JP2010026120A - カメラシステム及びアダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】アダプタにて連結したレンズ側にてオートフォーカスが出来ない場合であっても、オートフォーカスを可能とするカメラシステム及びアダプタを提供する。
【解決手段】第1のカメラシステムに対応したカメラ本体30を一方の着脱部に取り付け可能で、かつ第1のカメラシステムのイメージサークルとは異なるイメージサークルを有する第2のカメラシステムに対応した交換レンズ20を他方の着脱部に取り付け可能なアダプタ50であって、アダプタ50は、カメラ本体30及び交換レンズ20間の撮影光路中に、ワイドコンバージョン光学系51を配置し、ワイドコンバージョン光学系51と上記第2のカメラシステムに対応した交換レンズ20を光軸方向に一体で移動可能とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、カメラシステム及びアダプタに関し、詳しくは、異なるカメラシステム間で使用するアダプタとこれを用いたカメラシステムに関する。
近年、撮影装置としてはデジタルカメラが一般的に用いられている。従来はフィルムカメラが一般的に使用されており、このフィルムカメラ用の交換レンズをデジタルカメラにも装着できるようにしたアダプタが市販されている。
例えば、特許文献1には、本来の有効サイズよりも小さい有効画面のカメラ本体に装着するためのマウント変換用のアダプタが開示されている。このアダプタは、35ミリ銀塩カメラの交換レンズをスチルビデオカメラ本体に装着するためのものであって、アダプタを介挿することにより、さらに、交換レンズによるピント合わせが不十分な場合に、補助的にピント合わせを行うことができる。
特開平1−284811号公報
すなわち、特許文献1に開示のアダプタによれば、カメラ本体で求めた焦点ズレ量に基づいて交換レンズでピント合わせを行い、その後、再度、焦点ズレ量を求め、これに基づいてアダプタ内のアダプタレンズを移動させて補助的にピント合わせを行うようにしている。
このように、イメージサークルの異なるカメラシステム間でも、交換レンズを利用できるようにしたアダプタは提案されている。しかし、特許文献1に開示のアダプタでは、交換レンズにオートフォーカス(AF)機構が搭載されている場合には、オートフォーカスが可能であるが、AF機構が搭載されていない場合マニュアルフォーカスレンズ、またはAF機構が機能しないレンズでは、AFで自動焦点調節を行うことができない。あるいは、AF機構が搭載されているレンズであってもアダプタを装着することにより、AF可能な距離範囲に制限が発生し、AF不能となる場合もある。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、アダプタにて連結したレンズ側にてオートフォーカスが出来ない場合であっても、オートフォーカスを可能とするカメラシステム及びアダプタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わるカメラシステムは、第1のカメラシステムに対応したカメラを一方の着脱部に取り付け可能で、かつ第1のカメラシステムのイメージサークルとは異なるイメージサークルを有する第2のカメラシステムに対応した交換レンズを他方の着脱部に取り付け可能なアダプタを有するカメラシステムにおいて、上記アダプタは、カメラ及び交換レンズ間の撮影光路中に、ワイドコンバージョン光学系を配置し、上記ワイドコンバージョン光学系と上記第2のカメラシステムに対応した交換レンズを光軸方向に一体で移動可能とする。
第2の発明に係わるカメラシステムは、上記第1の発明において、上記ワイドコンバージョン光学系と上記第2のカメラシステムに対応した交換レンズは、上記第1のカメラシステムに対応したカメラからのオートフォーカス情報に基づいて焦点調節制御がなされる。
第3の発明に係わるカメラシステムは、上記第2の発明において、上記カメラのオートフォーカス方式は、山登りAF方式である。
第4の発明に係わるカメラシステムは、上記第1の発明において、上記第1のカメラシステムのイメージサークルΦd1と、上記第2のカメラシステムのイメージサークルΦd2は、Φd1<Φd2の関係である。
第5の発明に係わるカメラシステムは、上記第1の発明において、上記カメラは、上記第2のカメラシステムに対応した交換レンズから、レンズ情報を入力する入力手段と、上記アダプタ内の光学系の光学情報を取得する取得手段と、上記ワイドコンバージョン光学系と上記第2のカメラシステムに対応した交換レンズの焦点調節を行う焦点調節手段と、を有し、上記焦点調節手段は、上記入力手段により入力されたレンズ情報と上記取得手段により取得された光学系情報とに基づいて焦点調節制御を行う。
