JP5430610B2 - オープン型ドラム缶 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉可能な天蓋を備えたオープン型ドラム缶に関する。
この種のオープン型ドラム缶は、粘性が比較的高い液体危険物や、また、粉体又は固体等の出し入れが容易ではない内容物の充填輸送に好適し、通常の密閉型ドラム缶との相違は天蓋の代わりに開閉可能な天蓋を備えていることにある(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−272533号公報
この種のオープン型ドラム缶も通常の密閉型ドラム缶の場合と同様に、危険物輸送に関する国連勧告(UN規格=UN Recommendations on the Transport of Dangerous Goods)に定められている気密試験、落下強度試験、水圧強度試験及び積み重ね試験の各判定基準に適合していなければならない。しかしながら、オープン型ドラム缶はその天蓋が開閉可能であるから、特にその落下強度試験や水圧強度試験の判定基準に適合した性能を満たすには、オープン型ドラム缶には通常の密閉型ドラム缶とは異なる工夫が要求される。
具体的には、上述の性能を左右する要因として、天蓋及び胴体の胴体カールの耐圧強度や、胴体カールに対して天蓋の蓋カールを締結するバンドの締結強度、そして、胴体カールと蓋カールとの間に挟み込まれるガスケットのシール性能等が考えられる。特に、ガスケットは天蓋の耐圧強度に直接に影響してくることから、シール性能ひいては耐久性(耐へたり性、復元性)の向上が望まれている。
ここで、ガスケットには、天然ゴムが主成分のスポンジ状ガスケット、いわゆる白スポンジを使用することが多い。この白スポンジは、バンド締結直後においては十分な復元弾性を有しているため、ドラム缶に充填された内容物に対するシール材としての機能を十分に満足し、オープン型ドラム缶としてUN規格に適合する性能を十分に備えている。
しかしながら、上記白スポンジは、時間経過に伴い復元弾性が低下するという問題がある。
特に、バンドを過度に強く締結したり、或いは、内容物を充填したドラム缶を段積み状態で長期間保管したりすると、時間経過に伴い白スポンジの復元弾性が極度に低下し、バンドの締結が若干緩むことがある。この場合には、バンドで締結後の天蓋を一旦開放することによって白スポンジの復元弾性の回復を図ったり、或いは、バンドの増し締めを行う等の煩雑な作業をオープン型ドラム缶のユーザーに強いることになり好ましくない。
本発明は上述の事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、ガスケット、ひいてはオープン型ドラム缶に対する経時的な耐久性を向上させることができ、UN規格を満たすうえで好適したオープン型ドラム缶を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のオープン型ドラム缶は、円筒状をなした中空の外周部に胴体カールを有した胴体と、胴体の下端開口を閉塞する地板と、胴体の上端開口に開閉可能に装着され、上端開口を閉塞する蓋本体と、この蓋本体の外周部に設けられ、胴体カールにガスケットを介して嵌め合わせられる蓋カールを有した蓋リムとを具備する天蓋とを備え、ガスケットは、天然ゴムが20〜30重量部、スチレンブタジエンゴムが70〜80重量部からなり、天然ゴム及びスチレンブタジエンゴムからなるゴム成分100重量部に対し、石英及びカオリナイトからなる天然結合物を60〜100重量部配合し、且つ、加工助剤を1〜5重量部配合した発泡体からなる(請求項1)。
また、ガスケットは、天然ゴム及びスチレンブタジエンゴムの発泡体からなり、圧縮率65%で常温において30日間放置したときの開放直後の常温における復元率が90%以上であって、開放から3時間後の常温における復元率が92%以上である(請求項2)。
更に、ガスケットは、デュロメータC型硬さが58〜68である(請求項3)。
