JP5450256B2 - 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 - Google Patents

結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5450256B2
JP5450256B2 JP2010119506A JP2010119506A JP5450256B2 JP 5450256 B2 JP5450256 B2 JP 5450256B2 JP 2010119506 A JP2010119506 A JP 2010119506A JP 2010119506 A JP2010119506 A JP 2010119506A JP 5450256 B2 JP5450256 B2 JP 5450256B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
lens group
image
optical system
positive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010119506A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011247998A (ja
Inventor
伸一 三原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2010119506A priority Critical patent/JP5450256B2/ja
Priority to US13/068,736 priority patent/US8446511B2/en
Publication of JP2011247998A publication Critical patent/JP2011247998A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5450256B2 publication Critical patent/JP5450256B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/001Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras
    • G02B13/009Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras having zoom function
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/144Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only
    • G02B15/1441Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only the first group being positive
    • G02B15/144105Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only the first group being positive arranged +-+-

Description

本発明は結像光学系それを有する電子撮像装置に関するものである。
近年、撮像素子の高画素数化やデジタル画像処理技術の進展により、銀塩35mmフィルムカメラからデジタルカメラにとって代わった。また、ファインダーとして用いられる小型の液晶パネルの画素数も増えてきたため、レンズ交換式カメラもいわゆる一眼レフレックス方式からクイックリターンミラーを廃止した新しいコンセプトのカメラに移行しつつある。
さらに、画像処理系のビットレートやフラッシュメモリーなどの記録媒体の容量も桁単位で増加しているため、高画質な動画記録が可能になってきている。一方、高性能な動画機能を搭載しながらカメラシステムを小型化するにはフォーカス駆動部分の軽量化が必要である。
最近では、ズーム光学系におけるフォーカス駆動部分には、極力軽量とするために、径が小さく構成枚数の少ない光学系後部のレンズ群が選ばれる。特に、コンパクトカメラでは1枚のみで構成されている。しかし、無限遠物点から近距離物点に至るまである程度以上の結像性能が要求されるカメラでは特に色収差、コマ収差、メリジオナル像面湾曲の補正が不十分となる。
そこで、フォーカスレンズ群の軽量性を維持しつつ複数枚のレンズ要素で構成するために、例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4に提案されているような、開口絞りよりも像側のレンズ群が基材レンズに薄い樹脂レンズを接合した1成分で構成されたレンズ群をフォーカスレンズ群として使用することが考えられる。
特開2007−108707号公報 特開2007−108715号公報 特開2008−191308号公報 特開2008−191311号公報
しかしながら、この場合、色収差の補正は可能であるが、コマ収差、メリジオナル像面湾曲の補正が依然として不十分のままである。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、レンズ交換式静止画カメラの動画機能の高性能化にともなうフォーカスレンズ群の軽量化と同時に、色収差、コマ収差、メリジオナル像面湾曲が良好に補正された結像光学系を得ること、また、電子撮像装置において、該結像光学系を用いることにより、フォーカスの高速化、消費電力の削減、画像の鮮鋭化などを実現することを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の結像光学系は、
物体側から順に、正の屈折力を有するレンズ群G1と、負の屈折力を有するレンズ群G2と、開口絞りと、正の屈折力を有するレンズ群G3と、負の屈折力を有するレンズ群G4とからなり、
変倍時には各レンズ群の空気間隔が可変であり、第3レンズ群G3の最も像側の空気レンズは凸レンズ形状である結像光学系において、
第4レンズ群は1つのレンズ成分からなり、またフォーカス時にも可動であり、以下の条件を満足することを特徴とする。
0.5<(R4F+R4R)/(R4F−R4R)<8.0 ・・・(1)
−12.0<(R4LAF+R4LAR)/(R4LAF−R4LAR)<−2.0 ・・・(2)
ここで、
R4Fは第4レンズ群G4の最も物体側の面の光軸上での曲率半径、
R4Rは第4レンズ群G4の最も像側の面の光軸上での曲率半径、
R4LAFは第4レンズ群G4に接合されている正レンズLAの物体側の面の光軸上での曲率半径、
R4LARは第4レンズ群G4に接合されている正レンズLAの像側の面の光軸上での曲率半径、
である。
また、本発明の電子撮像装置は、
上述の結像光学系と、
電子撮像素子と、
結像光学系を通じて結像した像を電子撮像素子で撮像することによって得られた画像データを加工して像の形状を変化させた画像データとして出力する画像処理手段とを有し、
結像光学系がズームレンズであり、該ズームレンズが、無限遠物点合焦時に次の条件式を満足することを特徴とする。
0.70<y07/(fw・tanω07w)<0.96 …(13)
ここで、y07は電子撮像素子の有効撮像面内(撮像可能な面内)で中心から最も遠い点までの距離(最大像高)をy10としたときy07=0.7・y10として表され、ω07wは広角端における撮像面上の中心からy07の位置に結ぶ像点に対応する物点方向の光軸に対する角度、fwはズームレンズの広角端における全系の焦点距離である。
本発明によれば、レンズ交換式静止画カメラの動画機能の高性能化にともなうフォーカスレンズ群の軽量化が達成され、さらに色収差・コマ収差・メリジオナル像面湾曲が良好に補正された結像光学系を得ることが出来、また、電子撮像装置において、該結像光学系を用いることにより、フォーカスの高速化、消費電力の削減、画像の鮮鋭化などを実現することが可能となる。
本発明の実施例1にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例1にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 実施例1にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における軸外光束のコマ収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例2にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例2にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 実施例2にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における軸外光束のコマ収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例3にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例3にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 実施例3にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における軸外光束のコマ収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例4にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例4にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 実施例4にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における軸外光束のコマ収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明によるズーム光学系を組み込んだデジタルカメラ40の外観を示す前方斜視図である。 デジタルカメラ40の後方斜視図である。 デジタルカメラ40の光学構成を示す断面図である。 本発明のズーム光学系が対物光学系として内蔵された情報処理装置の一例であるパソコン300のカバーを開いた状態の前方斜視図である。 パソコン300の撮影光学系303の断面図である。 パソコン300の側面図である。 本発明のズーム光学系が撮影光学系として内蔵された情報処理装置の一例である携帯電話を示す図であり、(a)は携帯電話400の正面図、(b)は側面図、(c)は撮影光学系405の断面図である。
