JP6638548B2 - 吸収体製造装置および製造方法 - Google Patents

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本発明は、吸収体の製造装置および製造方法に関する。
吸収性物品(使い捨ておむつ、生理用ナプキン等)には、液体や体液(以下、単に液体という)を吸収するための吸収体が、一般的に使用されている。吸収体は、パルプ繊維などの繊維素材と吸水性ポリマーを混合した吸収体材料で形成されたものである。また、吸収体には、溝または凹部を形成することにより、尿などの体液の吸収性能および漏れの抑制性能を向上しつつ、着用者の体型や姿勢の変化に追従した着用者の股間へのフィット性を高める工夫がなされている。
一方、吸収体の製造方法としては、例えば、回動する回転ドラムの外周面に対向する開放端を有するダクトを用い、繊維素材および吸水性ポリマーを含む吸収体材料を気流によって搬送し、気流中に分散した吸収体材料を回転ドラムの成形型内に堆積させることで吸収体を成形するものがある。そして、例えば特許文献1には、回転ドラムの成形型に凸部を形成しておき、吸収体材料を堆積させることで溝やスリットを有する吸収体を製造する方法が開示されている。
特開2000−234255号公報
しかしながら、生産性を考慮して回転ドラムには十数枚の成形型が設けられるが、特許文献1に開示された方法では、それぞれの成形型における凸部の加工特性によって、溝やスリットにムラなどが生じ、その結果吸収体の品質が安定しなくなる可能性がある。また、凸部のある成形型を要することでイニシャルコストが増大し、また溝やスリットの形状・寸法の変更を含む吸収体の仕様等の変更に容易に対応できない。
よって、本発明の目的は、吸収体を製造する過程において、凸部を有する成形型を用いることなく溝等を形成できるようにするとともに、品質の安定した吸収体を製造できる吸収体製造装置および製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、繊維素材と吸水性ポリマーとをダクト内を流れる空気流を用いて搬送し、周方向に回動する回転ドラムの外周面に成形型を形成し、堆積させることによって、吸収体を製造する吸収体製造装置であり、繊維素材の投入部および吸水性ポリマーの投入部よりも前記空気流の下流側において、前記成形型に対向するように配置され、それぞれ前記回転ドラムの外周面の一部に第2空気流を提供することで前記吸収体に凹部を形成する供給部と、前記第2空気流の提供の有無を制御するための弁と、を備えたことを特徴とする製造装置を提供する。
本発明は、繊維素材と吸水性ポリマーとをダクト内を流れる空気流を用いて搬送し、成形型に堆積させることによって、吸収体の製造を行う吸収体製造方法であり、前記回転ドラムの外周面に対して第2空気流を提供するとともに、当該提供の有無を制御して、前記吸収体に凹部を形成することを特徴とする吸収体製造方法を提供する。
本発明の吸収体製造装置および製造方法によれば、凸部を有する成形型を用いることなく、吸収体に凹部を形成できることで、安定した品質の吸収体を製造できるとともに、イニシャルコストの増大を抑制することができる。また、凹部の形状・寸法の変更だけでなく、凹部を形成しない場合も含めた吸収体の仕様等の変更にも容易に対応可能となる。
本発明の第1実施形態に係る吸収体製造装置の模式的な側断面図である。 本発明の第1実施形態に係る吸収体製造装置の模式的な斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る供給装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る凹部の長さと深さに関する説明図である。 本発明の第1実施形態に係る吸収体製造装置の説明図である。 (a)〜(d)は、本発明の第1実施形態に係る吸収体の断面図である。 本発明の第1実施形態に係る供給装置の制御系を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る供給装置の説明図である。 本発明の第2実施形態に係る吸収体製造装置の説明図である。 (a)〜(d)は、本発明の第2実施形態に係る吸収体の断面図である。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
(第1実施形態)
回転ドラム10は、図1の紙面に直交する方向に回転軸を有し、矢印11の方向に回転可能な円筒体であり、その外周面12に成形型14を有している。一方、ダクト4は、上壁、下壁および左右に側壁を有する断面略矩形状の管状部材である。そして、ダクト4の排気口との対向位置に回転ドラム10が位置している。