第6の発明に係わるアダプタは、第1のカメラシステムに対応したカメラを、一方の着脱部に取り付け可能で、第1のカメラシステムのイメージサークルとは異なるイメージサークルを有する第2のカメラシステムに対応した交換レンズを他方の着脱部に取り付け可能なアダプタにおいて、撮影光路内にワイドコンバージョン光学系を配置するとともに、上記ワイドコンバージョン光学系と上記第2のカメラシステムに対応した交換レンズとを光軸方向に一体で移動可能とする。
第7の発明に係わるアダプタは、第1のカメラシステムに対応したカメラを一方の着脱部に取り付け可能で、かつ第1のカメラシステムとは異なる第2のカメラシステムに対応した交換レンズを他方の着脱部に取り付け可能なアダプタにおいて、上記アダプタは、カメラ及び交換レンズ間の撮影光路中に、上記第2のカメラシステム用の交換レンズから、上記第1のカメラシステムに適合するように被写体像を変換するためのアダプタ光学系を配置し、上記アダプタ光学系内のフォーカスレンズを光軸方向に移動させると、上記交換レンズを光軸方向に一体で移動可能とする。
第8の発明に係わるアダプタは、上記第7の発明において、上記カメラからレンズ駆動信号を入力し、このレンズ駆動信号に基づいて上記フォーカスレンズを駆動する光学系駆動機構を有する。
本発明によれば、アダプタにて連結したレンズ側にてオートフォーカスが出来ない場合であっても、オートフォーカスを可能とするカメラシステム及びアダプタを提供することができる。
以下、図面に従って本発明を適用したデジタルカメラを用いて好ましい一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係わるデジタルカメラの内部機構について、交換レンズの光軸方向に沿った内部構成ブロック図であり、図2は、このデジタルカメラの正面側から見た外観斜視図である。
デジタルカメラは交換レンズ10とカメラ本体30とから構成されている。交換レンズ10およびカメラ本体30は、第1のカメラシステムに適合している。交換レンズ10内には、撮影光学系11が配置されており、この撮影光学系11によって被写体像が形成される。なお、撮影光学系11のイメージサークルはΦd1である。
カメラ本体30内には、フォーカルプレーンシャッタ31、撮像素子32、液晶モニタ33、およびファインダ34等が配置されている。フォーカルプレーンシャッタ31は、撮影光学系11の光軸上に配置されており、被写体光束を所定の露光時間の間だけ、通過させる。
フォーカルプレーンシャッタ31の背後であって、かつ撮影光学系11の光軸上の被写体像の結像平面近傍に、撮像素子32が配置されている。この撮像素子32は、撮影光学系11によって結像された被写体像を光電変換し、画像信号を出力する。撮像素子32としては、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の2次元撮像素子を利用することができる。撮像素子32のサイズは、撮影光学系11のイメージサークルΦd1を考慮して決められている。
撮像素子32の背後には、液晶モニタ33が配置されている。液晶モニタ33はライブビュー表示、記録済みの画像データの再生表示および各種メニューモード等の各種表示を行う。なお、液晶モニタ33はカメラ本体30の背面に表示面が露出するように配置されるが、撮影者が観察できる位置であれば、背面に限らないし、また液晶に限らず有機ELディスプレイ等、他の表示装置でも構わない。さらに、固定式に限らず、可動式のモニタであってもよい。
カメラ本体30内部の上部には、ファインダ34が配置されている。このファインダ34は、電子ビューファインダ(EVF)であり、撮像素子32によって取得された画像信号に基づいて被写体像を表示する小型の液晶モニタ34a(図8参照)と、この液晶モニタ34aを観察するための接眼光学系等から構成されている。ファインダ34および液晶モニタ33のいずれによっても、被写体像を観察することができる。
カメラ本体30の上面には、図2に示すように、レリーズ釦35が配置されている。レリーズ釦35の半押しによってピント合わせや測光等の撮影準備動作を行い、全押しによって露光等の撮影動作を行う。
次に、第1のカメラシステムに適合しているカメラ本体30に、第2のカメラシステムに適合している交換レンズ20を装着する場合について説明する。図3は、交換レンズ20をマウント変換用のアダプタ40を介してカメラ本体30に装着した状態における、撮影光学系21の光軸方向に沿った内部構成ブロック図である。
