JPWO2020039534A1 - 開繊体成形装置及び開繊体製造装置 - Google Patents

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Abstract

開繊体成形装置は、開繊された複数本の繊維を含む開繊体が搬送されて導入される内部空間を備え、内部空間において開繊体を成形する開繊体成形装置であって、鉛直方向に間隙をおいて対向して配置され、間隙の鉛直方向寸法が開繊体の搬送方向の上流側から下流側に向けて減少するように配置された上板及び下板と、上板と下板との幅方向の両側に配置された一対の側板と、を備え、内部空間が、上板、下板、及び一対の側板に囲まれることにより形成され、側板の各々に、その厚み方向に貫通する少なくとも1つの貫通孔が形成されていることにより、式1により算出される側板の開口率Qが、5%以上100%未満の範囲の値に設定されている。[式1]Q(%)=A2/A1×100但し、A1は、側板に貫通孔が形成されていないとしたときの側板の板面の面積であり、A2は、側板の貫通孔の総開口面積である。

Description

本発明は、開繊体成形装置及び開繊体製造装置に関する。
紙おむつや尿漏れ防止用パッド等の吸収性物品には、例えば、セルロースアセテートトウの繊維を開繊してなる開繊体が用いられる。この開繊体の製造時には、例えば特許文献1に開示されるように、ベール状のトウが、搬送されながら開繊装置に導入され、トウに含まれる複数本の繊維が開繊されることで開繊体が得られる。この開繊体は、開繊体成形装置に導入されて成形された後、引取ロール、コンベア、或いはサクションロール等の搬送装置により下流側に搬送される。
特開2014−221960号公報
ここで、例えば高速で開繊体を製造しようとする場合、開繊体と共に開繊体成形装置に入り込む気体により開繊体が不規則に膨張することで、開繊体成形装置と搬送装置との間で開繊体の幅寸法が変動し、搬送装置により円滑に搬送することが困難になるおそれがある。
そこで本発明は、複数本の繊維を開繊してなる開繊体を成形する開繊体成形装置と、開繊体成形装置を通過した開繊体を搬送する搬送装置とを備える開繊体製造装置を用いて、高速で開繊体を製造する場合において、開繊体が開繊体成形装置を通過する際に不規則に膨張するのを防止することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る開繊体成形装置は、開繊された複数本の繊維を含む開繊体が搬送されて導入される内部空間を備え、前記内部空間において前記開繊体を成形する開繊体成形装置であって、鉛直方向に間隙をおいて対向して配置され、前記間隙の鉛直方向寸法が前記開繊体の搬送方向の上流側から下流側に向けて減少するように配置された上板及び下板と、前記上板と前記下板との幅方向の両側に配置された一対の側板と、を備え、前記内部空間が、前記上板、前記下板、及び前記一対の側板に囲まれることにより形成され、前記側板の各々に、その厚み方向に貫通する少なくとも1つの貫通孔が形成されていることにより、式1により算出される前記側板の開口率Qが、5%以上100%未満の範囲の値に設定されている。
[式1]
Q(%)=A2/A1×100
但し、A1は、前記側板に前記貫通孔が形成されていないとしたときの前記側板の板面の面積であり、A2は、前記側板の前記貫通孔の総開口面積である。
上記構成によれば、一対の側板の開口率Qが、5%以上100%未満の範囲の値に設定されているので、開繊体と共に開繊体成形装置の内部空間に入り込んだ気体が、側板の少なくとも1つの貫通孔から、気体開繊装置の幅方向に、開繊体成形装置の外部へ良好に放出される。これにより、開繊体成形装置の内部空間において、開繊体の複数本の繊維が気体により幅方向に乱されるのが低減される。
これにより、開繊体が開繊体成形装置を通過する際に、開繊体が気体により不規則に膨張するのを防止できる。よって、開繊体成形装置と搬送ロール対との間で開繊体の幅寸法が変動するのを防止できる。従って、開繊体成形装置を通過した開繊体を、搬送装置により円滑に搬送することができる。
