JP5433271B2 - 吸収体の製造装置及び製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、使い捨ておむつ等の吸収性物品に係る吸収体の製造装置及び製造方法に関する。
尿や経血等の排泄液を吸収する吸収性物品の一例として使い捨ておむつや生理用ナプキン等が使用されている。これらの吸収性物品は、パルプ繊維を所定形状に成形してなる吸収体1を備えている。
この吸収体1は、製造ラインの積繊装置10aにより成形される。図1Aは一部断面視で示す積繊装置10aの側面図であり、図1Bは図1A中のB−B断面図である。
積繊装置10aは、周方向Dcに回転する回転ドラム20を有する。そして、この回転ドラム20の幅方向(図1Aの紙面を貫く方向)の両端開口は一対の円形壁部25,25で覆われて封止されており、これにより、回転ドラム20の内周側に負圧室S0が区画されている。また、回転ドラム20の外周面20aには凹状に成形型21が設けられ、成形型21の底部21aには、当該底部21aを前記負圧室S0に連通する多数の吸気孔22が形成されている。更に、回転ドラム20の外周面20aには、パルプ繊維2の混入した混入空気3を吐出する供給ダクト31が対向配置されている。
よって、回転ドラム20の回転に伴って成形型21が前記供給ダクト31の位置を通過する際には、この供給ダクト31から吐出される前記混入空気3が前記成形型21の底部21aに吸い込まれ、これに伴って成形型21内には、混入空気3中のパルプ繊維2が積層して吸収体1が成形される。
ところで、回転ドラム20の内周側の負圧室S0の負圧状態は、図1Aに示すように、前記円形壁部25に接続された吸気ダクト41によって、負圧室S0内から空気を吸い出すことで作り出される。しかし、通常、吸気ダクト41は、図1Bに示すように、幅方向に一対設けられる前記円形壁部25,25のうちの片方の壁部25にのみ接続されるため、成形型21における吸い込み圧力分布が、回転ドラム20の幅方向に偏ってしまい、結果、成形型21内における吸収体1の積層分布も前記幅方向に偏りを生じてしまう。例えば、図1Bの例では、吸気ダクト41が接続される左側の部分の方に厚く積層し、その逆側たる図中右側の部分の積層厚みは薄くなってしまう。
この点につき、特許文献1には、幅方向の吸い込み圧力分布の偏りを抑えるべく、図1Bに二点鎖線で示すように吸気ダクト41の管端の吸い込み用開口部43dを負圧室S0の内方に突出させて、その突出長さLdを調節することにより、幅方向の吸い込み圧力分布を調整することが開示されている。
特開2008−231609号
しかしながら、幅方向の吸い込み圧力分布を均一にし得る突出長さLdは、吸収体1の目標坪量(g/m)や回転ドラム20の回転速度等の生産条件に応じて異なる。そのため、これら生産条件の変更の都度、吸気ダクト41の突出長さ調節を行わねばならず、面倒である。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、上述のような吸気ダクトの調節を要さずに、吸収体の積層分布の均一化を確実に図ることが可能な吸収体の製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、
所定面にへこんで形成された成形型を具備し、前記所定面の幅方向と交差する第1方向に沿って前記成形型を移動する成形型部材と、
前記第1方向の所定位置に配置されて、前記所定面に向けて供給開口部から液体吸収性素材を含む気体を供給する供給ダクトと、
前記所定面を挟んで前記供給開口部の反対側の位置に設けられ、前記所定面と協同して閉空間を区画する閉空間区画部材と、
前記閉空間内を負圧にすべく前記閉空間内の気体を、吸い込み用開口部から吸い込む吸気ダクトと、を備え、
前記成形型が前記供給開口部の位置を通過する際に、前記供給ダクトの気体を前記成形型の底部の吸気孔から前記閉空間へと吸い込ませて、前記気体中の液体吸収性素材を前記成形型内に積層させて吸収体を成形する吸収体の製造装置であって、
前記吸気ダクトの前記吸い込み用開口部は、前記閉空間内において前記所定面に対向して配置され、
前記吸気ダクトにおいて前記閉空間内に収容される部分の少なくとも一部は、その中心軸方向が、前記吸い込み用開口部の中心位置における前記成形型の移動方向と平行な成分を有し、
前記一部から前記吸い込み用開口部に至るまでの間には、前記幅方向と交差する仮想平面内において管路の中心軸方向が屈曲されたような屈曲路が形成されていることを特徴とする吸収体の製造装置である。
また、
成形型部材の所定面にへこんで形成された成形型を、前記所定面の幅方向と交差する第1方向に移動する移動工程と、
前記所定面に向けて供給ダクトから液体吸収性素材を含む気体を供給するとともに、前記成形型内の吸気孔からの吸気により前記液体吸収性素材を前記成形型内に積層して前記吸収体を成形する成形工程と、を備えた吸収体の製造方法であって、
前記成形工程には、前記所定面を挟んで前記供給ダクトの反対側の位置に、前記所定面と協同して閉空間を区画する閉空間区画部材と、前記閉空間内を負圧にすべく前記閉空間内の空気を、吸い込み用開口部から吸い込む吸気ダクトと、が設けられており、
前記成形工程を前記成形型が通過する際に、前記気体を成形型の底部の吸気孔から前記閉空間へと吸い込ませて、前記気体中の液体吸収性素材を前記成形型内に積層させ、
前記吸気ダクトの前記吸い込み用開口部は、前記閉空間内において前記所定面に対向して配置されており、
前記吸気ダクトにおいて前記閉空間内に収容される部分の少なくとも一部は、その中心軸方向が、前記吸い込み用開口部の中心位置における前記成形型の移動方向と平行な成分を有し、