交換レンズ20内には、第1のカメラシステムとは異なる第2のカメラシステムに適合した撮影光学系21が配置されている。この撮影光学系21のフランジバックは、撮影光学系11のフランジバックより長く、またイメージサークルはΦd1より大きいΦd2(すなわち、Φd1<Φd2)で設計されている。このため、撮像素子32は、イメージサークルΦd2によって形成される被写体像の全部を撮像することができない。
アダプタ40の一方側は交換レンズ20の装着面に着脱するための脱着部が設けられており、一方、アダプタ40の他方側にはカメラ本体30の装着面に着脱するための脱着部が設けられている。また、アダプタ40の内部には、光学系は配置されておらず、撮影光学系21による被写体光束をそのままカメラ本体30側に通過させる。なお、アダプタ40には、カメラ本体30と交換レンズ20との間で通信を行うための通信ラインとそのための通信端子を設けても良い。
次に、このカメラ本体30に、本発明の一実施形態におけるワイドコンバージョン光学系を内蔵したアダプタ50を装着する場合について説明する。図4は、交換レンズ20をアダプタ50を介してカメラ本体30に装着した状態における、撮影光学系21の光軸方向に沿った内部構成ブロック図である。
図4における交換レンズ20の撮影光学系21は、図3に示したものと同じであり、イメージサークルはΦd2である。また、カメラ本体30も図3に示したものと同じである。アダプタ50の一方側は、交換レンズ20の装着面に着脱するための脱着部が設けられており、またアダプタ50の他方側は、カメラ本体30の装着面に着脱するための脱着部が設けられている。なお、アダプタ50には、カメラ本体30と交換レンズ20との間で通信を行うための通信ラインとそのための通信端子が設けられている。
また、アダプタ50の内部であって、撮影光学系21の光路中には、ワイドコンバージョン光学系51が設けられている。このワイドコンバージョン光学系51の倍率は、
倍率=Φd1/Φd2
である。
ワイドコンバージョン光学系51の倍率を、Φd1/Φd2とした場合における、液晶モニタ33またはファインダ34における被写体像の表示について、図5を用いて説明する。図5(a)は、イメージサークルΦd2の交換レンズ20を、この交換レンズ20を用いる第2のカメラシステムに適合したカメラ本体(不図示)に装着した場合において、液晶モニタ33等における表示を示す。
図5(b)は図3に示すようなイメージサークルΦd2の交換レンズ20をアダプタ40を介して、第1のカメラシステムに適合したカメラ本体30に装着した場合において、液晶モニタ33等における表示を示す。また、図5(c)は図4に示すようなイメージサークルΦd2の交換レンズ20をアダプタ50を介してカメラ本体30に装着した場合において、液晶モニタ33等における表示を示す。
図5(a)は、イメージサークルΦd2が大きいレンズの本来の画角を示しており、この被写体を、マウント変換用のアダプタ40を介してカメラ本体30に装着すると、イメージサークルΦd2のうちの一部分しか撮像しないことから、図5(b)に示すように、望遠系のレンズで撮影したように、拡大された画像となる。
一方、交換レンズ20をワイドコンバージョン光学系51の内蔵のアダプタ50を介してカメラ本体30に装着すると、ワイドコンバージョン光学系51によって、図5(a)とほぼ同様な画角で被写体像を生成する。すなわち、ワイドコンバージョン光学系51の倍率がΦd1/Φd2であることから、イメージサークルがほぼΦd1となり、このため、交換レンズ20の本来のシステムで使用する場合とほぼ同じ画角の被写体像を形成することができる。
なお、本実施形態の説明においては、コンバージョン光学系51の倍率をΦd1/Φd2としたが、同一でなくても良く、例えば、倍率=2×Φd1/Φd2としても良い。この場合には、同じ画角とはならないが、コンバージョン光学系51の倍率に応じた画角となる。
また、本実施形態においては、イメージサークルがΦd1<Φd2となるように、アダプタ50の内蔵光学系を決めていたが、これに限らず、焦点距離が短焦点距離となるように決めてもよい。すなわち、交換レンズ20の焦点距離より、交換レンズ20とアダプタ50の合成内蔵光学系の焦点距離を短焦点距離とすれば良い。
このように、本実施形態においては、アダプタ50は、カメラ及び交換レンズ間の撮影光路中に、ワイドコンバージョン光学系51を配置している。このため、本来の画角により近い画角での撮影を可能としている。
また、このアダプタ50はカメラ本体30側からのレンズ駆動信号に基づいて、ワイドコンバージョン光学系51が移動すると、交換レンズ20が光軸方向に一体に移動可能となっている。アダプタ50の構成について、図6及び図7を用いて説明する。図6は、アダプタ50の光軸方向に沿っての断面図であり、図7はアダプタ50の分解斜視図である。
