JP3328639B2 - 冷蔵商品陳列ケース - Google Patents

冷蔵商品陳列ケース

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケース外面の結
露、ケース内面の結露または着霜を防止し、長時間にわ
たり新鮮な状態で冷蔵商品を陳列することができる冷蔵
商品陳列ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、店内で商品を提供する飲食店にお
いて、刺身等の保冷が必要な冷蔵商品は、内部が保冷さ
れた透明な陳列ケース内に陳列していた。
【0003】この陳列ケースは、冷媒管が内装され、陳
列した商品を客に見易くするため、少なくとも前面に透
明なガラス、プラスチック等の平板が採用されていた。
【0004】また、陳列ケース内部において、保冷機能
による除湿作用により水分が除去され、乾燥することが
知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、陳列ケース内部
は常時冷蔵されているため、店内側とケース内部との温
度差によりケース外面が結露し、またケース内面にも結
露、または着霜し、陳列収納した冷蔵商品が見難くな
り、このため作業者が頻繁にケース外面の結露、および
ケース内面の結露または霜を除去する作業が必要となる
ばかりか、ケース内面の結露または霜を除去する作業中
に手が陳列収納した冷蔵商品に接触し、不衛生であり、
またケース内部の冷蔵商品を除菌する配慮がなされてい
ないため、衛生的でないことが問題となっていた。
【0006】また、ケース内面の結露、または霜を除去
する場合、ケースをその都度開放させるため、ケース内
温度が上昇し、冷蔵効率が著しく劣化するばかりか、陳
列収納させた商品の鮮度も劣化することが問題となって
いた。
【0007】また、除湿作用によるケース内部の乾燥を
防止する配慮がなされていないため、長時間冷蔵により
商品が乾燥し、客に提供できなくなることが問題となっ
ていた。
【0008】本発明は、ケース外面の結露、ケース内面
の結露または着霜を防止し、長時間にわたり新鮮な状態
で冷蔵商品を陳列することができる冷蔵商品陳列ケース
を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、飲食店にて刺
身等の保冷が必要な冷蔵商品を保冷して陳列するための
冷蔵商品陳列ケースにおいて、活性水供給管から活性水
を、表面張力によりケース本体の前面窓ガラス部内側表
面全域に、上方から下方に向けて流下させることによ
り、前面窓ガラス部への結露、着霜を防止し、ケース本
体内に陳列する冷蔵商品の除菌、乾燥防止し、長時間に
わたり鮮度維持した状態で冷蔵商品を提供することを特
徴とするもの、または活性水を、予めケース本体に内装
された冷媒管により冷却させた後、活性水供給管から前
面窓ガラス部内側表面に供給することにより、ケース本
体内の冷蔵効率を向上させることを特徴とするもの、ま
たは前面窓ガラス部内側表面を流下させた活性水を、ケ
ース本体下部に配設した排水管から回収し、浄化した
後、再び前面窓ガラス部内側表面へ流下させることによ
り、活性水を循環使用することを特徴とするもの、また
は活性水に代えてオゾン水を使用することを特徴とする
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る陳列ケースは、図1
および図2に示すように、以下の構成からなるものであ
る。
【0011】本発明において、「活性水」とは、浄水器
により水道水に含まれる塩素、有害物質を除去した単な
る飲料水ではなく、活性水生成器28により水道水を、
除菌、殺菌、浄化、活性化させることにより得られるも
ので、塩素、有害物質の除去はもちろん、除菌、殺菌、
および乾燥防止(水分付与)の効果を奏し、飲料水とし
て極めて安全に使用することができる水のことをいう。
【0012】ケース本体12の内部の上下に冷媒管14
が配備され、上面および前面に透明な窓ガラス部16が
配設され、後面に冷蔵商品(図示略)を出入させるため
の引戸18が配設されている。
【0013】本例において、窓ガラス部16は透明なガ
ラス、プラスチックにより成形された平板であり、上面
窓ガラス部16と前面窓ガラス部16とはそれぞれ個別
にケース本体12に固着されている。
【0014】また、前面窓ガラス部16は、下部が前方
に向けて傾斜させた状態としてある。
【0015】このケース本体12の前面内側上部に、先