前記一部から前記吸い込み用開口部に至るまでの間には、前記幅方向と交差する仮想平面内において管路の中心軸方向が屈曲されたような屈曲路が形成されていることを特徴とする吸収体の製造方法である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、吸気ダクトの調節を要さずに、吸収体の積層分布の均一化を確実に図ることができる。
図1Aは、従来の積繊装置1aを一部断面視で示す側面図であり、図1Bは図1A中のB−B断面図である。 図2Aは、参考例に係る吸収体1の製造装置10bの中心縦断面図であり、図2Bは、図2A中のB−B断面図である。 第1実施形態に係る吸収体1の製造装置10を模式的に示す斜視図である。 図3A中のB−B断面図である。 図3B中のC―C断面図である。 比較例の製造装置の断面図である。 絞り部59を有した吸気ダクト50の斜視模式図である。 第2実施形態に係る吸収体1の製造装置10cの斜視模式図である。 同製造装置10cの幅方向中心縦断面図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
所定面にへこんで形成された成形型を具備し、前記所定面の幅方向と交差する第1方向に沿って前記成形型を移動する成形型部材と、
前記第1方向の所定位置に配置されて、前記所定面に向けて供給開口部から液体吸収性素材を含む気体を供給する供給ダクトと、
前記所定面を挟んで前記供給開口部の反対側の位置に設けられ、前記所定面と協同して閉空間を区画する閉空間区画部材と、
前記閉空間内を負圧にすべく前記閉空間内の気体を、吸い込み用開口部から吸い込む吸気ダクトと、を備え、
前記成形型が前記供給開口部の位置を通過する際に、前記供給ダクトの気体を前記成形型の底部の吸気孔から前記閉空間へと吸い込ませて、前記気体中の液体吸収性素材を前記成形型内に積層させて吸収体を成形する吸収体の製造装置であって、
前記吸気ダクトの前記吸い込み用開口部は、前記閉空間内において前記所定面に対向して配置され、
前記吸気ダクトにおいて前記閉空間内に収容される部分の少なくとも一部は、その中心軸方向が、前記吸い込み用開口部の中心位置における前記成形型の移動方向と平行な成分を有することを特徴とする吸収体の製造装置。
このような吸収体の製造装置によれば、吸気ダクトにおける前記一部の中心軸方向は、前記吸い込み用開口部の中心位置における前記成形型の移動方向に平行な成分を有している。また、吸い込み用開口部は、前記成形型を具備する所定面に対向している。よって、前記一部から吸い込み用開口部に至るまでの間には、前記幅方向と交差する仮想平面内において管路の中心軸方向が屈曲されたような屈曲路が形成されていることになる。
すると、仮に、前記一部に吸い込み圧力分布の幅方向の偏りが有る場合でも、前記屈曲路により、前記幅方向の偏りは、前記移動方向の吸い込み圧力分布の偏りに変換されて前記吸い込み用開口部に伝達されることになる。これにより幅方向の偏りは軽減されて、結果、成形型における幅方向の吸い込み圧力分布は均一化される。
かかる吸収体の製造装置であって、
前記閉空間の外に負圧源を有し、
前記負圧源を、管路を介して前記一部に前記幅方向から接続し、
前記一部と前記吸い込み用開口部との間には、前記幅方向と交差する仮想平面内において管路の中心軸方向が屈曲されてなる屈曲路が介装されているのが望ましい。
このような吸収体の製造装置によれば、前記一部に生じ得る幅方向の吸い込み圧力分布の偏りは、前記屈曲路によって前記移動方向の偏りに変換されて前記吸い込み用開口部に伝達され、これにより幅方向の偏りは軽減される。よって、成形型における幅方向の吸い込み圧力分布は均一化される。
かかる吸収体の製造装置であって、
前記第1方向は、前記幅方向と直交し、
前記一部と前記吸い込み用開口部との間には、前記幅方向と直交する仮想平面内において管路の中心軸方向が屈曲されてなる屈曲路が介装されているのが望ましい。
このような吸収体の製造装置によれば、前記一部に生じ得る幅方向の吸い込み圧力分布の偏りは、前記移動方向と平行な仮想平面内で屈曲する前記屈曲路によって、前記移動方向の偏りに変換されて前記吸い込み用開口部に伝達され、これにより幅方向の偏りは軽減される。よって、成形型における幅方向の吸い込み圧力分布は均一化される。
かかる吸収体の製造装置であって、
前記屈曲路と前記吸い込み用開口部との間の前記吸気ダクトの部分の中心軸方向は、前記幅方向成分を有していないのが望ましい。
このような吸収体の製造装置によれば、幅方向の偏りが減じられた吸い込み圧力分布を、維持可能となる。
かかる吸収体の製造装置であって、
前記一部の中心軸方向は、前記幅方向成分を有していないのが望ましい。
このような吸収体の製造装置によれば、前記一部の中心軸方向は、幅方向成分を有さないので、幅方向の吸い込み圧力分布の偏りの助長を防止できる。
かかる吸収体の製造装置であって、
前記閉空間の外に負圧源を有し、
前記負圧源は、管路を介して前記一部に前記幅方向から接続し、
前記一部は、前記移動方向に平行な方向に延長して形成され、
前記一部は、前記吸い込み用開口部を有するダクト部分に前記移動方向に平行な方向から接続し、
前記ダクト部分の中心軸方向は前記幅方向成分を有していないのが望ましい。
このような吸収体の製造装置によれば、前記一部は、前記移動方向に平行な方向に延長して形成されているとともに、前記吸い込み用開口部を有するダクト部分に対して前記移動方向から接続し、更に、前記ダクト部分の中心軸方向は、幅方向成分を有していない。よって、成形型内の幅方向の吸い込み圧力分布は確実に均一化される。
かかる吸収体の製造装置であって、
前記閉空間は、前記吸気ダクトを前記供給開口部に対向させて設置可能な位置を、前記第1方向に沿って複数有し、
