JP2006209088A - クリーニングブレード部材及びその製造方法 - Google Patents

クリーニングブレード部材及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】摩擦係数が制御されたクリーニングブレード部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】付着したトナーを除去するクリーニング部に用いるクリーニングブレード部材において、25℃での反発弾性とヤング率との比率(25℃での反発弾性/ヤング率)が4.5以下であるポリウレタンからなるクリーニングブレード部材とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、クリーニングブレード部材に関し、特に、電子写真法において感光体や転写ベルトなど、トナー像が形成され且つその後当該トナー像を被転写材に転写するトナー像担持体上のトナーを除去するクリーニングブレード部材に関する。
一般に電子写真プロセスでは、電子写真感光体あるいは転写ベルト等を繰り返し使用するためにトナーを除去するクリーニングブレードが用いられるが、このクリーニングブレード部材にはポリウレタンが使用される(特許文献1等参照)。ポリウレタンは、耐摩耗性が良好で、補強剤などを添加しなくても十分な機械的強度を有し、非汚染性であるからである。また、クリーニングブレードを感光体などに当接させる場合に、摩擦係数が高すぎるという問題に対応し、低摩擦係数化を図るために、潤滑成分を当接する先端部へ塗布する方法、潤滑成分を添加する方法、潤滑成分を共重合により付加する方法、潤滑性を有するコーティングを行う方法等、種々の手段がとられている。
しかしながら、潤滑成分を塗布する方法では効果が持続せず、潤滑成分を添加する方法では支持部材との接着が困難となると共にブリードによる汚染の問題が生じ、潤滑成分を共重合する方法では材質自体の特性が低下するため耐摩耗性の低下や低分子成分による汚染の問題があった。また、摩擦係数が何に依存しているか不明なため、好適なクリーニングブレードの設計が困難であった。
特開2003−302802号公報
本発明は、摩擦係数が制御されたクリーニングブレード部材及びその製造方法を提供することを課題とする。
本発明者は前記課題を解決するために種々検討を重ねた結果、摩擦係数はヤング率と反発弾性との比率に依存することを知見し、本発明を完成させた。なお、特許文献1ではヤング率及び反発弾性等を規定したブレード部材を開発したが、これはヤング率及び反発弾性をそれぞれ規定したものであり、摩擦係数との関係は不明であった。
かかる本発明の第1の態様は、付着したトナーを除去するクリーニング部に用いるクリーニングブレード部材において、25℃での反発弾性とヤング率との比率(25℃での反発弾性/ヤング率)が4.5以下であるポリウレタンからなることを特徴とするクリーニングブレード部材にある。
本発明の第2の態様は、前記ポリウレタンの200%モジュラスが7MPa以上、引裂強さが50kN/m以上、tanδ(1Hz)のピーク温度が+10℃以下であることを特徴とする第1の態様に記載のクリーニングブレード部材にある。
本発明の第3の態様は、前記ポリウレタンの静摩擦係数が2.7以下であることを特徴とする第1又は2の態様に記載のクリーニングブレード部材にある。
本発明の第4の態様は、付着したトナーを除去するクリーニング部に用いるクリーニングブレード部材の製造方法において、ポリオールとポリイソシアネートと架橋剤を、形成されるポリウレタンの25℃での反発弾性とヤング率との比率(25℃での反発弾性/ヤング率)が4.5以下となるように配合することを特徴とするクリーニングブレード部材の製造方法にある。
本発明の第5の態様は、前記ポリウレタンの200%モジュラスが7MPa以上、引裂強さが50kN/m以上、tanδ(1Hz)のピーク温度が+10℃以下であることを特徴とする第4の態様に記載のクリーニングブレード部材の製造方法にある。
本発明によれば、ポリウレタンからなるクリーニングブレード部材のヤング率と反発弾性の比率を規定することにより、摩擦係数の値を制御することができる。
本発明のクリーニングブレード部材は、25℃での反発弾性とヤング率との比率(25℃での反発弾性/ヤング率)が4.5以下のポリウレタンからなる。
ヤング率及び反発弾性はそれぞれ単独では摩擦係数と相関がないが、ヤング率と反発弾性との比率は摩擦係数と相関があるため、ヤング率と反発弾性の比率を規定することにより、所望の摩擦係数を有するクリーニングブレード部材とすることができる。なお、ヤング率と反発弾性の比率は、静摩擦係数及び動摩擦係数とも相関があるが、静摩擦係数のほうがより相関性が高い。25℃での反発弾性/ヤング率が4.5以下とすると、静摩擦係数は2.7以下、動摩擦係数は2.6以下のクリーニングブレード部材になる。このように摩擦係数が低いと、耐摩耗性に優れたクリーニングブレード部材となる。さらに好ましくは、25℃での反発弾性/ヤング率は1.0〜4.1である。なお、25℃での反発弾性は10〜70%であることが好ましい。また、ヤング率は4〜30MPaであることが好ましい。