レンズマウント61は、カメラ本体30に着脱および位置決め部材であり、カメラ本体30に装着時には、カメラ本体30に固定される。支持枠62は、レンズマウント61と一体に構成され、この支持枠62に外筒67が一体に固定されている。外筒67の内側には、回転枠66が配置されており、この回転枠66の内周面にはネジ66aが設けられている。
回転枠66の内側には、移動枠65が配置され、移動枠65の一部外周面には台形ネジ65aが設けられている。この台形ネジ65aとネジ66aは螺合し、ヘリコイドを構成している。また、移動枠65には、回転を禁止し直進させるための直進ガイド64が光軸方向に沿って緩挿されている。移動枠65の内側には、ワイドコンバージョン光学系51が配置されている。また、移動枠65の交換レンズ30側の端面には、ボディマウント68が一体に設けられている。
回転枠66のカメラ本体30側の端面と支持枠62の間には、超音波モータを構成するアクチュエータ63が配置され、アクチュエータ63は、回転枠66の端面を圧接している。このため、アクチュエータ63が超音波振動すると、回転枠66は両方向に回転可能である。また、アクチュエータ63の近傍には、超音波モータを駆動するための回路や、レンズCPU111等を有する回路基板69が配置されている。
次に、アダプタ50の動作について説明する。レンズマウント61によってカメラ本体30に装着可能であり、またボディマウント68によって交換レンズ20に装着可能である。超音波モータを構成するアクチュエータ63が超音波振動波によって回転枠66を回転させると、台形ネジ65a、ネジ66aに回転力が伝達されるが、直進ガイド64が緩挿されていることから、移動枠65は直進方向のみに移動する。
移動枠65が光軸方向に移動すると、ワイドコンバージョン光学系51も光軸方向に移動する。同様に、ボディマウント68において一体化されている交換レンズ20も光軸方向に移動する。したがって、超音波モータによって移動枠65が光軸方向に移動させることによって、交換レンズ20も光軸方向に一体で移動する。
次に、交換レンズ20、カメラ本体30、アダプタ50からなるカメラシステムについて説明するが、その前に、交換レンズ20とカメラ本体30について、図8を用いて説明する。図8は、交換レンズ20およびカメラ本体30の電気回路を示すブロック図である。
交換レンズ20の内部には、焦点調節および焦点距離調節用の撮影光学系21と、開口量を調節するための絞り103が配置されている。撮影光学系21は光学系駆動機構107によって駆動され、絞り103は絞り駆動機構109によって駆動されるよう接続されている。
光学系駆動機構107および絞り駆動機構109は、それぞれレンズCPU111に接続されており、このレンズCPU111は通信接点300を介してカメラ本体30に接続されている。レンズCPU111は交換レンズ20内の制御を行うものであり、光学系駆動機構107を制御して撮影光学系21のピント合わせや、ズーム駆動を行うとともに、絞り駆動機構109を制御して絞り値制御を行う。また、レンズCPU111は、交換レンズ20に関する情報やデータを記憶しており、カメラ本体30に送信可能である。
撮影光学系21の撮影光軸上には、フォーカルプレーンシャッタ31、赤外カットフィルタ・ローパスフィルタ217と撮像素子32が配置されている。フォーカルプレーンシャッタ31は、シャッタ駆動機構213によって駆動され、前述したように、所定時間の間、撮影光学系21を通過した被写体光束を撮像素子32へ通過させる。
赤外カットフィルタ・ローパスフィルタ217は、被写体光束から赤外光成分と、高周波成分を除去するための光学フィルタである。撮像素子32は、前述したように、撮影光学系21によって結像される被写体像を電気信号に光電変換する
撮像素子32は撮像素子駆動回路223に接続され、この撮像素子駆動回路223によって、撮像素子32から画像信号の読出し等が行われる。撮像素子駆動回路223は、後述する入出力回路271を介して制御信号を入力する。撮像素子駆動回路223の出力は、画像処理回路257に接続されている。
画像処理回路257は、読み出された画像信号のAD変換や、ライブビュー表示のための画素間引き処理のための切り出し処理等の画像処理のための前処理を行なう。また、画像処理回路257は、デジタル画像データのデジタル的増幅(デジタルゲイン調整処理)、色補正、ガンマ(γ)補正、コントラスト補正、ライブビュー表示用画像生成等の各種の画像処理も行なう。
画像処理回路257は、データバス252に接続されている。このデータバス252には、シーケンスコントローラ(以下、「ボディCPU」と称す)251、圧縮伸張回路259、ビデオ信号出力回路261、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)制御回路265、入出力回路271、通信回路273、記録媒体制御回路275、フラッシュメモリ制御回路279、スイッチ検知回路283が接続されている。
データバス252に接続されているボディCPU251は、フラッシュメモリ281に記録されているプログラムに従って、このデジタルカメラの動作を制御するものである。データバス252に接続された圧縮伸張回路259はSDRAM267に記憶された画像データをJPEGやTIFF等の圧縮方式で圧縮し、また記録媒体277に記録されている圧縮された画像データを伸張するための回路である。なお、画像圧縮・伸張はJPEGやTIFFに限らず、他の圧縮方式も適用できる。
ビデオ信号出力回路261は液晶モニタ駆動回路263に接続され、この液晶モニタ駆動回路263には、液晶モニタ33とファインダ内液晶モニタ34aに接続されている。ビデオ信号出力回路261は、SDRAM267、記録媒体277に記憶された画像データを、液晶モニタ33やファインダ内液晶モニタ34aに表示するためのビデオ信号に変換するための回路である。
液晶モニタ26は、カメラ本体30の背面に配置されるが、撮影者が観察できる位置であれば、背面に限らない。また、ファインダ内液晶モニタ34aは、前述したように、ファインダ34内に配置された液晶モニタである。なお、本実施形態においては、モニタとしては液晶モニタを用いているが、液晶モニタに限らず、有機EL等、他の表示装置でも構わない。
SDRAM267は、SDRAM制御回路265を介してデータバス252に接続されており、このSDRAM267は、画像処理回路257によって画像処理された画像データまたは圧縮伸長回路259によって圧縮された画像データを一時的に記憶するためのバッファメモリである。上述の撮像素子駆動回路223に接続される入出力回路271は、データバス252を介してボディCPU251等の各回路とデータの入出力を制御する。
レンズCPU111と通信接点300を介して接続された通信回路273は、データバス252に接続され、ボディCPU251等とのデータのやりとりや制御命令の通信を行う。データバス252に接続された記録媒体制御回路275は、記録媒体277に接続され、この記録媒体277への画像データ等の記録及び画像データ等の読み出しの制御を行う。
記録媒体277は、xDピクチャーカード(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SDメモリカード(登録商標)またはメモリスティック(登録商標)等の書換え可能な記録媒体のいずれかが装填可能となるように構成され、カメラ本体30に対して着脱自在となっている。その他、通信接点を介してハードディスクを接続可能に構成してもよい。
フラッシュメモリ制御回路279は、フラッシュメモリ(Flash Memory)281に接続され、このフラッシュメモリ281は、デジタルカメラの動作を制御するためのプログラムが記憶されており、ボディCPU251はこのフラッシュメモリ281に記憶されたプログラムに従ってデジタルカメラの制御を行う。なお、フラッシュメモリ281は、電気的に書換可能な不揮発性メモリである。
デジタルカメラの電源のオンオフを行うためのパワースイッチ285は、スイッチ検知回路283を介してデータバス252に接続されている。また、同様に、その他の各種スイッチ287も、スイッチ検知回路283を介してデータバス252に接続されている。その他の各種スイッチ287としては、レリーズ釦35の第1ストローク(半押し)を検出する1Rスイッチや、第2ストローク(全押し)を検出する2Rスイッチがある。また、メニュー釦に連動するメニュースイッチ、その他の操作部材に連動するその他の各種スイッチ等を含んでいる。
次に、図8に示した交換レンズ20とカメラ本体30の組合せからなるカメラシステムに、アダプタ50を装着した場合におけるアダプタ50の電気回路について、図9を用いて説明する。アダプタ50内には、ワイドコンバージョン光学系51が配置されており、このワイドコンバージョン光学系51は、光学系駆動機構108によって、ピント合わせのために駆動可能である。
光学系駆動機構108は、アダプタCPU121に接続されており、アダプタCPU121は光学系駆動機構108の駆動制御を行う。アダプタCPU121は、通信接点300および通信回路273を介して、ボディCPU251と通信可能である。また、アダプタCPU121は、通信接点301を介してレンズCPU111に接続されており、ボディCPU251、アダプタCPU121は、レンズCPU111とも通信可能である。
