JP5402857B2 - 撮像装置及びレンズ鏡筒 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置及びレンズ鏡筒に関するものである。
たとえばレンズ交換式のカメラ等の撮像装置において、携帯性向上のため、カメラのスイッチがオフにされたときに、装着されているレンズ鏡筒の長さを最短にするカメラがある(たとえば、特許文献1参照)。このようなカメラにおいてスイッチがオンにされると、レンズは最短状態から繰り出して、撮影準備状態となる。
特開平8−43710号公報
しかし、上記カメラはレンズ交換式のため、最短状態でないレンズ鏡筒がカメラに装着される場合もある。この場合、カメラのスイッチがオンになると、レンズは一旦縮んでから繰り出して撮影状態になり、起動に時間がかかる。
本発明の課題は、起動性の良い撮像装置及びレンズ鏡筒を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。
請求項1に記載の発明は、焦点調節可能な光学系を有するとともに、該光学系の焦点調節により撮像面に対して合焦させることができる第1状態と、前記光学系の光軸方向に沿った長さが前記第1状態よりも短く、前記光学系の少なくとも一部が前記第1状態よりも前記撮像面側に位置し、前記撮像面に対して像を合焦させることができない第2状態と、に鏡筒の状態を変更可能なレンズ鏡筒を着脱可能であって、光束による像を撮像する撮像面を有する撮像手段と、前記撮像手段の起動時に前記レンズ鏡筒を前記第2状態から前記第1状態へ変更する変更手段と、前記光学系の少なくとも一部が、前記第1状態において前記光学系の制御基準となる位置にあることを検出する第1検出手段と、前記レンズ鏡筒が前記第2状態にあることを検出する第2検出手段とを備え、前記レンズ鏡筒の状態が、前記第1状態にあるか前記第2状態にあるかを判別する判別手段と、前記撮像手段を起動する際の前記レンズ鏡筒の状態が、前記第2状態であると判別された場合は前記変更手段により前記レンズ鏡筒を前記第1状態に変更し、前記第1状態であると判別された場合は前記第1検出手段によって前記制御基準となる位置の検出を行わないように前記変更手段を制御することにより前記第1状態を維持する制御手段とを備えることを特徴とする撮像装置である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、起動性の良い撮像装置及びレンズ鏡筒を提供することができる。
本発明に係るカメラシステムの一実施形態としてのカメラを概念的に示す斜視図である。 カメラの機能ブロック図である。 レンズ鏡筒の断面図であって、(a)は短縮収納状態、(b)は撮影待機状態をそれぞれ示す。 レンズ状態判別機構の検出信号のチャート図である。 撮影終了後に電源スイッチがOFF操作された際の制御フローチャートである。 電源スイッチがOFFからONに操作された際の制御フローチャートである。 レンズ鏡筒が未装着の状態でカメラ本体の電源がONにされた後、レンズ鏡筒が装着された際の制御フローチャートである。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に示す各図には、説明と理解を容易にするために、適宜XYZ直交座標系を設けた。この座標系では、撮影者が光軸OAを水平として横長の画像を撮影する場合のカメラの位置を正位置という。この正位置において撮影者から見て左側に向かう方向をXプラス方向、上側に向かう方向をYプラス方向、被写体に向かう方向をZプラス方向、像側に向かう方向をZ軸マイナス方向とする。
図1は、本発明に係るカメラシステム1の一実施形態を概念的に示す斜視図であり、(a)はカメラ10にレンズ鏡筒20が装着された状態、(b)はカメラ10とレンズ鏡筒20が分離した状態をそれぞれ示す。図2は、カメラシステム1の本発明に係る機能ブロック図である。図3は、レンズ鏡筒20の概略構成を示す断面図であって、(a)は短縮収納状態、(b)は伸長撮影状態である。図4は、レンズ鏡筒20が備えるレンズ状態判別機構60の検出信号のチャート図である。
カメラシステム1は、レンズ交換式のデジタルカメラ10と、該カメラ10に対して着脱可能なレンズ鏡筒20とにより構成されている。
カメラ10とレンズ鏡筒20とは、図1(b)に示す分離された状態から、光軸OAを一致させて、図1(a)に示すようにマウント機構30によって着脱可能に結合されるようになっている。これにより、カメラシステム1は、撮影対象に応じて焦点距離や機能等の異なる種々のレンズ鏡筒20をカメラ10に装着して撮影することができる。
