JP5406180B2 - プローブカード - Google Patents

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Description

本発明は、検査対象であるウェハと検査用の信号を生成する回路構造との間を電気的に接続するプローブカードに関する。
半導体の検査工程では、ダイシングする前のウェハレベルで導電性を有するプローブをコンタクトさせることによって導通検査を行い、不良品を検出することがある。ウェハレベルでテストを行う際には、検査装置が生成して出力する検査用の信号をウェハに伝えるために、多数のプローブを収容するプローブカードが用いられる。ウェハ上には数百〜数万というダイが形成されているので、一つのウェハをテストするにはかなりの時間を要する。このため、従来より、プローブカードを用いた検査を効率よく行うための様々な方法が開示されている(例えば、特許文献1および2を参照)。
特開平7−249660号公報 特開2003−297887号公報
しかしながら、上述した従来のプローブカードの場合、プローブの配列が円形をなすウェハの形状に対応していないため、ウェハを移動させながらダイ上の電極にプローブをコンタクトさせる際にウェハのエッジにプローブが当たってしまうことがあった。このようなエッジコンタクトが生じると、ウェハのエッジに当たったプローブの先端が破損してしまうこともあり、プローブを交換するためのダウンタイムが発生するとともに、修理のためにコストがかかってしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、検査時のエッジコンタクトを防止することができ、プローブの破損に伴って生じるダウンタイムを低減するとともに、修理にかかるコストを削減することができるプローブカードを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るプローブカードは、互いに同じ形状をなす複数のダイが規則的に並んだウェハと該ウェハに出力する信号を生成する回路構造とを電気的に接続する導電性のプローブを保持するプローブカードであって、前記ダイの電極の配置パターンに対応する一群の前記プローブを収容するプローブ収容領域が複数設けられたプローブヘッドを備え、前記プローブヘッドは、最も外周側に位置する前記ダイの配置パターンのうち略半周分の配置パターンに対応して並んでいる前記プローブ収容領域を含む第1部分領域と、最も外周側に位置する前記ダイの配置パターンのうち前記第1部分領域と対応しない残りの略半周分の配置パターンに対応して並んでいる前記プローブ収容領域を含む第2部分領域と、前記第1部分領域と前記第2部分領域との間に配置された前記プローブ収容領域を含む第3部分領域と、を有し、前記複数のプローブ収容領域は、前記プローブヘッドの表面と直交する一つの平面に対して略対称に配置され、前記第1部分領域と前記第2部分領域との領域間距離のうち前記平面と直交する方向に沿った領域間距離の最大値は、前記ウェハが有する二つの前記ダイ同士のダイ間距離の最大値よりも小さいことを特徴とする。
また、本発明に係るプローブカードは、上記発明において、前記平面と直交する方向に沿って隣り合う二つの前記プローブ収容領域は、前記ダイ間距離と前記領域間距離との差以下の間隔で離間していることを特徴とする。
また、本発明に係るプローブカードは、上記発明において、前記複数のダイは長方形の表面をそれぞれ有し、互いの長辺同士が平行な状態でマトリックス状に集積しており、前記平面は前記ダイの長辺方向と平行であることを特徴とする。
本発明に係るプローブカードによれば、プローブヘッドとして、最も外周側に位置するダイの配置パターンのうち略半周分の配置パターンに対応してプローブ収容領域が並んでいる第1部分領域と、最も外周側に位置するダイの配置パターンのうち第1部分領域と対応しない残りの略半周分の配置パターンに対応してプローブ収容領域が並んでいる第2部分領域とを有し、第1および第2部分領域は、プローブヘッドの表面と直交する一つの平面に対して略対称な位置に配置され、第1部分領域と第2部分領域との領域間距離のうち平面と直交する方向に沿った領域間距離の最大値は、ウェハが有する二つのダイ同士のダイ間距離の最大値よりも小さいこととしたので、検査時のエッジコンタクトを防止することができ、プローブの破損に伴って生じるダウンタイムを低減するとともに、修理にかかるコストを削減することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係るプローブカードの構成を示す分解斜視図である。 図2は、プローブヘッドが収容するプローブの構成を示す部分断面図である。 図3は、プローブヘッドにおけるプローブの配置パターンの概要を示す図である。 図4は、本発明の一実施の形態に係るプローブカードを用いた検査の概要を示す図である。 図5は、ウェハ検査時のプローブのコンタクト位置(第1回目)を示す図である。 図6は、ウェハ検査時のプローブのコンタクト位置(第2回目)を示す図である。 図7は、ウェハ検査時のプローブのコンタクト位置(第7回目)を示す図である。
1 プローブカード
2 プローブ
3 プローバ
4 コネクタ座
5 ウェハチャック
6 駆動部
11 配線基板
12 補強部材
13 インターポーザ
14 スペーストランスフォーマ
15 プローブヘッド
15p プローブ収容領域
16 保持部材
17 リーフスプリング
18、40 コネクタ
21 第1プランジャ
21a、22a 先端部
21b、22c ボス部
21c 軸部
22 第2プランジャ
22b フランジ部
23 コイルバネ
23a 粗巻き部
23b 密着巻き部
31 プローブカードホルダ
32 押さえ治具
100 ウェハ
100e エッジ
101、141 電極パッド
102 ダイ
102c 被コンタクトダイ
150 貫通孔
150a 大径部
150b 小径部
151 第1部分領域
152 第2部分領域
153 第3部分領域
w 配線
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以後、「実施の形態」と称する)を説明する。なお、図面は模式的なものであって、各部分の厚みと幅との関係、それぞれの部分の厚みの比率などは現実のものとは異なる場合もあることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれる場合があることは勿論である。
図1は、本発明の一実施の形態に係るプローブカードの構成を示す分解斜視図である。同図に示すプローブカード1は、複数のプローブを用いて検査対象であるウェハと検査用の信号を生成する回路構造を備える検査装置とを電気的に接続する複数の導電性のプローブを所定のパターンにしたがって保持する装置である。
プローブカード1は、薄い円盤状をなす絶縁性部材に検査装置との電気的な接続を図る配線層が設けられた配線基板11と、剛性の高い材料を用いて形成され、配線基板11の一方の面に装着されて配線基板11を補強する補強部材12と、配線基板11からの配線を中継する薄板状のインターポーザ13と、インターポーザ13によって中継された配線の間隔を変更する配線層が設けられた薄板状のスペーストランスフォーマ14と、配線基板11よりも径が小さい円盤状をなしてスペーストランスフォーマ14に積層され、絶縁性材料からなり、複数の導電性のプローブを保持するプローブヘッド15と、配線基板11に固着され、インターポーザ13およびスペーストランスフォーマ14を積層した状態で一括して保持する保持部材16と、保持部材16に固着されてプローブヘッド15の端部を固定する円環状のリーフスプリング17と、配線基板11の中心に対して放射状に配設され、配線基板11を外部の検査装置に接続する複数のコネクタ18と、を備える。
配線基板11と補強部材12との間、配線基板11と保持部材16との間、および保持部材16とリーフスプリング17との間は、図示しないネジ部材によってそれぞれ締結されている。
図2は、プローブヘッド15の構成と、プローブヘッド15が収容するプローブ2の構成を示す部分断面図である。なお、図2では、図1と上下を逆転させている。プローブ2は、スペーストランスフォーマ14の電極パッド141と接触する第1プランジャ21と、第1プランジャ21と相反する向きに突出し、ウェハ100の電極パッド101と接触する第2プランジャ22と、第1プランジャ21と第2プランジャ22とを軸線方向に伸縮自在に連結するコイルバネ23とを備える。
第1プランジャ21は、先端方向に突出した先鋭端を有する先端部21aと、先端部21aの基端側に設けられ、先端部21aの径よりも小さい径を有するボス部21bと、ボス部21bの端面のうち先端部21aに接する端面と反対側の端面から円柱状に延在し、ボス部21bの径よりも小さい径を有する軸部21cとを有する。
第2プランジャ22は、先端方向に突出した先鋭端を有する先端部22aと、先端部22aの基端側に設けられ、先端部22aの径よりも大きい径を有するフランジ部22bと、フランジ部22bの端面のうち先端部22aに接する端面と反対側の端面面から円柱状に突出し、フランジ部22bの径よりも小さい径を有するボス部22cとを有する。
コイルバネ23は、第1プランジャ21側が粗巻き部23aである一方、第2プランジャ22側が密着巻き部23bである。粗巻き部23aの端部は第1プランジャ21のボス部21bに圧入され、密着巻き部23bの端部は第2プランジャ22のボス部22cに圧入されている。
