JP2005031314A - カメラ - Google Patents

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Shigeo Fujishi
重男 藤司
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

【課題】簡易な手段でコンバータ鏡筒装着・非装着を認識する。
【解決手段】レンズ鏡筒6が繰り出され、コンバータ鏡筒25の後端側に設けた突出規制環27に当接すると、エンコード板37aも回転を停止するため、ロータリエンコーダ37からのパルス波の数を計測したカウント値が変化しなくなる。カウント値が変化しない時間が所定時間続くと、コンバータ鏡筒装着と認識され、コンバータ鏡筒非装着用レンズ駆動制御が用いられる。一方、カウント値が変化し続け、レンズ鏡筒6が使用位置まで繰り出されたときには、コンバータ鏡筒非装着と認識され、コンバータ鏡筒装着用レンズ駆動制御が用いられる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラに関し、更に詳しくはコンバータ鏡筒を装着できるカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カメラに搭載されたズームレンズでは得られない範囲の焦点距離で撮影を行いたい場合、コンバージョンレンズを組み込んだコンバータ鏡筒を装着するのが一般的である。コンバージョンレンズには、焦点距離を伸ばすためのテレコンバージョンレンズや焦点距離を短縮するためのワイドコンバージョンレンズ、最短撮影距離を短くするためのマクロコンバージョンレンズ等が知られている。
【0003】
これらのコンバージョンレンズを組み込んだコンバータ鏡筒を装着すると、撮影の際、ズームする範囲によっては画質低下が生じるおそれがある。例えば、テレコンバージョンレンズでは、カメラに搭載されたズームレンズでは得られない望遠効果を得ることを目的に使用される。したがって、ズームレンズをテレ側で使用する場合には、良好な画質を維持できるものの、ズームレンズをワイド側で使用する場合には、ピントのずれ、収差等により画質が低下しやすくなる。そこで、コンバータ鏡筒が装着されているか否かをカメラ側で検知し、組み込まれたコンバージョンレンズに適したレンズ駆動制御を行うことが効果的である。
【0004】
従来は、カメラ本体に、コンバータ鏡筒装着時にはオン、コンバータ鏡筒非装着時にはオフになるようなスイッチを設け、コンバータ鏡筒の装着を認識するのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような方法は、カメラ本体のコンバータ鏡筒装着部近傍にスイッチ及び配線等を設けなければならず、機構が複雑になる。さらに、コンバージョンレンズ非装着時にはスイッチ等が露出するため、見た目にも煩雑になる等の問題点が挙げられる。
【0006】
そこで、本発明では、より簡易にコンバータ鏡筒の装着を認識し、組み込まれたコンバージョンレンズに応じたレンズ駆動制御方法を選択できるカメラの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、レンズ鏡筒の繰り出し時にコンバータ鏡筒との当接によりレンズ鏡筒の繰り出しが機械的に停止されたことを検知する検知手段を備え、この検知手段からの検知信号に応答してレンズ鏡筒の繰り出しを中止させるとともに、レンズ鏡筒に組み込まれた光学系の制御態様がコンバージョンレンズとの組み合わせに適合するように切り替えられるようにすることで、使用するコンバージョンレンズに適した撮影条件に設定されるようにしている。
【0008】
また、コンバータ鏡筒は、カメラ本体に直接装着されるのではなくアダプタリングを介して装着されることで、コンバータ鏡筒非装着時でのカメラの外観デザインの良化を図っている。
【0009】
レンズ鏡筒の繰り出しが機械的に停止されたことを検知する検知手段は、レンズ鏡筒を沈胴位置から突出させる繰り出し信号が発生されているときに、レンズ鏡筒の繰り出し量を検知するセンサからの信号が所定時間不変であることをもって判断するため、簡易な機構となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
