JP5413500B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

この発明は、空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、タイヤのドライ性能とウェット性能とを両立できる空気入りタイヤに関する。
従来から、3本の周方向主溝と、これらの周方向主溝よりも狭い溝幅を有する1本の周方向細溝と、これらの周方向主溝および周方向細溝に区画されて成る5列の陸部とをトレッド部に備える空気入りタイヤが知られている(例えば、図10参照)。かかる構成では、空気入りタイヤが周方向細溝側を車幅方向外側にして車両に装着されたときに、タイヤの車幅方向外側領域の剛性が確保されて、タイヤのドライ性能が向上する。かかる構成を採用する従来の空気入りタイヤとして、特許文献1に記載される技術が知られている。
特開2010−215221号公報
ところで、近年の高性能スポーツ用サマータイヤでは、タイヤのドライ性能とウェット性能とを両立すべき課題がある。
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タイヤのドライ性能とウェット性能とを両立できる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかる空気入りタイヤは、3本の周方向主溝と、前記周方向主溝よりも狭い溝幅を有する1本の周方向細溝と、前記周方向主溝および前記周方向細溝に区画されて成る1列のセンター陸部、左右一対のセカンド陸部および左右一対のショルダー陸部とをトレッド部に備える空気入りタイヤであって、前記センター陸部を境界とする一方の領域にある前記セカンド陸部および前記ショルダー陸部を内側セカンド陸部および内側ショルダー陸部と呼び、他方の領域にある前記セカンド陸部および前記ショルダー陸部を外側セカンド陸部および外側ショルダー陸部と呼ぶときに、前記周方向細溝が、前記外側セカンド陸部と前記外側ショルダー陸部とを区画する位置に配置され、前記センター陸部が、タイヤ周方向に連続するリブであり、前記内側セカンド陸部および前記外側セカンド陸部が、複数のラグ溝によりタイヤ周方向に分断されたブロック列であり、前記センター陸部の溝面積比S2と、前記内側セカンド陸部の溝面積比S1と、前記外側セカンド陸部の溝面積比S3とが、S2<S3<S1の関係を有し、且つ、前記周方向細溝の溝幅Wdと、他の3本の前記周方向主溝の溝幅の最大値Wmaxとが、3.1≦Wmax/Wd≦5.0の関係を有し、且つ、前記センター陸部が、前記外側セカンド陸部側のエッジ部に複数の切欠溝を有すると共に、前記切欠溝が、前記切欠溝の溝開口部を囲む面取部を有することを特徴とする。
この発明にかかる空気入りタイヤでは、(1)センター陸部の溝面積比S2と、内側セカンド陸部の溝面積比S1と、外側セカンド陸部の溝面積比S3とが、S2<S3<S1の関係を有するので、センター陸部の剛性および外側セカンド陸部の剛性が高められ、また、内側セカンド陸部を有する領域の排水性が向上する。さらに、(2)上記の溝面積比S1〜S3を有する構成において、周方向細溝の溝幅Wdと、他の3本の周方向主溝の溝幅の最大値Wmaxとが、3.1≦Wmax/Wd≦5.0の関係を有することにより、周方向細溝を有する領域の剛性が高められる。これらにより、タイヤが周方向細溝側の領域を車幅方向外側にして車両に装着されたときに、タイヤのドライ性能とウェット性能とが両立する利点がある。
図1は、この発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤを示すタイヤ子午線方向の断面図である。 図2は、図1に記載した空気入りタイヤのトレッド面を示す平面図である。 図3は、図1に記載した空気入りタイヤの内側セカンド陸部およびセンター陸部を示す説明図である。 図4は、図3に記載した内側セカンド陸部の切欠部を示す斜視図である。 図5は、図3に記載したセンター陸部の切欠溝を示すA視断面図である。 図6は、図1に記載した空気入りタイヤの外側セカンド陸部および外側ショルダー陸部を示す説明図である。 図7は、図1に記載した空気入りタイヤのセンター陸部および外側セカンド陸部を示す説明図である。 図8は、この発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。 図9は、従来例1の空気入りタイヤを示すトレッド平面図である。 図10は、従来例2の空気入りタイヤを示すトレッド平面図である。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
[空気入りタイヤ]
図1は、この発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤ1を示すタイヤ子午線方向の断面図である。同図は、空気入りタイヤ1の一例として、乗用車用ラジアルタイヤを示している。なお、符号CLは、タイヤ赤道面である。
この空気入りタイヤ1は、一対のビードコア11、11と、一対のビードフィラー12、12と、カーカス層13と、ベルト層14と、トレッドゴム15と、一対のサイドウォールゴム16、16と、一対のリムクッションゴム17、17とを備える(図1参照)。
一対のビードコア11、11は、環状構造を有し、左右のビード部のコアを構成する。一対のビードフィラー12、12は、一対のビードコア11、11のタイヤ径方向外周にそれぞれ配置されてビード部を補強する。
カーカス層13は、単層構造を有し、左右のビードコア11、11間にトロイダル状に架け渡されてタイヤの骨格を構成する。また、カーカス層13の両端部は、ビードコア11およびビードフィラー12を包み込むようにタイヤ幅方向外側に巻き返されて係止される。また、カーカス層13は、スチールあるいは有機繊維材(例えば、ナイロン、ポリエステル、レーヨンなど)から成る複数のカーカスコードをコートゴムで被覆して圧延加工して構成され、絶対値で85[deg]以上95[deg]以下のカーカス角度(タイヤ周方向に対するカーカスコードの繊維方向の傾斜角)を有する。
ベルト層14は、一対の交差ベルト141、142を積層して成り、カーカス層13の外周に掛け廻されて配置される。一対の交差ベルト141、142は、スチールあるいは有機繊維材から成る複数のベルトコードをコートゴムで被覆して圧延加工して構成され、絶対値で10[deg]以上30[deg]以下のベルト角度を有する。また、一対の交差ベルト141、142は、相互に異符号のベルト角度(タイヤ周方向に対するベルトコードの繊維方向の傾斜角)を有し、ベルトコードの繊維方向を相互に交差させて積層される(クロスプライ構造)。
トレッドゴム15は、カーカス層13およびベルト層14のタイヤ径方向外周に配置されてタイヤのトレッド部を構成する。一対のサイドウォールゴム16、16は、カーカス層13のタイヤ幅方向外側にそれぞれ配置されて左右のサイドウォール部を構成する。一対のリムクッションゴム17、17は、左右のビードコア11、11およびビードフィラー12、12のタイヤ幅方向外側にそれぞれ配置されて、左右のビード部を構成する。
図2は、図1に記載した空気入りタイヤ1のトレッド面を示す平面図である。同図は、スポーツ用サマータイヤのトレッドパターンを示している。
この空気入りタイヤ1は、相互に隣り合う3本の周方向主溝21〜23と、これらの周方向主溝21〜23よりも狭い溝幅を有する1本の周方向細溝24と、これらの周方向主溝21〜23および周方向細溝24に区画された5列の陸部31〜35とをトレッド部に備える(図2参照)。
ここで、5列の陸部31〜35のうち、中央にある陸部33をセンター陸部と呼ぶ。このセンター陸部33は、タイヤ赤道面CL上にある。また、センター陸部33と隣り合う左右の陸部32、34をセカンド陸部と呼ぶ。また、左右のセカンド陸部32、34のタイヤ幅方向外側にある左右の陸部31、35をショルダー陸部と呼ぶ。
また、センター陸部33を境界とする一方の領域にあるセカンド陸部32およびショルダー陸部31を内側セカンド陸部および内側ショルダー陸部と呼ぶ。また、他方の領域にあるセカンド陸部34およびショルダー陸部35を外側セカンド陸部および外側ショルダー陸部と呼ぶ。これらの呼び名は、後述するタイヤの車両装着方向に関係する。
図2の構成では、3本の周方向主溝21〜23および1本の周方向細溝24がいずれもタイヤ周方向に直線状に延在するストレート溝であり、2本の周方向主溝21、22と周方向主溝23および周方向細溝24とがタイヤ赤道面CLを中心として左右対称に配置されている。また、周方向細溝24が、外側セカンド陸部34と外側ショルダー陸部35とを区画する位置に配置されている。また、センター陸部33が、タイヤ周方向に連続するリブであり、内側セカンド陸部32および外側セカンド陸部34が、複数のラグ溝321、341によりタイヤ周方向に分断されたブロック列となっている。各陸部31〜35の詳細な構成については、後述する。
なお、周方向主溝とは、7.0[mm]以上の溝幅を有する周方向溝をいう。また、ラグ溝とは、2.0[mm]以上の溝幅を有する横溝をいう。これらの溝幅は、溝開口部に形成された切欠部や面取部を除外して測定される。また、後述するサイプとは、陸部に形成された切り込みであり、一般に2.0[mm]未満のサイプ幅を有する。
[タイヤの車両装着方向]
また、この空気入りタイヤ1は、周方向細溝24を有する領域を車幅方向外側にして車両に装着すべき装着方向の指定(図示省略)を有する。この装着方向の指定は、例えば、タイヤのサイドウォール部に付されたマークや凹凸、あるいはタイヤに添付されたカタログによって表示され得る。
[周方向細溝]
この空気入りタイヤ1では、上記のように、周方向細溝24が、外側セカンド陸部34と外側ショルダー陸部35とを区画する位置に配置され、また、3本の周方向主溝21〜23よりも狭い溝幅を有する(図2参照)。これにより、周方向細溝24を有する領域(車幅方向外側の領域)の剛性が高められて、タイヤのドライ性能が向上する。
このとき、周方向細溝24の溝幅Wdと、3本の周方向主溝21〜23の溝幅の最大値Wmaxとが、3.1≦Wmax/Wd≦5.0の関係を有する(図2参照)。この比Wmax/Wdは、トレッド部にあるすべての周方向溝(3本の周方向主溝21〜23および周方向細溝24)の溝幅の最大値Wmaxと最小値Wdとの比である。
例えば、図2の構成では、センター陸部33と外側セカンド陸部34とを区画する周方向主溝23の溝幅が最大値Wmaxであり最も大きく、センター陸部33と内側セカンド陸部32とを区画する周方向主溝22の溝幅が次に大きく、内側セカンド陸部32と内側ショルダー陸部31とを区画する周方向主溝21の溝幅が次に大きく、周方向細溝24の溝幅Wdが最も小さい。また、内側セカンド陸部32と内側ショルダー陸部31とを区画する周方向主溝21の溝幅が、周方向細溝24の溝幅Wdに対して2.0倍以上に設定される。
[センター陸部およびセカンド陸部の溝面積比]
また、この空気入りタイヤ1では、センター陸部33の溝面積比S2と、内側セカンド陸部32の溝面積比S1と、外側セカンド陸部34の溝面積比S3とが、S2<S3<S1の関係を有する(図2参照)。すなわち、トレッド部センター領域の3列の陸部32〜34では、リブであるセンター陸部33の溝面積比S2が最も小さく、内側セカンド陸部32の溝面積比S1が最も大きい。かかる構成では、タイヤが周方向細溝24側を車幅方向外側にして車両に装着されたときに、車幅方向外側の領域(センター陸部33および外側セカンド陸部34を有する領域)の剛性が確保される。また、車幅方向内側の領域(内側セカンド陸部32を有する領域)の排水性が確保される。これにより、タイヤのドライ性能とウェット性能とが両立する。
また、上記の構成では、溝面積比S1〜S3は、1.05≦S3/S2かつ1.05≦S1/S3の関係を有することが好ましい。これにより、溝面積比S1〜S3の関係が適正化される。
なお、溝面積比とは、溝面積/(溝面積+接地面積)により定義される。溝面積とは、接地面における溝の開口面積をいう。また、溝とは、トレッド部の周方向溝およびラグ溝をいい、サイプ、カーフおよび切欠部などを含まない。また、接地面積とは、陸部と接地面との接触面積をいう。また、溝面積および接地面積は、タイヤが規定リムに装着されて規定内圧を付与されると共に静止状態にて平板に対して垂直に置かれて規定荷重に対応する負荷を加えられたときのタイヤと平板との接触面にて、測定される。
ここで、規定リムとは、JATMAに規定される「適用リム」、TRAに規定される「Design Rim」、あるいはETRTOに規定される「Measuring Rim」をいう。また、規定内圧とは、JATMAに規定される「最高空気圧」、TRAに規定される「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」の最大値、あるいはETRTOに規定される「INFLATION PRESSURES」をいう。また、規定荷重とは、JATMAに規定される「最大負荷能力」、TRAに規定される「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」の最大値、あるいはETRTOに規定される「LOAD CAPACITY」をいう。ただし、JATMAにおいて、乗用車用タイヤの場合には、規定内圧が空気圧180[kPa]であり、規定荷重が最大負荷能力の88[%]である。
[内側セカンド陸部およびセンター陸部]
図3は、図1に記載した空気入りタイヤ1の内側セカンド陸部32およびセンター陸部33を示す説明図である。図4は、図3に記載した内側セカンド陸部32の切欠部324を示す斜視図である。図5は、図3に記載したセンター陸部33の切欠溝332を示すA視断面図である。
この空気入りタイヤ1では、内側セカンド陸部32が、複数の第一ラグ溝321と、複数の第二ラグ溝322と、複数のサイプ323と、複数の切欠部324とを有する(図3参照)。
第一ラグ溝321は、内側セカンド陸部32を貫通して左右の周方向主溝21、22に連通するオープン構造を有する。また、複数の第一ラグ溝321がタイヤ周方向に所定間隔で配置されることにより、内側セカンド陸部32がタイヤ周方向に分断されたブロック列となる。例えば、図3の構成では、第一ラグ溝321がタイヤ周方向に対して所定角度にて傾斜しつつタイヤ幅方向に延在するストレート溝から構成されている。
また、第一ラグ溝321は、底上部3211を有する(図3参照)。底上部3211とは、第一ラグ溝321の溝深さが第一ラグ溝321の最大溝深さに対して15[%]以上45[%]以下となる部分をいう。底上部3211は、センター陸部33側のエッジ部から内側セカンド陸部32内の所定位置までの領域に配置されて、第一ラグ溝321の溝底を底上げする。具体的には、底上部3211の配置領域のタイヤ幅方向の距離D1と、内側セカンド陸部32の幅W1とが、0.30≦D1/W1≦0.70の関係を有する。
第二ラグ溝322は、内側セカンド陸部32の内側ショルダー陸部31側のエッジ部に開口すると共に内側セカンド陸部32内で終端するセミクローズド構造を有する(図3参照)。また、複数の第二ラグ溝322がタイヤ周方向に所定間隔で配置される。また、第二ラグ溝322のタイヤ幅方向の長さD2と、内側セカンド陸部32の幅W1とが、0.40_≦D2/W1≦0.60の関係を有する。
また、複数の第一ラグ溝321および複数の第二ラグ溝322が、タイヤ周方向に所定間隔をあけつつ混在して配置される(図2参照)。例えば、図2の構成では、第一ラグ溝321と第二ラグ溝322とが、タイヤ周方向に所定間隔をあけつつ交互に配置されている。しかし、これに限らず、例えば、2つの第一ラグ溝321と1つの第二ラグ溝322とが、タイヤ周方向に所定間隔をあけつつ交互に配置されても良い(図示省略)。かかる構成では、オープン構造を有する第一ラグ溝321が第二ラグ溝322よりも多く配置されることにより、タイヤの排水性が向上する。逆に、1つの第一ラグ溝321と2つの第二ラグ溝322とが、タイヤ周方向に所定間隔をあけつつ交互に配置されても良い(図示省略)。かかる構成では、セミクローズド構造を有する第二ラグ溝322が第一ラグ溝321よりも多く配置されることにより、タイヤのドライ性能が向上する。このように、第一ラグ溝321と第二ラグ溝322との配置割合は、タイヤの仕様に応じて適宜設定できる。