複数の前記設置可能な位置のうちで、少なくとも前記第1方向の最上流側の位置に対して、前記吸気ダクトの前記吸い込み用開口部が配置されているのが望ましい。
このような吸収体の製造装置によれば、前記吸気ダクトを最も効果的に使用して、吸収体の幅方向の積層分布の均一化を確実に図ることができる。
かかる吸収体の製造装置であって、
前記成形型部材は、周方向を前記第1方向として連続回転する回転ドラムであり、
前記成形型は、前記所定面としての前記回転ドラムの外周面に前記周方向に所定ピッチで凹状にへこんで形成され、
前記閉空間区画部材として、前記回転ドラムの前記幅方向の両端開口を覆う一対の円形壁部を有し、前記回転ドラムの内周側に前記閉空間が区画されているのが望ましい。
このような吸収体の製造装置によれば、本願発明が奏する作用効果を効果的に享受することができる。
かかる吸収体の製造装置であって、
前記一部と前記吸い込み用開口部との間には、前記幅方向に管路を絞った絞り部が設けられているのが望ましい。
このような吸収体の製造装置によれば、吸い込み圧力分布の幅方向の偏りは、絞り部によって均されて縮小され、これにより、成形型における幅方向の吸い込み圧力分布はより均一化される。
かかる吸収体の製造装置であって、
前記吸い込み用開口部は、前記所定面を挟んで、前記供給ダクトの前記供給開口部に対向して配置されているのが望ましい。
このような吸収体の製造装置によれば、前記吸い込み用開口部における吸い込み圧力分布の幅方向の均一化作用が、より直接的に成形型内の吸収体の積層分布に影響するようになり、結果、吸収体の幅方向の積層分布が確実に均一化される。
また、
成形型部材の所定面にへこんで形成された成形型を、前記所定面の幅方向と交差する第1方向に移動する移動工程と、
前記所定面に向けて供給ダクトから液体吸収性素材を含む気体を供給するとともに、前記成形型内の吸気孔からの吸気により前記液体吸収性素材を前記成形型内に積層して前記吸収体を成形する成形工程と、を備えた吸収体の製造方法であって、
前記成形工程には、前記所定面を挟んで前記供給ダクトの反対側の位置に、前記所定面と協同して閉空間を区画する閉空間区画部材と、前記閉空間内を負圧にすべく前記閉空間内の空気を、吸い込み用開口部から吸い込む吸気ダクトと、が設けられており、
前記成形工程を前記成形型が通過する際に、前記気体を成形型の底部の吸気孔から前記閉空間へと吸い込ませて、前記気体中の液体吸収性素材を前記成形型内に積層させ、
前記吸気ダクトの前記吸い込み用開口部は、前記閉空間内において前記所定面に対向して配置されており、
前記吸気ダクトにおいて前記閉空間内に収容される部分の少なくとも一部は、その中心軸方向が、前記吸い込み用開口部の中心位置における前記成形型の移動方向と平行な成分を有することを特徴とする吸収体の製造方法。
このような吸収体の製造方法によれば、吸気ダクトにおける前記一部の中心軸方向は、前記吸い込み用開口部の中心位置における前記成形型の移動方向に平行な成分を有している。また、吸い込み用開口部は、前記成形型を具備する所定面に対向している。よって、前記一部から吸い込み用開口部に至るまでの間には、前記幅方向と交差する仮想平面内において管路の中心軸方向が屈曲されたような屈曲路が形成されていることになる。
すると、仮に、前記一部に吸い込み圧力分布の幅方向の偏りが有る場合でも、前記屈曲路により、前記幅方向の偏りは、前記移動方向の吸い込み圧力分布の偏りに変換されて前記吸い込み用開口部に伝達されることになる。これにより幅方向の偏りは軽減されて、結果、成形型における幅方向の吸い込み圧力分布は均一化される。
===参考例===
図2Aは、参考例に係る吸収体1の製造装置10bの中心縦断面図であり、図2Bは、図2A中のB−B断面図である。
吸収体1の製造装置10bは、液体吸収性素材としてのパルプ繊維2を積層して吸収体1を成形する、いわゆる積繊装置である。すなわち、その主な構成として、(1)水平軸C20を回転中心として周方向Dcに(例えば時計回りに)連続回転する回転ドラム20(成形型部材に相当)と、(2)回転ドラム20の周方向Dcの所定位置に配置された供給開口部31aから回転ドラム20の外周面20aに向けてパルプ繊維2(液体吸収性素材に相当)を含んだ混入空気3(気体に相当)を吐出供給する供給ダクト31と、を備えている。
なお、以下では、回転ドラム20の周方向Dcのことを単に「周方向Dc」と言い、回転ドラム20の前記水平軸C20に沿う方向(図2Aの紙面を貫く方向)のことを「幅方向」又は「左右方向」と言う。よって、幅方向と周方向Dcとは直交している。
回転ドラム20は、前記水平軸C20周りに回転する円筒部材を本体とする。そして、この回転ドラム20の幅方向の両端開口は一対の円形壁部25,25(閉空間区画部材に相当)で覆われて塞がれ、更に、回転ドラム20の内側には回転ドラム20と同芯に円筒状隔壁26が設けられており、これにより、回転ドラム20の内周側にはドーナツ型の閉空間Sが区画されている。
また、回転ドラム20の外周面20a(所定面に相当)は、前記幅方向に平行であるとともに、当該外周面20aには、成形すべき吸収体1の形状に対応した凹形状の成形型21が、周方向Dcに所定ピッチで間欠的に設けられている。そして、各成形型21の底部21aも前記幅方向に平行に形成されているとともに、当該底部21aには多数の吸気孔22が形成されており、成形型21内と前記閉空間Sとは通気可能に連通している。