ダクト4は、回転ドラム10の外周面12に対し好ましい状態で気流が搬送され、吸収体材料9の所望の堆積が生じるように構成される。すなわち、ダクト4は、吸収体材料9を搬送するダクト4内の気流(以下、第1空気流ともいう)2を上下壁方向に乱し、左右壁方向には乱さないように構成される。これは、上下壁方向に乱れが生じることで吸収体材料9がよく混合されるようにするとともに、左右壁方向には乱れを生じさせないことで吸収体7の左右の堆積のバランスに影響を及ぼさないようにする上で好ましい。回転ドラム10は、その内部に吸引手段(不図示)を備える一方、成形型14は多数の通気口(図示せず)を有するものとして構成される。従って、ダクト4から第1空気流2によって搬送されてくる吸収体材料9は、回転ドラム10の内周面側から吸引されることで、成形型14に効率よく堆積する。
ダクト4における、回転ドラム10側とは反対の端部付近に繊維素材3を投入する繊維素材投入装置20が配設され、繊維素材投入装置20と回転ドラム10との間の位置に吸水性ポリマー投入装置30が配設されている。
ここで、繊維素材投入装置20は、繊維素材3の原反をシート状にしたものを解繊により繊維素材3を得るための解繊機6と、解繊機6からダクト4内に送り出された繊維素材3を気流にのせて搬送するための繊維素材投入口21と、を有している。繊維素材3としては、例えば、広葉樹および針葉樹から得られる木材パルプや、ケナフ、亜麻などから得られる非木材パルプなどが挙げられる。
また、吸水性ポリマー投入装置30は、吸水性ポリマー5を供給する管状部材であり、吸水性ポリマー供給管31からダクト4内に供給するための吸水性ポリマー供給口32を有している。吸水性ポリマー5、例えば、高吸水性ポリマー(Super Absorbent Polymer;SAP)などがある。高吸水性ポリマーには、例えば、デンプン系やセルロース系や、合成樹脂系などを用いることができる。
供給装置の構成
図2は、本発明の第1実施形態に係る吸収体製造装置の模式的な斜視図、図3はその一部を拡大して示す斜視図である。これらの図と、図1とを参照して、本実施形態の特徴構成をなす供給装置を説明する。本実施形態では、回転ドラム10の外周面12と対向するように、第2空気流103(図3)を供給する複数の供給装置100を配置する。具体的には、供給装置100は、ドラム回転方向に交差する方向に設けられた2つを一組として、回転方向11には4組が設けられている。これは、本実施形態では、ダクト4に覆われる領域が、図1および図2に示すように、成形型14が4つ入る寸法となっているためである。各供給装置100は、それぞれ供給管101と供給部102とを有している。供給管101の先端と供給部102の第1空気流上流側の頂点付近とが連結されており、供給管101はダクト4の左右の側壁から回転ドラム軸と平行に延在している。また、供給部102は、回転ドラム10に対向する位置に供給口104を有し、図3に示されるように、供給口104に向かうに従って幅が漸増する形状となっている。
供給装置100の内部には、第2空気流103を通過させるための通路が画成されている。また、ダクト4の第1空気流の流れを乱すことなくダクト4内に十分な空気を供給し、吸収体7に供給口104の全体から均等な第2空気流103を供給する。なお、供給管101の強度は第1空気流2に煽られて、撓らない程度の強度があればよい。
供給管101は、ダクト4の側壁から回転ドラム軸と平行に延在している。供給管101および供給部102の第1空気流上流側は、第1空気流2により搬送されてきた吸収体材料9が堆積しないように丸みを帯びた形状である。また、供給管101の第1空気流下流側は、左右壁方向に気流を乱さない形状、または丸みを帯びた形状でもよい。要は、供給管101および供給部102は吸収体材料9が堆積しない形状、かつ左壁、右壁方向には気流を乱さない形状を有していればよい。供給管101および供給部102に吸収体材料9を堆積させないようにする理由は、堆積物が剥離すると、これが成形型14に向かって搬送され、吸収体に付着することで、吸収体の品質低下につながるからである。また、供給装置100は、上記の形状に加え、上壁、下壁方向に気流を乱す形状を有しているのが好ましい。これにより、吸収体材料9がより均一に混ざり合うため、吸収体7において体液の吸収速度と保持力のバランスがよくなる。
供給部102は、その供給口104が回転ドラム10の外周面12に設けられた成形型14から15mm〜30mm離れて位置するように配設される。本実施形態において、供給口104が成形型14から離れていると成形型14に供給するまでに時間がかかり、供給される第2空気流103も少なくなるため、浅い凹部が形成される。逆に、近くにあれば供給口104から第2空気流103が直ちに供給され、また多く供給されることで深い凹部が形成される。従って、凹部の所望の形成深さに応じて、成形型14と供給管101との距離は適切に選定されるべきである。