サイプ323は、第二ラグ溝322と内側セカンド陸部32のセンター陸部33側のエッジ部とを接続して配置される(図3参照)。例えば、図3の構成では、サイプ323が、第二ラグ溝322の終端部から第二ラグ溝322の延長線に沿って延在して、周方向主溝22に開口している。
切欠部324は、内側セカンド陸部32の内側ショルダー陸部31側のエッジ部に配置される(図3参照)。この切欠部324は、内側セカンド陸部32のエッジ部を角錐状に切り欠いた形状を有する(図4参照)。また、複数の切欠部324が、タイヤ周方向に所定間隔をあけて配置される(図2参照)。例えば、図2の構成では、内側セカンド陸部32のエッジ部が、複数の第一ラグ溝321および複数の第二ラグ溝322によりタイヤ周方向に分断されている。そして、切欠部324が、分断された内側セカンド陸部32のエッジ部の区間に対して1つおきに配置されている。このため、切欠部324を有する区間と、切欠部324を有さない区間とが、交互に配置されている。また、切欠部324が、第二ラグ溝322から第一ラグ溝321に向かって切り欠き幅を狭めつつ、第二ラグ溝322から第一ラグ溝321に渡って配置されている。
また、この空気入りタイヤ1では、センター陸部33が、複数のラグ溝331と、複数の切欠溝332と、複数の切欠部333とを有する(図3参照)。
ラグ溝331は、センター陸部33の内側セカンド陸部32側のエッジ部に開口すると共に、センター陸部33内で終端するセミクローズド構造を有する。また、ラグ溝331は、内側セカンド陸部32の第二ラグ溝322の延長線に沿って配置される。
このとき、センター陸部33のラグ溝331は、内側セカンド陸部32の第二ラグ溝322の略延長線上にあれば良い。したがって、センター陸部33のラグ溝331は、内側セカンド陸部32の第二ラグ溝322の延長線に対して、タイヤ周方向にオフセットして配置されても良い(図示省略)。具体的には、センター陸部33のラグ溝331と内側セカンド陸部32の第二ラグ溝322の延長線とのタイヤ周方向の距離(オフセット量。図示省略。)が、センター陸部33の幅W2の±50[%]の範囲内にあることが好ましく、±20[%]の範囲内にあることがより好ましい。すなわち、センター陸部33のラグ溝331は、上記の範囲内にあれば、内側セカンド陸部32の第二ラグ溝322の略延長線上にあるといえる。
切欠溝332は、センター陸部33の外側セカンド陸部34側のエッジ部に開口すると共に、センター陸部33内で終端する(図3参照)。また、切欠溝332のタイヤ幅方向の長さD3と、センター陸部33の幅W2とが、0.15≦D3/W2≦0.35の関係を有する。
また、切欠溝332は、切欠溝332の溝開口部を囲む面取部3321を有する。例えば、図3の構成では、切欠溝332が、溝開口部に沿って切欠溝332の全周に渡って形成されると共に切欠溝332の終端部を円弧状に囲む面取部3321を有している。また、図4に示すように、面取部3321が、センター陸部33の踏面と溝壁面とのエッジ部に形成されたC面取となっている。また、切欠溝332の溝幅Wsと、面取部3321の幅Whとが、2.0≦Wh/Ws≦3.0の関係を有している。かかる面取部3321を有する切欠溝332は、センター陸部33の剛性低下を抑制しつつ排水性を向上できる点で好ましい。
切欠部333は、センター陸部33の内側セカンド陸部32側のエッジ部に配置される(図3参照)。また、内側セカンド陸部32の切欠部324のタイヤ周方向の長さL1と、センター陸部33の切欠部333のタイヤ周方向の長さL2とが、0.45≦L2/L1≦0.55の関係を有する。例えば、図3の構成では、内側セカンド陸部32の第一ラグ溝321の配置間隔と、センター陸部33のラグ溝331の配置間隔とが等しく設定されている。これにより、タイヤの単位ピッチあたりにおける内側セカンド陸部32の切欠部324の総長さと、センター陸部33の切欠部333の総長さとが、0.45以上0.55以下に設定されている。
[外側セカンド陸部および外側ショルダー陸部]
図6は、図1に記載した空気入りタイヤ1の外側セカンド陸部34および外側ショルダー陸部35を示す説明図である。
この空気入りタイヤ1では、外側セカンド陸部34が、第一ラグ溝341と、第二ラグ溝342と、切欠部343とを有する(図6参照)。
第一ラグ溝341は、外側セカンド陸部34を貫通して左右の周方向主溝23および周方向細溝24に連通するオープン構造を有する。また、複数の第一ラグ溝341がタイヤ周方向に所定間隔で配置されることにより、外側セカンド陸部34がタイヤ周方向に分断されたブロック列となる。例えば、図6の構成では、第一ラグ溝341がタイヤ周方向に対して所定角度にて傾斜しつつタイヤ幅方向に延在するストレート溝から構成されている。
また、第一ラグ溝341は、底上部3411を有する(図6参照)。底上部3411とは、第一ラグ溝341の溝深さが第一ラグ溝341の最大溝深さに対して20[%]以上60[%]以下となる部分をいう。底上部3411は、外側セカンド陸部34の外側ショルダー陸部35側のエッジ部から外側セカンド陸部34内の所定位置までの領域に配置されて、第一ラグ溝341の溝底を底上げする。具体的には、底上部3411の配置領域のタイヤ幅方向の距離D4と、外側セカンド陸部34の幅W3とが、0.20≦D4/W3≦0.50の関係を有する。
第二ラグ溝342は、外側セカンド陸部34のセンター陸部33側のエッジ部に開口すると共に外側セカンド陸部34内で終端するセミクローズド構造を有する(図6参照)。また、複数の第二ラグ溝342がタイヤ周方向に所定間隔で配置される。また、第二ラグ溝342のタイヤ幅方向の長さD5と、外側セカンド陸部34の幅W3とが、0.25≦D5/W3≦0.45の関係を有する。
切欠部343は、外側セカンド陸部34のセンター陸部33側のエッジ部に配置される(図6参照)。この切欠部343は、外側セカンド陸部34のエッジ部を角錐状に切り欠いた形状を有する。なお、図6の構成では、外側セカンド陸部34のエッジ部の全域に切欠部343が配置されている。
また、この空気入りタイヤ1では、外側ショルダー陸部35が、ラグ溝351と、切欠部352とを有する(図6参照)。
ラグ溝351は、外側ショルダー陸部35の周方向細溝24側のエッジ部からタイヤ幅方向に延在してタイヤ接地端Tを越えるオープン構造を有する。また、外側ショルダー陸部35の周方向細溝24側のエッジ部からタイヤ接地端Tまでのタイヤ幅方向の距離W4と、外側ショルダー陸部35の周方向細溝24側のエッジ部からタイヤ幅方向の距離D6までの領域におけるラグ溝351の溝幅W5と、タイヤ接地端Tにおけるラグ溝351の溝幅W6とが、0.10≦D6/W4≦0.55および0.55≦W5/W6≦0.75の関係を有する。したがって、ラグ溝351は、周方向細溝24側の端部にて溝幅を狭めた構造を有する。
なお、タイヤ接地端Tとは、タイヤが規定リムに装着されて規定内圧を付与されると共に静止状態にて平板に対して垂直に置かれて規定荷重に対応する負荷を加えられたときのタイヤと平板との接触面におけるタイヤ軸方向の最大幅位置をいう。
[センター陸部および外側セカンド陸部]
図7は、図1に記載した空気入りタイヤ1のセンター陸部33および外側セカンド陸部34を示す説明図である。
この空気入りタイヤ1では、センター陸部33の切欠溝332が、外側セカンド陸部34のラグ溝341の略延長線上にあることが好ましい(図7参照)。これにより、センター陸部33の切欠溝332から外側セカンド陸部34のラグ溝341への排水が促進される。
このとき、図7に示すように、センター陸部33の切欠溝332が、外側セカンド陸部34のラグ溝341の延長線に対して、タイヤ周方向にオフセットして配置されても良い。具体的には、センター陸部33の切欠溝332と外側セカンド陸部34のラグ溝341の延長線とのタイヤ周方向の距離Gが、センター陸部33の幅W2の±50[%]の範囲内にあることが好ましく、±20[%]の範囲内にあることがより好ましい。すなわち、センター陸部33の切欠溝332は、上記の範囲内にあれば、外側セカンド陸部34のラグ溝341の略延長線上にあるといえる。
[効果]
以上説明したように、この空気入りタイヤ1は、3本の周方向主溝21〜23と、周方向主溝21〜23よりも狭い溝幅Wdを有する1本の周方向細溝24と、これらの周方向主溝21〜23および周方向細溝24に区画されて成る1列のセンター陸部33、左右一対のセカンド陸部32、34および左右一対のショルダー陸部31、35とをトレッド部に備える(図2参照)。また、周方向細溝24が、外側セカンド陸部34と外側ショルダー陸部35とを区画する位置に配置される。また、センター陸部33が、タイヤ周方向に連続するリブであり、内側セカンド陸部32および外側セカンド陸部34が、複数のラグ溝321、341によりタイヤ周方向に分断されたブロック列である。また、センター陸部33の溝面積比S2と、内側セカンド陸部32の溝面積比S1と、外側セカンド陸部34の溝面積比S3とが、S2<S3<S1の関係を有する。また、周方向細溝24の溝幅Wdと、他の3本の周方向主溝21〜23の溝幅の最大値Wmaxとが、3.1≦Wmax/Wd≦5.0の関係を有する。
かかる構成では、(1)センター陸部33の溝面積比S2と、内側セカンド陸部32の溝面積比S1と、外側セカンド陸部34の溝面積比S3とが、S2<S3<S1の関係を有するので、センター陸部33の剛性および外側セカンド陸部34の剛性が高められ、また、内側セカンド陸部32を有する領域の排水性が向上する。さらに、(2)上記の溝面積比S1〜S3を有する構成において、周方向細溝24の溝幅Wdと、他の3本の周方向主溝21〜23の溝幅の最大値Wmaxとが、3.1≦Wmax/Wd≦5.0の関係を有することにより、周方向細溝24を有する領域の剛性が高められる。これらにより、タイヤが周方向細溝24側の領域を車幅方向外側にして車両に装着されたときに、タイヤのドライ性能とウェット性能とが両立する利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、内側セカンド陸部32が、内側セカンド陸部32を貫通する第一ラグ溝321と、内側セカンド陸部32の内側ショルダー陸部31側のエッジ部に開口すると共に内側セカンド陸部32内で終端する第二ラグ溝322とを有する(図2参照)。