JP5431740B2 - 紙片収納体 - Google Patents

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Description

本発明は、紙片を取り出し可能に収納する紙片収納体に関する。
従来より、ダイレクトメール等といった郵送等によって送付される送付物においては、差出人が受取人に通知したい情報が文字や画像として所定の用紙に印字されており、そのほとんどが、封筒等の袋に封入、封緘され、袋体として受取人に送付されている。このような袋体は、送付物の種類や送付先に応じて決められた組み合わせの印刷物が丁合され、封筒等の袋に封入されて構成される。
近年、このような複数枚の印刷物を綴じ合わせて封筒とする技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。この技術においては、封筒外形紙の封筒内面となる片面側に複数枚の印刷物が綴じ合わされ、複数枚の印刷物が内方となるように封筒外形紙が折り合わされ、封筒外形紙の3辺に沿う領域にて封緘されることにより、複数枚の印刷物が取り出し可能に収納されることになり、収納される印刷物の欠落を防止することができるようになる。
特開平9−323732号公報
しかしながら、上述したように複数枚の印刷物を綴じ合わせて封筒とするものにおいては、1つの封筒外形紙に綴じ合わされる複数枚の印刷物が別々に印刷されることになるため、封筒外形紙と、これに綴じ合わされる複数の印刷物とに互いに関連する情報を印刷する場合、それらの情報の組み合わせを管理する必要が生じてしまうとともに、封筒外形紙と複数枚の印刷物とを丁合する工程が必要となり、処理が煩雑になってしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、紙片を取り出し可能に収納する構成において、紙片と紙片を収納するものとに関連する情報を、処理を煩雑にすることなく印刷することができるとともに、紙片と紙片を収納するものとを丁合する必要がない紙片収納体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
第1の折り部を介して蛇腹状に折り畳み可能に連接した4つ以上の中間片部と、
前記4つ以上の中間片部のうち該4つ以上の中間片部の連接方向両端部に位置する中間片部にそれぞれ第2の折り部を介して折り畳み可能に連接した2つの表面片部とを有し、
前記4つ以上の中間片部はそれぞれ
前記4つ以上の中間片部の連接方向両側部となる領域にそれぞれ設けられ、前記4つ以上の中間片部が前記第1の折り部を介して蛇腹状に折り畳まれた場合に、前記第1の折り部を介して隣接する中間片部に貼着される貼着部と、
前記貼着部に挟まれる領域に設けられ、前記第1の折り部を介して隣接する中間片部に跨って切り離し可能に区画形成された切り離し部とを有し、
前記切り離し部は、
当該切り離し部が跨る中間片部間の第1の折り部に沿う領域または当該第1の折り部に対向する領域にて互いに貼着され、
前記4つ以上の中間片部のうち、前記2つの表面片部の一方に連接した第1の中間片部と該第1の中間片部に連接した第2の中間片部とに跨って切り離し可能に区画形成された第1の切り離し部と、
前記第2の中間片部の前記第1の中間片部とは反対側に連接した第3の中間片部と該第3の中間片部に連接した第4の中間片部とに跨って切り離し可能に区画形成された第2の切り離し部とを少なくとも有する。
上記のように構成された本発明においては、複数の中間片部及びこれに連接した表面片部を第1及び第2の折り部を介して蛇腹状に折り畳み、複数の中間片部の連接方向両側部に設けられた貼着部において複数の中間片部を互いに貼着する。この状態において、複数の中間片部に区画形成された切り離し部を、この切り離し部が隣接する中間片部に跨る第1の折り部側から引っ張ることにより、中間片部から切り離して取り出すことになる。
このように、収納される切り離し部が、紙片収納体を構成する複数の中間片部に切り離し可能に区画形成されているので、印刷が容易となるとともに、丁合作業が必要ない。
また、中間片部を4つ以上有し、切り離し部がその切り離し部が跨る中間片部間の第1の折り部に沿う領域にて互いに貼着されていることにより、上述したように切り離し部を取り出した場合、複数の中間片部にて隣接する中間片部に跨った切り離し部どうしが第1の折り部に沿う領域を中心として見開く冊子形態となる。
