JP2006163118A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 現像剤担持体上の現像剤の層厚を長期にわたり安定させると共に現像剤へ与える負荷を軽減する。
【解決手段】 静電潜像が形成される像担持体と、前記静電潜像を現像する現像剤を担持し搬送する回転可能な現像剤担持体と、前記現像剤担持体が搬送する現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、前記層厚規制部材に流れる電流を測定する電流測定手段と、を有し、前記電流測定手段により測定した電流値に基づいて、前記層厚規制部材に付着した現像剤を清掃する動作を行う。
【選択図】図1
【解決手段】 静電潜像が形成される像担持体と、前記静電潜像を現像する現像剤を担持し搬送する回転可能な現像剤担持体と、前記現像剤担持体が搬送する現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、前記層厚規制部材に流れる電流を測定する電流測定手段と、を有し、前記電流測定手段により測定した電流値に基づいて、前記層厚規制部材に付着した現像剤を清掃する動作を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、複写機、プリンタ、FAXなどの電子写真方式あるいは静電記録方式を用いた画像形成装置に関する。
従来、主としてトナーからなる一成分現像剤を用いる現像装置においては、現像動作を多数回繰り返すことによって、現像ブレードと現像ローラとが当接するニップ部分において、トナーやトナーに外添されている外添剤などが現像ブレードに融着することがある。これにより、現像ローラ上の長手方向のトナーコーティングの均一性が阻害され、画像に縦スジ状の欠け(現像スジ)が発生することがある。
そこで、非画像形成時に、現像ローラを回転させ、回転する現像ローラと現像ブレードの間に交番電界を形成することによって、現像ブレードに付着したトナーを定期的に清掃し、付着しているトナーが現像ブレードに融着する程成長しないよう構成した現像装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2002−365904号公報
しかしながら、従来の現像装置では、定期的に非画像形成時に現像ブレードの清掃を行うため、現像ローラの回転数が多くなり、現像装置内の現像剤に負荷がかかることで装置寿命の終盤にカブリ画像が発生する可能性があった。
そのため、従来の現像装置は、当時として望まれる画像品位・耐久性を満たすものであったが、近年求められるようになった画像品位を満たすには更なる高画質化・長寿命化が求められるようになった。
本発明は上記の従来技術を鑑みなされたもので、その目的とするところは、現像剤担持体上の現像剤の層厚を長期にわたり安定させると共に現像剤へ与える負荷を軽減することが可能な画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明にあっては、
静電潜像が形成される像担持体と、
前記静電潜像を現像する現像剤を担持し搬送する回転可能な現像剤担持体と、
前記現像剤担持体が搬送する現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
前記層厚規制部材に流れる電流を測定する電流測定手段と、を有し、
前記電流測定手段により測定した電流値に基づいて、前記層厚規制部材に付着した現像剤を清掃する動作を行うことを特徴とする。
静電潜像が形成される像担持体と、
前記静電潜像を現像する現像剤を担持し搬送する回転可能な現像剤担持体と、
前記現像剤担持体が搬送する現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
前記層厚規制部材に流れる電流を測定する電流測定手段と、を有し、
前記電流測定手段により測定した電流値に基づいて、前記層厚規制部材に付着した現像剤を清掃する動作を行うことを特徴とする。
あるいは、静電潜像が形成される像担持体と、
前記静電潜像を現像する現像剤を担持し搬送する回転可能な現像剤担持体と、
前記現像剤担持体が搬送する現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
前記層厚規制部材に電圧を印加する電圧印加手段と、
前記層厚規制部材に流れる電流を測定する電流測定手段と、を有し、
前記電圧印加手段は、前記電流測定手段により測定した電流値に基づいて、前記層厚規制部材に付着した現像剤を脱離するために前記層厚規制部材に所定の電圧を印加すること
を特徴とする。
前記静電潜像を現像する現像剤を担持し搬送する回転可能な現像剤担持体と、
前記現像剤担持体が搬送する現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
前記層厚規制部材に電圧を印加する電圧印加手段と、
前記層厚規制部材に流れる電流を測定する電流測定手段と、を有し、
前記電圧印加手段は、前記電流測定手段により測定した電流値に基づいて、前記層厚規制部材に付着した現像剤を脱離するために前記層厚規制部材に所定の電圧を印加すること
を特徴とする。
あるいは、静電潜像が形成される像担持体と、
前記静電潜像を現像する現像剤を担持し搬送する回転可能な現像剤担持体と、
前記現像剤担持体が搬送する現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
前記層厚規制部材に流れる電流を測定する電流測定手段と、
前記電流測定手段により測定した電流値に基づいて、前記層厚規制部材と前記現像剤担持体との間に所定の電界を形成する電圧印加手段と、
を有することを特徴とする。
前記静電潜像を現像する現像剤を担持し搬送する回転可能な現像剤担持体と、
前記現像剤担持体が搬送する現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
前記層厚規制部材に流れる電流を測定する電流測定手段と、
前記電流測定手段により測定した電流値に基づいて、前記層厚規制部材と前記現像剤担持体との間に所定の電界を形成する電圧印加手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、現像剤担持体上の現像剤の層厚を長期にわたり安定させると共に現像剤へ与える負荷を軽減することが可能となり、更なる高画質化を達成することができる。
以下に図面及び実施例を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り初めの説明と同様のものである。
(画像形成装置の概略構成)
はじめに、本発明を好適に採用する画像形成装置の一例を説明する。図1は、本実施の形態に係る画像形成装置の断面図である。図1に記載の画像形成装置100は、帯電手段として接触帯電手段、現像手段として非磁性一成分接触現像手段を用いている。また、画像形成装置100は、装置本体と通信可能に接続された、例えばパーソナルコンピュータなどの外部ホスト機器からの画像情報信号に応じて、電子写真方式により、記録材(例えば、記録用紙、OHPシートなど)に画像を形成し、出力することができる。
はじめに、本発明を好適に採用する画像形成装置の一例を説明する。図1は、本実施の形態に係る画像形成装置の断面図である。図1に記載の画像形成装置100は、帯電手段として接触帯電手段、現像手段として非磁性一成分接触現像手段を用いている。また、画像形成装置100は、装置本体と通信可能に接続された、例えばパーソナルコンピュータなどの外部ホスト機器からの画像情報信号に応じて、電子写真方式により、記録材(例えば、記録用紙、OHPシートなど)に画像を形成し、出力することができる。
具体的には、画像形成装置100は、像担持体としてのドラム型の電子写真感光体(以下、「感光ドラム」という。)10を備えている。そして、感光ドラム10に接触して従動回転する帯電手段としての帯電ローラ11に所定の帯電バイアスが印加されることによって、感光ドラム10の表面は一様に帯電される。次に、感光ドラム10の表面は、露光装置12によって画像情報信号に応じたレーザ光Lで露光され、静電潜像が形成される。感光ドラム10上に形成された静電潜像は、現像手段としての現像装置13によって現像剤としてのトナーが供給され、現像剤像(トナー像)として可視像化される。ここで、現像装置13は、現像剤をその周面上に担持し搬送する回転可能な現像剤担持体としての現像ローラ16と、現像ローラ16が搬送する現像剤を摩擦帯電すると共に現像剤の層厚を規制する層厚規制部材としての現像ブレード17と、現像容器20内の現像剤を現像ローラ16に供給する現像剤供給部材としてのトナー供給ローラ18と、現像剤を収納する現像容器20とを有する。
現像装置13により現像された感光ドラム10上のトナー像は、転写部Nにおいて転写手段としての図1中矢印Gの方向に回転する転写ローラ25に転写バイアスが印加されることで、感光ドラム10から記録材Pに転写される。ここで、記録材Pは、記録材カセット41に収納されており、記録材供給ローラ42等を備える搬送手段としての記録材供給部40から転写部Nに向かって供給される。
トナー像が転写された記録材Pは、定着装置30に搬送され、ここで未定着画像であるトナー像が記録材Pに定着される。定着された記録材Pは、その後排紙トレイ35に排出
され、一連の画像形成動作が終了する。
され、一連の画像形成動作が終了する。
また、転写部Nにおいて転写されずに感光ドラム10上に残った転写残トナーは、クリーニング手段としてのクリーニングブレード14によって廃トナー容器15に回収される。これにより、感光ドラム10上はクリーニングされ、繰り返し画像形成に供される。
以下、本実施の形態に係る画像形成装置の構成部材をさらに詳しく説明する。
感光ドラム10は、直径24mmのアルミシリンダーの外周面に有機感光体(OPC)が塗布されている。しかし、本発明に用いることが可能な像担持体はこれに限定されず、a−Si(アモルファスシリコン)、CdS、Seなどを塗布した感光ドラムも本発明に好適に採用することができる。
また、感光ドラム10は、駆動手段(不図示)により100mm/secのプロセススピードで図1中の矢印Eの方向に回転する。そして、感光ドラム10に接触し、従動して図1中矢印Fの方向に回転する帯電ローラ11によって一様に帯電される。
帯電ローラ11は、直径が12mmであり、ステンレスの円筒体である芯金11aの周囲に、基層11b1としてウレタンゴム、表層11b2としてフッ素系樹脂からなる弾性層11bを設けた多層構成とした。ここで、芯金11aの材料としては、アルミニウム、アルミニウム合金などの金属を用いても良い。基層11b1としては、NBR、EPDM、シリコーンゴムなどのゴム材を用いても良い。表層11b2としては、エーテルウレタンやポリアミド系合成化合物(例えば、ナイロン(登録商標))などを用いても良い。また、帯電ローラ11には、帯電部材電圧印加手段としての帯電バイアス電源装置24が接続され、−950Vの直流の帯電バイアスが印加される。これにより、感光ドラム10上は−450Vの暗部電位となるようになっている。本実施例では、帯電バイアスとして、直流バイアスを用いたが、帯電バイアスとして、直流成分に交流成分を重畳したバイアスを用いてもよい。
露光装置12は、入力信号に対応した画像信号に応じて半導体レーザ(図示せず)が発光し、そのレーザ光Lを高速回転しているポリゴンミラー(図示せず)で反射し、結像レンズ群(図示せず)を通って、感光ドラム10に照射するようになっている。レーザ光照射によって、感光ドラム10上には−120Vの明部電位が形成される。
ここで、現像装置13について図2を参照して説明する。本実施例では、現像方式として非磁性一成分接触現像方式を用いた。現像装置13の現像容器20内には、非磁性一成分現像剤としてのトナー21が収容される。本実施例では、トナー21は負帯電性トナーである。現像容器20には、当初トナー21が150g充填されている。
現像装置13は、図中矢印Iの方向に回転するトナー供給ローラ18を有する。トナー供給ローラ18は、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレスなどの金属の芯金18aの周囲に弾性層18bとしてウレタンフォームを設けた直径16mmのスポンジローラである。また、図中の矢印Jの方向に回転するトナー撹拌シート29によってトナー供給ローラ18にトナー21が供給される。
また、現像装置13は、トナー21を感光ドラム10との対向部(現像領域)に担持搬送する現像ローラ16を有する。そして、トナー供給ローラ18と現像ローラ16とが接触して、トナー供給ローラ18から現像ローラ16にトナーが付着することによって、現像ローラ16上にトナーが供給される。
現像ローラ16は、直径が16mmであり、駆動手段(不図示)によって図中矢印Hの方向に150mm/secの表面速度で回転する。また、現像ローラ16は、ステンレスの芯金16aの周囲に、基層16b1としてのウレタンゴム、その上の表層16b2としてのカーボンを混ぜたウレタンゴムからなる弾性層16bを設けた多層構成とした。
しかし、本発明に用いることが可能な現像剤担持体はこれに限定されるものではなく、芯金16aとして、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレスなどの金属の円筒体を用いてもよい。また、基層16b1として、NBR、EPDM、シリコーンゴム、ウレタンゴムなどのゴム材を用いてもよい。また、表層16b2として、エーテルウレタンやポリアミド系合成化合物などを用いてもよい。
そして、現像ローラ16には、現像剤担持体電圧印加手段としての現像バイアス電源装置23によって、−300Vの直流の現像バイアスが印加される。これにより、現像ローラ16と感光ドラム10とが接触したときに、感光ドラム10に形成された静電潜像に応じて現像ローラ16上から感光ドラム10上へトナーが転移し、トナー像が形成される。
現像ブレード17は、ストレート形状のバネ弾性を有する厚さ120μmのリン青銅板である。しかし、本発明に用いることが可能な層厚規制部材はこれに限定するものではなく、リン青銅板の代わりにステンレス板などの金属板を用いてもよい。そして、現像ブレード17には、層厚規制部材に電圧を印加する層厚規制部材電圧印加手段としての現像ブレードバイアス電源装置22によって、現像ローラ16に印加される現像バイアスと同じ−300Vの直流の現像ブレードバイアスが印加される。
また、離間当接手段31は矢印Kの方向に左右に移動可能であり、画像形成時には感光ドラム10と現像ローラ16が当接して接触状態に、非画像形成時には感光ドラム10と現像ローラ16が離間して、非接触状態になるように動作する。
本実施例では、画像形成装置100が備える電圧印加手段(現像ブレードバイアス電源装置22、現像バイアス電源装置23、帯電バイアス電源装置24)、離間当接手段31、現像ブレードに流れる電流を測定する場合(現像ブレード電流測定側)と現像ブレードにバイアスを印加する場合(現像ブレードバイアス印加側)とを切り替える切り替えスイッチSは、画像形成装置100本体が有する、装置動作を統括制御する制御手段としてのCPU60によって制御される。
また、本実施例では、CPU60は、以下説明するように、計算手段、記憶手段(メモリ)、画像形成枚数計数手段、画像形成枚数判断手段としても機能する。
次に、トナーが現像ブレードに融着した状態を検知する方法について説明する。
現像ローラ16を回転させることによって、現像ローラ16と現像ブレード17とトナー21との間の摩擦帯電により電荷が発生し、その結果、現像ブレード17に電流が流れる。
図3は温度23.5℃、湿度50%の環境において、現像ローラ16を回転させたときに現像ブレード17に発生する電流値と現像ローラ16の回転時間との関係を示した図である。
現像ローラ16を長時間回転していくと、図3上のX点における回転時間において、現像ブレード17に発生する電流値が低下する現象が発生した。この電流値の低下の原因を
調べたところ、現像ブレードにトナーの融着が発生していた。そこで、現像ローラ16を更に回転させると、電流値もそれにつれて低下し、図3上のY点における回転時間においては画像に縦スジ状の欠け(現像スジ)が現れるようになった。その後も現像ローラ16を回転し続けると、現像ブレード17に流れる電流値がゼロになったが、このとき現像ブレード17は、現像ブレード17と現像ローラ16とのニップ幅全体にトナーの融着が発生していた。
調べたところ、現像ブレードにトナーの融着が発生していた。そこで、現像ローラ16を更に回転させると、電流値もそれにつれて低下し、図3上のY点における回転時間においては画像に縦スジ状の欠け(現像スジ)が現れるようになった。その後も現像ローラ16を回転し続けると、現像ブレード17に流れる電流値がゼロになったが、このとき現像ブレード17は、現像ブレード17と現像ローラ16とのニップ幅全体にトナーの融着が発生していた。
上述の現象を利用することによって、現像ブレード17におけるトナーの融着状態の検知が可能となり、画像に現像スジが発生する前にあらかじめ現像ブレード17のトナーの融着を取り除き、現像スジの発生を防ぐことが可能となる。
そこで、上記現像ブレード融着状態検知を利用して、現像ブレード融着の発生を抑えつつ、現像ローラの総回転数を少なくする具体的方法を次に説明する。
図4は本実施例における非画像形成時の現像ブレード清掃シーケンスについて説明するためのフローチャートである。
まず、本実施例の画像形成装置100内のCPU60内にある画像形成枚数判断手段は、CPU60内にある画像形成枚数計数手段によって、現像装置が使用開始直後か、具体的には、現在の現像装置の画像形成枚数が500枚以内であるかどうかを判断する(S1)。
次に、画像形成枚数判断手段によって現在の現像装置の画像形成枚数が500枚以内であると判断した場合には、最初の画像形成後の非画像形成時に、離間当接手段31によって感光ドラム10と現像ローラ16が離間された状態にする。そして、切り替えスイッチSを現像ブレードに流れる電流を測定する側に切り替えて、現像ブレード17に流れる電流を測定する現像ブレード電流測定装置26によって、現像ローラ16を回転させた状態で回転開始から0.3秒後より0.5秒後までの0.2秒間の電流を測定し、その電流測定値をCPU60内の記憶手段としてのメモリに記憶させる。
ここで、現像ブレード電流測定装置26は電圧測定装置27と1MΩの抵抗28によって構成されており、電圧測定装置27によって抵抗28の電位差を測定し、その電位差と抵抗28の抵抗値を用いてCPU60内の計算装置によって電流値を計算する。
また、現像ブレードの電流測定開始時間を現像ローラ16の回転開始から0.3秒後と
したのは、現像ブレード17に流れる電流に立ち上がりがあり、安定した電流値を示すまで0.3秒程度必要だからである。そして、現像ローラ16を停止させて、切り替えスイ
ッチSを現像ブレードバイアス印加側に切り替えて、離間当接手段31によって感光ドラム10と現像ローラ16を当接状態にさせて、次の画像形成動作に移る。上記電流測定動作を画像形成100枚ごとに500枚目まで繰り返す(S2)。
したのは、現像ブレード17に流れる電流に立ち上がりがあり、安定した電流値を示すまで0.3秒程度必要だからである。そして、現像ローラ16を停止させて、切り替えスイ
ッチSを現像ブレードバイアス印加側に切り替えて、離間当接手段31によって感光ドラム10と現像ローラ16を当接状態にさせて、次の画像形成動作に移る。上記電流測定動作を画像形成100枚ごとに500枚目まで繰り返す(S2)。
そして、CPU60内の計算手段によってメモリに記憶された5つの値の平均値を求め、再びその平均値をメモリに記憶し、その値をAとする(S3)。このように100枚ごとに測定した値の平均値を取ることで測定誤差を少なくし、より正確な初期値を設定することができる。なお、本実施例では、初期値を測定結果から設定しているが、画像形成装置の出荷段階であらかじめメモリに初期値を設定していてもよい。
一方、現像装置の画像形成枚数が500枚を超えていると判断された場合(S1)には、画像形成100枚ごとに、画像形成後の非画像形成時に切り替えスイッチSを現像ブレード電流測定側に切り替えて、離間当接手段31によって感光ドラム10と現像ローラ1
6を離間させた状態にし、現像ローラ16を回転状態にして、現像ブレード電流測定装置26で現像ローラ16が回転している状態の電流を測定する。その測定電流値をメモリに記憶させ、その値をBとする(S4)。
6を離間させた状態にし、現像ローラ16を回転状態にして、現像ブレード電流測定装置26で現像ローラ16が回転している状態の電流を測定する。その測定電流値をメモリに記憶させ、その値をBとする(S4)。
そして、計算手段でB÷Aを計算し、その計算値をCとしてメモリに記憶する(S5)。なお、Cの値が低下するということは、現像ブレード17の抵抗がトナーの付着により大きくなり現像ブレード17に流れる電流が小さくなっていることを意味する。
そこで、メモリに記憶されたCがC≧0.8の場合(C=0.8は図3上の点Xに相当
する)、所定の電圧として電圧振幅Vp−p=200Vの条件の交番電圧を1回だけ印加し現像ブレード清掃シーケンスを行うように設定する(S6、S7)。つまり、現像ブレード電流測定装置26により測定した電流値に基づいて係数Cが算出され、係数Cの値により現像ブレード17に付着しているトナーの量や程度が予測される。そして、トナーの付着量や付着程度(付着力)に応じて現像ブレード17に付着したトナーを清掃する動作が行われる。
する)、所定の電圧として電圧振幅Vp−p=200Vの条件の交番電圧を1回だけ印加し現像ブレード清掃シーケンスを行うように設定する(S6、S7)。つまり、現像ブレード電流測定装置26により測定した電流値に基づいて係数Cが算出され、係数Cの値により現像ブレード17に付着しているトナーの量や程度が予測される。そして、トナーの付着量や付着程度(付着力)に応じて現像ブレード17に付着したトナーを清掃する動作が行われる。
具体的には、本実施例では、現像ブレードバイアス電源装置22は、現像ブレード電流測定装置26により測定した電流値A、Bに基づいて、現像ブレード17と現像ローラ16との間に所定の電界を形成する。つまり、電現像ブレード17に付着したトナーを清掃(脱離)するために現像ブレード17にあらかじめ設定されている所定の電圧を印加することで、現像ブレード17に付着しているトナーを電界の力で現像ブレード17より剥がすことができる。これにより、現像ブレード17にトナーが融着することを防止し、現像ローラ上の現像剤の層厚を長期にわたり安定させることができる。
また、メモリに記憶されたCが0.5≦C<0.8の場合(C=0.5は図3上の点Y
に相当する)、電圧振幅Vp−p=300Vの条件の交番電圧を25枚ごとに印加し現像ブレード清掃シーケンスを行うように設定する(S8、S9)。
に相当する)、電圧振幅Vp−p=300Vの条件の交番電圧を25枚ごとに印加し現像ブレード清掃シーケンスを行うように設定する(S8、S9)。
現像ブレード清掃シーケンスは、画像形成後の非画像形成時に離間当接手段31によって感光ドラム10と現像ローラ16を離間させた状態で現像ローラ16を回転させ、現像バイアス電源装置23によって現像バイアスをVdc=−300V、現像ブレードバイアス電源装置22によって現像ブレードバイアスをVdc=−300V、Vp−pは上記で決定されたもの、周波数は100Hzに設定して、2秒間印加するようにした。
なお、現像ブレード電流測定を行うことによって、画像形成枚数が100枚ごとに0.
5秒間現像ローラを回転させるが、10000枚印刷したとしても必要な現像ローラ回転時間は50秒なので、現像装置の寿命に与える影響はほとんどない。
5秒間現像ローラを回転させるが、10000枚印刷したとしても必要な現像ローラ回転時間は50秒なので、現像装置の寿命に与える影響はほとんどない。
また、電流値の低下を画像形成装置(現像ローラ16や現像ブレード17)の使用開始直後において現像ブレード電流測定装置26により測定した第1の電流値Aと、その後に現像ブレード電流測定装置26により測定した第2の電流値Bとを比較して判断することで、あらかじめ初期値を設定した場合と比較して、装置や環境のばらつきが測定する電流値に与える影響を低減することができる。その結果、精度の高い現像ブレード清掃シーケンスを行うことが可能となり、余分な現像ローラの回転を抑え、現像剤へ与える負荷を軽減することができる。
以上のような構成にて、温度23.5℃、湿度50%の環境で、1回の画像形成動作において1枚だけ画像形成を行う1枚間欠モードにて耐久試験を行い、縦スジ画像である現像スジの発生状況を図5に、カブリ濃度の推移を図6に示す。
また、図5、図6にある比較例1,2は、100枚印刷を行うごとに非画像形成時に電圧振幅Vp−p=300V、周波数100Hzの交番電圧を2秒間現像ブレードに印加する(あるいは、交番電界を2秒間現像ブレードと現像ローラとの間に形成する)条件で現像ブレード清掃シーケンスを行った結果(比較例1)と、10枚印刷を行うごとに非画像形成時に電圧振幅Vp−p=300V、周波数100Hzの交番電圧を2秒間現像ブレードに印加する(あるいは、交番電界を2秒間現像ブレードと現像ローラとの間に形成する)条件で現像ブレード清掃シーケンスを行った結果(比較例2)である。また、図5内の「○」印は画像上で現像スジが発生していない場合、「×」印は画像上で現像スジが発生している場合である。
図5、図6のように、比較例1では画像形成枚数が10000枚のときに現像スジが発生し、カブリ濃度も少し悪化した。また、比較例2では寿命末期において急激なカブリ濃度の悪化が見られ、そのために10000枚のときに現像スジが発生した。しかし、本実施例の場合には画像形成枚数が10000枚に至るまで、現像スジの発生がなく、カブリ濃度の悪化もほとんどなかった。
なお、上記の条件で現像ブレード清掃シーケンスを行うことによって、十分に現像スジ画像は防止されるが、念のためメモリに記憶されたCがC<0.5の場合、10枚ごとに電圧振幅Vp−p=400Vの条件の交番電圧を印加し現像ブレード清掃シーケンスを行うように設定できるようになっている(S10)。
また、本実施例では、測定した電流値Bの低下に伴いCの値が小さくなり、現像ブレード清掃シーケンスの際に印加される交番電圧(形成される交番電界)の振幅の絶対値を大きくするように設定している。これは、電流値Bの低下は現像ブレード17に付着しているトナーの量が多くなってきたことを示唆しており、交番電圧の振幅を大きくすることで現像ブレード17からトナーを剥がして清掃する効果を大きくするためである。
また、本実施例では、Cの値がいくつであっても定期的に現像ブレード清掃シーケンスを行っているが、Cの値がそれほど低下していない範囲、例えば、1≧C>0.9の場合は現像ブレード清掃シーケンスを行わないように設定してもよい。このようにすることで、画像形成動作開始初期あるいは現像ブレード17にトナーが付着しにくい環境においては、余分に現像ローラ16を回転する必要がなくなり、現像剤に与える負荷を軽減することができ、装置寿命後半におけるカブリの発生を抑制することができる。
以上のように、非画像形成時に現像ローラの回転時に現像ローラと現像ブレードとトナーとの摩擦によって発生する電流を測定することによって、現像ブレード融着の発生状況を検知することができる。そして、あらかじめ現像スジ画像が発生する前に現像ブレードへのトナーの融着を取り除くことで、現像ローラ上のトナーの層厚を長期にわたり安定し、現像スジ画像の発生を防ぐことが可能となる。
また、この検知結果を利用して現像ブレード清掃シーケンスを最適化させることによって、具体的には、所定の画像形成枚数ごとに現像ブレードに所定の電圧を印加する回数を測定した電流値の低下に伴い多くすることで、現像ブレードへのトナーの融着が発生していないときには、現像ブレード清掃シーケンスの回数を少なくして、現像ローラの回転数の増加を最小限にとどめることができる。そのため、現像剤へ与える負荷を軽減することができ、現像装置の長寿命化が可能となる。
また、現像ブレードへのトナーの融着が発生している場合には、現像ブレード融着の発生状況によって最適な現像ブレード清掃シーケンスの条件を選択することができるので、現像ブレード融着の悪化を効果的に抑えることができ、現像スジが発生することなく、更
なる高画質化が可能となる。
なる高画質化が可能となる。
本実施例においても、基本的な構成は上述の画像形成装置100と同じである。本実施例における特徴は、図7に示すように、層厚規制部剤としての現像ブレード17がストレート形状のバネ弾性を有する厚さ120μmのリン青銅板17aに、現像ローラ16との当接面にポリアミド系合成化合物17bを厚さ30μmコートしたものとした。しかし、本発明はこれに限るものではなく、現像ブレード17と現像ローラ16との当接面における金属板に、ポリアミド系合成化合物ではなくゴム材料などを接着又はコートしても良い。
そして、現像ブレード17には、現像ブレードバイアス電源装置22によって、現像ローラ16に印加される現像バイアスと同じ−300Vの直流の現像ブレードバイアスが印加される。
本実施例においても、実施例1に記載のトナーが現像ブレードに融着した状態を検知する方法を採用している。
したがって、現像ブレード17表面にポリアミド系合成化合物がコートされている場合においても、実施例1の場合と同様に、現像ローラ16を回転させることによって、現像ローラ16と現像ブレード17とトナー21との間の摩擦帯電により電荷が発生する。その結果、現像ブレード17に電流が流れる。本実施例では現像ブレード17と現像ローラ16との当接面に抵抗の高いポリアミド系合成化合物17bをコートしているため、現像ブレード17に流れる電流が小さくなる点が実施例1と大きく異なる。
図8は温度23.5℃、湿度50%の環境において、現像ローラ16を回転させたときに現像ブレード17に発生する電流値と現像ローラ16の回転時間との関係を示した図である。
現像ローラ16を長時間回転していくと、図8上のX’点における回転時間において、現像ブレード17に発生する電流値が低下する現象が発生した。この電流値の低下の原因を調べたところ、現像ブレードにトナーの融着が発生していた。そこで、現像ローラ16を更に回転させると、電流値もそれにつれて低下し、図8上Y’点における回転時間においては画像上に縦スジ状の欠け(現像スジ)が現れるようになった。その後も現像ローラ16を回転し続けると、現像ブレード17に流れる電流値がゼロになったが、このとき現像ブレード17は、現像ブレード17と現像ローラ16とのニップ幅全体にトナーの融着が発生していた。
そこで、上記現像ブレード融着状態検知を利用して、現像ブレード融着の発生を抑えつつ、現像ローラの総回転数を少なくする具体的方法を次に説明する。
図9は本実施例における非画像形成時の現像ブレード清掃シーケンスについて説明するためのフローチャートである。なお、本実施例におけるS11〜S15は、実施例1のS1〜S5と同様のため説明を省略する。
本実施例では、メモリに記憶されたCがC≧0.8の場合(C=0.8は図8上の点X
’に相当する)、所定の電圧として電圧振幅Vp−p=700Vの条件の交番電圧を1回だけ印加し現像ブレード清掃シーケンスを行うように設定する(S16、S17)。
’に相当する)、所定の電圧として電圧振幅Vp−p=700Vの条件の交番電圧を1回だけ印加し現像ブレード清掃シーケンスを行うように設定する(S16、S17)。
また、メモリに記憶されたCが0.5≦C<0.8であれば(C=0.8は図8上の点
Y’に相当する)、電圧振幅Vp−p=1000Vの条件の交番電圧を25枚ごとに印加し現像ブレード清掃シーケンスを行うように設定する(S18、S19)。
Y’に相当する)、電圧振幅Vp−p=1000Vの条件の交番電圧を25枚ごとに印加し現像ブレード清掃シーケンスを行うように設定する(S18、S19)。
現像ブレード清掃シーケンスは、画像形成後の非画像形成時に離間当接手段31によって感光ドラム10と現像ローラ16を離間させた状態で、現像ローラ16を回転させて、現像バイアス電源装置23によって現像バイアスをVdc=−300V、現像ブレードバイアス電源装置22によって現像ブレードバイアスをVdc=−300V、Vp−pは上記で決定されたもの、周波数は100Hzに設定して、2秒間印加するようにした。
なお、本現像ブレード電流測定を行うことによって、画像形成枚数が100枚ごとに0.5秒間現像ローラを回転させなければならないが、10000枚印刷したとしても必要
な現像ローラ回転時間は50秒なので、現像装置の寿命に与える影響はほとんどない。
な現像ローラ回転時間は50秒なので、現像装置の寿命に与える影響はほとんどない。
以上のような構成にて、温度23.5℃、湿度50%の環境で、1枚間欠モードにて耐久試験を行い、縦スジ画像である現像スジの発生状況を図10に、カブリ濃度の推移を図11に示す。
また、図10、図11にある比較例3,4は、100枚印刷を行うごとに非画像形成時に電圧振幅Vp−p=1000V、周波数100Hzの交番電圧を2秒間現像ブレードに印加する条件で現像ブレード清掃シーケンスを行った結果(比較例3)と、10枚印刷を行うごとに非画像形成時に電圧振幅Vp−p=1000V、周波数100Hzの交番電圧を2秒間現像ブレードに印加する条件で現像ブレード清掃シーケンスを行った結果(比較例4)である。また、図10内の「○」印は画像上で現像スジが発生していない場合、「×」印は画像上で現像スジが発生している場合である。
図10、図11のように、比較例3では画像形成枚数が10000枚のときに現像スジが発生し、カブリ濃度も少し悪化した。また、比較例4では現像スジの発生はなかったが、寿命末期に急激なカブリ濃度の悪化が見られた。しかし、本実施例の場合には画像形成枚数が10000枚に至るまで、現像スジの発生がなく、カブリ濃度の悪化もほとんどなかった。
なお、上記の条件で現像ブレード清掃シーケンスを行うことによって、十分に現像スジ画像は防止されるが、念のためメモリに記憶されたCがC<0.5であれば、10枚ごとに電圧振幅Vp−p=1400Vの条件の交番電圧を印加し現像ブレード清掃シーケンスを行うように設定できるようになっている(S20)。
以上のように、実施例1と比較して現像ブレード17の抵抗が高く、測定する電流値が小さい場合であっても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
つまり、現像ローラの回転時に現像ローラと現像ブレードとトナーとの摩擦によって発生する電流を測定することによって、現像ブレード融着の発生状況を検知することができる。そして、あらかじめ現像スジ画像が発生する前に現像ブレード17へのトナーの融着を取り除くことで、現像ローラ上のトナーの層厚を長期にわたり安定され、現像スジ画像の発生を防ぐことが可能となる。
また、この検知結果を利用して現像ブレード清掃シーケンスを最適化させることによって、現像ブレードへのトナーの融着が発生していないときには、現像ブレード清掃シーケンスの回数を少なくして、現像ローラの回転数の増加を最小限にとどめることができるので、現像剤へ与える負荷を軽減することができ、現像装置の長寿命化が可能となる。
また、現像ブレードへのトナーの融着が発生している場合には、現像ブレード融着の発生状況によって最適な現像ブレード清掃シーケンスの条件を選択することができるので、現像ブレード融着の悪化を効果的に抑えることができ、現像スジが発生することなく、更なる高画質化が可能となる。
10 感光ドラム
11 帯電ローラ
12 露光装置
13 現像装置
16 現像ローラ
17 現像ブレード
18 トナー供給ローラ
20 現像容器
21 トナー
22 現像ブレードバイアス電源装置
23 現像バイアス電源装置
26 現像ブレード電流測定装置
27 電圧測定装置
28 抵抗
11 帯電ローラ
12 露光装置
13 現像装置
16 現像ローラ
17 現像ブレード
18 トナー供給ローラ
20 現像容器
21 トナー
22 現像ブレードバイアス電源装置
23 現像バイアス電源装置
26 現像ブレード電流測定装置
27 電圧測定装置
28 抵抗
Claims (21)
- 静電潜像が形成される像担持体と、
前記静電潜像を現像する現像剤を担持し搬送する回転可能な現像剤担持体と、
前記現像剤担持体が搬送する現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
前記層厚規制部材に流れる電流を測定する電流測定手段と、を有し、
前記電流測定手段により測定した電流値に基づいて、前記層厚規制部材に付着した現像剤を清掃する動作を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 静電潜像が形成される像担持体と、
前記静電潜像を現像する現像剤を担持し搬送する回転可能な現像剤担持体と、
前記現像剤担持体が搬送する現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
前記層厚規制部材に電圧を印加する電圧印加手段と、
前記層厚規制部材に流れる電流を測定する電流測定手段と、を有し、
前記電圧印加手段は、前記電流測定手段により測定した電流値に基づいて、前記層厚規制部材に付着した現像剤を脱離するために前記層厚規制部材に所定の電圧を印加することを特徴とする画像形成装置。 - 前記電流値は、非画像形成時に前記現像剤担持体を回転させた状態で前記現像剤担持体と前記層厚規制部材と前記現像剤との摩擦帯電によって発生する電流値であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記所定の電圧は、非画像形成時に印加されることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
- 前記所定の電圧は、交番電圧であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記交番電圧は、前記測定した電流値に応じて変化させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記交番電圧は、前記測定した電流値の低下に伴い振幅の絶対値を大きくすることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 所定の画像形成枚数ごとに前記層厚規制部材に前記所定の電圧を印加する回数は、前記測定した電流値の低下に伴い多くすることを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記電流値の低下は、前記電流測定手段により測定した第1の電流値と、その後に前記電流測定手段により測定した第2の電流値とを比較して判断されることを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
- 前記第1の電流値は、前記現像剤担持体及び前記層厚規制部材を使用開始直後に測定した値であることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記使用開始直後とは画像形成枚数が500枚以内であることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
- 静電潜像が形成される像担持体と、
前記静電潜像を現像する現像剤を担持し搬送する回転可能な現像剤担持体と、
前記現像剤担持体が搬送する現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
前記層厚規制部材に流れる電流を測定する電流測定手段と、
前記電流測定手段により測定した電流値に基づいて、前記層厚規制部材と前記現像剤担持体との間に所定の電界を形成する電圧印加手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記電流値は、非画像形成時に前記現像剤担持体を回転させた状態で前記現像剤担持体と前記層厚規制部材と前記現像剤との摩擦帯電によって発生する電流値であることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
- 前記所定の電界は、非画像形成時に形成されることを特徴とする請求項12又は13に記載の画像形成装置。
- 前記所定の電界は、交番電界であることを特徴とする請求項12乃至14のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記交番電界は、前記測定した電流値に応じて変化させることを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
- 前記交番電界は、前記測定した電流値の低下に伴い振幅の絶対値を大きくすることを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
- 所定の画像形成枚数ごとに前記層厚規制部材と前記現像剤担持体との間に所定の電界を形成する回数は、前記測定した電流値の低下に伴い多くすることを特徴とする請求項12乃至17のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記電流値の低下は、前記電流測定手段により測定した第1の電流値と、その後に前記電流測定手段により測定した第2の電流値とを比較して判断されることを特徴とする請求項17又は18に記載の画像形成装置。
- 前記第1の電流値は、前記現像剤担持体及び前記層厚規制部材を使用開始直後に測定した値であることを特徴とする請求項19に記載の画像形成装置。
- 前記使用開始直後とは画像形成枚数が500枚以内であることを特徴とする請求項20に記載の画像形成装置。
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