請求項1〜3のオープン型ドラム缶によれば、上記ガスケットを上述したゴム組成物とすることにより、ガスケットの耐へたり性が大幅に向上することから、ガスケット、ひいてはオープン型ドラム缶に対する経時的な耐久性が向上し、UN規格に容易に適合したオープン型ドラム缶の提供が可能となる。
第1実施例のオープン型ドラム缶の正面図である。 図1中のII部の断面図である。 図1中のIII部の断面図である。 図1の締結バンドの詳細を示す斜視図である。 図4の一部を示す斜視図である。 図1の天蓋を示した平面図である。 図6の天蓋の一部を示す断面図である。 図3に示す胴体カールの拡大図である。 落下強度試験の方法を(a)の対角落下の場合と、(b)の水平落下の場合とで示す図である。 水圧強度試験の方法を示す図である。 図3のガスケットと、比較例5の従来のガスケットとを硬さ、圧縮永久歪、復元率、落下強度試験、水圧強度試験の数値や判定基準で評価し、比較した結果を示した図である。 図3のガスケットの断面図である。 図3のガスケットの基本的な配合構成を示し、比較例6、実施例2、比較例7〜9としてNR及びSBRの配合比を変更したときの配合構成を示した図である。 図13の配合構成で形成される各例のガスケットの硬さ、圧縮永久歪、復元率、落下強度試験、水圧強度試験を数値や判定基準で評価し、比較した結果を示した図である。 図3のガスケットの配合構成の1つである補強剤の種類を変更したときの配合構成を比較例10〜12として示した図である。 図15の配合構成で形成される各例のガスケットの硬さ、圧縮永久歪、復元率、落下強度試験、水圧強度試験を数値や判定基準で評価し、比較した結果を示した図である。 図3のガスケットの配合構成の1つである石英、カオリナイトの天然結合物の配合量を変更したときの配合構成を実施例3,4、及び比較例13,14として示し、同じく上記ガスケットの配合構成の1つであるペンタエリスリトール脂肪酸エステルの配合量を変更したときの配合構成を実施例5,6、及び比較例15,16として示した図である。 図17の配合構成で形成される各例のガスケットの硬さ、圧縮永久歪、復元率、落下強度試験、水圧強度試験を数値や判定基準で評価し、比較した結果を示した図である。
図1〜図8は第1実施例の液体危険物用オープン型ドラム缶について示す。
図1から明らかなようにオープン型ドラム缶は、円筒状をなした中空の胴体2と、この胴体2の下端開口を閉塞する地板4と、胴体2の上端開口に締結ハンド6を介して開閉可能に装着され、上端開口を閉塞する円形の天蓋8とを備える。なお、胴体2には2本の輪帯10が形成されており、これら輪帯10は上下方向に所定の間隔を存して配置されている。
図2に示されているように、胴体2の下端縁と地板4の外周縁とは充填剤(図示しない)を介在させた状態で巻締めにより相互に接合され、いわゆるチャイム12を形成している。これに対し、図3に示されるように胴体2の上端縁は外側に突出するフランジ状の胴体カール14として形成され、そして、天蓋8の外周縁もまた外側に突出するフランジ状の蓋カール16として形成されている。蓋カール16は胴体カール14よりも大きく、天蓋8が胴体2の上端開口に装着されたとき、その蓋カール16はガスケット18を介して胴体カール14に被せられる。
ガスケット18は、本実施例の場合には後で説明する図12に示すように断面視略半円形状をなし、蓋カール16の内側に貼付けられ、ドラム缶内に充填する広範な液体に対して十分な化学的耐性を有する組成で形成されている。具体的には、本実施例のガスケット18は、主として天然ゴム(NR)及びスチレンブタジエンゴム(SBR)を加硫発泡押出成形したゴム組成物である。また、ドラム缶は天蓋8を締結バンド6で締め付けた状態で長時間使用することとなるため、締結バンド6の締め付けによるガスケット18の圧縮変形力を除去した後において、ガスケット18に残存する圧縮永久歪が小さい、換言すると、ガスケット18の復元率が大きく、耐へたり性(復元性)が良いことが求められる。