また、複数の第一ラグ溝321および複数の第二ラグ溝322が、タイヤ周方向に所定間隔をあけつつ混在して配置される。また、第一ラグ溝321が、内側セカンド陸部32のセンター陸部33側のエッジ部から内側セカンド陸部32内の所定位置までの領域に底上部3211を有する(図3参照)。かかる構成では、第一ラグ溝321がセンター陸部33側の端部に底上部3211を有するので、第一ラグ溝321の排水性を確保しつつセンター陸部33の剛性を補強できる。これにより、タイヤのドライ性能およびウェット性能を両立できる利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、底上部3211の配置領域のタイヤ幅方向の距離D1と、内側セカンド陸部32の幅W1とが、0.30≦D1/W1≦0.70の関係を有する(図3参照)。これにより、底上部3211の配置領域が適正化される利点がある。
また、この発明にかかる空気入りタイヤ1は、内側セカンド陸部32が、第二ラグ溝322と内側セカンド陸部32のセンター陸部33側のエッジ部とを接続するサイプ323を有する(図3参照)。かかる構成では、サイプ323が、タイヤ幅方向に延在して第二ラグ溝322を延長することにより、内側セカンド陸部32をタイヤ周方向に分割する。これにより、ブロック剛性を低下させること無く、サイプのエッジ効果により、WET性能を向上させる利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、第二ラグ溝322のタイヤ幅方向の長さD2と、内側セカンド陸部32の幅W1とが、0.40≦D2/W1≦0.60の関係を有する(図3参照)。かかる構成では、第二ラグ溝322の長さD2が適正化されて、タイヤのドライ性能およびウェット性能を両立できる利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、センター陸部33が、外側セカンド陸部34側のエッジ部に複数の切欠溝332を有すると共に、これらの切欠溝332が、切欠溝332の溝開口部を囲む面取部3321を有する(図3参照)。かかる構成では、センター陸部33が切欠溝332を有することにより、タイヤのウェット性能が向上する。このとき、切欠溝332が面取部3321を有することにより、タイヤのウェット性能がさらに向上する。一方で、切欠溝332が面取部3321を有する構成では、外側セカンド陸部34側のエッジ部の剛性が確保される。これにより、タイヤが周方向細溝24側の領域を車幅方向外側にして車両に装着されたときに、タイヤのドライ性能とウェット性能とが両立する利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、内側セカンド陸部32が、内側ショルダー陸部31側のエッジ部に複数の切欠部324を有する(図3参照)。かかる構成では、切欠部324により周方向主溝21の溝容積が増加して、タイヤのウェット性が向上する。また、周方向主溝21を拡幅する構成と比較して、内側セカンド陸部32の剛性が高い。これにより、タイヤのドライ性能とウェット性能とが両立する利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、センター陸部33が、内側セカンド陸部32側のエッジ部に開口すると共にセンター陸部33内で終端するラグ溝331を有する(図3参照)。また、このラグ溝331が、内側セカンド陸部32の第二ラグ溝322の略延長線上にある。かかる構成では、センター陸部33のラグ溝331が、内側セカンド陸部32内で終端する第二ラグ溝322の延長線上に配置されることにより、タイヤのウェット性が確保される利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、外側ショルダー陸部35が、周方向細溝24側のエッジ部からタイヤ接地端Tを越えてタイヤ幅方向に延在するラグ溝351を有する(図6参照)。また、外側ショルダー陸部35の周方向細溝24側のエッジ部からタイヤ接地端Tまでのタイヤ幅方向の距離W4と、外側ショルダー陸部35の周方向細溝24側のエッジ部からタイヤ幅方向の距離D6までの領域におけるラグ溝351の溝幅W5と、タイヤ接地端Tにおけるラグ溝351の溝幅W6とが、0.40≦D6/W4≦0.60および0.55≦W5/W6≦0.75の関係を有する。かかる構成では、外側ショルダー陸部35のラグ溝351が周方向細溝24側のエッジ部に開口することにより、タイヤの排水性が向上する。また、このラグ溝351が、周方向細溝24側の開口部の所定の領域(距離D6の領域)にて溝幅を狭めることにより、外側ショルダー陸部35の剛性が確保される。これにより、タイヤのドライ性能とウェット性能とが両立する利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、外側セカンド陸部34が、外側セカンド陸部34を貫通するラグ溝341を有する(図6参照)。また、このラグ溝341が、外側セカンド陸部34の外側ショルダー陸部35側のエッジ部から外側セカンド陸部34内の所定位置までの領域に底上部3411を有する。かかる構成では、外側セカンド陸部34がラグ溝3411を有することにより、タイヤの排水性が向上する。また、このラグ溝341が底上部を有することにより、外側セカンド陸部34の剛性が確保される。これにより、タイヤのドライ性能とウェット性能とが両立する利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、センター陸部33が、内側セカンド陸部32側のエッジ部に切欠部333を有する(図3参照)。また、センター陸部33の切欠部333のタイヤ周方向の長さL1と、内側セカンド陸部32の切欠部324のタイヤ周方向の長さL2とが、0.45≦L2/L1≦0.55の関係を有する。かかる構成では、内側セカンド陸部32およびセンター陸部33が切欠部324、333をそれぞれ有することにより、溝容積が増加して、タイヤのウェット性能が向上する。また、内側セカンド陸部32の切欠部324の長さL2が短く設定されることにより、大きな溝面積比S1を有する内側セカンド陸部32の剛性が確保される。これにより、タイヤのドライ性能とウェット性能とが両立する利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、センター陸部33の切欠溝332が、外側セカンド陸部34のラグ溝341の略延長線上にある(図7参照)。かかる構成では、センター陸部33の切欠溝332から外側セカンド陸部34のラグ溝341への排水が促進される。これにより、タイヤのウェット性が向上する利点がある。
また、この空気入りタイヤ1は、周方向細溝24側を車幅方向外側にして車両に装着すべき装着方向の指定を有する(図2参照)。かかる構成では、高い剛性を有する周方向細溝24側の領域を車幅方向外側に配置することにより、タイヤのドライ性能が向上する。また、大きな溝面積比S1を有する内側セカンド陸部32が車幅方向内側に配置されるので、タイヤのウェット性能が向上する。これにより、タイヤのドライ性能とウェット性能とが両立する利点がある。
図8は、この発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤの性能試験の結果を示す表である。図9および図10は、従来例1、2の空気入りタイヤを示すトレッド平面図である。
この性能試験では、相互に異なる複数の空気入りタイヤについて、(1)ドライ性能および(2)ウェット性能に関する評価が行われた(図8参照)。この性能試験では、タイヤサイズ275/35R20の空気入りタイヤがリムサイズ20×9JJのリム(OE指定標準リム)に組み付けられ、この空気入りタイヤに260[kPa]の空気圧およびJATMA規定の最大負荷が付与される。また、空気入りタイヤが、試験車両である外国製車両の大型セダンに装着される。
(1)ドライ性能に関する評価では、試験車両が平坦な周回路を有するテストコースを60[km/h]〜100[km/h]で走行する。そして、テストドライバーがレーンチェンジ時およびコーナリング時における操舵性ならびに直進時における安定性について官能評価を行う。この評価は従来例2を基準(100)とした指数評価により行われ、その数値が大きいほど好ましい。
(2)ウェット性能に関する評価では、試験車両がウェット路面を走行し、初速度100[km/h]からのABS(anti-locked braking system)制動距離が測定される。そして、測定結果に基づいて従来例1を基準(100)とした指数評価が行われる。評価結果は、その数値が大きいほど好ましい。
実施例1の空気入りタイヤ1は、図2に記載したトレッドパターンを有し、周方向細溝24側の領域を車幅方向外側にして車両に装着される。また、センター陸部33の溝面積比S2と、内側セカンド陸部32の溝面積比S1と、外側セカンド陸部34の溝面積比S3とが、S1=12.5、S2=9.3、S3=10.8であり、S3/S2=1.16およびS1/S3=1.16の関係を有する。また、周方向細溝24の溝幅Wdが、Wd=5.8[mm]である。また、図3および図6における幅W1〜W6が、W1=27.5[mm]、W2=30.4[mm]、W3=28.0[mm]、W4=56.0[mm]、W6=3.9[mm]である。また、実施例2〜14の空気入りタイヤ1は、実施例1の空気入りタイヤ1の変形例である。
従来例1、2の空気入りタイヤは、図9および図10のトレッドパターンをそれぞれ有している。
試験結果に示すように、実施例1〜14の空気入りタイヤ1では、タイヤのドライ性能およびウェット性能を両立できることが分かる。
1 空気入りタイヤ、11 ビードコア、12 ビードフィラー、13 カーカス層、14 ベルト層、141、142 交差ベルト、15 トレッドゴム、16 サイドウォールゴム、17 リムクッションゴム、21〜23 周方向主溝、24 周方向細溝、31 内側ショルダー陸部、32 内側セカンド陸部、321 第一ラグ溝、3211 底上部、322 第二ラグ溝、323 サイプ、324 切欠部、33 センター陸部、331 ラグ溝、332 切欠溝、3321 面取部、333 切欠部、34 外側セカンド陸部、341 第一ラグ溝、3411 底上部、342 第二ラグ溝、343 切欠部、35 外側ショルダー陸部、351 ラグ溝、352 切欠部

Claims (12)

  1. 3本の周方向主溝と、前記周方向主溝よりも狭い溝幅を有する1本の周方向細溝と、前記周方向主溝および前記周方向細溝に区画されて成る1列のセンター陸部、左右一対のセカンド陸部および左右一対のショルダー陸部とをトレッド部に備える空気入りタイヤであって、
