JP5411486B2 - ブレード部材 - Google Patents

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Description

本発明は、ブレード部材に関し、特に、電子写真法において感光体や転写ベルトなど、トナー像が形成され且つその後当該トナー像を被転写材に転写するトナー像担持体上のトナーを除去するクリーニングブレード部材、及び印刷用スキージー等として用いるのに好適なブレード部材に関する。
一般に電子写真プロセスでは、電子写真感光体あるいは転写ベルト等を繰り返し使用するために、トナーを除去するクリーニングブレードが用いられる。クリーニングブレードは、長期間に亘って感光体に当接させるものであるため、耐摩耗性が良好であることが求められる。また、感光体に当接させる際の感光体との摩擦による振動により、ブブブ、キューという異音、いわゆる鳴き現象が生じるという点が問題になっている。
このため、従来鳴き対策として、種々の検討がなされている。例えば、厚さ方向に沿って特性の異なる材料を複数の層状に積層して構成し、クリーニングエッジ側の層を構成する材料を高硬度の樹脂としたクリーニングブレード(特許文献1参照)や、ゴム成分(A)と充填剤(B)と架橋剤(C)とを含む熱硬化性エラストマー組成物なり、充填剤(B)及び架橋剤(C)を調整することにより鳴きを抑制したクリーニングブレード(特許文献2参照)などが提案されている。
従来のブレードは、製造工程が多くコストがかかる、ブレードとしての特性が不十分であるなどの問題があった。
さらに、近年、ユニットのロングライフ化が進むにつれて感光体が高耐久品となっており、それに伴ってブレードにも高耐久性が求められている。
ここで、ポリウレタンからなるクリーニングブレードとして、例えば、50℃における引張強度が12MPa以上、tanδのピーク温度が15℃以下、硬度が80°以下の硬化体からなるクリーニングブレードが開発されている(特許文献3参照)。従来、この特許文献1のように、温度依存性を改良するために、tanδのピーク温度やその強度が規定されてきた。しかしながら、tanδのピーク温度とその強度を制御しただけでは、高温多湿環境(HH環境)下では耐摩耗性が悪い場合があった。
このため、温度依存性が小さく、使用温度領域(特に高温側)での耐摩耗性に満足が得られるブレードが望まれている。
特開2004−184462号公報 特開2007−41454号公報 特開2001−265190号公報 特許第3666331号公報
本発明はこのような事情に鑑み、クリーニング性を維持しつつ、鳴きを防止し、且つ耐摩耗性に優れたブレード部材を提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、ポリオール、イソシアネート化合物、及び架橋剤を少なくとも含むポリウレタン組成物を硬化・成形してなる注型タイプのポリウレタン部材からなるものであり、前記ポリオールが、ジオールと二塩基酸との脱水縮合で得られるポリエステルポリオール、ジオールとアルキルカーボネートの反応により得られるポリカーボネートポリオール、カプロラクトン系のポリオールから選択され、前記ポリウレタン部材は、40℃の貯蔵弾性率(1Hz)が2.0×10Pa以上であり、10℃の貯蔵弾性率(1Hz)を(G’10)Pa、50℃の貯蔵弾性率(1Hz)を(G’50)Paとしたときの(G’10)/(G’50)が3以下であることを特徴とするブレード部材にある。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載のブレード部材において、前記ポリウレタン部材は40℃の貯蔵弾性率(1Hz)が3.0×10Pa以上であることを特徴とするブレード部材にある。
本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様に記載のブレード部材において、前記ポリオールは、分子量が1000〜3000であることを特徴とするブレード部材にある。
本発明の第の態様は、第1〜の何れかの態様に記載のブレード部材において、前記架橋剤は融点が80℃以下のジアミノ化合物を含むことを特徴とするブレード部材にある。
本発明の第の態様は、第の態様に記載のブレード部材において、前記ジアミノ化合物は、分子構造に塩素原子を含まないが芳香環を有し、且つ2,2’,3,3’−テトラクロロ−4,4’−ジアミノジフェニルメタンを同一の硬化・成形条件で用いた場合と比較して、反応速度が遅いことを特徴とするブレード部材にある。
本発明は、10〜50℃における貯蔵弾性率が2.0×10Pa以上であり、10℃の貯蔵弾性率を(G’10)Pa、50℃の貯蔵弾性率を(G’50)Paとしたときの(G’10)/(G’50)が3以下であるポリウレタン部材とすることにより、クリーニング性を維持しつつ、鳴きを防止し、且つ耐摩耗性に優れたブレード部材を提供することができる。
本発明は、耐摩耗性及びクリーニング性は、反発弾性や粘弾特性等ではなく、貯蔵弾性率と相関関係にあるという知見に基づくものである。言い換えれば、貯蔵弾性率を所定の値となるように成形することにより、所望の耐摩耗性及びクリーニング性を実現できるという全く新しい知見に基づくものである。
ここで、貯蔵弾性率は、従来用いられていた特性値とは異なるものであることについて説明する。図1はポリウレタンゴムの硬度と貯蔵弾性率との関係の一例、図2はポリウレタンゴムの反発弾性と貯蔵弾性率との関係の一例、図3はポリウレタンゴムのtanδピーク温度と貯蔵弾性率との関係の一例である。なお、図1〜3で用いたポリウレタンゴムは、従来よりクリーニングブレード部材として用いられているものである。図1〜3に示すように、貯蔵弾性率と、硬度、反発弾性、又はtanδピーク温度とには相関関係が見られない。すなわち、貯蔵弾性率は、硬度、反発弾性、tanδピーク温度のようなパラメータとは全く関連のないものである。
本発明のブレード部材は、40℃の貯蔵弾性率(1Hz)が2.0×10Pa以上であり、10℃の貯蔵弾性率(1Hz)を(G’10)Pa、50℃の貯蔵弾性率(1Hz)を(G’50)Paとしたときの(G’10)/(G’50)が3以下であるポリウレタン部材からなるものである。このブレード部材は、後に詳述するが、ポリオール、ポリイソシアネート、架橋剤等の種類や配合割合を適宜調整したり、比重が高く硬質の添加剤を配合したり、所定の大きさのハードセグメント凝集体を所定割合で含むようにしたりすることにより、初めて実現したものであり、従来のブレード部材と比較して貯蔵弾性率が高いものであり、特に実使用の温度領域(10℃〜50℃)における貯蔵弾性率が高いものである。
ポリウレタン部材は、40℃の貯蔵弾性率(1Hz)が2.0×10Pa以上であり、10℃の貯蔵弾性率を(G’10)Pa、50℃の貯蔵弾性率を(G’50)Paとしたときの(G’10)/(G’50)が3以下である。40℃における貯蔵弾性率を2.0×10Pa以上、さらに好ましくは3.0×10Pa以上と、従来のブレード部材に比べて高くすることにより、耐摩耗性及びクリーニング性に優れたものとなる。貯蔵弾性率は、ブレード部材の振動能力の指標とすることができるものであり、貯蔵弾性率が高いポリウレタン部材はウレタン結合から伝わる振動を減衰する能力が高い。この条件を満たすポリウレタン部材は、異音対策やトナーや外添剤のフィルミング防止に優れたものとなる。また、10℃の貯蔵弾性率を(G’10)Pa、50℃の貯蔵弾性率を(G’50)Paとしたときの(G’10)/(G’50)が3以下となることにより、環境依存性の小さいものとなり、環境が変化しても十分に安定したクリーニング性を維持することができる。
かかるブレード部材は、ポリオール、イソシアネート化合物、及び架橋剤を少なくとも含むポリウレタン組成物を硬化・成形してなる注型タイプのポリウレタン部材からなる。このポリウレタン部材は、40℃の貯蔵弾性率(1Hz)が2.0×10Pa以上であり、且つ10℃と50℃における貯蔵弾性率の比が所定の範囲となるように成形したものである。