一方、図4及び図5に示されているように、締結バンド6は、リング形状のバンド本体20を備え、このバンド本体20は一カ所に切れ目を有するとともに略U字形状の横断面を有する。バンド本体20には一対のS金具22がその両端にそれぞれ位置して取り付けられており、これらS金具22はパイプ状のボルト挿通部24を有する。
図3から明らかなように、胴体2の上端開口に天蓋8が装着された後、上述の締結バンド6はそのバンド本体20内に胴体カール14及び蓋カール16を包み込むようにして取り付けられる。そして、図4に示されている締結ボルト26bが一対のS金具22のボルト挿通部24にそれぞれ挿通され、この締結ボルト26bとナット26nとの間にて一対のS金具22を締付け、バンド本体20を縮径させれば、締結バンド6は胴体2の上端開口、即ち、その胴体カール14に対しガスケット18を介して天蓋8の蓋カール16を締結することができる。逆に、一対のS金具22から締結ボルト26bを抜き取り、そして、締結バンド6のバンド本体20を胴体カール14及び蓋カール16から取り外せば、胴体2に対して天蓋8を開くことができる。
なお、胴体2、地板4及び天蓋8の内外面には必要に応じ、脱脂処理、化成処理(ボンデ処理)及び水洗処理等の工程を経て所定の皮膜が形成され、更には、皮膜の上に所望の塗装が施されている。具体的には、胴体2、地板4及び天蓋8の外面はすべて塗装する一方、胴体2、地板4及び天蓋8の内面は化成処理(ボンデ処理)のまま塗装しないことが多いが、塗装する場合もある。
図6は天蓋8の平面図、図7は天蓋8の一部の断面図を示し、天蓋8は、蓋本体28と、この蓋本体28の外周縁に設けられた蓋リム30とからなる。この蓋リム30は蓋本体28から垂直方向、つまり、胴体2の軸線方向に立ち上がり、その上端に前述した蓋カール16を有する。更に、図6に示されているように天蓋8の蓋本体28には注入口金32及び排気口金34が設けられている。
図7中に示す天蓋8は、外径φL、蓋リム22の高さH1、蓋カール16の高さH2、蓋カール16の内外面の曲率半径R1,R2、蓋リム22の近傍に形成される円弧部28の外面の曲率半径R0がそれぞれ適宜所定の値に形成されており、特に本実施例の場合には、天蓋8の厚さTが1.2mmに形成され、蓋本体28の中央部が段差(1mm程度)をもって僅かに膨出して形成されている。なお、胴体2及び地板4の板厚も天蓋8と同様に厚さ1.2mmに形成されている。
図8は胴体2の胴体カール14を拡大して示し、胴体カール14の先端と胴体2の外周面との間には所定の間隙Aが確保されており、間隙AはA1(=約3mm)である。なお、図8中に示す胴体カール14の高さH3及び幅Wc、そして、胴体カール14を形成する外面の曲率半径R3のそれぞれは適宜所定の値に設定される。
図9は落下強度の試験方法を示す。
ここでの試験では、200Lの98%以上の水を充填したオープン型ドラム缶ODを高さ1.2mから落下させても、ドラム缶ODから水漏れしないことが要求される。図9(a)は、締結バンド6のS金具22を衝撃点とする対角落下試験を示し、図9(b)は胴体2の溶接部を衝撃点とする水平落下試験を示す。なお、締結バンド6はそのS金具22が胴体2に対し、その溶接部と直径方向でみて反対側に位置すべく取り付けられている。
上述した第1実施例の天蓋8を備える幾つかのオープン型ドラム缶に対して落下強度試験を実施し、何れのドラム缶であっても水漏れの無いことが確認されている。
図10は水圧強度の試験方法を示す。
ここでの試験では、200Lで満水状態の水を充填したオープン型ドラム缶ODをその締結バンド6のS金具22を下にした状態で試験台上に水平に配置し、そして、ドラム缶OD内を0.1MPaの加圧状態で5分間維持し、この間、ドラム缶ODから水漏れしないことが要求される。
ここでも、上述の第1実施例の天蓋8を備える幾つかのオープン型ドラム缶に対して水圧強度試験を実施し、何れのドラム缶であっても水漏れの無いがことが確認されている。
更には、本実施例のガスケット18は、従来に比して圧縮永久歪み率が1/2以下程度まで小さく、換言すると復元率が2倍近く程度まで大きいことが判明している。
図11は、第1実施例(実施例1)のガスケット18と、比較例5の従来のガスケットとを硬さ、圧縮永久歪、復元率、落下強度試験、水圧強度試験の数値や判定基準(◎:優、○:良、△:可、×:悪)で評価し、比較した結果を示している。
硬さは、JISK6253の規定に準拠したアスカーゴム硬度計たるデュロメータC型硬さで評価しており、この評価条件で比較例5の従来ガスケットは硬さ29であるのに対し、実施例1のガスケット18は60であった。
次に、圧縮永久歪とは、JISK6262の規定に準拠したゴム材料の加熱圧縮による永久歪みのことをいい、この値が小さいほど長時間圧縮したときに復元する力が高いことを表している。具体的には、例えば円柱状の試験片に厚さの25%に相当する圧縮歪みを与えて高温に一定時間保持した後、試験片を取り出して30分後の厚さを測定する等の評価方法があり、圧縮永久歪み率Cs(%)は次式で表される。
t0は試験片の元の厚さ(mm)、t1はスペーサーの厚さ(mm)、t2は試験片を圧縮装置から取り出し、30分後の厚さ(mm)を表している。一般に圧縮率及び試験温度が高いほど永久歪みは大きくなるが、本実施例では、70℃雰囲気で50%の圧縮歪みを付与して22時間保持した後に開放し、常温雰囲気で30分経過後の圧縮永久歪みを算出した結果、圧縮永久歪み率は、比較例5の従来ガスケットでは29%(25%以上、判定:×)であるのに対し、実施例1のガスケット18は12%であり(15%未満、判定:◎)、従来ガスケットに比して1/2以下程度まで小さいことが判明している。
次に、復元率とは、図12に示すような断面視略半円形状をなすガスケット18を高さの65%に圧縮した状態で、常温において30日間放置した後、開放直後、開放1時間後、開放3時間後の常温における復元状態を評価することにより、上記圧縮永久歪よりも厳しい基準を採用した耐へたり性の測定指標であり、本実施例の場合には次式(※0)により算出している。
復元率(%)=変化後の高さ寸法(mm)/変化前の高さ寸法(mm)×100(%)
この評価方法を用いた開放直後、開放1時間後、開放3時間後の常温復元率は、比較例5の従来ガスケットの場合には、順に56%、60%、62%(すべて90%未満、判定:×)であるのに対し、実施例1のガスケット18の場合には、順に90%、92%、92%(すべて90%以上、判定:◎)であり、従来ガスケットに比して2倍近く程度まで大きいことが判明している。
次に、落下強度試験及び水圧強度試験は、上述したようにUN規格に準拠しており、比較例5の従来ガスケットの場合には落下強度試験は合格(判定:○)であり、水圧強度試験も100kPaの水圧にも耐え、優れた評価で合格(判定:◎)であった。一方、実施例1のガスケット18の場合には何れも優れた評価で合格(判定:◎)であり、特に水圧強度試験では100kPaの水圧にも耐えた。
このように、比較例5の従来ガスケットは落下強度試験及び水圧強度試験は、ドラム缶の完成直後に実施した場合は合格するものの、耐へたり性の面では劣り、総合評価は不合格(NG)であった。一方、実施例1のガスケット18は落下強度試験及び水圧強度試験は優れた評価で合格するのみならず、耐へたり性の面でも優れた結果が出ており、総合評価は合格(OK)であった。
以下、図13〜18は、実施例1に係るガスケット18の配合構成と、その配合を変更したときの各試験の数値や評価の違いを実施例1〜6及び比較例6〜16において比較した結果について説明している。
図13は、ガスケット18の基本的な配合構成を示し、NR及びSBRの配合比を変更したときの配合構成を比較例6、実施例2、比較例7〜9として示している。実施例1のガスケット18は、主として、NRが20重量部(重量%)、SBRが80重量部からなり、NR及びSBRのゴム成分100重量部に対し、カーボンブラックを配合せずに補強剤として白色充填剤である石英、カオリナイトの天然結合物を80重量部配合し、且つ押出し加工性を改善するための加工助剤としてペンタエリスリトール脂肪酸エステルを3重量部配合されたゴム組成物として構成されている。
また、ガスケット18は、加硫助剤としてはアエンカを5重量部、ステアリン酸を2重量部、軟化剤としてパラフィンオイルを15重量部、加硫促進剤を適量、架橋剤として硫黄を1.5重量部、発泡剤を適量配合して形成される。
上記加硫促進剤は、チアゾール系,チウラム系,スルフェンアミド系,グアニジン系,チオウレア系,ジチオカルバミン酸系等のものを2phr〜8phr程度用いている(※1)。
また、上記発泡剤は、基本的には種々のものを適宜使用可能であるが、例えば有機系発泡剤として、4,4‐オキシビスベンゼンスルフォニルヒドラジド(OBSH)、アゾジカルボンアミド(ADCA)、ジニトロソペンタメチレンテトラミン(DPT)、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、パラトルエンスルホニルヒドラジド(TSH)、ヒドラゾジカルボンアミド(HDCA)、バリウムアゾカルボキシレート等の使用が可能である(※2)。
また、上記加工助剤は、ペンタエリスリトール脂肪酸エステルの他に種々のものを使用することができる。具体的には、リシノール酸、ステアリン酸、パルチミン酸、ラウリン酸等の高級脂肪酸、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸ナトリウム等の高級脂肪酸の塩、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド等の脂肪酸アミド類、リシノール酸、ステアリン酸、パルチミン酸、ラウリン酸等の高級脂肪酸エステル類などが挙げられ、特にソルビタン、ペンタエリスリトール等の多価アルコールの脂肪酸エステルが好ましい。これらの加工助剤は、1種単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい(※5)。
尚、上記有機系発泡剤は、目的とするゴム成形体の特性を損わない程度(例えば、0〜10phr)に用いることが好ましく、上記有機系発泡剤と共に尿素系誘導体、サリチル酸、フタル酸、ステアリン酸等の発泡助剤を用いても良い。
また、ガスケット18は、加硫連続熱風加硫槽(HAV)と高周波加硫装置(UHF)とを組み合わせた設備を用い、約150℃で30分程度の熱量を加えながら連続加硫を行うことで加硫して形成される。
実施例2及び比較例6〜9では、上述した配合構成及び加硫条件により形成される実施例1のガスケット18において、NRとSBRとの配合比を比較例6では0:100、実施例2では20:80、比較例7では40:60、比較例8では60:40、比較例9では70:30に変更し、その他の配合構成は変えないで評価を行った。
図14は、図13の配合構成で形成される各例のガスケットの硬さ、圧縮永久歪、復元率、落下強度試験、水圧強度試験を数値や判定基準(◎:優、○:良、△:可、×:悪)で評価し、比較した結果を示している。
先ずガスケットの硬さは各例何れも60以下であり、NR及びSBRのゴム成分の組成変化は、硬さにほとんど影響せず、硬くなり過ぎることによる締結バンド6締結作業の作業性悪化には影響しないことが判明した。
次に、圧縮永久歪は、実施例2の場合には、既に説明した実施例1の結果と近い13%であり(15%未満、判定:◎)、比較例6及び8は21%(20%以上25%未満、判定:△)、比較例7は17%であり(15%以上20%未満、判定:○)、比較例9は29%(25%以上、判定:×)である。
復元率は、開放直後、開放1時間後、開放3時間後の何れの場合においても実施例2の場合にはすべて90%以上(すべて90%以上、判定:◎)であり、比較例6の場合には開放直後を除いて90%以上であるが(ほぼ90%以上、判定:○)、比較例7〜9の場合はすべて90%未満(すべて90%未満、判定:×)である。
落下強度試験及び水圧強度試験は、実施例1及び2しか実施していないものの、何れの場合も優れた評価で合格(判定:◎)であり、特に水圧強度試験では100kPaの水圧にも耐えた。
次に、新たな評価指標である加工性について説明する。加工性指標はロール加工性及び押し出し性に分類され、ロール加工性は、混練機で混合した材料をロール加工する際の混練り作業性、換言すると、材料のロールへの巻き付き性を指標に評価される(※3)。押し出し性は、押出し品の外観品質(表面荒さ、エッジ部のささくれ、吐出バラツキによる形状不良)を指標として評価される(※4)。
このような評価方法による加工性は、比較例6の場合を除き、実施例1,2、比較例7〜9の場合にはロール加工性及び押し出し性の何れも優れた評価で合格(判定:◎)であった。
このように、比較例6の場合には復元率の評価は低くなく、耐へたり性は高いものの、押出し加工性で劣り、一方、比較例7〜9の場合には逆に加工性は高いものの、耐へたり性で劣るため、総合評価は何れも不合格(NG)であった。一方、実施例2の場合には耐へたり性及び加工性の両面で優れた結果が出ており、総合評価は合格(OK)であった。
以上の結果により、耐へたり性(復元性)を向上させるためには、ガスケットのゴム成分は実施例1,2の場合を包含する配合構成として、NRが20〜30重量部、SBRが70〜80重量部の配合比率である必要があり、NRが20重量部未満でSBRが80重量部を超えた場合、復元率及び押出し加工性が悪化し、NRが30重量部を超えてSBRが70重量部未満の場合、復元率が悪化することが判明した。
図15は、ガスケット18の配合構成の1つである補強剤の種類を変更したときの配合構成を比較例10〜12として示している。実施例1では、補強剤として白色充填剤である石英、カオリナイトの天然結合物を80重量部配合するのに対し、代わりに比較例10では補強剤としてカーボンブラックを80重量部、比較例11では白色充填剤として重炭酸カルシウムを80重量部、比較例12では白色充填剤としてシリカを80重量部配合され、その他の配合構成は実施例1と同じとした。
図16は、図15の配合構成で形成される各例のガスケットの硬さ、圧縮永久歪、復元率、落下強度試験、水圧強度試験、加工性を数値や判定基準(◎:優、○:良、△:可、×:悪)で評価し、比較した結果を示している。
先ずガスケットの硬さは、比較例11は実施例1よりも低い55であるが、比較例10及び12は何れも70以上の高い数値であった。
圧縮永久歪は、比較例10の場合には実施例1の結果と近い14%であり(15%未満、判定:◎)、比較例11は22%(20%以上25%未満、判定:△)、比較例12は26%(25%以上、判定:×)である。
復元率は、開放直後、開放1時間後、開放3時間後の何れの場合においても比較例10の場合には実施例1の場合と同様にすべて90%以上(90%以上、判定:◎)であり、比較例11及び12の場合にはすべて90%未満(90%未満、判定:×)である。
落下強度試験及び水圧強度試験は比較例10〜12の場合には実施していない。
加工性は、比較例10〜12の何れの場合も、ロール加工性については優れた評価で合格(判定:◎)であるが、押し出し性については劣る(判定:×)。
このように、比較例10の場合には復元率の評価は実施例1同等で高く、耐へたり性は優れているものの、硬いために押出し加工性で劣り、比較例11、12の場合には復元率及び加工性で劣るため、総合評価は何れも不合格(NG)であった。
ここで、耐へたり性(復元性)を向上させるためには、一般的に補強性が高いカーボンブラックを選択するが、補強効果が高いカーボンブラックでは、80重量部程度の少量の配合量で硬さが高くなり、締結バンド6の締結作業の作業性が著しく低下する。このため、硬さを低くするためにはカーボンブラックの配合量を減量させる必要があるが、そうすると今度は押出し加工性が悪化する。
そこで、白色充填剤を選択することが考えられるが、白色充填剤として一般的で安価な重炭酸カルシウムは、ポリマーとの相互作用が低いため、分散性や耐へたり性が悪い。カーボンブラックに代わる補強性のある白色充填剤としては、シリカがあるが、ポリマーとの補強作用が比較的高いため、材料混練り時にせん断によりポリマーが可塑化され、耐へたり性が低下する。従って、上述した総合評価を踏まえ、加工性を確保しながら耐へたり性(復元性)を向上させるためには、ポリマーとの相溶性が良く、且つある程度の補強性を併せ持つ石英、カオリナイトの天然結合物を補強材として選択する必要があることが判明した。
図17は、ガスケット18の配合構成の1つである石英、カオリナイトの天然結合物の配合量を変更したときの配合構成を実施例3,4、及び比較例13,14として示し、同じくガスケット18の配合構成の1つであるペンタエリスリトール脂肪酸エステルの配合量を変更したときの配合構成を実施例5,6、及び比較例15,16として示している。実施例1では、石英、カオリナイトの天然結合物を80重量部配合するのに対し、比較例13では40重量部、実施例3では60重量部、実施例4では100重量部、比較例14では120重量部配合され、その他の配合構成は実施例1と同じである。
また、実施例1ではペンタエリスリトール脂肪酸エステルを3重量部配合するのに対し、比較例15では0重量部、実施例5では1重量部、実施例6では5重量部、比較例16では6重量部配合され、その他の配合構成は実施例1と同じである。
図18は、図17の配合構成で形成される各例のガスケットの硬さ、圧縮永久歪、復元率、落下強度試験、水圧強度試験、加工性を数値や判定基準(◎:優、○:良、△:可、×:悪)で評価し、比較した結果を示している。
先ずガスケットの硬さは、各例とも60前後か、或いは高くても60後半の数値であり、石英、カオリナイトの天然結合物及びペンタエリスリトール脂肪酸エステの配合量変化は硬さにほとんど影響しないことが判明した。
圧縮永久歪は、実施例3〜6、及び比較例13,15は15%未満であり(15%未満、判定:◎)、比較例14及び比較例16の場合にも20%未満であった(15%以上20%未満、判定:○)。
復元率は、開放直後、開放1時間後、開放3時間後の何れの場合においても実施例3〜6、及び比較例13,15の場合にはすべて90%以上(すべて90%以上、判定:◎)であり、比較例14の場合には開放直後及び開放1時間後を除いて90%以上であるが(ほぼ90%以上、判定:○)、比較例16の場合はすべて90%未満(すべて90%未満、判定:×)である。
落下強度試験及び水圧強度試験は、実施例3〜6の場合しか実施していないものの、何れの場合も優れた評価で合格(判定:◎)であり、特に水圧強度試験では100kPaの水圧にも耐えた。
加工性については、比較例13及び15の場合を除いて何れの場合も良い(判定:○)又は優れた(判定:◎)評価で合格である。
このように、実施例3〜6は復元率及び加工性の両方の評価が高いため、合格(OK)との総合評価であった。一方、比較例13、15の場合には復元率の評価は実施例1同等で高く、耐へたり性は優れているものの、加工性が悪化しており、比較例14、16の場合には逆に加工性は良好であるものの、復元率が悪化しているため、総合評価は何れも不合格(NG)であった。
ここで、ガスケット18は押出し成形品であるため、表面粗さ、エッジ部ささくれ、吐出バラツキを軽減する等して押出し加工性を維持するために、ポリマー以外の配合剤を200重量部程度以上配合するのが一般的である。しかし、上述した総合評価を踏まえ、ガスケット18の耐へたり性を向上させるため、石英、カオリナイトの天然結合物の配合量を60〜100重量部に設定する必要があることが判明した。
何故なら、石英、カオリナイトの天然結合物の配合量が60重量部未満だとロール加工性が悪化するため、ガスケット18の生産性が著しく低下し、一方、石英、カオリナイトの天然結合物の配合量が100重量部を超えると耐へたり性が悪化し、ガスケット18のシール性能が著しく低下するからである。
しかし、実施例1と比較例15との比較から明らかなように、石英、カオリナイトの天然結合物を配合しただけでは、押出し時の表面粗さの悪化、エッジ部のささくれ等の押出し加工性の課題が発生する。
そこで、これを解決するために、ペンタエリスリトール脂肪酸エステルを1〜5重量部配合することで、石英、カオリナイトの天然結合物のポリマーへの分散性が向上し、押出し時の表面粗さやエッジ部のささくれが改善される。しかし、ペンタエリスリトール脂肪酸エステルの配合量は1重量部未満だと分散性の向上効果が発揮されず、一方、ペンタエリスリトール脂肪酸エステルの配合量は5重量部を超えると加硫阻害により耐へたり性が悪化することが判明した。
以上のように、ガスケット18は従来の天然ゴムの発泡体からなるガスケットに比して、耐へたり性(復元性)が大幅に向上しているため、ガスケット、ひいてはオープン型ドラム缶に対する経時的な耐久性が向上し、オープン型ドラム缶をUN規格に更に容易に適合させることができる。
具体的には、上記復元率という評価指標は上記数1で示したJIS規定の圧縮永久歪による指標よりも厳しい指標であり、この指標において圧縮率65%で常温において30日間放置したときの開放直後の常温における復元率が90%以上であって、開放から3時間後の常温における復元率が92%以上という評価を得ており、これは従来に比して圧縮永久歪み率が1/2以下程度まで小さく、換言すると復元率が2倍近く程度まで大きいことを表している。従って、水圧強度試験は、一般的にはオープン型ドラム缶を完成して間もなく実施され、試験時のみにおいて所定条件を満たせばUN規格に適合したものとみなされるが、本ガスケット18を使用した場合には、オープン型ドラム缶を完成直後の有り姿のままの状態で30日間放置し、その後に水圧強度試験を実施するという厳しい条件下においても水漏れが全く無いことが実験により確認されている。
また、上記復元率を実現するには、ガスケット18は、デュロメータC型硬さが58〜68であるのが好ましく、更に、天然ゴムが20〜30重量部、スチレンブタジエンゴムが70〜80重量部からなり、天然ゴム及びスチレンブタジエンゴムからなるゴム成分100重量部に対し、石英及びカオリナイトからなる天然結合物を60〜100重量部配合し、且つ、ペンタエリスリトール脂肪酸エステルを1〜5重量部配合して形成することにより、ガスケット18の加工性を確保した状態で上記復元性を実現することができる。
本発明は上述の実施例に制約されるものではなく、更に種々の変形が可能である。
例えば、本発明は、オープン型ドラム缶であれば、液体危険物用のオープン型ドラム缶に限らず、また、前述した口金32,34を備えない天蓋を備えたドラム缶や、ステンレス製のドラム缶等にも同様に適用可能である。
また、ガスケット18は図12に示すような断面視略半円形状をなして形成されているが、より安価な加工で済む断面視略真円形状のガスケットでも良く、この場合であってもガスケット18の耐へたり性が高いことにより、オープン型ドラム缶をUN規格に容易に適合させることができる。
2 胴体
4 地板
8 天蓋
14 胴体カール
16 蓋カール
18 ガスケット
28 蓋本体
30 蓋リム

Claims (3)

  1. 円筒状をなした中空の外周部に胴体カールを有した胴体と、
    前記胴体の下端開口を閉塞する地板と、
    前記胴体の上端開口に開閉可能に装着され、前記上端開口を閉塞する蓋本体と、この蓋本体の外周部に設けられ、前記胴体カールにガスケットを介して嵌め合わせられる蓋カールを有した蓋リムとを具備する天蓋と
    を備え、
    前記ガスケットは、天然ゴムが20〜30重量部、スチレンブタジエンゴムが70〜80重量部からなり、前記天然ゴム及び前記スチレンブタジエンゴムからなるゴム成分100重量部に対し、石英及びカオリナイトからなる天然結合物を60〜100重量部配合し、且つ、加工助剤を1〜5重量部配合した発泡体からなることを特徴とするオープン型ドラム缶。
  2. 前記ガスケットは、圧縮率65%で常温において30日間放置したときの開放直後の常温における復元率が90%以上であって、開放から3時間後の常温における復元率が92%以上であることを特徴とする請求項に記載のオープン型ドラム缶。
  3. 前記ガスケットは、デュロメータC型硬さが58〜68であることを特徴とする請求項2に記載のオープン型ドラム缶。
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