    前記センター陸部を境界とする一方の領域にある前記セカンド陸部および前記ショルダー陸部を内側セカンド陸部および内側ショルダー陸部と呼び、他方の領域にある前記セカンド陸部および前記ショルダー陸部を外側セカンド陸部および外側ショルダー陸部と呼ぶときに、
    前記周方向細溝が、前記外側セカンド陸部と前記外側ショルダー陸部とを区画する位置に配置され、
    前記センター陸部が、タイヤ周方向に連続するリブであり、前記内側セカンド陸部および前記外側セカンド陸部が、複数のラグ溝によりタイヤ周方向に分断されたブロック列であり、
    前記センター陸部の溝面積比S2と、前記内側セカンド陸部の溝面積比S1と、前記外側セカンド陸部の溝面積比S3とが、S2<S3<S1の関係を有し、
    前記周方向細溝の溝幅Wdと、他の3本の前記周方向主溝の溝幅の最大値Wmaxとが、3.1≦Wmax/Wd≦5.0の関係を有し、且つ、
    前記センター陸部が、前記外側セカンド陸部側のエッジ部に複数の切欠溝を有すると共に、前記切欠溝が、前記切欠溝の溝開口部を囲む面取部を有することを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記内側セカンド陸部が、前記内側セカンド陸部を貫通する第一ラグ溝と、前記内側セカンド陸部の前記内側ショルダー陸部側のエッジ部に開口すると共に前記内側セカンド陸部内で終端する第二ラグ溝とを有し、
    複数の前記第一ラグ溝および複数の前記第二ラグ溝が、タイヤ周方向に所定間隔をあけつつ混在して配置され、且つ、
    前記第一ラグ溝が、前記内側セカンド陸部の前記センター陸部側のエッジ部から前記内側セカンド陸部内の所定位置までの領域に底上部を有する請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記底上部の配置領域のタイヤ幅方向の距離D1と、前記内側セカンド陸部の幅W1とが、0.30≦D1/W1≦0.70の関係を有する請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記内側セカンド陸部が、前記第二ラグ溝と前記内側セカンド陸部の前記センター陸部側のエッジ部とを接続するサイプを有する請求項2または3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記第二ラグ溝のタイヤ幅方向の長さD2と、前記内側セカンド陸部の幅W1とが、0.40≦D2/W1≦0.60の関係を有する請求項2〜4のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記内側セカンド陸部が、前記内側ショルダー陸部側のエッジ部に複数の切欠部を有する請求項1〜5のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記センター陸部が、前記内側セカンド陸部側のエッジ部に開口すると共に前記センター陸部内で終端するラグ溝を有し、且つ、前記ラグ溝が、前記内側セカンド陸部の前記第二ラグ溝の略延長線上にある請求項1〜6のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記外側ショルダー陸部が、前記周方向細溝側のエッジ部からタイヤ接地端を越えてタイヤ幅方向に延在するラグ溝を有し、且つ、
    前記外側ショルダー陸部の前記周方向細溝側のエッジ部からタイヤ接地端までのタイヤ幅方向の距離W4と、前記外側ショルダー陸部の前記周方向細溝側のエッジ部からタイヤ幅方向の距離D6までの領域における前記ラグ溝の溝幅W5と、タイヤ接地端における前記ラグ溝の溝幅W6とが、0.40≦D6/W4≦0.60および0.55≦W5/W6≦0.75の関係を有する請求項1〜7のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記外側セカンド陸部が、前記外側セカンド陸部を貫通するラグ溝を有し、且つ、前記ラグ溝が、前記外側セカンド陸部の前記外側ショルダー陸部側のエッジ部から前記外側セカンド陸部内の所定位置までの領域に底上部を有する請求項1〜8のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記センター陸部が、前記内側セカンド陸部側のエッジ部に切欠部を有し、且つ、前記センター陸部の前記切欠部のタイヤ周方向の長さL1と、前記内側セカンド陸部の前記切欠部のタイヤ周方向の長さL2とが、0.45≦L2/L1≦0.55の関係を有する請求項に記載の空気入りタイヤ。
  11. 前記切欠溝が、前記外側セカンド陸部のラグ溝の略延長線上にある請求項1〜10のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  12. 前記周方向細溝側を車幅方向外側にして車両に装着すべき装着方向の指定を示すマークあるいは凹凸を有する請求項1〜11のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
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