本実施形態では、成形型14はおむつに適用される吸収体7に対応した形をなしており、吸収体7の股下部に凹部8を形成するため、吸収体7に対向する位置にある供給管101を適宜大気開放することで、第2空気流103が成形型14に提供され、第2空気流103が言わばエアカーテンとして働き、吸収体材料9の堆積が阻止されることで、吸収体7に凹部8が形成される。
ここで、本実施形態の第2空気流供給装置100は、供給管101を大気に対して開放/閉鎖するための開閉弁101A(図7参照)を有する。従って、大気開放に応じて導入される第2空気流103は、第1空気流2と同速となるので、供給口104と吸収体7との間の気流を乱すことはなく、第2空気流103が提供されている間は第1空気流2から搬送されてくる吸収体材料9が混在することはない。
また、凹部の長手方向長さと深さとの関係を説明する。図4を参照するに、回転ドラム10の外周面12は、ダクト4で覆われる領域の外周長さLとしたとき、その間を時間tで通過するものとする。また、一つの供給部102の長手方向長さをlとし、ダクト4内において周方向にn個(本実施形態ではn=4)配置されているものとする。さらに供給管101から通気される時間をΔtとし、ダクト4から出るときの吸収体7の厚みをDとする。ダクト4内での積層は入り口から出口まで均一な一定速度でなされるとすると、吸収体に形成される凹部の最小長さは、l+(Δt/t)×Lとなり、凹部の最大深さは、n×(Δt/t)×Dとなる。
図5および図6(a)〜(d)は、それぞれ、本発明の第1実施形態に係る吸収体製造装置の平面図および、図5のVIa−VIa´〜VId−VId´断面図である。図6(a)は、図5のVIa−VIa´の断面図である。この位置では、供給部102より第2空気流103(図3)を提供している部分には、第1空気流2から搬送されてくる吸収体材料9は堆積せず、他の部分に堆積する。
次に、図6(b)〜(d)は、吸収体7の凹部8を形成する過程において、成形型14の股下部に供給部102から間欠に第2空気流103が提供されることで、これらの位置では、浅い凹部から深い凹部が形成されている。回転ドラム10の外周面12内において、成形型14に対応した外周面の両側に磁石16を設ける一方、供給管101には磁石16と対向可能に磁気センサ形態の位置検出センサ15を配置する。回転ドラム10が回転することで、位置検出センサ15により位置が検出され、成形型14に第2空気流103が提供される。
図7は、本発明の第1実施形態に係る第2空気流の供給装置の制御系を示すブロック図である。コントローラ501は、供給装置100の気流供給処理を制御するものであり、その制御手順を実行するCPUと、その手順に対応したプログラムを格納するROMおよび制御過程で作業用として用いるRAM等を有する。凹部を形成する成形型14の股下部近傍の位置を検出する位置検出センサ15からコントローラ501へ信号が入ることで供給処理が起動される。これに応じて、コントローラ501は、供給管101の一部を大気に対して開放および閉鎖させるために開閉弁101Aの制御を行う第2空気流供給制御部100Sに対して制御信号を伝達することで、例えば、凹部の長さに対応した大気開放する時間長などを設定することができる。
図8は、本発明の第1実施形態に係る供給処理手順の一例を示すフローチャートである。まず、ステップS1にて供給管101に大気開放するかどうか(すなわち第2気流の供給によって凹部を形成するか否か)を判断する。ここで、肯定判定であればステップS3に進み、位置検出センサ15からの信号に応じて弁101Aを開放する。そして、ステップS5にて、形成する凹部8の長さに対応した規定の時間が経過すると弁101Aを閉鎖し、再びステップS1に進む。一方、ステップS1にて否定判定であれば本手順を終了する。すなわち、この場合は第2空気流が供給されないため、凹部の形成は行われない。
(第2実施形態)
続いて、図9および図10を参照し、第2実施形態を説明する。図9および図10は、本発明の第2実施形態に係る供給装置の説明図および吸収体製造装置の説明図である。第1実施形態と同様に第2空気流103を供給する供給装置を第1供給装置200として複数配設する。第1供給装置200は、第1実施形態の供給管101と同様に構成・配置された供給管201を有するが、本実施形態では、供給部202ないし供給口204の大きさを、第1実施形態のものの半分程度のものにしている。
本実施形態ではさらに、もう1つの供給装置を第2供給装置200´として追加する。第2供給装置200´は、回転ドラム10の回転方向11に、第1供給装置200より後ろ側の位置において整列して配設され、第1供給装置200の供給管201および供給部202とそれぞれ同様の第2供給管201´および供給部202´を有する。そして、第1供給装置200からは、第2空気流103を提供し、第2供給装置200´は第1空気流2から搬送されてくる吸収体材料9とは別の吸収体材料9´を供給する。