また、カメラ10に装着されたレンズ鏡筒20は、図1(a)において実線で示すように第1レンズ群L1が固定鏡筒21内に引っ込んだコンパクトで携帯に便利な状態(以下、この状態を短縮収納状態と呼ぶ)と、図1(a)において二点差線で示すように第1レンズ群L1が繰り出して突出した撮影可能な状態(以下、伸長撮影状態と呼ぶ)と、の2つの状態を採り得るようになっている。以下の説明では、短縮収納状態から伸長撮影状態への動作を伸長動作、伸長撮影状態から短縮収納状態への動作を収縮動作、両者を合わせて伸縮動作とそれぞれ呼ぶ。
マウント機構30は、既知のバヨネットマウントであって、カメラ10に設けられたボディマウント10Mと、レンズ鏡筒20に設けられたレンズマウント20Mとによって構成されている。
ボディマウント10Mはボディ側接点10Tを備え、レンズマウント20Mはレンズ側接点20Tを備えている。ボディ側接点10Tとレンズ側接点20Tとは、ボディマウント10Mとレンズマウント20Mが結合した状態において導通可能に接触し、カメラ10とレンズ鏡筒20との間での情報交換と、カメラ10からレンズ鏡筒20への電力供給を行うようになっている。また、このボディ側接点10Tとレンズ側接点20Tとの導通によって、後述するカメラ制御装置40(図1には示さず。図2参照)が、レンズ鏡筒20の装着を認識するようになっている。
以下、カメラ10の各部について、順を追って説明する。
カメラ10は、前面にボディマウント10Mと着脱ボタン11とを備えている。また、カメラ10は、その内部に撮像素子12と、当該カメラ1の全体を統括制御するカメラ制御装置40(図1には示さず。図2参照)を備えている。さらに、カメラ10は、操作部13(図2参照)を構成する各種操作部材をその外面に備え、背面に表示装置14を備えている。
ボディマウント10Mは、前述したように、マウント機構30におけるカメラ10側の構成要素であって、レンズ鏡筒20が備えるレンズマウント20Mと着脱可能に結合する。
着脱ボタン11は、カメラ10の前面側から押圧操作可能に配置されており、押圧操作されることによって、係合機構によるボディマウント10Mとレンズマウント20Mの係合を解除する機能を有している。また、着脱ボタン11は、電気的な鏡筒長短縮スイッチ15(図2に示す)と連動しており、当該着脱ボタン11の押圧情報(すなわち鏡筒長短縮スイッチ15の操作情報)はカメラ制御装置40に入力されるようになっている。なお、この鏡筒長短縮スイッチ15の押圧(ON)情報は、レンズ鏡筒20の短縮動作を指令するために用いられる。
撮像素子12は、被写体光を電気信号に変換するCCD等によって構成されている。撮像素子12は、カメラ10の内部に、その受光面が光軸OAと直交するように設置されている。撮像素子12は、カメラ制御装置40によって駆動制御され、被写体光を変換した電子画像情報をカメラ制御装置40に出力する。
操作部13は、電源スイッチ13A、シャッターボタン13Bおよびモード選択ダイヤル13Cを備えている。
電源スイッチ13Aは、当該カメラ10の通電を開始するメインスイッチである。図1に示す本実施形態では、カメラ10の上面に配置されている。
シャッターボタン13Bは、カメラ制御装置40に対して撮影操作を指令するスイッチであって、カメラ10の上面に配置されている。
モード選択ダイヤル13Cは、後述する表示装置14における表示を切り換えるスイッチである。たとえば、その時点において撮像素子12によって撮像している画像(スルー画像)の表示(ライブビューモード)と、撮影されて図示しない記憶装置に記録されている画像(撮影画像)の再生表示(再生モード)とを切り換える。モード選択ダイヤル13Cは、カメラ10の上面に配置されている。
なお、操作部13は、上記以外にも図示しない各種設定を行うボタンまたはダイヤル等を備えている。また、操作部13における各操作部材の動作形態や配置位置は、本実施形態に限らず適宜設定可能である。
表示装置14は、液晶パネル等によって構成され、撮像素子12によって撮像されているスルー画像、撮影画像およびそのヒストグラムや撮影情報などを表示する。さらに、当該カメラ1における設定情報および設定メニューや設定事項等を表示する。
