JP5423412B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、一般家庭やオフィス、レストランなどで使用される加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器は、1つの被加熱物に対して渦巻き形に形成された1つの加熱手段を備え、1つの加熱手段を高周波インバータで駆動・制御することで火力調節を行うものである(例えば、特許文献1参照)。
また、加熱面積が大小2種類の被加熱物に対応するように分割した加熱手段を設け、大小の被加熱物を選択する操作キーの操作内容に応じて、被加熱物の大小に合わせた加熱を行うものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−031247号公報 特開平5−47463号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来技術では加熱手段と被加熱物の大きさが異なると、漏洩磁束が増加して加熱効率が低下したり、加熱分布が偏り調理性能が低下したりするため、被加熱物の大きさが制限されるといった課題を有していた。
また、特許文献2に記載の従来技術では、大小2種類の被加熱物に対応するように分割した加熱手段を設け、大小の被加熱物を選択する操作キーで加熱面積を選択できるが、こ
の被加熱物を加熱するとき、もう一方の加熱手段は無駄になってしまう。そのため、この従来技術を加熱口が多数ある多口の加熱調理器に用いると、一方は大小の被加熱物を選択できる代わりに、もう一方は加熱手段の設置スペースが確保出来なくなり、小の被加熱物しか加熱できなくなるといった課題を有している。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、被加熱物の位置、大きさ、数量の少なくともいずれかに合わせて、加熱部の位置、大きさ、数量の少なくともいずれかを調整することができる加熱調理器を提供することを目的とする。
従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、被加熱物を載置するトッププレートと、前記トッププレート下に略同一平面状に配置された複数の加熱手段と、前記加熱手段の加熱の開始や停止や火力設定の指示を入力する加熱操作部と、前記複数の加熱手段を駆動する駆動部と、前記加熱操作部に入力された指示に基づき、前記駆動部を制御する制御部と、加熱部の位置、大きさ、数量の少なくともいずれか1つを調整するために、複数の加熱手段のうち、通電可能な加熱手段と通電不可能な加熱手段を選定する情報である加熱手段パターン情報を記憶した情報記憶部と、前記情報記憶部に記憶した複数の前記加熱手段パターン情報から1つの前記加熱手段パターン情報を選択する選択手段と、前記トッププレートの下方に設けられ前記選択手段によって選択された前記加熱コイルパターン情報に基づいて形成される前記加熱可能領域を前記トッププレートの前記通電可能な加熱コイル上に表示する光表示手段とを備え、前記制御部は、前記加熱操作部に入力された指示に基づき、前記選択手段で選択した加熱手段パターン情報で通電可能とされた加熱手段の制御を行い、前記トッププレート上に加熱可能領域と、加熱不可能領域を形成すると共に、前記駆動部が駆動時は前記選択手段の操作を無効とすることを特徴とするものである。これによって、加熱部の位置、大きさ、数量の少なくともいずれか1つを調整することができ、また、加熱部の位置を調整することにより、使用者が調整した加熱可能領域に加熱する被加熱物を置くことで、使用者が使いやすい位置、また、使用者が使いたい被加熱物の大きさに合わせて、また、使用者が使いたい被加熱物の数量に合わせて加熱することができるようになるだけでなく、使用者が調整した加熱不可能領域に加熱しない被加熱物を退避させることで、使用者の意向に反して鍋が加熱されてしまい、調理の失敗や空焼きによる発火など不安全になることを防ぐことが可能となり、使い勝手と安全性を向上させることができる。特に、駆動部が停止している時のみ選択手段を操作可能とすることにより、調理の失敗や意図していない鍋が空焼きされて不安全になることを防ぐことができる。
本発明の加熱調理器は、通電可能な加熱手段と通電不可能な加熱手段の組合せパターンを選択手段で選択することが可能となり、加熱部の位置を調整することができる。