更に、回転ドラム20内の前記閉空間Sは、図2Aに示すように隔壁27によって周方向Dcにゾーン分割されているとともに、同図に示す第1ゾーンZ1には、吸気ダクト41が接続されていて、当該吸気ダクト41の吸い込み用開口部43aから第1ゾーンZ内の空気は吸い出され、第1ゾーンZ1内は、外気よりも低い気圧の負圧状態に維持されている。よって、第1ゾーンZ1に対応する外周面20aの位置を成形型21が移動する際には、成形型21の吸気孔22から吸気される。但し、第2ゾーンZ2には、吸気ダクト41が接続されておらず、もって、第2ゾーンZ2に対応する外周面20aの位置に前記成形型21が入ったら、前記成形型21の吸気はほぼ停止される。ちなみに、第1ゾーンZ1には、供給ダクト31の供給開口部31aが配置され、第2ゾーンZ2には成形型21から吸収体1を離型する離型位置Pfが設定されている。
供給ダクト31は、回転ドラム20の略上方に配置された略矩形断面の管状部材である。そして、この供給ダクト31の下端の供給開口部31aは、回転ドラム20の外周面20aの略上部を所定範囲に亘って覆っており、また、供給ダクト31の上端(不図示)からは、粉砕器(不図示)などで粉砕されたパルプ繊維2が空気流3に乗って供給され、これにより、供給ダクト31内には、パルプ繊維2が混入した混入空気3が、下方の供給開口部31aへと流れている。なお、場合によっては、この供給ダクト31内に、不図示のポリマー投入管を設けて、前記外周面20aに向けて高吸収性ポリマーを吐出投入しても良い。
そして、このような構成の積繊装置10bによれば、次のようにして吸収体1が不織布等のシート状部材4の上に成形される。先ず、図2Aに示すように、供給ダクト31よりも周方向Dcの上流側の位置Psにおいて、回転ドラム20の外周面20aには、前記シート状部材4が連続供給されて当該外周面20aに巻き付けられる。そして、外周面20aのシート状部材4は、そのまま外周面20aを滑ることなく回転ドラム20の回転動作に伴って周方向Dcの下流へ移動される。
一方、回転ドラム20の回転動作によって外周面20aの成形型21が供給ダクト31の位置を通過する際には、その供給開口部31aから吐出供給される混入空気3が成形型21の吸気孔22に吸い込まれる。但し、この時には、吸気孔22でのパルプ繊維2の通過は外周面20aの前記シート状部材4によって規制され、これにより、成形型21の底部21aと当接するシート状部材4の部分には、混入空気3中のパルプ繊維2が積層して吸収体1が成形される。そして、成形型21が供給開口部31aの位置を通過し終えて、外周面20aが下方を向く離型位置Pfに達すると、同位置Pfに配されたローラ24により前記シート状部材4が外周面20aから引き離され、これにより、成形型21から吸収体1が離型されてシート状部材4上に載置される。以上をもって吸収体1が成形される。
ところで、回転ドラム20の第1ゾーンZ1を負圧状態にするための吸気ダクト41としては、一般に、管端43aが開口したパイプ材が使用され、その管軸方向C41を回転ドラム20の幅方向に揃えつつ、回転ドラム20に係る前記一対の円形壁部25,25のうちの一方の壁部25に接続される。また、この時、吸気ダクト41の管端43aたる吸い込み用開口部43aは、前記円形壁部25の内壁面25aと面一に配される。
しかし、このようにすると、成形型21内における吸い込み圧力分布が幅方向に偏ってしまう。すなわち、図2Bの例では、成形型21内における左側部分の吸い込み圧力が高くなり、右側部分の吸い込み圧力が低くなる。その結果、成形型21内に積層される吸収体1の左側部分が厚く右側部分が薄くなるという具合に、吸収体1の積層分布が幅方向の偏りをもってしまう。そのため、これを防ぐべく、後述の第1実施形態では、吸気ダクト50の構造を工夫している。
===第1実施形態===
図3A乃至図3Cは、第1実施形態に係る吸収体1の製造装置10の説明図である。図3Aは、同製造装置10を模式的に示す斜視図であり、図3Bは図3A中のB−B断面図であり、図3Cは図3B中のC―C断面図である。なお、これらの図では、上述の参考例と同一の構成については同一の符号を付して示し、その説明については省略する。また、図3Aについては、図の錯綜を防ぐべく回転ドラム20等といった、吸気ダクト50以外の構成を二点鎖線で示している。
図3Aに実線で示すように、第1実施形態に係る吸気ダクト50は、回転ドラム20に係る前記閉空間Sの外に配置される回転ドラム外ダクト部分51と、前記閉空間Sの中に収容される回転ドラム内ダクト部分52と、を備えている。
回転ドラム外ダクト部分51は、適宜な管路を経て、回転ドラム20の外の不図示の負圧源に接続されている。負圧源は、例えばブロワや真空ポンプ等である。
他方、回転ドラム内ダクト部分52は、回転ドラム20の外周面20aを介して供給ダクト31の供給開口部31aに対向配置された吸い込み用開口部53aを具備するサクションボックス53と、吸い込み用開口部53aの中心位置C53aにおける成形型21の移動方向Dsと平行な方向から前記サクションボックス53に接続される移動方向ダクト部分55(請求項の「一部」に相当)と、前記移動方向ダクト部分55に前記幅方向から接続される幅方向ダクト部分57と、を有している。尚、幅方向ダクト部分57の一方の管端57aは、回転ドラム20の外に突出しており、前述の回転ドラム外ダクト部分51に接続されている。
サクションボックス53は、その管軸方向(管路の中心軸方向のことであり、つまり、各管路断面の中心位置を管路に沿う方向につないだ方向とも言える)が略上下方向を向いた管状部材であり、上側の管端が吸い込み用開口部53aとして使用される。管路の断面形状(管軸方向を法線方向とする平面の形状)は略矩形であり、当該矩形断面における幅方向の寸法は、上下方向の全長に亘り概ね一定であるが、前記移動方向Dsの寸法は、上端から下端へ向かうに従って小さくなっている。これにより、サクションボックス53の管路は、上端側よりも下端側の方の管路断面積が狭い略ラッパ形状をなしている。また、成形型21内での吸い込み圧力分布を幅方向に均一にすべく、吸い込み用開口部53aの中心位置C53aは、概ね成形型21の幅方向の中心線CL21に揃っている(図3Bを参照)。