端を閉塞させた活性水供給管20を配設させてある。
【0016】本例において、活性水供給管20は、活性
水Wを供給するためのものである。
【0017】活性水生成器により生成される活性水は、
除菌、乾燥防止(水分付与)、臭気の消臭、等の効果を
奏するものである。
【0018】また、活性水供給管20の下部に活性水W
を流出させる流出孔22が配設されている。
【0019】この活性水供給管20の外方に、上方が開
口し、前面窓ガラス部16内側上端部全域に活性水Wを
流出案内するための活性水供給樋24が、被設されてい
る。
【0020】この活性水供給管20および活性水供給樋
24により、前面窓ガラス部16内側上端部全域に流出
案内された活性水Wは、表面張力により、途中落下する
ことなく、前面窓ガラス部16内側を上方から下方へ前
面窓ガラス部16に沿って流下する。
【0021】ケース本体12下部に、流下した活性水W
を排水するための排水管26が配設され、この排水管2
6が浄化槽27または活性水生成器28に連結され、こ
の浄化層27または活性水生成器28に活性水供給管2
0が連結されている。
【0022】従って、活性水Wは活性水供給管20、前
面窓ガラス部16内側、排水管26、浄化槽または活性
水生成器28を経て、再び活性水供給管20へと循環す
る。
【0023】なお、図中30は殺菌灯あるいは蛍光灯、
32はスノコを示す。
【0024】本発明に係る冷蔵商品陳列ケースにより、
前面窓ガラス部16への結露、着霜を防止し、ケース内
部に陳列された冷蔵商品の除菌、乾燥防止する方法を以
下に詳述する。
【0025】まず、活性水供給管20および活性水供給
樋24を介して活性水Wを前面窓ガラス部16内側表面
上端部全域から下方に向けて流下させる。
【0026】この際、活性水Wは、表面張力により、途
中落下することなく、前面窓ガラス部16内側表面に沿
って下方に流下する。
【0027】次に、ケース本体12内部のスノコ28上
に、刺身等の保冷が必要な冷蔵商品(図示略)を直接載
置させるか、あるいは冷蔵商品をバット等の容器上に載
置させて、陳列させる。
【0028】このケース本体12の前面窓ガラス部16
内側に活性水Wを流下させることにより、前面窓ガラス
部16外側の結露、前面窓ガラス部16内側の結露、着
霜することがなく、従来行っていたケース内側の結露、
着霜の除去作業が不要となり、結露、着霜除去のための
引戸の開閉によるケース内部温度が上昇することもな
く、冷蔵効率を向上させ、また乾燥防止(水分付与)作
用により、ケース内部の乾燥が防止され、長時間にわた
り鮮度を維持した状態で冷蔵商品を提供することが可能
となる。
【0029】本ケース内部を常時流下する活性水Wの除
菌効果、および殺菌灯30の殺菌効果により、ケース内
部に陳列収納された冷蔵商品を常時除菌することができ
る。
【0030】また、ケース内部から冷蔵商品を取出す際
にも、活性水Wの消臭効果によりケース内部が消臭され
るため、冷蔵商品の取出時に臭気が店内に拡散すること
がなく、また作業者の手に付着した細菌等も活性水Wお
よび殺菌灯30により除菌、殺菌されるため、例え手が
冷蔵商品に接触したとしても衛生的である。
【0031】また、活性水Wは活性水供給管20、活性
水供給樋24、ケース本体12の前面窓ガラス部16内
側、排水管26、浄化槽27または活性水生成器28を
経て、再び活性水供給管20へ循環するため、水の使用
量が激減し、低コストとすることができる。
【0032】また、活性水供給管20を延出させてケー
ス本体12の冷媒管14上に配管させることにより、活
性水供給管20から流出される活性水Wを冷却させるこ
とができ、ケース内部の冷蔵効率をより一層向上させる
ことができる。
【0033】なお、本例において、活性水Wは活性水供
給管20から流出させ、活性水供給樋24の先端から前
面窓ガラス部16内側表面上端部全域に供給させるもの
であるが、前面窓ガラス部16内側上端へ活性水供給管
20の上端縁から活性水Wを直接流出させることによ
り、活性水供給樋24を省略できることは自明である。
【0034】また、活性水Wは、活性水供給管20およ
び活性水供給樋24により、前面窓ガラス部16内側上
端部全域に供給させるものであるが、前面窓ガラス部1
6内側上端部に部分的に供給してもよい。
【0035】また、前面窓ガラス部16と上面窓ガラス
部16部とを一体とし、略半円形等の前方下部に向けて
湾曲成形することにより、活性水Wを、ケース本体12
の上面から前面に向けて流下させることも可能であり、
またケース本体12の両側面上端へ活性水供給管20を
延出配管することにより、ケース本体12の両側面へも
活性水Wを流下させることも可能である。
【0036】また、活性水Wを循環させて使用しない場
合には、浄化層27を省略できることは自明である。
【0037】また、前面窓ガラス部16および上面窓ガ
ラス部16は透明なガラス、プラスチックにより成形さ
れているが、他の透明素材により成形することは自由で
あり、またケース本体12の両側窓ガラス部も透明素材
により成形することは自由である。
【0038】また、活性水Wに代えて、活性水と同様の
効果を奏するオゾン水を使用することも可能であり、こ
の際にはオゾンガス発生器によりオゾンガスを発生さ
せ、水道水と混合してオゾン水として使用する。
【0039】また、活性水Wに代えて、除菌、消臭作用
がない水道水を使用しても、ケース外側の結露、ケース
内側の結露および着霜を防止できることは自明である。
【0040】
【発明の効果】本発明に係る冷蔵商品陳列ケースによれ
ば、活性水を表面張力によりケース本体の前面窓ガラス
部内側表面に上方から下方に流下させるため、前面窓ガ
ラス部外側への結露、前面窓ガラス部内側への結露、着
霜がなく、従来行っていたケース内側の結露、着霜の除
去作業が不要となり、結露、着霜除去のための引戸の開
閉による内部温度が上昇することもなく、冷蔵効率を向
上させ、また乾燥防止(水分付与)作用により、ケース
内部の乾燥が防止され、長時間にわたり鮮度維持した状
態で冷蔵商品を提供することができる。
【0041】また、活性水により、ケース内に陳列収納
させた冷蔵商品を常時除菌することができる。
【0042】また、活性水供給管を冷媒管により冷却さ
せることにより、活性水供給管から流出される活性水を
冷却することができ、ケース内部の冷蔵効率をより一層
向上させることができる。
【0043】また、活性水を排水管から回収し、浄化し
た後、再び前面窓ガラス部内側へ流下させ、活性水を循
環使用することにより、水の使用量が激減し、低コスト
とすることができる。
【0044】また、活性水に代えてオゾン水を使用して
も、活性水同様、結露、着霜の防止、除菌、消臭、乾燥
防止の効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷蔵商品陳列ケースの一部破断斜
視図。
【図2】同、縦断面図。
【符号の説明】 12 ケース本体 14 冷媒管 16 窓ガラス部 20 活性水供給管 26 排水管 27 浄化層 28 活性水生成器 W 活性水

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲食店にて刺身等の保冷が必要な冷蔵商
    品を保冷して陳列するための冷蔵商品陳列ケースにおい
    て、活性水供給管(20)から活性水(W) を、表面張力によりケ
    ース本体(12)の前面窓ガラス部(16)内側表面全域に、
    方から下方に向けて流下させることにより、 前面窓ガラス部(16)への結露、着霜を防止し、ケース本
    体(12)内に陳列する冷蔵商品の除菌、乾燥防止し、長時
    間にわたり鮮度維持した状態で冷蔵商品を提供すること
    を特徴とする冷蔵商品陳列ケース。
  2. 【請求項2】 活性水(W) を、予めケース本体(12)に内
    装された冷媒管(14)により冷却させた後、活性水供給管
    (20)から前面窓ガラス部(16)内側表面に供給することに
    より、ケース本体(12)内の冷蔵効率を向上させることを
    特徴とする請求項1記載の冷蔵商品陳列ケース。
  3. 【請求項3】 前面窓ガラス部(16)内側表面を流下させ
    た活性水(W) を、ケース本体(12)下部に配設した排水管
    (26)から回収し、浄化した後、再び前面窓ガラス部(16)
    内側表面へ流下させることにより、活性水(W) を循環使
    用することを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    冷蔵商品陳列ケース。
  4. 【請求項4】 活性水(W) に代えてオゾン水を使用する
    ことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記
    載の冷蔵商品陳列ケース。
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