本発明の第1の実施の形態における加熱調理器1の外観図 本発明の第1の実施の形態における加熱調理器1の回路図 本発明の第1の実施の形態における情報記憶部の記憶データを示す図 本発明の第1の実施の形態における光表示手段の構成図 本発明の第1の実施の形態における加熱調理器1の駆動部の回路図 本発明の第1の実施の形態における加熱操作部の構成図 本発明の第1の実施の形態における複数の加熱手段7と、トッププレート10上に形成した加熱可能領域、加熱不可能領域の関係図 本発明の第1の実施の形態における加熱可能領域のパターンの変換図 本発明の第1の実施の形態における加熱可能領域A27の下方に位置する9個の加熱手段の電流波形図 本発明の第1の実施の形態における加熱可能領域C29の下方に位置する4個の加熱手段の電流波形図 本発明の他の実施の形態を示す図 本発明の他の実施の形態を示す図 本発明の他の実施の形態を示す図 本発明の他の実施の形態を示す図 本発明の他の実施の形態を示す図 本発明の他の実施の形態を示す図 本発明の第1の実施の形態における操作部表示手段32cの概略図
第1の発明は、被加熱物を載置するトッププレートと、前記トッププレート下に略同一平面状に配置された複数の加熱手段と、前記加熱手段の加熱の開始や停止や火力設定の指示を入力する加熱操作部と、前記複数の加熱手段を駆動する駆動部と、前記加熱操作部に入力された指示に基づき、前記駆動部を制御する制御部と、加熱部の位置、大きさ、数量の少なくともいずれか1つを調整するために、複数の加熱手段のうち、通電可能な加熱手段と通電不可能な加熱手段を選定する情報である加熱手段パターン情報を記憶した情報記憶部と、前記情報記憶部に記憶した複数の前記加熱手段パターン情報から1つの前記加熱手段パターン情報を選択する選択手段と、前記トッププレートの下方に設けられ前記選択手段によって選択された前記加熱コイルパターン情報に基づいて形成される前記加熱可能領域を前記トッププレートの前記通電可能な加熱コイル上に表示する光表示手段とを備え、前記制御部は、前記加熱操作部に入力された指示に基づき、前記選択手段で選択した加熱手段パターン情報で通電可能とされた加熱手段の制御を行い、前記トッププレート上に加熱可能領域と、加熱不可能領域を形成すると共に、前記駆動部が駆動時は前記選択手段の操作を無効とすることにより、加熱部の位置、大きさ、数量の少なくともいずれか1つを調整することができる。
また、加熱部の位置を調整することにより、使用者が調整した加熱可能領域に加熱する被加熱物を置くことで、使用者が使いやすい位置で加熱することができるようになるだけでなく、使用者が調整した加熱不可能領域に加熱しない被加熱物を退避させることで、使用者の意向に反して鍋が加熱されてしまい、調理の失敗や空焼きによる発火など不安全になることを防ぐことが可能となり、使い勝手と安全性を向上させることができる。
また、加熱部の大きさを調整することにより、使用者が調整した加熱可能領域に加熱する被加熱物を置くことで、使用者が使いたい被加熱物の大きさに合わせて加熱することができるようになるだけでなく、使用者が調整した加熱不可能領域に加熱しない被加熱物を退避させることで、使用者の意向に反して鍋が加熱されてしまい、調理の失敗や空焼きによる発火など不安全になることを防ぐことが可能となり、使い勝手と安全性を向上させることができる。
また、加熱部の数量を調整することにより、使用者が調整した加熱可能領域に加熱する被加熱物を置くことで、使用者が使いたい被加熱物の数量に合わせて加熱することができるようになるだけでなく、使用者が調整した加熱不可能領域に加熱しない被加熱物を退避させることで、使用者の意向に反して鍋が加熱されてしまい、調理の失敗や空焼きによる発火など不安全になることを防ぐことが可能となり、使い勝手と安全性を向上させることができる。また、光表示手段を備え、前記光表示手段によりトッププレート上の加熱可能領域を表示することにより、使用者に加熱可能領域の位置、大きさ、数量を視認させることが可能となる。また、駆動部が停止している時のみ選択手段を操作可能としたことにより、加熱中に使用者が誤って選択手段を操作して加熱可能領域が変化することを防ぐこと
が可能となり、使用者の意向に反して鍋が加熱されてしまい、調理の失敗や空焼きによる発火など不安全になることを防ぐことが可能となり、使い勝手と安全性を向上させることができる。
2の発明は、特に、第1の発明の加熱調理器において、前記加熱可能領域の下方に位置して加熱部を形成する複数の加熱手段を略同時に加熱動作または停止するように、前記制御部は、前記駆動部を制御することにより、複数の加熱手段を1つの加熱部として加熱動作させることが可能となり、使用者が複数の加熱手段それぞれを操作する必要がなくなり、操作回数を減らして使いやすい調理器を供給することができる。
