JP5421970B2 - ショーケース - Google Patents
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前面開口部に透明部材が嵌め込まれた断熱箱体に、温度調節されて物品を収納する収納室が内部画成されると共に、前記断熱箱体に、LED素子を基板に配設したLED照明装置を設け、該照明装置により前記収納室内を照らすよう構成したショーケースにおいて、
前記透明部材は、一対のガラスを所定間隔離間するよう対向配置することで両ガラス間に空間が画成されたペアガラスで構成され、
前記LED照明装置は、前記透明部材の上方の縁部側において両ガラスに挟持された状態で前記空間に固定されるホルダに収容保持され、
前記ホルダは、前記LED照明装置を収容し得る収容空間が内側に画成され、かつ該収容空間の一方が開放したチャンネル状の本体部を備え、該本体部の開放側を前記収納室側に向けた状態で前記一対のガラスの間に固定され、
前記ホルダの本体部は非透明または半透明であり、
前記本体部の端部に、前記LED照明装置から出射されて前記透明部材の内側で反射した反射光が外部へ漏れるのを防止する遮蔽部材が設けられ、
前記遮蔽部材を、前記収納室側のガラスにおける前記空間側の面に位置させたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、照明装置としてLED照明装置を採用したので、従来の蛍光灯に比べて電力消費量が少なく済み、ランニングコストを抑制し得る。しかも、LED素子の寿命は蛍光灯等に比べてはるかに長いので、煩わしい交換作業が必要なく、経時的な劣化による変色等も少ない。また、遮蔽部材を内側のガラスの空間側に設けたので、ホルダの近傍を通過する反射光を遮蔽するのに必要な遮蔽部材の面積は、外側のガラスに設けた場合に比べて小さくなる。従って、遮蔽部材によって覆われる透明部材の面積が小さくなって、庫内を明るく維持し得る。また、遮蔽部材の面積が小さくなることで、該遮蔽部材の製造コストを低廉にし得る。
請求項2の発明によれば、ホルダに乾燥剤を収容したので、該ホルダ内部の湿気を除去することができる。
図1に示すように、参考例1に係る冷蔵ショーケース50において、生鮮食材や飲料等の物品を冷蔵保存する収納室52は、断熱構造の断熱箱体16に内部画成されている。カウンタ等に冷蔵ショーケース50を載置した際に客先に臨む断熱箱体16の前面側に前面開口部56が開設され、該開口部56に透明なフロントガラス(透明部材)18が嵌め込まれて、収納室52に収納した物品を前方外部から視認し得るようになっている。このフロントガラス18は、一対のガラス18a,18aを所定間隔離間するよう対向配置した、所謂ペアガラスであって、両ガラス18a,18a間にはスペーサ18bによって所要のスペースSが画成されて密閉状態となっている。これに対し、断熱箱体16の後面側には、物品出入口20が開設されると共に、この物品出入口20は、上下をレール58,58で保持された一対のスライド扉22,22が左右方向にスライド自在に配設され、該物品出入口20を開閉可能に構成してある。なお、この物品出入口20を開閉する扉については、参考例1の如くスライド扉22,22に限られず、例えば、回動式の扉であってもよい。
次に、参考例1に係る冷蔵ショーケース50の作用について説明する。LED照明装置70を作動させる際には、機械室14の後面部14aに配設された電源スイッチ90をONにする。そして、例えば、LED照明装置70の全ての色を点灯させたい場合、操作ボタン76a,76b,76cを全て押すことで、基板72上のLED素子68a,68b,68cが全て点灯される。この時、カバー部材86は透明な樹脂で形成されているので、LED照明装置70の光は弱まることなく収納室52を照らすことができる。
次に、参考例2に係る冷蔵ショーケースについて説明する。参考例2については、参考例1との変更点のみ説明することとし、同一の部材については同じ符号を付して説明は省略する。図6は、参考例2に係る冷蔵ショーケース100を示す断面図であって、前記断熱箱体16の前面開口部56に嵌め込まれているフロントガラス108は、図7に示すように、一対のガラス108a,108bを所定間隔離間するよう対向配置して、両ガラス108a,108b間にスペース(空間)Sが画成されたペアガラスから構成される。そして、参考例2の冷蔵ショーケース100においては、このスペースSにLED照明装置70が収納されている。
次に、参考例2の作用について、以下説明を行なう。LED照明装置70を作動させる際には、機械室14の後面部14aに配設された電源スイッチ90をONにする。そして、例えば、LED照明装置70の全ての色を点灯させたい場合、全ての操作ボタン76a,76b,76cを押すことで、基板72上のLED素子68a,68b,68cを全て点灯させることができる。この時、フロントガラス108は透明なので、LED照明装置70の光は弱まることなく収納室52を照らすことができる。なお、陳列される食材等に合わせて、照明色を変更したい場合には、参考例1で説明したように、操作パネル88において、点灯させたいLED素子68a,68b,68cに対応する操作ボタン76a,76b,76cを押せばよい。
次に、実施例に係る冷蔵ショーケースについて説明する。実施例についても、参考例1および2との変更点のみ説明することとし、同一の部材については同じ符号を付して説明は省略する。
次に、実施例の作用について、以下説明を行なう。LED照明装置120を前記空間S内に配設する際には、先ず始めに、前記ホルダ122内の収容空間136にLED照明装置120を収容する。すなわち、前記保持部138に基板126を固定して、LED照明装置120を所要角度傾斜した状態で収容空間136内に保持する。この時、LED照明装置120は保持部138によって位置決め(仮固定)がなされるので、LED照明装置120の組付け作業は効率的に行ない得る。
前述した実施例に係る冷蔵ショーケース140において、LED照明装置120を作動した際に、前記基板126の傾斜角度や内ガラス108bの形状等によっては、LED照明装置120から照射された光が内ガラス108b等に反射して外部へ漏れてしまう場合がある。すなわち、図16に示すように、LED照明装置120の光が内ガラス108b内で反射を繰り返すことにより、複数の反射光が外ガラス108aを透過して外部へ漏れてしまう。この場合に冷蔵ショーケース140を前面側から見ると、外ガラス108aにおけるホルダ122の近傍に、複数の光の点(光点P1,P2,P3・・・)が規則的に並んだ状態で現出し、冷蔵ショーケース140の見た目が悪くなると云う問題がある。なお、図16に示すように、外部へ漏れる反射光のうち、ホルダ122における前記スペーサ110から離間する側の前端部122aの最近傍を通過する第1反射光L1は、反射回数が少なく最も強い反射光となる。従って、第1反射光L1によって形成される光点P1が最も明るく目立ち易いものとなる。すなわち、フロントガラス108の外部へ漏れ出す反射光の強さは、前記ホルダ122の前端部122aから遠ざかる(フロントガラス108の外周縁から遠ざかる)につれて小さくなる。
次に、実施例の変更例2に係る冷蔵ショーケース140について説明する。前述の如く、変更例1においては、遮蔽部材198を外ガラス108aの外面に設けていた。これに対し変更例2における遮蔽部材200は、図18に示す如く、前記内ガラス108bのスペースS側におけるホルダ122の係合部134の反対側に臨む部位に設けられる。すなわち、変更例2においては、内ガラス108bのスペースS側において、前記本体部132における前記スペーサ110の反対側の前端部122aに近接するよう遮蔽部材200が設けられる。この遮蔽部材200は、変更例1の遮蔽部材198と同様に、前記第1反射光L1を遮蔽すべく設置されるものであり、光の透過率が低い金属または合成樹脂等を薄板状に形成したものである。しかしながら、変更例2の遮蔽部材200は、内ガラス108bの前記スペースS側に設けられるので、短手方向の長さ寸法l'を小さくすることが可能となる。
次に、参考例3に係る冷蔵ショーケースについて、以下説明を行なう。参考例3においても、参考例1,2および実施例との変更箇所についてのみ説明を行なうこととする。
次に、参考例5に係る冷蔵ショーケースについて、以下説明を行なう。参考例5においても、参考例1〜4および実施例との変更箇所についてのみ説明を行なうこととする。
108 フロントガラス(透明部材),108a 外ガラス(ガラス)
108b 内ガラス(収納室側のガラス),120 LED照明装置,122 ホルダ
124 LED素子, 126 基板,132 本体部,136 収容空間,
200,202 遮蔽部材(変更例2),S スペース(空間)
Claims (2)
- 前面開口部(56)に透明部材(108)が嵌め込まれた断熱箱体(16)に、温度調節されて物品を収納する収納室(52)が内部画成されると共に、前記断熱箱体(16)に、LED素子(124)を基板(126)に配設したLED照明装置(120)を設け、該照明装置(120)により前記収納室(52)内を照らすよう構成したショーケースにおいて、
前記透明部材(108)は、一対のガラス(108a,108b)を所定間隔離間するよう対向配置することで両ガラス(108a,108b)間に空間(S)が画成されたペアガラスで構成され、
前記LED照明装置(120)は、前記透明部材(108)の上方の縁部側において両ガラス(108a,108b)に挟持された状態で前記空間(S)に固定されるホルダ(122)に収容保持され、
前記ホルダ(122)は、前記LED照明装置(120)を収容し得る収容空間(136)が内側に画成され、かつ該収容空間(136)の一方が開放したチャンネル状の本体部(132)を備え、該本体部(132)の開放側を前記収納室(52)側に向けた状態で前記一対のガラス(108a,108b)の間に固定され、
前記ホルダ(122)の本体部(132)は非透明または半透明であり、
前記本体部(132)の端部に、前記LED照明装置(120)から出射されて前記透明部材(108)の内側で反射した反射光が外部へ漏れるのを防止する遮蔽部材(200,202)が設けられ、
前記遮蔽部材(200,202)を、前記収納室(52)側のガラス(108b)における前記空間(S)側の面に位置させた
ことを特徴とするショーケース。 - 前記ホルダ(122)に、乾燥剤(80)が収容されている請求項1記載のショーケース。
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