ここで、望ましくは、サクションボックス53の管軸方向は、幅方向成分を有さないと良く、つまり幅方向に曲がったり傾いたりしていない方が良い。この例では幅方向には曲がりもせず傾いてもいない。これにより、サクションボックス53における吸い込み圧力分布の幅方向の偏りの助長が有効に防止される。
図3Aに示すように、移動方向ダクト部分55は、適宜な管状部材であり、ここでは矩形断面の角パイプが使用されている。その管軸方向は、サクションボックス53の吸い込み用開口部53aの中心位置C53aにおける成形型21の移動方向Dsと略平行である。そして、一方の管端55aがサクションボックス53の下端部に、前記移動方向Dsと平行な方向から接続されており、他方の管端55bは適宜な蓋部材55cにより閉塞されている。なお、前記他方の管端55bの近傍部分には、この後説明する幅方向ダクト部分57が接続される。
ここで、望ましくは、移動方向ダクト部分55の管軸方向は、幅方向成分を有さないと良く、つまり幅方向に曲がったり傾いたりしていない方が良い。この例では幅方向には曲がりもせず傾いてもいない。これにより、移動方向ダクト部分55における吸い込み圧力分布の幅方向の偏りの助長が有効に防止される。
幅方向ダクト部分57は、適宜な管状部材であり、ここでは、円形断面の丸パイプが使用されている。その管軸方向は、幅方向と略平行である。そして、一方の管端57bが、前記移動方向ダクト部分55の前記他方の管端55bの近傍部分に幅方向から接続され、残る一方の管端57aは、回転ドラム20の外に突出し、前記回転ドラム外ダクト部分51に接続される。これにより、回転ドラム内ダクト部分52は前記負圧源に連結されて、吸気可能状態となる。
ここで、このような構成の回転ドラム内ダクト部分52が奏する作用、すなわち吸い込み用開口部53aにおける幅方向の吸い込み圧力分布の均一化作用について説明する。
上述したように、幅方向ダクト部分57の管軸方向は、幅方向を向いている。よって、図4の比較例に示すように、幅方向ダクト部分57を直接サクションボックス53に接続した場合には、上述の参考例と同様、吸い込み用開口部53aにおける吸い込み圧力分布は、幅方向に偏りを持つことになる。
しかし、図3Aに示すように、本第1実施形態にあっては、サクションボックス53と幅方向ダクト部分57との間に、移動方向ダクト部分55が介装されている。また、この移動方向ダクト部分55の管軸方向は、サクションボックス53の吸い込み用開口部53aの中心位置C53aにおける成形型21の移動方向Dsと平行な方向を向いているとともに、移動方向ダクト部分55は、サクションボックス53に対して前記移動方向Dsと平行な方向から接続されている。そして、これにより、サクションボックス53と移動方向ダクト部分55との間には、幅方向と直交する仮想平面内において管軸方向が屈曲されてなる屈曲路58が形成されている。
よって、当該屈曲路58により、吸い込み圧力分布の幅方向の偏りは、前記移動方向Dsの偏りに転換されて、前記吸い込み用開口部53aに伝えられる。つまり、サクションボックス53内の吸い込み圧力分布は、図3A及び図3Cに示すように前記移動方向Dsには偏りを生じるが、その代わりに幅方向の偏りは緩和される(図3A及び図3Bを参照)。その結果、サクションボックス53の吸い込み用開口部53aにおける幅方向の吸い込み圧力分布は、幅方向の偏りの小さい状態となる(図3A及び図3Bを参照)。
詳しくは次のとおりである。サクションボックス53の吸い込み用開口部53aにおける吸い込み圧力分布の偏りは、サクションボックス53におけるダクト部分の接続位置に基づいて生じる。
例えば、前述の図4の比較例のように、サクションボックス53に対して直接幅方向ダクト部分57を接続する場合には、幅方向ダクト部分57は幅方向に沿っているので、当該幅方向ダクト部分57は、サクションボックス53の幅方向の両端の壁部53s,53sのうちの一方の壁部53s(図示例では左側の壁部53s)に対して接続されることになる。すると、当該接続位置Pjから、吸い込み用開口部53aにおける幅方向の右端縁53eRまでの距離と、同左端縁53eLまでの距離とが相違することとなり、その結果、これらの距離の差に基づいて、吸い込み用開口部53aの吸い込み圧力分布には幅方向の偏りが生じる。
これに対して、図3Aの第1実施形態のように、移動方向ダクト部分55を介してサクションボックス53に幅方向ダクト部分57を接続する構成によれば、移動方向ダクト部分55は前記移動方向Dsに沿っている。よって、図3Cに示すように、移動方向ダクト部分55は、サクションボックス53の前記移動方向Dsの両端の壁部53u,53dのうちの一方の壁部53dに対して接続されることになる。すると、図3Bに示すように、当該接続位置Pjから、吸い込み用開口部53aにおける幅方向の左端縁53eLまでの距離と、同右端縁53eRまでの距離とは互いに等しくなり、よって、吸い込み圧力分布の幅方向の偏りは緩和される。
但し、その代わりに、図3Cに示すように、前記接続位置Pjから、吸い込み用開口部53aにおける前記移動方向Dsの上流端縁53euまでの距離と、同下流端縁53edまでの距離とが相違することになり、結果、吸い込み圧力分布は前記移動方向Dsに偏りを持つことになる。
つまり、サクションボックス53内の吸い込み圧力分布に関し、幅方向の偏りは緩和されるが、その代わりに前記移動方向Dsの偏りが拡大する。更に言い換えれば、幅方向の吸い込み圧力分布の偏りが、前記移動方向Dsの吸い込み圧力分布の偏りに変換されてサクションボックス53の吸い込み用開口部53aへと伝達されているとも言うことができる。