ポリウレタン部材は、例えば、ポリオール、ポリイソシアネート、架橋剤等の種類や配合割合を適宜調整して、所定の成形条件で硬化・成形することにより、上述した貯蔵弾性率とすることができる。具体的には、ソフトセグメントの剛直性が高くなるようにする方法、ハードセグメントの剛直性が高くなるようにする方法、ハードセグメントの割合を多くする方法などが挙げられる。
ポリオールとしては、ジオールと二塩基酸との脱水縮合で得られるポリエステルポリオール、ジオールとアルキルカーボネートの反応により得られるポリカーボネートポリオール、カプロラクトン系のポリオール、ポリエーテルポリオール等を挙げることができ、ポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMG)が好ましい。また、ポリオールは、分子量が1000〜3000であることが好ましい。なお、分子量が1000〜1500のポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMG)を用いた場合は、比較的容易に貯蔵弾性率を高くすることができる。なお、ポリオールは機械的特性を損なわない範囲で併用してもよい。
ポリオールと反応させるポリイソシアネートは、分子構造が比較的剛直でないものであることが好ましく、例えば、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、2,6−トルエンジイソシアネート(TDI)、1,6−ヘキサンジイソシアネート(HDI)、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)及び3,3−ジメチルフェニル−4,4−ジイソシアネート(TODI)などを挙げることができる。特に、好適なものはMDI及びNDIである。ポリイソシアネートの配合割合は、ポリウレタン中に30〜80重量%であることが好ましい。30重量%未満では引張強さが不十分になる場合があるからであり、80重量%より多いと永久伸びが大きくなりすぎるためである。
架橋剤としては、ジオール(2官能)、トリオール(3官能)、テトラオール(4官能)等が挙げられ、これらは勿論、併用してもよい。また、架橋剤としてアミン系化合物を用いてもよい。
ジオールは特に限定されないが、例えば、プロパンジオール(PD)、ブタンジオール(BD)が挙げられる。また、トリオールも特に限定されないが、分子量が120〜2500のトリオールが好ましく、さらに好ましくは120〜1000のトリオールである。具体的には、トリメチロールエタン(TME)、トリメチロールプロパン(TMP)等の短鎖トリオールや、分子量がそれらよりも大きい下記式(1)で表されるカプロラクトン系トリオール(εカプロラクトンから合成されるトリオール)等を挙げることができる。なお、トリオールはクリープや応力緩和などの特性を改良するために添加されるものである。
Figure 0005411486
また、アミン系化合物としては、ジアミノ化合物が挙げられる。ジアミノ化合物は、融点が80℃以下であるのが好ましい。このようなジアミノ化合物を用いることにより、比較的容易に貯蔵弾性率を高くすることができる。なお、融点が80℃以下であるのは、反応時にジアミノ化合物を融点以上の温度に上げる必要があり、その温度が80℃以上の場合は極端にポットライフが短くなるからである。ポットライフが短くなると、成形が行えなくなったり、寸法精度が悪化したりしてしまう。なお、ここでいう「ポットライフ」とは、粘度が比較的低く、流動性を保持した状態の時間のことである。また、ジアミノ化合物は、分子構造に塩素原子を含まないが芳香環を有し、且つジアミノ化合物である2,2’,3,3’−テトラクロロ−4,4’−ジアミノジフェニルメタンを同一の硬化・成形条件で用いた場合と比較して、反応速度が遅いものが好ましい。上述したジアミノ化合物は、塩素原子を含まないために立体障害がほとんどなく、芳香環を有しているため、これを用いて硬化させたポリウレタンは、温度依存性が小さくなり、機械的強度及び耐摩耗性に優れたものになるからである。また、2,2’,3,3’−テトラクロロ−4,4’−ジアミノジフェニルメタンよりも反応速度が遅いジアミノ化合物を用いてポリウレタンを製造すると、反応速度が速すぎてシートが成形できないという虞がなくなる。
ジアミノ化合物は、室温においてリキッドタイプまたはソリッドタイプのものがあるが、リキッドタイプが好ましい。上述した条件を満たすジアミノ化合物としては、例えばジアミノジフェニルメタン系、フェニレンジアミン系が挙げられ、具体的には、4,4’−メチレンジアニリン(DDM)、3,5−ジメチルチオ−2,4−トルエンジアミン(DMTDA)、2,4−トルエンジアミン(2,4−TDA)、2,6−トルエンジアミン(2,6−TDA)、メチレンビス(2−エチル−6−メチルアミン)、1,4−ジ−sec−ブチルアミノベンゼン、4,4−ジ−sec−ブチルアミンジフェニルメタン、1,4−ビス(2−アミノフェニル)チオメタン、ジエチルトルエンジアミン、トリメチレンビス(4−アミノベンゾエート)、ポリテトラメチレンオキシドジ−p−アミノベンゾエート等を挙げることができる。
架橋剤の配合割合は特に限定されないが、架橋剤中の3官能架橋剤の割合が0〜60%であることが好ましく、より好ましくは5〜40%である。なお、2官能架橋剤も3官能架橋剤もそれぞれ二種以上混合して用いてもよい。
また、クリーニング層のポリウレタン部材、及び弾性層のポリウレタン部材は、いずれもα値が0.7〜1.0であることが好ましく、特に0.90〜0.98であることが好ましい。α値とは、下記式で表される値である。α値が、1.0より大きいと架橋剤の官能基(水酸基やアミノ基等)が残存するため当接する感光体等を汚染してしまい、0.7未満では架橋密度が少なすぎて強度が不十分となったり、残存イソシアネートの失活に時間がかかり感光体等を汚染する場合がある。
Figure 0005411486
また、K値(ポリウレタン配合材料中のNCO基数/長鎖ポリオールのOH基数)は、2.0〜6.0であるのが好ましく、より好ましくは2.0〜3.9であるのが好ましい。K値が2.0未満となるとハードセグメントの量が少なすぎるために柔軟性が高くなりすぎてポリウレタンの強度が低下し、摩擦係数が高くなってしまうことがあり、6.0より大きくなるとハードセグメントの量が多すぎるために柔軟性が得られなくなり摩擦係数が低くなってしまうことがあるためである。
また、上述したようなポリオール、イソシアネート、架橋剤に、比重が高く硬質の添加剤を配合することによって、上述した貯蔵弾性率とすることもできる。なお、添加剤としては、雲母等が好適に用いられる。ポリウレタン組成物に対して所定量の雲母を配合し、当該雲母をブレード部材の所定の領域に存在させることにより、上述した貯蔵弾性率からなるものとなる。ポリウレタン組成物100質量部に対し、雲母を1〜10質量部配合、好ましくは5〜10質量部配合することにより、ポリウレタン部材の硬度の上昇や機械的特性の著しい低下を招くことなく、貯蔵弾性率を上昇させて鳴きを防止することができる。なお、雲母の配合量が1質量部未満であると雲母による効果が十分には得ることができず、雲母の配合量が10質量部より多くなると、ウレタン結合量が減り、耐ヘタリ特性が低下してしまい経時的に線圧が低下し、所望のクリーニング性が得られなくなる。
雲母を配合する場合は、ブレード部材は、肉厚方向全体における雲母の存在領域の比率が5%以上で且つ被接触体に接触する接触面からその内側10μmまでの領域に雲母が存在しないようにすることにより、鳴きを防止し且つ良好なクリーニング性を維持したものである。雲母は、被接触体に接触する接触面からその内側10μmを除くいずれの領域に存在していてもよく、例えば、ブレード部材の接触面とは反対側の面、いわゆる裏面側に偏った状態で存在していても、全体に均一に分散した状態で存在していてもよい。なお、ブレード部材の肉厚方向全体における雲母の存在領域の比率が5%未満であると雲母による鳴き防止効果が十分に発揮されず、接触面からその内側10μmまでの領域に雲母が存在するとクリーニング性が低下してしまう。