このように構成された本実施形態の動作について、図11乃至図14に示すフローチャートを用いて説明する。図11はカメラ本体30において実行される電源投入・メイン処理のフローを示す。カメラ本体30のパワースイッチがオンすると、電源投入・メイン処理のフローに入る。このフローに入ると、交換レンズとの通信およびレンズ情報等に基づいてAFパラメータの演算処理を行う(S1)。このステップの詳細については、図12を用いて後述する。
通信・AFパラメータの演算処理が終わると、次に、レリーズ釦35の半押しでオンとなる1Rスイッチがオンか否かの判定を行う(S2)。この判定の結果、1Rスイッチがオンでなかった場合には、ステップS1に戻る。一方、1Rスイッチがオンであった場合には、撮影準備として、イメージャAF動作を行う(S3)。
イメージャAF動作は、画像データの高周波成分がピーク位置となるように、撮影光学系を移動させる所謂山登り法による自動焦点調節を行う。すなわち、交換レンズ20内の撮影光学系21、またはアダプタ50内のワイドコンバージョン光学系51を駆動しながら、撮像素子32の画像データを取得し、画像処理回路257によって高周波成分に基づくAF評価値を算出する。そして、このAF評価値がピークとなるレンズ位置を探索し、このピーク位置にレンズを位置させ合焦とする。この時、交換レンズ20の撮影光学系21とアダプタ50内のワイドコンバージョン光学系51のいずれを駆動するかを適宜、選択する。例えば、アダプタ50の装着によりAF可能距離範囲が制限される場合には、後者を選択する。
イメージャAF動作を行うと、次に、レリーズ釦35の全押しでオンとなる2Rスイッチがオンか否かの判定を行う(S4)。この判定の結果、2Rスイッチがオンでなかった場合には、ステップS2と同様、1Rスイッチがオンか否かの判定を行う(S6)。この判定の結果、1Rスイッチがオンの場合には、レリーズ釦35は半押し状態のままであることから、ステップS4とS5を交互に判定する待機状態となる。ステップS6における判定の結果、1Rスイッチがオンでなかった場合には、レリーズ釦35から撮影者の指が離れた状態であり、ステップS1に戻る。
ステップS4における判定の結果、2Rスイッチがオンであった場合には、撮影動作を実行する(S5)。この撮影動作は、フォーカルプレーンシャッタ31を開放し、撮影光学系21、ワイドコンバージョン光学系51によって形成された被写体像を撮像素子32によって画像データに変換し、画像データを記録媒体277に記録する。撮影動作が終了すると、ステップS1に戻る。なお、パワースイッチ285によってパワーオフにされると、電源投入・メイン処理のフローは終了する。
次に、ステップS1における通信・AFパラメータ演算のサブルーチンについて、図12に示すフローチャートを用いて説明する。このフローに入ると、まず、初期通信を行う(S10)。このステップでは、カメラ本体30は、交換レンズ20や、またアダプタ50等のアクセサリと通信を行う。すなわち、通信回路273を通じて、レンズCPU111やアダプタCPU121と通信を行い、各種情報を取得する。
各種情報としては、例えば、カメラ本体30の適合している交換レンズ10の属する第1システムや、カメラ本体30以外の別のカメラ本体が適合している交換レンズ20の属する第2システムといったシステム情報が含まれる。
次に、装着されている交換レンズが第2システムか否かを判定する(S11)。この判定の結果、レンズが第2システムでなかった場合、すなわち、第1システムの場合には、第1システムレンズ通信を行う(S13)。この場合には、カメラ本体30は第1システム用であり、また交換レンズ20も第1システム用であることから、両者は適合しているので、ボディCPU251とレンズCPUとの間で、通常の処理を行えばよい。レンズ通信としては、ステップS16において行うパラメータ演算で必要となるデータを通信する。
ステップS11における判定の結果、装着されているレンズが第2システムであった場合には、第2システムレンズ通信を行う(S12)。この場合は、第1システムのカメラ本体30に、第2システムの交換レンズ20が装着されている状態である。このときには、第2システムレンズ通信として、ボディCPU251と第2システムのレンズCPU111との間で通信を行い、ステップS16で必要となるデータを取得する。
第2システムレンズ通信を行うと、次に、アダプタ有りか否かの判定を行う(S14)。このステップでは、ステップS10における初期通信で取得した情報に基づいて、アダプタ50がカメラ本体30に装着されているか否かの判定を行う。この判定の結果、アダプタが装着されていなかった場合には、ステップS16に進む。