デジタルカメラ2の外観を示す図1において、カメラ本体3の前面に固定筒4が設けられ、その内側に撮影レンズを組み込んだレンズ鏡筒6が光軸方向に移動自在に設けられている。レンズ鏡筒6は、電源スイッチ7をオフ操作したときに自動的に図1に示す沈胴位置に後退し、電源スイッチ7をオン操作したときには、同図中に破線で示すように一定の使用位置まで突出する。
【0011】
撮影レンズはズームレンズ8で構成され、レンズ鏡筒6を使用位置に突出させてからズーミング操作を行うと、レンズ鏡筒6の内部に設けられたズームモーター11(図2参照)が駆動され、レンズ鏡筒6を使用位置で停止させたまま鏡筒内部の変倍レンズが移動してズーミングが行われる。また、レンズ鏡筒6にはフォーカスモーター12(図2参照)も組み込まれ、後述するCCDイメージセンサ13(図2参照)から得られるコントラスト情報を評価しながらフォーカスモーター12が駆動され、レンズ鏡筒6を移動させることなくフィードバック方式でフォーカスレンズの移動調節が行われる。なお、ズームモーター11、フォーカスモーター12、CCDイメージセンサ13等の信号伝達は、信号線14を用いて行われる。
【0012】
カメラ本体3には、その上面にレリーズボタン16、モード操作部17が設けられ、その背面には図3に示すズーム操作部18、LCDモニタ19、各種設定部20、録音ボタン21が設けられている。LCDモニタ19にはCCDイメージセンサ13からの撮像信号に基づいてスルー画の表示が行われる。なお、符号22は光学ファインダの接眼部を表し、電源消耗を防ぐためにLCDモニタ19をオフにしても光学ファインダを通して被写体の観察を行うことができるようになっている。
【0013】
図2にも示すように、固定筒4の先端部にはバヨネット結合によりレンズフード型のアダプタリング24を装着することができる。アダプタリング24を装着したままでもレンズ鏡筒6を繰り出し/繰り込み動作させることが可能である。レンズ鏡筒6を使用位置に突出させたときには、レンズ鏡筒6の先端がアダプタリング24の先端近くまで移動してくるが、特に撮影レンズをワイド側で使用するときには撮影画角外からの有害光が入射することを防ぐ作用がある。
【0014】
アダプタリング24にはさらにバヨネット結合によりコンバータ鏡筒25を装着することができる。このコンバータ鏡筒25にはテレコンバージョンレンズ26が組み込まれ、撮影レンズの焦点距離を1.5倍にする。撮影レンズの焦点距離の可変範囲が38mm〜228mm相当(135mm写真カメラ換算)であるとき、これを57mm〜342mm相当に変換する。ただし、焦点距離57mm〜85mm相当の範囲では、近〜中距離の被写体に対してピント合わせをするときのフォーカスレンズの移動量が大きくなりすぎること、また収差によって画像品質が低下することなどから、焦点距離の可変範囲は85mm〜342mm相当に抑えられるようになっている。
【0015】
図2に示すように、コンバータ鏡筒25の後端には突出規制環27が固着されている。コンバータ鏡筒25をアダプタリング24に正しく装着したときには、突出規制環27の後端面は常に光軸上の一定位置にくる。また、突出規制環27の後端面はレンズ鏡筒6の繰り出し移動範囲を前側から制限し、レンズ鏡筒6を沈胴位置から使用位置に突出させる途中の中間停止位置でレンズ鏡筒6の前端面を受け止めてレンズ鏡筒6の繰り出しを機械的に停止させる。
【0016】
レンズ鏡筒6の繰り出し/繰り込みは、固定筒4の内部で回転するヘリコイド筒28によって行われる。レンズ鏡筒6の後端側にヘリコイド環29が固着され、その外周に形成されたヘリコイド条がヘリコイド筒28の内周に形成されたヘリコイド条に螺合している。ヘリコイド筒28が回転し、それに伴いヘリコイド環29が直進ガイド30に沿って移動することでレンズ鏡筒6は繰り出し/繰り込みをする。
【0017】