また、中間片部を4つ以上有し、切り離し部がその切り離し部が跨る中間片部間の第1の折り部に対向する辺部に沿う領域にて互いに貼着されていることにより、上述したように切り離し部を取り出した場合、複数の中間片部にて隣接する中間片部に跨った切り離し部どうしが、第1の折り部に対向する辺部に沿う領域にて連接した形態となる。
以上説明したように本発明においては、第1の折り部を介して蛇腹状に折り畳み可能に連接した複数の中間片部と、複数の中間片部のうち複数の中間片部の連接方向両端部に位置する中間片部にそれぞれ第2の折り部を介して折り畳み可能に連接した表面片部とを有し、複数の中間片部が、第1の折り部を介して隣接する中間片部に跨って切り離し可能に区画形成された切り離し部を有し、この切り離し部を取り出し可能に収納する構成としたため、切り離し部とこの切り離し部を収納するものとに、関連する情報を処理を煩雑にすることなく印刷することができるとともに、切り離し部とこの切り離し部を収納するものとを丁合する必要がなくなる。
また、中間片部を4つ以上有し、切り離し部がその切り離し部が跨る中間片部間の第1の折り部に沿う領域にて互いに貼着されている構成としたことにより、切り離し部を中間片部から切り離した場合、複数の中間片部にて隣接する中間片部に跨った切り離し部どうしが第1の折り部に沿う領域を中心として見開く冊子形態とすることができる。
また、中間片部を4つ以上有し、切り離し部がその切り離し部が跨る中間片部間の第1の折り部に対向する辺部に沿う領域にて互いに貼着されている構成としたことにより、切り離し部を中間片部から切り離した場合、複数の中間片部にて隣接する中間片部に跨った切り離し部どうしが、第1の折り部に対向する辺部に沿う領域にて連接した形態とすることができる。
本発明の紙片収納体の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は展開した状態の一方の面を示す図、(b)は展開した状態の他方の面を示す図、(c)は折り畳んだ状態の正面図、(d)は(c)に示したA−A’断面図、(e)は(c)に示したB−B’断面図である。 図1に示した紙片収納体の使用方法を説明するための図である。 本発明の紙片収納体の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は展開した状態の一方の面を示す図、(b)は展開した状態の他方の面を示す図、(c)は折り畳んだ状態の正面図、(d)は(c)に示したA−A’断面図、(e)は(c)に示したB−B’断面図である。 図3に示した紙片収納体の使用方法を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の紙片収納体の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は展開した状態の一方の面を示す図、(b)は展開した状態の他方の面を示す図、(c)は折り畳んだ状態の正面図、(d)は(c)に示したA−A’断面図、(e)は(c)に示したB−B’断面図である。
本形態は図1(a),(b)に示すように、4つの中間片部20a〜20dが第1の折り部32a〜32cを介して連接するとともに、中間片部20a〜20dのうち、中間片部20a〜20dの連接方向両端部に位置する中間片部20a,20dに表面片部10a,10bが第2の折り部31a,31bを介してそれぞれ連接して構成されている。
中間片部20a〜20dのそれぞれは、一方の面において、中間片部20a〜20dの連接方向両側部となる領域に粘着剤41が塗布されているとともに、中間片部20b,20cは、その反対側の面にも、中間片部20a〜20dの連接方向両側部となる領域に粘着剤41が塗布されており、これらによって貼着部がそれぞれ構成されている。また、2つの中間片部20a,20bに渡ってミシン目22aが形成されており、このミシン目22aによって囲まれる領域が切り離し部21aとなっている。すなわち、切り離し部21aは、ミシン目22aが2つの中間片部20a,20bに渡って形成されることにより、折り部32aを介して中間片部20a,20bを跨って切り離し可能に区画形成されていることになる。また、中間片部20c,20dについても同様に、中間片部20c,20dに渡ってミシン目22bが形成されており、このミシン目22bによって囲まれる領域が切り離し部21bとなっている。すなわち、切り離し部21bは、ミシン目22bが2つの中間片部20c,20dに渡って形成されることにより、折り部32cを介して中間片部20c,20dを跨って切り離し可能に区画形成されていることになる。また、切り離し部21a,21bにおいては、中間片部20a,20dの粘着剤41が塗布されていない面と同一面側において、中間片部20b,20cの切り離し部21a,21bが跨る折り部32a,32cに沿う領域に粘着剤42が塗布されている。
表面片部10a,10bのそれぞれは、中間片部20b,20cの粘着剤42が塗布された面と同一面側に剥離可能層50が積層されている。剥離可能層50は、折り部31a,31bを介して表面片部10a,10bと中間片部20a,20dとをそれぞれ折り畳んで加圧した場合にこれらを互いに接着し、接着後の剥離を可能、再接着を不可とするものであって、感圧接着剤や、その他に、例えば、0.5Mpa以上10Mpa以下の圧力でシートどうしを接着可能な非感圧性の水性エマルジョン粘着剤を用いることが考えられる。
このように構成された紙片収納体1は、図1(c)〜(e)に示すように、表面片部10a,10bと中間片部20a〜20dとが折り部31a,31b,32a〜32cにて蛇腹状に折り畳まれて使用される。また、図1(a),(b)に示したように、表面片部10a,10bと中間片部20a〜20dとが折り部31a,31b,32a〜32cにて折り畳まれていない状態において、表面片部10a,10bと中間片部20a〜20dとにそれぞれ必要な情報が印刷される。これにより、中間片部20a〜20dに区画形成された切り離し部21a,21bにも、表面片部10a,10b及び中間片部20a〜20dに対する印刷工程において情報が印刷されることになる。
表面片部10aと中間片部20aとは、表面片部10aの剥離可能層50が積層された面が内側となるように折り部31aにて折り畳まれ、剥離可能層50によってその全面が剥離可能に貼着される。
中間片部20aと中間片部20bとは、中間片部20bの粘着剤42が塗布された面が外側となるように折り部32aにて折り畳まれ、中間片部20a〜20dの連接方向両側部にて粘着剤41によって貼着される。
中間片部20bと中間片部20cとは、中間片部20b,20cの粘着剤42が塗布された面が内側となるように折り部32bにて折り畳まれ、中間片部20a〜20dの連接方向両側部にて粘着剤41によって貼着される。また、中間片部20b,20cに区画形成された切り離し部21a,21bが、この切り離し部21a,21bが跨る折り部32a,32cに沿う領域にて粘着剤42によって貼着される。
中間片部20cと中間片部20dとは、中間片部20cの粘着剤42が塗布された面が外側となるように折り部32cにて折り畳まれ、中間片部20a〜20dの連接方向両側部にて粘着剤41によって貼着される。
表面片部10bと中間片部20dとは、表面片部10bの剥離可能層50が積層された面が内側となるように折り部31bにて折り畳まれ、剥離可能層50によってその全面が剥離可能に貼着される。
このように、折り部31a,31b,32a〜32cを介して連接した表面片部10a,10b及び中間片部20a〜20dは、折り部31a,31b,32a〜32cにて蛇腹状に折り畳まれることになる。
以下に、上記のように構成された紙片収納体1の使用方法について説明する。
図2は、図1に示した紙片収納体1の使用方法を説明するための図である。
図1に示した紙片収納体1は、上述したように、表面片部10a,10b及び中間片部20a〜20dが、折り部31a,31b,32a〜32cにて蛇腹状に折り畳まれた状態として、配布されたり郵送されたりする。
そして、紙片収納体1に収納された切り離し部21a,21bを取り出す場合は、まず、図2(a)に示すように、表面片部10aを中間片部20aから剥離していく。表面片部10aは中間片部20aに貼着されているものの、その貼着は剥離可能層50によるものであるため、表面片部10aを中間片部20aから剥離することができる。また、同様に、表面片部10bを中間片部20dから剥離していく。表面片部10bは中間片部20dに貼着されているものの、その貼着は剥離可能層50によるものであるため、表面片部10bを中間片部20dから剥離することができる。
表面片部10a,10bを中間片部20a,20dからそれぞれ剥離すると、図2(b)に示すように、表面片10a,10bと中間片部20a,20dとがそれぞれ見開かれた状態となる。
その後、中間片部20a〜20dにそれぞれ区画形成された切り離し部21a,21bを、折り部32a,32c側から引っ張ることにより、中間片部20a〜20dにそれぞれ形成されたミシン目22a,22bを破断し、それにより、図2(c)に示すように、切り離し部21a,21bを中間片部20a〜20dから切り離す。
中間片部20a〜20dから切り離された切り離し部21a,21bは、この切り離し部21a,21bが跨る折り部32a,32cに沿う領域にて粘着剤42によって貼着されているため、図2(d)に示すように、折り部32a,32cに沿う領域を中心として見開く冊子形態となる。このように紙片収納体1から取り出された切り離し部21a,21bには情報が印刷されているが、上述したように、切り離し部21a,21bには、表面片部10a,10b及び中間片部20a〜20dに対する印刷工程において情報が印刷されるため、切り離し部21a,21bと表面片部10a,10b及び中間片部20a〜20dの切り離し部21a,21b以外の領域とに関連する情報を、処理を煩雑にすることなく印刷することができるとともに、切り離し部21a,21bと表面片部10a,10b及び中間片部20a〜20dの切り離し部21a,21b以外の領域とを丁合する必要がなくなる。
なお、本形態においては、表面片部10a,10bのそれぞれのうち、中間片部20b,20cの粘着剤42が塗布された面と同一面側に剥離可能層50が積層されており、それにより、折り部31a,31bにて折り畳まれた場合に、表面片部10a,10bと中間片部20a,20bが剥離可能に貼着されるものを例に挙げて説明したが、表面片部10a,10bに剥離可能層50を積層するのではなく、中間片部20a,20bの折り部31a,31bにて折り畳まれた場合に表面片部10a,10bに対向する面に剥離可能層50を積層したり、表面片部10a,10b及び中間片部20b,20cの折り部31a,31bにて折り畳まれた場合に互いに対向する面にそれぞれ剥離可能層50を積層したりする構成であってもよい。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の紙片収納体の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は展開した状態の一方の面を示す図、(b)は展開した状態の他方の面を示す図、(c)は折り畳んだ状態の正面図、(d)は(c)に示したA−A’断面図、(e)は(c)に示したB−B’断面図である。
本形態は図3(a),(b)に示すように、4つの中間片部120a〜120dが第1の折り部132a〜132cを介して連接するとともに、中間片部120a〜120dのうち、中間片部120a〜120dの連接方向両端部に位置する中間片部120a,120dに表面片部110a,110bが第2の折り部131a,131bを介してそれぞれ連接して構成されている。
中間片部120a〜120dのそれぞれは、その両面において、中間片部120a〜120dの連接方向両側部となる領域に粘着剤141が塗布されており、これらによって貼着部がそれぞれ構成されている。また、2つの中間片部120a,120bに渡ってミシン目122aが形成されており、このミシン目122aによって囲まれる領域が切り離し部121aとなっている。すなわち、切り離し部121aは、ミシン目122aが2つの中間片部120a,120bに渡って形成されることにより、折り部132aを介して中間片部120a,120bを跨って切り離し可能に区画形成されていることになる。また、中間片部120c,120dについても同様に、中間片部120c,120dに渡ってミシン目122bが形成されており、このミシン目122bによって囲まれる領域が切り離し部121bとなっている。すなわち、切り離し部121bは、ミシン目122bが2つの中間片部120c,120dに渡って形成されることにより、折り部132cを介して中間片部120c,120dを跨って切り離し可能に区画形成されていることになる。また、切り離し部121a,121bにおいては、一方の面において、中間片部120b,120cの切り離し部121a,121bが跨る折り部132a,132cに対向する辺部に沿う領域に粘着剤142が塗布されている。
表面片部110a,110bのそれぞれは、中間片部120b,120cの粘着剤142が塗布された面と同一面側において、中間片部120a,120dとの連接方向両側部となる領域に粘着剤141がそれぞれ塗布されている。また、折り部131a,131bに対向する辺部には、半円状の切り欠き111a,111bが形成されている。
このように構成された紙片収納体1は、図3(c)〜(e)に示すように、表面片部110a,110bと中間片部120a〜120dとが折り部131a,131b,132a〜132cにて蛇腹状に折り畳まれて使用される。また、図3(a),(b)に示したように、表面片部110a,110bと中間片部120a〜120dとが折り部131a,131b,132a〜132cにて折り畳まれていない状態において、表面片部110a,110bと中間片部120a〜120dとにそれぞれ必要な情報が印刷される。これにより、中間片部120a〜120dに区画形成された切り離し部121a,121bにも、表面片部110a,110b及び中間片部120a〜120dに対する印刷工程において情報が印刷されることになる。
表面片部110aと中間片部120aとは、表面片部110aの粘着剤141が塗布された面が内側となるように折り部131aにて折り畳まれ、表面片部110a及び中間片部120aにそれぞれ塗布された粘着剤141によって、表面片部110aと中間片部120aとの連接方向両側部にて貼着される。
中間片部120aと中間片部120bとは、中間片部120bの粘着剤142が塗布された面が外側となるように折り部132aにて折り畳まれ、中間片部120a〜120dの連接方向両側部にて粘着剤141によって貼着される。
中間片部120bと中間片部120cとは、中間片部120b,120cの粘着剤142が塗布された面が内側となるように折り部132bにて折り畳まれ、中間片部120a〜120dの連接方向両側部にて粘着剤141によって貼着される。また、中間片部120b,120cに区画形成された切り離し部121a,121bが、この切り離し部121a,121bが跨る折り部132a,132cに対向する辺部に沿う領域にて粘着剤142によって貼着される。
中間片部120cと中間片部120dとは、中間片部120cの粘着剤142が塗布された面が外側となるように折り部132cにて折り畳まれ、中間片部120a〜120dの連接方向両側部にて粘着剤141によって貼着される。
表面片部110bと中間片部120dとは、表面片部110bの粘着剤141が塗布された面が内側となるように折り部131bにて折り畳まれ、表面片部110b及び中間片部120dにそれぞれ塗布された粘着剤141によって、表面片部110bと中間片部120dとの連接方向両側部にて貼着される。
このように、折り部131a,131b,132a〜132cを介して連接した表面片部110a,110b及び中間片部120a〜120dは、折り部131a,131b,132a〜132cにて蛇腹状に折り畳まれることになる。
以下に、上記のように構成された紙片収納体101の使用方法について説明する。
図4は、図3に示した紙片収納体101の使用方法を説明するための図である。
図3に示した紙片収納体101は、上述したように、表面片部110a,110b及び中間片部120a〜120dが、折り部131a,131b,132a〜132cにて蛇腹状に折り畳まれた状態として、配布されたり郵送されたりする。
表面片部110a,110b及び中間片部120a〜120dが、折り部131a,131b,132a〜132cにて蛇腹状に折り畳まれた状態から、紙片収納体101に収納された切り離し部121a,121bを取り出す場合は、図4(a)に示すように、表面片部110a,110bに形成された切り欠き111a,111bから表出した中間片部120a,120dを中間片部120b,120cを挟んだ状態で摘み、折り部132a,132c側から引っ張る。
すると、中間片部120a〜120dにそれぞれ形成されたミシン目122a,122bが破断し、それにより、図4(b)に示すように、切り離し部121a,121bが中間片部120a〜120dから切り離される。
中間片部120a〜120dから切り離された切り離し部121a,121bは、この切り離し部121a,121bが跨る折り部132a,132cに対向する辺部に沿う領域にて粘着剤142によって貼着されているため、図4(c)に示すように、切り離し部121a,121bが跨る折り部132a,132cに対向する辺部に沿う領域にて連接した形態となる。このように紙片収納体101から取り出された切り離し部121a,121bには情報が印刷されているが、上述したように、切り離し部121a,121bには、表面片部110a,110b及び中間片部120a〜120dに対する印刷工程において情報が印刷されるため、切り離し部121a,121bと表面片部110a,110b及び中間片部120a〜120dの切り離し部121a,121b以外の領域とに関連する情報を、処理を煩雑にすることなく印刷することができるとともに、切り離し部121a,121bと表面片部110a,110b及び中間片部120a〜120dの切り離し部121a,121b以外の領域とを丁合する必要がなくなる。
なお、本形態においては、表面片部110a,110bの折り部131a,131bに対向する辺部に切り欠き111a,111bを形成し、その切り欠き111a,111bから表出した中間片部120a,120dを摘んでいるが、表面片部110a,110bと中間片部120a,120bとは、表面片部110a,110bと中間片部120a,120bとの連接方向両側部のみにて粘着剤141によって貼着されているため、表面片部110a,110bに切り欠き111a,111bを形成しなくても、表面片部110a,110bと切り離し部121a,121bとの間に空間を形成し、その空間から指を挿入して切り離し部121a,121bを摘むことができる。
また、上述した2つの実施の形態においては、中間片部20a〜20d,120a〜120dから切り離されて紙片収納体1,101から取り出された切り離し部21a,21b,121a,121bが、折り部32a,32cに沿う領域を中心として見開く冊子形態であったり、折り部132a,132cに対向する辺部に沿う領域にて連接した形態であったりするが、中間片部20a〜20d,120a〜120dから切り離されて紙片収納体1,101から取り出された切り離し部21a,21b,121a,121bは、それぞれ別体となるものであってもよい。
また、上述した2つの実施の形態においては、中間片部20a〜20d,120a〜120dや表面片部10a,10b,110a,110bが、その連接方向両側部にて粘着剤41,141によって貼着されているが、粘着剤41,141としては、中間片部20a〜20d,120a〜120dや表面片部10a,10b,110a,110bを、その連接方向両側部にて貼着した後の剥離が困難となるものや、中間片部20a〜20d,120a〜120dや表面片部10a,10b,110a,110bを、その連接方向両側部にて貼着した後の剥離が可能となるもの等、用途に応じて適宜選択することとなる。粘着剤41,141として、中間片部20a〜20d,120a〜120dや表面片部10a,10b,110a,110bを、その連接方向両側部にて貼着した後の剥離が可能となるものを用いた場合は、中間片部20a〜20d,120a〜120dから切り離し部21a,21b,121a,121bを切り離した後に、互いに貼着されていた中間片部20a〜20d,120a〜120dや表面片部10a,10b,110a,110bを剥離して見開くことができる。
また、中間片部の数は、上述したような4つに限らない。ただし、中間片部から切り離されて紙片収納体から取り出された場合に、折り部に沿う領域を中心として見開く冊子形態であったり、折り部に対向する辺部に沿う領域にて連接した形態であったりするためには、4つ以上の中間片部を有する必要がある。
1,101 紙片収納体
10a,10b,110a,110b 表面片部
20a〜20d,120a〜120d 中間片部
21a,21b,121a,121b 切り離し部
22a,22b,122a,122b ミシン目
31a,31b,32a〜32c,131a,131b,132a〜132c 折り部
41,42,141,142 粘着剤
50 剥離可能層
111a,111b 切り欠き

Claims (1)

  1. 第1の折り部を介して蛇腹状に折り畳み可能に連接した4つ以上の中間片部と、
    前記4つ以上の中間片部のうち該4つ以上の中間片部の連接方向両端部に位置する中間片部にそれぞれ第2の折り部を介して折り畳み可能に連接した2つの表面片部とを有し、
    前記4つ以上の中間片部はそれぞれ
    前記4つ以上の中間片部の連接方向両側部となる領域にそれぞれ設けられ、前記4つ以上の中間片部が前記第1の折り部を介して蛇腹状に折り畳まれた場合に、前記第1の折り部を介して隣接する中間片部に貼着される貼着部と、
    前記貼着部に挟まれる領域に設けられ、前記第1の折り部を介して隣接する中間片部に跨って切り離し可能に区画形成された切り離し部とを有し、
    前記切り離し部は、
    当該切り離し部が跨る中間片部間の第1の折り部に沿う領域または当該第1の折り部に対向する領域にて互いに貼着され、
    前記4つ以上の中間片部のうち、前記2つの表面片部の一方に連接した第1の中間片部と該第1の中間片部に連接した第2の中間片部とに跨って切り離し可能に区画形成された第1の切り離し部と、
    前記第2の中間片部の前記第1の中間片部とは反対側に連接した第3の中間片部と該第3の中間片部に連接した第4の中間片部とに跨って切り離し可能に区画形成された第2の切り離し部とを少なくとも有する紙片収納体。
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