JP5023815B2 - 車両用ガラスアンテナ - Google Patents
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a、5a’または折返し水平線条5c、5c’を近接させ、容量結合させることによって、AM放送波用アンテナ4が受信したFM放送波帯の電波をFM放送波受信用アンテナ5、5’によってピックアップでき、これによってFM放送波受信用アンテナ5、5’の受信感度を向上させることができ、FM放送波受信用アンテナ5、5’の第2の給電点8、8’とチューナー14間に、FM放送波帯用アンプやインピーダンスマッチング回路を接続する必要がない。
図1に示すように、自動車用の後部窓ガラスの防曇用加熱線条2の上部余白部に、AM放送波受信用アンテナ4と、周波数が88〜108MHz帯の北米・欧州・豪州向けのメインとサブのFM放送波受信用アンテナ5、5’を設けた。
水平線条4a間の間隔=20mm
垂直線条4b、4bの各長さ=70mm、50mm
垂直線条4b、4b間の間隔=300mm
また、本発明のFM放送波受信用アンテナ5、5’の各線条の長さは以下の通りである。
第2の垂直線条5b’の長さ=70mm
折返し水平線条5c’の長さ=150mm
FM放送波受信用アンテナ5、5’の第2の水平線条5a、5a’と、AM放送波受信用アンテナ4の最上部の水平線条4a間の間隔、及びFM放送波受信用アンテナ5’の折返し水平線条5c’と、AM放送波受信用アンテナ4の最下部の水平線条4a間の間隔は、それぞれ5mmとした。
図2に示す実施例2は、実施例1と同様に自動車用の後部窓ガラスの防曇用加熱線条2の上部余白部に5本の水平線条4aおよびこれと直交する2本の垂直線条4bからなるAM放送波受信用アンテナ4と、該AM放送波受信用アンテナ4の両側より挟み込むようにコ字状のFM放送波受信用メインアンテナ5とサブアンテナ5’を近接して設け、さらに、前記防曇用加熱線条2の2つのバスバー3、3’の上端部より上方に補助垂直線条2c、2c’を前記FM放送波受信用メインアンテナ5、及びサブアンテナ5’の垂直線条の外側に沿って延ばしたものである。
水平線条4a間の間隔=20mm、一番下は10mm
垂直線条4b、4bの各長さ=70mm、70mm
垂直線条4b、4b間の各間隔=460mm
また、本発明のFM放送波受信用アンテナ5、5’の各線条の長さは以下の通りである。
第2の垂直線条5b、5b’の長さ=40mm、30mm
第2の水平線条5c、5c’の長さ=80mm、75mm
FM放送波受信用アンテナ5、5’の第2の水平線条5a、5a’と、AM放送波受信用アンテナ4の最上部の水平線条4a間の各間隔=5mm
FM放送波受信用アンテナ5の折返し水平線条5cと、防曇用加熱線条2の最上部の加熱線条2a間の間隔=5mm、
FM放送波受信用アンテナ5の折返し水平線条5c’と、防曇用加熱線条2の最上部の加熱線条2a間の間隔は=15mm、
第1の給電点7の位置は、ガラス板Gの中心線より155mm右寄りの位置にあり、FM放送波受信用メインアンテナ5用の第2の給電点8の位置は、ガラス板の中心線より155mm左寄り位置にあり、FM放送波受信用サブアンテナ5’用の第2の給電点8’の位置は、ガラス板の中心線より215mm右寄りの位置に設けた。
図3に示す実施例3は、実施例2の変形例であって、周波数が76〜90MHz帯の国内向けFM放送波受信用として使用するサブアンテナ5’の略コ字状のパターンの先端部の折返し水平線条5c’を2本線とし、AM放送波受信用アンテナ4の上部から3番目の水平線条4aの右側先端部の一部を前記2本の折返し水平線条5c’によって挟むようにして近接させ容量結合したものであり、AM放送波受信用アンテナの水平線条4aは4本としたが、各線条の長さは実施例3とほぼ同じである。
図4に示す実施例4は、実施例1の変形例であって、周波数が88〜108MHz帯の北米・欧州・豪州向けFM放送波受信用として使用するサブアンテナ5’の略コ字状のパターンの先端部の折返し水平線条5c’を2本線とし、AM放送波受信用アンテナ4の最下部の水平線条4aの右側先端部の一部と、前記2本の折返し水平線条5c’、5c’の下方側とを近接させ容量結合したものであり、各線条の長さは実施例1とほぼ同じである。
2 防曇用加熱線条
2a 加熱線条
2b、2b’ 垂直線条
2c、2c’ 補助垂直線条
3、3’ バスバー
4 AM放送波受信用アンテナ
4a 水平線条
4b 垂直線条
5 FM放送波受信用アンテナ
5’ FM放送波受信用サブアンテナ
5a、5a’ 第2の水平線条
5b、5b’ 第2の垂直線条
5c、5c’ 折返し水平線条
7 第1の給電点
8、8’ 第2の給電点
10 AM放送波帯用アンプ