200%モジュラスは7MPa以上であることが好ましい。上記範囲未満であると耐摩耗性が悪くなる傾向があり、少ない通紙枚数でエッジが欠けたり、白抜け等の画像不良が起こる。
また、引裂強さは50kN/m以上であることが好ましい。引裂強さが50kN/m以上と高強度であると、耐摩耗性に優れたクリーニングブレード部材となる。
23℃での引張強さは20MPa以上であることが好ましい。20MPa未満であると、耐摩耗性が悪くなる。
tanδ(1Hz)のピーク温度は、+10℃以下であることが好ましい。tanδ(1Hz)のピーク温度が+10℃より高いと使用温度領域で樹脂状になってしまいカケ等の不具合が発生しやすいためである。
なお、ポリウレタンのα値は0.7〜1.0であることが好ましい。α値とは、下記式で表される値である。α値が、1.0より大きいと架橋剤の水酸基が残存するため当接する感光体等が汚染してしまい、0.7未満では架橋密度が少なすぎて強度が不充分となったり、残存イソシアネートの失活に時間がかかり感光体を汚染する場合がある。
Figure 2006209088
本発明のクリーニングブレード部材はポリウレタンからなり、ポリオールとポリイソシアネートと架橋剤とから製造することができる。
ポリオールとしては、ジオールと二塩基酸との脱水縮合で得られるポリエステルポリオール、ジオールとアルキルカーボネートの反応により得られるポリカーボネートポリオール、カプロラクトン系のポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリオキシテトラメチレンエーテルグリコール等を挙げることができる。なお、ポリオールの配合割合は、ポリウレタン中に60〜80重量%であるのが好ましい。
ポリオールと反応させるポリイソシアネートは、分子構造が比較的剛直でないものであることが好ましく、例えば、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、2,6−トルエンジイソシアネート(TDI)、1,6−ヘキサンジイソシアネート(HDI)、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)及び3,3−ジメチルフェニル−4,4−ジイソシアネート(TODI)などを挙げることができる。特に、好適なものはMDIである。ポリイソシアネートの配合割合は、ポリウレタン100重量部に対して30〜80重量部であることが好ましい。30重量部未満では引張強さが不十分になる場合があるからであり、80重量部より多いと永久伸びが大きくなりすぎる。
架橋剤は、ジオールとトリオールとを主成分として併用する。ジオールは特に限定されないが、例えば、プロパンジオール(PD)、ブタンジオール(BD)、3,5−ジエチルチオ−2,4−トルエンジアミン等が挙げられる。また、トリオールも特に限定されないが、分子量が120〜2500のトリオールが好ましく、さらに好ましくは120〜1000のトリオールである。具体的には、トリメチロールエタン(TME)、トリメチロールプロパン(TMP)等の短鎖トリオールや、分子量がそれらよりも大きい下記式(1)で表されるカプロラクトン系トリオール(εカプロラクトンから合成されるトリオール)等を挙げることができる。なお、トリオールはクリープや応力緩和などの特性を改良するために添加されるものである。この架橋剤の主成分の配合割合は特に限定されないが、ジオール:トリオール=50:50〜95:5であることが好ましく、より好ましくは60:40〜90:10である。勿論、ジオールもトリオールもそれぞれ二種以上混合して用いてもよい。
Figure 2006209088
上述したポリオール及び架橋剤に、ポリイソシアネートを配合し、反応させることによりポリウレタンを製造することができる。25℃での反発弾性/ヤング率が4.5以下となるようにするためには、例えばイソシアネート重量部やジオール/トリオール比率等を調整すればよい。反応はプレポリマー法やワンショット法など、ポリウレタンの一般的な製造方法を用いることができる。プレポリマー法は強度、耐摩耗性に優れるポリウレタンが得られるため本発明には好適であるが、製法により制限されるものではない。この製造したポリウレタンを切断等して、所定の寸法のクリーニングブレード部材とし、これを接着剤等で支持部材に接着すればクリーニングブレードとなる。
(実施例1)
ポリオールとして分子量2000のポリε−カプロラクトン系ジオール100重量部と、MDI50重量部および架橋剤として1,4−ブタンジオール/トリメチロールプロパン混合液(70/30)とをα値が0.95となるように配合し、加硫遅延剤として大八化学工業社製のMP−4(モノブチルホスフェート)0.05重量部を添加して、反応させてポリウレタンとし、テストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。なお、ポリウレタン中のポリオールは約60重量%とした。
(実施例2)
ポリオールとして1,9−ノナンジオール(ND)/2−メチル−1,8−オクタンジオール(MOD)混合物(65/35)とアジピン酸とから得た分子量2000のポリエステルジオール100重量部を、架橋剤として1,3−プロパンジオール/トリメチロールエタン混合液(70/30)を用いた以外は、実施例1と同様にして、テストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。
(実施例3)
ポリオールとして、1,6−ヘキサンジオールを使用した分子量2000のポリカーボネートジオールと、1,9−ノナンジオール/2−メチル−1,8−オクタンジオール混合物(65/35)とアジピン酸とから得た分子量2000のポリエステルジオールを等量混合したもの100重量部を、架橋剤として1,3−プロパンジオール/トリメチロールプロパン混合液(80/20)を用い、MDIを40重量部にした以外は、実施例1と同様にしてテストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。
(実施例4)
1,9−ノナンジオール/2−メチル−1,8−オクタンジオール混合物とアジピン酸とから得た分子量2000のポリエステルジオールのかわりに分子量2000のポリε−カプロラクトン系ジオールを用い、架橋剤の比率をジオール/トリオール=70/30とした以外は、実施例3と同様にして、テストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。
(実施例5)
ポリオールとして分子量2000のポリε−カプロラクトン系ジオール100重量部と、MDIを15重量部、TODIを25重量部、および架橋剤として3,5−ジエチルチオ−2,4−トルエンジアミン(商品名:エタキュア、アルベルマール社製)/トリメチロールプロパン混合液(60/40)を用い、α値が0.95となるように配合し、加硫遅延剤として大八化学工業社製のMP−4(モノブチルホスフェート)0.05重量部を添加して、反応させてポリウレタンとし、テストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。なお、ポリウレタン中のポリオールは約60重量%とした。
(実施例6)
MDIを20重量部、TODIを30重量部とした以外は、実施例5と同様にして、テストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。
(実施例7)
ポリオールとして分子量1650のポリオキシテトラメチレンエーテルグリコール(PTMG)100重量部を、架橋剤のジオールとして1,4−ブタンジオール/3,5−ジエチルチオ−2,4−トルエンジアミン混合液(90/10)を使用し、MDIを60重量部にし、架橋剤中のトリオールの比率が0.10となるように配合した以外は、実施例1と同様にしてテストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。
(比較例1)
MDIを45重量部とし、架橋剤の比率をジオール/トリオール=80/20とした以外は実施例2と同様にして、テストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。
(比較例2)
架橋剤の比率をジオール/トリオール=80/20とした以外は、実施例1と同様にして、テストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。
(比較例3)
ポリオールを1,6−ヘキサンジオールを使用した分子量2000のポリカーボネートジオールのみとし、架橋剤を1,3−プロパンジオール/分子量800のカプロラクトン系トリオール混合液(70/30)とした以外は、実施例3と同様にして、テストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。
(試験例1)
各実施例及び各比較例のテストサンプルについて、23℃において、ヤング率をJIS K6254で25%伸長により、100%伸張時の引張強さ(100%Modulus)、200%伸張時の引張強さ(200%Modulus)、300%伸張時の引張強さ(300%Modulus)、引張強さ及び切断時の伸びをJIS K6251に準じて、引裂強さをJIS K6252に準じて、25℃での反発弾性(Rb)をJIS K6255に準拠したリュプケ式反発弾性試験装置により測定した。また、tanδをセイコーインスツルメンツ社製熱分析装置EXSTAR6000DMS粘弾性スペクトロメータで1Hzにて測定し、ピーク温度を求めた。結果を表1に示す。
(試験例2)
図1に示す摩擦係数測定機を用いて、各実施例及び各比較例のテストサンプルの静摩擦係数及び動摩擦係数を求めた。具体的には、テフロン(登録商標)板1の上に厚さ0.25mm、10mm×300mmのポリカーボネートシート2(商品名CFEM:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)製)を重ね、この上から各実施例及び各比較例のテストサンプル3(厚さ2mm、50mm×150mm)を巻き付けた回転自在なテフロン(登録商標)製フリーロール4を100g荷重を付加して当接させ、引き抜き速度50mm/secでポリカーボネートシート2を搬送したときにポリカーボネートシート2の一端に取り付けたロードセルで測定された荷重Q(N)を求め、下記式により静摩擦係数および動摩擦係数を計算した。なお、測定は、常温常湿環境(NN:23℃、50%RH)で行った。結果を表1に示す。また、静摩擦係数を、25℃での反発弾性/ヤング率、ヤング率および反発弾性に対してプロットした結果を図2〜4に示す。
Figure 2006209088
表1及び図2〜4に示すように、ヤング率や反発弾性は摩擦係数と相関が無いが、25℃での反発弾性/ヤング率と摩擦係数には明らかに相関があり、摩擦係数は25℃での反発弾性/ヤング率に依存していた。なお、静摩擦係数のほうが動摩擦係数よりも25℃での反発弾性/ヤング率との相関性が高かった。
(試験例3)
各実施例及び各比較例のクリーニングブレードを当接させた感光体を、LL(10℃×30%)及びHH(30℃×85%)の各環境下で、線速125mm/secにて空回し、連続運転を60分間行った。その後、各クリーニングブレードのエッジの摩耗状態をレーザー顕微鏡により観察・測定し、摩耗断面積の平均値が0〜10μmの場合を○、11〜20μmの場合を△、21μm以上の場合を×として評価した。また、HH環境下については、聴覚によりナキの有無を判断し、ナキが発生しなかった場合を○、発生した場合を×として評価した。測定条件を以下に、結果を表1に示す。
<測定条件>
当接条件‥‥当接角度:25deg、当接圧:3gf/cm
感光体‥‥‥OPC(初期滑剤塗布)
帯電条件‥‥電位:Vd/−750V VI/−50V
(AC:Vpp/2.0KV 1.5KHz
(正弦波),DCオフセット:−900Vで入力した)
レーザー顕微鏡測定条件‥‥測定機:キーエンス VK−9500、倍率:50倍、
測定モード:カラー超深度、
光学ズーム:1.0倍、測定ピッチ:0.10μm、
測定箇所:クリーニングブレード1本内5点
(両端から20mm及び80mmの地点並びに中央)
表1に示すように、25℃での反発弾性/ヤング率を4.5以下にし静摩擦係数が2.7以下となった実施例1〜7では、エッジの摩耗量も10μm以下でナキもほとんど無かった。一方、25℃での反発弾性/ヤング率を4.5より大きくした比較例1〜3では、摩擦係数が大きくなったためHH環境下でのエッジの摩耗量が大きく、ナキも発生した。
Figure 2006209088
摩擦係数測定機を示す図である。 静摩擦係数と25℃での反発弾性/ヤング率の関係を示す図である。 静摩擦係数とヤング率との関係を示す図である。 静摩擦係数と反発弾性との関係を示す図である。
符号の説明
1 テフロン(登録商標)板
2 ポリカーボネートシート
3 テストサンプル
4 フリーロール

Claims (5)

  1. 付着したトナーを除去するクリーニング部に用いるクリーニングブレード部材において、25℃での反発弾性とヤング率との比率(25℃での反発弾性/ヤング率)が4.5以下であるポリウレタンからなることを特徴とするクリーニングブレード部材。
  2. 前記ポリウレタンの200%モジュラスが7MPa以上、引裂強さが50kN/m以上、tanδ(1Hz)のピーク温度が+10℃以下であることを特徴とする請求項1に記載のクリーニングブレード部材。
  3. 前記ポリウレタンの静摩擦係数が2.7以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニングブレード部材。
  4. 付着したトナーを除去するクリーニング部に用いるクリーニングブレード部材の製造方法において、ポリオールとポリイソシアネートと架橋剤を、形成されるポリウレタンの25℃での反発弾性とヤング率との比率(25℃での反発弾性/ヤング率)が4.5以下となるように配合することを特徴とするクリーニングブレード部材の製造方法。
  5. 前記ポリウレタンの200%モジュラスが7MPa以上、引裂強さが50kN/m以上、tanδ(1Hz)のピーク温度が+10℃以下であることを特徴とする請求項4に記載のクリーニングブレード部材の製造方法。
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