる微小ミラーには、高速駆動が可能なこと及び高剛性であることが要求される。微小ミラーの剛性が不足している場合、ミラーの振動にともなって発生する慣性力により大きく撓んでしまう。このような動的な撓みは、ミラーの反射光の光学特性を著しく劣化させる。一般に、この種の動的撓みは、ミラーの厚さを厚くして、剛性を高める事により低減される。
しかし、この種の光走査装置に用いられるアクチュエータ(静電気力、電磁力、圧電)の作用力は非常に小さい。動的な撓みを低減させるために、ミラーの厚さを厚くすると慣性が大きくなり、上記アクチュエータの小さな駆動力では、偏向角が著しく低下してしまう。従って、偏向角を大きくするには、ミラーの慣性モーメントを小さくする必要がある。
そこで、可動板の厚さが外側に向かって階段的に小さくなるように設定し、慣性モーメントが低減した光偏向器が提案されている(例えば、特許文献4)。
以上説明したように、高機能化と小型化が要求される光走査装置に用いられる微小ミラーには、高速駆動が可能であり、さらに、ミラーの振動に伴って発生する慣性力により大きく撓んでしまうことを防ぐために高剛性であることが要求される。上記特許文献4に記載の光偏向器は、可動板において、ねじり軸から遠い位置に凹部を設けて可動板のシリコンの質量が少なくなる構造とすることで、慣性モーメントを減少させている(特許文献4 明細書段落0021)。一方、可動板のねじり軸に近い位置には凹部を形成せず、中実部分が増加する構造となっている。これは、ねじり振動時には、ねじり軸に近いほど大きな曲げモーメントが負荷すると考え、可動板のねじり軸に近い位置の中実部分を増加させる構造とすることで、可動板の剛性を保っている(明細書段落0022)。
しかしながら、振動板の剛性は保ちつつも、さらに振動版の質量を少なくして、さらに慣性モーメントを低減し、振動時の動的な撓みを低減することが求められる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ミラー基板の慣性モーメントを低減し、振動時の動的な撓みを低減することを目的とする。
本発明に係る光走査装置は、フレーム部材に、一対の弾性部材によりミラー基板の両辺の中央部それぞれ支持され、前記弾性部材を捻り回転軸として前記ミラー基板が往復振動可能な光走査装置であって、前記弾性部材は、前記フレーム部材との結合端の近傍で一対の連結部材により前記フレーム部材と連結され、前記連結部材は、前記ミラー基板の駆動用トルクを生じさせる圧電素子が設けられ、前記ミラー基板は、前記回転軸から外側に向けて、各領域の曲げ剛性が、振動によって作用する曲げモーメントに応じて設定され、さらに、前記ミラー基板は、前記弾性部材との結合両端側に前記回転軸と直交するように長方形状のスリットが設けられ、前記長方形状のスリットは、前記ミラー基板の長手方向両端部近傍まで延伸され、前記ミラー基板の振動時に作用する曲げモーメントが最大となる位置を含む領域の曲げ剛性を最大にするものであり、前記ミラー基板のミラー面とは反対側の面である裏面に、ミラー基板長手方向端部に伸びる1本のリブを設け、前記ミラー基板の各領域の断面2次モーメントと、前記各領域に作用する曲げモーメントの比が概略一定であるように、前記リブの幅を変化させることを特徴とする。
本発明によれば、ミラー基板の慣性モーメントを低減し、振動時の動的な撓みを低減することが出来る。
ミラー基板3が、単純な直方体であった場合の光走査装置を示す構成図である。 ミラー基板3の各点に作用する曲げモーメントMxを示す図である。 曲げモーメントMxを計算した結果を示す図である。 動的な撓みの計算結果(実線)と、実測結果(黒点)を示す図である。 ミラー基板3の動的変形を示す図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3aを示す図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3aの曲げモーメントを求めるためのモデルを示す図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3aの曲げモーメント計算結果を示す図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3aの曲げモーメント計算結果を示す図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板に割り当てられる曲げ剛性分布16を示す図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3bを示す図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