以上の構成を有するプローブ2は、プローブヘッド15の板厚方向に貫通された貫通孔150に収容されている。貫通孔150は、第1プランジャ21の最大径よりも大きい径を有し、第1プランジャ21を収容する大径部150aと、大径部150aと同じ軸線を有して大径部150aに連通し、大径部150aよりも小さい径を有する小径部150bとを有する。小径部150bの径は第2プランジャ22の先端部22aの最大径よりも大きく、かつフランジ部22bの径よりも小さい。このため、小径部150bは、大径部150aの開口部から挿入された第2プランジャ22を抜け止めしている。
図3は、プローブ2のプローブヘッド15における配置パターンを示す図であり、図1の矢視A方向から見たときの配置パターンを示す図である。図3では、ウェハ100の底面側から見たダイ102の配列パターンを破線で示している。複数のダイ102は互いに合同な長方形の表面を有しており、ウェハ100上で互いの長辺同士が平行な状態でマトリックス状に集積している。
図3に示すように、プローブヘッド15には、ウェハ100上のダイ102に設けられた電極パッド101の配置パターンに対応して配置された一群のプローブ2からなるプローブ収容領域15pが複数設けられている。プローブ収容領域15pは、プローブヘッド15の表面においてダイ102の表面形状に対応した形状(図3では長方形)を有している。
以下、複数のプローブ収容領域15pの配列についてより詳細に説明する。プローブヘッド15は、ウェハ100上で最も外周側に位置するダイ102の配置パターンのうち略半周分の配置パターンに対応して並んでいるプローブ収容領域15pを含む第1部分領域151と、最も外周側に位置するダイ102の配置パターンのうち第1部分領域151と対応しない残りの略半周分の配置パターンに対応して並んでいるプローブ収容領域15pを含む第2部分領域152と、第1部分領域151と第2部分領域152との間に配置されたプローブ収容領域15pを含む第3部分領域153と、を有する。
複数のプローブ収容領域15pは、プローブヘッド15の表面と直交する平面P(図3では紙面と直交)に対して略対称に配置されている。
また、第1部分領域151と第2部分領域152との領域間距離のうち平面Pと直交する方向に沿った領域間距離の最大値Rは、任意の二つのダイ102のダイ間距離の最大値Dよりも小さい(R<D)。図3に示す場合には、ダイ102の短辺の長さをdとおくと、D−R=6dが成り立っている。
また、平面Pと直交する方向(図3の左右方向)に沿って隣り合う二つのプローブ収容領域15pは、ダイ間距離の最大値Dと領域間距離の最大値Rとの差D−R以下の間隔で離間している。
以上の性質を満たすように配置される複数のプローブ収容領域15pは、プローブヘッド15の表面上で玉ねぎの皮のような配置パターンを有している。また、プローブヘッド15の表面上で最も外周側に位置する複数のプローブ収容領域15pを通過する閉曲面の面積は、ウェハ100が有するダイ102の総面積よりも小さい。
図4は、プローブカード1の内部構成とプローブカード1を用いたウェハ100の検査の概要を模式的に示す図である。プローブカード1の内部の配線wの一端はコネクタ18に接続される一方、配線wの他端はプローブ2に接続されている。
プローブカード1は、検査用治具であるプローバ3に装着される。プローバ3は、配線基板11の底面を載置して保持するプローブカードホルダ31と、プローブカードホルダ31の上方に位置し、プローブカード1を下方へ押え付けて固定する押さえ治具32とを有する。
プローバ3に装着されたプローブカード1のコネクタ18は、検査装置(図示せず)のコネクタ座4が有するコネクタ40に接続される。これにより、プローブ2と検査装置との電気的な接続が確立される。コネクタ18、40として、例えばゼロインサーションフォース(ZIF)型のコネクタを適用することができる。
プローブ2とウェハ100とのコンタクトは、ウェハ100を載置するウェハチャック5を駆動部6によって上下左右に動かして位置合わせをすることによって実現する。この際、ウェハ100の電極パッド101とプローブ2の第2プランジャ22の先端部22aが適確にコンタクトするためには、プローブ2がストローク(ストローク量Δh)した後のプローブ2の先端高さhが、プローブカードホルダ31の厚さdよりも大きくなければならない(h>d)。
図5は、ウェハ100の第1回目の検査を行う際にプローブ2がコンタクトする位置を示す図であり、ウェハ100の上面から見た図である。図5では、プローブ収容領域15pがタッチダウンしてプローブ2がコンタクトするダイ102を被コンタクトダイ102cとして網掛けで表示している。図5に示す第1回目の検査では、ウェハ100の最外周のダイ102に第1部分領域151に含まれるプローブ収容領域15pがタッチダウンするようにウェハチャック5の位置が調整され、全てのプローブ収容領域15pがウェハ100のいずれかのダイ102にタッチダウンしている。この状態で検査装置が検査用の信号を出力して検査を行った後、駆動部6はウェハチャック5を下降させてウェハ100とプローブ2とを離間させる。これにより、第1回目の検査が終了する。
第1回目の検査が終了した後、駆動部6はウェハチャック5をダイの短手方向(図5の左右方向に対応)に沿ってダイ1個分だけシフトさせた後、ウェハチャック5を上昇させ、プローブ2をコンタクトさせ、第2回目の検査を行う。この第2回目の検査の場合も、全てのプローブ収容領域15pがウェハ100のいずれかのダイ102にタッチダウンしている。図6は、第2回目のウェハ100の検査を行う際にプローブ2がコンタクトする位置を示す図であり、図5と同様に、被コンタクトダイ102cの位置を網掛けで表示している。この後の処理は、第1回目の検査と同様である。
プローブ収容領域15pがタッチダウンする領域をシフトさせながら検査を繰り返し行うと、第7回目の検査の時に第2部分領域152がウェハ100の最外周のダイ102とコンタクトする。図7は、第7回目の検査の際にプローブ2がコンタクトする位置を示す図であり、図5と同様に、被コンタクトダイ102cの位置を網掛けで表示している。図7で最も上方に位置するプローブ収容領域15pがタッチダウンする位置(×で記載)にはダイ102が存在していないが、ウェハ100のエッジ100eも含まれていない。したがって、第7回目の検査でもエッジコンタクトが生じることはない。
このようにして検査を7回繰り返し行うことにより、全てのダイ102にプローブ収容領域15pをタッチダウンさせることができる。この検査の過程において、プローブ収容領域15pがダイ102にタッチダウンしないのは、第7回目の検査の際に説明した一つのプローブ収容領域15pのみである。したがって、検査中にプローブ収容領域15pがウェハ100のエッジ100eの上方に位置することはないので、検査中にエッジコンタクトが発生することがない。この結果、プローブ2がエッジコンタクトによって破損した場合のダウンタイムを低減することができるとともに、その場合の修理にかかるコストを削減することができる。
また、ウェハチャック5の移動方向が長方形をなすダイ102の表面の短辺方向(図5等の左右方向)に沿っているため、ウェハチャック5の移動量が少なくて済み、検査時間を短縮することができる。
なお、本発明に係るプローブカードにおけるプローブの配列は上述したものに限られるわけではなく、ウェハ上のダイの配列に応じて変化することはいうまでもない。このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態等を含みうるものである。
以上のように、本発明に係るプローブカードは、ウェハの電気特性検査に有用であり、特に1枚のウェハに対して複数回のコンタクトが必要な場合に好適である。

Claims (2)

  1. 互いに同じ長方形状をなす複数のダイが、互いの長辺同士が平行な状態でマトリックス状に集積して並んだ円形表面を有するウェハと該ウェハに出力する信号を生成する回路構造とを電気的に接続する導電性のプローブを保持するプローブカードであって、
    前記ダイの電極の配置パターンに対応する一群の前記プローブを収容するプローブ収容領域が複数設けられたプローブヘッドを備え、
    前記プローブヘッドは、
    最も外周側に位置する前記ダイの配置パターンのうち、前記複数のダイの長辺方向と平行な面であって前記円形表面の中心を通過する面に対して一方の側に位置し、前記長辺方向の位置が互いに異なりかつ前記長辺方向に沿って一部が連続する配置パターンに対応して一部が前記長辺方向に沿って連続して並んでいる前記プローブ収容領域を含む第1部分領域と、
    最も外周側に位置する前記ダイの配置パターンのうち、前記複数のダイの長辺方向と平行な面であって前記円形表面の中心を通過する面に対して他方の側に位置し、前記長辺方向の位置が互いに異なりかつ前記長辺方向に沿って一部が連続するとともに前記長辺方向の両端の位置を除く配置パターンに対応して一部が前記長辺方向に沿って連続して並んでいる前記プローブ収容領域を含む第2部分領域と、
    前記第1部分領域と前記第2部分領域との間に配置された前記プローブ収容領域を含む第3部分領域と、
    を有し、
    前記複数のプローブ収容領域は、前記プローブヘッドの表面と直交するとともに前記ダイの長辺方向と平行な一つの平面に対して該平面に最も近いプローブ収容領域を除いて対称に配置されるとともに該平面に最も近いプローブ収容領域は該平面に対して非対称に配置され
    前記第1部分領域と前記第2部分領域との領域間距離のうち前記平面と直交する方向に沿った領域間距離の最大値は、前記ウェハが有する二つの前記ダイ同士のダイ間距離の最大値よりも小さいことを特徴とするプローブカード。
  2. 前記平面と直交する方向に沿って隣り合う二つの前記プローブ収容領域は、前記ダイ間距離の最大値と前記領域間距離の最大値との差以下の間隔で離間していることを特徴とする請求項1記載のプローブカード。
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