JP5436679B2 - 2連電磁弁および蒸散ガス処理システム - Google Patents

2連電磁弁および蒸散ガス処理システム Download PDF

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Description

この発明は、蒸散ガス処理システムにおいて燃料タンクからエンジンへ供給する蒸散ガス量を制御する2連電磁弁に関する。
自動車の蒸散ガス処理システムは、燃料タンク内で揮発した蒸散ガスをキャニスタに一時的に吸着し、エンジン負圧を利用してエンジン内へ導入して再燃焼させることにより、外部への排出を防止している。近年、自動車のHEV(Hybrid Electric Vehicle)化等によるエンジン作動頻度の低下により、エンジン負圧を利用した蒸散ガス処理システムの処理能力が低下している。エンジン作動頻度が低下する分、負圧発生時にエンジンへ供給する蒸散ガス流量を増大させるために、キャニスタとエンジンを連通する通路に設置する電磁弁の大流量化が求められている。
しかしながら、電磁弁の大流量化は、母体のスケールアップおよび低流量精度(流量分解能)の悪化など様々な弊害が生じる。そこで、従来は小流量の電磁弁を並列に配置することで大流量制御を可能にしている(例えば、特許文献1,2参照)。複数の電磁弁を用いることにより、単体の電磁弁で大流量を制御するものに比べ、流量分解能の向上による制御性の向上が可能になる。特に特許文献1では、正吸引タイプの電磁弁と逆吸引タイプの電磁弁を並列に配置して、ジャンピングと呼ばれる開弁時に急激に流量が増減する現象が生じる可能性のある低流量域では逆吸引タイプのみを駆動すると共に、ジャンピングがほぼ生じない、低流量域よりも大きな流量域では正吸引タイプと逆吸引タイプの両方を駆動するようにしてジャンピングを抑制し、低流量精度の向上を図っていた。
電磁弁を大流量化すると、空気が流れることにより発生する脈動音も大きくなる。そのため、大流量化した際の脈動音対策として、従来は大容量チャンバを電磁弁のポート間に挿入するが、レイアウト性が悪化してしまう。そこで、特許文献1では、2つの電磁弁をチャンバに挿入して内蔵させ、動作タイミングを変化させることで、電磁弁の開閉動作に起因する圧力変動をチャンバ内で合成して相殺するようにしていた。
国際公開第2007/20736号公報 特開平7−4324号公報
しかしながら、特許文献1では1つの入力ポートから2つの電磁弁に導入された蒸散ガスが2方向に分岐した出力ポートへとそれぞれ導出され、これら出力ポートが下流側で一本に合流してエンジン側へ接続されているので、圧損が生じる課題があった。そのため、圧損により流量が低下してしまい、個々の電磁弁の制御能力(制御流量)を十分に生かしきれていなかった。また、脈動音対策用のチャンバを電磁弁と一体化して母体をスケールアップすることによるレイアウト性の悪化、および動作タイミングを変化させることによる制御性の複雑化等の問題もあった。
特許文献2でも、2つ電磁弁のポート間に別途、大容量チャンバを接続する必要があるので、レイアウト性が悪化すると共に、接続配管で圧損が生じて流量が低下してしまう課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、2個の電磁弁を使用することにより、単体の電磁弁で大流量を制御するものに比べて流量分解能を向上させて制御性を向上させ、かつ、チャンバと一体化することにより、配管を簡素化して圧損を低減すると共に脈動音を低減することを目的とする。
この発明の2連電磁弁は、吸引ポート、排出ポート、およびチャンバからなるハウジングと、チャンバ内に挿入されて吸引ポートと排出ポートに連通する流路部、および弁を可動させて該流路部を開閉するソレノイド部を有する第1電磁弁と、チャンバ内に挿入されて吸引ポートと排出ポートに連通する流路部、および弁を可動させて該流路部を開閉するソレノイド部を有する第2電磁弁と、第1電磁弁の流路部の出口側と第2電磁弁の流路部の出口側を合流させて吸引ポートへ導く、ハウジングに設けた合流通路とを備え、ハウジングは、吸引ポートを、一対の電磁弁の流路部間に配置し、吸引ポートの中心軸位置を、一対の電磁弁の流路部間の中心位置に配置することを特徴とするものである。
また、この発明の蒸散ガス処理システムは、燃料タンク内で揮発した蒸散ガスを回収するキャニスタと、キャニスタで回収した蒸散ガスを、負圧により吸引して再燃焼させるエンジンと、キャニスタとエンジンを接続する配管を流れる蒸散ガス量を制御する上記2連電磁弁とを備えるものである。
この発明によれば、一方のポートから導入した流体をチャンバおよび一対の電磁弁を経由して他方のポートから導出するようにしたので、単体の電磁弁で大流量を制御するものに比べて流量分解能を向上させて制御性を向上することができ、かつ、配管を簡素化して圧損を低減すると共に脈動音を低減することができる。
この発明によれば、上記2連電磁弁を用いることにより、HEV化等によりエンジン作動頻度の低い自動車の蒸散ガス処理システムであっても蒸散ガス量を増大させることができ、処理能力を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係る2連電磁弁を適用する蒸散ガス処理システムの全体構成図である。 実施の形態1に係る2連電磁弁の構成を示す縦断面図である。 実施の形態1に係る2連電磁弁の構成を示す外観斜視図である。 実施の形態1に係る2連電磁弁の構成を示す正面図である。 実施の形態1に係る2連電磁弁を図4に示すAA線に沿って切断した断面図である。 実施の形態1に係る2連電磁弁の動作タイミングを示すグラフであり、図6(a)は第1電磁弁、図6(b)は第2電磁弁、図6(c)は2連電磁弁全体を示す。 実施の形態1に係る2連電磁弁の動作タイミングの他の例を示すグラフである。 実施の形態1に係る2連電磁弁の流量特性(破線)を示すグラフである。 実施の形態1に係る2連電磁弁の流量特性(破線)の他の例を示すグラフである。 この発明の実施の形態2に係る2連電磁弁の構成を示す縦断面図である。 実施の形態2に係る2連電磁弁の流量特性(破線)を示すグラフであり、高負圧域での駆動例である。 実施の形態2に係る2連電磁弁の流量特性(破線)を示すグラフであり、低負圧域での駆動例である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1に示す蒸散ガス処理システムでは、燃料タンク1内で揮発した蒸散ガスをキャニスタ2内で一時的に回収し、エンジン7内に発生する負圧を利用してキャニスタ2からエンジン7へ蒸散ガスを引き込んで再燃焼させることで、外部への排出を防止する。キャニスタ2とエンジン7をつなぐ吸引通路3には、チャンバ5と一体化した2連電磁弁4が配設され、制御部8の駆動信号に応じて蒸散ガス量を制御する。
図2は2連電磁弁4の構成を示す縦断面図である。この2連電磁弁4は、吸引ポート31、排出ポート32、およびこれらのポートに連通するチャンバ5からなるハウジング30と、チャンバ5内に挿入されて吸引ポート31と排出ポート32に連通する筒状流路(流路部)18,28、およびプランジャ(弁)16,26を可動させて筒状流路18,28を開閉するソレノイド部をそれぞれ有する一対の電磁弁10,20と、筒状流路18,28のそれぞれの出口側を合流して吸引ポート31へ接続するバルブ連通路(接続通路)35とを備える。説明のため、以下では一方を第1電磁弁10、他方を第2電磁弁20と呼び分ける。
第1電磁弁10は、ソレノイド部として、ボビンに導線を巻回してなるコイル11と、コイル11へ通電する給電端子12と、コイル11への通電により励磁されるコア13と、コア13と共に磁気回路を構成する板金部材のヨーク14およびプレート15と、コア13に吸引されるプランジャ16と、プランジャ16をコア13の吸引方向とは反対の方向へ付勢するスプリング17とを備える。また第1電磁弁10は、チャンバ5内に挿入されてプランジャ16の可動により開閉する筒状流路18と、チャンバ5と筒状流路18との隙間を閉塞するOリング19,19とを備える。この筒状流路18の一端はプランジャ16が当接するバルブシート18aとなり、他端はチャンバ5に連通する。
同様に、第2電磁弁20もコイル21と、給電端子22と、コア23と、ヨーク24と、プレート25と、プランジャ26と、スプリング27と、筒状流路28、バルブシート28aと、Oリング29,29とを備える。
制御部8は、エンジン7の動作制御を行うエンジンコントロールユニット(以下、ECU)または専用の制御ユニットで構成する。制御部8から給電端子12,22へ所定周波数の駆動信号をそれぞれ出力して、コイル11,21に通電してプランジャ16,26を可動させ、バルブシート18a,28aの開度を制御する。
ハウジング30には、吸引通路3に連結する吸引ポート31および排出ポート32と、これらポートに連通する脈動音低減用のチャンバ5と、第1電磁弁10の筒状流路18を挿入する挿入穴33と、第2電磁弁20の筒状流路28を挿入する挿入穴34と、第1電磁弁10を通過した流体および第2電磁弁20を通過した流体を合流させて吸引ポート31へ導くバルブ連通路35とを備える。図示例では、キャニスタ2とチャンバ5の間を接続して、キャニスタ2で回収した蒸散ガスをチャンバ5に導入するポートを排出ポート32と呼び、チャンバ5とエンジン7の間を接続して、チャンバ5に導入した蒸散ガスをエンジン7へ導出するポートを吸引ポート31と呼ぶ。なお、図示例はハウジング30の底面に蓋体30aを溶着してチャンバ5を形成している。
給電端子12からコイル11へ通電することで、コア13、ヨーク14、プレート15、プランジャ16に磁界が発生し、プランジャ16がコア13に吸引されて、バルブシート18aが開弁する。すると、排出ポート32、チャンバ5、筒状流路18の内周側、バルブシート18a、吸引ポート31が連通し、エンジン7で発生する負圧により蒸散ガスが吸引されてキャニスタ2からエンジン7へと流入する。
コイル11への通電を止めると、プランジャ16がスプリング17に付勢されてバルブシート18aを閉弁し、蒸散ガスのエンジン7への流入が止まる。
同様に、給電端子22からコイル21へ通電することで、コア23、ヨーク24、プレート25、プランジャ26に磁界が発生し、バルブシート28aが開弁する。すると、排出ポート32、チャンバ5、筒状流路28の内周側、バルブシート28a、バルブ連通路35、吸引ポート31が連通し、エンジン7で発生する負圧により蒸散ガスが吸引されてキャニスタ2からエンジン7へと流入する。
コイル21への通電を止めると、プランジャ26がスプリング27に付勢されてバルブシート28aを閉弁し、蒸散ガスのエンジン7への流入が止まる。
このように、第1電磁弁10および第2電磁弁20と吸引ポート31とを連通するバルブ連通路35をハウジング30内に形成したので、電磁弁を並列接続する配管を簡素化できる。
なお、図2では蒸散ガスが筒状流路18,28の内周側からバルブシート18a,28aを通って外周側へ流れる、即ち負圧印加方向とプランジャ16,26の開弁方向が同一であって、負圧が開弁方向に働く逆吸引仕様の第1電磁弁10と第2電磁弁20を用いたが、それぞれ正吸引仕様にしてもよい。正吸引仕様については後述の実施の形態2で説明する。
次に、ハウジング30の別の構成例を説明する。図3は、2連電磁弁4の外観斜視図である。図3ではハウジング30に第1電磁弁10のみを取り付けた状態を示す。また、2連電磁弁4の正面図を図4に示し、AA線に沿って切断した断面図を図5に示す。
ハウジング30は、樹脂製の直方体の一面に凹部を形成した形状とし、その直方体の内部を空洞にしてチャンバ5として用いる。ハウジング30の底面は、別体の蓋体30aを溶着してなる。また、凹部の底面に挿入穴33,34を開設し、凹部の側面に第1電磁弁10を保持する保持爪36と、第2電磁弁20を保持する保持爪37とを形成する。ハウジング30に第1電磁弁10を取り付ける際には、第1電磁弁10の筒状流路18を挿入穴33に挿入し、プレート15を挿入穴33の縁へ掛止するように載置し、さらにヨーク14の縁に保持爪36を係止して第1電磁弁10を保持させる。同様に第2電磁弁20も筒状流路28を挿入穴34へ挿入し、ヨーク24の縁に保持爪37を係止する。このように、第1電磁弁10、第2電磁弁20およびチャンバ5を一体化できるので、それぞれを個別に構成した場合に比べて構成を簡素化でき、かつ、部品点数を削減することができる。
また、図2ではハウジング30の対向する2面に吸引ポート31と排出ポート32をそれぞれ形成して、吸引ポート31と排出ポート32が異なる方向を向くようにしたが、ポートの配置位置はこれに限定されるものではない。例えば図3〜図5に示すように、吸引ポート31を、筒状流路18と筒状流路28の間に配置することにより、バルブシート18a,28aから吸引ポート31までの距離が短くなり、通気抵抗を低減させる効果がある。さらに好ましくは、吸引ポート31の中心軸X3の位置を、筒状流路18の中心軸X1と筒状流路28の中心軸X2の中間位置に配置することにより、通気抵抗を最小限に抑えることが可能となる。これにより、圧損を低減して流量を増加させることができる。この構成の場合には、図5に示すように吸引ポート31がバルブ連通路35を兼ねる。
なお、吸引ポート31と排出ポート32の配置位置を入れ替えても同様の効果がある。その場合には、筒状流路18,28の間に配置した排出ポート32から流体が導入され、バルブ連通路35で流体が分岐して筒状流路18,28へ導かれ、バルブシート18a,28aをそれぞれ通過してチャンバ5内で合流し、チャンバ5に形成した吸引ポート31から導出されることになる。
また、図3〜図5に示すように、給電端子12,22、吸引ポート31、および排出ポート32の突出方向を同じにすることにより、省スペース化およびレイアウト性の向上を図ることができる。
次に、2連電磁弁4の脈動音を低減させる動作例を説明する。
図6は、2連電磁弁4の動作タイミングを示すグラフであり、図6(a)は第1電磁弁10、図6(b)は第2電磁弁20、図6(c)は2連電磁弁4全体を示す。各グラフとも横軸に時間[ms]、縦軸に流量Q[L/min]を示す。制御部8が出力する駆動信号は、所定のDuty周期Tを有し、Duty比が大きくなるにつれ流量が増大する。図6(a)および図6(b)に示すように、互いの駆動信号の位相を180度ずらして波形を反転させ、第1電磁弁10と第2電磁弁20の駆動周期をずらすことで、図6(c)に示すように脈動波形が連続波形になる。この結果、2連電磁弁4の脈動を低減することができる。
あるいは、図7に示す動作タイミングで2連電磁弁4を制御してもよい。図7(a)に示すように第1電磁弁10を常時開弁させ(または常時閉弁させ)、図7(b)に示すように第2電磁弁20のDuty比を調節して流量を制御した場合、図7(c)に示すように第2電磁弁20の脈動のみ発生する。この結果、2連電磁弁4全体としての脈動を低減することができる。なお、第1電磁弁10のDuty比を調節して流量を制御し、第2電磁弁20を常時開弁(または常時閉弁)させてもよいことは言うまでもない。
図6または図7の動作タイミングで2連電磁弁4を駆動することにより、脈動を低減することができるので、脈動低減用のチャンバ5も小さい容量で足りる。よって、電磁弁単体で大流量を制御する場合に必要な脈動低減用のチャンバの容量に比べ、2連電磁弁4に必要となるチャンバ5の容量を小さくでき、レイアウト性の向上に繋がる。また、小流量の電磁弁を並列に接続して大流量を制御する場合に必要な脈動低減用のチャンバの容量に比べても、2連電磁弁4に必要となるチャンバ5の容量は小さくて足り、レイアウト性の向上に繋がる。
次に、2連電磁弁4の低流量精度を向上させる動作例を説明する。
図8は、2連電磁弁4の流量特性(破線)を示すグラフであり、横軸に駆動信号のDuty比[%]、縦軸に流量Q[L/min]を示す。第1電磁弁10と第2電磁弁20の最大流量はそれぞれ0.5×Qずつの同一流量とし、2連電磁弁4全体の最大流量をQとする。実線は、最大流量Qの電磁弁(単体)の流量特性、または最大流量0.5×Qの電磁弁を2個同時駆動させた場合の流量特性を示す。
自動車における蒸散ガス処理システムにおいて、キャニスタ2内に蓄積した高濃度の蒸散ガスをエンジン7内で燃焼させる上で、2連電磁弁4の流量分解能の悪化は蒸散ガス処理の効率を低下させる。Duty駆動方式の電磁弁を単体で用いて大流量制御を行う場合、または小流量の電磁弁を2個用いて同時駆動により大流量制御を行う場合、図8の実線で示すようにDuty比に応じた流量Qの変化量(ΔQ)が大きいため、流量分解能の悪化は避けられない。そこで、本実施の形態1に係る2連電磁弁4では、小流量の電磁弁を2個用いて、0〜0.5×Qまでの流量領域は第1電磁弁10を常時閉弁させると共に第2電磁弁20をDuty駆動させて流量制御を行い、0.5×Q〜Qまでの流量領域は第1電磁弁10を常時開弁させると共に第2電磁弁20をDuty駆動させて流量制御を行う。これにより、大流量制御における低流量精度(流量分解能)の向上が可能となる。なお、第2電磁弁20を常時閉弁または常時開弁させると共に、第1電磁弁10をDuty駆動させてもよいことは言うまでもない。
図8では、最大流量が同じ第1電磁弁10と第2電磁弁20を使用する場合の例を示したが、最大流量が異なる第1電磁弁10と第2電磁弁20を使用して、低流量域の分解能をさらに向上させることもできる。
図9の例では、2連電磁弁4全体の最大流量をQとし、例えば第1電磁弁10の最大流量を0.25×Q、第2電磁弁20の最大流量を0.75×Qとする。0〜0.25×Qまでの流量領域は第2電磁弁20を常時閉弁させると共に第1電磁弁10をDuty駆動させて流量制御を行い、0.25×Q〜Qまでの流量領域は第1電磁弁10を常時開弁させると共に第2電磁弁20をDuty駆動させて流量制御を行う。これにより、2連電磁弁4を大流量化させつつ、更なる低流量制御(流量分解能)の向上が可能となる。
第1電磁弁10を小流量化、第2電磁弁20を大流量化するために、例えば第1電磁弁10のバルブシート18aを縮径して流量を低減させる。バルブシート18aの縮径だけであれば、第1電磁弁10と第2電磁弁20の部品の大部分は共通に使用でき、汎用性が高い。または、例えば第2電磁弁20のバルブシート28aを拡径すると共にプランジャ26を拡径して流量を増大させ、プランジャ26拡径に伴いコイル21を大型化してもよい。
なお、第1電磁弁10の最大流量を大きく、第2電磁弁20の最大流量を小さくしてもよいことは言うまでもない。
また、図8および図9に示す動作時の脈動は、Duty駆動させる1台分のみになるので、図7に示す場合と同様に脈動低減効果がある。
以上より、実施の形態1に係る2連電磁弁4は、吸引ポート31、排出ポート32、およびチャンバ5からなるハウジング30と、チャンバ5内に挿入されて吸引ポート31と排出ポート32に連通する筒状流路18、およびプランジャ16を可動させて筒状流路18を開閉するソレノイド部を有する第1電磁弁10と、同じくチャンバ5内に挿入されて吸引ポート31と排出ポート32に連通する筒状流路28、およびプランジャ26を可動させて筒状流路28を開閉するソレノイド部を有する第2電磁弁20と、筒状流路18,28の各一方側を合流して吸引ポート31へ導く、ハウジング30に形成したバルブ連通路35とを備えるように構成した。このため、2個の電磁弁を使用することにより、単体の電磁弁で大流量を制御するものに比べて流量分解能を向上させて制御性を向上することができる。また、2個の電磁弁をチャンバと一体化すると共に各電磁弁を通過した流体を合流させて吸引ポートへ導くことにより、配管を簡素化して圧損を低減することができると共に脈動音を低減できる。さらに、この2連電磁弁4を蒸散ガス処理システムに用いることにより、HEV化等によりエンジン作動頻度の低い自動車の蒸散ガス処理システムであっても蒸散ガス量を増大させることができ、処理能力を向上させることができる。
また、実施の形態1によれば、ハウジング30は、吸引ポート31および排出ポート32のいずれか一方を、筒状流路18,28間に配置するようにしたので、通気抵抗を低減させて、圧損を抑えることができる。
特に、吸引ポート31および排出ポート32のいずれか一方の中心軸位置を、筒状流路18,28間の中心位置に配置することにより、通気抵抗を最小限に抑えることができる。
また、実施の形態1によれば、第1電磁弁10および第2電磁弁20へそれぞれ駆動信号を出力して、駆動信号のDuty比に応じて弁開度を個別に調整する制御部8を備え、駆動信号のDuty周期の位相を互いに異ならせるようにしたので、脈動の発生タイミングをずらして相互のキャンセル効果を期待できる。また、脈動を低減した分、チャンバ5を小型化でき、レイアウト性が向上する。
特に、駆動信号のDuty周期の位相を互いに180度反転させることにより、脈動波形を連続波形にして、脈動を低減できる。また、第1電磁弁10と第2電磁弁20のうちの一方の電磁弁を全開または全閉させ、他方の電磁弁の開度を調整させることにより、発生する脈動は小流量の電磁弁1台分のみにでき、2連電磁弁4全体としての脈動音を低減できる。
また、実施の形態1によれば、制御部8は、第1電磁弁10および第2電磁弁20のうちの一方の電磁弁の最大流量を越える流量領域を制御する場合に、一方の電磁弁を全開させると共に他方の電磁弁の開度を調整するように構成した。このため、単体の電磁弁で大流量を制御するものに比べて流量分解能を向上させることができる。また、小流量の電磁弁1台分の脈動のみが発生し、2連電磁弁4全体としての脈動を低減できる。
特に、第1電磁弁10と第2電磁弁20の最大流量を同一にした2連電磁弁4に対して、制御部8は、最大流量未満の流量領域を制御する場合に、一方の電磁弁を全閉させると共に他方の電磁弁の開度を調整し、最大流量以上の流量領域を制御する場合に、一方の電磁弁を全開させると共に他方の電磁弁の開度を調整する。
さらに、一方の電磁弁の最大流量に対し他方の電磁弁の最大流量が小さい2連電磁弁4に対しては、制御部8は、小さい方の最大流量未満の流量領域を制御する場合に、この小さい最大流量の電磁弁の開度を調整すると共に他方の電磁弁を全閉させ、小さい方の最大流量以上の流量領域を制御する場合に、この小さい最大流量の電磁弁を全開させると共に他方の電磁弁の開度を調整することにより、低流量域の流量分解能をさらに向上させることができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、第1電磁弁10および第2電磁弁20をともに逆吸引仕様にしたが、異なる吸引仕様にしてもよい。
図10は、第1電磁弁10および第2電磁弁20の吸引仕様が異なる構成の2連電磁弁4の構成例を示す。なお、図10において図2〜図6と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
本実施の形態2では、第1電磁弁10を、負圧印加方向がプランジャ16開弁方向と同一であって負圧が開弁方向に働く逆吸引仕様とし、第2電磁弁20を、負圧印加方向がプランジャ16閉弁方向と同一であって負圧が閉弁方向に働く正吸引仕様とする。従って、第1電磁弁10においてコイル11に通電すると、プランジャ16がコア13に吸引されてバルブシート18aが開弁し、蒸散ガスが筒状流路18の内周側からバルブシート18aを通って吸引ポート31の方向へ流れる。一方の第2電磁弁20においてコイル21に通電するとプランジャ26がコア23に吸引されてバルブシート28aが開弁し、蒸散ガスが筒状流路28の外周側からバルブシート28aを通って筒状流路28内周側に入り、バルブ連通路35、吸引ポート31の方向へ流れる。
図11は、高負圧域で電磁弁を駆動させた場合の流量特性を示すグラフであり、図12は、低負圧域で電磁弁を駆動させた場合の流量特性を示すグラフである。どちらのグラフも横軸に駆動信号のDuty比[%]、縦軸に流量Q[L/min]を示す。本実施の形態2に係る2連電磁弁4の流量特性を破線で示す。第1電磁弁10および第2電磁弁20の最大流量はそれぞれ0.5×Qであり、2連電磁弁4全体で最大流量Qとなる。また、最大流量Qの逆吸引仕様の電磁弁(単体)の流量特性を太線で示し、最大流量Qの正吸引仕様の電磁弁(単体)の流量特性を細線で示す。
逆吸引仕様の電磁弁は、高負圧域での閉弁力を必要とすることから、プランジャを閉弁方向へ付勢するスプリングの付勢力を高める。そのため、低負圧域での閉弁力も上昇し、図12に太線で示すようにDuty比をある程度大きくしないと蒸散ガスが流れず、かつ、その後の流量特性の傾き(即ち、立ち上がり流量)も大きくなり、動作性(流量分解能)が悪くなる。そこで、低負圧域での動作性を向上させるために、コイルを大型化したり磁気効率を改善したりして、高電磁吸引力をもたせる必要がある。
一方、正吸引仕様の電磁弁は、図11に細線で示すように高負圧時にDuty比をある程度大きくしないと蒸散ガスが流れず、かつその後の立ち上がり流量も大きくなり、高負圧域での動作性(流量分解能)が悪い。そこで、高負圧域での動作性を向上させるために、コイルを大型化したり磁気効率を改善したりして、高電磁吸引力をもたせる必要がある。
このように、逆吸引仕様では低負圧時の動作性向上のために高電磁吸引力が必要となり、正吸引仕様では高負圧時の動作性向上のために高電磁力吸引が必要となるトレードオフの関係にあり、大流量制御のためには母体のスケールアップは避けられない。
そこで、本実施の形態2では電磁吸引力およびスプリング17,27の付勢力はそのままに、第1電磁弁10を逆吸引仕様とし、第2電磁弁20を正吸引仕様にする。そして、図11に点線で示すように、高負圧域では逆吸引仕様の第1電磁弁10を駆動させつつ、正吸引仕様の第2電磁弁20は常時閉弁または常時開弁させることにより、高負圧域での動作性を向上させる。これにより、特に図11の斜線部分の低流量領域において、太線で示す大流量の逆吸引仕様の電磁弁(単体)と比べて、点線で示す第1電磁弁10の立ち上がり流量が小さくなり、流量分解能が向上する。また、細線で示す大流量の正吸引仕様の電磁弁(単体)と比べて、点線で示す第1電磁弁10の蒸散ガスが流れ始めるDuty比が小さくなり、その後の立ち上がり流量も小さくなるので、流量分解能が向上する。
また、図12に点線で示すように、低負圧域では正吸引仕様の第2電磁弁20を駆動させつつ、逆吸引仕様の第1電磁弁10は常時閉弁または常時開弁させることにより、低負圧域での動作性を向上させる。これにより、上記同様、図12の斜線部分の低流量領域において、太線で示す大流量の逆吸引仕様の電磁弁(単体)および細線で示す大流量の正吸引仕様の電磁弁(単体)と比べて、点線で示す第2電磁弁20の流量分解能が向上する。
このように正吸引仕様の電磁弁と逆吸引仕様の電磁弁を並列に接続することで、低電磁吸引力のまま、全負圧域での動作性を向上できる。よって、コイル11,21を小型化でき、2連電磁弁4の小型化および軽量化が可能となる。また、図11および図12に示す動作時の脈動は、Duty駆動させる1台分のみになるので、上記実施の形態1の図7に示す場合と同様に脈動低減効果がある。
なお、スロットルバルブ6とエンジン7の間に圧力センサを設置し、制御部8が圧力センサの検出値に応じて高負圧か低負圧かを判断して、第1電磁弁10および第2電磁弁20を駆動制御すればよい。
また、第1電磁弁10を正吸引仕様にして、第2電磁弁20を逆吸引仕様にしてもよいことは言うまでもない。
さらに、図10ではハウジング30の対向する2面に吸引ポート31と排出ポート32をそれぞれ形成して、吸引ポート31と排出ポート32が異なる方向を向くようにしたが、これに限定されるものではなく、図3〜図5に示すように吸引ポート31および排出ポート32のどちらか一方を、筒状流路18,28の間に配置して、通気抵抗を抑制するようにしてもよい。
以上より、実施の形態2に係る2連電磁弁4は、第1電磁弁10と第2電磁弁20のうちの一方の電磁弁は筒状流路18,28を開弁方向に流体が流れ、他方の電磁弁は筒状流路18,28を閉弁方向に流体が流れるように構成したので、流量分解能を向上させて制御性を向上することができる。また、低流量コイル11,21を小型化できるようになり、結果、2連電磁弁4の小型化および軽量化が可能となる。
なお、本願発明はその発明の精神の範囲内において、各実施の形態の自由な組合せ、あるいは変形が可能である。

Claims (10)

  1. 吸引ポート、排出ポート、およびチャンバからなるハウジングと、
    前記チャンバ内に挿入されて前記吸引ポートと前記排出ポートに連通する流路部、および弁を可動させて該流路部を開閉するソレノイド部を有する第1電磁弁と、
    前記チャンバ内に挿入されて前記吸引ポートと前記排出ポートに連通する流路部、および弁を可動させて該流路部を開閉するソレノイド部を有する第2電磁弁と、
    前記第1電磁弁の流路部の一方と前記第2電磁弁の流路部の一方を合流して前記吸引ポートへ接続する、前記ハウジングに設けた接続通路とを備え、
    前記ハウジングは、前記吸引ポートを、前記一対の電磁弁の流路部間に配置し、前記吸引ポートの中心軸位置を、前記一対の電磁弁の流路部間の中心位置に配置することを特徴とする2連電磁弁。
  2. 前記一対の電磁弁のうちの一方の電磁弁は流路部を開弁方向に流体が流れ、他方の電磁弁は流路部を閉弁方向に流体が流れる構成であることを特徴とする請求項1記載の2連電磁弁。
  3. 前記一対の電磁弁へそれぞれ駆動信号を出力して、該駆動信号のDuty比に応じて弁開度を個別に調整する制御部を備えることを特徴とする請求項1記載の2連電磁弁。
  4. 前記制御部は、前記一対の電磁弁へ出力する駆動信号のDuty周期の位相を互いに異ならせることを特徴とする請求項3記載の2連電磁弁。
  5. 前記制御部は、前記一対の電磁弁へ出力する駆動信号のDuty周期の位相を互いに180度反転させることを特徴とする請求項4記載の2連電磁弁。
  6. 前記制御部は、前記一対の電磁弁のうちの一方の電磁弁を全開または全閉させ、他方の電磁弁の開度を調整させることを特徴とする請求項3記載の2連電磁弁。
  7. 前記制御部は、前記一対の電磁弁のうちの一方の電磁弁の最大流量を越える流量領域を制御する場合に、該一方の電磁弁を全開させると共に他方の電磁弁の開度を調整することを特徴とする請求項3記載の2連電磁弁。
  8. 前記一対の電磁弁は、最大流量が同一であり、
    前記制御部は、前記最大流量未満の流量領域を制御する場合に、一方の電磁弁を全閉させると共に他方の電磁弁の開度を調整し、前記最大流量以上の流量領域を制御する場合に、一方の電磁弁を全開させると共に他方の電磁弁の開度を調整することを特徴とする請求項7記載の2連電磁弁。
  9. 前記一対の電磁弁は、一方の電磁弁の最大流量に対し他方の電磁弁の最大流量が小さく、
    前記制御部は、小さい方の最大流量未満の流量領域を制御する場合に、該小さい最大流量の電磁弁の開度を調整すると共に他方の電磁弁を全閉させ、該小さい方の最大流量以上の流量領域を制御する場合に、該小さい最大流量の電磁弁を全開させると共に他方の電磁弁の開度を調整することを特徴とする請求項7記載の2連電磁弁。
  10. 燃料タンク内で揮発した蒸散ガスを回収するキャニスタと、
    前記キャニスタで回収した蒸散ガスを、負圧により吸引して再燃焼させるエンジンと、
    前記キャニスタと前記エンジンを接続する配管を流れる蒸散ガス量を制御する請求項1記載の2連電磁弁とを備える蒸散ガス処理システム。
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