JP5414179B2 - フォトレジスト及びエッチング残余物の低圧除去 - Google Patents

フォトレジスト及びエッチング残余物の低圧除去 Download PDF

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Description

本発明はプラズマプロセスに関し、特に半導体微細加工におけるエッチングプロセスに続く、フォトレジスト残余物及びエッチング残余物を除去することによる洗浄に関する。
プラズマプロセスシステムは、半導体、集積回路、ディスプレイ及び他の素子又は材料の製造及びプロセスにおいて、たとえば半導体基板のような基板から材料を除去する、又はそのような基板上へ材料を堆積するのに用いられている。集積回路パターンをフォトリソグラフィマスクから基板へ転写する、又はその基板上に誘電膜又は導電膜を堆積させるための半導体基板のプラズマプロセスは、当該産業で標準的な方法となった。
様々な型の膜がエッチングされる半導体プロセスにおいては、統合への挑戦とトレードオフとが依然として残る。通常、誘電層は、導電性材料を堆積することで垂直コンタクトを形成する開口部でパターニングされている。パターニングプロセスの間、エッチング耐性を有するフォトレジスト層、及び/又はハードマスク層が、その誘電層上に設けられ、選択パターンが曝露され、かつ現像される。続いて層からなる構造体は、プラズマ環境中でエッチングされる。ここでパターニングされたフォトレジストは誘電層中に開口部を画定する。
エッチング工程に続き、フォトレジスト残余物及びエッチング残余物(たとえばポリマーの残骸)は、エッチングされた部位及びチャンバ表面で頻繁に観測される。プラズマ洗浄(その場(in situ)アッシングとしても知られている)の一体化に向けた取り組みの1つは、周辺の層の腐食を避けながら、巧くフォトレジスト残余物及びエッチング残余物を除去することである。既知のシステムは、基板に印加されたバイアスがそのアッシングプロセス全体を通じて一定に維持される1ステップアッシングプロセスを用いてきた。
ハロゲン含有気体は、たとえば酸化物及び新しいSiOCを含む低誘電率誘電材料のような誘電層のエッチングにおいて一般的に用いられている。これらの気体は、フッ化炭素ポリマーエッチング生成物を生成することが知られている。そのエッチング生成物は、誘電層のエッチングプロセス中、基板表面だけではなくプロセスチャンバの内側表面上にも堆積する恐れがある。
図1は、1ステップアッシングプロセスの典型的断面を図示している。構造体100からフォトレジスト106を除去する通常の1ステップアッシングプロセス中、フッ化炭素ポリマーが、チャンバ壁から放出/エッチングされる(一般的にはメモリ効果と呼ばれる)。フッ化炭素ポリマーは、フォトレジスト106の下地である誘電層104及びキャップ層102(たとえばSiN、SiC)を侵襲し、その誘電層のファセット生成及びキャップ層損失110を引き起こし、ときにはそのキャップ層102を貫通してその下に存在する導電層(たとえば銅)さえも侵襲する恐れがある。この効果は、ウエハ端部で非常に高くなるものと思われる。その理由は、チャンバ壁近くでのフッ化炭素濃度は高いからである。あるいはその代わりに、構造体100はまた、フッ化炭素ポリマー堆積物をも含んで良い。
通常の1ステップアッシングプロセスの間、フォトレジストは、酸素含有プラズマ中で除去されて良い。アッシング後残余物の生成を避けるため、ある程度のバイアス電力が基板ホルダに印加される。このプロセスの間、先の誘電層エッチングから生じた、チャンバ壁上のフッ化炭素堆積物もエッチングされ、プラズマ中にフッ素ラジカルが解放される。バイスが基板ホルダへ印加されることで、これらのフッ素ラジカルは下地である誘電膜を腐食して、キャップ層を消耗させる恐れがある。バイアスを減少させる、又はバイアスを印加しないことで、誘電膜の腐食及びキャップ層の消耗を減少させることができるが、アッシング後残余物は依然として観測されると思われる。
結果として上述のチャンバに関する問題を生じさせる恐れのある通常の1ステップアッシングプロセスは、次のプラズマプロセス条件を有して良い。(チャンバ圧力)=50mTorr、(RFバイアス)=150W、(O流速)=200sccm。
半導体の製造においては、通常の1ステップアッシングプロセスは、内部のチャンバ表面(及びアッシングされる基板)が先の誘電膜エッチングプロセスから生じるフッ化炭素ベースのポリマーを含んでいると思われるプロセスチャンバで頻繁に実行される。あるいはその代わりに、1ステップアッシングプロセスは、先のエッチングプロセスからのポリマー堆積物が洗浄されたプロセスチャンバで実行されることも考えられる。
米国特許出願第10/259768号明細書
本発明の目的は、1ステップアッシングと比較して、周辺の基板層の腐食が減少するように、フォトレジスト残余物及びエッチング残余物を除去するプラズマプロセス方法の提供である。
上記目的及び他の目的は、酸素含有ガスを有するプロセスガスを利用する2ステップその場アッシングプロセスを用いることによって実現される。第1アッシング工程の間、第1バイアスである低バイアス又はゼロバイアスが、基板が存在する基板ホルダに印加される。他方、第2アッシング工程の間、第2バイアスレベルが印加される。第2アッシング工程でのプラズマプロセスチャンバ内の圧力は20mTorr未満である。
