JP5434590B2 - 自動車用ガラスアンテナ及び自動車用窓ガラス板 - Google Patents

自動車用ガラスアンテナ及び自動車用窓ガラス板 Download PDF

Info

Publication number
JP5434590B2
JP5434590B2 JP2009519290A JP2009519290A JP5434590B2 JP 5434590 B2 JP5434590 B2 JP 5434590B2 JP 2009519290 A JP2009519290 A JP 2009519290A JP 2009519290 A JP2009519290 A JP 2009519290A JP 5434590 B2 JP5434590 B2 JP 5434590B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
band
conductor
auxiliary
antenna element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009519290A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2008153079A1 (ja
Inventor
剛資 山本
昌輝 伊東
章夫 永田
充朗 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP2009519290A priority Critical patent/JP5434590B2/ja
Publication of JPWO2008153079A1 publication Critical patent/JPWO2008153079A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5434590B2 publication Critical patent/JP5434590B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/1271Supports; Mounting means for mounting on windscreens

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)

Description

本発明は、FM放送帯等の高周波帯及びAM放送帯等の低周波帯の受信に適する自動車用ガラスアンテナ及び自動車用ガラス板に関する。
従来、自動車用のサイド窓ガラス板に設けられるFM放送帯受信用のガラスアンテナとして、図10に示すように、サイド窓ガラス板20に設けられたFM放送帯用の給電部12にFM放送帯用のアンテナ導体31が接続されたガラスアンテナが使用されていた。図10において、21は窓の車体開口縁、20aはサイド窓ガラス板の周縁である。
また、自動車用のサイド窓ガラス板に設けられるAM放送帯及びFM放送帯受信用のガラスアンテナとして、図11に示すように、サイド窓ガラス板20に設けられたAM放送帯用の給電部11及びFM放送帯用の給電部12に、AM放送帯用のアンテナ導体及びFM放送帯用のアンテナ導体がそれぞれ接続されているガラスアンテナが使用されていた。
さらに、AM放送帯及びFM放送帯受信用のサイド窓ガラスに設けられるガラスアンテナとして、特開平10−13127号、特開平11−195915号、特開2001−44729号、特開平10−303625号、特開平11−234018号に記載されたガラスアンテナが知られている。
サイド窓ガラス板は後部窓ガラス板に比べ面積も小さく、視野の確保や美観などを考慮すると、ガラスアンテナを設定する面積が限られている。特に、FM放送帯用及びAM放送帯用のアンテナ導体は導体の面積を必要とするため、自動車用のサイド窓ガラス板で充分な受信性能を得るのは困難である。
本発明は、前述の問題点を解決しアンテナ利得を改善した新規な自動車用ガラスアンテナ及び自動車用窓ガラス板の提供を目的とする。
本発明は、以下の要旨を有する。
(1)自動車用窓ガラス板に設けられたガラスアンテナであって、高周波帯の電波を受信するH帯用アンテナ導体と、該H帯用アンテナ導体と直流的に接続されかつ窓ガラス板の左右辺の一方の車体開口縁近傍に配されたH帯用給電部とを有する自動車用ガラスアンテナにおいて、
前記H帯用アンテナ導体とは別に前記H帯用給電部と直流的に接続されない独立導体が前記窓ガラス板に設けられており、
前記H帯用アンテナ導体は、前記独立導体の外側に形成され、かつ該独立導体の外形を形成するアンテナエレメントの少なくとも一部と容量結合されており、
前記独立導体は、縦方向又は略縦方向に伸長されている第1のアンテナエレメントと、横方向又は略横方向に伸長されている複数本の第2のアンテナエレメントとを備え、前記複数本の第2のアンテナエレメントは、前記窓ガラス板の上下方向における中央近傍を除く上端部側近傍及び下端部側近傍に配設され、前記第1のアンテナエレメントが前記窓ガラス板の左右方向における中央近傍で前記複数本の第2のアンテナエレメントを縦断するように該第2のアンテナエレメント各々と接続されていることを特徴とする自動車用ガラスアンテナ。
(2)前記H帯用アンテナ導体は、H帯用給電部側から前記独立導体の外形に沿って上方に伸長された延伸部分を有し、該延伸部分は前記独立導体と容量結合されている上記(1)に記載の自動車用ガラスアンテナ。
(3)前記第1のアンテナエレメントと前記H帯用給電部との間に、前記第1のアンテナエレメントと平行又は略平行に伸長されている、1本又は複数本の第1の縦補助アンテナエレメントが設けられており、
前記第1の縦補助アンテナエレメントが、複数本の前記第2のアンテナエレメントを縦断するように、該第2のアンテナエレメント各々と接続されている上記(1)又は(2)に記載の自動車用ガラスアンテナ。
(4)前記H帯用給電部が設けられた側の前記窓ガラス板の側辺の車体開口縁近傍から、前記第1の縦補助アンテナエレメント又は前記第1のアンテナエレメントまで、前記第2のアンテナエレメントと平行又は略平行に伸長されている、1本又は複数本の横補助アンテナエレメントが設けられている上記(3)に記載の自動車用ガラスアンテナ。
(5)前記複数本の第2のアンテナエレメントの前記H帯用給電部側の端部又は端部近傍、及び前記1本又は複数本の横補助アンテナエレメントの前記H帯用給電部側の端部又は端部近傍のうち少なくとも2箇所を相互に接続するように、縦方向又は略縦方向に伸長されている第3のアンテナエレメントが設けられている上記(4)に記載の自動車用ガラスアンテナ。
(6)前記第3のアンテナエレメントは、前記複数本の第2のアンテナエレメントの前記H帯用給電部側の端部又は端部近傍、及び前記1本又は複数本の横補助アンテナエレメントの前記H帯用給電部側の端部又は端部近傍のうち少なくとも2箇所の相互の接続のうち少なくとも1箇所において、隣り合う接続の一方に切り欠きを有している上記(5)に記載の自動車用ガラスアンテナ。
(7)前記第1のアンテナエレメントを境として、前記H帯用給電部とは反対側の、上下方向における中央近傍には、横方向に伸長されているアンテナエレメントが存在しない上記(1)〜(6)のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
(8)前記第1のアンテナエレメントを境にして、前記H帯用給電部とは反対側の前記窓ガラス板の領域に、第1のアンテナエレメントと平行又は略平行に伸長されている、1本又は複数本の第2の縦補助アンテナエレメントが設けられており、
前記第2の縦補助アンテナエレメントが、複数本の前記第2のアンテナエレメントを縦断するように、該第2のアンテナエレメント各々と接続されている上記(1)〜(7)のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
(9)前記H帯用アンテナ導体は、ループ形状を有するループ状導体であるか、又は該H帯用アンテナ導体とH帯用給電部とでループ形状を構成するループ状導体である、上記(1)〜(8)のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
(10)前記高周波帯の中心周波数の空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとし、
前記H帯用アンテナ導体と前記独立導体とが容量結合している部分を容量結合部というとき、
該容量結合部の長さが、0.05・λ〜0.2・λである上記(1)〜(9)のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
(11)前記高周波帯の中心周波数の空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとするとき、
前記第1のアンテナエレメントから前記H帯用給電部近傍までの第2のアンテナエレメントの導体長が、(1/11)λ〜(1/4)λである上記(1)〜(10)のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
(12)前記高周波帯の中心周波数の空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとするとき、
前記H帯用アンテナ導体の導体長又は前記H帯用アンテナ導体がループ状導体である場合はループ形状の折り返しまでの導体長に、前記H帯用給電部に接続されるAV線の線長を加えた長さが、(1/8)λ〜(1/2)λである上記(1)〜(11)のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
(13)前記独立導体は、前記高周波帯よりも周波数の低い低周波帯の電波を受信するL帯用アンテナ導体であり、
該L帯用アンテナ導体と直流的に接続されかつ前記H帯用給電部に近接してL帯用給電部が設けられている上記(1)〜(12)のいずれかに記載されている自動車用ガラスアンテナ。
(14)前記H帯用給電部と前記L帯用給電部との間の最短間隔が、3〜50mmである上記(13)に記載の自動車用ガラスアンテナ。
(15)上記(1)〜(14)のいずれかに記載されているガラスアンテナが設けられている自動車用窓ガラス板。
本発明では、小面積の自動車用のサイド窓ガラス板においても、従来例に比較して、FM放送帯等の高周波帯において、飛躍的にアンテナ利得が向上する。また、従来例と比較して高周波帯の中心周波数から高域までの周波数域のアンテナ利得が向上し、高周波帯のアンテナ利得の平坦性に優れている。また、従来例に比較して、AM放送においても飛躍的にアンテナ利得が向上する。さらに、良好な視野の確保が可能となる。
本発明の自動車用サイド窓ガラスアンテナの第1の実施形態を示す正面図。 本発明の自動車用サイド窓ガラスアンテナの第2の実施形態を示す正面図。 本発明の自動車用サイド窓ガラスアンテナの第3の実施形態を示す正面図。 例1の自動車用サイド窓ガラスアンテナの寸法を示す正面図。 例1、例5における、垂直偏波の周波数−アンテナ利得特性図。 例2〜4における、垂直偏波の周波数−アンテナ利得特性図。 例6の自動車用サイド窓ガラスアンテナの寸法を示す正面図。 例6〜8における、垂直偏波の周波数−アンテナ利得特性図。 例9における、垂直偏波の周波数−アンテナ利得特性図。 従来例の一例を示す正面図。 従来例の別の例を示す正面図。
符号の説明
1:第1のアンテナエレメント
2a〜2e:第2のアンテナエレメント
3:H帯用アンテナ導体
3a:短絡アンテナエレメント
4:第1の縦補助アンテナエレメント
5:第2の縦補助アンテナエレメント
6:横補助アンテナエレメント
7:最低位横補助アンテナエレメント
8:最高位横補助アンテナエレメント
10:第3のアンテナエレメント
11:L帯用給電部
12:H帯用給電部
13:ループ形成エレメント
20:サイド窓ガラス板
21:窓の車体開口縁
以下、本発明の自動車用サイド窓ガラスアンテナを添付の図面に示される好適実施形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の自動車用サイド窓ガラスアンテナの第1の実施形態を示す正面図(車内視又は車外視)である。
図1において、1は第1のアンテナエレメント、2a〜2dは第2のアンテナエレメント、3は高周波帯の電波を受信するH帯用アンテナ導体、3aは短絡アンテナエレメント、4は第1の縦補助アンテナエレメント、5は第2の縦補助アンテナエレメント、6a〜6eは横補助アンテナエレメントである。
また、7は最低位横補助アンテナエレメント、8は最高位横補助アンテナエレメント、9は第1のアンテナエレメント1と第2のアンテナエレメント2aとの交点、12はH帯用給電部、20はサイド窓ガラス板、20aはサイド窓ガラス板の周縁、21は窓の車体開口縁である。図1において、方向は図面上での方向をいうものとし、車内側又は車外側から見た場合の方向とする。また、以下の説明において、「アンテナエレメント」という表現を省略して単に「エレメント」ということがある。また、本発明において、「高周波帯(H帯)」とは、76〜108MHzを意味し、「低周波帯(L帯)」とは、520〜1700KHzを意味する。
本発明において、高周波帯放送用のH帯用アンテナ導体3とH帯用給電部12とがサイド窓ガラス板20に設けられており、H帯用給電部12は窓の車体開口縁21近傍に配されている。ここで、窓の車体開口縁21とはサイド窓ガラス板20がはめ込まれる車体の開口部の周縁であって車体アースとなるべきものをいい、例えば、金属等の導電性材料で構成されている。H帯用アンテナ導体3は直線状エレメント、曲線状エレメント及びループを構成するエレメントから選ばれる少なくとも1つを備えれば使用できる。またH帯用アンテナ導体3は横方向又は略横方向に伸長されている部分を備えていることが、水平偏波のアンテナ利得を向上させることができ、好ましい。
図1に示す例では、H帯用アンテナ導体3はループ状導体を有しているか、又は、H帯用アンテナ導体3とH帯用給電部12とでループ状部分を構成しており、このような態様を採ることが好ましい。該ループ状導体、又は、ループ状部分は、直線状のエレメント等より、広帯域化できるからである。
本発明では、H帯用アンテナ導体3とは別に、給電部12とは直流的に接続されていない独立導体がサイド窓ガラス板20に設けられている。独立導体は、縦方向又は略縦方向に伸長されている第1のエレメント1と、横方向又は略横方向に伸長されている複数本の第2のエレメント2a〜2dとを備えている。第1のエレメント1と第2のエレメントとによって十字状又は略十字状のエレメントを構成している。これに限らずT字状又は略T字状、逆T字状又は略逆T字状となっていてもよい。
つまり、第1のアンテナエレメントがサイド窓ガラス板20の左右方向における中央近傍で、複数本の第2のアンテナエレメント2a〜2dを縦断するように、該第2のアンテナエレメント2a〜2d各々と接続されている。第1のエレメント1は高周波帯の垂直偏波のアンテナ利得を向上させる作用を有する。第2のエレメント2a〜2dは高周波帯の水平偏波のアンテナ利得を向上させる作用を有する。また、第1のエレメント1をサイド窓ガラス板20の左右方向の中央近傍に設けることでアンテナ利得を向上させることができる。
第1のエレメント1及び第2のエレメント2aの両者とH帯用アンテナ導体3とが容量結合されていることが好ましい。しかし、これに限定されず、第1のエレメント1及び第2のエレメント2aの少なくとも一方とH帯用アンテナ導体3とが容量結合されてもよい。この容量結合により、独立導体に励起された高周波帯の受信信号がアンテナ導体3に伝わりアンテナ利得が向上する。
図1に示す例では、交点9より左側に配されている、第2のエレメント2aの部分のうちの、半分以上の部分がH帯用アンテナ導体3と容量結合されている。しかし、これに限定されず、交点9より左側に配されている、第2のエレメント2aの一部又は全部がH帯用アンテナ導体3と容量結合されていてもよい。また、H帯用アンテナ導体は、独立導体の外側に形成され、かつ独立導体の外形を形成するアンテナエレメントの少なくとも一部と容量結合されていればよい。
図1に示す例では、サイド窓ガラス板20の領域を、第1のエレメント1と第2のエレメント2aとを境とし、交点9を該境の中心として、左上側領域、右上側領域、右下側領域及び左下側領域の4つの領域に分けた場合に、少なくともアンテナ導体3の主要部は、左上側領域に配されている。
図1に示す例では、ループ状導体、又は、ループ状部分が横方向又は略横方向に伸長されているようなループ形状である。また、本発明において、車内側又は車外側から見て、H帯用給電部12は左上側領域及び左下側領域の2つの領域のどちらかに配設されていることがアンテナ利得を向上させ、好ましい。この場合には、H帯用アンテナ導体3の左側の部分がH帯用給電部12に接続されており、H帯用アンテナ導体3がH帯用給電部12側から第1のエレメント1の最上部の方向へ向かって伸長されていることがアンテナ利得を向上させ好ましい。
図1に示す例では、H帯用アンテナ導体3の、H帯用給電部12とは反対側の部分が第1のエレメント1の最上部及び最上部近傍部に近接して容量結合されている。このような態様を採ることでアンテナ利得が向上し、好ましい。また、H帯用アンテナ導体3は、H帯用給電部12から独立導体の外形に沿って上方に伸長された延伸部分を有し、この延伸部分が独立導体と容量結合されていればよく、この延伸部分が独立導体の上方にあるエレメントと容量結合されているとアンテナ利得が向上し好ましい。
本発明において、高周波帯の中心周波数の空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとし、H帯用アンテナ導体3と独立導体とが容量結合している部分を容量結合部というとき、該容量結合部の長さが、0.05・λ〜0.2・λであると、アンテナ利得が向上し、好ましい。より好ましい範囲は0.07・λ〜0.2・λであり、特に好ましい範囲は0.1・λ〜0.2・λである。
本発明において、第1のアンテナエレメントからH帯用給電部近傍までの第2のアンテナエレメントの導体長が、(1/11)λ〜(1/4)λであることが高周波帯のアンテナ利得を向上させることができ好ましい。より好ましい範囲は、(1/10)λ〜(1/5)λであり、特に好ましい範囲は(1/9)λ〜(1/6)λである。
図1に示す例では、第1のエレメント1とH帯用給電部12との間に、第1のエレメント1と平行又は略平行に伸長されている第1の縦補助エレメント4が設けられている。第1の縦補助エレメント4は第2のエレメント2a〜2dを縦断するように、該第2のエレメント2a〜2d各々に接続されている。このような態様を採ることがアンテナ利得向上及び視野の確保の上で好ましい。しかし、これに限定されず、第1のエレメント1とH帯用給電部12との間に設けられる第1の縦補助エレメントは複数本であってもよい。なお、第1の縦補助エレメントは必要に応じて設けられる。
この第1の縦補助エレメントが複数本設けられている場合には、この複数本の第1の縦補助エレメントのうちの少なくとも1本が、H帯用給電部12近傍の第2のエレメント2aに接続されることでアンテナ利得が向上し好ましい。第1のエレメント1とH帯用給電部12との間に設けられる第1の縦補助エレメントは、高周波帯の垂直偏波の受信をし易くし、高周波帯の中高域のアンテナ利得を向上させる機能を有する。
図1に示す例では、第1のエレメント1を境にして、H帯用給電部12とは反対側のサイド窓ガラス板20の領域に、第1のエレメント1と平行又は略平行に伸長されている第2の縦補助エレメント5が設けられている。第2の縦補助エレメント5は第2のエレメント2a〜2dを縦断するように、該第2のエレメント2a〜2d各々に接続されている。このような態様を採ることがアンテナ利得向上及び視野の確保の上で好ましい。しかし、これに限定されず、第1のエレメント1を境にして、H帯用給電部12とは反対側のサイド窓ガラス板20の領域に設けられる第2の縦補助エレメントは複数本であってもよい。
この第2の縦補助エレメントが複数本設けられている場合には、この複数本の第2の縦補助エレメントのうちの少なくとも1本が、最高位の第2のエレメント2aに接続されていることでアンテナ利得が向上し好ましい。第1のエレメント1を境にして、給電部12とは反対側のサイド窓ガラス板20の領域に設けられる第2の縦補助エレメントは、高周波帯の垂直偏波の受信をし易くし、高周波帯における、低域のうちの高い周波数〜高域(88〜108MHz)のアンテナ利得を向上させる機能を有する。なお、第2の縦補助エレメントは必要に応じて設けられる。
第1のエレメント1と第2の縦補助エレメント5との間の間隔(第2の縦補助エレメントが複数本設けられた場合は第2の縦補助エレメント同士の間隔も含む)は、0.074・(λ/4)〜0.138・(λ/4)であることが、高周波帯における、低域のうちの高い周波数〜高域のアンテナ利得を向上させることができ好ましい。より好ましい範囲は、0.085・(λ/4)〜0.127・(λ/4)であり、特に好ましい範囲は、0.096・(λ/4)〜0.117・(λ/4)である。
図1に示す例では、第2のエレメント2bと2cの間に、サイド窓ガラス板20のH帯用給電部12側の辺近傍から第1のエレメント1まで、第2のエレメントに平行又は略平行な複数本の横補助エレメント6a〜6eが付設されている。このような態様を採ることが高周波帯のアンテナ利得が向上し、好ましい。しかし、これに限定されず、第2のエレメント2bと2cの間に、第2のエレメント2aに平行又は略平行な横補助エレメントが1本以上付設されていればよい。また、第1のエレメント1と接続せずに、サイド窓ガラス板20のH帯用給電部12側の辺近傍から第1の縦補助エレメント4に接続するように1本又は複数本の横補助エレメントが設けられていればよい。各横補助エレメントは高周波帯の中高域(76〜108MHz)の水平偏波のアンテナ利得を向上させる作用を有する。
図1に示す例では、第2のエレメント2a〜2dは、第1のエレメント1を境として、H帯用給電部12側とは反対方向に伸長されており、第2の縦補助エレメント5と交差・接続後さらに伸長されている。これに対して、横補助エレメント6a〜6eは、第1のエレメント1を境として、H帯用給電部12側とは反対方向に伸長されていない。さらに、第2のエレメント2a〜2dは、サイド窓ガラス板の上下方向における中央近傍を除く上端部側近傍及び下端部側近傍に配設されている。
このような態様を採ることが、高周波帯のアンテナ利得向上及び視野の確保の点で好ましい。すなわち、横補助エレメントが第1のエレメント1を超えて伸長されていないことで、第1のエレメント1を境として、H帯用給電部12側とは反対方向の、上下方向における中央近傍にはエレメントが存在しなくなり、美観、視野の確保のために好ましい。
図1に示す例では、第2のエレメント2a、2b及び横補助エレメント6a、6bの左側の開放端近傍部が下方に曲がっており、この開放端が直下のエレメントに容量結合している。このような態様を採ることが高周波帯の低域のアンテナ利得を向上させ好ましい。この容量結合するためのこの開放端とこの第2のエレメント又は横補助エレメントとの間の最短間隔は、2〜10mm、特には、3〜7mmであることが好ましい。
H帯用アンテナ導体がループ状導体である場合はループ形状の折り返しまでの導体長に、H帯用給電部に接続されるAV線(不図示)の線長を加えた長さが、(1/8)λ〜(1/2)λとなることがアンテナ利得を向上させ、好ましい。ループ状導体の折り返しまでの導体長(水平方向に長辺を有する長方形からなるループ状導体であれば最大横幅)が高周波帯において共振する要素となるからである。より好ましい範囲は、(1/8 )λ〜(1/3)λであり、特に好ましい範囲は、1/8)λ〜(1/4)λである。
図1に示す例では、ループ状導体、又は、ループ状部分を分割するように、アンテナ導体3に必要に応じて設けられる短絡エレメント3aが設けられている。短絡エレメント3aにより、ループ状導体、又は、ループ状部分が分割され、複数共振が発生するため、短絡エレメント3aは広帯域化の機能を有し、高周波帯においてアンテナ利得が平坦性する。
図1に示す例では、最低位横補助エレメント7が設けられている。最低位横補助エレメント7は、第1のエレメント1の最下部、第1の縦補助エレメント4の最下部及び第2の縦補助エレメント5の最下部に接続されており、サイド窓ガラス板20の透明部下辺形状に沿って左右に伸長されている。しかし、これに限定されず、第2のエレメント2dの左右どちらか一方の先端又は両端と接続していてもよい。なお、最低位横補助エレメント7は必要に応じて設けられる。
図1に示す例では、最高位横補助エレメント8が設けられている。最高位横補助エレメント8は、第1のエレメント1の最上部、第2の縦補助エレメント5の最上部、及び第2のエレメント2aのH帯用給電部12の反対側の先端部に接続されている。しかし、これに限定されず、第1のエレメント1又は第2のエレメント2aのどちらか一方に接続に接続されていてもよい。なお、最高位横補助エレメント8は必要に応じて設けられる。
次に本発明の第2の実施形態について説明する。図2は本発明の自動車用のサイド窓ガラスアンテナの一実施形態を示す正面図である。
図2において、1は第1のアンテナエレメント、2a〜2dは第2のアンテナエレメント、3はH帯用アンテナ導体、4a、4bは第1の縦補助アンテナエレメント、6は横補助アンテナエレメント、7は最低位横補助アンテナエレメント、8は最高位横補助アンテナエレメント、9は第1のアンテナエレメント1と第2のアンテナエレメント2bとの交点、10は第3のアンテナエレメント、11はL帯用給電部、12はH帯用給電部、13はループ形成エレメント、14は第4のアンテナエレメント、15は横補助アンテナエレメントの延長部、20はサイド窓ガラス板、21は窓の車体開口縁である。
図2において、方向は図面上での方向をいうものとする。また、図1と同じ部位には同じ数字を付けており、説明を省略することがある。L帯用給電部11に接続されているアンテナエレメントはすべてL帯用アンテナ導体の一部である。
図2に示す例は車内側又は車外側から見た例であり、図2において、低周波帯用、代表的にはAM放送帯用のL帯用給電部11と、AM放送帯より周波数の高い高周波帯用のH帯用給電部12とが、互いに近接して窓の車体開口縁21近傍の自動車用のサイド窓ガラス板20に配設されている。L帯用給電部にはAM放送帯用のL帯用アンテナ導体が接続されており、H帯用給電部12には高周波帯用のH帯用アンテナ導体3が接続されている。
また、L帯用給電部11及びH帯用給電部12は窓の車体開口縁21の右上側縁近傍に配設されている。このような態様を採ることが高周波帯のアンテナ利得を向上させられ、好ましい。しかし、これに限定されず、車内側又は車外側から見て、L帯用給電部11及びH帯用給電部12は相互に近接され、窓の車体開口縁21の右側縁近傍に配設されていれば使用できる。図2に示す例では、この右側縁は縦方向又は略縦方向に設けられている。
L帯用アンテナ導体は、縦方向又は略縦方向に伸長されている第1のエレメント1と、横方向又は略横方向に伸長されている複数本の第2のエレメント2a〜2dとを備えている。第1のエレメント1と第2のエレメント2a〜2dとによって十字状又は略十字状のエレメントを構成している。これに限らずT字状又は略T字状、逆T字状又は略逆T字状となっていてもよい。
第2のエレメント2a、2bの右側端部がL帯用給電部11に接続されている。図2に示す例では、H帯用アンテナ導体3とH帯用給電部12とでループ状部分を構成しており、このような態様を採ることが、高周波帯において広帯域化でき好ましい。しかし、これに限定されず、H帯用アンテナ導体3はループ状導体を有していればよい。また、L帯用アンテナ導体は、H帯用アンテナ導体3に対して、図1でいう独立導体として機能する。
H帯用アンテナ導体3がH帯用給電部12側から第1のエレメント1の最上部の方向へ向かって伸長されており、H帯用アンテナ導体3の、H帯用給電部12とは反対側の部分が、第1のエレメント1の最上部及び最上部近傍部の少なくとも1方に近接して容量結合されている。
またこれに限らず、図2に示す例では、L帯用給電部11と接続する第2のエレメント2aとH帯用アンテナ導体3とが互いに近接して容量結合されている。H帯用アンテナ導体3は、第1のエレメント1または第2のエレメントの少なくとも一方に容量結合されていればよく、つまり、L帯用アンテナ導体のエレメントと容量結合されていれば使用できる。このような態様を採ることがアンテナ利得を向上させられ、好ましい。
図2に示す例では、H帯用給電部12がL帯用給電部11より上方に配されており、このような態様を採ることが高周波帯のアンテナ利得を向上させられ、好ましい。しかし、これに限定されず、H帯用給電部12がL帯用給電部11より下方に配されていても使用できる。
L帯用給電部11とH帯用給電部12との間の最短間隔が、3〜50mmであることが好ましい。この最短間隔が3mm以上であると、3mm未満である場合と比較して、高周波帯のアンテナ利得を向上させられ、好ましい。この最短間隔が50mm以下であると、50mm超である場合と比較して、実装の便宜のために好ましい。より好ましい範囲は、3〜40mmであり、特に好ましい範囲は、3〜30mmである。
図2に示す例では、L帯用給電部11近傍の第2のエレメント2bを起点として、サイド窓ガラス板20の透明部の形状に沿って下方に伸長されている第3のエレメント10が設けられている。第3のエレメント10は、L帯用給電部11を起点として設けることもできる。第3のエレメント10は、サイド窓ガラス板20の下方に設けられた第2のエレメント2dと接続される。これに限らず、第3のエレメント10は、第2のエレメント2a〜2bのH帯用給電部側の端部又は端部近傍、及び横補助アンテナエレメント6のH帯用給電部側の端部又は端部近傍のうち少なくとも2箇所を相互に接続するように、縦方向又は略縦方向に伸長されていればよい。
また、図1の第1の実施形態のように、第3のエレメント10は、第2のエレメント2a〜2bのH帯用給電部側の端部又は端部近傍、及び横補助アンテナエレメント6のH帯用給電部側の端部又は端部近傍のうち少なくとも2箇所の相互の接続のうち少なくとも1箇所において、隣り合う接続の一方に切り欠きを有していてもよい。
また、第1のエレメント1の下端に接続され、サイド窓ガラス板20の透明部の形状に沿って左右方向に伸長された最低位横補助エレメント7が付設されている。最低位横補助エレメント7は、サイド窓ガラス板20の透明部の形状に沿って左方向に伸長された後、上方向に伸長され、第2のエレメント2c、2dの左側の先端部又は先端部近傍部と接続される。最低位横補助エレメント7の右側端部は、第3のエレメント10と接続しないように配されている。
最低位横補助エレメント7は、AM放送帯(520〜1700KHz)及び高周波帯のアンテナ利得を向上させる機能を有する。最低位横補助エレメント7の右側の開放端は第3のエレメント10に容量結合していることが高周波帯の高域においてアンテナ利得を向上させられ、好ましい。この開放端と第3のエレメント10との間の最短間隔は2〜20mmとすることが高周波帯のアンテナ利得を向上させられ、好ましい。より好ましい範囲は、2〜10mmであり、特に好ましい範囲は2〜5mmである。
図2に示す例では、第1のエレメント1とL帯用給電部11との間に、第1のエレメント1と平行又は略平行に伸長されている2本の第1の縦補助エレメント4a、4bが設けられている。
第1の縦補助エレメント4a、4bは、必要に応じて設けられ、AM放送帯及び高周波帯のアンテナ利得を向上させる機能を有する。第1の縦補助エレメント4a、4bが、第2のエレメント2a〜2bと最低位横補助エレメント7とに接続されており、このような態様を採ることが高周波帯のアンテナ利得を向上させられ、好ましい。しかし、これに限定されず、第1の縦補助エレメント4a、4bが、第2のエレメント及び最低位横補助エレメントのいずれかと接続されていなくとも使用できる。
第1の縦補助エレメントが設けられる場合には、1本又は複数本設けられていてもよいが、第1の縦補助エレメントの本数は1〜5本、特には、2〜3本が好ましい。第1の縦補助エレメントが5本以下設けられている場合には、5本超設けられている場合と比較して視野が良好になる。また、第1のエレメント1の左側に第2の縦補助エレメントが設けられていてもよい。
本発明において、必要に応じて、第2のエレメントに平行又は略平行に伸長されている横補助エレメント6が1本又は複数本、サイド窓ガラス板20に設けられていることがAM放送帯のアンテナ利得を向上させることができ好ましい。
横補助エレメント6が設けられる場合には、横補助エレメント6の本数は2〜8本、特には、3〜7本が好ましい。図2に示す例では、横補助エレメント6の本数は5本であり、5本の全ての横補助エレメント6が第1のエレメント1、第3のエレメント10及び縦補助エレメント4a、4bに接続されている。
図2に示されている破線(横補助エレメント6の延長部15)のとおり、横補助エレメント6が窓の車体開口縁21の左側縁に向かって伸長されていると、AM放送帯のアンテナ利得を向上させることができる。延長部15は必要に応じて設けられるエレメントである。
図2に示す例では、第2のエレメント2aと2bとを接続する第4のエレメント14がサイド窓ガラス板20に設けられている。第4のエレメント14は必要に応じて設けられるエレメントであり、第2のエレメント2aと2bの左側の先端部又は先端部近傍を接続するよう配されており、第2のエレメント2aと2bとを接続することで、接続されていない場合と比較して、高周波帯のアンテナ利得が向上する。
図2に示す例では、第1のエレメント1の最上部にサイド窓ガラス板20の透明部の形状に沿ってJ字状又は略J字状の最高位横補助エレメント8が設けられている。最高位横補助エレメント8はAM放送帯及び高周波帯のアンテナ利得を向上させる機能を有する。最高位横補助エレメント8は第1のエレメント1の最上部を起点に窓の車体開口縁21の左側縁側に伸長されている。最高位横補助エレメント8の開放端は第2のエレメント2aの近傍に配されている。このように、最高位横補助エレメント8の開放端は第2のエレメント2aに接続されていない場合には、接続されている場合と比較して、高周波帯のアンテナ利得が向上する。
図2に示す例では、必要に応じて設けられるループ形成エレメント13が設けられている。ループ形成エレメント13は高周波帯の高域のアンテナ利得を向上させる機能を有する。ループ形成エレメント13は左右逆L字状又は左右逆略L字状の形状を備えており、ループ形成エレメント13の上側の先端部はL帯用給電部11又は第2のエレメント2bに接続されている。ループ形成エレメント13の下側の先端部は第3のエレメント10に接続されている。これにより、第2のエレメント2b及びL帯用給電部11の少なくとも一方と、第3のエレメント10及びループ形成エレメント13とでループを構成している。
図2に示す例では、横補助エレメント6のうち最高位のエレメントが右側の方向に伸長されており、ループ形成エレメント13に接続されている。このように、横補助エレメント6がループ形成エレメント13に接続されている場合には、接続されていない場合と比較して、高周波帯の高域のアンテナ利得が向上する。
次に本発明の第3の実施形態について説明する。図3は本発明の自動車用のサイド窓ガラスアンテナの一実施形態を示す正面図である。
図3において、1は第1のアンテナエレメント、2a〜2eは第2のアンテナエレメント、3はH帯用アンテナ導体、4は第1の縦補助アンテナエレメント、6は横補助アンテナエレメント、7は最低位横補助アンテナエレメント、8は最高位横補助アンテナエレメント、10は第3のアンテナエレメント、11はL帯用給電部、12はH帯用給電部、20はサイド窓ガラス板、21は窓の車体開口縁である。
図3において、方向は図面上での方向をいうものとする。また、図2と同じ部位には同じ数字を付けており、説明を省略する。図3に示す例は車内側又は車外側から見た例である。
図3において、L帯用給電部11は第3のエレメント10に接続され、H帯用給電部12は、L帯用給電部12に近接して窓の車体開口縁21近傍の自動車用のサイド窓ガラス板20に配設されている。
L帯用アンテナ導体は、縦方向又は略縦方向に伸長されている第1のエレメント1と、横方向又は略横方向に伸長されている複数本の第2のエレメント2a〜2eとを備えており、互いに交差して十字状又は略十字状のエレメントを構成している。これに限らずT字状又は略T字状、逆T字状又は略逆T字状となっていてもよい。
第2のエレメント2eは、第1のエレメントの右側へは、左右方向における第1のエレメント1とL帯用給電部11の間に設けられた第1の縦補助エレメント4までのみ伸長されている。また、第2のエレメント2dと2eは、第1のエレメントの左側へは、他の第2のエレメント2a、2b、2cと異なり、途中までのみ伸長され、第2のエレメント2dと2eとは、お互いに接続導体を介して、先端部で接続している。また、横補助導体6は、第1の縦補助エレメント4と第3のエレメント10の間に2本敷設されており、第1のエレメント1まで伸長されていない。
このように第2のエレメントと横補助エレメントの導体長を調整することで、第1のエレメント、第1の縦補助エレメント、及び第2の縦補助エレメント(図3では設けられていない)などの縦方向に伸長する縦エレメントと、第2のエレメント、及び横補助エレメントなどの横方向に伸長する横エレメントとが交差することで形成される多数のループ形状が、様々な周長を有することにより広帯域で使用できるアンテナ導体となる。
図3に示す例では、最低位横補助エレメント7は、左側の先端部がサイド窓ガラス板20の透明部に沿って上方に伸長されている。また、最低位横補助エレメント7の左側の先端部及び先端部近傍に第2のエレメント2d、2eと平行なエレメントが付設されている。このエレメントによって、サイド窓ガラス板20の上方に設けられた最上位横補助エレメント8及び第2のエレメント2a、2b、2cと同じような形状になり、見栄えがよい。
図3に示す例では、第3のエレメント10は、第2のエレメント及び横補助エレメント6の右側の先端部又は先端部近傍を相互に接続するように設けられ、また、一部隣り合う横補助エレメント6の先端部に切り欠き部を設けている。このように本発明では、第2のエレメントと横補助エレメント6とを相互に接続してもよいし、第2のエレメント又は横補助エレメントが折れ曲がって伸長されるように、第3のエレメント10に切り欠き部を設けてよく、これらを混在させてよい。
また図3に示す例では、H帯用アンテナ導体3がL字を180°回転させた形状を有し、第2のエレメント2aと第3のエレメント10の一部と容量結合している。これに限らず、L帯用アンテナ導体を形成するエレメントの外形に沿って、H帯用アンテナ導体3が形成され、L帯用アンテナ導体の一部と容量結合されていればよい。
なお、H帯用アンテナ導体の導体長に、H帯用給電部に接続されるAV線の線長を加えた長さが、(1/8)λ〜(1/2)λとなることがアンテナ利得を向上させ、好ましい。
図1〜3に示す第1〜第3の実施形態において、各アンテナエレメント、各給電部は、通常、銀ペースト等の、導電性金属を含有するペーストをサイド窓ガラス板20の車内側表面にプリントし、焼付けて形成される。しかし、この形成方法に限定されず、銅等の導電性物質からなる、線状体又は箔状体を、サイド窓ガラス板20の車内側表面又は車外側表面に形成してもよく、サイド窓ガラス板20自身の内部に設けてもよい。
本発明は、図1〜3に示す第1〜第3の実施形態に限定されず、それぞれの構成要素を組み合わせて、好適な電波の受信が可能となるように構成される。また例えば、第1の実施形態および第2の実施形態を自動車の左右のサイド窓ガラス板にそれぞれ適用し、ダイバーシティ受信をすると、さらに受信感度が向上し好ましい。
以下に実施例を用いて本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例には限定されず、本発明の要旨を損なわない限り、各種の改良や変更も本発明に含まれる。以下、図面にしたがって、実施例を詳細に説明する。
「例1(実施例)」
自動車の後部サイドの窓の車体開口縁21に嵌め込まれている、自動車の後方より見て左側の後部サイド窓ガラス板を使用し、図1に示すような自動車用サイド窓ガラスアンテナを製作した。各部の寸法を図4に示す。図4において、寸法線近傍の数字は寸法を示し、単位はmmである。なお、図4に記載されていない寸法は以下に記載した。垂直偏波の周波数−アンテナ利得特性を、図5に示す曲線40及び図6に示す曲線40で示す。図5に示す曲線40と図6に示す曲線40とは同じ曲線である。
H帯用アンテナ導体3及び短絡エレメント3aの導体幅: 0.5mm
H帯用給電部12の寸法: 27mm×12mm
また、λ=1.959(中心周波数98MHz)とすると、図4より、
容量結合部の長さ:228mm(=0.116・λ
第1のエレメント1からH帯用給電部12近傍までの第2のエレメントの導体長:
237mm(=(1/8)λ
H帯用アンテナ導体3(ループ状導体)におけるループ形状の折り返しまでの導体長に、H帯用給電部12に接続されるAV線の線長を加えた長さ:
400mm(=(1/5)λ
「例2(実施例)」
第1の縦補助エレメント4が設けられていない以外は、例1と同様の自動車用サイド窓ガラスアンテナを製作した。垂直偏波の周波数−アンテナ利得特性を図6に曲線50で示す。
「例3(実施例)」
第2の縦補助エレメント5が設けられていない以外は、例1と同様の自動車用サイド窓ガラスアンテナを製作した。垂直偏波の周波数−アンテナ利得特性を図6に曲線51で示す。
「例4(比較例)」
第1のエレメント1が設けられていない以外は、例1と同様の自動車用サイド窓ガラスアンテナを製作した。垂直偏波の周波数−アンテナ利得特性を図6に曲線52で示す。
「例5(比較例)」
自動車の後部サイドの窓の車体開口縁21に嵌め込まれている左側の後部サイド窓ガラス板を使用し、図10に示すような自動車用サイド窓ガラスアンテナを製作した。図10において、寸法線近傍の数字は寸法を示し、単位はmmである。垂直偏波の周波数−アンテナ利得特性を図5の曲線41に示す。
「例6(実施例)」
自動車の後部サイドの窓の車体開口縁に嵌め込まれている右側の後部サイド窓ガラス板を使用し、図2に示すような自動車用高周波ガラスアンテナを製作した。L帯用アンテナ導体及びH帯用アンテナ導体3の寸法を図7に示す。図7において、数字は寸法を示し、単位はmmである。なお、図7に記載されていない寸法は以下に記載した。横補助エレメント6の延長部15は設けなかった。垂直偏波の周波数−アンテナ利得特性を図8に曲線60で示す。
L帯用アンテナ導体及びH帯用アンテナ導体3の導体幅: 0.5mm、
L帯用給電部11とH帯用給電部12との間の最短間隔: 15mm、
L帯用給電部11及びH帯用給電部12の寸法: 27mm×12mm。
また、λ=1.959(中心周波数98MHz)とすると、図7より、
容量結合部の長さ: 300mm(=0.15・λ
第1のエレメント1からH帯用給電部12近傍までの第2のエレメントの導体長:
270mm(=(1/7)λ
H帯用アンテナ導体3(ループ状導体)におけるループ形状の折り返しまでの導体長に、H帯用給電部12に接続されるAV線の線長を加えた長さ:
400mm(= 1/5 )λ
「例7(実施例)」
縦補助エレメント4bが設けられていない以外は、例6と同様の自動車用高周波ガラスアンテナを製作した(縦補助エレメント10は設けられている)。垂直偏波の周波数−アンテナ利得特性を図8に曲線61で示す。
「例8(実施例)」
縦補助エレメント4aが設けられていない以外は、例6と同様の自動車用高周波ガラスアンテナを製作した(縦補助エレメント4bは設けられている)。垂直偏波の周波数−アンテナ利得特性を図8に曲線62で示す。
「例9(比較例)」
自動車の後部サイドの窓の車体開口縁に嵌め込まれている左側の後部サイド窓ガラス板を使用し、図11に示すような自動車用高周波ガラスアンテナを製作した。垂直偏波の周波数−アンテナ利得特性を図9に示す。
本発明は、AM放送帯にも利用でき、高周波帯として日本国内地上波デジタルテレビ放送、UHF帯のアナログテレビ放送、米国のデジタルテレビ放送、欧州連合地域のデジタルテレビ放送又は中華人民共和国のデジタルテレビ放送を受信する自動車用ガラスアンテナに利用される。
その他、高周波帯として日本のFM放送帯(76〜90MHz)、米国のFM放送帯(88〜108MHz)、テレビVHF帯(90〜108MHz、170〜222MHz)、自動車電話用の800MHz帯(810〜960MHz)及び自動車用キーレスエントリィシステム(300〜450MHz)にも利用できる。

なお、2007年6月12日に出願された日本特許出願2007−155400号、及び2007年8月28日に出願された日本特許出願2007−221214号の明細書、特許請求の範囲、図面及び要約書の全内容をここに引用し、本発明の明細書の開示として、取り入れるものである。

Claims (15)

  1. 自動車用窓ガラス板に設けられたガラスアンテナであって、高周波帯の電波を受信するH帯用アンテナ導体と、該H帯用アンテナ導体と直流的に接続されかつ窓ガラス板の左右辺の一方の車体開口縁近傍に配されたH帯用給電部とを有する自動車用ガラスアンテナにおいて、
    前記H帯用アンテナ導体とは別に前記H帯用給電部と直流的に接続されない独立導体が前記窓ガラス板に設けられており、
    前記H帯用アンテナ導体は、前記独立導体の外側に形成され、かつ該独立導体の外形を形成するアンテナエレメントの少なくとも一部と容量結合されており、
    前記独立導体は、縦方向又は略縦方向に伸長されている第1のアンテナエレメントと、横方向又は略横方向に伸長されている複数本の第2のアンテナエレメントとを備え、前記複数本の第2のアンテナエレメントは、前記窓ガラス板の上下方向における中央近傍を除く上端部側近傍及び下端部側近傍に配設され、前記第1のアンテナエレメントが前記窓ガラス板の左右方向における中央近傍で前記複数本の第2のアンテナエレメントを縦断するように該第2のアンテナエレメント各々と接続されていることを特徴とする自動車用ガラスアンテナ。
  2. 前記H帯用アンテナ導体は、H帯用給電部側から前記独立導体の外形に沿って上方に伸長された延伸部分を有し、該延伸部分は前記独立導体と容量結合されている請求項1に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  3. 前記第1のアンテナエレメントと前記H帯用給電部との間に、前記第1のアンテナエレメントと平行又は略平行に伸長されている、1本又は複数本の第1の縦補助アンテナエレメントが設けられており、
    前記第1の縦補助アンテナエレメントが、複数本の前記第2のアンテナエレメントを縦断するように、該第2のアンテナエレメント各々と接続されている請求項1又は2に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  4. 前記H帯用給電部が設けられた側の前記窓ガラス板の側辺の車体開口縁近傍から、前記第1の縦補助アンテナエレメント又は前記第1のアンテナエレメントまで、前記第2のアンテナエレメントと平行又は略平行に伸長されている、1本又は複数本の横補助アンテナエレメントが設けられている請求項3に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  5. 前記複数本の第2のアンテナエレメントの前記H帯用給電部側の端部又は端部近傍、及び前記1本又は複数本の横補助アンテナエレメントの前記H帯用給電部側の端部又は端部近傍のうち少なくとも2箇所を相互に接続するように、縦方向又は略縦方向に伸長されている第3のアンテナエレメントが設けられている請求項4に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  6. 前記第3のアンテナエレメントは、前記複数本の第2のアンテナエレメントの前記H帯用給電部側の端部又は端部近傍、及び前記1本又は複数本の横補助アンテナエレメントの前記H帯用給電部側の端部又は端部近傍のうち少なくとも2箇所の相互の接続のうち少なくとも1箇所において、隣り合う接続の一方に切り欠きを有している請求項5に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  7. 前記第1のアンテナエレメントを境として、前記H帯用給電部とは反対側の、上下方向における中央近傍には、横方向に伸長されているアンテナエレメントが存在しない請求項1〜6のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  8. 前記第1のアンテナエレメントを境にして、前記H帯用給電部とは反対側の前記窓ガラス板の領域に、第1のアンテナエレメントと平行又は略平行に伸長されている、1本又は複数本の第2の縦補助アンテナエレメントが設けられており、
    前記第2の縦補助アンテナエレメントが、複数本の前記第2のアンテナエレメントを縦断するように、該第2のアンテナエレメント各々と接続されている請求項1〜7のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  9. 前記H帯用アンテナ導体は、ループ形状を有するループ状導体であるか、又は該H帯用アンテナ導体とH帯用給電部とでループ形状を構成するループ状導体である、請求項1〜8のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  10. 前記高周波帯の中心周波数の空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとし、
    前記H帯用アンテナ導体と前記独立導体とが容量結合している部分を容量結合部というとき、
    該容量結合部の長さが、0.05・λ〜0.2・λである請求項1〜9のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  11. 前記高周波帯の中心周波数の空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとするとき、
    前記第1のアンテナエレメントから前記H帯用給電部近傍までの第2のアンテナエレメントの導体長が、(1/11)λ〜(1/4)λである請求項1〜10のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  12. 前記高周波帯の中心周波数の空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとするとき、
    前記H帯用アンテナ導体の導体長又は前記H帯用アンテナ導体がループ状導体である場合はループ形状の折り返しまでの導体長に、前記H帯用給電部に接続されるAV線の線長を加えた長さが、(1/8)λ〜(1/2)λである請求項1〜11のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  13. 前記独立導体は、前記高周波帯よりも周波数の低い低周波帯の電波を受信するL帯用アンテナ導体であり、
    該L帯用アンテナ導体と直流的に接続されかつ前記H帯用給電部に近接してL帯用給電部が設けられている請求項1〜12のいずれかに記載されている自動車用ガラスアンテナ。
  14. 前記H帯用給電部と前記L帯用給電部との間の最短間隔が、3〜50mmである請求項13に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  15. 請求項1〜14のいずれかに記載されているガラスアンテナが設けられている自動車用窓ガラス板。
JP2009519290A 2007-06-12 2008-06-11 自動車用ガラスアンテナ及び自動車用窓ガラス板 Active JP5434590B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009519290A JP5434590B2 (ja) 2007-06-12 2008-06-11 自動車用ガラスアンテナ及び自動車用窓ガラス板

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007155400 2007-06-12
JP2007155400 2007-06-12
JP2007221214 2007-08-28
JP2007221214 2007-08-28
JP2009519290A JP5434590B2 (ja) 2007-06-12 2008-06-11 自動車用ガラスアンテナ及び自動車用窓ガラス板
PCT/JP2008/060707 WO2008153079A1 (ja) 2007-06-12 2008-06-11 自動車用ガラスアンテナ及び自動車用窓ガラス板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008153079A1 JPWO2008153079A1 (ja) 2010-08-26
JP5434590B2 true JP5434590B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=40129684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009519290A Active JP5434590B2 (ja) 2007-06-12 2008-06-11 自動車用ガラスアンテナ及び自動車用窓ガラス板

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8294624B2 (ja)
JP (1) JP5434590B2 (ja)
CN (1) CN101682106B (ja)
WO (1) WO2008153079A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011013681A1 (de) * 2011-03-11 2012-09-13 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Verfahren zum Detektieren einer Parklücke, Parkhilfesystem und Kraftfahrzeug mit einem Parkhilfesystem
JP6007700B2 (ja) * 2012-09-20 2016-10-12 旭硝子株式会社 ガラスアンテナ及び窓ガラス
US9434352B2 (en) * 2013-06-27 2016-09-06 GM Global Technology Operations LLC Antenna on glass with integral anti-theft feature
CN105431977B (zh) * 2013-08-02 2018-01-23 旭硝子株式会社 天线系统

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006101386A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Nippon Sheet Glass Co Ltd 車両用ガラスに形成されるデフォッガの熱線パターン構造および車両用ガラスアンテナ

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5049327A (en) * 1987-07-21 1991-09-17 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Injection molding method
JP3037143B2 (ja) 1996-06-27 2000-04-24 セントラル硝子株式会社 自動車用のガラスアンテナ
JPH1093317A (ja) * 1996-09-17 1998-04-10 Nippon Sheet Glass Co Ltd サイドガラスアンテナ
JPH10303625A (ja) * 1997-04-23 1998-11-13 Asahi Glass Co Ltd 車両用ガラスアンテナ
JP3491808B2 (ja) 1997-12-26 2004-01-26 セントラル硝子株式会社 自動車用のガラスアンテナ
JPH11234018A (ja) 1998-02-12 1999-08-27 Asahi Glass Co Ltd 自動車用サイドガラスアンテナ
JP2001044729A (ja) 1999-07-28 2001-02-16 Central Glass Co Ltd 車両用ガラスアンテナ
JP2003318623A (ja) * 2002-02-21 2003-11-07 Toyota Motor Corp 車両用アンテナ装置
JP4200487B2 (ja) * 2003-09-24 2008-12-24 セントラル硝子株式会社 車両用後部窓ガラス
DE10356830A1 (de) * 2003-12-05 2005-07-07 Robert Bosch Gmbh Fahrzeugscheibenantenne
CA2489262A1 (en) * 2003-12-10 2005-06-10 Asahi Glass Company, Limited Planar antenna
JP4141979B2 (ja) 2004-04-16 2008-08-27 日本板硝子株式会社 自動車用高周波ガラスアンテナ
JP2006197184A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Asahi Glass Co Ltd 車両用ガラスアンテナ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006101386A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Nippon Sheet Glass Co Ltd 車両用ガラスに形成されるデフォッガの熱線パターン構造および車両用ガラスアンテナ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2008153079A1 (ja) 2008-12-18
CN101682106B (zh) 2013-08-14
US20100156730A1 (en) 2010-06-24
JPWO2008153079A1 (ja) 2010-08-26
CN101682106A (zh) 2010-03-24
US8294624B2 (en) 2012-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4370303B2 (ja) 車両用ガラスアンテナ
JP5024026B2 (ja) 自動車用ガラスアンテナ
WO2010032285A1 (ja) 車両用ガラスアンテナ
JP5428847B2 (ja) 自動車用のガラスアンテナ
JP3974087B2 (ja) 車両用ガラスアンテナ
JP6094334B2 (ja) 車両用ガラスアンテナ
JP6221779B2 (ja) ガラスアンテナ
JP2017005354A (ja) 車両用ガラスアンテナ及び車両用アンテナを備えた後部窓ガラス
JP2009049706A (ja) 車両用ガラスアンテナ
JP5434590B2 (ja) 自動車用ガラスアンテナ及び自動車用窓ガラス板
JP6123457B2 (ja) 自動車用ガラスアンテナ
WO2012070303A1 (ja) アンテナ
WO2018190011A1 (ja) アンテナ及び窓ガラス
JP5023815B2 (ja) 車両用ガラスアンテナ
JP5470866B2 (ja) 車両用のガラスアンテナ
JP5742509B2 (ja) 車両用ガラスアンテナ
JP5560607B2 (ja) ガラスアンテナ
JP4225373B2 (ja) 車両用のガラスアンテナ
JP2010273310A (ja) ガラスアンテナ
JP2002299932A (ja) 車両用のガラスアンテナ
JP5262537B2 (ja) 車両用のガラスアンテナ
JP5532942B2 (ja) ガラスアンテナ
JP3556830B2 (ja) 自動車用のガラスアンテナ
JPH06224612A (ja) 車両用のガラスアンテナ
JP3829523B2 (ja) 自動車用サイド窓ガラスアンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130618

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131125

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5434590

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250