カメラ制御装置40は、図示しないが、CPU、バッファメモリ、各種制御プログラムを収納する記憶装置等を備えて構成されている。また、カメラ制御装置40は、使用者が任意に設定した当該カメラ1の制御に関する設定を記憶する設定登録部41を備えている。設定登録部41は、たとえば、電源スイッチ13AをOFFした際に、カメラ10に装着されたレンズ鏡筒20を短縮収納状態に「する/しない」の設定(以下、これを鏡筒長短縮設定と呼ぶ)を記憶し、制御情報とする。
カメラ制御装置40は、操作部13を介した操作指令入力と、記憶装置に収納された制御プログラムと、に基づいて、レンズ鏡筒20を含めてカメラ1全体を統括的に制御する。このカメラ制御装置40による、レンズ鏡筒20の伸縮制御については、後に詳述する。
上記のように構成されたカメラ10は、図1(a)に示すようにレンズ鏡筒20が装着された状態で電源スイッチ13Aが入れられると、レンズ鏡筒20が伸長撮影状態となって撮影可能となる。
カメラ10は、カメラ制御装置40によって制御され、シャッターボタン13Bが押圧操作されると、レンズ鏡筒20によって結像された被写体像を撮像素子12が電気信号に変換して撮像データとし、その撮像データを画像データとして信号処理して図示しない記録装置に記録する。
表示装置14には、操作部13の操作に応じて、前述したように、撮影画像やそのヒストグラムや撮影情報、当該カメラ1における設定情報および設定メニューや設定事項等を表示する。表示装置14への撮影画像の表示は、前述したように、操作部13におけるモード選択ダイヤル13Cを再生モードに切り換えることで行われる。
また、当該カメラ10の電源スイッチ13AがON状態で、所定時間何ら操作部13の操作が行われないと、カメラ制御装置40は、その時点における状態のままで電源供給を停止してスリープ状態とするスリープ制御も行う。
つぎに、レンズ鏡筒20について説明する。
レンズ鏡筒20は、3組のレンズ群(第1レンズ群L1,第2レンズ群L2,第3レンズ群L3)を備え、焦点距離を変化(ズーミング)させることのできるズームレンズである。また、レンズ鏡筒20は、前述したように、図3(a)に示す伸縮筒23(第1レンズ群L1)が外観筒21の内部に収納された状態(短縮収納状態)と、図3(b)に示す第1レンズ群L1を保持する伸縮筒23が外観筒21から前面側に突出した状態(伸長撮影状態)と、の2つの状態を採ることができるようになっている。短縮収納状態では、伸縮筒23の前面は外観筒21の前面と略一致する。この短縮収納状態では、撮影はできず、ズーミングは伸長撮影状態で行われる。
以下、レンズ鏡筒20の各部について、順を追って説明する。
レンズ鏡筒20は、外観筒21の内部に、回転筒22と、第1レンズ群L1を保持する伸縮筒23と、固定内筒24とを、同心状に備えている。また、レンズ鏡筒20は、伸縮駆動モータ25と、レンズ制御装置50(図3には示さず、図2に示す)を構成する制御基板26と、レンズ状態判別機構60等を備えている。
外観筒21は円筒状であって、当該レンズ鏡筒20の外形を形成する。外観筒21の基端部(像側の端部)は、レンズマウント20Mを構成する背面板27に固定されている。
回転筒22は、外観筒21の内周に、回転自在、且つ、光軸OA方向には移動不能に嵌合している。回転筒22の内周面には、螺旋状のカム溝22Aが形成されている。このカム溝22Aには、後述する伸縮筒23のカムフォロア23Bが摺動移動可能に嵌合している。
また、回転筒22の像側端部の内周部には、内周ギア22Gが形成されている。この内周ギア22Gは、後述する伸縮駆動モータ25の駆動ギア25Gと噛合している。
伸縮筒23は、回転筒22の内周面に摺動移動可能に嵌合する外径で円筒状に形成されている、伸縮筒23は、その前面側内周に、円環状の保持部23Aを介して第1レンズ群L1を保持している。
伸縮筒23の外周面には、カムフォロア23Bが突設されており、このカムフォロア23Bは回転筒22のカム溝22Aに摺動移動可能に嵌合している。
また、伸縮筒23の内周には、直進溝23Cが光軸OAと平行に形成されている。この直進溝23Cには、後述する固定内筒24の直進ガイド突起24Aが摺動移動可能に嵌合している。
さらに、伸縮筒23の内周には、レンズ状態判別機構60を構成する突出部61が形成されている。突出部61は、所定厚さの板状であって、保持部23Aから光軸OA方向と平行に像側に向かって延びている。突出部61の像側の端縁は後述する被検出部61Aとなっている。この突出部61の配置位置は、後述する固定内筒24に設けられたセンサ62(第1センサ62F,第2センサ62R)と対応している。
固定内筒24は、その基端部で背面板27に固定されている。固定内筒24の前面側の端部は、外観筒21の前端面より像側に引っ込んでいる。
また、固定内筒24の前端部の外周側には、直進ガイド突起24Aが突設されている。直進ガイド突起24Aは、伸縮筒23における直進溝23Cに摺動移動可能に嵌合している。
さらに、固定内筒24は、伸縮筒23に形成された突出部61と共にレンズ状態判別機構60を構成する一対(2個)のセンサ62(第1センサ62Fと第2センサ62R)を備えている。第1センサ62Fは固定内筒24の前端部に設けられ、第2センサ62Rは第1センサ62Fから光軸OA方向像側に所定間隔を離れて設けられている。
センサ62は、発光部と受光部とが対向配置されて成るフォトインタラプタであって、後述する伸縮筒23における突出部61を検出するように配置されている。すなわち、センサ62は、検出域に遮蔽物が無い状態で出力がOFFとなり、検出域を突出部61が横切ると出力がONとなる。
レンズ状態判別機構60は、前述したように、固定内筒24に設けられたセンサ62(第1センサ62F,第2センサ62R)と、伸縮筒23に形成された突出部61とによって構成されている。
ここで、突出部61とセンサ62(第1センサ62F,第2センサ62R)とは、以下のような位置関係に構成されている。
図3(a)に示す短縮収納状態では、突出部61は、第1センサ62Fの検出域に位置し、さらに、被検出部61Aが、ちょうど第2センサ62Rの検出域に位置する。これは、第1センサ62Fの出力信号はONであって、伸長撮影状態から収納動作によって伸縮筒23(第1レンズ群L1)が像側に向けて移動して来た場合、第2センサ62Rの出力信号がOFFからONに切り替わる位置である。以下、この短縮収納状態における信号状態を[1,1]とする。
一方、短縮収納状態から伸縮筒23(第1レンズ群L1)が伸長動作すると、突出部61は、第1センサ62Fの検出域に位置し続けるが、被検出部61Aは第2センサ62Rの検出域から外れる。これにより、第1センサ62Fの出力信号はON、第2センサ62Rの出力信号はOFFとなる。この中間状態における信号状態は[1,0]である。
図3(b)に示す伸長撮影状態では、突出部61は第2センサ62Rの検出域から外れており、被検出部61Aがちょうど第1センサ62Fの検出域に位置する。これは、第2センサ62Rの出力信号はOFFであって、伸縮筒23(第1レンズ群L1)が伸長動作によって前面側に向けて移動して来た場合、第1センサ62Fの出力信号がONからOFFに切り替わる位置である。この伸長撮影状態における信号状態は[0,0]である。
上記のようなレンズ状態判別機構60の構成により、その出力信号によってレンズ鏡筒20の伸縮状態を把握できる。すなわち、図4に示すように、第1センサ62Fおよび第2センサ62Rの出力信号が共にON(信号[1,1])であれば短縮収納状態であり、第1センサ62Fおよび第2センサ62Rの出力信号が共にOFF(信号[0,0])であれば伸長撮影状態である。また、第1センサ62Fの出力信号がONで第2センサ62Rの出力信号がOFF(信号[1,0])では、短縮収納状態と伸長撮影状態の間の中間状態であることが解る。
このレンズ状態判別機構60の出力信号は、レンズ状態検出情報としてレンズ制御装置50に入力される。
固定内筒24の内側には、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3とが光軸OA方向に移動可能に設けられている。これら第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の光軸OA方向における移動によって、当該レンズ鏡筒20の焦点距離が変化(ズーミング)する。このズーミングの操作は、外観筒21の外周面に設けられたズームスイッチ28の操作に応じて、図示しないズーム駆動機構によって行われるようになっている。
また、第3レンズ群L3は、合焦レンズであって独立して光軸OA方向に移動駆動可能となっており、この第3レンズ群L3の光軸OA方向における移動によって焦点位置が変化して合焦調整が行われるようになっている。
伸縮駆動モータ25は、外観筒21と固定内筒24の間の像側(背面板27側)に、回転軸を光軸OAと平行として配置されている。伸縮駆動モータ25の回転軸には、駆動ギア25Gが固定されており、駆動ギア25Gは回転筒22の内周ギア22Gと噛合している。これにより、伸縮駆動モータ25は、その回転によって回転筒22を回転駆動するようになっている。この伸縮駆動モータ25は、後述するレンズ制御装置50によって駆動制御され、正逆両方向に回転する。つまり、伸縮駆動モータ25は、回転筒22を正逆両方向に回転駆動する。
