JP5084286B2 - 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 - Google Patents
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Description
A.沈胴式鏡筒を採用して、光学系を筐体の厚み(奥行き)方向に収納する。この沈胴式鏡筒は、撮影時に光学系がカメラ筐体内からせり出し、携帯時にはカメラ筐体内に収納される構造の鏡筒である。
B.屈曲光学系を採用して、光学系を筐体の幅方向あるいは高さ方向に収納する。この屈曲光学系は、光学系の光路(光軸)を、ミラーやプリズムなど反射光学素子で折り曲げる構成の光学系である。
θgF=α×νd+β(但し、α=−0.00163)
で表される直線を設定したときに、以下の条件式(1)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(2)で定まる領域との両方の領域に、前記接合レンズを構成する少なくとも一つのレンズLAのθgF及びνdが含まれ、さらに、
前記直交座標とは別の、横軸をνd、及び縦軸をθhgとする直交座標系において、
θhg=αhg×νd+βhg(但し、αhg=−0.00225)
で表される直線を設定したときに、以下の条件式(3’)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(2)で定まる領域との両方の領域に、前記接合レンズを構成する少なくとも一つの前記レンズLAのθhg及びνdが含まれることを特徴とするものである。
0.6400<β<0.9000 …(1)
3<νd<50 …(2)
0.6350<βhg<0.9000 …(3’)
ここで、θgFは部分分散比(ng−nF)/(nF−nC)、θhgは部分分散比(nh−ng)/(nF−nC)、νdはアッベ数(nd−1)/(nF−nC)、nd、nC、nF、ng、nhは各々d線、C線、F線、g線、h線の屈折率である。
0.04≦θgF(LA)−θgF(LB)≦0.35 …(4)
ここで、θgF(LA)は前記レンズLAの部分分散比(ng−nF)/(nF−nC)、θgF(LB)は前記接合される相手のレンズLBの部分分散比(ng−nF)/(nF−nC)である。
0.05≦θhg(LA)−θhg(LB)≦0.50 …(5)
ここで、θhg(LA)は前記レンズLAの部分分散比(nh−ng)/(nF−nC)、θhg(LB)は前記接合される相手のレンズLBの部分分散比(nh−ng)/(nF−nC)である。
νd(LA)−νd(LB)≦−5 …(6)
ここで、νd(LA)は前記レンズLAのアッベ数(nd−1)/(nF−nC)、νd(LB)は前記接合される相手のレンズLBのアッベ数(nd−1)/(nF−nC)である。
0.7<y07/(fw・tanω07w)<0.97 …(9)
ここで、y07は前記電子撮像素子の有効撮像面内(撮像可能な面内)で中心から最も遠い点までの距離(最大像高)をy10としたときy07=0.7・y10として表され、ω07wは広角端における前記撮像面上の中心からy07の位置に結ぶ像点に対応する物点方向の光軸に対する角度、fwは前記ズームレンズの広角端における全系の焦点距離である。
θgF=α×νd+β(但し、α=−0.00163)
で表される直線を設定したときに、以下の条件式(1)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(2)で定まる領域との両方の領域に、接合レンズを構成する少なくとも一つのレンズLAのθgF及びνdが含まれる。
0.6400<β<0.9000 …(1)
3<νd<50 …(2)
ここで、θgFは部分分散比(ng−nF)/(nF−nC)、νdはアッベ数(nd−1)/(nF−nC)、nd、nC、nF、ngは各々d線、C線、F線、g線の屈折率である。
また、この硝材を負レンズに用いた場合、二次スペクトルによる軸上および倍率色収差、つまりF線とC線で色消しをしたときのg線の軸上および倍率色収差補正が上記と反対方向に十分でなくなる。そのため、撮像で得た画像において、同様に鮮鋭さを確保しづらい。
また、この硝材を負レンズに用いた場合、上で述べた上限値を上回る硝材を用いた正(凸)レンズの場合と同様の方向に二次スペクトルによる軸上および倍率色収差、つまりF線とC線で色消しをしたときのg線の軸上および倍率色収差補正が十分でなくなる。そのため、撮像で得た画像において、同様に鮮鋭さを確保しづらい。
また、この硝材を負レンズに用いた場合、F線とC線との色消しが出来たとしても、ザイデルの5収差に対する補正効果が少なくなる。
また、この硝材を負レンズに用いた場合、F線とC線との色消し自体が困難となる。