ステップS14における判定の結果、アダプタ50が装着されていた場合には、アダプタ通信を行う(S15)。この場合は、第2システムの交換レンズ20を第1システムのカメラ本体30に適合させるためのアダプタ50がカメラ本体30と交換レンズ20との間に装着されている状態である。このステップでは、ボディCPU251は、アダプタCPU121と通信を行い、ステップS16において必要となるデータを取得する。
続いて、AFパラメータ演算を行う(S16)。このステップでは、ステップS13の第1システムレンズ通信、またはステップS15のアダプタ通信等で取得したデータに基づいて、イメージャAF用のAFパラメータを演算する。AFパラメータは、AF評価値を取得するレンズ位置のレンズ駆動ステップ量やAF評価値ピーク検出用のスレッシュ値等である。AFパラメータ演算が終わると元のフローに戻る。
次に、交換レンズ10、20における動作について説明する。図13は交換レンズ10、20において実行される交換レンズメイン処理のフローを示す。このフローに入ると、まず、通信要求コマンドがあるか否かの判定を行う(S20)。このステップでは、レンズCPU111は、ボディCPU251からのコマンドをチェックし、通信要求があるか否かの判定を行う。なお、このステップは、前述の初期通信(S10)、第1システムレンズ通信(S13)、第2システムレンズ通信(S12)において行われる通信に対応するものである。
ステップS20における判定の結果、通信要求があった場合には、交換レンズデータ通信を行う(S21)。このステップでは、通信要求に応じてレンズデータをボディCPU251に送信する。交換レンズデータ通信が終わると、ステップS20に戻る。
ステップS20における判定の結果、通信要求コマンドでなかった場合には、レンズ駆動コマンドか否かの判定を行う(S22)。レンズ駆動は、ステップS3におけるイメージャAFの中で、ボディCPU251から送信されてくる。ステップS22における判定の結果、レンズ駆動コマンドでなかった場合には、ステップS20に戻る。
一方、ステップS22における判定の結果、レンズ駆動コマンドが送信されてきた場合には、レンズ駆動動作を行う(S23)。すなわち、レンズ駆動コマンドに応じて交換レンズ10、20内のフォーカスレンズの駆動を行う。レンズ駆動が終わると、ステップS20に戻る。なお、ボディCPU251からのその他のコマンド(絞り動作等)については、説明を省略する。
次に、アダプタ50における動作について説明する。図14はアダプタ50において実行されるアダプタメイン処理のフローを示す。このフローに入ると、まず、通信要求コマンドがあるか否かの判定を行う(S30)。このステップでは、アダプタCPU121は、ボディCPU251からのコマンドをチェックし、通信要求があるか否かの判定を行う。なお、このステップは、前述の初期通信(S10)、アダプタ通信(S15)において行われる通信に対応するものである。
ステップS30における判定の結果、通信要求があった場合には、アダプタデータ通信を行う(S31)。このステップでは、通信要求に応じてアダプタデータをボディCPU251に送信する。アダプタデータ通信が終わると、ステップS30に戻る。
ステップS30における判定の結果、通信要求コマンドでなかった場合には、レンズ駆動コマンドか否かの判定を行う(S32)。レンズ駆動は、ステップS3におけるイメージャAFの中で、ボディCPU251から送信されてくる。ステップS32における判定の結果、レンズ駆動コマンドでなかった場合には、ステップS30に戻る。
一方、ステップS32における判定の結果、レンズ駆動コマンドが送信されてきた場合には、レンズ駆動動作を行う(S33)。すなわち、レンズ駆動コマンドに応じてアダプタ50内のワイドコンバージョンレンズ51のレンズの駆動を行う。レンズ駆動が終わると、ステップS30に戻る。なお、ボディCPU251からのその他のコマンドについては、説明を省略する。
このように、アダプタ50は、アダプタデータをカメラ本体30に送信し、このアダプタデータを用いてAFパラメータを演算し、山登りAFによりイメージャAFを実行する。アダプタ50のワイドコンバージョン光学系51が光軸方向に移動すると、交換レンズ20も一体に光軸方向に移動する。
以上説明したように、本実施形態においては、第1のカメラシステムに対応しているカメラ30と、第2のカメラシステムに対応している交換レンズ30と、両者の間に装着するアダプタ50とから構成されたカメラシステムにおいて、アダプタ50内の光学系が移動すると、交換レンズ30も一体となって光軸方向に移動する。このため、交換レンズ30のレンズ性能とは関わりなく、オートフォーカスを実行することができる。
なお、本実施形態においては、交換レンズ20は、レンズCPU111および光学系駆動機構107等を内蔵し、オートフォーカス可能なレンズ鏡筒であった。しかし、これに限らず、図10に示すように、レンズCPUや光学系駆動機構を有しない、所謂、マニュアルフォーカスレンズの交換レンズ20aであっても良い。