3の発明は、特に、第1または2の発明の加熱調理器において、情報記憶部は、全ての加熱手段を通電可能と選定し、1口の加熱部を形成する加熱手段パターン情報をさらに記憶したことにより、被加熱物が載置されるトッププレートの全面を加熱可能領域とすることが可能となり、大きい加熱面積が必要な調理メニュー(例えば、鉄板焼きなど)でも被加熱物の底面を均一に加熱することができるようになり、調理性能を向上することができる。
4の発明は、特に、第1または2の発明の加熱調理器において、情報記憶部は、複数の加熱手段のうち、通電可能な加熱手段と通電不可能な加熱手段を選定し、1口の加熱部を形成する加熱手段パターン情報をさらに記憶したことにより、加熱可能領域を大きくすることが可能となり、大きい加熱面積が必要な調理メニュー(例えば、鉄板焼きなど)でも被加熱物の底面を均一に加熱できるようになり、調理性能を向上することができるだけでなく、加熱不可能領域に加熱したくない鍋、フタ、ナイフなどを置くことができるようになり、使い勝手の向上と使用者の意向に反して鍋が加熱されてしまい、空焼きによる発火など不安全になることを防ぐことができるようになる。
5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明の加熱調理器において、複数の選択手段を備え、前記情報記憶部には、前記複数の選択手段と加熱手段パターン情報の対応関係情報が記憶されており、前記選択手段を操作することにより、前記選択手段に対応する1つの加熱手段パターン情報を選択することにより、使用者が加熱部の位置、大きさ、数量のすくなくともいずれか1つをダイレクトに選択することが可能となり、操作回数を減らして使い勝手を向上させることができる。
6の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明の加熱調理器において、1つの選択手段を操作するごとに、前記選択する加熱手段パターン情報を切り替えることを特徴としたことにより、1つの選択手段を操作することで使用者が加熱部の位置、大きさ、数量のすくなくともいずれか1つを選択することが可能となり、操作を簡単にすることができる。
7の発明は、特に、第1〜6のいずれか1つの発明の加熱調理器において、情報記憶部は、通電可能とされた加熱手段に指示を入力可能とする複数の前記操作部を選択する加熱手段パターン情報をさらに記憶し、制御部は、選択手段で選択した加熱手段パターン情報で通電可能とされた加熱手段に指示を入力可能と選択されなかった複数の前記操作部の指示内容を受付けないように設定することにより、使用者が操作したい加熱手段に確実に指示を入力することが可能となる。
8の発明は、特に、第1〜7のいずれか1つの発明の加熱調理器において、情報記憶部は、通電可能とされた加熱手段に指示を入力可能とする複数の前記操作部を選択する加熱手段パターン情報をさらに記憶し、複数の前記操作部それぞれに該操作部が通電可能とされた加熱手段に指示を入力可能と選択されているかどうかを表示する操作部表示手段を
設けたことにより、使用者に操作したい加熱手段と操作部との対応関係を視認させることが可能となり、使用者が操作したい加熱手段に確実に指示を入力することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器1の外観図を示すものである。図2は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器1の電力変換回路の回路図を示すものである。図3は、本発明の第1の実施の形態における情報記憶部の記憶データを示すものである。
図4は、本発明の第1の実施の形態における光表示手段の構成図を示すものである。図5は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器1の駆動部の回路図を示すものである。図6は、本発明の第1の実施の形態における加熱操作部の構成図を示すものである。
本実施の形態では加熱手段を加熱コイル、駆動部をインバータとした電磁調理器としているが、加熱手段をラジエントヒーターまたはハロゲンヒーターまたはシーズヒーターなどとして、駆動部をリレーで構成してもなんら問題ない。
図1、2に示す加熱調理器1は、200V商用電源2より整流回路・力率改善回路などを包含するフィルタ回路部3を介して、所定のタイミングでオン・オフするスイッチング素子により所定の周波数の高周波電力を発生させるインバータ回路4と、複数のインバータ回路4からなる駆動部5と、駆動部5を駆動・制御する制御部6と、高周波電力により高周波磁束を発生させる複数の加熱手段7と、略同一平面上に配置された複数の加熱手段7からなる加熱手段部8と、加熱手段部に供給される出力電力を検知する出力電力検知手段9と、複数の加熱手段7の上方に配置される硬質ガラス製のトッププレート10と、トッププレート10の上方に配置される被加熱物11と、使用者が出力電力または温度を調節するための加熱操作部12と、出力設定と温度と自動調理メニューなどの状態を表示する表示手段13と、加熱操作部12の位置するトッププレート10の下方に配置に導光部32aと、トッププレート10を透過する光を発生させる発光部32bを有する、操作部表示手段32cを備えている(図17)。
制御部6は、選択手段15で選択した加熱手段パターン情報で通電可能とされた加熱手段に指示を入力可能と選択された操作部12の下方に位置する操作部表示手段32cの発光部32bを発光させ、指示を入力可能と選択されなかった操作部12の下方に位置する操作部表示手段32cの発光部32bを消灯する。
本実施の形態では操作部12を静電タッチ式の操作部としているが、低コスト化が容易なタクトスイッチ式の操作部としても良い。
2口以上の加熱部または1口の加熱部の位置、大きさ、数量の少なくともいずれかを調整するために、複数の加熱手段7のうち、通電可能な加熱手段7と通電不可能な加熱手段7を選定する情報と、かつ、通電可能な加熱手段を操作する複数の加熱操作部を選定する情報からなる加熱手段パターン情報を複数個記憶した情報記憶部14と、加熱操作部12とは異なる位置に、情報記憶部14に記憶した複数の加熱手段パターン情報から1つの加熱手段パターン情報を選択する選択手段15とを有する。
図3に示すように、情報記憶部14には、加熱手段パターン情報が記憶されている。
さらに、図4に示すように、加熱調理器1は、トッププレート10の下方に配置される
導光部16aと、トッププレート10を透過する光を発生させる発光部16bを有し、選択手段15によって選択された加熱手段パターン情報に基づいて形成される加熱可能領域の外周部をトッププレート10上に表示させる光表示手段16cを示すものである。
制御部6は、発光部16bも制御している。そして、選択手段15で選択された情報記憶部14に記憶されている加熱手段パターン情報に基づいて、制御部6は、発光部16bを制御し、トッププレート10上に加熱可能領域を表示させる。
また、加熱調理器1は、図1に示すように、200V商用電源2とフィルタ回路部3を接続/切断する主電源スイッチ1とを有している。
ここで、加熱部とは、一つの加熱可能領域を構成する通電可能な加熱手段7群を意味する。
図5に示すインバータ回路4は、第1のスイッチング素子17と第2のスイッチング素子18と、第1および第2のスイッチング素子17、18のスイッチング損失を低減するスナバコンデンサ19と、加熱手段7に供給する電力を検知する出力電力検知部9と、制御部6からの加熱動作・停止の信号と出力電力検知部9の検知結果を受信して第1のスイッチング素子17と第2のスイッチング素子18の導通比を設定する導通比設定部20と、共振コンデンサ21とを備えている。
加熱手段7への出力電力は加熱操作部12の操作内容に基づいて制御部6から送られてくる加熱開始、火力調整、加熱停止信号を導通比設定部20が受信して、出力電力検知部9の検知結果と比較しながら第1のスイッチング素子17と第2のスイッチング素子18の導通比を設定して加熱動作を制御している。
通常、図2に示すように40個の加熱手段7を加熱するためには、40個の整流回路・力率改善回路などを包含するフィルタ回路部3とインバータ回路4を設けて、加熱手段7と整流回路・力率改善回路などを包含するフィルタ回路部3とインバータ回路4を1対で構成するが、本実施の形態では部品点数を削減して安価で小型な加熱調理器を供給するため、1個の整流回路・力率改善回路などを包含するフィルタ回路部に複数の加熱手段7と1対となる複数のインバータ回路4を接続した構成としている。
なお、本実施の形態では加熱手段7を40個、インバータ回路4を40個としているが、インバータ回路4をN個設ければ、N個の加熱手段を接続することができるようになる。
また、1つのインバータ回路4に対して2つ以上の加熱手段7を並列接続しても加熱することは可能であるが、個々の加熱手段7を個別に制御することで加熱調理器の火力調節を行うことができないため、本実施の形態では図2に示す構成としている。従って、本実施の形態における加熱調理器1は、第1の加熱手段7(1)から第40の加熱手段7(40)を、それぞれ第1のインバータ回路4(1)から第40のインバータ回路4(40)で駆動することで、個別に制御できる。例えば、第1のインバータ4(1)と第2のインバータ4(2)の動作周波数やスイッチング素子のオン時間を変化させることで、第1の加熱手段7(1)で鉄または磁性ステンレスの鍋を加熱し、第2の加熱手段7(2)では負荷特性が鉄や磁性ステンレスと大きく異なる材質の非磁性ステンレスやアルミなどを加熱することが可能である。なお、本実施の形態におけるインバータ回路4はシングルエンデッドプッシュプル方式のインバータを用いているが、ブリッジ方式のインバータを適用することもできる。本実施の形態の加熱調理器1は、情報記憶部14としてマイクロコンピュータを用いている。