以下に、本発明にかかる結像光学系及び電子撮像装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
実施例の説明に先立ち、本実施形態の結像光学系の作用効果について説明する。なお、近軸焦点距離が正の値のレンズを正レンズ、近軸焦点距離が負の値のレンズを負レンズとする。
本実施形態の結像光学系では、物体側から順に、正の屈折力を有するレンズ群G1と、負の屈折力を有するレンズ群G2と、開口絞りと、正の屈折力を有するレンズ群G3と、負の屈折力を有するレンズ群G4とからなり、変倍時には各レンズ群の空気間隔が可変である結像光学系を採用している。
特に第4レンズ群をフォーカスのために移動するレンズ群とし、さらに第4レンズ群を1つのレンズ成分のみで構成する。このことで、フォーカスのために移動するレンズ群の軽量化が可能となる。そして、そのために劣化する収差、特に、コマ収差とメリジオナル像面湾曲を補正するために、第3レンズ群G3の最も像側の空気レンズを凸レンズ形状としていることを特徴とするものである。そしてさらに以下の条件を満足するものである。
0.5<(R4F+R4R)/(R4F−R4R)<8.0 ・・・(1)
−12.0<(R4LAF+R4LAR)/(R4LAF−R4LAR)<−2.0 ・・・(2)
ここで、
R4Fは第4レンズ群G4の最も物体側の面の光軸上での曲率半径、
R4Rは第4レンズ群G4の最も像側の面の光軸上での曲率半径、
R4LAFは第4レンズ群G4に接合されている正レンズLAの物体側の面の光軸上での曲率半径、
R4LARは第4レンズ群G4に接合されている正レンズLAの像側の面の光軸上での曲率半径、
である。
条件式(1)、(2)のいずれかの範囲を超えると、第3レンズ群の最も像側の空気レンズを凸レンズ形状にしたとしても、フォーカス可能領域全域に亘ったコマ収差、メリジオナル像面湾曲の補正が困難となる。
なお、条件式(1)に代えて、次の条件式(1’)を満足すると、より好ましい。
1.5<(R4F+R4R)/(R4F−R4R)<5.0 ・・・(1’)
さらに、条件式(1)に代えて、次の条件式(1”)を満足すると、より一層好ましい。
1.8<(R4F+R4R)/(R4F−R4R)<4.0 ・・・(1”)
また、条件式(2)に代えて、次の条件式(2’)を満足すると、より好ましい。
−9.0<(R4LAF+R4LAR)/(R4LAF−R4LAR)<−3.0 ・・・(2’)
さらに、条件式(2)に代えて、次の条件式(2”)を満足すると、より一層好ましい。
−7.0<(R4LAF+R4LAR)/(R4LAF−R4LAR)<−4.0 ・・・(2”)
また、第3レンズ群G3の最も像側の空気レンズを物体側の面の方が強い曲率の凸形状とし、さらに以下の条件を満足するとよい。
−8.0<(R3ALF+R3ALR)/(R3ALF−R3ALR)<−0.3 ・・・(3)
ここで、
R3ALFは第3レンズ群G3の最も像側の空気レンズの物体側の面の光軸上での曲率半径、
R3ALRは第3レンズ群G3の最も像側の空気レンズの像側の面の光軸上での曲率半径、
である。
条件式(3)の範囲を超えると、条件式(1)(2)を満たしても、フォーカス可能領域全域に亘ったコマ収差、メリジオナル像面湾曲の補正が困難となる。
なお、条件式(3)に代えて、次の条件式(3’)を満足すると、より好ましい。
−6.0<(R3ALF+R3ALR)/(R3ALF−R3ALR)<−0.6 ・・・(3’)
さらに、条件式(3)に代えて、次の条件式(3”)を満足すると、より一層好ましい。
−4.0<(R3ALF+R3ALR)/(R3ALF−R3ALR)<−0.9 ・・・(3”)
また、第4レンズ群G4は正レンズLAを含む複数のレンズを接合してなる接合レンズ成分からなり、
横軸をνd、及び縦軸をndとする直交座標系において、
nd =a×νd+b (但し、a=−0.0267)
で表される直線を設定したときに、以下の条件式(4)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(5)で定まる領域との2つの領域に、正レンズLAのnd及びνdが含まれることを特徴とするものである。
2.00<b<2.40 (但し、nd>1.45) …(4)
νd<26.0 …(5)
ここで、
νdは正レンズLAのアッベ数(nd−1)/(nF−nC)、
nd、nC、nFは正レンズLAの各々d線、C線、F線の屈折率をそれぞれ表す。
条件式(4)の上限値を上回るとペッツバール和の補正が困難になりやすくメリジオナル像面湾曲の補正が行ないにくくなる。
条件式(4)の下限値を下回るとコマ収差の補正が行ないにくくなる。
条件式(5)の上限値を上回ると、フォーカスによる色収差の変動が大きくなりやすい。
なお、条件式(4)に代えて、次の条件式(4’)を満足すると、より好ましい。
2.10<b<2.33 …(4’)
さらに、条件式(4)に代えて、次の条件式(4”)を満足すると、より一層好ましい。
2.20<b<2.29 …(4”)
なお、条件式(5)に代えて、次の条件式(5’)を満足すると、より好ましい。
νd<25.0 …(5’)
さらに、条件式(5)に代えて、次の条件式(5”)を満足すると、より一層好ましい。
νd<24.2 …(5”)
また、第4レンズ群G4は正レンズLAを含む複数のレンズを接合してなる接合レンズ成分からなり、
横軸をνd、及び縦軸をθgFとする直交座標系において、
θgF=α×νd+β(但し、α=−0.00566)
で表される直線を設定したときに、以下の条件式(6)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(5)で定まる領域との両方の領域に、第4レンズ群G4に含まれる正レンズLAのθgF及びνdが含まれることを特徴とするものである。
0.7200<β<0.8300 …(6)
νd<26 …(5)
ここで、
θgFは正レンズLAの部分分散比(ng−nF)/(nF−nC)、
νdは正レンズLAのアッベ数(nd−1)/(nF−nC)、
nd、nC、nF、ngは正レンズLAの各々d線、C線、F線、g線の屈折率、
である。
条件式(6)の上限値を上回る硝材を用いた場合、二次スペクトルによる倍率色収差、つまりF線とC線で色消しをしたときのg線の倍率色収差補正が十分でなくなる。そのため、撮像で得た画像において、同様に鮮鋭さを確保しづらい。
条件式(6)の下限値を下回る硝材を用いた場合、二次スペクトルによる軸上色収差、つまりF線とC線で色消しをしたときのg線の軸上色収差補正が十分でなくなる。そのため、撮像で得た画像において、同様に鮮鋭さを確保しづらい。
なお、条件式(6)に代えて、次の条件式(6’)を満足すると、より好ましい。
0.7400<β<0.8200 …(6’)
さらに、条件式(6)に代えて、次の条件式(6”)を満足すると、より一層好ましい。
0.7580<β<0.8100 …(6”)
また、直交座標とは別の、横軸をνd、及び縦軸をθhgとする直交座標系において、
θhg=αhg×νd+βhg(但し、αhg=−0.00834)
で表される直線を設定したときに、以下の条件式(7)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(5)で定まる領域との両方の領域に、第4レンズ群G4に含まれる正レンズLAのθhg及びνdが含まれることを特徴とするものである。
0.7600<βhg<0.9000 …(7)
νd<26 …(5)
ここで、
θhgは正レンズLAの部分分散比(nh−ng)/(nF−nC)、
nhは正レンズLAのh線の屈折率、
である。
条件式(7)の上限値を上回る硝材を用いた場合、二次スペクトルによる倍率色収差、つまりF線とC線で色消しをしたときのh線の倍率色収差補正が十分でなくなる。そのため、撮像で得た画像において、同様に紫の色フレア、色にじみが発生しやすい。
条件式(7)の下限値を下回る硝材を用いた場合、二次スペクトルによる軸上色収差、つまりF線とC線で色消しをしたときのh線の軸上色収差補正が十分でなくなる。そのため、撮像で得た画像において、同様に紫の色フレア、色にじみが発生しやすい。
なお、条件式(7)に代えて、次の条件式(7’)を満足すると、より好ましい。
0.7650<βhg<0.8700 …(7’)
さらに、条件式(7)に代えて、次の条件式(7”)を満足すると、より一層好ましい。
0.7680<βhg<0.8620 …(7”)
また、第4レンズ群G4は正レンズLAと負レンズLBの2つのレンズのみを接合して構成するのが良い。
また、近軸焦点距離が負の値のレンズを負レンズとしたとき、正レンズLAが接合される相手のレンズLBは負レンズであり、以下の条件を満足するのがよい。
0.000≦θgF(LA)−θgF(LB)≦0.200 …(8)
ここで、
θgF(LA)はレンズLAの部分分散比(ng−nF)/(nF−nC)、
θgF(LB)は接合される相手のレンズLBの部分分散比(ng−nF)/(nF−nC)、
である。
条件式(8)の上限値を上回る硝材を用いた場合、二次スペクトルによる倍率色収差、つまりF線とC線で色消しをしたときのg線の倍率色収差補正が十分でなくなる。そのため、撮像で得た画像において、同様に鮮鋭さを確保しづらい。
条件式(8)の下限値を下回る硝材を用いた場合、二次スペクトルによる軸上色収差、つまりF線とC線で色消しをしたときのg線の軸上色収差補正が十分でなくなる。そのため、撮像で得た画像において、同様に鮮鋭さを確保しづらい。
また、上記条件式(8)に代えて、(8’)を満足するのがより望ましい。
0.050≦θgF(LA)−θgF(LB)≦0.150 …(8’)
さらに、上記条件式(8)に代えて、(8”)を満足すると最も良い。
0.065≦θgF(LA)−θgF(LB)≦0.130 …(8”)
また、近軸焦点距離が負の値のレンズを負レンズとしたとき、正レンズLAが接合される相手のレンズLBは負レンズであり、以下の条件を満足するのがよい。
0.000≦θhg(LA)−θhg(LB)≦0.300 …(9)
ここで、
θhg(LA)はレンズLAの部分分散比(nh−ng)/(nF−nC)、
θhg(LB)は接合される相手のレンズLBの部分分散比(nh−ng)/(nF−nC)、
である。
条件式(9)の上限値を上回る硝材を用いた場合、二次スペクトルによる倍率色収差、つまりF線とC線で色消しをしたときのh線の倍率色収差補正が十分でなくなる。そのため、撮像で得た画像において、同様に紫の色フレア、色にじみが発生しやすい。