制御基板26は、外観筒21と固定内筒24の間の背面板27と隣接する位置に配置されている。制御基板26は、CPU等が実装されてレンズ制御装置50を構成している。
上記のように構成されたレンズ鏡筒20では、伸縮筒23は、その直進溝23Cに固定内筒24の直進ガイド突起24Aが嵌合しているために回転は不能であるが直進溝23Cの延設方向(すなわち光軸OAと平行方向)には移動可能である。また、伸縮筒23のカムフォロア23Bは、回転筒22のカム溝22Aに摺動移動可能に嵌合している。これにより、回転筒22が回転すると、そのカム溝22Aの光軸OA方向における変位に従って、伸縮筒23のカムフォロア23Bが光軸OA方向に移動操作される。つまり、伸縮駆動モータ25によって回転筒22が回転駆動されることによって、伸縮筒23が光軸OA方向に移動する。伸縮駆動モータ25は、前述したように、レンズ制御装置50によって制御駆動される。すなわち、レンズ制御装置50が伸縮筒23の伸縮動作を制御する。
レンズ制御装置50は、レンズ鏡筒20がカメラ10にマウント機構30によって結合されると、レンズマウント20M(マウント機構30)を介してカメラ10のカメラ制御装置40と情報交換可能に接続される。そして、レンズ制御装置50は、レンズ状態判別機構60からの入力情報に基づいてレンズ鏡筒20の伸縮状態を把握してその状態情報をカメラ10のカメラ制御装置40に送り、また、カメラ制御装置40から送られる指令に基づいて伸縮駆動モータ25を駆動制御する。
上記のようにカメラ10とレンズ鏡筒20とによって構成されたカメラシステム1は、カメラ10の備えるカメラ制御装置40が、操作部13の操作と、レンズ制御装置50を介して送られるレンズ鏡筒20の状態情報と、予め定められたプログラムとに基づいて、レンズ制御装置50を介してレンズ鏡筒20の伸縮制御を行う。
つぎに、図5〜図7に示すフローチャートを参照して、カメラ制御装置40による、レンズ鏡筒20の伸縮制御について説明する。以下の説明および図面において、「ステップ」は「S」とも略記する。
まず、図5のフローチャートに示す、撮影終了後に電源スイッチ13AがOFF操作された際の制御を説明する。
撮影が終了した時点では、レンズ鏡筒20は伸長撮影状態にある。この状態から電源スイッチ13AがOFFされると、カメラ制御装置40は、設定登録部41の「鏡筒長短縮設定」を参照し、その「鏡筒長短縮設定」に応じてレンズ鏡筒20(伸縮駆動モータ25)を制御駆動する。
すなわち、電源スイッチ13AがOFF操作される(S01)と、「鏡筒長短縮設定」が、「電源OFF時に鏡筒長を短縮する」に設定されているか否かを判断する(S02)。
ステップ02において、「鏡筒長短縮設定」が「電源OFF時に鏡筒長を短縮する」に設定されていると判断された場合(Yes)には、伸縮駆動モータ25を収縮動作側に駆動して(S03)、レンズ鏡筒20が短縮収納状態となる時点を判断する(S04)。
このステップ04におけるレンズ鏡筒20が短縮収納状態となったとの判断は、レンズ制御装置50によってレンズ状態判別機構60における信号[1,1]を検出した時点で行われる。
ステップ04において、レンズ鏡筒20が短縮収納状態となったと判断される(Yes)と、収納動作(伸縮駆動モータ25の駆動)を停止する(S05)。これにより、レンズ鏡筒20は短縮収納状態となり、電源をOFFとする(S06)。
一方、ステップ02において、「鏡筒長短縮設定」が「電源OFF時に鏡筒長を短縮しない」に設定されている場合(No)には、伸縮駆動モータ25を駆動することなく(レンズ鏡筒20は伸長撮影状態のままで)、鏡筒長短縮スイッチ15の機能のみ有効として電源をOFFとして(S07)、鏡筒長短縮スイッチ15のON操作(すなわち着脱ボタン11の押圧操作)を判断する(S08)。
そして、ステップ08において鏡筒長短縮スイッチ15のON操作が判断された場合(Yes)には、前述のステップ03以降の収納動作の各ステップを実行し、短縮収納状態として電源をOFFとする(S06)。
上記のような、電源スイッチ13AのOFF時における制御によれば、カメラ制御装置40における設定登録部41の「鏡筒長短縮設定」に「電源OFF時に鏡筒長を短縮しない」を設定しておくことにより、レンズ鏡筒20を伸長撮影状態のままで電源をOFFとすることができる。これにより、次回電源をONにした際、レンズ鏡筒20を短縮収納状態から伸長撮影状態とする伸長動作が不要となる。