前記側板に、複数の前記貫通孔が分散して配置されていてもよい。これにより、側板の全体から、複数の貫通孔を通じて、開繊体成形装置の内部空間の気体を開繊体成形装置の外部へ放出できる。よって、開繊体成形装置の内部空間において開繊体の複数本の繊維が気体により乱されるのが更に良好に低減される。
前記幅方向から見たときの前記上板と前記下板との間の角度が、0°より大きく70°未満の範囲の値に設定されていてもよい。このように前記角度が設定されることにより、開繊体成形装置の内部空間を搬送される開繊体を、複数本の繊維が気体により乱されるのを低減しつつ、良好に成形できる。
本発明の一態様に係る開繊体製造装置は、上記したいずれかの前記開繊体成形装置と、前記開繊体成形装置を通過した前記開繊体を引き取って前記搬送方向の下流側に搬送する引取ロール対と、を備え、前記側板の前記搬送方向の下流側の先端が、前記引取ロール対の2つの引取ロールの間に向けて、前記引取ロール対の上流端よりも下流側に配置されている。
上記構成によれば、開繊体成形装置の内部空間を流通する開繊体を、一対の側板により引取ロール対へ適切に案内できる。これにより、開繊体成形装置と引取ロール対との間で開繊体の幅寸法が変動するのを防止しながら、開繊体を安定して搬送できる。
本発明の一態様に係る開繊体製造装置は、上記したいずれかの前記開繊体成形装置と、前記開繊体成形装置を通過した前記開繊体を前記搬送方向の下流側に搬送する搬送装置と、を備え、前記側板の前記搬送方向の下流側の先端が、前記搬送装置の前記搬送方向の上流側と上下方向に重なるように配置されている。
上記構成によれば、開繊体成形装置の内部空間を流通する開繊体を、一対の側板により搬送装置へ適切に案内できる。これにより、開繊体成形装置と搬送装置との間で開繊体の幅寸法が変動するのを防止しながら、開繊体を安定して搬送できる。
前記幅方向から見て、前記側板は、前記搬送方向の上流側から下流側に向けて、前記先端の鉛直方向寸法が減少する形状に形成されていてもよい。これにより、側板の搬送方向の下流側の先端を、2つの引取ロールの間に更に近づけ易くすることができる。
前記幅方向から見て、前記側板は、前記先端が前記搬送方向の上流側から下流側に向けてそれぞれ直線状に延びる上辺と下辺とを有する輪郭をなすように形成され、前記幅方向から見たときの上辺と下辺との間の角度が、0°より大きく70°未満の範囲の値に設定されていてもよい。これにより、側板の搬送方向の下流側の先端を、2つの引取ロールの間に一層近づけ易くすることができる。
本発明の各態様によれば、複数本の繊維を開繊してなる開繊体を成形する開繊体成形装置と、開繊体成形装置を通過した開繊体を搬送する搬送装置とを備える開繊体製造装置を用いて、高速で開繊体を製造する場合において、開繊体が開繊体成形装置を通過する際に不規則に膨張するのを防止できる。
第1実施形態に係る開繊体製造装置の概略図である。 図1の開繊体成形装置のトウバンドの搬送方向の下流側から見た斜視図である。 図2の側板の側面図である。 図1の開繊体成形装置と引取ロール対の各回転軸が重なる方向から見た正面図である。 第1実施形態の変形例に係る開繊体成形装置の側板の側面図である。 第2実施形態に係る開繊体製造装置の概略図である。
以下、各実施形態及び変形例について図を参照して説明する。以下に言及する「上流」は、トウバンド3(開繊体29)の搬送方向Pにおける上流を指し、「下流」は、トウバンド3(開繊体29)の搬送方向Pにおける下流を指す。
(第1実施形態)
[開繊体製造装置]
図1は、第1実施形態に係る開繊体製造装置1(以下、単に製造装置1と称する。)の概略図である。製造装置1の近傍には、梱包容器2が配置される。梱包容器2には、複数本の繊維を含むトウバンド3が、ベール状に折り畳まれ、且つ圧縮されて梱包されている。図1の梱包容器2は、断面構造を示している。
トウバンド3に含まれる繊維は、セルロースアセテートの長繊維であるが、これ以外の繊維であってもよい。一例として製造装置1では、ベール状のトウバンド3が梱包容器2から繰り出され、幅方向が水平に保たれながら、予め定められた搬送方向Pに搬送される。
製造装置1は、第1拡幅装置4、ガイド板5、第2拡幅装置6、ガイドロール7、第1開繊ロール対8、第2開繊ロール対9、気体開繊装置10、開繊体成形装置11、引取(搬送)ロール対12を備える。