3cを示す図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3dを示す図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3dを示す図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3dの動的変形計算結果を示す図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3dの変形例を示す図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3dの変形例を示す図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3dの構造を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3dの工程説明図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3dの工程説明図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3dの工程説明図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3eを示す図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3dのリブ形状寸法を示す図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3dの概略形状外観図である。 比較例の概略直方体形状のミラー基板の概略形状外観図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3dと比較例(概略直方体形状)との動的変形量を示す図である。 本発明の実施形態に係るトーションバネ25に作用するトルクTについて説明するための図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板が適用された光書き込み装置を示す図である。 本発明の実施形態に係る光走査装置を用いた画像形成装置を示す図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3fを示す図である。 本発明の実施形態に係るミラー基板3dに設けられているスリット26と、動的変形の低減の関係について説明するための図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な実施形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
〔動的変形〕
まず、ミラー部材が一方の面に形成された振動版(ミラー基板)が、単純な直方体であった場合における、曲げモーメントや動的撓み量等の動的変形について説明する。本発明の実施形態に係るミラー基板は、以下に説明する動的変形を考慮した構造となっているためである。
図1は、ミラー部材が一方の面に形成された振動版(ミラー基板3)が、単純な直方体であった場合の光走査装置を示す構成図である。図1において、1は基板(フレーム部材)、2は梁からなる回転軸、3は基板1に設けられたミラー基板、4は空間である。
ミラー基板3の一方の面には、使用光に対して十分な反射率を持つ金属薄膜がミラー面として形成され、ミラー面に入射した光を偏向することが出来る。ミラー基板3は、回転軸2を中心に正弦波状の回転振動をする。振動時に、ミラー基板3の振動により慣性力が作用する。この慣性力により曲げモーメントMxがミラー基板3の各点に作用する。
図2は、ミラー基板3の各点に作用する曲げモーメントMxを示す図である。図3は、曲げモーメントMxを計算した結果を示す図である。図3において、曲げモーメントMxのピーク位置は、ミラー基板3のY軸方向の長さをLとしたとき、ほぼ±L/3位置になっている。
実際に、ミラー基板3を振動させて変形を測定した結果を図4に示す。図4は、動的な撓みの計算結果(実線)と、実測結果(黒点)を示す。計算は、慣性力を考慮した数値計算により求めた。また、実測は、ホログラフィー法により求めた。ミラー基板3は、ほぼ正弦波状に振動し、図4に示すような波形に撓む。この動的な撓み量は、図5に示すように、変形したミラー基板3の曲面から最小2乗法により理想平面を求め、この理想平面とミラー基板の局面との差を取った値で与えている。最大の撓み量は、ミラー基板のY軸方向の長さをLとするとき、概略Y=L/3付近で得られる(図4参照)。図4により、変形のピーク位置が±L/3位置にあることが分かる。これより、ミラー基板3が最も大きく変形する点は、曲げモーメントが最大になる部位であることが分かる。