低バイアス又はゼロバイアスが基板に印加される第1アッシング工程の間、基板及びプロセスチャンバの内部表面/内壁上に存在する、かなりの量のフォトレジスト残余物及びエッチング残余物が、チャンバから除去されるようにエッチングされる一方で、基板の残りの層の腐食は最小になる。第2アッシング工程の間、フォトレジスト残余物及びエッチング残余物が除去されるまで、増大したバイアスが印加され、かつアッシングプロセスが続けられる。
以降の詳細な説明を参照する、具体的には添付の図と共に検討することで、本発明はすぐにより完全に理解され、かつ及び本発明に付随する利点はすぐに明らかとなる。
特許文献1の発明者らは、2ステッププラズマアッシングプロセスが、基板からフォトレジスト残余物及びエッチング残余物を除去するのに利用できるということに気づいた。基板が上に存在する基板ホルダにゼロバイアス又は低バイアスが印加される第1アッシング工程の間、たとえばCエッチングガスを用いることのできる先のエッチングプロセスから発生したかなりの量のフォトレジスト残余物及びエッチング残余物は、プロセスチャンバからエッチングされるように除去される。その際、残された基板層の腐食は最小となる。第2アッシング工程の間、フォトレジスト残余物及び/又はハードマスク残余物、及びアッシング後残余物が除去されるまで、増大したバイアスが基板ホルダに印加され、かつアッシングプロセスが続行される。
本発明の発明者らは、上述の第2アッシング工程がプラズマプロセスチャンバ内で非常に低い圧力(20mTorr未満)で実行される場合には、そのプロセスは下地である誘電性基板層の有害な酸化を減少又は除去できることに気づいた。下地である誘電性基板層とは、たとえばSiOC材料(k〜2.7)のような低誘電率(low−k)材料である。酸化が減少するのは、チャンバ圧力が低い状態ではプラズマ環境中の酸素含有ラジカルの濃度が低くなるためであると考えられる。
図6Aは、基板上で測定されたイオン流束をチャンバ圧力の関数として図示している。容量結合プラズマ源並びにO及びArを含むプロセスガスを有するプラズマプロセスシステムが用いられた。図7は、容量結合プラズマ源を有する典型的なプラズマプロセスシステムを図示している。図6Aは、イオン流束が図示された圧力範囲にわたってほぼ一定であることを示している。イオン流束が高ければ、アッシング速度を高くすること、及びアッシング時間を短くすることが可能となる。それに加えて、チャンバ圧力を低くする結果、基板層へのイオン照射は、より指向性を有するように(異方的に)なり、アッシングプロセス間でのパターニングされた誘電層の側壁への損傷は減少する。
図6Bは、プラズマ中のOラジカル密度をチャンバ圧力の関数として図示している。図6Bは、プラズマ中のOラジカル濃度が、チャンバ圧力の減少と共に減少することを示している。Low−k材料の酸化によって、low−k材料の誘電率の増大が観測される。それにより、従来の高誘電率材料(たとえばSiO、k〜3.9)に対する、これらの材料を用いる利点が減少する。
よって本発明の実施例に従うと、2ステップアッシングプロセスの第2アッシング工程の間、プロセスチャンバ内では20mTorr未満のプロセス圧力が用いられる。本発明の別な実施例に従うと、第2アッシング工程の間、プロセスチャンバ内では約10mTorr未満のプロセス圧力が用いられて良い。本発明に従った2ステップその場アッシングプロセスは、以下のうちの少なくとも1つを満足することによって上述の欠点を緩和することができる。それは、1)キャップ層の侵襲を最小にすること;2)部位上部での誘電層のファセット形成/腐食を最小にして、エッチング後/限界寸法(CD)バイアスを減少させること;3)アッシング後残余物を最小にすること;4)その場アッシング間に誘起されるlow−k誘電膜への損傷を最小にすること;及び5)自動のチャンバドライクリーニングを供することによって、チャンバクリーニング間の平均時間を増大させること、である。
図2は、2ステップアッシングプロセスの典型的な断面を図示している。2ステップアッシングプロセスの第1アッシング工程120の間、ウエハ上のフォトレジスト106、並びにチャンバ壁(図示していない)及びウエハ上に堆積されるフッ化炭素ポリマー112はエッチングされる。ゼロバイアス又は低バイアスが印加されるため、誘電層104の腐食及びキャップ層102の侵襲は最小となる。第1アッシング工程120の間、チャンバからは、如何なるポリマー残余物もドライクリーニングされることで落とされる。第1アッシング工程120の長さは時間に基づいて良い。そして第1アッシング工程120の長さは、基板上に存在する少量のアッシング後残余物110及び少量存在する可能性があるフォトレジスト106の残余物を残してしまうようなものであって良い。
第2アッシング工程130の間、バイアスが印加され、かつ如何なるアッシング後残余物110及び如何なる残余フォトレジスト106の除去に十分な時間だけアッシングが実行される。
本発明はたとえば、上部電極及び下部電極を有する容量結合プラズマ源を含むプラズマプロセスシステムを用いて実行されて良い。上部電極はたとえば、プロセスガスをプロセスチャンバへ導入するシャワーヘッドとしてさらに機能して良い。かつ下部電極は、被処理基板を支持し、かつ基板にバイアスを印加する基板ホルダであって良い。容量結合プラズマ源は、当業者にとって周知である。本発明はまた、たとえば誘導結合プラズマ(ICP)源を有する他の型のプラズマ源を用いて実行されて良い。
本発明の実施例に従った2ステップアッシングプロセスの第1アッシング工程に係る典型的なプロセスパラメータについてここで説明する。本発明の一の実施例では、チャンバ圧力は、約1mTorrから約1000mTorrの間であって良い。本発明の別な実施例に従うと、チャンバ圧力は、約5mTorrから約50mTorrの間であって良い。プロセスチャンバ内では、約5sccmから約1500sccmのプロセスガス流速が用いられて良い。酸素含有ガス(たとえばO)を含むプロセスガスは単独で用いられて良いが、不活性ガス(たとえば希ガス(He、Ar等)又はN)と併用されても良い。酸素含有ガスの流速はたとえば約5sccmから約500sccmであって良く、不活性ガスの流速はたとえば約0sccmから約1000sccmであって良い。バイアス電力(下部電極の電力)はたとえば約0Wから約100Wであって良く、上部電極の電力はたとえば約500Wから約2200Wであって良く、かつ基板温度は約−10℃から約250℃であって良い。
一の例では、第1アッシング工程に係るプロセスパラメータは、20mTorrのチャンバ圧力、550sccmのAr流速、200sccmのO流速、300Wの上部電極、及び0Wの下部電極を有する。第1アッシング工程の持続時間はたとえば約35秒であって良い。
2ステップアッシングプロセスの第2アッシング工程では、プロセスパラメータ空間は、上述した第1アッシング工程と同一条件を有して良い。ただし、第2アッシング工程でのチャンバ圧力が20mTorr未満であることを除く。本発明の実施例では、第2アッシング工程でのチャンバ圧力が10mTorr未満であって良い。本発明の別な実施例では、第2アッシング工程でのチャンバ圧力が5mTorr未満であって良い。約50Wから約1000Wのバイアスが用いられて良い。ここで、第2アッシング工程で基板ホルダに印加されるバイアス(第2バイアス)は、第1アッシング工程で基板ホルダに印加されるバイアス(第1バイアス)よりも大きい。
たとえRFバイアスが用いられるものとして開示されるとしても、DCバイアスも用いられて良いし、又はRFバイアスに代わって用いられても良い。それに加えて、チャンバ圧力は、アッシングプロセス中に変化して良い。たとえばチャンバ圧力は、第1工程から第2工程へ変化して良い。さらにプロセスガスの組成は、アッシングプロセス中に変化して良い。たとえばプロセスガス(及びプロセスガス中に含まれる各異なるガスの流速)は、第1工程から第2工程へ変化して良い。
一の例では、200mmのシリコンウエハが処理されて良い。第2アッシング工程中でのプロセスパラメータは、10mTorrのチャンバ圧力、300Wの上部電極、300Wの下部電極、300sccmのO流速(不活性ガスは用いない)、及び50℃の基板温度を有する。基板は、第2アッシング工程において、35秒間プラズマ環境に曝露された。
別な例では、300mmのシリコンウエハが処理された。第2アッシング工程中でのプロセスパラメータは、15mTorrのチャンバ圧力、300Wの上部電極、400Wの下部電極、400sccmのO流速(不活性ガスは用いない)、及び50℃の基板温度を有する。基板は、第2アッシング工程において、35秒間プラズマ環境に曝露された。
あるいはその代わりに、処理能力を向上させるために、2ステッププロセスの間、実質的にすべて(だが全部ではない)のポリマーがチャンバから除去されたときにバイアスが印加されて良い。しかし従来の1ステッププロセスの効果の一部を再導入するという手間がかかった。
さらに、上述のバイアス印加が単一の値のバイアスのみ用いるものとして説明されているとしても、様々な種類のバイアスが、単一の値の代わりに用いられても良い。たとえばバイアスは、第2ステップ前、第2ステップの間又は第2ステップ後に(連続的又はステップ状に)増大しても良い。
上述のように、第1ステップの持続時間は、フッ化炭素が、チャンバ壁及びウエハ表面から完全に除去されるのに十分な長さでなければならない。たとえば第1ステップの持続時間は、10秒から100秒の範囲であって良い。別な例では、第1ステップの持続時間は、20秒から50秒の範囲である。同様に第2ステップの持続時間は、如何なるアッシング後残余物及び如何なる残余フォトレジストもが除去されるのに十分な長さでなければならない。たとえば第2ステップの持続時間は、10秒から100秒の範囲であって良い。別な例では、第2ステップの持続時間は、20秒から50秒の範囲である。
あるいはその代わりに、図2の2ステップアッシングプロセスでは、第1ステップ120及び第2ステップ130の終了は、終点検出を用いて決定されて良い。1つの考えられる終点検出は、すべて(又はほぼ全て)のポリマー(及び可能であればフォトレジスト)がチャンバから除去されたことを示す、プラズマ領域からの放出光スペクトルの一部を監視することである。たとえば係る除去を示すスペクトルの一部は、482.5nm(CO)、775.5nm(F)及び440nm(SiF)の波長を有し、そのスペクトルの一部は、発光分光分析(OES)を用いて測定することが可能である。これらの波長に対応する発光レベルが特定の閾値を交差する(たとえば実質的にゼロにまで落ちるか、又は特定のレベルを超えて増大する)後、第1ステップは完了したものとみなされる。終点情報を供する他の波長が用いられても良い。