0.6700<β<0.9000 …(1’)
さらに、条件式(1)に代えて、次の条件式(1”)を満足すると、より一層好ましい。
0.6750<β<0.7120 …(1”)
14<νd<50 …(2’)
さらに、条件式(2)に代えて、次の条件式(2”)を満足すると、より一層好ましい。
26<νd<38.5 …(2”)
θhg=αhg×νd+βhg(但し、αhg=−0.00225)
で表される直線を設定したときに、以下の条件式(3)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(2)で定まる領域との両方の領域に、接合レンズを構成する少なくとも一つのレンズLAのθhg及びνdが含まれる。
0.5700<βhg<0.9000 …(3)
3<νd<50 …(2)
ここで、θhgは部分分散比(nh−ng)/(nF−nC)、nhはh線の屈折率である。
また、この硝材を負レンズに用いた場合、二次スペクトルによる軸上および倍率色収差、つまりF線とC線で色消しをしたときのh線の軸上および倍率色収差補正が上記と反対方向に十分でなくなる。そのため、撮像で得た画像において、同様に紫の色フレア、色にじみが発生しやすい。
また、この硝材を負(凹)レンズに用いた場合、上で述べた上限値を上回る硝材を用いた正(凸)レンズの場合と同様の方向に二次スペクトルによる軸上および倍率色収差、つまりF線とC線で色消しをしたときのh線の軸上および倍率色収差補正が十分でなくなる。そのため、撮像した画像において、同様に紫の色フレア、色にじみが発生しやすい。
0.6350<βhg<0.9000 …(3’)
さらに、条件式(3)に代えて、次の条件式(3”)を満足すると、より一層好ましい。
0.6700<βhg<0.9000 …(3”)
0.04≦θgF(LA)−θgF(LB)≦0.35 …(4)
ここで、θgF(LA)、θgF(LB)は、それぞれレンズLA、LBの部分分散比(ng−nF)/(nF−nC)である。
0.08≦θgF(LA)−θgF(LB)≦0.25 …(4’)
さらに、上記条件式(4)に代えて、(4”)を満足すると最も良い。
0.12≦θgF(LA)−θgF(LB)≦0.20 …(4”)
0.05≦θhg(LA)−θhg(LB)≦0.50 …(5)
ここで、θhg(LA)、θhg(LB)は、それぞれレンズLA、LBの部分分散比(nh−ng)/(nF−nC)である。
0.15≦θhg(LA)−θhg(LB)≦0.50 …(5’)
さらに、上記条件式(5)に代えて、(5”)を満足すると最も良い。
0.22≦θhg(LA)−θhg(LB)≦0.50 …(5”)
νd(LA)−νd(LB)≦−5 …(6)
ここで、νd(LA)、νd(LB)は、それぞれレンズLA、LBのアッベ数(nd−1)/(nF−nC)である。
νd(LA)−νd(LB)≦−20 …(6’)
さらに、上記条件式(6)に代えて、(6”)を満足すると最も良い。
νd(LA)−νd(LB)≦−30 …(6”)
f=y/tanω ・・・(7)
が成立する。
ここで、yは像点の光軸からの高さ、fは結像系の焦点距離、ωは撮像面上の中心からyの位置に結ぶ像点に対応する物点方向の光軸に対する角度である。
f>y/tanω ・・・(8)
となる。つまり、fとyとを一定の値とするならば、ωは大きな値となる。
0.7<y07/(fw・tanω07w)<0.97 …(9)
ここで、y07は電子撮像素子の有効撮像面内(撮像可能な面内)で中心から最も遠い点までの距離(最大像高)をy10としたときy07=0.7・y10として表され、ω07wは広角端における撮像面上の中心からy07の位置に結ぶ像点に対応する物点方向の光軸に対する角度、fwはズームレンズの広角端における全系の焦点距離である。
0.7<y07/(fw・tanω07w)<0.94 …(9’)
さらに、条件式(9)に代えて、次の条件式(9”)を満足すると、より一層好ましい。
0.75<y07/(fw・tanω07w)<0.92 …(9”)
θgF=α×νd+β(但し、α=−0.00163)
で表される直線を設定したときに、以下の条件式(10)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(11)で定まる領域との両方の領域に含まれるようにすると良い。
0.6440<β<0.8000 …(10)
50<νd<120 …(11)
θgF=α×νd+β(但し、α=−0.00163)
で表される直線を設定したときに、以下の条件式(12)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(13)で定まる領域との両方の領域に含まれるようにすると良い。
0.4000<β<0.6440 …(12)
50<νd<120 …(13)
θgF=α×νd+β(但し、α=−0.00163)
で表される直線を設定したときに、以下の条件式(14)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(15)で定まる領域との両方の領域に含まれるようにすると良い。
0.4000<β<0.6440 …(14)
3<νd<50 …(15)
1.55<nd<2.0 …(16)
ここで、ndはレンズLAの媒質の屈折率である。
条件(16)を満足すると、球面収差の補正や非点収差の補正が良好に行える。
1.58<nd<1.83 …(16')
さらに、条件式(16)に代えて、次の条件式(16”)を満足すると、より一層好ましい。
1.58<nd<1.77 …(16”)
本実施形態の結像光学系としては、4群構成の結像光学系と、5群構成の結像光学系とがある。4群構成の結像光学系における屈折力配置は、以下の2つである。
負・正・(S)・負・正
負・(S)・正・負・正
また、5群構成の結像光学系における屈折力配置は、以下の1つである。
正・負・(S)・正・負・正
なお、(S)は開口絞りを示している。開口絞りは、レンズ群とは独立である場合もあれば、そうでない場合もある。
また、負・正・負・正・の4群構成に関しては、最も物体側に正のレンズ群を加えることにより、結果的に、屈折力配置が正・負・正・負・正の5群構成の結像光学系になる。ただし、屈折力配置が正・負・正・負・正の5群構成は、上述の正・負・正・正の屈折力配置が基本構成と考えたほうが好ましい。
また、基本構成が正・負・正・正の場合の2番目の正のレンズ群、基本構成が負・正・負・正の場合の1番目の正のレンズ群は、広角端から望遠端までの変倍時に、物体側に単調に移動する。
負の第4レンズ群G4は1つのレンズ成分を有する。このレンズ成分は正レンズと負レンズの接合レンズで構成されている。接合レンズは、物体側から負レンズ、正レンズの順となるように構成するのが好ましい。
0.05<t1<1.5 …(17)
0.05<t1<1.0 …(17’)
さらに、条件式(17)に代えて、次の条件式(17”)を満足すると、より一層好ましい。
0.05<t1<0.75 …(17”)
z=(y2/r)/[1+{1−(1+K)(y/r)2}1/2]
+A4y4+A6y6+A8y8+A10y10
また、Eは10のべき乗を表している。なお、これら諸元値の記号は後述の実施例の数値データにおいても共通である。
r1 =-16.1471(asp) d1 =0.8000 Nd1 =1.49700 νd1 =81.54
r2 =9.8983 d2 =0.7034 Nd2 =1.63494 νd2 =23.22
r3 =18.3954(asp) d3 =D3
r4 = STO d4 =0.3000
r5 =7.4687(asp) d5 =1.8349 Nd5 =1.83481 νd5 =42.71
r6 =-20.6887(asp) d6 =0.0791
r7 =8.5392(asp) d7 =1.7940 Nd7 =1.83481 νd7 =42.71
r8 =-12.7563 d8 =0.4000 Nd8 =1.80810 νd8 =22.76
r9 =4.2222 d9 =D9
r10=11.2017(asp) d10=0.6000 Nd10=1.65844 νd10=50.88
r11=4.2000 d11=0.5000 Nd11=1.58313 νd11=28.00
r12=5.0729 d12=D12
r13=409.5902(asp) d13=1.3800 Nd13=1.94595 νd13=25.00
r14=-9.6000 d14=D14
r15= ∞ d15=0.5000 Nd15=1.54771 νd15=62.84
r16= ∞ d16=0.5000
r17= ∞ d17=0.5000 Nd17=1.51633 νd17=64.14
r18= ∞ d18=D18
第1面
K=0.0862
A4=0.0000E+00
A6=4.5520E-06
A8=-4.0064E-08
第3面
K=-13.3000
A4=1.8286E-04
A6=4.2739E-06
A8=-8.3483E-09
第5面
K=-1.5711
A4=-2.5602E-04
A6=-1.9098E-05
A8=-2.8574E-06
第6面
K=-4.8575
A4=-4.0024E-04
A6=-1.4688E-05
A8=-1.6741E-06
第7面
K=-0.4419
A4=-9.3000E-05
A6=8.3888E-06
A8=1.7566E-06
A10=1.7396E-08
第10面
K=0
A4=-3.7405E-04
A6=-6.8373E-05
A8=2.5528E-06
第13面
K=0
A4=-2.3214E-04
A6=1.5370E-05
A8=0.0000E+00
WE ST TE
FL 6.61205 11.38846 19.22980
FNO 2.1218 2.6136 3.4746
D3 15.93152 5.87283 0.56074
D9 1.53860 2.97240 5.47277
D12 2.89560 3.78100 4.98719
D14 1.74294 1.70693 0.89202
D18 0.10676 0.10676 0.10676
レンズ 587.56 656.27 486.13 435.83 404.66
L8 1.945946 1.935074 1.972908 1.995802 2.016016
LPF 1.547710 1.545046 1.553762 1.558428 1.562261
L7 1.583128 1.577206 1.598029 1.613230 1.628400
L2 1.634940 1.627290 1.654640 1.672913 1.689873
CG 1.516330 1.513855 1.521905 1.526214 1.529768
L6 1.658441 1.654553 1.667495 1.674691 1.680740
L1 1.496999 1.495136 1.501231 1.504507 1.507205
L3,L4 1.834807 1.828975 1.848520 1.859548 1.868911
L5 1.808095 1.798009 1.833513 1.855904 1.876580
r1 =28.9647 d1 =0.9000 Nd1 =1.80518 νd1 =25.42
r2 =10.1887(asp) d2 =3.2000
r3 = ∞ d3 =12.0000 Nd3 =1.80610 νd3 =40.92
r4 = ∞ d4 =0.2000
r5 =55.2953(asp) d5 =2.4000 Nd5 =1.80610 νd5 =40.92
r6 =-21.2735 d6 =D6
r7 =-9.8278(asp) d7 =0.6000 Nd7 =1.69350 νd7 =53.18
r8 =48.9185 d8 =1.4000 Nd8 =1.80810 νd8 =22.76
r9 =-42.5878 d9 =D9
r10= STO d10=D10
r11=8.2366(asp) d11=4.0000 Nd11=1.69350 νd11=53.21
r12=-6.9023 d12=0.6000 Nd12=1.80810 νd12=22.76
r13=-15.4535 d13=D13
r14=16.8506 d14=0.6000 Nd14=1.80100 νd14=34.97
r15=5.0000 d15=0.5000 Nd15=1.61000 νd15=28.01
r16=6.3170(asp) d16=D16
r17=14.0429(asp) d17=1.2000 Nd17=1.49700 νd17=81.54
r18=46.4092 d18=D18
r19= ∞ d19=1.5000 Nd19=1.54771 νd19=62.84
r20= ∞ d20=0.8000
r21= ∞ d21=0.7500 Nd21=1.51633 νd21=64.14
r22= ∞ d22=D22
第2面
K=0.0623
A4=1.9497E-06
A6=2.8588E-08
A8=0.0000E+00
第5面
K=3.8407
A4=1.9300E-05
A6=1.0151E-07
A8=0.0000E+00
第7面
K=-0.4033
A4=1.1913E-04
A6=-2.2903E-09
A8=0.0000E+00
第11面
K=0.0156
A4=-3.1561E-04
A6=-1.7261E-06
A8=0.0000E+00
第16面
K=-0.2705
A4=4.5027E-04
A6=1.8076E-05
A8=0.0000E+00
第17面
K=-1.5255
A4=1.4779E-04
A6=1.6589E-06
A8=0.0000E+00
WE ST TE
FL 6.00121 10.39888 17.99796
FNO 2.8002 3.4359 5.1359
D6 0.99921 8.64865 11.76088
D9 12.15876 4.50990 1.39710
D10 9.78046 7.23051 1.19879
D13 2.65158 1.87916 0.80149
D16 1.50039 4.72430 11.67878
D18 1.74781 1.84574 2.00113
D22 1.36039 1.36039 1.36039
レンズ 587.56 656.27 486.13 435.83 404.66
LPF 1.547710 1.545046 1.553762 1.558428 1.562261
L9 1.610000 1.603790 1.625570 1.639290 1.651814
L4 1.693500 1.689551 1.702591 1.709739 1.715701
CG 1.516330 1.513855 1.521905 1.526214 1.529768
L10 1.496999 1.495136 1.501231 1.504507 1.507205
L2,L3 1.806098 1.800248 1.819945 1.831174 1.840781
L6 1.693501 1.689548 1.702582 1.709715 1.715662
L8 1.800999 1.794275 1.817182 1.830614 1.842361
L5,L7 1.808095 1.798009 1.833513 1.855904 1.876580
L1 1.805181 1.796106 1.827775 1.847286 1.864939
r1 =35.8318 d1 =1.1000 Nd1 =1.74320 νd1 =49.34
r2 =9.9416(asp) d2 =3.0000
r3 = ∞ d3 =12.5000 Nd3 =1.80100 νd3 =34.97
r4 = ∞ d4 =0.4000
r5 =27.3334(asp) d5 =2.9000 Nd5 =1.80610 νd5 =40.92
r6 =-20.1421 d6 =0.7000 Nd6 =1.51823 νd6 =58.90
r7 =12.1308 d7 =D7
r8 =12.2212(asp) d8 =4.0000 Nd8 =1.49700 νd8 =81.54
r9 =-12.1288 d9 =0.6000 Nd9 =1.80810 νd9 =22.76
r10=-17.7093 d10=D10
r11= STO d11=D11
r12=-16.1982 d12=0.7000 Nd12=1.48749 νd12=70.23
r13=9.1167 d13=0.7000 Nd13=1.75000 νd13=37.99
r14=19.4556 d14=D14
r15=14.0048(asp) d15=3.5000 Nd15=1.74320 νd15=49.34
r16=-5.8761 d16=0.7000 Nd16=1.84666 νd16=23.78
r17=-14.7458 d17=D17
r18= ∞ d18=1.4400 Nd18=1.54771 νd18=62.84
r19= ∞ d19=0.8000
r20= ∞ d20=0.6000 Nd20=1.51633 νd20=64.14
r21= ∞ d21=D21
第2面
K=-0.2899
A4=6.7433E-05
A6=2.3698E-07
A8=0.0000E+00
第5面
K=-0.4004
A4=6.6925E-05
A6=-1.7249E-07
A8=0.0000E+00
第8面
K=-0.1783
A4=-8.6570E-05
A6=1.7736E-08
A8=0.0000E+00
第15面
K=-0.0497
A4=-1.5095E-04
A6=6.4327E-07
A8=0.0000E+00
WE ST TE
FL 5.99592 10.39604 17.99269
FNO 2.8466 3.3814 3.7889
D7 14.06937 8.08687 0.79809
D10 1.60258 7.58546 14.87408
D11 1.40333 6.36198 9.56490
D14 6.46766 4.26456 3.00535
D17 5.89383 3.13403 1.19449
D21 1.36014 1.36014 1.36014
レンズ 587.56 656.27 486.13 435.83 404.66
LPF 1.547710 1.545046 1.553762 1.558428 1.562261
L8 1.750000 1.744190 1.763930 1.776560 1.788207
CG 1.516330 1.513855 1.521905 1.526214 1.529768
L5 1.496999 1.495136 1.501231 1.504507 1.507205
L7 1.487490 1.485344 1.492285 1.495964 1.498983
L3 1.806098 1.800248 1.819945 1.831174 1.840781
L1,L9 1.743198 1.738653 1.753716 1.762047 1.769040
L2 1.800999 1.794275 1.817182 1.830614 1.842361
L6 1.808095 1.798009 1.833513 1.855904 1.876580
L4 1.518229 1.515556 1.524354 1.529155 1.533151
L10 1.846660 1.836491 1.872096 1.894187 1.914278
実施例1 実施例2 実施例3
fw 6.61205 6.00121 5.99592
y10 3.6 3.32 3.32
nd(LA) 1.58313 1.61000 1.75000
νd(LA) 28.00 28.01 37.99
θgF(LA) 0.7300 0.6299 0.6398
β(LA) 0.7756 0.6756 0.7017
θhg(LA) 0.7285 0.5750 0.5900
βhg(LA) 0.7915 0.6380 0.6755
nd(LB) 1.65844 1.80100 1.48749
νd(LB) 50.88 34.97 70.23
θgF(LB) 0.5564 0.5862 0.5303
β(LB) 0.6393 0.6432 0.6448
θhg(LB) 0.4675 0.5129 0.4352
y07 2.52 2.324 2.324
tanω07 0.40203 0.42174 0.40271
t1 0.5 0.5 0.7
実施例1 実施例2 実施例3
(1)β(LA) 0.7756 0.6756 0.7017
(2)νd(LA) 28.00 28.01 37.99
(3)βhg(LA) 0.7915 0.6380 0.6755
(4)θgF(LA)-θgF(LB) 0.1736 0.0437 0.1095
(5)θhg(LA)-θhg(LB) 0.261 0.0621 0.1548
(6)νd(LA)-νd(LB) -22.88 -6.96 -32.24
(9)y07/(fw・tanω07) 0.9480 0.9182 0.9625
(10)β(LB) (0.6393) (0.6432) 0.6448
(11)νd(LB) 50.88 (34.97) 70.23
(12)β(LB) 0.6393 0.6432 (0.6448)
(13)νd(LB) 50.88 (34.97) 70.23
(14)β(LB) 0.6393 0.6432 (0.6448)
(15)νd(LB) (50.88) 34.97 (70.23)
(16)nd(LA) 1.58313 1.61000 1.75000
(17)t1 0.5 0.5 0.7
さて、以上のような本発明の結像光学系は、物体の像をCCDやCMOSなどの電子撮像素子で撮影する撮影装置、とりわけデジタルカメラやビデオカメラ、情報処理装置の例であるパソコン、電話、携帯端末、特に持ち運びに便利な携帯電話等に用いることができる。以下に、その実施形態を例示する。
電子撮像素子チップ162で受光された物体像は、端子166を介して、パソコン300の処理手段に入力される。そして、最終的に、物体像は電子画像としてモニター302に表示される、図10には、その一例として、操作者が撮影した画像305が示されている。また、この画像305は、処理手段を介し、遠隔地から通信相手のパソコンに表示されることも可能である。遠隔地への画像伝達は、インターネットや電話を利用する。
電子撮影素子チップ162で受光された物体像は、端子166を介して、図示していない画像処理手段に入力される。そして、最終的に物体像は、電子画像としてモニター404に、又は、通信相手のモニターに、又は、両方に表示される。また、処理手段には信号処理機能が含まれている。通信相手に画像を送信する場合、この機能により、電子撮像素子チップ162で受光された物体像の情報を、送信可能な信号へと変換する。
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
L1〜L10 各レンズ
LPF ローパスフィルタ
CG カバーガラス
I 撮像面
E 観察者の眼球
40 デジタルカメラ
41 撮影光学系
42 撮影用光路
43 ファインダー光学系
44 ファインダー用光路
45 シャッター
46 フラッシュ
47 液晶表示モニター
48 ズームレンズ
49 CCD
50 撮像面
51 処理手段
53 ファインダー用対物光学系
55 ポロプリズム
57 視野枠
59 接眼光学系
66 フォーカス用レンズ
67 結像面
100 対物光学系
102 カバーガラス
162 電子撮像素子チップ
166 端子
300 パソコン
301 キーボード
302 モニター
303 撮影光学系
304 撮影光路
305 画像
400 携帯電話
401 マイク部
402 スピーカ部
403 入力ダイアル
404 モニター
405 撮影光学系
406 アンテナ
407 撮影光路
Claims (7)
- 正のレンズ群と、負のレンズ群と、絞りとを有する結像光学系において、
前記絞りより像側に前記負のレンズ群が配置され、
前記負のレンズ群が複数のレンズを接合してなる接合レンズを有し、
横軸をνd、及び縦軸をθgFとする直交座標系において、
θgF=α×νd+β(但し、α=−0.00163)
で表される直線を設定したときに、以下の条件式(1)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(2)で定まる領域との両方の領域に、前記接合レンズを構成する少なくとも一つのレンズLAのθgF及びνdが含まれ、さらに、
前記直交座標とは別の、横軸をνd、及び縦軸をθhgとする直交座標系において、
θhg=αhg×νd+βhg(但し、αhg=−0.00225)
で表される直線を設定したときに、以下の条件式(3’)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(2)で定まる領域との両方の領域に、前記接合レンズを構成する少なくとも一つの前記レンズLAのθhg及びνdが含まれることを特徴とする結像光学系。
0.6400<β<0.9000 …(1)
3<νd<50 …(2)
0.6350<βhg<0.9000 …(3’)
ここで、θgFは部分分散比(ng−nF)/(nF−nC)、θhgは部分分散比(nh−ng)/(nF−nC)、νdはアッベ数(nd−1)/(nF−nC)、nd、nC、nF、ng、nhは各々d線、C線、F線、g線、h線の屈折率である。 - 近軸焦点距離が正の値のレンズを正レンズとしたとき、前記レンズLAが正レンズであることを特徴とする請求項1に記載の結像光学系。
- 近軸焦点距離が負の値のレンズを負レンズとしたとき、前記レンズLAが接合される相手のレンズLBは負レンズであり、以下の条件を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の結像光学系。
0.04≦θgF(LA)−θgF(LB)≦0.35 …(4)
ここで、θgF(LA)は前記レンズLAの部分分散比(ng−nF)/(nF−nC)、θgF(LB)は前記接合される相手のレンズLBの部分分散比(ng−nF)/(nF−nC)である。 - 近軸焦点距離が負の値のレンズを負レンズとしたとき、前記レンズLAが接合される相手のレンズLBは負レンズであり、以下の条件を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の結像光学系。
0.05≦θhg(LA)−θhg(LB)≦0.50 …(5)
ここで、θhg(LA)は前記レンズLAの部分分散比(nh−ng)/(nF−nC)、θhg(LB)は前記接合される相手のレンズLBの部分分散比(nh−ng)/(nF−nC)である。 - 近軸焦点距離が負の値のレンズを負レンズとしたとき、前記レンズLAが接合される相手のレンズLBは負レンズであり、以下の条件を満足することを特徴とする請求項3または4に記載の結像光学系。
νd(LA)−νd(LB)≦−5 …(6)
ここで、νd(LA)は前記レンズLAのアッベ数(nd−1)/(nF−nC)、νd(LB)は前記接合される相手のレンズLBのアッベ数(nd−1)/(nF−nC)である。 - 前記結像光学系はズームレンズであり、変倍時には前記各レンズ群同士の光軸上における相対的間隔が変化することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の結像光学系。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の結像光学系と、電子撮像素子と、前記結像光学系を通じて結像した像を前記電子撮像素子で撮像することによって得られた画像データを加工して像の形状を変化させた画像データとして出力する画像処理手段とを有し、前記結像光学系がズームレンズであり、該ズームレンズが、無限遠物点合焦時に次の条件式を満足することを特徴とする電子撮像装置。
0.7<y 07 /(fw・tanω 07w )<0.97 …(9)
ここで、y 07 は前記電子撮像素子の有効撮像面内(撮像可能な面内)で中心から最も遠い点までの距離(最大像高)をy 10 としたときy 07 =0.7・y 10 として表され、ω 07w は広角端における前記撮像面上の中心からy 07 の位置に結ぶ像点に対応する物点方向の光軸に対する角度、fwは前記ズームレンズの広角端における全系の焦点距離である。
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