また、雲母は、扁平な略楕円形状となっており、雲母の平面の平均粒径は340μm以下であることが好ましい。なお、ここでいう粒径は長径を指す。雲母の平均粒径が340μmより大きくなると、ブレード部材の機械的特性を低下させたり、相手部材との接着強度を低下させたりする虞がある。雲母は、金雲母、白雲母、黒雲母等のいずれであってもよい。
また、ポリウレタン部材が適当な大きさのハードセグメント凝集体を含むように成形して、上述した貯蔵弾性率とすることもできる。ここで、ハードセグメント凝集体とは、主に短いポリマー同士が反応して形成されたハードセグメントを主体とした凝集体であり、これらの一部にソフトセグメントが含まれる場合もある。すなわち、ハードセグメント凝集体とは、イソシアネート化合物が自己付加反応したもの、架橋剤が自己付加反応したもの、及びイソシアネート化合物と架橋剤とが反応したものを中心とするものであり、一部に長鎖ポリオールが含まれる場合もある。かかるハードセグメント凝集体は、マイクロスコープ等により観察できるものであり、外径が0.5μm以上12μm未満、好ましくは外径が1〜10μmである。外径が0.5μm以上12μm未満のハードセグメント凝集体を含むように成形したポリウレタン部材は、カケの防止と、耐摩耗性とを両立させたものとなる。このポリウレタン部材は、ポリオールに、イソシアネート化合物及び架橋剤等を配合して、分子配列が均一となる成形条件で成形する。具体的には、ポリウレタン組成物を調整する際にポリオールやプレポリマーの温度を低くしたり、硬化・成形の温度を低くしたりすることにより、加硫の進行が遅くなるように調整する。ただし、これらの温度(ポリオールやプレポリマーの温度、硬化・成形の温度)を低く設定しすぎると、ハードセグメント凝集体の外径が12μm以上となる虞があるので、所望のハードセグメント凝集体が得られるように温度は適宜調整する。
ポリウレタン部材の製造では、プレポリマー法やワンショット法など、ポリウレタンの一般的な製造方法を用いることができる。プレポリマー法は強度、耐摩耗性に優れるポリウレタンが得られるため本発明には好適であるが、製法により制限されるものではない。なお、雲母を配合する場合は、遠心成形により形成するのが好ましい。遠心成形機の回転ドラムの回転数の制御により、容易に雲母を所望の分散状態にすることができるためである。
本発明のブレード部材は、電子写真感光体、転写プロセスに用いる転写ドラム及び転写ベルト、又は中間搬送ベルトのクリーニングに用いられるクリーニングブレード部材に用いて好適なものであるが、これに限定されず、例えば、トナー規制ブレード、金属性クリーニングロール等に用いて好適なものである。
以下、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
(実施例1)
1,9−ノナンジオール(ND)と2−メチル−1,8−オクタンジオール(MOD)との混合物と、アジピン酸とから得た分子量2000のポリエステルジオール100質量部に対して、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)を50質量部配合した所定の温度のプレポリマーに、1,3−プロパンジオール(PD)とトリメチロールエタン(TME)とをα値:0.95、K値:4.0、架橋剤における3官能架橋剤のモル比率が0.3となるように配合し、さらに雲母8.5質量部を配合し、所定の温度で反応・硬化させてポリウレタンとした。このポリウレタンを切断して、実施例1のテストサンプル、厚さ2.0mmのクリーニングブレード部材を得た。
(実施例2)
分子量1400のポリオキシテトラメチレンエーテルグリコール(PTMG)100質量部に、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)を60質量部配合した所定の温度のプレポリマーに、1,4−ブタンジオール(1,4−BD)及びトリメチロールプロパン(TMP)をα値:0.95、K値:3.4、架橋剤における3官能のモル比率が0.2となるように配合し、所定の温度で反応させてポリウレタンとした。このポリウレタンを切断して実施例2のテストサンプル及びクリーニングブレード部材を得た。
(実施例3)
1,9−ノナンジオール(ND)と2−メチル−1,8−オクタンジオール(MOD)との混合物と、アジピン酸とから得た分子量1000のポリオール60質量部、1,9−ノナンジオール(ND)と2−メチル−1,8−オクタンジオール(MOD)との混合物と、アジピン酸とから得た分子量2000のポリオール40質量部、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)を40質量部配合した所定の温度のプレポリマーに、1,4−ブタンジオール(1,4−BD)及びトリメチロールプロパン(TMP)をα値:0.95、K値:2.4、架橋剤における3官能のモル比率が0.5となるように配合し、実施例1よりも20℃低い温度で反応させてポリウレタンとした。このポリウレタンを切断して実施例3のテストサンプル及びクリーニングブレード部材を得た。
このポリウレタンをマイクロスコープ(キーエンス社製、倍率:450倍)により観察したところ、ハードセグメント凝集体が1000μmあたり24個確認され、ハードセグメント凝集体はすべて12μm未満であり、ハードセグメント凝集体の外径の平均は3.2μmであった。なお、ハードセグメント凝集体の外径及び1000μmあたりのハードセグメント凝集体の個数は、3箇所において測定して求めた平均値である。
(実施例4)
1,9−ノナンジオール(ND)と2−メチル−1,8−オクタンジオール(MOD)との混合物と、アジピン酸とから得た分子量2000のポリオール100質量部、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)を50質量部配合した所定の温度のプレポリマーに、1,4ブタンジオール(BD)、ジメチルチオトルエンジアミン(DMTDA)及びトリメチロールプロパン(TMP)をα値:0.95、K値:4.0、架橋剤における3官能のモル比率が0.05となるように配合し、所定の温度で反応させてポリウレタンとした。このポリウレタンを切断して実施例4のテストサンプル及びクリーニングブレード部材を得た。
(比較例1)
雲母を配合しなかった以外は実施例1と同様にして、比較例1のテストサンプル及びクリーニングブレード部材を得た。
(比較例2)
4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)を65質量部とし、架橋剤における3官能のモル比率が0.25となるようにした以外は実施例2と同様にして、比較例2のテストサンプル及びクリーニングブレード部材を得た。
(比較例3)
成形温度を20℃高くして反応させた以外は実施例3と同様にして、比較例3のテストサンプル及びクリーニングブレード部材を得た。
(比較例4)
ジメチルチオトルエンジアミン(DMTDA)を配合しなかった以外は実施例4と同様にして、比較例4のテストサンプル及びクリーニングブレード部材を得た。
(試験例1)
各実施例及び各比較例のテストサンプルについて、25℃でのゴム硬度(JIS A)をJIS K6301に準拠して、100%伸張時の引張強度(100%M)、200%伸張時の引張強度(200%M)、300%伸張時の引張強度(300%M)をJIS K6251に準拠して、破断強度及び破断時の伸びをJIS K6251に準拠して、引裂強度をJIS K6252に準拠して、ヤング率をJIS K6254で25%伸長により測定した。また、貯蔵弾性率をEXSTAR6000(SII社製)により、1Hzにて測定した。結果を表2及び図4に示す。
(試験例2)
各実施例及び各比較例のブレード部材をクリーニングブレードとして実機(コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社製:magicolor5430)に取り付け、トナー印字率1%のチャートにより、温度30℃×湿度85%の環境下で、厚紙1枚完結連続運転を60分間行った後、表1に示すプリントモードでの聴覚により鳴きの有無の確認を行った。
Figure 0005411486