第1拡幅装置4は、トウバンド3を幅方向に拡幅する。ガイド板5は、第1拡幅装置4を通過したトウバンド3を第2拡幅装置6へ向けてガイドする。第2拡幅装置6は、ガイド板5を通過したトウバンド3を更に幅方向に拡幅する。一例として、第1拡幅装置4と第2拡幅装置6とは、同様の構成を有する。
ガイドロール7は、第2拡幅装置6を通過したトウバンド3を第1開繊ロール対8へ向けてガイドする。第1開繊ロール対8と第2開繊ロール対9とは、気体開繊装置10よりも上流側において、第2拡幅装置6を通過したトウバンド3を更に開繊する。第2開繊ロール対9は、第1開繊ロール対8よりも下流側に配置されている。
第1開繊ロール対8は、平行に軸支され且つ互いの周面を対向させて配置されたロール13,14を有する。第2開繊ロール対9は、平行に軸支され且つ互いの周面を対向させて配置されたロール15,16を有する。第2開繊ロール対9は、第1開繊ロール対8の周速度よりも早い周速度で回転する。
第2拡幅装置6を通過したトウバンド3は、ロール13,14の間と、ロール15,16の間とに挿通される。トウバンド3は、ロール13〜16の各周面と接触しながら、第1開繊ロール対8と第2開繊ロール対9とにより搬送方向Pに張力を与えられることにより、嵩高く開繊される。
ロール13,14のうち一方のロール、又は、ロール15,16のうち一方のロールとの周面には、トウバンド3を幅方向に開繊するための溝部が、回転軸周りに螺旋状に形成されていてもよい。
気体開繊装置10は、全体として筒状に形成されている。気体開繊装置10は、トウバンド3を気体Gにより開繊する開繊室と、トウバンド3を搬送方向Pに搬送する搬送路とを有する。また気体開繊装置10は、一例として、トウバンド3が導入される導入部17と、導入部17の下流側において、気体Gのジェットを発生させてトウバンド3と気体Gとを混合するジェット発生部18とを有する。
ジェット発生部18の側面には、気体Gが導入される導入口18aが設けられている。ジェット発生部18の下流側には、トウバンド3を滞留させることにより成形する滞留部が設けられていてもよい。
ここで気体開繊装置10の構造の詳細については、例えば、特開2012−239437号公報等の記載を参照できる。気体Gは、空気以外の気体でもよい。また、気体開繊装置10の下流側には、内壁に囲まれた内部空間を有し、トウバンド3をこの内部空間の形状に合わせて成形するアダプタ部が設けられていてもよい。製造装置1では、トウバンド3が拡幅装置4,6、開繊ロール対8,9、及び気体開繊装置10を通過することにより、開繊体29が得られる。
開繊体成形装置11は、気体開繊装置10を通過した開繊体29を成形して、引取ロール対12に搬送する。開繊体成形装置11は、開繊された複数本の繊維を含む開繊体29が搬送されて導入される内部空間Sを備え、内部空間Sにおいて開繊体29を成形する。気体開繊装置10を通過した開繊体29は、開繊体成形装置11において、内部空間Sに広がるように膨張されて成形される(図4参照)。
引取ロール対12は、気体開繊装置10を通過した開繊体29を引き取って下流側に搬送する。引取ロール対12は、平行に軸支され且つ互いの周面を対向させて配置された搬送装置(搬送ロール)である引取ロール19,20を有する。
開繊体29は、引取ロール19,20の間に挿通される。開繊体29は、引取ロール19,20に引き取られ、引取ロール19,20により厚み方向に圧縮される。これにより、開繊体29がシート状となる。このシート状の開繊体29を所定の長さ寸法に切断することにより、吸収体30が製造される。
例えば、通気性を有するバックシートと、通気性及び通液性を有するトップシートとの間に吸収体30が配置されることにより、吸収性物品が製造される。以下、開繊体成形装置11の詳細について説明する。
[開繊体成形装置]
図2は、図1の開繊体成形装置11の下流側から見た斜視図である。図3は、図2の側板23の側面図である。図3では、側板23の一部分(ここでは延在部23b)を示すと共に、貫通孔23cの図示を省略している。
図1〜3に示すように、開繊体成形装置11は、上板22、下板21、及び一対の側板23,24を備える。開繊体成形装置11では、内部空間Sが、上板22、下板21、及び一対の側板23,24に囲まれることにより形成されている。
上板22と下板21とは、鉛直方向に間隙をおいて対向して配置され、前記間隙の鉛直方向寸法が上流側から下流側に向けて減少するように配置されている。上板22は、平坦な板面を有する。上板22は、例えば、板面が、水平に配置されていてもよいし、板面が、上流側から下流側に向けて下り勾配に延びるように配置されていてもよい。下板21は、上板22の下方において、板面が、上流側から下流側に向けて、上板22の板面に対して下り勾配に延びるように配置されている。
開繊体成形装置11は、搬送方向Pから見て、開繊体29が導入される導入口11aが、開繊体29が排出される排出口11bよりも大きな開口面積を有するように形成されている。導入口11aと排出口11bとは、搬送方向Pから見て、幅方向を長手方向とする矩形状に形成されている。
上板22と下板21とには、厚み方向に貫通する少なくとも1つの貫通孔21a,22aがそれぞれ形成されている。本実施形態では、上板22と下板21との板面に複数の貫通孔21a,22aが分散して配置されている。
一対の側板23,24は、上板22と下板21との幅方向の両側に配置されて鉛直方向に延びる板面を有する。ここで言う上板22と下板21との幅方向は、引取ロール19,20の軸方向と一致している。側板23,24の各々には、厚み方向に貫通する少なくとも1つの貫通孔23c,24cが形成されている。これにより、式1により算出される側板23,24の開口率Qが、5%以上100%未満の範囲の値に設定されている。
[式1]
Q(%)=A2/A1×100
但し、A1は、側板23,24に貫通孔23c,24cが形成されていないとしたときの側板23,24の板面の面積であり、A2は、側板23,24の貫通孔23c,24cの総開口面積である。
開口率Qは、上記した範囲において適宜設定可能であるが、例えば、15%以上100%未満の範囲の値であることが望ましく、25%以上100%未満の範囲の値であることがより望ましく、35%以上100%未満の範囲の値であることが、更に望ましい。また別の例では、開口率Qは、10%以上100%未満の範囲の値に設定されていることが望ましい。本実施形態では、側板23,24に、複数の貫通孔23c,24cが分散して配置されている。
貫通孔21a,22a,23c,24cは、製造装置1の運転時において、開繊体29と共に内部空間Sに入りこんだ気体を開繊体成形装置11の外部に排出させる排出孔である。開繊体成形装置11に貫通孔21a,22a,23c,24cを設けることで、高速で開繊体29が気体と共に内部空間Sに導入された場合でも、内部空間Sにおける気流の乱れと、内部空間Sにおける気圧の過度の上昇との低減が図られる。これにより、開繊体成形装置11では、搬送される開繊体29の嵩の変動と、開繊体29に含まれる複数本の繊維の分布のばらつきとが防止されている。
なお、貫通孔21a,22a,23c,24cの周縁形状は、ここでは円形であるが、これに限定されず、例えば楕円形や矩形でもよい。また、貫通孔21a,22a,23c,24cのうちいずれかは、スリット状に形成されていてもよい。
また、複数の貫通孔21a,22a,23c,24cの各々の開口径は、ここでは同一であるが、異なっていてもよい。また、貫通孔21a,22a,23c,24cの開口径は、同一でもよい。
また、本実施形態の側板23,24は、搬送方向Pに延びる本体部23a,24aと、本体部23a,24aから下流側に延びる延在部23b,24bとを有する。本体部23a,24aと延在部23b,24bとの境界は、上板22と下板21との幅方向から見て、側板23,24の上板22の下流端と重なる位置に配置されている。
上板22と下板21との幅方向から見て、延在部23b,24bは、本体部23a,24aの下流端の鉛直方向寸法以下の鉛直方向寸法を有する。側板23,24の先端は、延在部23b,24bの下流側の先端である。