このように吸い込み圧力分布の幅方向の偏りを、前記移動方向Dsの偏りに変換することにより小さくして吸い込み用開口部53aに伝達するには、図3Aに示すように、幅方向と直交する仮想平面内において管軸方向が屈曲するような屈曲路58を介して、幅方向ダクト部分57がサクションボックス53に接続されていれば良く、更に言えば、吸い込み圧力分布の均一化作用は多少劣るが、幅方向と交差する仮想平面内において管軸方向が屈曲された屈曲路58を介して、幅方向ダクト部分57がサクションボックス53に接続されていれば良い。
ちなみに、図3Cに示すような吸い込み圧力分布の前記移動方向Dsの偏りは、吸収体1の積層に対しては何等問題にはならない。なぜなら、成形型21内における前記移動方向Dsの何れの部位も、前記移動方向Dsの吸い込み圧力分布の各地点を同じように通過するからである。よって、前記移動方向Dsの積層厚み分布に与える影響は殆ど無い。
なお、図3Cに示す屈曲路58の屈曲角度θ(サクションボックス53の管軸方向C53と移動方向ダクト部分の管軸方向C55との挟角θ)は、0°よりも大きく180°よりも小さい範囲から選択され、望ましくは0°よりも大きく90°以下の範囲から選択され、より望ましくは0°よりも大きく90°未満の範囲から選択される。図3Cの例では、屈曲角度θは90°である。
また、屈曲路58の幅方向の中心位置は、サクションボックス53の前記吸い込み用開口部53aの中心位置C53aに概ね揃っており、これにより、吸い込み圧力分布の幅方向の偏りの助長が有効に防止される。
ところで、望ましくは、図5の斜視模式図に示すように、サクションボックス53の吸い込み用開口部53aと移動方向ダクト部分55との間の部分に絞り部59を設けて、局所的に幅方向に管路を絞ると良い。つまり、絞り部59の管路が、当該絞り部59と管路方向に隣り合う部位よりも、幅方向に狭くなっていると良い。このようにすれば、屈曲路58により、均一化された幅方向の吸い込み圧力分布が、更に絞り部59によって幅方向に均されて縮小され、これにより、サクションボックス53の吸い込み用開口部53aにおける幅方向の吸い込み圧力分布をより均一にすることができる。
なお、管路の絞り方としては、例えば、幅方向の中心線に関して線対称な断面形状になるように狭めることが挙げられ、このようにすれば、吸い込み圧力分布の幅方向の偏りの誘発を防ぐことができる。
この絞り部59の構成例としては、図5のようにサクションボックス53の管壁自体を絞る構成以外に、例えば、図3Aのサクションボックス53の管路内に不図示の羽根や板材等をダンパー部材として配置することや、バタフライ弁など開度調整可能なバルブを管路内に配置すること等が挙げられる。なお、後者のバルブ構成によれば、幅方向の絞り具合を容易に調整できる長所がある。また、図5の例の絞り部59は、管路を幅方向にのみ絞っているが、この幅方向の絞りに加えて、更に前記移動方向Dsに平行な方向に絞っても良い。
===第2実施形態===
図6A及び図6Bは、第2実施形態に係る吸収体1の製造装置10cの説明図である。図6Aは同製造装置10cの斜視模式図であり、図6Bは同製造装置10cの幅方向中心縦断面図である。
上述の第1実施形態との主な相違点は、吸気ダクト60,41が複数本設けられている点と、吸気ダクト60の形状が異なっている点との二点にある。それ以外の構成は、概ね第1実施形態と同じであり、同一の構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
回転ドラム20の第1ゾーンZ1には、複数本の一例として4本の吸気ダクト60,41,41,41が設けられている。すなわち、同第1ゾーンZ1には、供給ダクト31の供給開口部31aに対向させて吸気ダクト60,41を設置可能な位置が、回転ドラム20の周方向Dcに沿って4箇所用意されている。そして、この例では、これらのうちの1箇所だけに対して、第2実施形態に係る吸気ダクト60が適用され、残る3箇所に対しては、参考例の吸気ダクト41(図2A、図2B)が使用されている。この理由は、第2実施形態に係る吸気ダクト60は参考例の吸気ダクト41よりも大きな設置スペースを必要とし、それ故、スペース上の制約から全ての設置可能位置に対して第2実施形態に係る吸気ダクト60を適用できないためである。
このような場合、望ましくは、前記供給開口部31aが対向する範囲のうちで、周方向Dcの最上流側の設置可能位置に第2実施形態の吸気ダクト60を設置すると良く、更に設置スペース上可能であれば、順次その下流に隣り合う設置可能位置へと設置対象範囲を広げていくと良い。これは、吸い込み圧力分布の吸収体1の積層分布に及ぼす影響は、積層の後期側よりも初期側の方が大きいからである。すなわち、後期になると、積層がある程度進んで吸収体1の積層厚みも厚くなっているが、そうすると、積層された吸収体1による圧力損失が大きくなり、結果、幅方向に吸い込み圧力分布が有ったとしても、その積層への影響が鈍化するためである。
図6A及び図6Bに示すように、第2実施形態に係る吸気ダクト60も、第1実施形態と同様に、回転ドラム20内に収容される回転ドラム内ダクト部分62を有している。そして、この回転ドラム内ダクト部分62は、回転ドラム20の外周面20aを介して供給開口部31aに対向配置された吸い込み用開口部63aを具備するサクションボックス63と、鉛直方向の下方から前記サクションボックス63に接続される鉛直方向ダクト部分65と、鉛直方向ダクト部分65に幅方向から接続される幅方向ダクト部分67と、を有している。