つまり、レンズ制御装置50がレンズ状態判別機構60の信号[0,0]を検出している伸長撮影状態であれば、レンズ鏡筒20を一旦所定状態に移動して位置を把握するといった初期動作を行うことなく、直ちに伸長撮影状態と認識して以降の制御を行うことができる。このため、電源スイッチ13AをONすれば極めて短時間で撮影可能となり、初期化動作のためにシャッターチャンスを逃してしまうといった不具合を回避できる。
また、レンズ鏡筒20が伸長撮影状態で電源OFFの状態で、鏡筒長短縮スイッチ15が押圧操作されると、収縮駆動を行う。このため、「鏡筒長短縮設定」が「電源OFF時に鏡筒長を短縮しない」に設定されていても、電源OFF後に任意でレンズ鏡筒20を短縮収納状態にすることができる。
つぎに、図6のフローチャートに示す、電源スイッチ13AがOFFからONに操作された際の制御について説明する。
電源スイッチ13AがON操作される(S11)と、レンズ鏡筒20が短縮収納状態か否か(レンズ制御装置50がレンズ状態判別機構60における信号[1,1]を検出しているか否か)を判定する(S12)。
ステップ12において、レンズ鏡筒20が短縮収納状態であると判定された場合(Yes)には、伸縮駆動モータ25を伸長動作駆動して(S13)、レンズ鏡筒20が伸長撮影状態となる時点を判断する(S14)。
このレンズ鏡筒20が伸長撮影状態となったとの判断は、レンズ制御装置50によってレンズ状態判別機構60における信号[0,0]を検出した時点で行われる。
ステップ14において、レンズ鏡筒20が伸長撮影状態となったと判断される(Yes)と、伸長動作(伸縮駆動モータ25の駆動)を停止する(S15)。これにより、レンズ鏡筒20は伸長撮影状態となる。
一方、 ステップS12において、レンズ鏡筒20が短縮収納状態にないと判断された場合(No)には、つぎに、レンズ鏡筒20が中間状態か否かを判断する(S16)。
このレンズ鏡筒20が中間状態であるとの判断は、レンズ制御装置50によってレンズ状態判別機構60における信号[1,0]を検出している場合に行われる。
ステップ16において、レンズ鏡筒20が中間状態であると判断された場合(Yes)には、前述したステップ13〜15のステップを実行して、レンズ鏡筒20を伸長撮影状態とする。
ステップ16において、レンズ鏡筒20が中間状態でないと判断された場合(No)は、レンズ鏡筒20は伸長撮影状態(すなわちレンズ制御装置50によってレンズ状態判別機構60における信号[0,0]を検出している状態)か、または、レンズ鏡筒20が装着されていない状態であり、制御を終了する。
上記のような制御では、電源スイッチ13AをONとすると、レンズ鏡筒20がその時点においてどのような状態であっても、伸長撮影状態とする。
つまり、前述した図5にフローチャートを示す電源スイッチ13AのOFF時における制御によれば、カメラ1(カメラ10)の電源がOFFの状態では、レンズ鏡筒20は短縮収納状態と伸長撮影状態の2つの状態、さらに、電源OFFの状態でレンズ鏡筒20の着脱が行われて、中間状態のレンズ鏡筒20が装着されている可能性もある。
本電源スイッチ13AのON時における制御によれば、これらの何れの状態においても、電源スイッチ13AのONに伴ってレンズ鏡筒20を伸長撮影状態とすることができる。
つぎに、図7のフローチャートに示す、レンズ鏡筒20が未装着の状態でカメラ10の電源がONにされた後、レンズ鏡筒20が装着された場合における制御を説明する。
カメラ10の電源がON状態で、レンズ鏡筒20が装着される(S21)と、まず、カメラ10の状態が撮影モードか否かを判断する(S22)。
ステップ22において、カメラ10の状態が撮影モードでないと判断された場合(No)には、再生モードであるとして制御を終了する。
一方、ステップ22において、カメラ10の状態が撮影モードであると判断された場合(Yes)には、つぎに、装着されたレンズ鏡筒20が伸長撮影状態か否かを判断する(S23)。
ステップ23において、レンズ鏡筒20が伸長撮影状態であると判断された場合(Yes)には、そのまま制御を終了する。
ステップ23において、レンズ鏡筒20が伸長撮影状態でないと判断された場合(No)には、つぎに、レンズ鏡筒20が中間状態か否かを判断する(S24)。
ステップ24において、レンズ鏡筒20が中間状態でないと判断された場合(No)には、カメラ10をスリープ状態とし(S25)、制御を終了する。
ステップ24において、レンズ鏡筒20が中間状態であると判断された場合(Yes)には、表示装置14に「中間状態のレンズ鏡筒20が装着されている」との警告表示を行って(S26)、制御を終了する。