〔第一の実施例〕
本発明の実施形態に係るミラー基板3aを図6に示す。本実施形態に係るミラー基板3aは、一対のトーションバネ12により支持され、ミラー基板3aの端側(トーションバネによって支持されている側)には、長方形状のスリット11が設けられている。スリット11は、トーションバネ12とスリット11との間は、支持部材21と称す。ここで、トーションバネは弾性部材の一例として用いる。
各トーションバネ12は、フレーム部材14との結合端の近傍位置で一対の連結部材15により固定されている。連結部材15に、それを変形させることによってミラー基板3aの駆動用トルクを生じさせる圧電素子13が設けられている。
圧電素子13を駆動源として、ミラー基板3aが振動し、入射光を偏向する。
ミラー基板3aは、一対のトーションバネ12で支持されている軸(符号6)を回転軸とする。ミラー基板3a上の点線16は、曲げ剛性分布の割り当てを示すものである。斜線で示す領域5は、曲げモーメントが最大になる点を含む領域であるため、曲げ剛性を最大にする必要がある部分である。ここで、曲げモーメントをどのように求めたかについて以下説明する。
図7に、本実施形態に係るミラー基板3aの曲げモーメントを求めるためのモデルを示す。各部材は、梁要素でモデル化され、有限要素法により曲げモーメントを求めた。
図7において、ミラー基板3a'は一対のトーションバネ12'により支持されている。ミラー基板3aに設けられたスリット11により、21は支持部材として作用する梁21'で示される。各トーションバネ12'は、フレーム部材14との結合端の近傍位置で一対の連結部材15'により固定されている。
図8及び図9に、本実施形態に係るミラー基板3aの曲げモーメント計算結果を示す。このようにして、図6に示すように、求めた曲げモーメントをY軸方向に等分割し、各分割領域での曲げモーメントを求める。求めた階段状の曲げモーメントに基づき、ミラー基板3aの対応する領域に曲げ剛性を割り当てる。
割り当てられた曲げ剛性分布16を、図10に示す。図10は、本発明の実施形態に係るミラー基板3aの曲げモーメントと曲げ剛性の関係を示す図である。従って、回転軸(図6の符号6参照)からミラー基板の端部に至る概略中間位置で、曲げ剛性が最大になるように設定すれば、曲げモーメントを削減し、動的撓み量を小さく出来る。
すなわち本実施形態では、ミラー基板3aにおいて、曲げモーメントが最大になる点±L/3を含む領域5の曲げ剛性が最大になるようにする。つまり、図10に示す曲げ剛性分布16を実現できるように、曲げ剛性を配置する最大曲げモーメントをMmax、その作用点の曲げ剛性をEIとするとき、動的な撓み量δは、以下の式(1)で与えられる。
δ∝Mmax/EI ・・・・・・(1)
ここで、Eはヤング率、Iは断面2次モーメントである。
このように、捻り梁(回転軸、図6の符号6参照)から、ミラー基板3aの端部(Y方向の端部)における領域で、最大の曲げモーメントが加わる点に、最大の曲げ剛性を割り当て、式(1)から動的撓み量を小さく出来る。曲げモーメントと曲げ剛性比は各点で概略一定となる。
以上説明した本実施形態(第一の実施例)は、本発明の原理を説明する実施例であり、以下、さらに具体的な構造について他の実施例を用いて説明する。
〔第二の実施例〕
図11は、本発明の第二の実施例(実施例2)であるミラー基板3bを示す図である。実施例2では、ミラー基板3bの裏面(ミラー部材が形成されている面(ミラー面)とは反対側の面)に、図10に示す曲げ剛性分布16を実現するように、階段状の複数の領域17を配置する。なお、階段状の複数の領域17はシリコン部材で形成される。更に、スリット11がミラー基板3bに設けられる。
図11のミラー基板3bの各領域j17における断面2次モーメントをIxjとする。このとき、各領域jにおける断面2次モーメントは、以下の式で与えられる。(幅b一定)
Ixj=bh^3/12
ここで、bはミラー基板3の領域の幅、hはミラー基板3の各領域の厚さである。
図11で求めた階段状の各領域jでの曲げモーメントをMxjとするとき、ミラー基板3bの各領域jでの動的な撓み量δは以下の式で与えられる。
δ=k・Mxj/Ixj
ここで、kは比例定数である。
ミラー基板3bの各領域での動的な撓み量が概略等しくなるように、厚さhを変化させて、各領域での断面2次モーメントIxxを設定する。すなわち、各領域における断面2次モーメントIxjと、ミラー基板の振動時に作用する曲げモーメントMxjとの比が概略一定となるように設定する。
以下に説明する第三〜第五の実施例におけるリブとは、底板部(ミラー面)の裏面側の様々な形状の凸部である。
〔第三の実施例〕