条件式(9)の下限値を下回る硝材を用いた場合、二次スペクトルによる軸上色収差、つまりF線とC線で色消しをしたときのh線の軸上色収差補正が十分でなくなる。そのため、撮像で得た画像において、同様に紫の色フレア、色にじみが発生しやすい。
また、上記条件式(9)に代えて、(9’)を満足するのがより望ましい。
0.100≦θhg(LA)−θhg(LB)≦0.250 …(9’)
さらに、上記条件式(9)に代えて、(9”)を満足すると最も良い。
0.105≦θhg(LA)−θhg(LB)≦0.210 …(9”)
また、近軸焦点距離が負の値のレンズを負レンズとしたとき、正レンズLAが接合される相手のレンズLBは負レンズであり、以下の条件を満足するのがよい。
νd(LA)−νd(LB)≦−15 …(10)
ここで、
νd(LA)はレンズLAのアッベ数(nd−1)/(nF−nC)、
νd(LB)は接合される相手のレンズLBのアッベ数(nd−1)/(nF−nC)、
である。
条件式(10)の上限値を上回ると、フォーカスによる色収差の変動が大きくなりやすい。
ところで、ここで無限遠物体を歪曲収差がない光学系で結像したとする。この場合、結像した像に歪曲がないので、
f=y/tanω ・・・(11)
が成立する。
ここで、yは像点の光軸からの高さ、fは結像系の焦点距離、ωは撮像面上の中心からyの位置に結ぶ像点に対応する物点方向の光軸に対する角度である。
一方、光学系に樽型の歪曲収差がある場合は、
f>y/tanω ・・・(12)
となる。つまり、fとyとを一定の値とするならば、ωは大きな値となる。
そこで、電子撮像装置には、特に広角端近傍の焦点距離において、意図的に大きな樽型の歪曲収差を有した光学系を用いるのが良い。この場合、歪曲収差を補正しなくて済む分だけ、光学系の広画角化が達成できる。
ただし、物体の像は、樽型の歪曲収差を有した状態で電子撮像素子上に結像する。そこで、電子撮像装置では、電子撮像素子で得られた画像データを、画像処理で加工するようにしている。この加工では、樽型の歪曲収差を補正するように、画像データ(画像の形状)を変化させる。
このようにすれば、最終的に得られた画像データは、物体とほぼ相似の形状を持つ画像データとなる。よって、この画像データに基づいて、物体の画像をCRTやプリンターに出力すればよい。
ここで、結像光学系には、ほぼ無限遠物点合焦時に次の条件式(13)を満足するものを採用するのがよい。
0.70<y07/(fw・tanω07w)<0.96 …(13)
ここで、y07は電子撮像素子の有効撮像面内(撮像可能な面内)で中心から最も遠い点までの距離(最大像高)をy10としたときy07=0.7・y10として表され、ω07wは広角端における撮像面上の中心からy07の位置に結ぶ像点に対応する物点方向の光軸に対する角度、fwはズームレンズの広角端における全系の焦点距離である。
条件式(13)はズーム広角端における樽型歪曲の度合いを規定したものである。条件式(13)を満足すれば、光学系を肥大化させずに、広い画角の情報を取り込むことが可能となる。なお、樽型に歪んだ像は撮像素子にて光電変換されて、樽型に歪んだ画像データとなる。
樽型に歪んだ画像データは、電子撮像装置の信号処理系である画像処理手段にて、電気的に、像の形状変化に相当する加工が施される。このようにすれば、最終的に画像処理手段から出力された画像データを表示装置にて再生したとしても、歪曲が補正されて被写体形状にほぼ相似した画像が得られる。
ここで、条件式(13)の上限値を上回る場合であって、特に、1に近い値をとると、歪曲収差が光学的に良く補正された画像が得られる。そのため、画像処理手段で行う補正が小さくてすむ。しかしながら、光学系の小型化を維持しながら、光学系を広画角化することが困難となる。
一方、条件式(13)の下限値を下回ると、光学系の歪曲収差による画像歪みを画像処理手段で補正した場合に、画角周辺部の放射方向への引き伸ばし率が高くなりすぎる。その結果、撮像で得た画像において、画像周辺部の鮮鋭度の劣化が目立つようになってしまう。
このように、条件式(13)を満足することにより、光学系の小型化と広角化(歪曲込みの垂直方向の画角を38°以上にする)とが可能となる。
なお、条件式(13)に代えて、次の条件式(13’)を満足すると、より好ましい。
0.80<y07/(fw・tanω07w)<0.95 …(13’)
さらに、条件式(13)に代えて、次の条件式(13”)を満足すると、より一層好ましい。
0.84<y07/(fw・tanω07w)<0.94 …(13”)
ここで、硝材とは、ガラス、樹脂等のレンズ材料のことをいう。また、接合レンズには、これらの硝材から適宜選択されたレンズが用いられる。
また、接合レンズは、光軸中心厚の薄い第一のレンズと第二のレンズとを有し、第一のレンズが条件式(1)、及び(2)、あるいは(3)及び(2)を満足することが好ましい。このようにすると、各収差の更なる補正効果の向上や、レンズ群の更なる薄型化が期待できる。
また、接合レンズは、複合レンズであることが望ましい。複合レンズは、第二のレンズ表面に第一のレンズとして樹脂を密着硬化させることで実現できる。接合レンズを複合レンズにすることで、製造精度を向上させることができる。複合レンズ製造方法としては成形がある。成形では、第二のレンズに対して第一のレンズ材料(例えばエネルギー硬化型透明樹脂など)を接触させて、第一のレンズ材料を第二のレンズにじかに密着させる方法がある。この方法は、レンズ要素を薄くするのには極めて有効な方法である。
また、接合レンズを複合レンズにする場合、第二のレンズ表面に第一のレンズとしてガラスを密着硬化させてもよい。ガラスは樹脂比べて、耐光性、耐薬品性等の耐性の面で有利である。この場合、第一のレンズ材料の特性としては、第二のレンズ材料よりも融点、転移点が低いことが必要である。複合レンズ製造方法としては成形がある。成形では、第二のレンズに対して第一のレンズ材料を接触させて、第一のレンズ材料を第二のレンズにじかに密着させる方法がある。この方法は、レンズ要素を薄くするのには極めて有効な方法である。
なお、エネルギー硬化型透明樹脂の例として、紫外線硬化型樹脂がある。また、第一のレンズが樹脂の場合とガラスの場合のいずれにおいても、基材となる側のレンズにはあらかじめコーティングなど表面処理がなされていてもかまわない。また、第二のレンズの方が薄い場合には、第二のレンズのほうを第一のレンズに対して密着させても良い。
また、結像光学系内にプリズムを配置するのが好ましい。このプリズムは、光学系の光路を屈曲するために用いられる。特に結像光学系がズームレンズの場合、光学系の奥行き寸法を薄くする(全長を短くする)ことができる。このプリズムは、特に物体側から最初の正のレンズ群、もしくは負のレンズ群に配置することが好ましい。
また、レンズLAは以下の条件式(14)を満足するとよい。
1.58<nd<1.76 …(14)
ここで、ndはレンズLAの媒質の屈折率である。
条件式(14)を満足すると、球面収差の補正や非点収差の補正が良好に行える。
なお、条件式(14)に代えて、次の条件式(14')を満足すると、より好ましい。
1.62<nd<1.72 …(14')
さらに、条件式(14)に代えて、次の条件式(14”)を満足すると、より一層好ましい。
1.63<nd<1.68 …(14”)
また、結像光学系はズームレンズであり、変倍時には各レンズ群同士の光軸上における相対的間隔が変化するのが好ましい。なお、上記の接合レンズは、このような結像光学系(ズームレンズ)に適用したほうが良い。
また、接合レンズにレンズLAを用いる場合、レンズLAはレンズLBと接合することになる。このとき、レンズLAの光軸中心厚は、レンズLBに比べて薄くするのが好ましい。そして、レンズLAの光軸中心厚t1が、次の条件式(15)を満足することが好ましい。
0.3<t1<1.5 …(15)
上記条件式を満足することで、光学系の小型化が実現できる。また、このレンズLAを成形によって得る場合、安定した成形が行える。
なお、条件式(15)に代えて、次の条件式(15’)を満足すると、より好ましい。
0.4<t1<1.2 …(15’)
さらに、条件式(15)に代えて、次の条件式(15”)を満足すると、より一層好ましい。
0.5<t1<1.0 …(15”)
なお、レンズLAは、少なくとも一方の面が非球面であるのがよい。
動画機能を有するレンズ交換式静止画カメラ用結像光学系に、以上述べた本発明の条件式や構成上の特徴を、個々に満足あるいは備えることにより、結像光学系のフォーカスレンズ群の軽量化が達成され、さらに色収差・コマ収差・メリジオナル像面湾曲が良好に補正出来、また、電子撮像装置において、該結像光学系を用いることにより、フォーカスの高速化、消費電力の削減、画像の鮮鋭化などを実現することが可能となる。
(実施例)
以下、ズームレンズに関する4つの実施例を示す。
本発明の実施例1にかかるズームレンズについて説明する。図1は本発明の実施例1にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図2は実施例1にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。また、FIYは像高を示している。なお、収差図における記号は、後述の実施例においても共通である。
図3は実施例1にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における軸外光束のコマ収差(縦収差)DZYを示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
実施例1のズームレンズは、図1に示すように、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4とを有している。なお、以下全ての実施例において、レンズ断面図中、LPFはローパスフィルター、CGはカバーガラス、Iは電子撮像素子の撮像面を示している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第2レンズ群G2は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、両凹負レンズL4と、両凸正レンズL5と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL6と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL7と両凸正レンズL8との接合レンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、両凸正レンズL10と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12との接合レンズで構成されており、全体で負の屈折力を有している。
負メニスカスレンズL11はレンズLB、正メニスカスレンズL12はレンズLAに対応する。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は固定している。第2レンズ群G2は、像面側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。
非球面は、第2レンズ群G2の両凹負レンズL4の物体側の面と、第3レンズ群G3の正メニスカスレンズL6の両面と、両凸正レンズL8の像側の面と、の4面に設けられている。
本発明の実施例2にかかるズームレンズについて説明する。図4は本発明の実施例2にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図5は実施例2にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
図6は実施例2にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における軸外光束のコマ収差(縦収差)DZYを示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
実施例2のズームレンズは、図4に示すように、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と両凸正レンズL2との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第2レンズ群G2は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、両凹負レンズL4と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL5と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、両凸正レンズL6と両凹負レンズL7との接合レンズと、両凸正レンズL8と、両凹負レンズL9と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL10と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12との接合レンズで構成されており、全体で負の屈折力を有している。
負メニスカスレンズL11はレンズLB、正メニスカスレンズL12はレンズLAに対応する。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は固定している。第2レンズ群G2は、像面側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。
非球面は、第2レンズ群G2の両凹負レンズL4の物体側の面と、第3レンズ群G3の物体側の両凸正レンズL6の物体側の面と、両凸正レンズL8の両面と、第4レンズ群G4の正メニスカスレンズL12の像側の面と、の5面に設けられている。
本発明の実施例3にかかるズームレンズについて説明する。図7は本発明の実施例3にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図8は実施例3にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
図9は実施例3にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における軸外光束のコマ収差(縦収差)DZYを示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
実施例3のズームレンズは、図7に示すように、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と両凸正レンズL2との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第2レンズ群G2は、物体側より順に、両凹負レンズL3と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL5と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL6と、両凸正レンズL7と、両凹負レンズL8と、両凸正レンズL9と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL10と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL11との接合レンズで構成されており、全体で負の屈折力を有している。
負メニスカスレンズL10はレンズLB、正メニスカスレンズL11はレンズLAに対応する。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は固定している。第2レンズ群G2は、像面側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。
非球面は、第2レンズ群G2の負メニスカスレンズL4の物体側の面と、第3レンズ群G3の正メニスカスレンズL6の物体側の面と、物体側の両凸正レンズL7の両面と、第4レンズ群G4の正メニスカスレンズL11の像側の面と、の5面に設けられている。
本発明の実施例4にかかるズームレンズについて説明する。図10は本発明の実施例4にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図11は実施例4にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
図12は実施例4にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における軸外光束のコマ収差(縦収差)DZYを示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
実施例4のズームレンズは、図10に示すように、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と両凸正レンズL2との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第2レンズ群G2は、物体側より順に、両凹負レンズL3と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL5と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL6と、両凸正レンズL7と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8と、像面側に凸面を向けた正メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL10と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL11との接合レンズで構成されており、全体で負の屈折力を有している。
負メニスカスレンズL10はレンズLB、正メニスカスレンズL11はレンズLAに対応する。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は固定している。第2レンズ群G2は、像面側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。
非球面は、第2レンズ群G2の負メニスカスレンズL4の物体側の面と、第3レンズ群G3の正メニスカスレンズL6の物体側の面と、両凸正レンズL7の両面と、第4レンズ群G4の正メニスカスレンズL11の像側の面と、の5面に設けられている。
次に、上記各実施例のズームレンズを構成する光学部材の数値データを掲げる。なお、各実施例の数値データにおいて、r1、r2、…は各レンズ面の曲率半径、d1、d2、…は各レンズの肉厚または空気間隔、nd1、nd2、…は各レンズのd線での屈折率、νd1、νd2、…は各レンズのアッべ数、Fno.はFナンバー、fは全系焦点距離、D0は物体から第1面までの距離をそれぞれ表している。また、*は非球面を示している。
また、非球面形状は、光軸方向をz、光軸に直交する方向をhにとり、円錐係数をK、非球面係数をA4、A6、A8、A10としたとき、次の式(II)で表される。
z=(h2/r)/[1+{1−(1+K)(h/r)21/2
+A4h4+A6h6+A8h8+A10h10 …(II)
また、Eは10のべき乗を表している。なお、これら諸元値の記号は後述の実施例の数値データにおいても共通である。
数値実施例1
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 55.9710 1.5000 1.92286 18.90 20.000
2 49.4676 3.7352 1.80400 46.57 16.883
3 143.9824 可変 15.869
4 90.1274 1.5053 1.84666 23.78 14.000
5 13.8963 7.4674 10.710
6* -40.0282 1.1523 1.69350 53.20 10.478
7 26.4226 0.4177 10.428
8 24.4014 4.8612 1.84666 23.78 10.688
9 -79.3088 可変 10.591
10(絞り) ∞ 可変 4.670
11* 18.0936 2.7323 1.82080 42.71 7.000
12* 165.5978 4.2202 7.022
13 22.9053 1.3929 1.84666 23.78 7.204
14 10.6875 4.1457 1.49700 81.54 6.847
15* -83.1506 0.1000 6.886
16 92.4799 0.5700 1.80000 29.84 6.910
17 20.7081 2.1302 6.904
18 39.8829 3.9655 1.78590 44.20 7.402
19 -62.6006 可変 7.614
20 97.2996 1.0000 1.83481 42.71 7.692
21 21.3586 1.0000 1.63547 22.84 7.661
22 31.8237 可変 7.676
23 ∞ 4.2000 1.51633 64.14 12.000 *フィルター
24 ∞ 1.9766 12.000
像面(撮像面)∞

非球面データ
第6面
K=1.0000
A2=0.0000E+00,A4=2.7466E-06,A6=3.4652E-09,A8=-1.1234E-10,A10=0.0000E+00
第11面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=-2.0116E-05,A6=-1.6004E-07,A8=0.0000E+00,A10=0.0000E+00
第12面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=-1.3060E-05,A6=-1.8591E-07,A8=4.2386E-10,A10=0.0000E+00
第15面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=7.3875E-05,A6=2.5574E-07,A8=-1.2551E-09,A10=0.0000E+00

各種データ

広角 中間 望遠
焦点距離 14.28058 24.22973 40.65127
FNO. 3.4824 3.8174 5.7579
画角2ω 81.7° 48.4° 29.4°
像高 10.8 10.8 10.8
レンズ全長 99.2172 99.2111 99.2092
d3 0.99972 12.80797 16.15066
d9 25.10689 6.78556 3.41673
d10 10.33688 11.54172 1.50036
d19 1.19364 1.18790 1.18619
d22 13.50750 18.80782 28.88126

レンズ 始面 焦点距離
1 1 114.05985
2 4 -22.84630
3 11 21.20477
4 20 -48.55991

〔硝材屈折率テーブル〕・・・ 本実施例にて使用した媒質の波長別屈折率一覧
GLA 587.56 656.27 486.13 435.84 404.66
L12 1.635473 1.627801 1.655618 1.673790 1.690480
L4 1.693500 1.689550 1.702580 1.709705 1.715640
L6 1.820800 1.815070 1.834290 1.845133 1.854335
L13 1.516330 1.513855 1.521905 1.526213 1.529768
L8 1.496999 1.495136 1.501231 1.504506 1.507205
L10 1.785896 1.780584 1.798364 1.808375 1.816868
L11 1.834807 1.828975 1.848520 1.859547 1.868911
L2 1.804000 1.798815 1.816080 1.825698 1.833800
L9 1.800000 1.792237 1.819043 1.835170 1.849510
L1 1.922860 1.909158 1.957996 1.989713 2.019763
L3,L5,L7 1.846660 1.836488 1.872096 1.894186 1.914294
数値実施例2
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 89.3405 1.5000 1.94595 17.98 20.000
2 70.7392 4.5000 1.69680 55.53 17.371
3 -941.2812 可変 16.110
4 2092.0128 1.2000 1.83481 42.71 14.000
5 15.9497 6.3742 11.139
6* -304.5423 1.1000 1.69350 53.20 10.840
7 37.4086 0.8222 10.639
8 26.1684 3.5000 1.84666 23.78 10.779
9 151.1493 可変 10.536
10(絞り) ∞ 可変 4.531
11* 21.4719 3.0000 1.76802 49.24 6.700
12 -86.6030 1.0000 1.84666 23.78 6.796
13 126.7776 5.8273 6.881
14* 17.9813 5.0000 1.49700 81.54 8.023
15* -19.2416 0.2000 7.974
16 -156.6800 1.0000 1.80000 29.84 7.650
17 16.7907 2.3000 7.368
18 31.1241 2.0000 1.80610 40.92 7.731
19 910.8764 可変 7.737
20 63.7665 1.0000 1.80610 40.92 7.771
21 16.1697 1.0000 1.67412 20.10 7.661
22* 25.6730 可変 7.659
23 ∞ 4.2000 1.51633 64.14 12.000 *フィルター
24 ∞ 1.9845 12.000
像面(撮像面)∞

非球面データ
第6面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=-2.5976E-07,A6=-1.7971E-08,A8=8.0384E-11,A10=0.0000E+00
第11面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=-5.9689E-06,A6=-4.7338E-08,A8=-1.5467E-10,A10=1.1302E-12
第14面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=-4.8253E-05,A6=-5.6030E-08,A8=-4.4899E-10,A10=0.0000E+00
第15面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=8.5204E-05,A6=-3.5979E-07,A8=8.8359E-10,A10=0.0000E+00
第22面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=-2.1364E-06,A6=1.0987E-07,A8=4.0071E-10,A10=0.0000E+00

各種データ

広角 中間 望遠
焦点距離 14.27926 24.22818 40.64942
FNO. 3.5210 3.6928 5.7579
画角2ω 84.1 47.8 29.1
像高 10.8 10.8 10.8
レンズ全長 99.0949 99.1710 99.0925
d3 1.05836 12.42282 16.86721
d9 26.03096 4.86906 3.51074
d10 9.89578 13.84712 1.52108
d19 1.41294 1.11656 2.23423
d22 13.18859 19.38467 27.44140

レンズ 始面 焦点距離
1 1 127.95824
2 4 -23.62532
3 11 21.02515
4 20 -46.58408

〔硝材屈折率テーブル〕・・・ 本実施例にて使用した媒質の波長別屈折率一覧
GLA 587.56 656.27 486.13 435.84 404.66
L12 1.674117 1.665099 1.698643 1.721956 1.745200
L1 1.945950 1.931230 1.983830 2.018254 2.051063
L4 1.693500 1.689550 1.702580 1.709705 1.715640
L6 1.768020 1.763310 1.778910 1.787509 1.794710
L13 1.516330 1.513855 1.521905 1.526213 1.529768
L8 1.496999 1.495136 1.501231 1.504506 1.507205
L10,L11 1.806098 1.800248 1.819945 1.831173 1.840781
L3 1.834807 1.828975 1.848520 1.859547 1.868911
L2 1.696797 1.692974 1.705522 1.712339 1.718005
L9 1.800000 1.792237 1.819043 1.835170 1.849510
L5,L7 1.846660 1.836488 1.872096 1.894186 1.914294
数値実施例3
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 83.1725 1.5000 1.94595 17.98 20.000
2 64.2611 4.5000 1.69680 55.53 16.207
3 -3.540E+04 可変 14.885
4 -1705.6554 1.2000 1.79952 42.22 14.000
5 14.8599 5.3066 11.070
6* 46.5893 1.1000 1.69350 53.20 10.992
7 21.5202 2.2170 10.591
8 24.7470 3.5000 1.84666 23.78 10.732
9 92.1471 可変 10.442
10(絞り) ∞ 可変 4.623
11* 17.8917 2.4000 1.76802 49.24 7.100
12 29.4476 4.1144 7.078
13* 10.4931 6.0000 1.49700 81.54 8.188
14* -16.5180 0.0826 7.966
15 -52.0740 1.0000 1.80000 29.84 7.564
16 13.8317 3.5271 7.077
17 83.9594 2.2000 1.77250 49.60 7.541
18 -45.3905 可変 7.653
19 42.5129 1.0000 1.77250 49.60 7.756(LB)
20 14.4299 1.0000 1.63387 23.38 7.603(LA)
21* 21.7322 可変 7.599
22 ∞ 4.2000 1.51633 64.14 12.000 *フィルター
23 ∞ 1.9140 12.000
像面(撮像面)∞

非球面データ
第6面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=1.9265E-05,A6=-6.2937E-09,A8=4.6374E-10,A10=0.0000E+00
第11面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=3.2099E-05,A6=-1.3503E-07,A8=-3.0828E-09,A10=3.2740E-11
第13面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=-1.4389E-04,A6=-3.7673E-07,A8=-1.0129E-09,A10=0.0000E+00
第14面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=1.7473E-04,A6=-1.1789E-06,A8=1.0866E-08,A10=0.0000E+00
第21面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=1.1147E-07,A6=1.2507E-07,A8=-6.9935E-10,A10=0.0000E+00