上記のような制御では、電源がON状態で撮影モードのカメラ10に、短縮収納状態のレンズ鏡筒20が装着された場合には、カメラ10がスリープ状態となる。また、中間状態のレンズ鏡筒20が装着された場合には、警告表示が行われる。これにより、カメラ10にレンズ鏡筒20を装着した途端にレンズ鏡筒20が繰り出されることによる不具合を防ぐことができる。
スリープ状態のカメラ10は、操作部13の何れかの操作部材を操作することでスリープ状態が解除される。スリープ状態が解除されると、前述した図6にフローチャートを示す電源ON時と同様の制御が行われ、レンズ鏡筒20が伸長撮影状態となる。
また、カメラ10に中間状態のレンズ鏡筒20が装着されて警告表示が行われた場合には、電源スイッチ13Aを一度OFFとして再度ONとすることで、前述した図6にフローチャートを示す電源ON時の制御が行われ、レンズ鏡筒20が伸長撮影状態となる。
さらに、カメラ10が再生モードであった場合、上記制御ではレンズ鏡筒20はどのような状態であっても作動しない。この場合、モード選択ダイヤル13Cを撮影モードに切り換えることにより、前述の電源ON時と同様の制御が行われ、レンズ鏡筒20が伸長撮影状態となる。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)上記カメラ1は、そのレンズ鏡筒20が、短縮収納状態と伸長撮影状態との異なる状態を採ることができる。レンズ鏡筒20は、2個のセンサ62(第1センサ62F,第2センサ62R)と、このセンサ62によって検出される突出部61とで構成され、レンズ鏡筒20が短縮収納状態と伸長撮影状態とでは、センサ62からの出力信号の組み合わせが異なるようレンズ状態判別機構60を備えている。これにより、レンズ状態判別機構60の出力信号によってレンズ鏡筒20の状態を認識することができ、それに基づいて以後の制御が可能となる。
(2)カメラ制御装置40による、電源スイッチ13AのOFF操作時における制御によれば、カメラ制御装置40における設定登録部41の「鏡筒長短縮設定」に「電源OFF時に鏡筒長を短縮しない」を設定しておくことにより、レンズ鏡筒20を伸長撮影状態のままで電源をOFFとすることができる。これにより、次回電源をONにした際、レンズ鏡筒20の伸長動作を行うことなく直ちに撮影可能となり、初期化動作のためにシャッターチャンスを逃してしまうといった不具合を回避できる。
(3)カメラ制御装置40による、電源スイッチ13AのOFF操作時における制御によれば、レンズ鏡筒20が伸長撮影状態で電源OFFの状態で、着脱ボタン11が押圧操作されると、収縮駆動を行う。このため、「鏡筒長短縮設定」が「電源OFF時に鏡筒長を短縮しない」に設定されていても、電源OFF後に任意でレンズ鏡筒20を短縮収納状態にすることができる。また、レンズ交換するために着脱ボタン11を押圧操作すると、レンズ鏡筒20は収納動作して短縮収納状態となる。これにより、カメラ10から外された単体状態のレンズ鏡筒20は、コンパクトな短縮収納状態に一定化される。
(4)カメラ制御装置40による、電源スイッチ13AのON操作時における制御によれば、電源スイッチ13AをONすると、レンズ鏡筒20がその時点において短縮収納状態または中間状態等、どのような状態であっても伸長撮影状態とすることができる。
(5)カメラ制御装置40による、レンズ鏡筒20が未装着の状態でカメラ10の電源がONにされた後レンズ鏡筒20が装着された場合における制御によれば、電源がON状態で撮影モードのカメラ10に、短縮収納状態のレンズ鏡筒20が装着された場合には、カメラ10がスリープ状態となる。また、中間状態のレンズ鏡筒20が装着された場合には、警告表示が行われる。これにより、カメラ10にレンズ鏡筒20を装着した途端にレンズ鏡筒20が繰り出されることによる不具合を防ぐことができる。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態では、レンズ鏡筒20の伸縮制御を、レンズ制御装置50から入力されるレンズ状態情報に基づいて、カメラ10が備えるカメラ制御装置40が行うものとして説明した。しかし、レンズ状態情報の把握からカメラ制御装置40が行うように構成しても良く、また、レンズ鏡筒20の伸縮制御をレンズ制御装置50が行うように構成しても良い。さらに、カメラ制御装置40とレンズ制御装置50とで適宜分担して制御するように構成しても良い。