ここで、側板23,24の搬送方向Pの下流側の先端(以下、単に先端とも称する。)は、引取ロール対12の2つの引取ロール19,20の間に向けて、引取ロール対12の上流端よりも下流側に配置されている。言い換えると、引取ロール対12の各回転軸Xが重なる方向から見て、側板23,24の先端は、引取ロール対12の2つの引取ロール19,20の間において、引取ロール19,20と重なる位置に配置されている(図4参照)。
図3に側板23について例示するように、幅方向から見て、本実施形態の側板23,24は、上流側から下流側に向けて、先端の鉛直方向寸法が減少する形状に形成されている。一例として側板23,24は、先端が、上流側から下流側に向けてそれぞれ直線状に延びる上辺L1と下辺とL2を有する輪郭をなすように形成されている。
上板22と下板21との幅方向から見たときの上辺L1と下辺L2との間の角度θ1は、鋭角に設定されている。ここでは角度θ1は、0°より大きく70°未満の範囲の値に設定されている。この角度θ1は、10°以上65°以下の範囲の値であることが望ましく、20°以上60°以下の範囲の値であることがより望ましく、30°以上55°以下の範囲の値であることが、一層望ましい。
また本実施形態では、上板22と下板21との幅方向から見たときの上板22と下板21との間の角度θ2は、角度θ1と同じ角度であり、0°より大きく70°未満の範囲の値に設定されている。角度θ2は、角度θ1と同様に、10°以上65°以下の範囲の値であることが望ましく、20°以上60°以下の範囲の値であることがより望ましく、30°以上60°以下の範囲の値であることが、一層望ましい。角度θ2は、角度θ1とは異なる角度であってもよい。また別の例では、角度θ2は、角度θ1よりも大きい角度に設定できる。
図4は、図1の開繊体成形装置11と引取ロール対12の各回転軸Xが重なる方向から見た正面図である。図4では、開繊体29を破線で示している。図4に示すように、開繊体成形装置11は、側板23,24の先端が、引取ロール19,20の軸方向内側に配置され、且つ引取ロール19,20の周面と重なるように配置されている。側板23,24の先端は、引取ロール19,20のニップ点よりも上流側に配置されている。
開繊体成形装置11を通過する開繊体29は、引取ロール19,20の軸方向への移動が側板23,24の先端により規制されながら搬送され、引取ロール19,20の軸方向における開繊体29の全領域が、引取ロール19,20の間に挿通される。これにより、開繊体29の引取ロール19,20により圧縮されない領域の発生が防止される。
なお、気体開繊装置10の下流端部(開繊体29の排出口)は、ここでは、開繊体成形装置11と上流側に離隔して配置されている。気体開繊装置10の下流端部は、下板21の板面に垂直な方向から見て、下板21と重なる位置に配置されていてもよい。言い換えると、気体開繊装置10の下流端部は、内部空間Sに配置されていてもよい。
以上に説明したように、本実施形態によれば、開繊体成形装置11の一対の側板23,24の開口率Qが、5%以上100%未満の範囲の値に設定されているので、開繊体29と共に開繊体成形装置11の内部空間Sに入り込んだ気体Gが、側板23,24の少なくとも1つの貫通孔23c,24cから、開繊体成形装置11の幅方向に、開繊体成形装置11の外部へ良好に放出される。これにより、開繊体成形装置11の内部空間Sにおいて、開繊体29の複数本の繊維が、気体Gにより幅方向に乱されるのが低減される。
これにより、開繊体29が開繊体成形装置11を通過する際に、開繊体29が気体により不規則に膨張するのを防止できる。よって、開繊体成形装置11と搬送ロール対12との間で開繊体29の幅寸法が変動するのを防止できる。従って、開繊体成形装置11を通過した開繊体29を、引取ロール対12により円滑に搬送することができる。
また本実施形態では、搬送装置が引取ロール19,20であるため、開繊体成形装置11を通過した開繊体29を、引取ロール対12により均一に圧縮しながら引き取ることができる。
また開繊体成形装置11では、側板23,24に、複数の貫通孔23c,24cが分散して配置されており、側板23,24の全体から、複数の貫通孔23c,24cを通じて、内部空間Sの気体Gを外部に放出できる。よって、開繊体成形装置11の内部空間Sにおいて開繊体29の複数本の繊維が気体Gにより乱されるのが更に良好に低減される。