図11(a)〜(d)は、本発明の第2実施形態に係る吸収体製造装置の、図10のXIa−XIa´〜XId−XId´断面図である。これらの図から明らかなように第2空気流103で凹部8を形成しようとしている部分には、供給部202との対向位置から外れると第1空気流2によって搬送されてくる吸収体材料9が堆積し、供給部202´と対向する位置では別の吸収体材料9´が堆積する。つまり、当該部分には、吸収体材料9と吸収体材料9´とが交互に堆積して行く。
これらの図に示すように、第1供給管201より第2空気流103を提供している部分には、第1空気流2から搬送されてくる吸収体材料9は堆積せず、他の部分に堆積する。一方、吸収体7の凹部8を形成する過程において、成形型14の股下部に第2供給管201´から間欠に第2空気流103と吸収体材料9´が提供される。これにより、図11(d)に示すように、最終的には、吸収体材料9と吸収体材料9´とで形成された底面部分を有する、深い略V字形状の凹部8が形成されることになる。これにより、吸収体としての液体の吸収性能や、柔軟性の向上や、液体の拡散などに資することができる。
(その他)
なお、本発明は、上述した実施形態および随所に述べた変形例に限られることなく、適宜の変形、修正および代替などが可能である。
例えば、上述の各実施形態では、ドラム回転方向に交差する方向に設けられた2つの供給部を一組とし、回転方向に4組を設けた構成、すなわち合計8つの供給部を配置した構成とした。しかし供給部の個数や配置の態様は、設けるべき凹部の数や深さなどに応じて適宜定め得ることは勿論である。
また、上述の実施形態では、1つの供給部に1つの供給管を接続した構成について説明した。しかし例えば、ドラム回転方向に交差する方向に設けられた2つの供給部に共通して1つの供給管を接続するなど、いくつかの供給部に1つの供給管を接続するものであってもよい。すなわち、供給管は、少なくとも1つの供給部を一単位として接続されるものであればよい。この場合において、複数の供給部のそれぞれに第2空気流などの供給を制御することが望まれるのであれば、1つの供給管から複数の分岐管を設け、分岐管に開閉弁をそれぞれ取り付けるようにすればよい。逆に、さらに一単位を構成する供給部に一括して大気開放の制御を行うことが望まれるのであれば、分岐管よりも大気側の供給管の部分に開閉弁を取り付ければよい。
さらに、上述した実施形態では股下部のみに凹部を形成するように大気開放の制御を行うものとしたが、腹部および背部に凹部を形成するような制御を行うこともできる。
1 吸収体製造装置
2 第1空気流
3 繊維素材
7 吸収体
8 凹部
10 回転ドラム
12 外周面
15 位置検出センサ
100 第2空気流供給装置
101 供給管
102 供給部
103 第2空気流
200 第1供給装置
200´ 第2供給装置
201 第1供給管
201´ 第2供給管
202 第1供給部
202´ 第2供給部

Claims (7)

  1. 繊維素材と吸水性ポリマーとを第1空気流で混合し、ダクト内を流れる第1空気流を用いて搬送し、周方向に回転する回転ドラムの外周面に前記繊維素材と前記吸水性ポリマーとの混合物を堆積させることによって、吸収体を製造する吸収体製造装置であって、
    前記繊維素材の投入部および前記吸水性ポリマーの投入部よりも前記第1空気流の下流側において、前記回転ドラムに対向するように配置され、それぞれ前記回転ドラムの外周面の一部に第2空気流を提供することで前記吸収体にを形成する供給部と、
    前記第2空気流の提供の有無を制御するための弁と、
    を備えたことを特徴とする吸収体製造装置。
  2. 前記第2空気流は、前記第1空気流の流速と同速であることを特徴とする請求項1に記載の吸収体製造装置。
  3. 前記供給部を複数備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の吸収体製造装置。
  4. 前記複数の供給部は、前記回転ドラムの周方向に並んでいることを特徴とする請求項3に記載の吸収体製造装置。
  5. 前記複数の供給部には、大気開放部分を含む供給管が少なくとも1つの供給部を一単位として接続され、前記弁は前記供給管に配設されていることを特徴とする請求項3または4に記載の吸収体製造装置。
  6. 前記第2空気流は、前記吸収体を形成する素材を搬送することを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の吸収体製造装置。
  7. 繊維素材と吸水性ポリマーとを第1空気流によって混合し、ダクト内を流れる第1空気流を用いて搬送し、回転ドラムの外周面に前記繊維素材と前記吸水性ポリマーとの混合物を堆積させることによって、吸収体の製造を行う吸収体製造方法であって、
    前記回転ドラムの外周面に対して第2空気流を提供するとともに、当該提供の有無を制御して、前記吸収体にを形成する、ことを特徴とする吸収体製造方法。
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