第1ステップ終了後、第2ステップは、如何なる残ったアッシング残余物(PAR)を除去するため、50%−200%のさらなるアッシング(overash)を行うことが好ましい。つまり、第1ステップが50秒で完了する場合には、第2ステップは、50%のさらなるアッシングを行うのに25秒、及び100%のさらなるアッシングを行うのに50秒間行われる。実際にどの程度さらなるアッシングを行うのかは、それぞれ異なる程度のさらなるアッシングがなされた一連の基板を検査することによって経験的に決定されて良い。
図3は、アッシングプロセス中でのキャップ層102の損失を概略的に図示している。キャップ層の損失140が起これば、アッシングプロセス後に、操作電子顕微鏡(SEM)像で、キャップ層が薄くなっている様子が観測される。3のアッシングプロセスでのキャップ層損失140は、同時係属している特許文献1で説明された。3のアッシングプロセスとは:a)ポリマー堆積物を有するチャンバでの2ステップアッシング(第1ステップではゼロバイアスで、第2ステップでバイアスが増大する);b)清浄チャンバでの従来の1ステップアッシング;及びc)ポリマー堆積物を有するチャンバでの従来の1ステップアッシング、である。3のアッシングプロセスでのプロセス条件は:
a)第1アッシングステップ:チャンバ圧力=50mTorr、RFバイアス=0W、O流速=200sccm、第2アッシングステップ:チャンバ圧力=20mTorr、RFバイアス=150W、O流速=20sccm、Ar/O流速=200/20sccm;
b)チャンバ圧力=50mTorr、RFバイアス=150W、O流速=200sccm;及び
c)チャンバ圧力=50mTorr、RFバイアス=150W、O流速=200sccm;
であった。
1ステップアッシングプロセスb)及びc)と比較したとき、上記2ステップアッシングプロセスa)では、キャップ層損失140が減少しているのが観測される。たとえば表1に示されているように、キャップ層の損失は、c)>b)>a)の順で減少している。その結果2ステッププロセスは、キャップ層損失を最小にするアッシング方法を提供する。その2ステップアッシングプロセスa)は、20mTorrのチャンバ圧力を利用した。しかし、本発明では20mTorr未満のチャンバ圧力でもキャップ層損失をさらに減少させると考えられる。
Figure 0005414179
図4A−図4Cは、アッシングプロセスのOESグラフを示している。上記プロセス中に、(基板表面を含む)チャンバ内の表面からフッ化炭素ポリマーが放出されるのは、OESを用いることによって監視されて良い。図4A−図4Cに図示されているOESグラフは、上述のa)−c)アッシングプロセスにそれぞれ対応する。図4Aでは、CO(482.5nm)及びF(775.5nm)に対応する放出光信号を監視しながら、2ステップアッシングプロセスが実行されている。第1アッシングステップ(バイアスが印加されていない)中でのCO及びFの信号の初期最大強度の後、2つの信号は単調減少して、第1アッシングステップ終了時ではCO及びFのレベルが比較的低いレベルにあることを示している。第2アッシングステップ(バイアスが印加されている)中では、Fの信号レベルは低いまま維持されているが、CO信号レベルは、新たな低いレベルに到達する前に極大強度を示す。その新たな低いレベルは、残りのアッシングプロセスの間で維持される。重要なことは、図4AのOESグラフは、CO及びFが、第1アッシングステップ終了前では比較的低いレベルに到達していることを示していることである。従ってF及びCO信号(及び/又は他のOES信号)は、第1アッシングステップの終了を決定するのに用いられて良い。図4Aに図示された第2アッシングステップの終了もまた、CO信号(及び/又は他のOES信号)から決定されて良い。
図4Bは、清浄チャンバ中での従来の1ステップアッシングプロセス中のOESグラフを図示している。図4Cは、ポリマー堆積物を有するチャンバ中での従来の1ステップアッシングプロセス中のOESグラフを図示している。CO及びFの大きな信号は、バイアスの存在下におけるアッシングプロセス中でのこれらの種が高レベルにあることを示している。図4Cと比較すると、図4Bでは、CO及びFのレベルが大きく減少しているのが観測される。ただし、バイアスをオフにしたときの図4Aの第1ステップと比較すると、バイアスをオンにした状態である図4Cでは、高いレベルのCO及びFの信号が観測される。
重要なことは、図4A−図4Cは、OESがプラズマ種(たとえばF)の存在を監視するのに用いられて良い、ということを示していることである。そのプラズマ種はアッシングプロセスにとって有害であり、かつ誘電層のファセット形成及びキャップ層損失をもたらす恐れがある。さらにOESは、プラズマ期間の終了を決定するのに利用されて良い。その期間には、かなりの量の有害な種がプラズマ環境中に存在する。
アッシングプロセス中に起こる誘電層側壁への損傷は、半導体製造にとって重要である。その損傷は、プラズマアッシングに続いて、HFエッチング溶液への曝露による誘電層側壁の損失を測定することによって評価されて良い。
図5は、誘電層側壁の損失を概略的に図示している。図5の誘電層側壁損失は、HF溶液に曝露された後での、誘電層104の上部132及び中間部150の除去として測定される。図5に図示された試験構造は、SiN層112及びSiC層102をさらに有する。誘電層の側壁損失は、上述した3のアッシングプロセスa)−c)、及びそれに加えて、プロセスa)での第1アッシングステップよりも低い全圧及び高いO流速でd)の2ステップアッシングプロセスを用いることによって測定された。
アッシングプロセスd)のプロセス条件は:
第1アッシングステップ:チャンバ圧力=20mTorr、RFバイアス=0W、O流速=500sccm;第2アッシングステップ:チャンバ圧力=20mTorr、RFバイアス=150W、O流速=20sccm、Ar/O流速=200/20sccm;
であった。
プラズマアッシングされた基板は、0.5%HF溶液に5秒から30秒間曝露された。アッシングプロセスa)−d)についての、30秒間HFに曝露された側壁損失のSEM分析結果が表2に示されている。要約すると、誘電層側壁損失(従ってアッシングプロセス中の側壁損傷)は、2ステッププロセスa)よりも、より低いチャンバ圧力及びより高いO流速が用いられる2ステップアッシングプロセスd)の方で、より小さくなる。それに加えて、清浄なチャンバ内で実行された1ステッププロセスb)は、1ステッププロセスc)及び1ステッププロセスa)よりも小さな誘電層側壁損失を示す。なお1ステッププロセスc)及び1ステッププロセスa)はいずれも、ポリマー堆積物を有したチャンバ内で実行された。
Figure 0005414179
図7は、本発明の実施例に従ったプラズマプロセスシステムを図示している。プラズマプロセスシステム1は、プロセスチャンバ10のプロセス領域45内でのプラズマ発生を促進するように配備されている。プラズマプロセスシステム1は、基板ホルダ20、プロセスガスをプラズマプロセスチャンバへ導入するガス注入系40、及び真空排気系50をさらに有する。基板ホルダ20の上では、被処理基板が上に固定され、かつその基板ホルダへの電気的コンタクトを構成する。ガス注入系40によって、外部のガス供給源からプロセスチャンバ10へのプロセスガス42の供給を独立に制御することが可能となる。
イオン化可能なプロセスガス42がガス注入系40を介して導入され、プロセス圧力が調節される。プロセスガスの流速は、約10sccmから約5000sccmの間で良く、あるいは約20sccmから約1000sccmの間で良く、またあるいは約50sccmから約500sccmの間で良い。チャンバ圧力はたとえば、約1mTorrから約200mTorrの間であって良く、あるいは約5mTorrから約100mTorrの間であって良く、またあるいは約10mTorrから約50mTorrの間であって良い。制御装置55は、真空排気系50及びガス注入系40を制御するのに用いられて良い。基板25は、(ロボットの)基板搬送システムによって、スロットバルブ(図示されていない)及びチャンバフィードスルーを介してプロセスチャンバ10へ搬送される。ここで、基板25は基板ホルダ20内に格納されている基板リフトピン(図示されていない)によって受け取られ、その中に格納されている装置によって機械的に並進する。一旦基板25が基板搬送システムから受け取られると、基板25は基板ホルダ20の下側表面へ下ろされる。
代替的実施例では、基板25は、静電クランプ(図示されていない)を介して基板ホルダ20に固定される。さらに基板ホルダ20は、再循環冷却流を含む冷却系を有する。その再循環冷却流は、基板ホルダ20から熱を受け取り、かつ熱を熱交換系(図示されていない)へ輸送し、又は加熱するときには、熱交換系から熱を輸送する。その系は、昇温又は降温での基板の温度制御が必要なときに利用される。たとえば基板の温度制御は、定常状態の温度を超えた温度で有用と思われる。定常状態の温度は、プラズマから基板25へ供給される熱流束と伝導によって基板25から基板ホルダ20へ除去される熱とのバランスによって実現される。他の実施例では、たとえば抵抗加熱素子のような加熱素子、又は熱電ヒーター/クーラーが、基板ホルダ20に含まれる。
図7のプラズマプロセスシステム1は、上部平板電極70を有するRFプラズマ源を有する。その上部平板電極70はインピーダンス整合ネットワーク74を介してRF発生装置72からのRF電力と結合する。RF電力を上部平板電極70へ印加する際の典型的な周波数は、10MHzから200MHzの範囲で良く、60MHzであって良い。上部平板電極70へ印加されるRF電力は、約500ワット(W)から約2200Wの間であって良い。上述のように、図7のプラズマプロセスシステム1は、RF電力を基板ホルダ20へ印加することで基板25へバイアスをかけるRF源をさらに有する。そのRF源は、RF発生装置30、及びインピーダンス整合ネットワーク32を有する。そのインピーダンス整合ネットワーク32は、反射電力を最小にすることによって、プラズマへのRF電力の処理領域45への輸送を最大にするように機能する。整合ネットワーク形態(たとえばL型、π型、T型)、及び自動制御方法は当技術分野において既知である。電力を基板ホルダ20へ印加する際の典型的な周波数は、0.1MHzから30MHzの範囲で良く、2MHzであって良い。基板ホルダ20へ印加されるRF電力は、約0Wから約1000Wの間であって良い。しかも上部平板電極70へのRF電力の印加を制御するため、制御装置55が、RF発生装置72及びインピーダンス整合ネットワーク74と結合する。代替的実施例では、RF電力は、複数の周波数で、基板ホルダ20に印加されて良い。