サクションボックス63は、管軸方向が、鉛直方向の上方から例えば30°だけ後記移動方向Dsに傾いた管状部材であり、第1実施形態と同様に、上側の管端が吸い込み用開口部63aとして使用される。管路の断面形状は略矩形であり、当該矩形断面が全長に亘り同形に維持されている。なお、吸い込み用開口部63aの中心位置C63aにおける成形型21の移動方向Dsは、水平から多少上方に傾いた方向を向いている。
鉛直方向ダクト部分65は、管軸方向が鉛直方向を向いた管状部材であり、ここでは、矩形断面の角パイプが使用されている。そして、上側の管端65aがサクションボックス63の下端63bに下方から突き合わされて接続されており、下側の管端65bは適宜な蓋部材65cにより閉塞されている。なお、下側の管端65bの近傍部分には、幅方向ダクト部分67が接続される。
幅方向ダクト部分67は、第1実施形態の幅方向ダクト部分57と同様、管軸方向C67が幅方向に沿った丸パイプである。そして、一方の管端67bが、前記鉛直方向ダクト部分65の前記下側の管端65bの近傍部分に幅方向から接続され、残る一方の管端(不図示)は、回転ドラム20の外に突出し、不図示の回転ドラム外ダクト部分に接続される。これにより、回転ドラム内ダクト部分62は負圧源に連結されて、吸気可能状態となる。
このような回転ドラム内ダクト部分62は、鉛直方向ダクト部分65とサクションボックス63との接続位置に屈曲路68を有し、つまり、当該屈曲路68において上述の30°に基づき150°の屈曲角度θ(鉛直方向ダクト部分65の管軸C65とサクションボックス63との挟角θ)で屈曲している。そして、この屈曲は、幅方向と直交する仮想平面内の屈曲である。よって、上述の第1実施形態と同様に、幅方向ダクト部分67による吸い込み圧力分布の幅方向の偏りは、当該屈曲路68により前記移動方向Dsの偏りに変換されて緩和され、結果、吸い込み用開口部63aの吸い込み圧力分布は幅方向に均一化される。
ちなみに、前記3本の吸気ダクト41については、その管端の吸い込み用開口部43aを回転ドラム20の内方に突出配置し、これにより、更なる積層の均一化を図っても良いのは言うまでもない。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、以下に示すような変形が可能である。
上述の実施形態では、成形型部材として回転ドラム20を例示したが、何等これに限るものではない。例えば、成形型部材としてベルトコンベアのベルトを用いても良い。詳しくは、先ず、当該ベルトのベルト面(所定面に相当)に成形型21をへこみ形成し、当該ベルトに所定の周回軌道を移動させる。また、その周回軌道上の所定位置に前記供給ダクト31を配置するとともに、前記ベルト面を挟んで供給ダクト31の供給開口部31aの反対側の位置に、前記ベルト面と協同して閉空間を区画する閉空間区画部材を設ける。閉空間区画部材は、例えば、ベルト面に対面する側の壁部が取り外された略直方体の箱体である。そして、例えば、前記閉空間内には、図3Aの吸気ダクト50におけるダクト部分52が収容され、閉空間外には、同吸気ダクト50におけるダクト部分51が配置される。
上述の第1実施形態では、吸気ダクト50において回転ドラム20内の閉空間Sに収容される部分であって、その管軸方向が、吸い込み用開口部53aの中心位置C53aにおける成形型21の移動方向Dsと平行な成分を有する部分(請求項1では、「一部」と表記)の一例として、管軸方向が前記移動方向Dsに略平行な移動方向ダクト部分55を例示したが、管軸方向が前記移動方向Dsと平行な成分を有していれば、何等これに限るものではなく、例えば、前記管軸方向は、前記移動方向Dsに平行な方向から多少傾いていても良い。
上述の実施形態では、液体吸収性素材としてパルプ繊維2を例示したが、液体吸収能力を有し、且つ、気体3に混入されて飛散するものであれば、何等、パルプ繊維2等の液体吸収性繊維に限るものではなく、それ以外の素材を用いても良い。
1 吸収体、2 パルプ繊維(液体吸収性素材)、
3 混入気体(気体)、4 シート状部材、
10 製造装置、10b 製造装置、10c 製造装置、
20 回転ドラム(成形型部材)、20a 外周面(所定面)、
21 成形型、21a 底部、22 吸気孔、24 ローラ、
25 円形壁部(閉空間区画部材)、25a 内壁面、
26 円筒状隔壁、27 隔壁、31 供給ダクト、31a 供給開口部、
41 吸気ダクト、43a 吸い込み用開口部、50 吸気ダクト、
51 回転ドラム外ダクト部分、52 回転ドラム内ダクト部分、
53 サクションボックス、53a 吸い込み用開口部、53d 壁部、
53u 壁部、53s 壁部、53eL 左端縁、53eR 右端縁、
53ed 下流端縁、53eu 上流端縁、
55 移動方向ダクト部分(一部)、55a 管端、55b 管端、
55c 蓋部材、57 幅方向ダクト部分、57a 管端、57b 管端、
58 屈曲路、59 絞り部、60 吸気ダクト、
62 回転ドラム内ダクト部分、63 サクションボックス、
63a 吸い込み用開口部、63b 下端、
65 鉛直方向ダクト部分(一部)、65a 管端、
65b 管端、65c 蓋部材、67 幅方向ダクト部分、67b 管端、
68 屈曲路、S 閉空間、Z1 第1ゾーン、Z2 第2ゾーン

Claims (11)

  1. 所定面にへこんで形成された成形型を具備し、前記所定面の幅方向と交差する第1方向に沿って前記成形型を移動する成形型部材と、
    前記第1方向の所定位置に配置されて、前記所定面に向けて供給開口部から液体吸収性素材を含む気体を供給する供給ダクトと、
    前記所定面を挟んで前記供給開口部の反対側の位置に設けられ、前記所定面と協同して閉空間を区画する閉空間区画部材と、
    前記閉空間内を負圧にすべく前記閉空間内の気体を、吸い込み用開口部から吸い込む吸気ダクトと、を備え、