13、13’ AM帯域遮断コンデンサ
14 チューナー
Claims (7)
- 車両の後部窓ガラスの防曇用加熱線条(2)の上部余白部に設けるアンテナであって、間隔を隔てて設けた複数本の水平線条(4a)と、該水平線条と直交する少なくとも2本離隔して設けた垂直線条(4b)と、該垂直線条間で、かつ最上部の水平線条上、又は該最上部の水平線条の位置より引出線を介して設けた位置を第1の給電点(7)とするAM放送波受信用のアンテナ(4)と、
前記AM放送波用アンテナ(4)の最上部の水平線条より上部に設けた第2の給電点(8、8’)より前記AM放送波受信用アンテナ(4)の最外周部の一部に沿って時計回り又は反時計回りの方向に延ばして前記AM放送波用アンテナ(4)を囲み、前記AM放送波受信用アンテナ(4)の水平線条の少なくとも一部に近接させて容量結合するようにしたFM放送波受信用アンテナ(5、5’)とからなり、
前記FM放送波受信用アンテナ(5、5’)は、第2の給電点(8、8’)より水平方向に延ばした第2の水平線条(5a、5a’)が、前記AM放送波受信用アンテナの水平線条(4a)に近接させて容量結合し、さらに少なくとも片方の第2の水平線条(5a、5a’)先端より前記AM放送波受信用アンテナの複数本の水平線条(4a)の外側に沿って略垂直方向又は円弧状に延ばした第2の垂直線条(5b、5b’)を少なくとも有するL字状、又はコ字状のエレメントとなっており、
さらに、前記L字状、又はコ字状エレメントの先端部を折返した折返し水平線条(5c、5c’)を1本又は2本とし、AM放送波受信用アンテナの水平線条(4a)の先端部に近接させて容量結合させたことを特徴とする車両用のガラスアンテナ。 - 前記第1の給電点(7)を挟み、その両側に設けた2つの第2の給電点(8、8’)のそれぞれより前記FM放送波受信用アンテナ(5、5’)を別々に2系統設け、該2系統のそれぞれをAM放送波受信用アンテナ(4)の最外周部に、時計回りと反時計回りに延ばし、ダイバーシティ受信させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の車両用のガラスアンテナ。
- 前記AM放送波受信用アンテナ(4)の水平線条を、前記防曇用加熱線条の水平線条に近接させて容量結合するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の車両用のガラスアンテナ。
- 前記防曇用加熱線条(2)のバスバー(3、3’)の上端部より上方に延ばした補助垂直線条(2c、2c’)が、前記FM放送波受信用アンテナ(5、5’)の少なくとも第2の垂直線条(5b、5b’)の外側に沿って近接し、容量結合するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の車両用のガラスアンテナ。
- 前記AM放送波受信用アンテナの第1の給電点(7)よりAMラジオ放送波帯用アンプ(10)を介してチューナー(14)に接続し、FM放送波受信用アンテナの第2の給電点(8、8’)よりアンプやインピーダンスマッチング回路を介さず直接チューナー(14)に接続させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の車両用のガラスアンテナ。
- 前記第2の給電点(8、8’)から延ばしたFM放送波受信用アンテナ(5,5’)の先端までの線条長さとして、周波数が76〜90MHz帯の日本国内向けFM放送波受信用アンテナとする時には200〜400mmとし、周波数が88〜108MHz帯の北米・欧州・豪州向けFM放送波受信用アンテナとする時には150〜300mmとして、該FM放送波受信用アンテナの第2の水平線条(5a、5a’)または折返し水平線条(5c、5c’)と、前記AM放送波受信用アンテナの水平線条(4a)とが互いに近接し容量結合する部分の各水平線条の合計長さ、および該部分の線条の間隔を、それぞれ、周波数が76〜90MHz帯の日本国内向けFM放送波受信用アンテナとする時には200〜400mm、2〜30mm、周波数が88〜108MHz帯の北米・欧州・豪州向けFM放送波受信用のアンテナとする時には、150〜400mm、2〜30mmとしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の車両用のガラスアンテナ。
- 前記防曇用加熱線条(2)の複数本の水平線条を横切るように設けた垂直線条(2b,2b’)を少なくとも2本設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載の車両用のガラスアンテナ。
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