各種データ

広角 中間 望遠
焦点距離 14.28613 24.22181 40.64610
FNO. 3.4631 3.7093 5.7579
画角2ω 80.2 47.1 28.9
像高 10.8 10.8 10.8
レンズ全長 98.8873 99.3953 99.0035
d3 0.68512 12.40038 17.47148
d9 25.88780 4.96713 3.51471
d10 10.85526 14.37143 1.41718
d18 1.77452 0.88219 2.12217
d21 12.92301 20.02770 27.66855

レンズ 始面 焦点距離
1 1 132.46329
2 4 -24.55536
3 11 21.63266
4 19 -49.87196

〔硝材屈折率テーブル〕・・・ 本実施例にて使用した媒質の波長別屈折率一覧
GLA 587.56 656.27 486.13 435.84 404.66
L1 1.945950 1.931230 1.983830 2.018254 2.051063
L4 1.693500 1.689550 1.702580 1.709705 1.715640
L6 1.768020 1.763310 1.778910 1.787509 1.794710
L11 1.633870 1.626381 1.653490 1.671610 1.688826
L12 1.516330 1.513855 1.521905 1.526213 1.529768
L7 1.496999 1.495136 1.501231 1.504506 1.507205
L3 1.799516 1.793879 1.812814 1.823553 1.832706
L9,L10 1.772499 1.767798 1.783374 1.791971 1.799174
L2 1.696797 1.692974 1.705522 1.712339 1.718005
L8 1.800000 1.792237 1.819043 1.835170 1.849510
L5 1.846660 1.836488 1.872096 1.894186 1.914294
数値実施例4
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 87.9659 1.5000 1.94595 17.98 20.000
2 66.4601 4.5000 1.69680 55.53 16.200
3 -428.6745 可変 14.981
4 -364.1506 1.2000 1.78590 44.20 14.000
5 14.9636 5.0888 11.012
6* 78.2509 1.1000 1.69350 53.20 10.938
7 25.3889 1.9268 10.607
8 24.5062 3.5000 1.84666 23.78 10.787
9 98.7596 可変 10.514
10(絞り) ∞ 可変 4.420
11* 19.8482 3.2676 1.49700 81.54 6.700
12 259.8129 3.9935 6.942
13* 18.9961 5.1811 1.76802 49.24 7.977
14* -78.3736 0.4461 7.559
15 99.0960 1.0701 1.92286 20.88 7.423
16 16.4313 3.9836 7.127
17 -1887.2477 2.2000 1.71999 50.23 7.644
18 -29.1973 可変 7.792
19 33.6509 1.0000 1.77250 49.60 7.881
20 13.4328 1.0000 1.63296 24.01 7.656
21* 18.8235 可変 7.646
22 ∞ 4.2000 1.51633 64.14 12.000 *フィルター
23 ∞ 1.9417 12.000
像面(撮像面)∞

非球面データ
第6面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=1.2138E-05,A6=-2.0543E-08,A8=4.2477E-10,A10=0.0000E+00
第11面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=-5.6167E-06,A6=2.7152E-07,A8=-6.8425E-09,A10=4.1818E-11
第13面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=-9.4955E-09,A6=-1.9916E-07,A8=5.9709E-09,A10=0.0000E+00
第14面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=7.6263E-05,A6=-4.0382E-07,A8=9.1001E-09,A10=0.0000E+00
第21面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=1.5568E-06,A6=-2.3766E-08,A8=4.9965E-10,A10=0.0000E+00

各種データ

広角 中間 望遠
焦点距離 14.27990 24.23676 40.64780
FNO. 3.6168 3.7115 5.7579
画角2ω 81.3 46.6 28.7
像高 10.8 10.8 10.8
レンズ全長 98.8106 99.5647 99.0221
d3 0.62682 12.15692 17.77090
d9 26.61258 4.23361 3.50320
d10 9.53901 15.13554 1.38514
d18 1.87659 0.78920 1.96342
d21 13.05636 20.08762 27.28711

レンズ 始面 焦点距離
1 1 116.04389
2 4 -24.00002
3 11 21.61328
4 19 -49.44081

〔硝材屈折率テーブル〕・・・ 本実施例にて使用した媒質の波長別屈折率一覧
GLA 587.56 656.27 486.13 435.84 404.66
L11 1.632960 1.625570 1.651930 1.668330 1.683330
L8 1.922860 1.910380 1.954570 1.982810 2.009196
L1 1.945950 1.931230 1.983830 2.018254 2.051063
L4 1.693500 1.689550 1.702580 1.709705 1.715640
L7 1.768020 1.763310 1.778910 1.787509 1.794710
L12 1.516330 1.513855 1.521905 1.526213 1.529768
L6 1.496999 1.495136 1.501231 1.504506 1.507205
L3 1.785896 1.780584 1.798364 1.808375 1.816868
L10 1.772499 1.767798 1.783374 1.791971 1.799174
L9 1.719995 1.715670 1.730004 1.737917 1.744546
L2 1.696797 1.692974 1.705522 1.712339 1.718005
L5 1.846660 1.836488 1.872096 1.894186 1.914294
以下、各実施例の条件式の値を掲げる。

実施例1 実施例2 実施例3 実施例4
fw(広角端) 14.281 14.279 14.286 14.280
fs( 中間 ) 24.230 24.228 24.222 24.237
ft(望遠端) 40.651 40.649 40.646 40.648
半画角ωw(広角端) 40.9 42.1 40.1 41.7
半画角ωs( 中間 ) 24.2 23.9 23.6 23.3
半画角ωt(望遠端) 14.7 14.6 14.5 14.4
y10 10.8 10.8 10.8 10.8
(R4F+R4R)/(R4F-R4R) 1.972 2.348 3.092 3.539
(R4LAF+R4LAR)/(R4LAF-R4LAR) -5.082 -4.403 -4.952 -5.984
(R3ALF+R3ALR)/(R3ALF-R3ALR) -3.160 -3.343 -1.394 -0.983
nd 1.63547 1.67412 1.63387 1.63296
b 2.2453 2.2108 2.2581 2.2740
θgF〔=θgF(LA)〕 0.6533 0.6950 0.6684 0.6222
β 0.7826 0.8088 0.8007 0.7581
νd〔=νd(LA)〕 22.84 20.10 23.38 24.01
θhg〔=θhg(LA)〕 0.6218 0.6927 0.6476 0.5690
βhg 0.8123 0.8603 0.8425 0.7692
θgF〔=θgF(LB)〕 0.5645 0.5703 0.5523 0.5523
νd〔=νd(LB)〕 42.71 40.92 49.60 49.60
θhg〔=θhg(LB)〕 0.4790 0.4881 0.4624 0.4624
θgF(LA)-θgF(LB) 0.0888 0.1247 0.1161 0.0699
θhg(LA)-θhg(LB) 0.1428 0.2046 0.1852 0.1066
νd(LA)-νd(LB) -19.87 -20.82 -26.22 -25.59
y07 7.56 7.56 7.56 7.56
tanω07w 0.56726 0.57875 0.56124 0.56728
y07/(fw・tanω07w) 0.933 0.915 0.943 0.933
さて、以上のような本発明の結像光学系は、物体の像をCCDやCMOSなどの電子撮像素子で撮影する撮影装置、とりわけデジタルカメラやビデオカメラ、情報処理装置の例であるパソコン、電話、携帯端末、特に持ち運びに便利な携帯電話等に用いることができる。以下に、その実施形態を例示する。
図13〜図15に本発明による結像光学系をデジタルカメラの撮影光学系41に組み込んだ構成の概念図を示す。図13はデジタルカメラ40の外観を示す前方斜視図、図14は同後方斜視図、図15はデジタルカメラ40の光学構成を示す断面図である。
デジタルカメラ40は、この例の場合、撮影用光路42を有する撮影光学系41、ファインダー用光路44を有するファインダー光学系43、シャッター45、フラッシュ46、液晶表示モニター47等を含む。そして、撮影者が、カメラ40の上部に配置されたシャッター45を押圧すると、それに連動して撮影光学系41、例えば実施例1のズームレンズ48を通して撮影が行われる。
撮影光学系41によって形成された物体像は、CCD49の撮像面上に形成される。このCCD49で受光された物体像は、画像処理手段51を介し、電子画像としてカメラ背面に設けられた液晶表示モニター47に表示される。また、この画像処理手段51にはメモリ等が配置され、撮影された電子画像を記録することもできる。なお、このメモリは画像処理手段51と別体に設けてもよいし、フレキシブルディスクやメモリーカード、MO等により電子的に記録書込を行うように構成してもよい。
さらに、ファインダー用光路44上には、ファインダー用対物光学系53が配置されている。このファインダー用対物光学系53は、カバーレンズ54、第1プリズム10、開口絞り2、第2プリズム20、フォーカス用レンズ66からなる。このファインダー用対物光学系53によって、結像面67上に物体像が形成される。この物体像は、像正立部材であるポロプリズム55の視野枠57上に形成される。このポロプリズム55の後方には、正立正像にされた像を観察者眼球Eに導く接眼光学系59が配置されている。
このように構成されたデジタルカメラ40によれば、撮影光学系41の構成枚数を少なくした小型化・薄型化のズームレンズを有する電子撮像装置が実現できる。なお、本発明は、上述した沈胴式のデジタルカメラに限られず、屈曲光学系を採用する折り曲げ式のデジタルカメラにも適用できる。
次に、本発明の結像光学系が対物光学系として内蔵された情報処理装置の一例であるパソコンを図16〜図18に示す。図16はパソコン300のカバーを開いた状態の前方斜視図、図17はパソコン300の撮影光学系303の断面図、図18は図16の側面図である。図16〜図18に示されるように、パソコン300は、キーボード301と、情報処理手段や記録手段と、モニター302と、撮影光学系303とを有している。
ここで、キーボード301は、外部から操作者が情報を入力するためのものである。情報処理手段や記録手段は、図示を省略している。モニター302は、情報を操作者に表示するためのものである。撮影光学系303は、操作者自身や周辺の像を撮影するためのものである。モニター302は、液晶表示素子やCRTディスプレイ等であってよい。液晶表示素子としては、図示しないバックライトにより背面から照明する透過型液晶表示素子や、前面からの光を反射して表示する反射型液晶表示素子がある。また、図中、撮影光学系303は、モニター302の右上に内蔵されているが、その場所に限らず、モニター302の周囲や、キーボード301の周囲のどこであってもよい。
この撮影光学系303は、撮影光路304上に、例えば実施例1のズームレンズからなる対物光学系100と、像を受光する電子撮像素子チップ162とを有している。これらはパソコン300に内蔵されている。
鏡枠の先端には、対物光学系100を保護するためのカバーガラス102が配置されている。
電子撮像素子チップ162で受光された物体像は、端子166を介して、パソコン300の処理手段に入力される。そして、最終的に、物体像は電子画像としてモニター302に表示される。図16には、その一例として、操作者が撮影した画像305が示されている。また、この画像305は、処理手段を介し、遠隔地から通信相手のパソコンに表示されることも可能である。遠隔地への画像伝達は、インターネットや電話を利用する。
次に、本発明の結像光学系が撮影光学系として内蔵された情報処理装置の一例である電話、特に持ち運びに便利な携帯電話を図19に示す。図19(a)は携帯電話400の正面図、図19(b)は側面図、図19(c)は撮影光学系405の断面図である。図19(a)〜(c)に示されるように、携帯電話400は、マイク部401と、スピーカ部402と、入力ダイアル403と、モニター404と、撮影光学系405と、アンテナ406と、処理手段とを有している。
ここで、マイク部401は、操作者の声を情報として入力するためのものである。スピーカ部402は、通話相手の声を出力するためのものである。入力ダイアル403は、操作者が情報を入力するためのものである。モニター404は、操作者自身や通話相手等の撮影像や、電話番号等の情報を表示するためのものである。アンテナ406は、通信電波の送信と受信を行うためのものである。処理手段(不図示)は、画像情報や通信情報、入力信号等の処理を行うためのものである。
ここで、モニター404は液晶表示素子である。また、図中、各構成の配置位置は、特にこれらに限られない。この撮影光学系405は、撮影光路407上に配された対物光学系100と、物体像を受光する電子撮像素子チップ162とを有している。対物光学系100としては、例えば実施例1のズームレンズが用いられる。これらは、携帯電話400に内蔵されている。
鏡枠の先端には、対物光学系100を保護するためのカバーガラス102が配置されている。
電子撮影素子チップ162で受光された物体像は、端子166を介して、図示していない画像処理手段に入力される。そして、最終的に物体像は、電子画像としてモニター404に、又は、通信相手のモニターに、又は、両方に表示される。また、処理手段には信号処理機能が含まれている。通信相手に画像を送信する場合、この機能により、電子撮像素子チップ162で受光された物体像の情報を、送信可能な信号へと変換する。
なお、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変形例をとることができる。
以上のように、本発明は、レンズ交換式静止画カメラの動画機能の高性能化にともなうフォーカスレンズ群の軽量化と同時に、色収差、コマ収差、メリジオナル像面湾曲が良好に補正された光学系や、この結像光学系を用いることにより、フォーカスの高速化、消費電力の削減、画像の鮮鋭化などをできる電子撮像装置に有用である。
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
L1〜L12 各レンズ
LPF ローパスフィルタ
CG カバーガラス
I 撮像面
E 観察者の眼球
40 デジタルカメラ
41 撮影光学系
42 撮影用光路
43 ファインダー光学系
44 ファインダー用光路
45 シャッター
46 フラッシュ
47 液晶表示モニター
48 ズームレンズ
49 CCD
50 撮像面
51 処理手段
53 ファインダー用対物光学系
55 ポロプリズム
57 視野枠
59 接眼光学系
66 フォーカス用レンズ
67 結像面
100 対物光学系
102 カバーガラス
162 電子撮像素子チップ
166 端子
300 パソコン
301 キーボード
302 モニター
303 撮影光学系
304 撮影光路
305 画像
400 携帯電話
401 マイク部
402 スピーカ部
403 入力ダイアル
404 モニター
405 撮影光学系
406 アンテナ
407 撮影光路

Claims (10)