図12は、本発明の第三の実施例(実施例3)のミラー基板3cを示す図である。図12(a)に示すように、実施例3は、ミラー基板3cの裏側に複数の凹部18が形成される。さらにミラー両側端部に長方形状のスリット11が設けられる。なお、複数の凹部18はシリコン部材で形成される。
図12(b)は、ミラー基板3cの断面B−Bを示す図である。複数の凹部18は、複数のリブ19と底板部20により構成される。スリット部11は貫通していることが望ましいが、底面に薄肉部10を残す構成も可能である。
実施例3では、図10に示す曲げ剛性分布16を実現するように、各領域jの凹部18の大きさが異なっている。ミラー基板3cの各領域における断面2次モーメントをIxとする。ミラー基板3cの断面B−Bを各長方形のリブ18に分割して断面2次モーメントを求める。底板部20は非常に薄い値に設定し、その断面2次モーメントを無視する。このとき、断面2次モーメントは、リブの断面2次モーメントの総和であり、以下の式で与えられる。
Ix=Σbh^3/12
上式より、リブ19の本数を調節することにより、断面2次モーメントの数値が調整可能であることが分かる。
図10の各領域での曲げモーメントをMxとするとき、ミラー基板3cの各領域での動的な撓み量総和δは以下の式で与えられる。
δ=kΣMx/Ix
ミラー基板3の各領域での動的な撓み量が概略等しくなるように、各領域での断面二次モーメントIxを設定する。このように、本実施例では、各領域で、Mx/Ixが概略一定となるため、全体の撓み量δは、ほぼ直線上に増加していく。これにより、動的な撓み量を低減できる。
〔第四の実施例〕
次に、本発明の第4の実施例(実施例4)について説明する。図13は、実施例4に係るミラー基板3dを示す図である。実施例4に係るミラー基板3dは、一対のトーションバネ25により支持され、各トーションバネ25は、フレーム部材27との結合端の近傍位置で一対の連結部材28により固定されている。連結部材28の裏側(入射光を偏向するミラー面側)には、それを変形させることによってミラー基板3dの駆動用トルクを生じさせるための圧電素子29が設けられている。さらにミラー基板3dには、スリット26が設けられており、梁部21が形成される。
更に、入射光を偏向するミラー面であるミラー部材24は薄肉部30と、ミラー部材24の裏面にミラー部材端部に伸びる1本のリブ31で構成されている。ミラー部材薄肉部30の厚さは、数十umに設定されるため、この部材の断面2次モーメントは無視できる。
リブの幅bとする時、各点における断面2次モーメントIは、同じく下式で与えられる。
Ix=bh^3/12
各点の断面2次モーメントと、図10に求められている各点に作用する曲げモーメント比が概略一定で有るように、リブの幅bを変化させる。(厚さhは一定)
このように、本実施例では、各領域で、Mx/Ixが概略一定となるため、全体の撓み量δは、ほぼ直線上に増加していく。これにより、動的な撓み量を低減できる。
<スリットの効果>
ミラー基板3dには、トーションバネ結合端部側に沿って、長方形のスリット26が設けられている。長方形スリットは、ミラー基板の長手方向両端部近傍まで延伸されている。長方形状のスリットを、ミラー基板の長手方向両端部近傍まで延伸することで、ミラー基板の振動時に作用する曲げモーメントが最大となる位置を含む領域の曲げ剛性を最大にする。ここで、ミラー基板3dに設けられているスリット26と、動的変形の低減の関係について説明する。まず、ミラー基板3dがトーションバネ25の中心周りに回転振動している場合の重心位置について、ミラー基板を微少部mjに分割して検討する(図2731参照)。
ミラー基板の総質量=M、y軸方向の重心位置をYgとすると、ミラー基板の重心Ygは、以下の式で与えられる。
Σmj=M
Σmj*yj=M*Yg
Yg=(Σmj*yj)/M
重心位置Ygは、ミラー長手方向の先端寄りになる。従ってスリットを設けることで、ミラーとの結合点を重心Yg付近で結合することにより、動的変形のさらなる低減が図られる。
<実施例4の変形例>
次に、実施例4の変形例について説明する。まず、図15に実施例4における偏向ミラー動的変形の計算結果を示す。図15は、ミラー基板3d全体の動的な変形を示した図である。図15において、ミラー短手方向端部に局所的な変形が見られる。発生位置は、ミラー部材24とスリット26の端部近傍において発生している。
図13及び図14に示すように、スリット26によりミラー基板3dから分離された梁部21はリブ31と結合されている。そのため断面二次モーメントの急激な変化が起きることによって、局所的な変形が発生していると思われる。
そこで、ミラー部材24と一対の梁部材21の結合点近傍50において、y軸方向に延びるリブ32や(図16)、x軸方向に伸びるリブ33(図17)を設ける実施例が考え得る。y軸方向に延びるリブ32や、x軸方向に伸びるリブ33を設けることにより、断面2次モーメントの急激な変化を低下できる。これにより局所的な変形の発生を防止できる。
<作製工程>
次に、実施例4の作製工程について説明する。図13に示す実施例4は、図18に示すように、絶縁膜36を介して第1のシリコン基板35と第2のシリコン基板34が接合されたSOI(Silicon on Insulator)基板から構成されている。トーションバネ25は、第1のシリコン基板35に設けられている。同じく、薄肉部30とリブ31からなるミラー部材24が第1のシリコン基板35に設けられている。フレーム部材27、ミラー部材24のリブ31’、連結部材31’は、第1基板から第2基板に貫通して設けられ、ミラー部材の振動空間37及びスリット26が一体的に形成されている。
上記構造及び材質をより明確にするため、その製造方法を説明する。図19〜及び図21は工程説明図である。工程説明図は、図13のA−D断面に対応した断面形状であって、フレーム部材27からミラー部材24の中央部分までを略示している。
工程(1):第1のSi基板35と第2のSi基板34が絶縁層36を介して接合されたSOI基板の表面に、絶縁のため熱酸化膜103、104を例えば0.5μm厚に形成する。なお、第1のSi基板35は低抵抗基板(導体)であり、特別に金属を形成することなく基板自体が電極を兼ねることができる。
工程(2):第1のSi基板35側に、駆動トルク発生用の圧電素子29のための下部電極膜105と、電圧印加により連結部材28の長手方向へ伸縮する圧電材料膜106と、上部電極膜107とをこの順に成膜する。
膜厚及び材料の例を挙げれば次の通りである。下部電極膜105として0.05μm厚のTi膜と0.15μm厚のPt膜がこの順に成膜される。圧電材料膜106として3μm厚のチタン酸ジルコン酸塩(PZT)膜が成膜される。上部電極膜107として0.15μ厚のPt膜が成膜される。成膜方法としては、下部電極膜及び上部電極膜にはスパッタリング法を用いることができる。圧電材料膜には、スパッタリング法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、イオンプレーティング法等を用いることができる。
工程(3):上部電極膜107及び圧電材料膜106をドライエッチングするためのレジストパターン108を形成する。
工程(4):RIE(Reactive Ion Etching)によって、上部電極膜107及び圧電材料膜106をドライエッチングし、その後、レジストを除去する。
工程(5):下部電極膜105及び熱酸化膜103をドライエッチングするためのレジストパターン109を形成する。
工程(6):下部電極膜105及び熱酸化膜103をRIEにてドライエッチングし、その後、レジストを除去する。これで圧電素子29が形成された。
工程(7):ミラー部材24のミラー面としての反射膜110を成膜する。具体的には、例えば0.05μm厚のTi膜、0.05μm厚のPt膜、0.1μm厚のAu膜をこの順に成膜する。ここでは、これらの膜を、ステンシルマスクを用いるスパッタリング法で成膜する。
工程(8):ミラー部材24、スリット26、トーションバネ25、連結部材28をドライエッチングで形成するためのレジストパターン111を形成する。
工程(9):RIEにてドライエッチングし、その後、レジストを除去する。これにより、SOI基板の絶縁層101に達するまで、ミラー部材24、スリット26、トーションバネ25、連結部材28がパターンニングされる。
工程(10):SOI基板の第2のSi基板34側の熱酸化膜104上に、ミラー部材3の揺動空間37'をドライエッチングにより形成するためのレジストパターン112が形成される。
工程(11)(12):熱酸化膜104をRIEによりドライエッチングし、続いて、第2のSi基板34及び絶縁層36をRIEにてドライエッチングする。これにより、実施例4に係るミラー基盤3dを備える光走査装置が完成する。
<他実施例(実施例5)>
次に、上記実施例4の他実施例(実施例5)を説明する。図22は、本実施例に係るミラー基板3eを示す図である。実施例5は、トーションバネ25に対して、スリット26を概略3角形状にすることにより、梁部材21はY字形状に形成される。その他の構成は、実施例4と同じである。
<作用効果>
実施例4のミラー基板の剛性分布の効果を確認するため、剛性分布に基づいたリブ部31を備えるミラー部材24と、直方体形状のミラー部材との動的な撓みを比較した。シミュレーションで求めた結果を、直方体の値を基準にして示す。
直方体ミラー基板の動的撓み量を1、慣性モーメントを1としたとき、実施例4に係るリブ形状ミラー基板では、動的撓み量が0.5、慣性モーメントが0.7となり、動的な撓み量が低減され、また慣性モーメントも低減された(下記表1参照)。
Figure 0005458837
さらに具体的に、実施例4のミラー基板の剛性分布の効果を確認するため、剛性分布に基づいたリブ部31を持つミラー部材24と、図25に示す概略直方体形状のミラー基板との動的な撓みを比較した。
図23は、本実施例4(ミラー基板3d)に係るリブ形状寸法を示す(a)概略形状外観図及び(b)座標図である。図23において、リブ形状は点P1,,,P10で定義され、各点は、ミラー長手軸と短手軸に対してそれぞれ対称である。リブ部31の短手方向幅bは、P1〜P10、P1'〜P10'、-P1〜-P10、-P1'〜-P10' で定義される。
図24は、ここでの比較に用いる実施例4に係るミラー基板3dの外形を示す図である。図24において、ミラー外形寸法は長さL=4.5mm、幅W1=0.6mm、支持部材21を含んだ幅 W=1mmである。スリット幅SL_W=0.14mm、ミラー部材薄肉部30の厚さh2=50um、リブ部31厚さh1=350um である。この形状について動的変形の計算を行った。共振周波数 3.04kHzであり、動的変形は振れ角12d(deg)において22nm(pV)であった。
比較例として図25に示す概略直方体形状のミラー基板について動的変形を求めた。図25において、ミラー外形寸法は長さL=4.5mm、幅W=1mm、先端幅W1=0.4mm、ミラー部材薄肉部30の厚さh2=50um、リブ部31 厚さh1=350um である。この形状について、動的変形量を求めた。共振周波数2.922kHzであり、動的変形は振れ角12d(deg)において46nm(pV)であった。
この計算結果を、図26に示す。同時に求めた慣性モーメントを下記表2に示す。
Figure 0005458837
上記表2より、直方体ミラー基板の動的撓み量を1、慣性モーメントを1としたとき、実施例4のリブ形状ミラー基板では、動的撓み量が約1/2、慣性モーメントが約0.8となり、動的な撓み量が低減され、また慣性モーメントも低減された。
図27(図13のA−C断面)によりトーションバネ25に作用するトルクTについて説明を行う。連結部材28の下面に圧電部材が形成され、下部電極105はGNDに接続している。上部電極107に−の電圧を、他方の上部電極107’に+の電圧を印加する。
圧電素子29は矢印方向に縮み、圧電素子29’は矢印方向に伸びる。連結部材28は、シリコン基板から形成されているため、伸縮しない。よって連結部材28は、曲げ変形し、トーションバネ25に矢印方向の捻れθを発生させる。
逆の電位をそれぞれ上部電極107、107’に印加すると、それぞれ逆の伸縮を発生する。トーションバネ25に矢印方向の捻れ角θ’が発生する。共振振動させるために、位相が180°異なる正弦波電圧を電極107、107’に加えて共振振動を発生させる。
本発明の実施形態に係るミラー基板は、回転軸周りの曲げ剛性が、回転軸からミラー基板の端部に至る各部位で曲げ剛性と作用する曲げモーメント比を概略一定にしているため、動的な撓みを低減でき、慣性モーメントを低減できる。
〔光走査装置〕
図28は、本発明が適用された光走査装置を示す。図28において、60は半導体レーザー光源からなる光源である。この光源60からの光ビームは、コリメートレンズ61により概略平行光に光ビームが整形される。この光ビームは、折り返しミラー62によりミラー基板3xのミラー面70に入射する。
ミラー基板3xは、トーションバネ25を介して、圧電素子29の変形による共振振動をする。そのため、梁25をねじり回転軸として往復振動している。このように揺動するミラー基板3xに入射した光ビームは、ミラー70により偏向されて、fθレンズ等の補正光学系80に入射する。補正光学系80から出射した光ビームは被走査面78にスポット状に結像する。
ミラー面70に形成されるビーム形状は、長円形(概略;ミラー長手4mm、ミラー短手500um)となる。スリット26がミラー基板3xに貫通して設けられていても、両スリット26間の間隔をビーム短手径より若干広く設定ことにより、光ビームを正常に偏向できる。
ミラー基板3xは、上記実施例1〜5のいずれかに示される動的変形を低減(動的な撓みを低減)構造が実施されている。したがって、本実施形態に係る光走査装置は、被走査面に結像するビームのビーム径等の光学特性を向上させることができる。
〔第六の実施例〕
上記各実施例では、ミラー基板の駆動に圧電素子を用いているが、本発明はこれに限られることなく、例えば静電力を駆動源とする実施例も考え得る。そこで、本発明の第六の実施例として、静電串歯をミラー基板の両端に設けた場合の実施例について説明する。図30に、本発明に係る実施例6の構成を示す。
