JP5405497B2 - ラバークローラ - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前文に係る無限軌道車のためのラバークローラに関する。
本発明はまた、無限軌道車のためのラバークローラを製造するための方法、無限軌道車のためのラバークローラのための突起、無限軌道車のためのラバークローラを備えた車両に関する。
無限軌道車のためのラバークローラは、すでに当業者に良く知られている。このように良く知られたラバークローラは、エンドレスラバーベルトボディを有している。このエンドレスラバーベルトボディは、ラバークローラに一定のトラクション特性をもたらすため、例えば、ゆるい砂や泥のような、通常渡ることが困難である地面でラバークローラを使用することができるようにする等のために、外周面に突起パターンを備えている。この突起パターンは、走行面を作るためのトレッド面を有する複数の突起と、トレッド面からラバーベルトボディに向かって伸びている直立側壁とにより形成される。このような突起パターンを備えたラバークローラは、USD455444に示される。車両をサポートし、ドライブするための2つのホイール、一般にはスプロケットホイールの周囲にラバークローラを取り付けることがよく知られている。
従来装置の持つ問題を分析すると、特定の環境で使用されたときに、使用時のトラクションが低下する。突起間のスペースが土壌物質で塞がれたときに、トラクションロスは発生し、土壌物質は、一般的に突起間のスペースに残留することを本発明者は見出した。例えば、泥だらけの状態でラバークローラを用いる場合、泥は突起間のスペースを充填し、一般的にはそのスペースに残留する。理論に縛られたくはないが、これは、突起間のスペースが塞がれることによってラバークローラの走行面が平らになり、グリップが減少することにより引き起こされると考えられる。
したがって、改良されたトラクション特性を有するラバークローラに対する要求がある。
上述の問題に直面することによって、突起間のスペースを塞ぐ土壌物質が、ラバークローラを運転している間に突起間のスペースから一定の間隔で取り除かれるならば、ラバークローラのトラクション特性を改良することができることを本発明者は見出した。
したがって、突起間のスペースを塞ぐ土壌物質が、ラバークローラを運転している間に一定の間隔で取り除かれるラバークローラを提供することが、本発明の目的である。
本発明によれば、請求項1の特徴部分の技術的特徴を示しているラバークローラを提供することにより、この目的は達成される。
それに加えて、上記直立側壁は、上記ラバーベルトボディの長さ方向を横切る第2方向に沿って、上記直立側壁の少なくとも一部に沿って延びる少なくとも1つの溝を有し、上記突起は、上記溝に入っている土壌物質の除去を容易にするために、曲げられるときに上記溝の上記位置で変形可能である物質で少なくとも一部が作られてできている。
本発明者は、突起間の土壌物質の一定間隔ごとの除去を、上記溝を設けることによって達成することができるということを見出した。
理論に縛られたくはないが、次のことが考えられる。例えばスプロケットホイールのような、第1部材と第2部材の周りをラバークローラが回転する間、ラバークローラは曲げられ、その結果、ラバークローラの突起もまた曲げられて、突起の変形を引き起こす。本発明者は、突起が曲げられて、請求項1の特徴部分の技術的特徴を持つ溝を有する場合、溝の位置における物質の変形能は、溝の横断面の形状を変えさせることとなることを見出した。ラバーベルトボディが部材の方に、そして部材に沿って動くとき、溝の位置において突起が曲がることにより、溝の深さが減少しながら、溝の高さが増加することとなり、言い換えると、溝を溝の高さ方向に広げて、溝の底をトレッド面の方に上昇させることになると考えられる。溝の位置における物質の変形により、溝の上昇している底によって突起間のスペースを塞いでいる土壌物質が溝から押し出され、その結果、ラバークローラの突起間のスペースを塞ぐ土壌物質が、突起間のスペースから取り除かれ、その結果、実質的にラバークローラのトラクション特性は改良される。
突起間のスペースを塞ぐ土壌物質の除去は、部材の周りのラバークローラの回転により引き起こされる突起の曲がり即ちカーブによりもたらされるので、土壌物質の除去は、車両の運転、すなわち車両の使用中に、動力を供給される。言い換えれば、ラバークローラは自浄特性を備える。
US2006/0238027A1は、地面とかみ合う表面に適用されるトレッドに、へこみ(indentation)が用いられているラバークローラを記載しているが、ラバークローラの突起の上面は、クローラの走行面の構成要素にはならず、上記へこみは、トレッドがラバークローラのトラクションを強化するために曲がるときに、グラッビングアクションを得るために設けられている。したがって、US2006/0238027A1は、トラクションを増加させることに向けられており、突起間のスペースを満たした土壌物質の除去を伴わない。
本発明の好ましい実施形態は、上記溝が、上記突起の内側から上記突起の外側に広くなる横断面を有することを特徴とする。
上記のような溝の横断面は、溝から土壌物質の改良された除去を可能にすることを、本発明者は見出した。上記のような横断面を有する溝が曲げられるとき、横断面の広がった形状は、溝の底をトレッド面の方により上昇させることを可能にする。そして、そのことが、溝から土壌物質の改良された除去を可能にし、その結果、突起間のスペースからの土壌物質の改良された除去を可能にすると考えられる。