(2)本実施形態では、レンズ状態判別手段60におけるセンサ62(第1センサ62F,第2センサ62R)をフォトインタラプタによって構成した。しかし、検出手段はこれに限らず、検出が可能なものであれば他のどのようなものであっても良い。
(3)本実施形態では、着脱ボタン11と鏡筒長短縮スイッチ15とが連動するように構成されている。しかし、鏡筒長短縮スイッチ15は、独立して設けても良い。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1:カメラ、10:カメラ本体、11:着脱ボタン、12:撮像素子、13:操作部、13A:電源スイッチ、13B:シャッターボタン、13C:モード選択ダイヤル、14:表示装置、15:鏡筒長短縮スイッチ、20:レンズ鏡筒、21外観筒、23:伸縮筒、25:伸縮駆動モータ、30:マウント機構、10M:ボディマウント、10T:ボディ側接点、20M:レンズマウント、20T:レンズ側接点、40:カメラ制御装置、41:設定登録部、50:レンズ制御装置、60:レンズ状態判別手段、61:突出部、61A:被検出部、62:センサ、62F:第1センサ、62R:第2センサ、OA:光軸、L1:第1レンズ群

Claims (6)

  1. 焦点調節可能な光学系を有するとともに、
    該光学系の焦点調節により撮像面に対して合焦させることができる第1状態と、
    前記光学系の光軸方向に沿った長さが前記第1状態よりも短く、前記光学系の少なくとも一部が前記第1状態よりも前記撮像面側に位置し、前記撮像面に対して像を合焦させることができない第2状態と、に鏡筒の状態を変更可能なレンズ鏡筒を着脱可能であって、
    光束による像を撮像する撮像面を有する撮像手段と、
    前記撮像手段の起動時に前記レンズ鏡筒を前記第2状態から前記第1状態へ変更する変更手段と、
    前記光学系の少なくとも一部が、前記第1状態において前記光学系の制御基準となる位置にあることを検出する第1検出手段と、前記レンズ鏡筒が前記第2状態にあることを検出する第2検出手段とを備え、前記レンズ鏡筒の状態が、前記第1状態にあるか前記第2状態にあるかを判別する判別手段と、
    前記撮像手段を起動する際の前記レンズ鏡筒の状態が、前記第2状態であると判別された場合は前記変更手段により前記レンズ鏡筒を前記第1状態に変更し、前記第1状態であると判別された場合は前記第1検出手段によって前記制御基準となる位置の検出を行わないように前記変更手段を制御することにより前記第1状態を維持する制御手段とを備えること
    を特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記制御手段は、前記撮像手段を起動する際の前記レンズ鏡筒の状態が前記第2状態であると判別された場合に、前記第1検出手段によって前記光学系が前記制御基準となる位置にあることを検出するよう、前記変更手段を制御することを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または2に記載の撮像装置であって、
    前記撮像手段の起動を解除した際に前記変更手段によって前記レンズ鏡筒を前記第1状態から前記第2状態へ変更するか否かを設定可能な設定手段を備えたことを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項3に記載の撮像装置であって、
    前記レンズ鏡筒は前記撮像装置から分離可能であり、
    前記設定手段により前記第2状態へ変更しないよう設定されている場合は、前記レンズ鏡筒を前記撮像装置から分離する際に前記設定を解除し、前記第2状態へ変更する第2変更手段を備えたことを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の撮像装置であって、
    前記制御手段は、前記レンズ鏡筒を前記撮像装置に装着完了するまでは、前記変更手段による前記レンズ鏡筒の状態の変更を禁止することを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記撮像手段による撮像が可能な第1モードと、前記撮像手段による撮像が不可能な第2モードとを備え、
    前記制御手段は、前記第2モード時には前記変更手段による前記レンズ鏡筒の状態の変更を禁止することを特徴とする撮像装置。
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