  1. 物体側から順に、
    正の屈折力を有するレンズ群G1と、
    負の屈折力を有するレンズ群G2と、
    開口絞りと、
    正の屈折力を有するレンズ群G3と、
    負の屈折力を有するレンズ群G4と、からなり、
    変倍時には各レンズ群の空気間隔が可変であり、前記第3レンズ群G3の最も像側の空気レンズは凸レンズ形状である結像光学系において、
    前記第4レンズ群は1つのレンズ成分からなり、またフォーカス時にも可動であり、以下の条件を満足することを特徴とする結像光学系。
    0.5<(R4F+R4R)/(R4F−R4R)<8.0 ・・・(1)
    −12.0<(R4LAF+R4LAR)/(R4LAF−R4LAR)<−2.0 ・・・(2)
    ここで、
    R4Fは前記第4レンズ群G4の最も物体側の面の光軸上での曲率半径、
    R4Rは前記第4レンズ群G4の最も像側の面の光軸上での曲率半径、
    R4LAFは前記第4レンズ群G4に接合されている正レンズLAの物体側の面の光軸上での曲率半径、
    R4LARは前記第4レンズ群G4に接合されている正レンズLAの像側の面の光軸上での曲率半径、
    である。
  2. 前記第3レンズ群G3の最も像側の空気レンズを物体側の面の方が強い曲率の凸形状とし、さらに以下の条件を満足することを特徴とする請求項1の結像光学系。
    −8.0<(R3ALF+R3ALR)/(R3ALF−R3ALR)<−0.3 ・・・(3)
    ここで、
    R3ALFは前記第3レンズ群G3の最も像側の空気レンズの物体側の面の光軸上での曲率半径、
    R3ALRは前記第3レンズ群G3の最も像側の空気レンズの像側の面の光軸上での曲率半径、
    である。
  3. 前記第4レンズ群G4は、正レンズLAを含む複数のレンズを接合してなる接合レンズ成分からなり、
    横軸をνd、及び縦軸をndとする直交座標系において、
    nd=a×νd+b (但し、a=−0.0267)
    で表される直線を設定したときに、以下の条件式(4)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(5)で定まる領域との2つの領域に、前記正レンズLAのnd及びνdが含まれることを特徴とする請求項1または2の結像光学系。
    2.00<b<2.40 (但し、nd>1.45) …(4)
    νd<26.0 …(5)
    ここで、
    νdは前記正レンズLAのアッベ数(ndA−1)/(nFA−nCA)、
    ndA、nCA、nFAは前記正レンズLAの各々d線、C線、F線の屈折率をそれぞれ表す。
  4. 前記第4レンズ群G4は正レンズLAを含む複数のレンズを接合してなる接合レンズ成分からなり、
    横軸をνd、及び縦軸をθgFとする直交座標系において、
    θgF=α×νd+β(但し、α=−0.00566)
    で表される直線を設定したときに、以下の条件式(6)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(5)で定まる領域との両方の領域に、前記第4レンズ群G4に含まれる前記正レンズLAのθgF及びνdが含まれることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の結像光学系。
    0.7200<β<0.8300 …(6)
    νd<26 …(5)
    ここで、
    θgF(LA)は前記正レンズLAの部分分散比(ngA−nFA)/(nFA−nCA)、
    νdは前記正レンズLAのアッベ数(ndA−1)/(nFA−nCA)、
    ndA、nCA、nFA、ngAはそれぞれ前記正レンズLAの各々d線、C線、F線、g線の屈折率、
    である。
  5. 前記直交座標とは別の、横軸をνd、及び縦軸をθhgとする直交座標系において、
    θhg=αhg×νd+βhg(但し、αhg=−0.00834)
    で表される直線を設定したときに、以下の条件式(7)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(5)で定まる領域との両方の領域に、前記第4レンズ群G4に含まれる前記正レンズLAのθhg及びνdが含まれることを特徴とする請求項4に記載の結像光学系。
    0.7600<βhg<0.9000 …(7)
    νd<26 …(5)
    ここで、
    θhg(LA)は前記正レンズLAの部分分散比(nhA−ngA)/(nFA−nCA)、
    nhAは前記正レンズLAのh線の屈折率、
    である。
  6. 前記第4レンズ群G4は前記正レンズLAと負レンズLBの2つのレンズが接合されてなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の結像光学系。
  7. 近軸焦点距離が負の値のレンズを負レンズとしたとき、前記正レンズLAが接合される相手のレンズLBは負レンズであり、以下の条件を満足することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の結像光学系。
    0.000≦θgF(LA)−θgF(LB)≦0.200 …(8)
    ここで、
    θgF(LA)は前記正レンズLAの部分分散比(ngA−nFA)/(nFA−nCA)、
    θgF(LB)は前記接合される相手のレンズLBの部分分散比(ngB−nFB)/(nFB−nCB)、
    ndB、nCB、nFB、ngBはそれぞれ前記レンズLBの各々d線、C線、F線、g線の屈折率、
    である。
  8. 近軸焦点距離が負の値のレンズを負レンズとしたとき、前記正レンズLAが接合される相手のレンズLBは負レンズであり、以下の条件を満足することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の結像光学系。
    0.000≦θhg(LA)−θhg(LB)≦0.300 …(9)
    ここで、
    θhg(LA)は前記レンズLAの部分分散比(nhA−ngA)/(nFA−nCA)、
    θhg(LB)は前記接合される相手のレンズLBの部分分散比(nhB−ngB)/(nFB−nCB)、
    である。
  9. 近軸焦点距離が負の値のレンズを負レンズとしたとき、前記正レンズLAが接合される相手のレンズLBは負レンズであり、以下の条件を満足することを特徴とする請求項7または8に記載の結像光学系。
    νd(LA)−νd(LB)≦−15 …(10)
    ここで、
    νd(LA)は前記レンズLAのアッベ数(ndA−1)/(nFA−nCA)、
    νd(LB)は前記接合される相手のレンズLBのアッベ数(ndB−1)/(nFB−nCB)、
    である。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の結像光学系と、
    電子撮像素子と、
    前記結像光学系を通じて結像した像を前記電子撮像素子で撮像することによって得られた画像データを加工して像の形状を変化させた画像データとして出力する画像処理手段とを有し、
    前記結像光学系がズームレンズであり、該ズームレンズが、無限遠物点合焦時に次の条件式を満足することを特徴とする電子撮像装置。
    0.70<y07/(fw・tanω07w)<0.96 …(13)
    ここで、y07は前記電子撮像素子の有効撮像面内(撮像可能な面内)で中心から最も遠い点までの距離(最大像高)をy10としたときy07=0.7・y10として表され、ω07wは広角端における前記撮像面上の中心からy07の位置に結ぶ像点に対応する物点方向の光軸に対する角度、fwは前記ズームレンズの広角端における全系の焦点距離である。

JP2010119506A 2010-05-25 2010-05-25 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 Expired - Fee Related JP5450256B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010119506A JP5450256B2 (ja) 2010-05-25 2010-05-25 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
US13/068,736 US8446511B2 (en) 2010-05-25 2011-05-17 Image forming optical system and electronic image pickup apparatus using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010119506A JP5450256B2 (ja) 2010-05-25 2010-05-25 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011247998A JP2011247998A (ja) 2011-12-08
JP5450256B2 true JP5450256B2 (ja) 2014-03-26

Family

ID=45021814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010119506A Expired - Fee Related JP5450256B2 (ja) 2010-05-25 2010-05-25 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8446511B2 (ja)
JP (1) JP5450256B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5870786B2 (ja) * 2012-03-19 2016-03-01 ソニー株式会社 ズームレンズおよび撮像装置
KR101994285B1 (ko) * 2013-04-04 2019-06-28 한화테크윈 주식회사 줌 렌즈계
JP6088343B2 (ja) * 2013-04-30 2017-03-01 株式会社タムロン 光学系及び撮像装置
JP6300507B2 (ja) * 2013-12-16 2018-03-28 オリンパス株式会社 ズームレンズ及びそれを有するズームレンズ装置
JP6743904B2 (ja) * 2016-11-21 2020-08-19 株式会社ニコン 変倍光学系、これを用いた光学機器および撮像機器
WO2023233798A1 (ja) * 2022-05-31 2023-12-07 富士フイルム株式会社 光学系

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000305020A (ja) * 1999-04-22 2000-11-02 Olympus Optical Co Ltd 広角ズームレンズ
JP4722796B2 (ja) 2005-09-13 2011-07-13 オリンパス株式会社 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP2007108715A (ja) 2005-09-13 2007-04-26 Olympus Imaging Corp 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP4911679B2 (ja) * 2006-04-12 2012-04-04 オリンパスイメージング株式会社 ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP2008191311A (ja) 2007-02-02 2008-08-21 Olympus Imaging Corp 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP5084286B2 (ja) 2007-02-02 2012-11-28 オリンパス株式会社 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011247998A (ja) 2011-12-08
US20110292252A1 (en) 2011-12-01
US8446511B2 (en) 2013-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5052581B2 (ja) ズーム光学系及びそれを用いた電子撮像装置
JP5096011B2 (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP5084312B2 (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP5846792B2 (ja) ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置
JP5048353B2 (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP5084285B2 (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP5209367B2 (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP2009169082A (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP5576710B2 (ja) 結像光学系及びそれを有する撮像装置
JP5209366B2 (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP5084283B2 (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP2010039188A (ja) 結像光学系およびそれを有する電子撮像装置
JP5424553B2 (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP2010139870A (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP5319191B2 (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP2009069794A (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP2009047988A (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP2009047986A (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP5084311B2 (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP5450256B2 (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP2008191306A (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP5497981B2 (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP5084284B2 (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP2012003077A (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP5084286B2 (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20120110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120110

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130419

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131225

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5450256

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees