JP5445068B2 - 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5445068B2 JP5445068B2 JP2009269144A JP2009269144A JP5445068B2 JP 5445068 B2 JP5445068 B2 JP 5445068B2 JP 2009269144 A JP2009269144 A JP 2009269144A JP 2009269144 A JP2009269144 A JP 2009269144A JP 5445068 B2 JP5445068 B2 JP 5445068B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fine powder
- lubricant
- powder lubricant
- image carrier
- remaining amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
Description
表面に微粉末状潤滑剤を塗布するブラシローラと、前記ブラシローラ上に前記微粉末状潤
滑剤を供給する微粉末状潤滑剤供給容器と、を有する潤滑剤塗布装置において、
(イ)前記微粉末状潤滑剤供給容器の長手方向の下面に、前記ブラシローラの長手方向
の外表面に当接される開口部が、設けられ、かつ、
(ロ)前記ブラシローラの長手方向の外表面に当接された開口部が、前記微粉末状潤滑
剤だけを透過させる繊維織物で封止され、
(ハ)前記ブラシローラの長手方向の外表面に当接される開口部が、前記ブラシローラと同程度の曲率を備えた曲面に形成されており、
(ニ)前記微粉末状潤滑剤供給容器における、前記開口部が設けられている部分が、前記ブラシローラから見て前記像担持体とは反対側で、該ブラシローラの長手方向の外表面を、該ブラシローラの周方向に約1/4周覆っている
ことを特徴とする潤滑剤塗布装置である。
微粉末状潤滑剤貯蔵容器(図2における13を参照。)に貯蔵されたステアリン酸亜鉛で構成され粒径10μmの微粉末状潤滑剤(図2における14を参照。)をポンプ(図2における11を参照。)で搬送チューブ(図2における12を参照。)を介して微粉末状潤滑剤供給容器(図1,2における6fを参照。)に移送した後、像担持体(図1における1を参照。)に対しては1mm、前記潤滑剤供給容器に対しては、その開口部(図1における6iを参照。)に設けられた繊維織物(図1における6jを参照。)に1mm食い込ませて配置したポリエステル繊維からなる直毛状のブラシローラを回転させて、前記微粉末状潤滑剤を像担持体(図1における1を参照。)の表面に塗布することにより、連続50000枚の5%テストチャート印刷試験を実施した。
前記ステアリン酸亜鉛で構成される微粉末状潤滑剤に窒化ホウ素で構成される微粉末状潤滑剤を8:2の比率で混合して得た微粉末状潤滑剤を前記微粉末状潤滑剤貯蔵容器に貯蔵しておいた以外は、実施例1と同様にして、連続50000枚の5%テストチャート印刷試験を実施した。
ステアリン酸亜鉛で構成される潤滑剤を用いて幅8mm、高さ10mm、全長320mm、密度1.1g/m3 の直方体形状の潤滑剤成形物(図4における106aを参照。)を形成し、これを5Nの荷重でブラシローラ(図4における106bを参照。)に当接させた後、像担持体(図4における101を参照。)に対しては1mm、前記潤滑剤成形物に対しては1mm食い込ませて配置したポリエステル繊維からなる直毛状のブラシローラを回転させて、微粉末状潤滑剤を前記像担持体の表面に塗布することにより、連続50000枚の5%テストチャート印刷試験を実施した。
実施例1,2及び比較例1に示される部材で構成される潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置が搭載された、連続印刷速度45枚/分のデジタルフルカラー複合機を用い、そして、平均円形度:0.972、体積平均粒径:5.0μm、及び、結着樹脂の熱軟化点:70℃とした重合トナーをトナーに用いて、A4サイズ紙に5%濃度の規定画像を5万枚及び10万枚連続印刷したときの滑剤剤消費量、感光体μ(高画像濃度)、帯電ローラ汚れ、クリーニング不良、感光体表面のフィルミング、及び、画像評価を比較判定した。
◎:目標とする耐久(200K枚の印刷)より優れる
○:目標とする耐久(200K枚の印刷)程度
×:目標とする耐久(200K枚の印刷)より劣る
とする。
○:目標とする耐久(200K枚の印刷)を満足する
×:目標とする耐久(200K枚の印刷)を満足しない
とする。
1)画像形成装置の耐久寿命より補充サイクルの方が短くなること、及び、
2)潤滑剤の貯蔵量の減少に伴って潤滑剤の供給量が変動すること、
というデメリットがあったが、本発明の実施例は、それらのデメリットをすべて解消することができた。
2 帯電手段(帯電装置)
2a 帯電ローラ
2b 帯電クリーニングローラ
3 露光手段(露光装置)
4 現像手段(現像装置)
4a 現像スリ−ブ
4b スクリュー
4c ドクターブレード
5 転写手段(転写装置)
5a 転写ローラ
5b 中間転写ベルト
6 潤滑剤塗布装置
6b ブラシローラ
6c 塗布ブレード
6d 塗布ブレード支持部材
6e 搬送スクリュー
6f 微粉末状潤滑剤供給容器
6i 開口部
6j 繊維織物
7 クリーニング手段(クリーニング装置)
7a クリーニングブレード
7b ブレード支持部材
7c トナー回収コイル
7d スプリング
8 カートリッジケース
9 プロセスカートリッジ
10 画像形成装置
11 ポンプ
12 搬送チューブ
13 微粉末状潤滑剤貯蔵容器
14 微粉末状潤滑剤
15 第一の微粉末状潤滑剤残量検出手段
16 係止具
17 第二の微粉末状潤滑剤残量検出手段
18 制御手段(制御装置)
19 表示装置
Claims (13)
- 潜像を担持する像担持体の表面に微粉末状潤滑剤を塗布するブラシローラと、前記ブラシローラ上に前記微粉末状潤滑剤を供給する微粉末状潤滑剤供給容器と、を有する潤滑剤塗布装置において、
(イ)前記微粉末状潤滑剤供給容器の長手方向の下面に、前記ブラシローラの長手方向の外表面に当接される開口部が、設けられ、かつ、
(ロ)前記ブラシローラの長手方向の外表面に当接された開口部が、前記微粉末状潤滑剤だけを透過させる繊維織物で封止され、
(ハ)前記ブラシローラの長手方向の外表面に当接される開口部が、前記ブラシローラと同程度の曲率を備えた曲面に形成されており、
(ニ)前記微粉末状潤滑剤供給容器における、前記開口部が設けられている部分が、前記ブラシローラから見て前記像担持体とは反対側で、該ブラシローラの長手方向の外表面を、該ブラシローラの周方向に約1/4周覆っている
ことを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 前記微粉末状潤滑剤供給容器の中において前記ブラシローラから見て斜め上方となる位置に、その軸方向に前記微粉末状潤滑剤を搬送する搬送スクリューが、設けられていることを特徴とする請求項1に記載の潤滑剤塗布装置。
- 前記像担持体上に、該像担持体に塗布された前記微粉末状潤滑剤を均一に薄層化するための塗布ブレードと該塗布ブレードの保持部材とが、設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の潤滑剤塗布装置。
- 前記微粉末状潤滑剤を貯蔵する微粉末状潤滑剤貯蔵容器と、前記微粉末状潤滑剤貯蔵容器から前記微粉末状潤滑剤供給容器に前記微粉末状潤滑剤を搬送する搬送チューブと、前記搬送チューブに接続された前記微粉末状潤滑剤を搬送するポンプと、が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の潤滑剤塗布装置。
- 前記ポンプが、前記微粉末状潤滑剤と空気との混合気体を移送するポンプであることを特徴とする請求項4に記載の潤滑剤塗布装置。
- 前記微粉末状潤滑剤供給容器内において前記ブラシローラの上方となる位置に、前記微粉末状潤滑剤供給容器内における前記微粉末状潤滑剤の残量を検出する第一の微粉末状潤滑剤残量検出手段が、設けられていることを特徴とする請求項4又は5に記載の潤滑剤塗布装置。
- 前記微粉末状潤滑剤供給容器内における前記微粉末状潤滑剤の残量を検出する前記第一の検出手段で計測された前記微粉末状潤滑剤の残量が、予め設定された下限値を下回った場合に、前記ポンプをオンにして前記微粉末状潤滑剤の搬送を開始し、そして、前記第一の微粉末状潤滑剤供給容器内における前記微粉末状潤滑剤の残量を検出する前記第一の微粉末状潤滑剤残量検出手段で計測された該微粉末状潤滑剤の残量が、予め設定された上限値を超えた場合に、前記ポンプをオフにして前記微粉末状潤滑剤の搬送を停止するようにした、制御手段が、設けられていることを特徴とする請求項6に記載の潤滑剤塗布装置。
- 前記微粉末状潤滑剤を貯蔵する前記微粉末状潤滑剤貯蔵容器における該微粉末状潤滑剤の排出口に、前記搬送チューブと着脱自在な係止具が設けられていることを特徴とする請求項4〜7いずれか1項に記載の潤滑剤塗布装置。
- 前記微粉末状潤滑剤貯蔵容器内に、前記微粉末状潤滑剤を貯蔵する前記微粉末状潤滑剤貯蔵容器における該微粉末状潤滑剤の残量を検出する第二の微粉末状潤滑剤残量検出手段が、設けられていることを特徴とする請求項4又は5に記載の潤滑剤塗布装置。
- 前記微粉末状潤滑剤を貯蔵する前記微粉末状潤滑剤貯蔵容器における該微粉末状潤滑剤の残量を検出する前記第二の微粉末状潤滑剤残量検出手段で計測された該微粉末状潤滑剤の残量が、予め設定された下限値を下回った場合に、前記微粉末状潤滑剤貯蔵容器の交換を促す表示を表示装置に表示するように設定した制御手段が、設けられていることを特徴とする請求項6に記載の潤滑剤塗布装置。
- 前記微粉末状潤滑剤が、メラミンシアヌレート、ポリテトラフッ化エチレン、窒化ホウ素、及び、脂肪酸金属塩から選ばれる潤滑性物質で構成されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の潤滑剤塗布装置。
- 像担持体と、潤滑剤塗布装置と、該像担持体の表面をクリーニングするクリーニング装置と、該像担持体の表面を均一に帯電する帯電装置と、が、少なくとも備えられると共に、一体に支持されて、画像形成装置の本体に着脱自在に固定された、プロセスカートリッジにおいて、前記潤滑剤塗布装置として、請求項1〜11のいずれか1項に記載の潤滑剤塗布装置を有していることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 潜像を担持する像担持体と、前記像担持体を均一に帯電させる帯電装置と、前記像担持体の表面を露光して静電潜像を形成する露光装置と、前記静電潜像をトナーを含む現像剤で現像して可視像を形成する現像装置と、前記可視像を記録媒体に転写する転写装置と、前記像担持体に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置と、前記像担持体の表面に残存したトナーを除去するクリーニング装置と、を少なくとも有する画像形成装置において、前記潤滑剤塗布装置及び前記クリーニング装置として、請求項12に記載のプロセスカートリッジを有していることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009269144A JP5445068B2 (ja) | 2008-11-27 | 2009-11-26 | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008303130 | 2008-11-27 | ||
JP2008303130 | 2008-11-27 | ||
JP2009269144A JP5445068B2 (ja) | 2008-11-27 | 2009-11-26 | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010152352A JP2010152352A (ja) | 2010-07-08 |
JP5445068B2 true JP5445068B2 (ja) | 2014-03-19 |
Family
ID=42571435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009269144A Active JP5445068B2 (ja) | 2008-11-27 | 2009-11-26 | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5445068B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015121761A (ja) | 2013-03-07 | 2015-07-02 | 株式会社リコー | 保護層形成装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56113183A (en) * | 1980-02-13 | 1981-09-05 | Fuji Xerox Co Ltd | Cleaning device for electrostatic copying machine |
JP3739061B2 (ja) * | 1996-09-19 | 2006-01-25 | 株式会社リコー | トナー収納容器および画像形成装置 |
JP4335216B2 (ja) * | 2005-01-17 | 2009-09-30 | 株式会社リコー | 電子写真用粉体トナーの移送方法並びに移送装置、充填方法、充填装置 |
JP5261863B2 (ja) * | 2005-06-20 | 2013-08-14 | 株式会社リコー | 画像形成装置、プロセスカートリッジ及び潤滑剤ブロック |
JP2007058002A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-08 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
JP2007114442A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Ricoh Co Ltd | 像担持体、潤滑剤成形物、潤滑剤塗布装置、画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ |
JP4916250B2 (ja) * | 2006-08-11 | 2012-04-11 | シャープ株式会社 | 潤滑剤供給装置及びそれを用いた画像形成装置 |
JP2008225205A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2009
- 2009-11-26 JP JP2009269144A patent/JP5445068B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010152352A (ja) | 2010-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4985146B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US7941071B2 (en) | Lubricant application device, process cartridge, and image forming apparatus using the lubricant application device | |
JP5073454B2 (ja) | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP4856974B2 (ja) | 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
CN111694246A (zh) | 图像形成设备 | |
CN102687084B (zh) | 处理盒和成像装置 | |
JP2007233297A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP2012027282A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014038259A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011191524A (ja) | 作像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP5445068B2 (ja) | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP5854311B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006243620A (ja) | クリーニング装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 | |
JP2006201753A (ja) | 画像形成装置、現像装置、及び微粉回収方法 | |
JP2009175412A (ja) | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 | |
JP2006163118A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011164640A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5845689B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4958742B2 (ja) | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2017215579A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5266264B2 (ja) | クリーニング装置及び画像形成装置 | |
JP2015175897A (ja) | 保護層形成装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP2000047524A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5380844B2 (ja) | 画像形成装置の製造方法、及び画像形成装置の部材間接触圧力の調整方法 | |
JP2020052268A (ja) | 画像形成ユニット及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120911 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130719 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130723 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130920 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131008 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131107 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131209 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5445068 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |