JP2001044729A - 車両用ガラスアンテナ - Google Patents

車両用ガラスアンテナ

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JP2001044729A
JP2001044729A JP11214066A JP21406699A JP2001044729A JP 2001044729 A JP2001044729 A JP 2001044729A JP 11214066 A JP11214066 A JP 11214066A JP 21406699 A JP21406699 A JP 21406699A JP 2001044729 A JP2001044729 A JP 2001044729A
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Japan
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antenna
vertical
glass
shaped element
window glass
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JP11214066A
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Yoji Nagayama
洋治 長山
Mitsuhisa Maekawa
充寿 前川
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Central Glass Co Ltd
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Central Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】FMラジオ放送波に加え、AMラジオ放送波も
受信することができるアンテナ線条を車両用の側部窓ガ
ラスに有効に配設したガラスアンテナを提供する。 【解決手段】車両用側部窓ガラスに設けたガラスアンテ
ナであって、上部片側コーナー部に設けた給電点よりボ
ディフランジの上辺に沿って他方のコーナー部近傍まで
設けた水平線条と、該水平線条の先端よりさらに縦側辺
に沿ってその中央付近まで延設した垂直線条と、該垂直
線条の先端より水平方向に折返しガラス板の略中心付近
まで延設した折返し線条とからなるコ字状エレメント
と、前記折返し線条の中心側先端より下方に垂直線条を
延設し、該垂直線条の下部側先端よりボディフランジの
下辺近傍に沿って両方向に延設した水平線条とからなる
逆T字状エレメントとを接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等車両用の
側部窓ガラスに設けたガラスアンテナに関し、特にFM
ラジオ放送波とAMラジオ放送波の電波を受信するに好
適なガラスアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用のガラスアンテナとして
は、後部窓ガラスの加熱用導電線条の上部余白部あるい
は下部余白部に設けたアンテナ、前部窓ガラスに線条ア
ンテナを設けたアンテナが知られており、実用化もされ
ているが、前者の後部窓ガラスに設けたアンテナにおい
ては、防曇用加熱線条等を設けること等により、スペー
スが少ない上に、視界を妨げる恐れがあるので、アンテ
ナ占有面積が小さくなり、必ずしも充分な受信利得が得
られなかった。
【0003】また、後者の前部窓ガラスに設けたアンテ
ナは、比較的受信利得が高いが、運転者の視界を妨げな
いように、後部窓ガラス以上に取付場所の制約がある。
【0004】そこで、このような制約がほとんどなく、
しかも比較的面積の大きな側部窓ガラスが装着されたR
V車などの普及により、側部窓ガラスに設けたアンテナ
が注目されている。
【0005】例えば、図4に示したような自動車の後部
の側部窓ガラスに設けたガラスアンテナ5では、略矩形
状の窓ガラスの上部の1つのコーナー部に設けた給電点
より窓枠に沿って4辺をほぼ一周させ、給電点2付近ま
で延ばした形状の2本の平行な導電線条を配置したガラ
スアンテナパターンが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】RV車の場合、後部窓
ガラスが開閉できるものが多く、開閉することによって
後部窓ガラスに設けたアンテナより配線した同軸ケーブ
ル等が開閉によって屈折を繰り返すので断線や接触不良
等の故障の原因となり易い。
【0007】また、開閉しないタイプであっても、後部
窓ガラスの大きさが小さい上に、取り付け角度が直角に
近いので、防曇用加熱線条の上部余白部あるいは下部余
白部のアンテナの占有面積が小さく、この場所にアンテ
ナ線条を設けても十分な受信利得が得られず、受信周波
数の低いAMラジオ放送波、FMラジオ放送波を受信す
るアンテナ線条の場合には顕著であり、近年側部窓ガラ
スに設けたラジオ放送受信用のアンテナが要望されるよ
うになってきている。
【0008】さらに、前記図4に示したように、側部窓
ガラスに設けたガラスアンテナ5においては、図8に示
す指向特性図から解るように、運転席側側部と助手席側
側部とで受信利得が異なり、指向特性の低い方向があ
る。
【0009】運転席側から到来する電波に対しては良好
な受信状態を得ることができるが、助手席側からくる電
波は受信することはできない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような点に
鑑みてなされたものであり、FMラジオ放送波に加え、
AMラジオ放送波も受信することができるアンテナ線条
を側部窓ガラスに有効に配設し、無指向性の側部窓ガラ
スアンテナを提供することを目的とする。
【0011】本発明は、車両用側部窓ガラスに設けたガ
ラスアンテナであって、上部片側コーナー部に設けた給
電点よりボディフランジの上辺に沿って他方のコーナー
部近傍まで設けた水平線条と、該水平線条の先端よりさ
らに縦側辺に沿ってその中央付近まで延設した垂直線条
と、該垂直線条の先端より水平方向に折返しガラス板の
略中心付近まで延設した折返し線条とからなるコ字状エ
レメントと、前記折返し線条の中心側先端より下方に垂
直線条を延設し、該垂直線条の下部側先端よりボディフ
ランジの下辺近傍に沿って両方向に延設した水平線条と
からなる逆T字状エレメントとを接続し、あるいは、前
記逆T字状エレメントの水平線条の両端より上部側にそ
れぞれ垂直線条を補助エレメントとして延設し、あるい
はまた、前記給電点より前記コ字状エレメントの内側に
沿って第2のコ字状エレメントを設け、該第2のコ字状
エレメントの折返し線条を窓ガラス板の縦側辺に沿って
その近傍に設けた垂直線条と接続した車両用ガラスアン
テナをそれぞれ提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の給電部は、周辺部であれ
ば側部窓ガラスの上辺の2つの任意のコーナーに設けれ
ばよい。他の例えばTV放送波受信用のアンテナを併設
する場合には、空いているスペースに給電点およびアン
テナエレメントを設ければよい。
【0013】本発明のガラスアンテナ3は、上部片側コ
ーナー部に設けた給電点2よりボディフランジの上辺に
沿って他方のコーナー部近傍まで設けた水平線条3a
と、該水平線条3aの先端よりさらに縦側辺に沿ってそ
の中央付近まで延設した垂直線条3bと、該垂直線条3
bの先端より水平方向に折返しガラス板1の略中心付近
まで延設した折返し線条3cとからなるコ字状エレメン
ト31と、前記折返し線条3cの中心側先端より下方に
垂直線条3dを延設し、該垂直線条3dの下部側先端よ
りボディフランジの下辺近傍に沿って両方向に延設した
水平線条3e、3fとからなる逆T字状エレメント32
とを接続したものを基本構成としたものであり、周辺部
に沿って配設した線条は金属ボディの影響によって受信
利得が低下しないように最低10mm以上離して配設す
ると好ましい。
【0014】また、実施例2に示すように前記基本構成
のパターンに、さらに逆T字状エレメント32の水平線
条3e、3fの両端より上部側にそれぞれ垂直線条4
a、4bを延設してもよく、また実施例3に示すよう
に、前記給電点2より前記コ字状エレメント31の内側
に沿って第2のコ字状エレメント31’を設けて一部を
二重に形成し、該第2のコ字状エレメント31’の折返
し線条を窓ガラス板1の縦側辺に沿ってその近傍に設け
た垂直線条3g、3hと接続するようにしても良い。
【0015】本発明のアンテナ3は、コ字形のパターン
1と逆T字状のパターン32を組み合わせたパターンと
したので、周辺全周にわたり1周した図4のアンテナパ
ターン5に比較してFMラジオ放送波に対しては、指向
特性を改善することができ、あらゆる方向から到来する
電波に対してより受信利得を高くすることができる。
【0016】さらに中央部に水平線条及び垂直線条を配
設することにより、周辺全周にわたり1周以上導電線条
が延びるような図4のアンテナパターン5に比較して受
信有効面積を大きくすることができるのでAMラジオ放
送波を好適に受信することができ、一部を二重に形成す
ることにより、アンテナの受信面積を大きくすることが
できるので、AMラジオ放送波に対して受信利得を向上
させることができる。
【0017】また、特にFMラジオ放送波に対する受信
利得を向上させるため、あるいは指向特性改善のため
に、逆T字形状32のガラス板1の中心付近から下辺に
向けて延設した垂直線条3dが指向特性の改善に大いに
有効となっている。
【0018】さらに、インピーダンスを調整するために
水平線条、垂直線条、あるいはこれらを組み合わせたL
字形状、T字形状、コ字形状など各種の補助エレメント
を付加することができる。
【0019】また、本発明のアンテナ3は左右どちらか
の側部窓ガラスに設けて、AMラジオ放送波、FMラジ
オ放送波受信時に単独で受信してもよいが、FMラジオ
放送波を受信するときには他方の側部窓ガラスに設けた
FMラジオ放送波受信用のガラスアンテナ(本発明の構
成になるアンテナが好ましいが、その他の構成のガラス
アンテナでも勿論よい)、あるいは後部窓ガラスに設け
たガラスアンテナ、前部窓ガラスに設けたガラスアンテ
ナあるいはホップアンテナなどと組み合わせてダイバー
シティ受信すると好ましい。
【0020】尚、前記ガラス板1の略中心付近とは、ガ
ラス板1の上辺A、下辺A’の各辺を2等分した点を結
んだ線と、左辺B、右辺B’の各2辺を2等分した点を
結んだ線との交点近傍を示すが、該交点から上下左右方
向に±50mm程度以内であれば好ましい。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説
明する。
【0022】車両用の側部窓に装着される窓ガラス1の
車内側表面に、本発明の実施例1〜3のガラスアンテナ
3を給電部2とともに設けた例について説明する。
【0023】図1〜図3はそれぞれ実施例1〜実施例3
におけるアンテナパターンを一方の側部窓ガラスに配設
したものを車内から見た正面図であり、図5〜図7はそ
れぞれ実施例1〜実施例3のアンテナパターンによりF
Mラジオ帯の電波を受信したときの指向特性図を示す。
【0024】実施例1 図1に示すように、車両用の一方の側部窓ガラスに装着
される板ガラス1の車内側表面に、給電部2と、該給電
部2からボディフランジの上辺に沿って他方のコーナー
部近傍まで設けた第1の水平線条3aと、該水平線条の
先端よりさらに縦側辺に沿ってその中央付近まで延設し
た垂直線条3bと、該垂直線条3bの先端より水平方向
に折返しガラス板の略中心付近まで延設した折返し線条
3cとからなるコ字状エレメント31と、前記折返し線
条3cのガラス板1の中心側の先端より下方に垂直線条
3dを延設し、該垂直線条3dの下部側先端よりボディ
フランジの下辺近傍に沿って延設した水平線条3e、3
fとからなる逆T字状エレメント32とを接続した構成
からなるガラスアンテナ3を曲げ加工前にスクリーン印
刷して、曲げ加工と同時に焼成して形成した。
【0025】実施例1の各導電線条の長さは以下の通り
である。
【0026】 コ字状エレメント31の水平線条3aの長さ =580mm 垂直線条3bの長さ =200mm 折返し線条3cの長さ =300mm 逆T字状エレメント32の垂直線条3dの長さ =200mm 水平線条3eの長さ =300mm 水平線上3fの長さ =330mm このようにして得られた板ガラス1の寸法は、上辺A=
650mm、下辺A’=700mm、車内側からみた左
縦辺B=450mm、右縦辺B’=500mmであり、
自動車の側部窓ガラスに装着した。
【0027】本発明のガラスアンテナ3によって、76
MHz〜90MHzのFMラジオ帯の電波を受信して、
標準のダイポールアンテナの受信利得を0dBとしたと
きの利得差(以下、ダイポール比と略称する)で表す
と、平均値で−18.8dBとなり、実用に供しうる受
信利得が得られた。
【0028】また、周波数が80MHzの場合における
指向特性は図5に示すように、水平偏波の電波の受信に
おいて0゜〜180゜における平均利得と、180゜〜
360゜における平均利得の差が4.3dBとなり、自
動車の片側の側部窓ガラスに装着しても、運転席側と助
手席側の左右のいずれから発信される電波に対しても良
好に受信することができる。
【0029】実施例2 図2に示す実施例2は、車両用の一方の側部窓ガラス1
の車内側表面に、本発明のガラスアンテナ3を給電部2
とともに設け、AMラジオ放送波とFMラジオ放送波を
受信するようにした例である。
【0030】実施例2は実施例1のアンテナのうち、逆
T字状エレメント32の水平線条の両端より上部側にそ
れぞれ垂直な線条を補助エレメント4a、4bとして延
設した例である。
【0031】実施例2の各導電線条の長さは以下の通り
である。
【0032】 コ字状エレメント31の水平線条3aの長さ =550mm 垂直線条3bの長さ =180mm 折返し線条3cの長さ =270mm 逆T字状エレメント32の垂直線条3dの長さ =220mm 水平線条3eの長さ =330mm 水平線上3fの長さ =300mm 水平線条3eに接続した補助エレメント4aの長さ =380mm 水平線条3fに接続した補助エレメント4bの長さ =200mm 以上の構成によるガラスアンテナ3を曲げ加工前にスク
リーン印刷して、曲げ加工と同時に焼成して形成した。
【0033】このようにして得られた板ガラス1の寸法
を、上辺A=650mm、下辺A’=700mm、車内
側からみた左縦辺B=450mm、右縦辺B’=500
mmとして、自動車の側部窓ガラスに装着した。
【0034】本発明のガラスアンテナ3によって、欧州
及び北米向け仕様の周波数帯88MHz〜108MHz
帯のFMラジオ帯の電波を受信して、標準のダイポール
アンテナの受信利得を0dBとしたときの利得差(以
下、ダイポール比と略称する)で表すと、平均値で−1
9.4dBとなり、実用に供しうる受信利得が得られ
た。
【0035】また、周波数が100MHzの場合におけ
る指向特性は図6に示すように、水平偏波の電波の受信
において0゜〜180゜における平均利得と、180゜
〜360゜における平均利得の差が3.9dBとなり、
自動車の片側の側部窓ガラスに装着しても、運転席側と
助手席側の左右のいずれから発信される電波に対しても
良好に受信することができる。実施例3 図3に示す実施例3は、車両用の側部窓ガラス1の車内
側表面に、本発明のガラスアンテナ3を給電部2ととも
に設けた例である。
【0036】実施例3は実施例1のアンテナに、さらに
追加して給電点2より前記コ字状エレメント31の内側
に沿って第2のコ字状エレメント31’を設け、該第2
のコ字状エレメント31’の折返し線条3c’を窓ガラ
ス板1の縦側辺近傍まで延長して、縦側辺近傍に設けた
垂直線条3g、3hと接続したものである。
【0037】実施例3の各導電線条の長さは以下の通り
である。
【0038】 コ字状エレメント31の水平線条3aの長さ =570mm 垂直線条3bの長さ =200mm 折返し線条3cの長さ =300mm 逆T字状エレメント32の垂直線条3dの長さ =200mm 水平線条3eの長さ =320mm 水平線上3fの長さ =300mm 上記構成に加えて、給電点2より前記コ字状エレメント
1の内側20mmの位置でコ字状エレメント31に沿っ
て設けた第2のコ字状エレメント31’を設け、該第2
のコ字状エレメント31’の折返し線条3c’を窓ガラ
ス板1の縦側辺近傍まで延長して、縦側辺近傍に設けた
垂直線条3g、3hと接続した。
【0039】 第2のコ字状エレメント31’の水平線条3a’の長さ =550mm 垂直線条3b’の長さ =160mm 折返し線条3c’の長さ=560mm 折返し線条3b’と接続する垂直線条3gの長さ =160mm 垂直線条3hの長さ =200mm 以上の構成によるガラスアンテナ3を曲げ加工前にスク
リーン印刷して、曲げ加工と同時に焼成して形成した。
【0040】このようにして得られた板ガラス1の寸法
を、上辺A=650mm、下辺A’=700mm、車内
側からみた左縦辺B=450mm、右縦辺B’=500
mmとして、自動車の側部窓ガラスに装着して、76M
Hz〜90MHzのFMラジオ帯の電波を受信して、標
準のダイポールアンテナの受信利得を0dBとしたとき
の利得差(以下、ダイポール比と略称する)で表すと、
平均値で−18.2dBとなり、実用に供しうる受信利
得が得られた。
【0041】また、周波数が80MHzの場合における
指向特性は図7に示すように、水平偏波の電波の受信に
おいて0゜〜180゜における平均利得と、180゜〜
360゜における平均利得の差が4.1dBとなり、自
動車の片側の側部窓ガラスに装着しても、運転席側と助
手席側の左右のいずれから発信される電波に対しても良
好に受信することができる。
【0042】図3に示す実施例3は、給電部2を上辺コ
ーナー部に設け、給電部2から水平線条、垂直線条と折
返し線条の一部まで二重に形成し、折返し線条3c’を
窓ガラス板1の縦側辺近傍まで延長して、縦側辺近傍に
設けた垂直線条3g、3hと接続した例であり、このエ
レメントはFM帯の周波数特性をフラットにするために
設けた補助エレメントであるが、さらにはAM帯の利得
の向上に寄与する効果もある。
【0043】このようにして得られた実施例2、実施例
3のガラスアンテナ3も、それぞれ実施例1のアンテナ
3などと同程度の受信性能を有することを確認した。
【0044】なお、実施例2、実施例3においてAMラ
ジオ放送波を受信するときには、単独で受信可能である
が、FMラジオ放送波を受信するときには、他の構成の
FMラジオ放送波受信用アンテナや、後部窓ガラスに設
けたガラスアンテナ、前部窓ガラスに設けたガラスアン
テナ、あるいはホイップアンテナなどと組み合わせてダ
イバーシティ受信してもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明のガラスアンテナは、以上説明し
たように、車両用の側部窓ガラスに設けたアンテナであ
り、FMラジオ放送波とAMラジオ放送波を無指向で高
利得に受信することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1におけるアンテナパターンを一方の側
部窓ガラスに配設したものを車内から見た正面図。
【図2】実施例2におけるアンテナパターンを一方の側
部窓ガラスに配設したものを車内から見た正面図。
【図3】実施例3におけるアンテナパターンを一方の側
部窓ガラスに配設したものを車内から見た正面図。
【図4】従来のアンテナパターンを一方の側部窓ガラス
に配設したものを車内から見た正面図。
【図5】実施例1のアンテナパターンによりFMラジオ
帯の電波を受信したときの指向特性図。
【図6】実施例2のアンテナパターンにより欧州北米向
けの周波数帯のFMラジオ帯の電波を受信したときの指
向特性図。
【図7】実施例3のアンテナパターンによりFMラジオ
帯の電波を受信したときの指向特性図。
【図8】従来のアンテナパターンによりFMラジオ帯の
電波を受信したときの指向特性図。
【符号の説明】
1 板ガラス 2 給電部 3 発明のガラスアンテナ 31、31’ コ字状エレメント 32 逆T字状エレメント 4a、4b 補助エレメント 5 従来のガラスアンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J021 AA02 AB02 GA07 GA08 HA10 JA03 5J046 AA03 AB17 LA06 LA13 LA19 LA20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用側部窓ガラスに設けたガラスアン
    テナであって、上部片側コーナー部に設けた給電点より
    ボディフランジの上辺に沿って他方のコーナー部近傍ま
    で設けた水平線条と、該水平線条の先端よりさらに縦側
    辺に沿ってその中央付近まで延設した垂直線条と、該垂
    直線条の先端より水平方向に折返しガラス板の略中心付
    近まで延設した折返し線条とからなるコ字状エレメント
    と、前記折返し線条の中心側先端より下方に垂直線条を
    延設し、該垂直線条の下部側先端よりボディフランジの
    下辺近傍に沿って両方向に延設した水平線条とからなる
    逆T字状エレメントとを接続したことを特徴とする車両
    用ガラスアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記逆T字状エレメントの水平線条の両
    端より上部側にそれぞれ垂直線条を補助エレメントとし
    て延設したことを特徴とする請求項1記載の車両用ガラ
    スアンテナ。
  3. 【請求項3】 前記給電点より前記コ字状エレメントの
    内側に沿って第2のコ字状エレメントを設け、該第2の
    コ字状エレメントの折返し線条を窓ガラス板の縦側辺に
    沿ってその近傍に設けた垂直線条と接続したことを特徴
    とする請求項1乃至2記載の車両用ガラスアンテナ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005534215A (ja) * 2002-07-24 2005-11-10 ハラダ・インダストリー・カンパニー・リミテッド 車両用統合ループアンテナ
JP2011023888A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Asahi Glass Co Ltd 車両用ガラスアンテナ及び車両用窓ガラス
US8294624B2 (en) 2007-06-12 2012-10-23 Asahi Glass Company, Limited Automobile glass antenna and automobile window glass sheet

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