テスト1、テスト2において鳴きが確認されなかった場合を○、テスト1において鳴きが確認された場合を△、テスト1及びテスト2において鳴きが確認された場合を×とした。
その後、各ブレード部材のエッジの摩耗状態をマイクロスコープにより観察・測定し、摩耗断面積の平均値が10μm未満の場合を○、10〜20μmの場合を△、20μmより大きい場合を×として耐摩耗性を評価した。
また、試験後のクリーニング性について評価した。目視にて通紙後の印字パターン及び感光体上の確認を行い、クーニングが良好にできたものを○、クリーニングがされなかったものを×とした。測定条件を以下に、結果を表2に示す。
また、試験後のクリーニング性について評価した。目視にて通紙後の印字パターン及び感光体上の確認を行い、クーニングが良好にできたものを○、クリーニングがされなかったものを×とした。
<レーザー顕微鏡測定条件>
測定機:キーエンス VK−9500、倍率:10倍、
測定モード:カラー超深度、
測定箇所:クリーニングブレード1本内5点
(両端から20mm及び80mmの地点並びに中央)
Figure 0005411486
(結果のまとめ)
貯蔵弾性率が2.0×10Pa以上であり且つ(G’10)/(G’50)が3以下である実施例1〜4のテストサンプルは、いずれもクリーニングブレード部材として用いるのに好適な機械的特性を有するものであった。また、実施例1〜4のクリーニングブレード部材は、いずれも鳴きが発生することがなく、耐摩耗性及びクリーニング性に優れるものであった。
これに対し、(G’10)/(G’50)が3より大きい比較例1〜4のテストサンプルは、機械的特性は比較的好適なものであったが、比較例1〜4のクリーニングブレード部材は、耐摩耗性が劣るものであり、長期間に亘って使用できるものではなかった。また、いずれのクリーニングブレード部材も実機での使用において鳴きが発生した。
これより、貯蔵弾性率が2.0×10Pa以上であり且つ(G’10)/(G’50)が3以下であるクリーニングブレード部材は、使用の際に鳴きが発生することがなく、耐摩耗性及びクリーニング性に優れるものであることがわかった。
従来のポリウレタンゴムの硬度と貯蔵弾性率との関係の一例を示すグラフである。 従来のポリウレタンゴムの反発弾性と貯蔵弾性率との関係の一例を示すグラフである。 従来のポリウレタンゴムのtanδピーク温度と貯蔵弾性率との関係の一例を示すグラフである。 各実施例及び各比較例の貯蔵弾性率を示すグラフである。

Claims (5)

  1. ポリオール、イソシアネート化合物、及び架橋剤を少なくとも含むポリウレタン組成物を硬化・成形してなる注型タイプのポリウレタン部材からなるものであり、前記ポリオールが、ジオールと二塩基酸との脱水縮合で得られるポリエステルポリオール、ジオールとアルキルカーボネートの反応により得られるポリカーボネートポリオール、カプロラクトン系のポリオールから選択され、前記ポリウレタン部材は、40℃の貯蔵弾性率(1Hz)が2.0×10Pa以上であり、10℃の貯蔵弾性率(1Hz)を(G’10)Pa、50℃の貯蔵弾性率(1Hz)を(G’50)Paとしたときの(G’10)/(G’50)が3以下であることを特徴とするブレード部材。
  2. 請求項1に記載のブレード部材において、前記ポリウレタン部材は40℃の貯蔵弾性率(1Hz)が3.0×10Pa以上であることを特徴とするブレード部材。
  3. 請求項1又は2に記載のブレード部材において、前記ポリオールは、分子量が1000〜3000であることを特徴とするブレード部材。
  4. 請求項1〜の何れかに記載のブレード部材において、前記架橋剤は融点が80℃以下のジアミノ化合物を含むことを特徴とするブレード部材。
  5. 請求項に記載のブレード部材において、前記ジアミノ化合物は、分子構造に塩素原子を含まないが芳香環を有し、且つ2,2’,3,3’−テトラクロロ−4,4’−ジアミノジフェニルメタンを同一の硬化・成形条件で用いた場合と比較して、反応速度が遅いことを特徴とするブレード部材。
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