図6に、本発明の第1の実施の形態における加熱操作部12の詳細図を示す。
加熱操作部12は、各加熱可能領域に対応できるように、第1の加熱操作部12a、第2の加熱操作部12b、第3の加熱操作部12cの3つの操作部で構成されている。
各操作部は、「加熱入切」キー22、「出力アップ」キー23、「出力ダウン」キー24、「調理メニュー」キー25、「タイマー」キー26を備えている。
さらに、図7に、複数の加熱手段7と、トッププレート10上に形成した加熱可能領域と、加熱不可能領域の関係図を示す。
図7に示すように、複数の加熱手段7を直径70mmの渦巻き型の円形状としているが、その他の形状、例えば長方形、楕円形、多角形、またはそれらの組合せとすることも可能である。また、複数の加熱手段7は横方向に8列、縦方向に5行の合計40個としているが増減しても問題ない。さらに複数の加熱手段7を縦横に整列した配置としているが、整列していない配置としても問題ない。
以上のように構成された加熱調理器1において、以下その動作、作用を説明する。
使用者が加熱調理器1の主電源スイッチ17をオンにして200V商用電源2とフィルタ回路部3を接続すると、図2に示す電力変換回路に通電する。
このとき、制御部6は情報記憶部14から加熱手段パターン情報の初期値に設定されている加熱手段パターン情報(a)を読み込み、制御部6は、発光部16bを制御し、トッププレート10上に、図8(a)に示す加熱可能領域を表示させる。加熱可能領域可能領域はA、B、Cの3個に設定され、それぞれ第1、2、3の操作部12で操作可能と設定する。
すなわち制御部6は第1〜3の操作部下方に位置する操作部表示手段32cを全て点灯させ、使用者に第1〜3の操作部全てが操作受け付け待ちであることを視認させる。さらに、前回使用した加熱手段パターン情報を、情報記憶部14で加熱手段パターン情報の初期値に設定することにより、使用頻度が高い加熱可能領域のパターンを初期パターンとすることができるようになり、使用者が毎回選択する手間を省いて使い勝手を向上させることができる。
本実施の形態の加熱調理器1は、トッププレート10上の加熱操作部12の近傍に配置された選択手段15が使用者により操作されると、制御部6が情報記憶部14から所定の順番で加熱手段パターン情報を読み出して、複数の加熱手段7のうち、通電可能な加熱手段7と通電不可能な加熱手段7を選定し、加熱部の位置、大きさ、数量を調整し、トッププレート10上に、使用者の希望に応じた 加熱可能領域と、加熱不可能領域を形成する。
そして、光表示手段16cにより、トッププレート上の加熱可能領域を使用者に視認させる。本実施の形態では、情報記憶部14から、加熱手段パターン情報を(a)、(b)、(c)、(d)の順番に読み出すように設定し、制御部6は情報記憶部14から加熱手段パターン情報(a)、(b)、(c)、(d)の順番に読み込み、制御部6は、発光部16bを制御し、トッププレート10上に、図8(a)、(b)、(c)、(d)の順番に加熱可能領域を表示させる。
また、選択手段15によって加熱手段パターン情報(c)すなわち、加熱可能領域が図8(c)に示すGの1個の場合、制御部6は、第1、3の操作部12の下方に位置する操
作部表示手段32cを消灯して、指示を受け付けないように設定し、加熱可能領域Gに指示を入力可能と選択された第2の操作部12の下方に位置する操作部表示手段32cを点灯させ、指示を受け付けるように設定する。
さらに、選択手段15によって加熱手段パターン情報(d)すなわち加熱可能領域が図8(d)に示すH、Iの2個の場合、制御部6は、第2の操作部12の下方に位置する操作部表示手段32cを消灯して、指示を受け付けないように設定し、加熱可能領域H、Iに指示を入力可能と選択された第1、3の操作部12の下方に位置する操作部表示手段32cを点灯させ、指示を受け付けるように設定する。
この動作により、選択手段15によって選択した加熱手段パターン情報に対応して、第1〜3の操作部12のいずれの操作部が操作受け付け待ち状態であるか、すなわち操作受け付け可能であるかを使用者に視認させることが可能となり、使用者が操作したい加熱可能領域に確実に指示を入力することが可能となる。
使用者は、選択手段15によって、加熱手段パターン情報を選定し、トッププレート10上に表示される加熱可能領域を視認しながら調理メニューに最適なパターンを選択する。