続けて図7を参照すると、プロセスガス42が、ガス注入系40を介してプロセス領域45へ導入される。ガス注入系40はシャワーヘッドを有して良い。プロセスガス42は、ガス供給系(図示されていない)からガス注入プレナム(図示されていない)、一連のバッフル板(図示されていない)及び複数のオリフィスシャワーヘッドを有するガス注入板を介してプロセス領域45へ供給される。一の実施例では、複数のオリフィスを有するシャワーヘッドガス注入板は、上部平板電極70であって良い。
真空排気系50は、最大5000リットル/秒(及びそれ以上)の排気速度を有するターボ分子ポンプ(TMP)、及びチャンバ圧力を調節するゲートバルブを有して良い。ドライプラズマエッチングで利用される従来のプラズマプロセス装置では、1000リットル/秒から3000リットル/秒のTMPが用いられる。TMPsは、低圧で典型的には50mTorr未満の圧力で有用である。高圧プロセス(つまり100mTorrよりも高圧)では、メカニカルブースターポンプ及び乾式の粗引きポンプが用いられる。
制御装置55は、マイクロプロセッサ、メモリ、及びデジタルI/Oポートを有する。そのデジタルI/Oポートは、プラズマプロセスシステム1からの出力を監視するだけではなく、プラズマプロセスシステム1への入力とのやり取りし、かつその入力を作動させるのに十分な制御電圧を発生させる能力を有する。しかも制御装置55は、RF発生装置30、インピーダンス整合ネットワーク32、RF発生装置72、インピーダンス整合ネットワーク74、ガス注入系40、プラズマ監視システム57、及び真空排気系50と結合し、それらと情報交換を行う。メモリに記憶されたプログラムは、記憶されたプロセスレシピに従ってプラズマプロセスシステム1に係る上述の部品を制御するのに利用される。制御装置55の一例は、テキサスインスツルメンツ(商標)から販売されている型番号TMS320(商標)のデジタル信号処理装置(DSP)である。
プラズマ監視システム57はたとえば、プラズマ環境中の励起粒子を計測する発光分光分析(OES)システム、及び/又はプラズマ密度を計測する、たとえばラングミュアプローブのようなプラズマ診断システムを有して良い。プラズマ監視システム57は、エッチングプロセスの状態を決定し、かつフィードバックを供することでプロセスの遵守を保証する制御装置55とともに用いられて良い。あるいはその代わりに、プラズマ監視システム57は、マイクロ波システム及び/又はRF診断システムを有して良い。
図8は、本発明の別な実施例に従ったプラズマプロセスシステムを図示している。プラズマプロセスシステム2は、プラズマ密度の増大及び/又はプラズマプロセスの均一性の改善を可能にするため、機械的又は電気的に回転するDC磁場システム60を有するRFプラズマ源を有する。しかも回転速度及び磁場強度を制御するため、制御装置55は、回転磁場システム60と結合する。
図9は、本発明のさらに別な実施例に従ったプラズマプロセスシステムを図示している。プラズマプロセスシステム3は、誘導コイル80を有するRFプラズマ源を有する。RF電力は、RF発生装置82によってインピーダンス整合ネットワーク84を介して誘導コイル80と結合する。RF電力は、誘導コイル80から誘電体窓(図示されていない)を介してプラズマプロセス領域45へ誘導結合する。RF電力を誘導コイル80へ印加する際の典型的な周波数は、0.1MHzから100MHzの範囲で良く、13.56MHzであって良い。誘導コイルへ印加されるRF電力は、約50Wから約10000Wの間であって良い。同様に、チャック電極(chuck electrode)へ電力を誘導コイル80へ印加する際の典型的な周波数は、0.1MHzから30MHzの範囲で良く、13.56MHzであって良い。基板ホルダへ印加されるRF電力は、約0Wから約1000Wの間であって良い。それに加えて、スロット型ファラデーシールド(図示されていない)が、誘導コイル80とプラズマとの間の容量結合を減少させるのに用いられて良い。しかも誘導コイル80への電力印加を制御するため、制御装置55は、RF発生装置82及びインピーダンス整合ネットワーク84と結合する。
それに加えて、本発明を実施するのに、特定のハードウエアについての多くのバリエーションを用いることが可能であり、それらのバリエーションは当業者にとってはすぐに分かることなので、図7−図9に図示されたプラズマプロセスシステムは、典型例なもののみを図示している。
上述の説明を考慮すると、本発明の様々な修正型及び変化型が可能である。従って「特許請求の範囲」に記載された請求項の範囲内において、本明細書で具体的に説明した以外の形態で本発明を実施することが可能であることに留意すべきである。
1ステップアッシングプロセスの典型的な断面図を示している。 2ステップアッシングプロセスの典型的な断面図を示している。 アッシングプロセスの間でのキャップ層の損失を概略的に図示している。 アッシングプロセスの発光分光分析(OES)のグラフを示している。 アッシングプロセスの発光分光分析(OES)のグラフを示している。 アッシングプロセスの発光分光分析(OES)のグラフを示している。 誘電体の側壁損失を概略的に図示している。 基板上で測定されたイオン流束をチャンバ圧力の関数として図示している。 プラズマ中のOラジカル密度をチャンバ圧力の関数として図示している。 本発明の実施例に従ったプラズマ処理システムを図示している。 本発明の別な実施例に従ったプラズマ処理システムを図示している。 本発明のさらに別な実施例に従ったプラズマ処理システムを図示している。

Claims (43)

  1. その場アッシング法であって:
    酸素含有ガスのみ又は酸素含有ガスと希ガスからなるプロセスガスを導入する導入工程;
    プラズマプロセスチャンバ内で酸素プラズマを発生させる発生工程;
    基板ホルダ上に存在する基板を前記酸素プラズマに曝露する曝露工程;
    第1アッシング工程を実行する工程であって、
    前記第1アッシング工程では、前記酸素プラズマが、前記基板及び前記チャンバの内面からフォトレジスト残留物と残余物をエッチングすることで、前記基板を浸食するフッ素ラジカルが前記酸素プラズマ中に解放され、
    前記第1アッシング工程は、前記基板ホルダへ第1バイアスを印加する工程を有し、
    前記第1バイアスの値の選択は、前記基板の腐食を最小限に抑制しながら前記基板及びチャンバの内面の相当量の前記フォトレジスト残留物並びにエッチング残留物が前記チャンバから除去されるように行われる
    第1アッシング工程;
    前記チャンバ内での圧力を20mTorr未満の非常に低い圧力に減少させることで、イオン流速を一定に維持しながら前記プラズマ中での酸素含有ラジカルの濃度を低下させる減圧工程;及び
    前記非常に低い圧力で前記酸素プラズマによる第2アッシング工程を実行する工程であって、
    前記第2アッシング工程は前記基板ホルダへ第2バイアスを印加する工程を有し、
    前記第2バイアスは前記第1バイアスよりも大きく、そのため、前記第2アッシング工程での前記チャンバ圧力は20mTorr未満であることに起因して、
    アッシング残余物が前記基板及び前記チャンバの内面から除去され、かつ、
    前記イオン流束からのイオンは、より指向性を有して前記基板に衝突する、
    第2アッシング工程;
    有する方法。
  2. 前記酸素含有ガスがOを有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記プロセスガスが不活性ガスをさらに有する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記不活性ガスが、希ガス、N、又はこれらの混合物を有する、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1バイアスが、約0Wから約100Wの間である、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1バイアスが、ほぼゼロに等しい、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2バイアスが、約50Wから約1000Wの間である、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第2アッシング工程が、前記第1アッシング工程での値とは異なるチャンバ圧力及びプロセスガスの流速のうちの少なくとも1をさらに用いる工程を有する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1アッシング工程が:
    前記プラズマからの放出光を検出する工程;及び
    前記放出光から前記第1アッシング工程の状態を決定する工程;
    を有する、
    請求項1に記載の方法。
  10. 前記放出光の検出が、終点を確立する手段を供する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記放出光が、励起種を起源とし、かつ前記第1アッシング工程の状態についての情報を表す、請求項9に記載の方法。
  12. 前記放出光が、CO及びフッ素含有種のうちの少なくとも1を起源とする、請求項9に記載の方法。
  13. 前記フッ素含有種がフッ素である、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第2アッシング工程が:
    前記プラズマからの放出光を検出する工程;及び
    前記放出光から前記第2アッシング工程の状態を決定する工程;
    をさらに有する、
    請求項1に記載の方法。
  15. 前記放出光が、励起種を起源とし、かつ前記第2アッシング工程の状態についての情報を表す、請求項14に記載の方法。
  16. 前記放出光が、CO及びフッ素含有種のうちの少なくとも1を起源とする、請求項15に記載の方法。
  17. 前記フッ素含有種がフッ素である、請求項16に記載の方法。
  18. 前記プラズマからの放出光を検出する工程;及び
    前記放出光から前記第1アッシング工程及び前記第2アッシング工程の状態を決定する工程;
    をさらに有する、請求項1に記載の方法。
  19. 前記放出光が、励起種を起源とし、かつ前記第1アッシング工程及び前記第2アッシング工程の状態についての情報を表す、請求項18に記載の方法。