また開繊体成形装置11では、幅方向から見たときの上板22と下板21との間の角度θ2が、0°より大きく70°未満の範囲の値に設定されている。このように角度θ2が設定されることにより、開繊体成形装置11の内部空間Sを搬送される開繊体29を、複数本の繊維が気体により乱されるのを低減しつつ、良好に成形できる。
また、製造装置1は、開繊体成形装置11と引取ロール対12とを備え、側板23,24の下流側の先端が、引取ロール対12の2つの引取ロール19,20の間に向けて、引取ロール対12の上流端よりも下流側に配置されている。
上記構成により、開繊体成形装置11の内部空間Sを流通する開繊体29を、一対の側板23,24により引取ロール対12へ適切に案内できる。これにより、開繊体成形装置11と引取ロール対12との間で開繊体29の幅寸法が変動するのを防止しながら、開繊体29を安定して搬送できる。
また上板22と下板21との幅方向から見て、側板23,24は、上流側から下流側に向けて、先端の鉛直方向寸法が減少する形状に形成されている。これにより、側板23,24の先端を、2つの引取ロール19,20の間に更に近づけ易くすることができる。
また上板22と下板21との幅方向から見て、側板23,24は、先端が上流側から下流側に向けてそれぞれ直線状に延びる上辺L1と下辺L2とを有する輪郭をなすように形成され、上板22と下板21との幅方向から見たときの上辺L1と下辺L2との間の角度θ1が、0°より大きく70°未満の範囲の値に設定されている。これにより、側板23,24の先端を、2つの引取ロール19,20の間に一層近づけ易くすることができる。
図5は、変形例に係る開繊体成形装置の側板123の一部を示す側板123の側面図である。図5では、側板123の一部分を示すと共に、貫通孔の図示を省略している。図5に示すように、本変形例では、上板22と下板21との幅方向から見たときの側板123の上辺L1が、その途中の変曲点Tで折れ曲がり、全体として非線形に延びている。具体的には、上辺L1のうち、側板123の変曲点Tから上流に向けて延びる辺部分L1aの延長線と、側板123の下辺L2との間の角度θ3が、角度θ1よりも大きい値に設定されている。
このような変形例によれば、側板123の鉛直方向寸法を比較的大きく確保できるので、これに合わせて内部空間Sの形状を変更でき、開繊体成形装置の設計自由度を向上させることができる。以下、第2実施形態について、第1実施形態との差異を中心に説明する。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態に係る開繊体製造装置101の概略図である。製造装置101は、開繊体成形装置11の下流側に配置された搬送装置であるコンベア25を備える。コンベア25は、搬送方向Pに間隔をおいて配置された一対の搬送ロール26,27と、搬送ロール26,27に架け渡されたベルト28とを有する。開繊体成形装置11を通過した開繊体29は、搬送ロール26,27により回動されるベルト28に載せられて、下流側へ搬送される。
このように、製造装置101は、開繊体成形装置11を通過した開繊体29を直接又は間接的(ここではベルト28を介して間接的)に周面に接触させて下流側に搬送する搬送ロール26,27を備えている。製造装置101では、開繊体成形装置11の側板23,24の下流側の先端が、搬送ロール26の周面と上下方向に重なるように配置されている。言い換えると、製造装置101では、開繊体成形装置11の側板23,24の下流側の先端が、コンベア25の上流側と上下方向に重なるように配置されている。
このような構成によれば、開繊体成形装置11の内部空間Sを流通する開繊体29を、一対の側板23,24によりコンベア25へ適切に案内できる。これにより、開繊体成形装置11とコンベア25との間で開繊体29の幅寸法が変動するのを防止しながら、開繊体29を安定して搬送できる。
なお搬送装置は、コンベア25に限定されず、例えば、サクションロールでもよい。サクションロールは、開繊体成形装置11を通過した開繊体29を直接的に周面に吸着及び接触させて下流側に搬送する搬送装置(搬送ロール)である。開繊体成形装置11の側板23,24の下流側の先端は、サクションロールの上流側と上下方向に重なるように配置される。