つまり、選択手段15によって、加熱手段パターン情報を選定することにより、図8(a)で示す3つの加熱可能領域を形成する3つの加熱部から、図8(b)で示す3つの加熱可能領域を形成する3つの加熱部へ、加熱部の位置、大きさを調整する。
また、図8(b)で示す3つの加熱可能領域を形成する3つの加熱部から図8(c)で示す1つの加熱可能領域を形成する1つの加熱部へ、加熱部の位置、大きさ、数量を調整する。
また、図8(c)で示す1つの加熱可能領域を形成する1つの加熱部から図8(d)で示す2つの加熱可能領域を形成する2つの加熱部へ、加熱部の位置、大きさ、数量を調整する。
さらに、加熱可能領域の数量と、トッププレート10上に表示される操作部12の数量が一致するように操作部表示手段32cの点灯を制御部6によって制御する。
使用者は、選択手段15で選択することによって、調理メニューに最適な加熱可能領域が表示されると、使用したい加熱部上に鍋やフライパンなどの被加熱物11を置いて、対応する加熱操作部12の「加熱入切」キー22を操作して加熱を開始する。
図8(a)で示されている加熱可能領域A27を形成する加熱部を第1加熱操作部12aで操作し、図8(a)で示されている加熱可能領域B28を形成する加熱部を第2加熱操作部12bで操作し、図8(a)で示されている加熱可能領域C29を形成する加熱部を第3加熱操作部12cで操作するとする。
加熱可能領域A27を形成する加熱部を使用する場合、第1の加熱操作部12aの「加熱入切」キー22で加熱を開始して、調理状況にあわせて「出力アップ」キー23、「出力ダウン」キー24、「調理メニュー」キー25、「タイマー」キー26を操作して調理する。
同様に、加熱可能領域B28を形成する加熱部を使用する場合は第2の加熱操作部12bを用い、加熱可能領域C29を形成する加熱部を使用する場合は第3の加熱操作部12cを用いて操作をする。
図8(c)および(d)に対応する加熱部のように、加熱部数が操作部数より少ない場合、3つの加熱操作部12a〜cのいずれかに割り当てればよい。
図8(a)における加熱可能領域A27の下方には、図7に示すように9個の加熱手段、加熱可能領域B28は下方には9個の加熱手段、加熱可能領域C29は下方には4個の加熱手段が位置しており、それぞれを略同時に加熱開始、火力調整、加熱停止するものである。
図9に、加熱可能領域A27に鉄鍋を載置し、加熱可能領域A27の下方に位置する9個の加熱手段で鉄鍋を加熱、停止した場合の、それぞれの加熱手段に流れる電流波形を示す。
図10に、加熱可能領域C29にアルミ鍋を載置し、加熱可能領域C29の下方に位置する4個の加熱手段で鉄の鍋を加熱、停止した場合の、それぞれの加熱手段に流れる電流波形を示す。
図9、図10より1つの加熱可能領域の下方に位置する複数の加熱手段7は略同時に加熱開始、火力調整、加熱停止していることが分かる。また、各加熱可能領域A27、C29は被加熱物11の材質・形状に合わせてそれぞれ独立して、異なる周波数で動作する。
さらに、図8(a)で加熱可能領域A27、B28、C29以外の加熱不可能領域の下方に位置する加熱手段は通電しないため、加熱したくない鍋、フタ、ナイフなどの置き場所(退避場所)として用いることができる。図8(b)〜(c)についても同様である。
さらに光表示手段16cで加熱可能領域を視認できるようにすることで、加熱したくない鍋、フタ、ナイフなどの置き場所(退避場所)が明確になっており、使用者の意向に反する鍋が加熱されて空焼きによる発火などを防ぐことが可能となり、使い勝手と安全性を向上させることができる。
また、すなわち、光表示手段16cによってトッププレート10上に表示される少なくとも1つ以上の加熱可能領域のうち、1つ以上の加熱可能領域が加熱動作している間、すなわち駆動部5が駆動している時は、誤って選択手段15に触れてしまい使用者の意図に反して加熱部の位置、大きさ、数量が変わらないように選択手段15の操作を無効としている。
すなわち、駆動部5が停止している時のみ選択手段15を操作可能とすることにより、調理の失敗や意図していない鍋が空焼きされて不安全になることを防ぐことが可能となる。
以上のように、本実施の形態の加熱調理器1は、通電可能な加熱手段と通電不可能な加熱手段の組合せパターンを選択手段で選択することが可能となり、加熱部の位置、大きさ、数量の少なくともいずれかを調整することができる。
また、本実施の形態では、加熱部の位置、大きさ、数量の少なくともいずれかを調整することにより、使用者が加熱可能領域の位置、大きさ、数量の少なくともいずれかを調整することにより、使いやすい位置で被加熱物を加熱したり、使いたい被加熱物の大きさに合わせて加熱したり、使いたい被加熱物の数量に合わせて加熱することができるようになるだけでなく、加熱不可能領域の位置、大きさ、数量の少なくともいずれかを調整することにより、使用者が調整した加熱不可能領域に加熱しない被加熱物を退避させることで、
使用者の意向に反して鍋が加熱されてしまい、調理の失敗や空焼きによる発火など不安全になることを防ぐことが可能となり、使い勝手と安全性を向上させることができる。
加熱可能領域の下方に配置された複数の加熱手段7を略同時に加熱動作または停止するように、制御部6は、駆動部5を制御することにより、使用者が複数の加熱手段7それぞれを操作する必要がなくなり、操作回数を減らすことができる。
また、本実施の形態では、加熱手段パターン情報(c)に示す、全ての加熱手段7を加熱可能と選定し、1口の加熱部を形成するために、トッププレート10上に1つの加熱可能領域を形成する加熱手段パターン情報を記憶したことにより、被加熱物が置載されるトッププレートの全面を加熱可能領域とすることが可能となり、大きい加熱面積が必要な調理メニュー(例えば、鉄板焼きなど)でも被加熱物の底面を均一に加熱することができるようになり、調理性能を向上することができる。
また、本実施の形態の選択手段15の操作を、電源投入後の所定の時間の間のみ有効とすることにより、加熱中に使用者が誤って選択手段を操作して加熱可能領域が変化して調理を失敗することを防ぐだけでなく、使用者の意図に反する鍋が加熱されて空焼きによる発火などを防ぐことが可能となり、使い勝手と安全性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、光表示手段16cを備え、トッププレート10上に少なくとも1つ以上の加熱可能領域を表示することにより、使用者に加熱可能領域の位置、形状、数量を視認させることが可能となる。
また、本実施の形態では1つの選択手段15を設け、選択手段15を操作するごとに、情報記憶部14から所定の順番で加熱手段パターン情報を切り替えることとしたが、図11に示すように複数の選択手段部30を備え、情報記憶部14には、複数の選択手段30と加熱手段パターン情報の対応関係情報が記憶されており、選択手段30を操作することにより、選択手段30に対応する1つの加熱手段パターン情報を選択することにより、使用者が加熱部の位置、大きさ、数量の少なくともいずれかをダイレクトに選択することが可能となり、操作回数を減らして使い勝手を向上させることができる。
さらに、本実施の形態では、光表示手段16cを必要な箇所だけに配置した構成としているが、図12に示すようにトッププレート10の下方に配置される全ての加熱手段それぞれの外周位置に光表示手段を設けても良い。それによって、上方記憶部14に記憶することができる加熱手段パターン情報を増やすことが可能となり、トッププレート10上の加熱可能領域の位置、大きさ、数量の選択肢が増えてさらに使い勝手の良い加熱調理器とすることが可能である。
さらに、本実施の形態では、全ての加熱手段7を加熱可能と選定し、1口の加熱部を形成するために、トッププレート10上に図8(c)に示すような1つの加熱可能領域を形成する加熱手段パターン情報を記憶したが、一部の加熱手段7を加熱可能と選定せず、複数の加熱手段7のうち、通電可能な加熱手段7と通電不可能な加熱手段7を選定し、1口の加熱部を形成するために、トッププレート上に図13に示すような1つの加熱可能領域を形成する加熱手段パターン情報を記憶してもよい。それによって、加熱可能領域を大きくすることが可能となり、大きい加熱面積が必要な調理メニュー(例えば、鉄板焼きなど)でも被加熱物の底面を均一に加熱できるようになり、調理性能を向上することができるだけでなく、加熱不可能領域に加熱したくない鍋、フタ、ナイフなどを置くことができるようになり、使い勝手の向上と使用者の意向に反して鍋が加熱されてしまい、空焼きによる発火など不安全になることを防ぐことができるようになる。
さらに、本実施の形態では、図7に示すように40個の加熱手段を用いているが、情報記憶部14の記憶している情報を図14に示す4パターンとして、図15に示すように6つの加熱手段で形成してもよい。それによって、加熱手段とそれを駆動するインバータ回路4の個数が減り、加熱調理器を小型・軽量化することができる。
なお、本実施の形態では、加熱操作部12は静電容量を検知するタッチキーとしているが、プッシュスイッチキーや音声キーなどで代替してもよい。
さらに、電力変換回路のフィルタ回路部3のあとに昇圧/降圧/昇降圧回路を備えたシステムとしてもよい。また、本実施の形態における光表示手段16cは発光部16bにLEDを用いているが、レーザーや蛍光管など異なる発光デバイスを用いてもよい。
さらに、本実施の形態では、トッププレート10は全面同じ色、塗装パターンとしているが、図16に示すように光表示手段16cの上方に位置するトッププレート部分を、他のトッププレート部分よりも光が透過しやすい材質、色または塗装パターンとしたトッププレート31としても良い。それによって、光表示手段16によってトッププレート10上に表示される加熱可能領域の輝度が向上し、加熱調理器1の周囲が明るい場合においても使用者が視認しやすくなる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、通電可能な加熱手段と通電不可能な加熱手段の組合せパターンを選択手段で選択することが可能となり、加熱部の位置、大きさ、数量を調整することができるので、一般家庭、オフィスだけでなくレストラン等の専門家の用途にも適応可能である。
1 加熱調理器
5 駆動部
6 制御部
7 加熱手段
9 出力電力検知手段
12 加熱操作部
14 情報記憶部
15 選択手段
16c 光表示手段
32c 操作部表示手段

Claims (8)

  1. 被加熱物を載置するトッププレートと、前記トッププレート下に略同一平面状に配置された複数の加熱手段と、前記加熱手段の加熱の開始や停止や火力設定の指示を入力する加熱操作部と、前記複数の加熱手段を駆動する駆動部と、前記加熱操作部に入力された指示に基づき、前記駆動部を制御する制御部と、加熱部の位置、大きさ、数量の少なくともいずれか1つを調整するために、複数の加熱手段のうち、通電可能な加熱手段と通電不可能な加熱手段を選定する情報である加熱手段パターン情報を記憶した情報記憶部と、前記情報記憶部に記憶した複数の前記加熱手段パターン情報から1つの前記加熱手段パターン情報を選択する選択手段と、前記トッププレートの下方に設けられ前記選択手段によって選択された前記加熱コイルパターン情報に基づいて形成される前記加熱可能領域を前記トッププレートの前記通電可能な加熱コイル上に表示する光表示手段とを備え、前記制御部は、前記加熱操作部に入力された指示に基づき、前記選択手段で選択した加熱手段パターン情報で通電可能とされた加熱手段の制御を行い、前記トッププレート上に加熱可能領域と、加熱不可能領域を形成すると共に、前記駆動部が駆動時は前記選択手段の操作を無効とすることを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記加熱可能領域の下方に位置して加熱部を形成する複数の加熱手段を略同時に加熱動作または停止するように、前記制御部は、前記駆動部を制御することを特徴とした請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 情報記憶部は、全ての加熱手段を通電可能と選定し、1口の加熱部を形成する加熱手段パターン情報をさらに記憶した請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 情報記憶部は、複数の加熱手段のうち、通電可能な加熱手段と通電不可能な加熱手段を選定し、1口の加熱部を形成する加熱手段パターン情報をさらに記憶した請求項1または2に記載の加熱調理器。
  5. 複数の選択手段を備え、前記情報記憶部には、前記複数の選択手段と加熱手段パターン情報の対応関係情報が記憶されており、前記選択手段を操作することにより、前記選択手段に対応する1つの加熱手段パターン情報を選択することを特徴とした請求項1〜4のいず
    れか1項に記載の加熱調理器。
  6. 1つの選択手段を操作するごとに、前記選択する加熱手段パターン情報を切り替えることを特徴とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  7. 情報記憶部は、通電可能とされた加熱手段に指示を入力可能とする複数の前記操作部を選択する加熱手段パターン情報をさらに記憶し、前記制御部は、前記選択手段で選択した加熱手段パターン情報で通電可能とされた加熱手段に指示を入力可能と選択されなかった複数の前記操作部の指示内容を受付けないように設定することを特徴とした請求項1〜のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  8. 情報記憶部は、通電可能とされた加熱手段に指示を入力可能とする複数の前記操作部を選択する加熱手段パターン情報をさらに記憶し、複数の前記操作部それぞれに該操作部が通電可能とされた加熱手段に指示を入力可能と選択されているかどうかを表示する操作部表示手段を設けたことを特徴とした請求項1〜のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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