    前記成形型が前記供給開口部の位置を通過する際に、前記供給ダクトの気体を前記成形型の底部の吸気孔から前記閉空間へと吸い込ませて、前記気体中の液体吸収性素材を前記成形型内に積層させて吸収体を成形する吸収体の製造装置であって、
    前記吸気ダクトの前記吸い込み用開口部は、前記閉空間内において前記所定面に対向して配置され、
    前記吸気ダクトにおいて前記閉空間内に収容される部分の少なくとも一部は、その中心軸方向が、前記吸い込み用開口部の中心位置における前記成形型の移動方向と平行な成分を有し、
    前記一部から前記吸い込み用開口部に至るまでの間には、前記幅方向と交差する仮想平面内において管路の中心軸方向が屈曲されたような屈曲路が形成されていることを特徴とする吸収体の製造装置。
  2. 請求項1に記載の吸収体の製造装置であって、
    前記閉空間の外に負圧源を有し、
    前記負圧源を、管路を介して前記一部に前記幅方向から接続し、
    前記一部と前記吸い込み用開口部との間には、前記幅方向と交差する仮想平面内において管路の中心軸方向が屈曲されてなる屈曲路のみが介装されていることを特徴とする吸収体の製造装置。
  3. 請求項2に記載の吸収体の製造装置であって、
    前記第1方向は、前記幅方向と直交し、
    前記一部と前記吸い込み用開口部との間には、前記幅方向と直交する仮想平面内において管路の中心軸方向が屈曲されてなる屈曲路のみが介装されていることを特徴とする吸収体の製造装置。
  4. 請求項2又は3に記載の吸収体の製造装置であって、
    前記屈曲路と前記吸い込み用開口部との間の前記吸気ダクトの部分の中心軸方向は、前記幅方向成分を有していないことを特徴とする吸収体の製造装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の吸収体の製造装置であって、
    前記一部の中心軸方向は、前記幅方向成分を有していないことを特徴とする吸収体の製造装置。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の吸収体の製造装置であって、
    前記閉空間の外に負圧源を有し、
    前記負圧源は、管路を介して前記一部に前記幅方向から接続し、
    前記一部は、前記移動方向に平行な方向に延長して形成され、
    前記一部は、前記吸い込み用開口部を有するダクト部分に前記移動方向に平行な方向から接続し、
    前記ダクト部分の中心軸方向は前記幅方向成分を有していないことを特徴とする吸収体の製造装置。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の吸収体の製造装置であって、
    前記閉空間は、前記吸気ダクトを前記供給開口部に対向させて設置可能な位置を、前記第1方向に沿って複数有し、
    複数の前記設置可能な位置のうちで、少なくとも前記第1方向の最上流側の位置に対して、前記吸気ダクトの前記吸い込み用開口部が配置されていることを特徴とする吸収体の製造装置。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載の吸収体の製造装置であって、
    前記成形型部材は、周方向を前記第1方向として連続回転する回転ドラムであり、
    前記成形型は、前記所定面としての前記回転ドラムの外周面に前記周方向に所定ピッチで凹状にへこんで形成され、
    前記閉空間区画部材として、前記回転ドラムの前記幅方向の両端開口を覆う一対の円形壁部を有し、前記回転ドラムの内周側に前記閉空間が区画されていることを特徴とする吸収体の製造装置。
  9. 請求項1乃至8の何れかに記載の吸収体の製造装置であって、
    前記一部と前記吸い込み用開口部との間には、前記幅方向に管路を絞った絞り部が設けられていることを特徴とする吸収体の製造装置。
  10. 請求項1乃至9の何れかに記載の吸収体の製造装置であって、
    前記吸い込み用開口部は、前記所定面を挟んで、前記供給ダクトの前記供給開口部に対向して配置されていることを特徴とする吸収体の製造装置。
  11. 成形型部材の所定面にへこんで形成された成形型を、前記所定面の幅方向と交差する第1方向に移動する移動工程と、
    前記所定面に向けて供給ダクトから液体吸収性素材を含む気体を供給するとともに、前記成形型内の吸気孔からの吸気により前記液体吸収性素材を前記成形型内に積層して前記吸収体を成形する成形工程と、を備えた吸収体の製造方法であって、
    前記成形工程には、前記所定面を挟んで前記供給ダクトの反対側の位置に、前記所定面と協同して閉空間を区画する閉空間区画部材と、前記閉空間内を負圧にすべく前記閉空間内の空気を、吸い込み用開口部から吸い込む吸気ダクトと、が設けられており、
    前記成形工程を前記成形型が通過する際に、前記気体を成形型の底部の吸気孔から前記閉空間へと吸い込ませて、前記気体中の液体吸収性素材を前記成形型内に積層させ、
    前記吸気ダクトの前記吸い込み用開口部は、前記閉空間内において前記所定面に対向して配置されており、
    前記吸気ダクトにおいて前記閉空間内に収容される部分の少なくとも一部は、その中心軸方向が、前記吸い込み用開口部の中心位置における前記成形型の移動方向と平行な成分を有し、
    前記一部から前記吸い込み用開口部に至るまでの間には、前記幅方向と交差する仮想平面内において管路の中心軸方向が屈曲されたような屈曲路が形成されていることを特徴とする吸収体の製造方法。
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