JP5040640B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、氷上性能を改善するようにした空気入りタイヤに関する。
一般に、スタッドレスタイヤは、氷上での制駆動性能を確保するため、ブロックの接地面にタイヤ幅方向に延在するサイプを配置するようにしている。制駆動性能を高めるために、同じブロック内でサイプの数を増加すると、エッジ効果は向上するものの、ブロック剛性の低下により接地面積が減少し、その結果、氷上摩擦力が低下する問題が発生する。その対策として、サイプを深さ方向に屈曲させた3次元形状にすることにより、ブロック剛性の低下を抑制するようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、制動時にはブロックに大きな剪断力が作用するため、ブロックの踏み込み側が浮き上がり、踏み込み側のサイプが大きく開くことが避けられない。その結果、ブロックの接地圧分布が不均一になり、氷上での接地性が低下する一方、大きく開いたサイプへの雪詰まりの発生によりブロックの接地面積が減少するため、氷上制動性能に悪影響を及ぼし、更にブロックの偏摩耗が発生し易くなる。
特開2005−126055号公報
本発明の目的は、同じブロック内にタイヤ幅方向に延在する複数のサイプを配列した空気入りタイヤにおいて、氷上制動性能とブロックの耐偏摩耗を改善することが可能な空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成する本発明の空気入りタイヤは、トレッド面に設けたブロックの接地面にタイヤ幅方向に延在する複数のサイプをタイヤ周方向に所定の間隔で配列し、該複数のサイプの内、少なくともタイヤ周方向両最外側に位置する2本のサイプの対向する両内壁面のブロック接地面側にそれぞれ突起を設け、該突起を、前記両内壁面の内、ブロックのタイヤ周方向中心から遠い側に位置する第1内壁面に設けた第1突起と、ブロックのタイヤ周方向中心に近い側に位置する第2内壁面に設けた第2突起とから構成し、前記第1突起と第2突起を該第1突起が前記ブロックの接地面からの深さが深くなるようにしてサイプ深さ方向に並設したことを特徴とする。
本発明の他の空気入りタイヤは、回転方向が一方向に指定された空気入りタイヤであって、トレッド面に設けたブロックの接地面にタイヤ幅方向に延在する複数のサイプをタイヤ周方向に所定の間隔で配列し、該複数のサイプの内、少なくともブロックの踏み込み側に最も近いサイプの対向する両内壁面のブロック接地面側にそれぞれ突起を設け、該突起を、前記両内壁面の内、ブロックのタイヤ周方向中心から遠い側に位置する第1内壁面に設けた第1突起と、ブロックのタイヤ周方向中心に近い側に位置する第2内壁面に設けた第2突起とから構成し、前記第1突起と第2突起を該第1突起が前記ブロックの接地面からの深さが深くなるようにしてサイプ深さ方向に並設したことを特徴とする。
上述した本発明によれば、制動時にブロックが変形した際に、ブロックの踏み込み側に位置するサイプ内のサイプ深さ方向に並設した突起が互いに係合し、ストッパーとして働くため、ブロックの踏み込み側での浮き上がり変形が抑制され、ブロック踏み込み側のサイプが大きく開くのを防止することが可能になる。その結果、ブロックの接地圧分布を均一にして氷上でのブロック接地性を高めることができ、かつ大きく開くサイプに起因する雪詰まりの発生も回避できるため、ブロックの接地面積が減少するのを抑えることができる。そのため、氷上制動性能を改善することが可能になる。
しかも、ブロックの踏み込み側の倒れ込みも抑制されるため、ブロックの踏み込み側が早く摩耗するというブロックの偏摩耗を改善し、ブロックの耐偏摩耗性を向上することがができる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示し、1は非方向性のトレッドパターンを有するトレッド面、TEはタイヤ赤道面である。トレッド面1にはタイヤ周方向TCに延在する複数の周方向溝2がタイヤ幅方向に所定の間隔で配設されている。タイヤ幅方向に延在する横溝3がタイヤ周方向TCに所定の間隔で配置され、トレッド面1には周方向溝2と横溝3により複数のブロック4が区画形成されている。
各ブロック4の接地面4aには、タイヤ幅方向にジグザグ状に延在する複数のサイプ5がタイヤ周方向TCに所定の間隔で配列されている。図1に示す例では、同じブロック4内で、サイプ5をタイヤ幅方向で2列にしてタイヤ周方向TCに所定の間隔で配置している。タイヤ赤道面TEに隣接するブロック4Xでは、左右2列でそれぞれ6本のサイプ5が配列され、それ以外のブロック4Yでは、左右2列でそれぞれ5本のサイプ5が配列されている。