  20. 前記放出光が、CO及びフッ素含有種のうちの少なくとも1を起源とする、請求項18に記載の方法。
  21. 前記フッ素含有種がフッ素である、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第2アッシング工程の長さが、前記第1アッシング工程の長さの50%から200%の間である、請求項1に記載の方法。
  23. 前記プロセスガスの流速が5sccmから1500sccmの間である、請求項1に記載の方法。
  24. 前記酸素含有ガスの流速が5sccmから500sccmの間である、請求項1に記載の方法。
  25. の流速が5sccmから500sccmの間である、請求項2に記載の方法。
  26. 前記第1アッシング工程での前記プロセスガスの流速が5sccmから1500sccmの間である、請求項1に記載の方法。
  27. 前記第2アッシング工程での前記プロセスガスの流速が5sccmから1500sccmの間である、請求項1に記載の方法。
  28. 前記プロセスガスの流速が、前記第1アッシング工程と前記第2アッシング工程との間で変化する、請求項1に記載の方法。
  29. 前記第1アッシング工程での前記プロセスチャンバの圧力が約1mTorrから約1000mTorrの間である、請求項1に記載の方法。
  30. 前記第1アッシング工程での前記プロセスチャンバの圧力が約5mTorrから約50mTorrの間である、請求項1に記載の方法。
  31. 前記第2アッシング工程での前記プロセスチャンバ圧力が約10mTorr未満である、請求項1に記載の方法。
  32. 前記第2アッシング工程での前記プロセスチャンバ圧力が約5mTorr未満である、請求項1に記載の方法。
  33. 前記プロセスチャンバ圧力が、前記第1アッシング工程と前記第2アッシング工程との間で変化する、請求項1に記載の方法。
  34. 前記基板が、低誘電率材料、フォトレジスト若しくはエッチング残余物、又はこれらの混合物を有する、請求項1に記載の方法。
  35. 前記低誘電率材料がSiOC材料を有する、請求項34に記載の方法。
  36. 前記発生工程が、インピーダンス整合ネットワークを介してプラズマ源の上部平板電極へRF電力を印加する工程を有する、請求項1に記載の方法。
  37. 前記上部平板電極に印加される前記RF電力が約500Wから約2200Wの間である、請求項36に記載の方法。
  38. 前記発生工程が、インピーダンス整合ネットワークを介してプラズマ源の誘導コイルへRF電力を印加する工程を有する、請求項1に記載の方法。
  39. 前記誘導コイルに印加される前記RF電力が約50Wから約10000Wの間である、請求項38に記載の方法。
  40. 前記発生工程が、回転DC磁場電力源へRF電力を印加する工程を有する、請求項1に記載の方法。
  41. その場アッシング法であって:
    含有ガスのみ又はO含有ガスと希ガスからなるプロセスガスを導入する導入工程;
    インピーダンス整合ネットワークを介してプラズマ源の上部平板へRF電力を印加することによって、プラズマプロセスチャンバ内で酸素プラズマを発生させる発生工程;
    低誘電率材料、フォトレジスト若しくはエッチング残余物、又はこれらの混合物を有し、かつ基板ホルダ上に存在する基板を前記酸素プラズマに曝露する曝露工程;
    第1アッシング工程を実行する工程であって、
    前記第1アッシング工程では、前記酸素プラズマが、前記基板及び前記チャンバの内面からフォトレジスト残留物と残余物をエッチングすることで、前記基板を浸食するフッ素ラジカルが前記酸素プラズマ中に解放され、
    前記第1アッシング工程は、前記基板ホルダへ約0Wから約100Wの間である第1バイアスを印加する工程を有し、
    前記第1バイアスの値の選択は、前記基板の腐食を最小限に抑制しながら前記基板及びチャンバの内面の相当量の前記フォトレジスト残留物並びにエッチング残留物が前記チャンバから除去されるように行われる
    第1アッシング工程;
    前記チャンバ内での圧力を20mTorr未満の非常に低い圧力に減少させることで、イオン流速を一定に維持しながら前記プラズマ中での酸素含有ラジカルの濃度を低下させる減圧工程;及び
    前記非常に低い圧力で前記酸素プラズマによる第2アッシング工程を実行する工程であって、
    前記第2アッシング工程は前記基板ホルダへ約50Wから約1000Wの間である第2バイアスを印加する工程を有し、
    前記第2バイアスは前記第1バイアスよりも大きく、そのため、前記第2アッシング工程での前記チャンバ圧力は20mTorr未満であることに起因して、
    アッシング残余物が前記基板及び前記チャンバの内面から除去され、かつ、
    前記イオン流束からのイオンは、より指向性を有して前記基板に衝突する、
    第2アッシング工程;
    有する方法。
  42. 前記プロセスガスが希ガスをさらに有する、請求項41に記載の方法。
  43. 前記上部平板電極に印加される前記RF電力が約500Wから約2200Wの間である、請求項41に記載の方法。
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