ヘリコイド筒28は、鏡筒モーター31の駆動力がギア群33等により伝達されて回転する。鏡筒モーター31が駆動すると、駆動力がギア33aとギア33bを経てヘリコイド筒28の外周に設けられたギア28aに伝わりヘリコイド筒28を回転させるようになっている。ヘリコイド筒28の後端には遮光板34が固着され、ヘリコイド筒28の回転とともに周上を移動する。この遮光板34が図2の破線で示したように第一フォトインタラプタ35に検知されるときにレンズ鏡筒6は沈胴位置にあり、また、遮光板34が第二フォトインタラプタ(図示なし)に検知されるときにレンズ鏡筒6は使用位置にあるようにそれぞれが配置されている。なお、第一フォトインタラプタ35及び第二フォトインタラプタ(図示なし)はカメラ本体3に固着されている。
【0018】
鏡筒モーター31のモーター軸31aとギア33aの間にはスリップ機構36が設けられ、モーター軸31aとギア33bの間に一定の負荷がかかるときに駆動力を逃がしてモーター軸31aを空転させる。そのため、スリップ機構36が働くと、鏡筒モーター31の駆動力はギア群33には伝達されない。
【0019】
ギア33bの後側には、エンコード板37aとフォトセンサ37bにより構成されるロータリエンコーダ37が設けられている。エンコード板37aは、ギア33bとともに回転する軸38に固定されており、放射状スリットを多数有している。エンコード板37aが回転すると、カメラ本体3に固定されたフォトセンサ37bからの光を通過させるか遮るかする。ロータリエンコーダ37はこれをパルス波として後述するシステム制御部42(図3参照)へ出力する。システム制御部42では、パルス数をカウントしカウント値を記憶する。
【0020】
システム制御部42では前述のカウント値を監視しており、レンズ鏡筒6へ繰り出し信号を発しているにも拘らずカウント値が変化しないときはタイマー39(図3参照)が駆動される。システム制御部42では、タイマー39が所定時間以上継続して駆動されるとレンズ鏡筒6が機械的に停止されたと判断する。
【0021】
図3の電気的構成の概略において、システム制御部42には、操作部43、ロータリエンコーダ37、第一フォトインタラプタ35、第二フォトインタラプタ(図示なし)からの信号等が送られる。ズームレンズ8の背後には、CCDドライバ44に駆動されるCCDイメージセンサ13が配置され、光学的な被写体像を電気的な撮像信号に変換して出力している。撮像信号は、CDS/AGC回路45によりノイズ抑圧及びレベル増幅の後、A/D変換器46によってデジタル変換して画像データが生成され、画像データ処理回路47に入力される。
【0022】
画像データ処理回路47では、入力された画像データを基に、輪郭補正、ガンマ補正、ホワイトクリップ等の処理が行われた画像データを生成する。生成された画像データは画像再生処理回路48に入力され、再生処理された後、LCDドライバ49の駆動により、LCDモニタ19に表示される。
【0023】
レリーズボタン16を押圧すると、静止画撮影モードでは静止画像データが、動画撮影モードでは動画像データが圧縮伸長処理回路52に入力される。圧縮伸長処理回路52では、画像データを効率的に記録メディア53に保存できるよう圧縮処理が行われる。圧縮処理された画像データは、メディアコントロール回路54の駆動により、記録メディア53に保存される。
【0024】
音声に関しては、静止画撮影モード時には、静止画の画像データを記録した後の所定時間内に、撮影者が録音ボタン21を押しながら話したメッセージがマイク58に取得され音声信号となる。音声信号はA/D変換器59により音声データになり、音声処理回路60による処理を経た後、その静止画の画像データと関連づけられて記録メディア53に保存される。動画撮影モード時には、撮影時にマイク58が有効化されるとともに、動画の画像データを記録した後所定時間内に撮影者が録音ボタン21を押しながら話したメッセージがその動画の画像データを関連づけられて記録メディア53に保存される。
【0025】
記録メディア53に保存されている画像データ及び音声データは、再生モード時においてメディアコントロール回路54の駆動により読み出され、圧縮伸長処理回路52にて伸長処理される。その後、画像データは画像再生処理回路48に送られ、LCDモニタ19に表示される。同時に、音声データは、音声再生処理回路61に送られ、スピーカー62において音声として出力される。
【0026】
なお、画像データは、画像再生処理回路48からビデオエンコード回路65に送られ、デジタル信号である画像データからアナログ信号である画像信号に変換されることで、デジタルカメラ2の外部のTVモニタ66に映像として出力することもできる。この際、カメラ本体3とTVモニタ66をつなぐコネクタ67による接続が必要である。
【0027】
以下、上記構成による作用について説明する。撮影者は、被写体を撮影する際、レンズ鏡筒6に組み込まれたズームレンズ8では拡大倍率が十分でないと判断した場合に、テレコンバージョンレンズ26の組み込まれたコンバータ鏡筒25をアダプタリング24を介して装着する。レンズ鏡筒6に組み込まれたズームレンズ8で十分と判断した場合には、何も装着しなくてもよいし、有害光の入射防止及び外観デザインを考慮してアダプタリング24のみを装着してもよい。
【0028】
撮影者がモード操作部17を操作して静止画撮影モード又は動画撮影モードにし、電源スイッチ7をオン操作すると、レンズ鏡筒6を沈胴位置から突出させる繰り出し信号が発せられる。繰り出し信号は、レンズ鏡筒6が使用位置まで繰り出されるまで、つまりヘリコイド筒28に設けられた遮光板34が第二フォトインタラプタ(図示なし)に検知されるまで発せられる。
【0029】
繰り出し信号が発せられると、鏡筒モーター31は正回転を始め、レンズ鏡筒6が繰り出される。コンバータ鏡筒装着の場合には、レンズ鏡筒6の前端面が突出規制環27の後端面に当接し中間停止位置で制止させられる。すると、モーター軸31aとギア33aの間に大きな負荷がかかりスリップ機構36が働くため、ギア群33には鏡筒モーター31の駆動力は伝わらなくなる。エンコード板37aも回転を停止しパルス波を送らなくなるため、システム制御部42では計測していたカウント値が増加しなくなる。図4に示すように、レンズ鏡筒繰り出し信号が発せられているにも拘らずカウント値が変化しない時間が所定時間継続されると、システム制御部42においてレンズ鏡筒6は機械的に停止していると判断され、さらにコンバータ鏡筒装着と認識される。その後、鏡筒モーター31は駆動停止を指示される。
【0030】
一方、コンバータ鏡筒非装着の場合には、レンズ鏡筒6は、繰り出し途中で機械的に制止されることなく使用位置まで繰り出される。レンズ鏡筒6が使用位置まで繰り出されると、システム制御部42では鏡筒モーター31の駆動停止を指示し、レンズ鏡筒6は繰り出しをやめる。カウント値は増加を続けていたため、システム制御部42においてレンズ鏡筒6は機械的に停止されることはなかったと判断され、さらにコンバータ鏡筒非装着と認識される。
【0031】
図5に示すように、コンバータ鏡筒装着と認識された場合には、撮影レンズの焦点距離の可変範囲を85mm〜342mm相当とするコンバータ鏡筒装着用レンズ駆動制御が選択される。一方、コンバータ鏡筒非装着と認識された場合には、38mm〜228mm相当とするコンバータ鏡筒非装着用レンズ駆動制御が選択される。
【0032】
コンバータ鏡筒装着・非装着が認識され、それぞれのレンズ駆動制御が選択されると、撮影が可能となり、LCDモニタ19にはスルー画が表示される。ファインダ又はLCDモニタ19を見ながらズーム操作部18を操作すれば、それぞれのレンズ駆動制御により定められた焦点距離範囲の中でズームレンズ8が移動し、撮影者は望みのズームとすることができる。なお、撮影者のズーム操作と同時に、自動でピント調節が行われる。
【0033】
静止画撮影モードに設定し、レリーズボタン16を押圧すると、その時点で得られた画像データが記録メディア53に保存される。撮影の後、操作部43の録音ボタン55を押圧して取得した音声は、画像と関連づけられて記録メディア53に保存される。動画撮影モードに設定し、レリーズボタン16を押圧すると、動画の撮影が開始され、再びレリーズボタン16を押圧するまで継続される。動画モードの場合には、撮影と同時に動画及び音声が記録メディア53に保存される。記録メディア53に保存された画像及び音声は、モード操作部17で再生モードに設定することによりLCDモニタ19及びスピーカー62での再生が可能となる。
【0034】