各サイプ5は、図2に示すように、サイプ深さ方向にジグザグ状に屈曲して延在する3次元形状のサイプであり、サイプ深さ方向において少なくとも1つの屈曲部6を有する。タイヤ赤道面TEに隣接するブロック4Xを示す図2では、2つの屈曲部6を有するサイプ5を例示している。
本発明では、タイヤ周方向TCに所定の間隔で配列した複数のサイプ5の内、少なくともタイヤ周方向TCの両最外側に位置する2本のサイプ5Mの対向する両内壁面5a,5bの、最も浅い位置にある屈曲部6Aの屈曲点6aよりブロック4の接地面4a側にそれぞれ突起7,8が設けられる。図では各サイプ5の対向する両内壁面5a,5bの接地面4a側にそれぞれ突起7,8を設けた例を示す。
突起7,8は、両内壁面5a,5bの内、ブロック4のタイヤ周方向中心COから遠い側に位置する第1内壁面5aに設けた第1突起7と、ブロック4のタイヤ周方向中心COに近い側に位置する第2内壁面5bに設けた第2突起8とから構成されている。
第1突起7と第2突起8は、第1内壁面5aに設けた第1突起7をブロック4の接地面4aからの深さが深くなるようにしてサイプ深さ方向に所定の間隔をおいて並設してある。第1突起7と第2突起8は、図3に示すように、内壁面5a,5bに沿ってサイプ5が延在する方向に延び、内壁面5a,5bに沿ってサイプ5を図2の矢印Dで示す深さ方向に見た際に、第1突起7と第2突起8が部分的にオーバーラップするように突出している。
第1突起7と第2突起8は、図3ではサイプ全長にわたって連続的に延在しているが、図4に示すように、両者をサイプ深さ方向で対向するようにして断続的に配置したり、或いは図5に示すように、1つの長めの第1突起7に対して短い複数の第2突起8を対向配置してもよく、後述する効果を発揮できればいずれの構成を採用してもよい。
上述した本発明によれば、制動時にブロック4が変形した際に、図6に示すように、踏み込み側に位置するサイプ5内のサイプ深さ方向に並設した突起7,8が互いに係合し、ストッパーとして作用するので、ブロック4の踏み込み側が浮き上がり変形するのを抑制し、踏み込み側のサイプ5が大きく開くのを防ぐことができる。そのため、ブロック4の接地圧分布を従来より均一にして、氷上での接地性を高めることができる一方、大きく開くサイプに起因する雪詰まりの発生も回避できるので、ブロック4の接地面積が減少するのを抑えることができる。従って、氷上制動性能を改善することができる。
他方、ブロック4の踏み込み側の倒れ込みも抑制できるので、ブロック4の踏み込み側が早く摩耗するというようなブロック4の偏摩耗も改善することができる。
図7〜9は、本発明の空気入りタイヤの他の実施形態を示し、この空気入りタイヤは、矢印Rの方向に回転し、回転方向が一方向に指定されている。そのトレッド面1には、タイヤ周方向TCに延在する複数の周方向溝2がタイヤ幅方向に所定の間隔で配設されている。タイヤ赤道面TE上の周方向溝2から左右両側に、タイヤ反回転方向側に傾斜しながらタイヤ幅方向外側に向けて延在する横溝3がタイヤ周方向TCに所定の間隔で配置され、トレッド面1には周方向溝2と横溝3により複数のブロック4が区画形成され、方向性のトレッドパターンが設けられている。
各ブロック4の接地面4aには、図8に示すように、タイヤ幅方向にジグザグ状に延在する複数のサイプ5がタイヤ周方向TCに所定の間隔で配列されている。図8に示す例では、上記と同様に、同じブロック4内で、サイプ5をタイヤ幅方向で2列にしてタイヤ周方向TCに所定の間隔で配置している。各サイプ5は、図9に示すようにサイプ深さ方向にジグザグ状に屈曲して延在する3次元形状のサイプであり、サイプ深さ方向において少なくとも1つの屈曲部6を有する。図9は、上記と同様に2つの屈曲部6を有するサイプ5を例示している。
このような方向性のトレッドパターンを有するタイヤでは、上述した突起7,8が、複数のサイプ5の内、少なくともブロック4の踏み込み側に最も近い1本のサイプ5Sの対向する両内壁面5a,5bの、最も浅い位置にある屈曲部6Aの屈曲点6aよりブロック4の接地面4a側に、上記と同様にして設けられる。図9では、ブロック4のタイヤ周方向中心COから踏み込み側に位置する領域にある各サイプ5の内壁面5a,5bに突起7,8を突設している。タイヤ回転方向が指定されているタイヤでは、このように少なくともブロック4の踏み込み側に最も近いサイプ5Sの対向する両内壁面5a,5bの接地面4a側に突起7,8を設けることにより、上記と同様の効果を得ることができる。
本発明において、第1突起7と第2突起8は、上述したように部分的にオーバーラップするように突出させるのがよいが、必ずしもオーバーラップしなくてもよい。その場合、内壁面5a,5bからの第1突起7と第2突起8の高さh1,h2は、制動時に突起7,8を確実に係合させる観点から、ぞれぞれ少なくともサイプ幅wの40%以上にするのがよい。より好ましくは、第1突起7と第2突起8の高さh1,h2をぞれぞれサイプ幅wの60%以上にするのがよい。高さh1,h2の上限値としては、サイプのエッジ効果を十分得るため、サイプ幅wの90%以下にするのがよい。なお、ここで言うサイプ幅wは、内壁面5a,5b間の最短距離となる長さである。
内壁面5a,5bに沿ってサイプの深さ方向に測定される第1突起7と第2突起8の幅z1,z2としては、それぞれ0.5mm以上にするのが、突起の剛性を確保するために好ましい。より好ましくは、1.0mm以上にするのがよい。上限値としては、サイプの容積を小さくし過ぎないため、2.0mm以下にするのがよい。
実際に延在するサイプの長さ方向においてラップする第1突起7と第2突起8のラップ総量は、サイプ全長S(不図示の中心線上で測定)に対して30%以上確保するのが、ブロックの倒れ込み時の変形を抑制する点からよい。好ましくは40%以上がよい。上限値としては、サイプの除水効果の点からサイプ全長Sに対して80%以下にするのがよい。
第1突起7と第2突起8の形状は、上記した効果を発揮できれば特に限定されず、例えば、図5に示す第2突起8のような場合は、タイヤ周方向TCから見た形状を円形や楕円形、三角形、四角形、六角形などにすることができる。
第1突起7と第2突起8の間隔kとしては、2mm以下、好ましくは1mm以下にするのが、制動時の突起7,8の係合をより確実にする上でよい。なお、ここで言う間隔kとは、内壁面5a,5b上の位置で内壁面に沿って(平行に)測定した第1突起7と第2突起8との間の最短距離である。
上記実施形態では、サイプ5が3次元形状を有しているが、サイプ5はそれに限定されず、深さ方向に直線状に延在するものや、更にタイヤ幅方向に直線状に延在するものであってもよく、本発明は、同じブロック内にタイヤ幅方向に延在する複数のサイプをタイヤ周方向に所定の間隔で配列したものであれば、いずれにも採用することができる。サイプ5が深さ方向に直線状に延在する場合、突起7,8は、サイプ深さの1/2の位置よりブロック4の接地面4a側に設けるのが上述した効果の点からよい。なお、本発明で言うサイプとは、幅が0.1〜1.0mm、深さが周方向溝2の溝深さの20〜100%の切り込みを言う。
本発明は、特に乗用車用の空気入りタイヤに好ましく用いることができるが、それに限定されない。
タイヤサイズを215/60R16、トレッドパターンを図1、サイプ形状を図1,2で共通にし、サイプ(幅0.5mm)の両内壁面の最も浅い位置にある屈曲部の屈曲点よりブロック接地面側にそれぞれ第1突起と第2突起を設けた本発明タイヤ1〜3(実施例1〜3)と比較タイヤ(比較例)、及び突起がない従来タイヤ(従来例)をそれぞれ試験タイヤとして作製した。また、本発明タイヤ1において、横溝の傾斜方向を左右で逆向きにして方向性のトレッドパターンをトレッド面に形成した本発明タイヤ4(実施例4)を試験タイヤとして作製した。
本発明タイヤ1,4は、各ブロックにおいて、タイヤ周方向両最外側に位置する2本のサイプの対向する両内壁面にのみ、図3に示すように第1突起と第2突起(ラップ総量100%)を設けたものである。
本発明タイヤ2,3及び比較タイヤは、タイヤ赤道面TEに隣接するブロック4Xでは各サイプの両内壁面に第1突起と第2突起を設け、それ以外のブロック4Yにはタイヤ周方向両最外側からそれぞれ2本、合計4本のサイプの両内壁面に第1突起と第2突起を設けたものである。ブロック4X,4Yのタイヤ周方向両最外側に位置するサイプの両内壁面には図3に示す第1突起と第2突起(ラップ総量100%)、ブロック4X,4Yのタイヤ周方向両最外側から2番目のサイプの両内壁面には図4に示す第1突起と第2突起(ラップ総量60%)、ブロック4Xのタイヤ周方向両最外側から3番目のサイプの両内壁面には図5に示す第1突起と第2突起(ラップ総量60%)が設けられている。
本発明タイヤ及び比較タイヤにおいて、ブロックの接地面から第1突起及び第2突起までの距離、第1突起と第2突起の高さh1,h2、第1突起と第2突起の幅z1,z2、第1突起と第2突起の間隔kは、表1に示す通りである。
これら各試験タイヤをリムサイズ16×7Jのリムに組み付け、空気圧を230kPaにして排気量2500ccの後輪駆動車(ABS制動)に装着し、以下に示す試験方法により氷上制動性能と耐偏摩耗性の評価試験を行ったところ、表1に示す結果を得た。
氷上制動性能
氷上テストコースにおいて、時速40km/hでフル制動を付与し、停止するまでの距離を測定した。その評価結果を従来タイヤを100とする指数値で示す。この値が大きい程、氷上制動性能が優れている。
耐偏摩耗性
一般車道を10000km走行した後、ブロックに発生した偏摩耗量を測定した。その評価結果を従来タイヤを100とした指数値で示す。この値が大きい程、耐偏摩耗性が優れている。
Figure 0005040640
表1から、本発明タイヤは、氷上制動性能と耐偏摩耗性を共に改善できることがわかる。
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示すトレッド面の要部展開図である。 タイヤ軸と直交する平面で切断したブロックの拡大断面図である。 図2の矢印Dの方向から見たサイプの拡大図である。 突起部の他の例を示す図3に相当するサイプの拡大図である。 突起部の更に他の例を示す図3に相当するサイプの拡大図である。 作用の説明図である。 本発明の空気入りタイヤの他の実施形態をブロック接地面のサイプを省略した状態で示すトレッド面の要部展開図である。 図7のブロックに配列されるサイプの一例を示す拡大図である。 タイヤ軸と直交する平面で切断した図7のブロックの拡大断面図である。
符号の説明
1 トレッド面
2 周方向溝
3 横溝
4 ブロック
4a 接地面
5,5M,5S サイプ
5a 第1内壁面
5b 第2内壁面
6 屈曲部
6a 屈曲点
7 第1突起
8 第2突起
CO タイヤ周方向中心
S サイプ全長
TC タイヤ周方向
h1 第1突起の高さ
h2 第2突起の高さ
z1 第1突起の幅
z2 第2突起の幅

Claims (6)

  1. トレッド面に設けたブロックの接地面にタイヤ幅方向に延在する複数のサイプをタイヤ周方向に所定の間隔で配列し、該複数のサイプの内、少なくともタイヤ周方向両最外側に位置する2本のサイプの対向する両内壁面のブロック接地面側にそれぞれ突起を設け、該突起を、前記両内壁面の内、ブロックのタイヤ周方向中心から遠い側に位置する第1内壁面に設けた第1突起と、ブロックのタイヤ周方向中心に近い側に位置する第2内壁面に設けた第2突起とから構成し、前記第1突起と第2突起を該第1突起が前記ブロックの接地面からの深さが深くなるようにしてサイプ深さ方向に並設した空気入りタイヤ。
  2. 回転方向が一方向に指定された空気入りタイヤであって、トレッド面に設けたブロックの接地面にタイヤ幅方向に延在する複数のサイプをタイヤ周方向に所定の間隔で配列し、該複数のサイプの内、少なくともブロックの踏み込み側に最も近いサイプの対向する両内壁面のブロック接地面側にそれぞれ突起を設け、該突起を、前記両内壁面の内、ブロックのタイヤ周方向中心から遠い側に位置する第1内壁面に設けた第1突起と、ブロックのタイヤ周方向中心に近い側に位置する第2内壁面に設けた第2突起とから構成し、前記第1突起と第2突起を該第1突起が前記ブロックの接地面からの深さが深くなるようにしてサイプ深さ方向に並設した空気入りタイヤ。
  3. 前記複数のサイプがサイプ深さ方向に屈曲する3次元形状のサイプであり、各サイプはサイプ深さ方向において少なくとも1つの屈曲部を有し、前記第1突起と第2突起を最も浅い位置にある屈曲部の屈曲点よりブロック接地面側に配置した請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第1突起と第2突起の高さがそれぞれサイプ幅の40%以上である請求項1,2または3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記内壁面に沿ってサイプ深さ方向に測定される各突起の幅が0.5mm以上である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. サイプ長さ方向にラップする前記第1突起と第2突起のラップ総量がサイプ全長に対して30%以上である請求項1乃至5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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