フレーム部材27と、ミラー基板3fの両端部に、入れ個構造の串歯電極90が設けられている。串歯電極(固定)90bは、フレーム27に設けられ、串歯電極(可動)90aはミラー基板3fに設けられている。圧電素子が裏面に設けられた連結部材は、不要である。
以上の構成により、固定・可動串歯電極間に、パルスまたは正弦波状電圧を印加する事により、串歯間に静電気力が作用する。発生する静電気力により、ミラー基板3fは、トーションバネを中心として、矢印方向の回転振動を始める。動的変形の作用効果は、圧電素子を用いた場合と同じである。
〔画像形成装置〕
図29に、本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す。図29(a)は主走査方向の構成を示し、図29(b)はその側面の構成を示す。光書き込み手段72は、図28に示す構成を有する光走査装置である。
60は半導体レーザーであり、図示しない画像信号生成装置による画像信号に基づき発光する。レーザー光73は光走査装置に入射する。光走査装置72のミラー70により偏向された反射レーザー光74は感光体75に静電潜像を形成する。
現像定着手段76により、感光体に形成された静電潜像は、被記録体搬送手段77により給送される記録紙にトナー像を生成する。光走査装置からなる光書き込み手段は複数個の光走査装置71を主走査方向に配置して構成されている。レーザープリンタにおいて、一般的に用いられている光走査装置はポリゴンスキャナーであるが、本実施形態に係る光走査装置からなる光書き込み手段は、ポリゴンスキャナーに比較して部品数が非常に少ないため、ローコスト化が期待できる。
以上、本発明を好適な実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
1 基板(フレーム部材)
2 梁からなる回転軸
3、3a、3a'、3b、3c、3d、3e、3f、3x ミラー基板
4 空間
11、26 スリット
12、12' トーションバネ
13、29 圧電素子
14、27 フレーム部材
15、15'、31’ 連結部材
21 支持部材
21' 梁
24 ミラー部材
30 薄肉部
31、31’ リブ
34 第2のシリコン基板
35 第1のシリコン基板
36 絶縁膜
60 半導体レーザー(光源)
61 コリメートレンズ
62 折り返しミラー
70 ミラー
72 光書き込み手段(光走査装置)
73 レーザー光
74 反射レーザー光
75 感光体
80 補正光学系
90 串歯電極
90a 串歯電極(可動)
90b 串歯電極(固定)
103 熱酸化膜
105 下部電極膜
106 圧電材料膜
107 上部電極膜
108、109 レジストパターン
110 反射膜
特開2005−128147号公報 特許第3584595号公報 特許第2981600号公報 特許第3740444号公報

Claims (3)

  1. フレーム部材に、一対の弾性部材によりミラー基板の両辺の中央部それぞれ支持され、前記弾性部材を捻り回転軸として前記ミラー基板が往復振動可能な光走査装置であって、
    前記弾性部材は、前記フレーム部材との結合端の近傍で一対の連結部材により前記フレーム部材と連結され、
    前記連結部材は、前記ミラー基板の駆動用トルクを生じさせる圧電素子が設けられ、
    前記ミラー基板は、前記回転軸から外側に向けて、各領域の曲げ剛性が、振動によって作用する曲げモーメントに応じて設定され、
    さらに、前記ミラー基板は、前記弾性部材との結合両端側に前記回転軸と直交するように長方形状のスリットが設けられ、前記長方形状のスリットは、前記ミラー基板の長手方向両端部近傍まで延伸され、前記ミラー基板の振動時に作用する曲げモーメントが最大となる位置を含む領域の曲げ剛性を最大にするものであり、
    前記ミラー基板のミラー面とは反対側の面である裏面に、ミラー基板長手方向端部に伸びる1本のリブを設け、前記ミラー基板の各領域の断面2次モーメントと、前記各領域に作用する曲げモーメントの比が概略一定であるように、前記リブの幅を変化させることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記1本のリブに、ミラー基板短手方向両端部に前記回転軸と沿うように複数対のミラー基板長手方向に延びるリブを設けていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記1本のリブに、前記回転軸と直交するようにミラー基板短手方向に延びる複数のリブを設けていることを特徴とする請求項記載の光走査装置。
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