撮影を終え、電源スイッチ7をオフ操作すると、システム制御部42でレンズ鏡筒繰り込み信号が発せられる。繰り込み信号は、レンズ鏡筒6が沈胴位置まで繰り込まれるまで、つまり遮光板34が第一フォトインタラプタ35に検知されるまで発せられる。繰り込み信号が発せられると鏡筒モーター31は逆回転し、使用位置又は中間停止位置に突出していたレンズ鏡筒6が沈胴位置まで繰り込まれる。またオフ操作に伴い、CCDイメージセンサ13やLCDモニタ19等の作動が停止される。オフ操作の後、コンバータ鏡筒25及びアダプタリング24をカメラ本体3から取り外せば、デジタルカメラ2を運びやすくまとめることができる。
【0035】
撮影途中でコンバータ鏡筒25を外して撮影を行いたいときには、コンバータ鏡筒25を外した後、各種設定部20を操作することで、それまで適用されてきたコンバータ鏡筒装着用レンズ駆動制御から非装着用レンズ駆動制御へと切り替えることができる。その際には、レンズ鏡筒6は、中間停止位置から使用位置まで繰り出される。
【0036】
なお、上記実施例では、デジタルカメラ2を用いて説明したが、フィルムカメラでもよい。また、上記実施例ではアダプタリング24を用いたが、コンバータ鏡筒25を直接カメラ本体3に取り付ける構造としてもよい。
【0037】
上記実施例では、ズーム操作時にレンズ鏡筒6が停止して組み込まれた撮影レンズのみが移動していたが、レンズ鏡筒自身が同時に移動してもよい。
【0038】
上記実施例では、テレコンバージョンレンズ26を組み込んだコンバータ鏡筒25を用いて説明したが、ワイドコンバージョンレンズやマクロコンバージョンレンズ等を組み込んだコンバータ鏡筒を使用する場合には、コンバータ鏡筒に設けられた突出規制環の光軸方向の長さを違えることによりレンズ鏡筒の停止位置を変え、ロータリエンコーダ37から取得したカウント値の違いによって種類を判断してもよい。コンバータ鏡筒の種類が判断できたときには、組み込まれたコンバージョンレンズに適したレンズ駆動制御を用いるのが効果的である。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、本発明のカメラによれば、レンズ鏡筒の繰り出し途中での機械的な停止を検知することで、簡易にコンバータ鏡筒装着を認識できるため、コンバータ鏡筒装着時に適したレンズ駆動制御を適用し、良好な撮影環境を整えることができる。また、アダプタリングを用いることで、カメラの外観デザインの良化を図っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラの外観斜視図である。
【図2】カメラの要部断面図である。
【図3】カメラのシステム構成を示すブロック図である。
【図4】コンバータ鏡筒装着判定時の処理を示すフローチャートである。
【図5】レンズ駆動制御選択時の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 デジタルカメラ
3 カメラ本体
6 レンズ鏡筒
7 電源スイッチ
24 アダプタリング
25 コンバータ鏡筒
26 テレコンバージョンレンズ
27 突出規制環
37 ロータリエンコーダ
37a エンコード板
37b フォトセンサ
39 タイマー

Claims (3)

  1. 沈胴式のレンズ鏡筒を有し、このレンズ鏡筒の前方に位置するように、コンバージョンレンズを組み込んだコンバータ鏡筒がカメラ本体に装着されるカメラにおいて、
    前記レンズ鏡筒の繰り出し時にコンバータ鏡筒との当接によりレンズ鏡筒の繰り出しが機械的に停止されたことを検知する検知手段を備え、この検知手段からの検知信号に応答してレンズ鏡筒の繰り出しを中止させるとともに、レンズ鏡筒に組み込まれた光学系の制御態様がコンバージョンレンズとの組み合わせに適合するように切り替えられることを特徴とするカメラ。
  2. コンバータ鏡筒は、カメラ本体に装着されるアダプタリングを介してカメラ本体に装着されることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 前記検知手段は、レンズ鏡筒を沈胴位置から突出させる繰り出し信号が発生されているときに、レンズ鏡筒の繰り出し量を検知するセンサからの信号が所定時間不変であることをもってレンズ鏡筒の繰り出しが機械的に停止されたものと検知することを特徴とする請求項1または2記載のカメラ。
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