本発明の他の好ましい実施形態は、回転運動で上記第1部材から第2部材に動くときに、上記突起の上記直立側壁が上記第1部材に面することを特徴とする。
第1部材と第2部材の周囲を回転することによって、ラバークローラは、無限軌道車の運転方向を明らかにする。本発明者は、第1部材から第2部材に動くときに第1部材に面している直立側壁に、溝が設けられている場合、突起間のスペースからの土壌物質の除去が改良されることに見出した。理論に縛られたくはないが、土壌物質の除去の改良は、運転方向について溝の位置により引き起こされると考えられる。
本発明はまた、上述のラバークローラを製造するための方法に関し、上記ラバークローラは、互いに距離をあけて配置されている第1部材と第2部材との周りを回転するように設けられているエンドレスラバーベルトボディを備え、上記ラバークローラは、上記部材の周りを回転するときに曲げられ、外面に上記ベルトボディから突き出した複数の突起が設けられ、少なくとも1つの突起は、トレッド面と、上記ラバーベルトボディの長さ方向を横切る第1方向に沿って、上記トレッド面から上記ラバーベルトボディまで伸びている少なくとも1つの直立側壁と、上記ラバークローラの走行面を作るために設けられており、後に続く突起(2)のトレッド面(4)とを備える。
本発明はまた、上述のラバークローラを製造するための方法に関し、上記ラバークローラは、互いに距離をあけて配置されている第1部材と第2部材との周りを回転するように設けられているエンドレスラバーベルトボディを備え、 上記ラバークローラは、上記部材の周りを回転するときに曲げられ、外面に上記ベルトボディから突き出した複数の突起が設けられ、少なくとも1つの突起は、トレッド面と、上記ラバーベルトボディの長さ方向を横切る第1方向に沿って、上記トレッド面から上記ラバーベルトボディまで伸びている少なくとも1つの直立側壁と、上記ラバークローラの走行面を作るために設けられており、後に続く突起(2)のトレッド面(4)とを備える。
本発明に従ったラバークローラを製造するための方法は、少なくとも1つの溝は、直立側壁の上まで第2方向に沿って延びるように、上記突起の上記直立側壁に物質で形成され、上記第2方向は、上記ラバーベルトボディの長さ方向を横切り、上記物質は、上記溝に入っている土壌物質の除去を容易にするために、曲げられるとき上記溝を変形させることを特徴とする。
好ましい実施形態が独立請求項に記載されている。
本発明はまた、本発明に従ったラバークローラのための溝が設けられた突起に関する。
本発明はさらに、本発明に従ったラバークローラを有する車両に関する。
本発明に従ったラバークローラの他の詳細および有利な点は、添付図面と本発明の好ましい実施形態の詳細から明らかになるだろう。
図1aと図1bは、本発明に従ったラバークローラの長さ方向に沿った横断面の詳細を示す。 図2は、本発明に従ったラバークローラの幅方向に沿った横断面の詳細を示す。 図3は、本発明に従ったラバークローラの幅方向に沿った異なる横断面の詳細を示す。 図4は、本発明に従ったラバークローラの平面図を示す。 図5は、図4のラバークローラの長さ方向に沿った横断面を示す。 図6は、図4のラバークローラの斜視図を示す。 図7は、本発明に従った異なるラバークローラの平面図を示す。 図8は、図7のラバークローラの長さ方向に沿った横断面を示す。 図9は、図7のラバークローラの斜視図を示す。 図10は、本発明に従った異なるラバークローラの平面図を示す。 図11は、図10のラバークローラの長さ方向に沿った横断面を示す。 図12は、図10のラバークローラの斜視図を示す。
本発明は、無限軌道車のためのラバークローラ1に関する。無限軌道車に取り付けられた場合、ラバークローラ1は、無限軌道車の第1部材と第2部材の周りを回転するために設けられ、第1部材は、第2部材から距離あけられている。ラバークローラ1は、無限軌道車の第1部材と第2部材の周りを回転するために設けられるラバーベルトボディ5を備える。車両と第1部材と第2部材とは示されていないけれども、車両に取り付けられたラバークローラ1を駆動するために第1部材と第2部材とを用いることは、当業者に良く知られている。
ラバークローラ1は、このラバークローラ1が使用される使用条件に適合しているのが好ましい。使用条件とは、例えば、ラバークローラ1が使用されるであろうところの土壌や、例えば、硬い、柔らかい、角々しい等のようなラバークローラ1が使用されるところの土壌の特性や、例えば、湿っている、乾いている、粘着している等のような土壌の状態や、使用頻度や、ラバークローラ1が使用される際の走行速度や、ラバークローラ1によってサポートされている車両等をいう。ラバークローラ1は、例えば、ラバークローラ1の異なる部分の材質の選択や、ラバークローラ1の異なる部分の寸法、形状や、ラバークローラ1の寸法、形状等を適合させることによって、使用条件に適合可能である。ラバークローラ1とその部分の特定の実施形態や実例は、例として後述のとおりである。
上記ラバークローラ1は、長さ方向7と幅方向を有する。ラバークローラ1は、このラバークローラ1の長さ方向7において2つの部材の周りを回転するよう設けられ、幅方向は、実質的に長さ方向7に垂直である。
上記ラバーベルトボディ5は、外面49に、ラバーベルトボディ5から突き出した複数の突起2を有する。ラバークローラ1の外面49は、第1部材と第2部材とに面している側とは反対側のラバークローラ1のサイド上の表面である。使用中に、上記外面49は、少なくとも部分的に地面に接触する。
いわゆる突起パターンを形成している、上記複数の突起2は、ラバークローラ1に一定のトラクション特性をもたらす。突起パターンは、本発明にとって重大な意味を持たず、どの突起パターンを用いてもよい。例として、図4,図6及び図7,図9は、同様の突起パターンを示し、一方、図10,図12は、ラバークローラ1に対する異なった突起パターンを示す。上記突起パターンは、ラバークローラ1の使用条件に適合しているのが好ましい。
上記ラバーベルトボディ5は、少なくとも1つの突起2を備え、この突起2は、トレッド面4と、少なくとも1つのトレッド面4からラバーベルトボディ5に向かって伸びている直立側壁3を有する。
上記突起2のトレッド面4は、ラバークローラが動いている上の土壌に接触するために設けられ、ラバークローラ1が取り付けられた車両の重量を少なくとも部分的にサポートするために設けられている。より好ましくは、トレッド面4、すなわちトレッド面4のより具体的な形状、寸法、材質、表面等は、ラバークローラ1が一般的に用いられる使用条件に適合している。
上記突起2のトレッド面4は、実質上、平面的であることが好ましい。これは、本発明にとって重大な意味を持たないが、上記突起2のトレッド面4は、例えば、図6,9に示されるトレッド面4のような、高台と凹所を含んでいる外形が設けられていてもよい。
上記トレッド面4の形状は、当業者により決められることが可能であり、本発明にとって重大な意味を持たない。上記トレッド面4の形状は、例えば、正方形、長方形、ひし形、台形、三角形、円形、L型等にすることもできる。図4,6,7,9に示される突起2のトレッド面4の形状は、例として、ジグザグである。図10,12に示される突起2のトレッド面4の形状は、例として、L型である。上記トレッド面4の形状は、ラバークローラ1の使用条件に適合しているのが好ましい。
上記トレッド面4の寸法は、当業者により決められることが可能であり、ラバークローラ1の使用条件の関数で決められることが好ましい。図4,図6,図7,図9に示される突起2のトレッド面4は、例えば、実質的にラバークローラ1の全幅に及ぶ。しかし、突起2のトレッド面4は、図10,図12に示す実質的にラバークローラ1の略中心までしか延びない突起2のように、ラバークローラ1の幅の一部にだけ延びることも可能である。
上記トレッド面4のメインの長さ方向は、例えば、図4,図6,図7,図9に示される突起2に対して、ラバークローラ1の幅方向にすることもできる。しかし、トレッド面4のかなりの部分はまた、図10,図12に示されるような突起2のトレッド面4のように、ラバークローラ1の長さ方向7に延びる。
上記突起2は、突起2のトレッド面4を取り囲んでいるかもしれない、少なくとも2つの直立側壁3を有するのが好ましい。上記直立側壁3の少なくとも1つは、ラバーベルトボディ5の長さ方向7を横切る第1方向8に沿って延びる。上記長さ方向7を横切らないで延びる他の側壁51に沿う方向は、本発明にとって重大な意味を持たず、当業者により決められることができるが、図6,図9,図12に示すように上記長さ方向7に平行であることが好ましい。
上記第1方向8は、ラバークローラ1の長さ方向7に平行でない限りは、どの方向でも可能である。例として、第1方向8は、ラバークローラ1の長さ方向7に実質的に直角を成すが、第1方向8はまた、他の可能なラバークローラの長さ方向7との角度に従って横切ることもできる。上記第1方向8は、当業者により決められることができ、例えば、ラバークローラ1の使用条件によって決まる。
上記突起2は、場合によっては、ラバークローラ1の長さ方向7をそれぞれ横切っている異なる第1方向8に沿ってそれぞれ広がっている1つ以上の直立側壁3を有してもよい。異なる直立側壁3のそれぞれの第1方向8は、変化する。第1方向に沿って広がっている異なる直立側壁3を有する突起2の例は、図4,図6,図7,図9,図10,図12に示されている。例として、図4,図6,図7,図9に示された突起2は、選択的に異なる第1方向8に対し広がっているいくつかの直立側壁3を有し、さらに、図4,図6,図7,図9に示された突起2の交互の直立側壁3は、上記直立側壁3をジグザグパターンに沿って整合することができるように、実質的に同じである。
上記突起2の数、相互の配置、そして/または位置は、本発明にとって重大な意味を持たず、当業者により決められることができる。これは、例えば、好ましい突起パターンや使用条件に従って決められるが、一様に分散されるのが好ましく、さらに対称的であるのが好ましい。図4,図6,図7,図9,図10,図12に示される突起2は、実質的に、互いに同一であり、ラバークローラ1のすべての外面49一面に一様に分散される。しかしながら、上記突起2は、互いに異なっていてもよく、外面49におけるそれら突起2の分布も不均一であってもよい。
上記突起2のトレッド面4は、ラバークローラ1の走行面を作るために設けられる。加えて、トレッド面4が、図5,図8,図11に示すように、実質的に同じ平面にあるのが好ましい。しかし、このことは、本発明にとって重大な意味を持たず、異なる突起2のトレッド面4は、違うレベルの高さに位置することができる。
上記突起2の少なくとも1つの第1方向8に沿って広がっている直立側壁3のうちの少なくとも1つは、少なくとも1つの溝10,20,30を有し、溝付の側壁3を形成している。上記溝10,20,30は、ラバーベルトボディ5の長さ方向7を横切る第2方向9に沿う直立側壁3の少なくとも1部に沿って延びる。上記突起2は、溝10,20,30に含まれる土壌物質の除去を容易にするために、曲がるときに溝10,20,30の位置で変形可能である物質40から少なくとも部分的に作られる。
上記第2方向9についての上記第1方向8の方向は、本発明にとって重大な意味を持たず、第1方向8は、例えば、第2方向9が、ラバークローラ1の長さ方向7を横切る限り、第2方向9を横切ることができる。第2方向9は、トレッド面4と平行であり、そして/または、ラバーベルトボディ5そして/または突起パターンの対称性に適合しているのが好ましい。第1方向8と第2方向9とが互いに平行であることがより好ましい。これは、例えば図4,図6,図7,図9,図10,図12に示すように、第1方向8と第2方向9との上記相互の方向が、突起2間のスペースからの土壌物質の除去をさらに改良することを本発明者が発見したことを理由とする。
上記溝10,20,30は、例えば図10に示すように、突起2間のスペースから土壌物質の除去の効果をさらに改良するために、上記溝付の側壁3の全ての長さに沿って延びることが好ましい。しかし、溝10,20,30はまた、溝付の側壁3あるいは多数の後に続く溝の一部だけに沿って延びることもできる。
上記溝10,20,30は、トレッド面4に近接した上位点18,28,38とトレッド面4から遠位の下位点19,29,39によって範囲を定められた高さ11,21,31を持つ横断面を有する。上記高さ11,21,31の寸法は、所望の効果の関数で決定されるのが好ましい。より大きな高さ11,21,31は、土壌を保持できる量が大きく、その後に、溝10,20,30、から土壌物質を取り除くことが可能である。しかし、より大きな高さ11,21,31はまた、ラバーベルトボディ5が曲がったときの溝10,20,30の深さの減少効果を小さくし、その結果、溝10,20,30からの土壌物質の除去を減少させる。したがって、溝10,20,30の高さ11,21,31は、例えば、溝10,20,30の位置における上記物質40の特性と使用条件とに適合していることが好ましい。
上記溝10,20,30の横断面は、本願の内容に照らして、溝10,20,30の上位点18,28,38と下位点19,29,39とを相互に連結する仮想直線と溝10,20,30の横断面の点との可能最大距離(上記仮想直線に垂直な方向の距離)として定義される深さを有する。溝10,20,30の深さは、所望の効果の関数で決定されるのが好ましい。より大きな深さは、溝10,20,30で受け止め可能な土壌の量を増加させる。しかし、より大きな深さはまた、曲がりによる溝10,20,30の高さの増加によりもたらされる、溝10,20,30の深さ減少の効果を減少させ、その結果、溝10,20,30からの土壌物質の除去を減少させる。したがって、溝10,20,30の深さは、例えば、溝の位置における上記物質40の特性と使用条件とに適合していることが望ましい。
本発明者はまた、上記横断面の形状も同様に、溝10,20,30からの土壌物質の除去効率、その結果、突起2間のスペースからの土壌物質の除去効率に影響を与えることを見出した。したがって、上記横断面の形状は、ラバーベルトボディ5が曲がるときの横断面の広がりによって、溝10,20,30からの土壌物質の最適な除去を達成させ、その結果、突起2間のスペースからの土壌物質の最適な除去を達成させることができるように選択されるのが好ましい。
本発明者は、さらに、上記高さ11,21,31と、上記溝10,20,30の深さと横断面の形状すべてが、溝10,20,30からの、そして突起2間のスペースからの物質の除去について相互に影響力を持つことを見出した。したがって、上述の3つのパラメータは、互いの関数で選択されるのが好ましく、例えば、上記物質40の特性と使用条件の関数で選択されるのが好ましい。当業者は、それをする能力がある。
上記溝付の側壁3の高さ方向41における上記溝付の側壁3の溝10の位置は、本発明にとって重大な意味をもたないが、上記上位点18は、突起2のトレッド面4の近傍に位置することが好ましく、より好ましくは、上位点18が突起2のトレッド面4上に位置する。本発明者は、上記カーブが、ラバーベルトボディ5からのより大きな遠位部分であり、突起2のトレッド面4の上位点18に位置することによって溝10の横断面を変形させるため、そして溝10から、つまり突起2間のスペースからの土壌物質の除去を改良するために上記カーブをより最適に用いることができることを見出した。
上記溝10,20,30は、上記突起2の内側から外側への方向に、さらに好ましくは、上記ラバーベルトボディ5からトレッド面4に延びる横断面を有するのが好ましい。これは、図1bに示されていて、溝10,20,30が、ポイント17,27,37からポイント18と19,28と29,38と39それぞれに向かって延びるのを見ることができる。例えば、突起2の内側から外側への方向により狭くなる横断面のように、溝10,20,30の横断面の異なる実施形態は可能であるけれども、本発明者は、溝10,20,30からの、つまり突起2間のスペースからの土壌物質の除去は、溝10,20,30の横断面が突起2の内側から外側への方向に延びる場合に改良されることを見出した。理論に縛られたくはないが、本発明者は、上述の説明のとおり、ラバーベルトボディ5を曲げるときの横断面の変化は、横断面のひろがった形状により改良されると考えている。言い換えれば、広がった形状は、横断面の高さ11,21,31の増加と溝10,20,30の横断面の深さの減少を強化し、溝10,20,30からの、つまり突起2間のスペースからの土壌物質の除去を改良する。
上記溝10.20.30の横断面は、滑らかであることが好ましく、この滑らかは、例えば、好ましくは内側方向あるいは外側方向にとがったエッジのような切れ目(不連続性)を持たないことを意味する。本発明者は、上記カーブにより横断面の高さ11,21,31の増加と溝10,20,30の横断面の深さの減少とが改良されるので、滑らかな横断面は、溝10,20,30からの土壌物質の除去を改良することを見出した。より好ましくは、内側方向にとがったエッジが溝10,20,30に設けられていない。これは、本発明者が、土壌物質が上記エッジに残され、その結果、溝10,20,30に土壌物質が残されるリスクが増加し、その結果、溝10,20,30からの、そして突起2間のスペースからの物質の除去を減少させることを見出したためである。さらに、内側方向にとがったエッジは、溝10,20,30の位置において、より上記物質40にひびを入れる傾向がある。
溝10,20,30の横断面は、アーチ形部分12,22,32を有することが好ましい。上記アーチ形部分12,22,32、の例は、図1bに詳細に示されている。図1aと図1bとに示す溝10,20,30において、アーチ形部分12,22,32は、溝10,20,30の高さ11,21,31の一部分にのみ延びる。しかし、アーチ形部分12,22,32はまた、実質的に溝10,20,30の高さ11,21,31全体に延びることもできる。図1に示すアーチ形部分12,22,32は、ラバーベルトボディ5の近くに、溝10,20,30内において位置している。これは、上述の位置にすることが、溝10,20,30からの土壌物質の除去を改良することを本発明者が見出したためである。しかし、上記アーチ形部分12,22,32の位置は、本発明にとって重大な意味を持たないが、アーチ形部分12,22,32は、溝10,20,30内においてトレッド面4の近くに位置することもできる。
上記アーチ形部分12,22,32は、円形、楕円形等にすることもできるが、より好ましいのは円形であり、半径13,23,33を有する。上記半径13,23,33は、実質的に一定であるのが好ましい。
上記横断面はまた、図1に示されるような直線部分14,24,34を有するのが好ましい。しかし、上記直線部分14,24,34は、本発明にとって重大な意味を持たず、その他の形状を上記アーチ形部分12,22,32と組み合わせて用いることもできる。直線部分14,24,34は、図1に示すように、トレッド面4からラバーベルトボディ5に向かって伸びている方向に沿って伸びることが好ましい。より好ましくは、アーチ形部分12,22,32が、図1に示すように、直線部分14,24,34に連続しており、直線部分が、交点17,27,37でアーチ形部分に接続される。おそらく、上記突起2の曲がりの影響下で溝の横断面を最適に変形することによって、上述の横断面を有する溝10,20,30は、溝10,20,30から、したがって突起2間のスペースから土壌物質を最適に除去することをもたらすことを、本発明者により見出された。
より好ましくは、上記直線部分14,24,34は、この直線部分14,24,34の交点17,27,37での、上記アーチ形部分12,22,32の接線であり、アーチ形部分は、上述の利点を有する、溝10,20,30の滑らかな横断面を提供する。
上記溝10,20,30は、溝20,30に対して図6,図9,図12に示すように、第2方向9に沿って、実質的に同じであるのが好ましい。しかし、上記横断面は、第2方向9に沿って変化することもできる。溝10,20,30の横断面の高さ11,21,31は、例えば、第2方向9に沿って、より高くあるいはより低くすることも可能であり、横断面の形状は、例えば、第2方向9に沿って変化することも可能であり、溝10,20,30の横断面の深さは、例えば、より深くあるいはより浅くすることも可能である。
図6,図9に示される溝10は、例えば、凹所がトレッド面4にあるため遮断され、その結果、溝10の横断面は、上記凹所で変化する。この特定の場合において、溝10の横断面は、上記遮断部においてアーチ形部分12のみを有し、このアーチ形部分12は、凹所がより深くなるとき、より小さくなる。凹所によって、溝10の高さ11と深さも凹所で変化する。第2方向9に沿って高さ11が変化している溝10のその他の例は、図2,3に示されている。
単一の溝10,20,30は、突起2間のスペースからの土壌物質の改良された除去の所望の効果を得るために十分であるが、より好ましくは、少なくとも第1溝10と第2溝20とが、溝付の側壁3に設けられている。溝付の側壁3に追加の溝10,20を設けることによって、突起2間のスペースからの物質の除去を、さらに最適にすることができる。
2以上の溝10,20を溝付の側壁3に設けることもできる。例えば、図2,図3,図4,図5,図6,図10,図11,図12に示すように、3つの溝10,20,30を溝付の側壁3に設けることができる。あるいは、図7,図8,図9に示すように4つの溝を溝付の側壁3に設けることができる。4つ以上の溝を持つ溝付の側壁3は示されていないけれども、4つ以上の溝、例えば、5つの溝、6つの溝、7つの溝、8つの溝、9つの溝、10の溝等を持つ溝付の側壁3を備えることが可能である。
上記溝10,20,30の第2方向9の相互の向きは、本発明にとって重大な意味を持たないけれども、溝10,20,30は、互いに交わらないのが好ましい。しかし、これは本発明にとって重大な意味を持たず、溝10,20,30はまた、互いに交わることもできる。
溝10,20,30のそれぞれの第2方向9を、互いから独立して選択することもできるが、溝10,20,30の第2方向9は、平行であることが好ましい。
本発明にとって重大な意味を持たないけれども、上記溝10,20,30は、互いに対して、高さ方向にシフトされているのが好ましい。しかしまた、上記溝10,20,30を、いくつかの溝10,20,30が、実質的に単一の第2方向9に沿って設けられるように、互いの後に設けることもできる。あるいは、いくつかの溝10,20,30が共通の第2方向9を有していて、他の溝は別の第2方向9を有するように、両方の結合が可能である。
上記溝10,20,30は、互いに近接して、不連続部42,43によって互いに範囲が定められるのがより好ましい。上記不連続部42,43は、図1,図5,図6,図8,図9,図11,図12に示すように、少なくとも1つの溝10,20,30から隣接する突起2に向かって突き出して横方向に延びるエッジ44,45を有する。しかし、これは本発明にとって重大な意味を持たず、溝を有さない溝付の側壁3の一部は、溝10,20,30間に位置することができる。しかし、このような形態は図示していない。本発明者は、溝付の側壁3に隣接する溝10,20,30を設けることによって、溝10,20,30からの、つまり突起2間のスペースからの土壌物質の除去を改良することができることを見出した。溝10,20,30は、連続状態で区切ることもできる。
上記溝10,20,30が近接する形態において、上記第1溝の下位点19はまた、図1に示すように、上記第2溝20の上位点18であることが好ましい。3つの溝10,20,30を設けるとき、第2溝20の下位点29はまた、第3溝30の上位点である。
上記溝10,20,30の高さ11,21,31は、図1に示すように、実質的に等しいのが好ましい。しかし、溝10,20,30は、異なる高さ11,21,31を有することもできる。
上記トレッド面4に近接した溝10の上位点18は、突起2のトレッド面4の近くに設けられるのが好ましく、あるいは、実質的に突起2のトレッド面4の上に設けられるのがより好ましい。しかし、これは本発明にとって重大な意味を持たないが、トレッド面4から遠位部分のみぞ30の下位点39を、例えば、ラバーベルトボディ5の近くに、あるいは、実質的にラバーベルトボディ5の上に設けることができる。
上記下位点19,29,39が、ラバーベルトボディ5上に設けられている場合、上記アーチ形部分12,22,32は、連続して、ラバーベルトボディ5に変化するのが好ましく、本発明者は、上述のアーチ形部分12,22,32の推移が、突起2間のスペースからの土壌物質の除去を増加させることを見出した。
より好ましくは、図1,図2,図3に示すように、上記溝10,20,30の高さ11,21,31をあわせたものが、上記溝付の側壁3の高さ41に実質的にわたる。この場合、上記トレッド面4に近接した溝10の上位点18は、トレッド面4上に設けられ、トレッド面4から遠位部分の溝30の下位点39は、ラバーベルトボディ5上に設けられる。そのとき、溝10,20,30の高さ11,21,31は、溝付の側壁3の高さを等しい部分に分割することが好ましい。例えば、上述のような2つの溝10,20を設ける場合、溝10,20のそれぞれの高さ11,21は、実質的に、溝付の側壁3の高さの半分である。例えば、上述のような3つの溝10,20,30を設ける場合、溝10,20,30のそれぞれの高さ11,21,31は、実質的に、溝付の側壁3の高さの3分の1である。例えば、上述のような4つの溝10,20,30を設ける場合、溝10,20,30のそれぞれの高さ11,21,31は、実質的に、溝付の側壁3の高さの4分の1である。しかし、上記高さ,21,21,2111,31はまた、溝付の側壁3の高さの一部にのみわたることもできる。
上記溝10,20,30の横断面の形状は、図1aと図1bに示すように、実質的に同じであることが好ましい。より好ましくは、図1aと図1bに示すように、上述の形状である。しかし、これは本発明にとって重大な意味を持たず、溝10,20,30は、異なる形状を持つこともできる。
上記溝10,20,30の横断面の寸法は、溝付の側壁3の溝10,20,30の位置に適合しているのが好ましい。例えば、溝10,20,30のそれぞれのアーチ形部分12,22,32は、平均半径13,23,33を有し、上述のとおり、実質的に一定の半径であるのが好ましい。そして、トレッド面4に近接した溝10,20の平均半径13,23は、トレッド面4から遠位部分の溝20,30の平均半径23,33よりも小さい。図1に示すように、溝10の半径13は、溝20の半径23よりも小さく、溝20の半径23は、変わり目で、溝30の半径33よりも小さい。上記直線部分14,24,34の長さも同様に、溝10,20,30によって異なることができる。
上記溝10,20,30の横断面の寸法は、溝付の側壁3の溝10,20,30のそれぞれによって異なることができるが、溝10,20,30のそれぞれの高さ11,21,31は、上述のとおり、実質的に同じであるのが好ましい。
上記溝10,20,30の位置で、曲げられるときに溝10,20,30を変形させるための上記物質40は、30から80デュロメータショアAの硬度を有するのが好ましい。溝の位置で、硬度特性を有する物質40を設けることによって、突起2により提供されたサポートと、曲げられるときの横断面の必要な変形能との間に最適なバランスが見出されることを本発明者は見出した。
1つの溝付の側壁3は、本発明にとって十分であるけれども、1つ以上の溝付の側壁3が、突起2間のスペースからの物質の除去をさらに改良するために設けられるのが好ましい。
上記第1部材から上記第2部材に動くとき、上記突起2の溝付の側壁3は、第1部材に面するのが好ましい。回転運動で第1部材から第2部材に動くとき、上記ラバークローラ1は、このラバークローラ1を備える車両の進行方向を画定する。したがって、上記車両は、上記進行方向を指す正面を有し、進行方向から離れる方向を指す背面を有する。第1部材から第2部材に動くときに、溝付の直立側壁3が第1部材に面する場合、溝10,20,30から、つまり突起2間のスペースから土壌物質を除去することが、上記車両の背面の近くで増加するので、除去された土壌物質が、実質的に車両の後ろに残され、車両の正面に積み重ねられないことに、本発明者は今や気が付いている。しかし、これは本発明にとって重大な意味を持たず、溝付の側壁3はまた、第1部材から第2部材に動くときに、第2部材に面することもできる。
より好ましくは、上記突起2が、少なくとも2つの溝付の側壁3を有しており、一の溝付の側壁3は、第1部材から第2部材に向かって動くときに第1部材に面しており、一の溝付の側壁3は、第1部材から第2部材に向かって動くときに第2部材に面している。言い換えれば、上記突起2は、この突起2の両側に、第1縦型の溝付の側壁3と第2縦型の溝付の側壁47とを有する。このような突起は、例えば、図4,図5,図6,図7,図8,図9に示される。このようにして、溝10,20,30からの、つまり突起2間のスペースからの土壌物質の除去は、さらに増加し、車両の背面近くで増加した土壌物質の除去の効果は、進行方向逆で起こる。これは、無限軌道車に特に関連があり、頻繁に進行方向逆に用いることができるように、この車両の操縦者に対する回転可能なキャビネットを、上記無限軌道車がしばしば備えているためである。
図10,図11,図12は、例えば、突起2を有するラバートラック1を示しており、上記突起2は、この突起2のサイドにだけ溝付の側壁3を有し、上記溝付の側壁3は、第1部材から第2部材に動くときに第1部材に面するように設計されている。
少なくとも2つの突起2が、さらに好ましくは、突起2のすべてが、溝10,20,30からの、つまり突起2間のスペースからの土壌物質の除去をさらに増加させるために、突起2間のスペースからの土壌物質の除去の効果をさらに増加させるために、少なくとも1つの溝付の側壁3に設けられるのが好ましい。
本発明はまた、本発明に従ったラバークローラ1を製造するための方法に関する。本発明による上記溝10,20,30を、たとえば、公知のラバークローラ1を発端とすることによって作ることができる。上記溝10,20,30は、例えば直立側壁48から物質を除去することによってラバーベルトボディ5の長さ方向7を横切る第1方向8に沿って、トレッド面4からラバーベルトボディ5に延びる直立側壁48に、少なくとも1つの溝10が作られた後で作られる。上記物質の除去は、例えば、カットする、彫る等ことによってなされうる。
しかしながら好ましくは、本発明によるラバークローラ1は、ラバーベルトボディ5の長さ方向7を横切る第1方向8に沿って、トレッド面4からラバーベルトボディ5に延びる従来の側壁48に、物質40を少なくとも部分的に重ね合わせることによって作られ、その結果、もっと早い段階で説明されているように、溝付の側壁3を形成している。
従来の直立側壁48の上に重ねあわされた物質40の例が、図1に示されている。
トレッド面4の近くで直立側壁48は、実質的に、トレッド面4への垂線に対して角度α46より小さく延びる。角度α46は、考えられるあらゆる角度にできるが、実質的に、トレッド面4への垂線と0度から45度の間に位置するのが好ましい。
上記溝10,20,30の上位部分15,25,35は、実質的に、突起2のトレッド面4に最も近く、直立側壁48と5度から30度の角度β1,2,316,26,36を形成するのが好ましい。
上記角度β1,2,316,26,36は、上記角度α46の関数で選択されるのが好ましく、溝10,20,30の得られた横断面が、この溝10,20,30からの、つまり突起2間のスペースからの土壌物質の除去を改良するような上記角度α46の関数で選択される。したがって、一般的に溝10,20,30の上位部分15,25,35は、トレッド面4への垂線と5度から75度の角度Y1,2,3を形成する。
上記角度β1,2,316,26,36が、12度から18度に位置し、その結果、角度Y1,2,3が、12度から63度に位置するのが好ましい。さらに好ましくは、角度β1,2,316,26,36が15度で、その結果、角度Y1,2,3が15度から60度である。
少なくとも2つ、好ましくは3つの上記溝10,20,30は、直立側壁48に作られ、第1溝10、第2溝20、第3溝30および最後の溝のそれぞれの第1角度β16、第2角度β26、第3角度β36および最後の角度βが、互いに適合しているのが好ましい。好ましくは、β≦β≦β≪...≦βとすることであり、より好ましくは、β=β=β=...=βとすることである。ラバーベルトボディ5と、ラバークローラ1を備えた車両への安定したサポートを提供している間、上述の関係を互いに持つ溝10,20,30は、溝10,20,30からの、つまり突起2間のスペースからの土壌物質の増加した除去を提供することを本発明者は見出した。しかし、β>β>β>...>βとすることはまた可能であるが、このような構成は、ラバーベルトボディ5と、このようなラバークローラ1を備えた車両へのより不安定なサポートを提供することを本発明者は見出している。β>β>β>...>βとする場合、好ましくは、結果として現れた溝付の側壁3が、実質的に凸状になることは避ける。なぜなら、凸形状の結果として現れた溝付の側壁3は、ラバーベルトボディ5と、ラバークローラ1を備えた車両に対するより不安定なサポートを提供するためである。

Claims (11)

  1. 長さ方向(7)に沿って回転し、かつ、互いに距離をあけて配置されている第1部材と第2部材との周りを回転するように設けられているエンドレスラバーベルトボディ(5)を有する、無限軌道車のトラクションのためのラバークローラ(1)であって、
    上記ラバーベルトボディ(5)は、上記第1部材および上記第2部材の周りを回転するときに曲げられ、外面(49)に上記ベルトボディ(5)から突き出した複数の突起(2)が設けられ、
    少なくとも1つの上記突起(2)は、上記突起(2)の最外端のトレッド面(4)と、上記ベルトボディ(5)から上記トレッド面(4)まで外側に伸びている少なくとも1つの直立側壁とを備え、上記ラバークローラ(1)の走行面を作るために、上記トレッド面(4)が後に続く突起(2)に設けられており、
    上記直立側壁(3)は、上記ラバーベルトボディ(5)の長さ方向(7)を横切る方向(9)に沿って、上記直立側壁(3)の少なくとも一部に沿って延びる溝(10,20,30)を有し、
    上記突起(2)は、所定の一の上記第1部材および上記第2部材の周りで上記ベルトボディ(5)が曲がるときに、上記溝(10,20,30)が変形して、上記溝に入っている土壌物質の除去を容易にするような、変形可能である物質(40)で少なくとも一部が作られてできているラバークローラにおいて、
    上記溝(10,20,30)が、アーチ形部分を有する横断面を備えることを特徴とするラバークローラ。
  2. 請求項1に記載のラバークローラ(1)において、
    上記溝が、第1溝(10)であり、
    上記直立側壁(3)が、上記ラバーベルトボディ(5)の上記長さ方向(7)を横切るように延び、かつ、上記第1溝(10)よりも略下方に位置する第2溝(20)を有しており、
    上記変形可能物質(40)が、所定の一の上記第1部材および上記第2部材の周りで上記突起(2)が曲がるときに、上記第1溝(10)および上記第2溝(20)が変形して、上記第1溝(10)および上記第2溝(20)に入っている土壌物質の除去を容易にするようなものであることを特徴とするラバークローラ。
  3. 請求項2に記載のラバークローラ(1)において、
    上記直立側壁(3)が、上記ラバーベルトボディ(5)の上記長さ方向(7)を横切るように延び、かつ、上記第2溝(20)よりも略下方に位置する第3溝をさらに有しており、
    上記変形可能物質(40)が、所定の一の上記第1部材および上記第2部材の周りで上記突起(2)が曲がるときに、上記第1溝(10),上記第2溝(20)および上記第3溝が変形して、上記第1溝(10),上記第2溝(20)および上記第3溝に入っている土壌物質の除去を容易にするようなものであることを特徴とするラバークローラ。
  4. 請求項1に記載のラバークローラ(1)において、
    上記溝(10,20,30)が、上記突起(2)の内側から上記突起(2)の外側に広くなる横断面を有することを特徴とするラバークローラ。
  5. 請求項に記載のラバークローラ(1)において、
    上記溝(10,20,30)の上記横断面が、直線部分を有することを特徴とするラバークローラ。
  6. 請求項2に記載のラバークローラ(1)において、
    上記第1溝(10)および上記第2溝(20)が結合高さを有し、上記直立側壁(3)が高さ(41)を有し、上記第1溝(10)および上記第2溝(20)の上記結合高さが、上記直立側壁(3)の少なくとも一部に沿った上記直立側壁(3)の上記高さ(41)に略等しいことを特徴とするラバークローラ。
  7. 請求項2またはに記載のラバークローラ(1)において、
    上記第1溝(10)および上記第2溝(20)は、互いに隣接しており、
    上記第1溝(10)および上記第2溝(20)は、上記第1溝(10)および上記第2溝(20)から隣接する突起(2)に向かって突き出して横断方向に延びるエッジ(44)を少なくとも1つ有する不連続部(42)によって、互いから区切られていることを特徴とするラバークローラ。
  8. 請求項2またはに記載のラバークローラ(1)において、
    上記第1溝(10)および上記第2溝(20)のそれぞれは、略アーチ形状部分を有し、
    上記第1溝(10)および上記第2溝(20)のそれぞれの上記アーチ形部分は、平均半径を有し、
    上記第1溝(10)の上記平均半径が、上記第2溝(20)の上記平均半径よりも小さいことを特徴とするラバークローラ。
  9. 請求項1からのいずれか1つに記載もラバークローラ(1)において、
    上記変形可能物質(40)は、30から80デュロメータショアAの硬度を有することを特徴とするラバークローラ。
  10. 請求項1からのいずれか1つに記載のラバークローラ(1)において、
    上記ラバーベルトボディ(5)の上記長さ方向(7)における上記トレッド面(4)の最大寸法は、上記直立側壁(3)の高さよりも大きいことを特徴とするラバークローラ。
  11. 請求項1からのいずれか1つに記載のラバークローラ(1)において、
    上記直立側壁(3)が、第1直立側壁であり、
    上記突起(2)が、上記第1直立側壁(3)の反対側に第2直立側壁(47)をさらに有し、上記ラバーベルトボディ(5)が上記第1部材および上記第2部材の周りを回転するように、上記突起(2)が上記第1部材から上記第2部材に動くときに、上記第1直立側壁(3)が上記第1部材に面することを特徴とするラバークローラ。
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