本発明は上記各実施形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、その構成及び方法を変更、追加、又は削除できる。第1実施形態において、上板22と下板21との下流側の先端は、2つの引取ロール19,20の間に配置されていてもよい。
以上のように本発明によれば、複数本の繊維を開繊してなる開繊体を成形する開繊体成形装置と、開繊体成形装置を通過した開繊体を搬送する搬送ロールとを備える開繊体製造装置を用いて、高速で開繊体を製造する場合において、開繊体が開繊体成形装置を通過する際に不規則に膨張するのを防止できる優れた効果を有する。従って、この効果の意義を発揮できる開繊体成形装置及び開繊体製造装置として、広く適用すると有益である。
G 気体
P 搬送方向
S 内部空間
X 回転軸
1,101 開繊体製造装置
3 トウバンド(トウ)
11 開繊体成形装置
12 引取ロール対
19,20 引取ロール(搬送装置)
21 下板
22 上板
23,24,123 側板
23c,24c 貫通孔
25 コンベア(搬送装置)
29 開繊体

Claims (7)

  1. 開繊された複数本の繊維を含む開繊体が搬送されて導入される内部空間を備え、前記内部空間において前記開繊体を成形する開繊体成形装置であって、
    鉛直方向に間隙をおいて対向して配置され、前記間隙の鉛直方向寸法が前記開繊体の搬送方向の上流側から下流側に向けて減少するように配置された上板及び下板と、
    前記上板と前記下板との幅方向の両側に配置された一対の側板と、を備え、
    前記内部空間が、前記上板、前記下板、及び前記一対の側板に囲まれることにより形成され、
    前記側板の各々に、その厚み方向に貫通する少なくとも1つの貫通孔が形成されていることにより、式1により算出される前記側板の開口率Qが、5%以上100%未満の範囲の値に設定されている、開繊体成形装置。
    [式1]
    Q(%)=A2/A1×100
    但し、A1は、前記側板に前記貫通孔が形成されていないとしたときの前記側板の板面の面積であり、A2は、前記側板の前記貫通孔の総開口面積である。
  2. 前記側板に、複数の前記貫通孔が分散して配置されている、請求項1に記載の開繊体成形装置。
  3. 前記幅方向から見たときの前記上板と前記下板との間の角度が、0°より大きく70°未満の範囲の値に設定されている、請求項1又は2に記載の開繊体成形装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の前記開繊体成形装置と、
    前記開繊体成形装置を通過した前記開繊体を引き取って前記搬送方向の下流側に搬送する引取ロール対と、を備え、
    前記側板の前記搬送方向の下流側の先端が、前記引取ロール対の2つの引取ロールの間に向けて、前記引取ロール対の上流端よりも下流側に配置されている、開繊体製造装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の前記開繊体成形装置と、
    前記開繊体成形装置を通過した前記開繊体を前記搬送方向の下流側に搬送する搬送装置と、を備え、
    前記側板の前記搬送方向の下流側の先端が、前記搬送装置の前記搬送方向の上流側と上下方向に重なるように配置されている、開繊体製造装置。
  6. 前記幅方向から見て、前記側板は、前記搬送方向の上流側から下流側に向けて、前記先端の鉛直方向寸法が減少する形状に形成されている、請求項4又は5に記載の開繊体製造装置。
  7. 前記幅方向から見て、前記側板は、前記先端が前記搬送方向の上流側から下流側に向けてそれぞれ直線状に延びる上辺と下辺とを有する輪郭をなすように形成され、
    前記幅方向から見たときの上辺と下辺との間の角度が、0°より大きく70°未満の範囲の値に設定されている、請求項6に記載の開繊体製造装置。
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