また、本実施形態においては、撮影のための機器として、デジタルカメラを用いて説明したが、カメラとしては、デジタル一眼レフカメラでもコンパクトデジタルカメラでもよく、ビデオカメラ、ムービーカメラのような動画用のカメラでもよく、さらに、携帯電話や携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assist)等に内蔵されるカメラでも構わない。いずれにしても、異なる光学システムを採用する撮影のための機器であれば、本発明を適用することができる。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係わるデジタルカメラの内部機構について、撮影レンズの光軸方向に沿った内部構成ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの正面側から見た外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係わるデジタルカメラにおいて、交換レンズ20をマウント変換用のアダプタ40を介してカメラ本体30に装着した状態における、撮影光学系21の光軸方向に沿った内部構成ブロック図である。 本発明の一実施形態に係わるデジタルカメラにおいて、交換レンズ20をワイドコンバージョン光学系内蔵51のアダプタ50を介してカメラ本体30に装着した状態における、撮影光学系21の光軸方向に沿った内部構成ブロック図である。 本発明の一実施形態におけるデジタルカメラにおいて、被写体像の見え方を示す図であって、(a)は交換レンズ20の本来の画角での被写体像であり、(b)はマウント変換用のアダプタ40を装着した場合における被写体像であり、(c)はワイドコンバージョン光学系51内蔵のアダプタ50を装着した場合における被写体像を示す。 本発明の一実施形態におけるアダプタ50の光軸方向の断面図である。 本発明の一実施形態におけるアダプタ50の分解斜視図である。 本発明の一実施形態における交換レンズ20およびカメラ本体30の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における交換レンズ20、アダプタ50およびカメラ本体30の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における交換レンズ、アダプタ50およびカメラ本体30の電気的構成の変形例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態におけるカメラ本体の電源投入・メイン処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるカメラ本体の通信・AFパラメータ演算の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における交換レンズのメイン処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるアダプタのメイン処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10・・・交換レンズ、11・・・撮影光学系、20・・・交換レンズ、21・・・撮影光学系、30・・・カメラ本体、31・・・フォーカルプレーンシャッタ、32・・・撮像素子、33・・・液晶モニタ、34・・・ファインダ、34a・・・ファインダ内液晶モニタ、35・・・レリーズ釦、40・・・アダプタ、50・・・アダプタ、51・・・ワイドコンバージョン光学系、61・・・レンズマウント、62・・・支持枠、63・・・アクチュエータ、64・・・直進ガイド、65・・・移動枠、65a・・・台形ネジ、66・・・回転枠、66a・・・ネジ、67・・・外筒、68・・・ボディマウント、69・・・回路基板、103・・・絞り、107・・・光学系駆動機構、108・・・光学系駆動機構、109・・・絞り駆動機構、111・・・レンズCPU、121・・・アダプタCPU、213・・・シャッタ駆動機構、217・・・赤外カットフィルタ・ローパスフィルタ、223・・・撮像素子駆動回路、251・・・ボディCPU、252・・・データバス、257・・・画像処理回路、259・・・圧縮伸張回路、261・・・ビデオ信号出力回路、263・・・液晶モニタ駆動回路、265・・・SDRAM制御回路、267・・・SDRAM、271・・・入出力回路、273・・・通信回路、275・・・記録媒体制御回路、277・・・記録媒体、279・・・フラッシュメモリ制御回路、281・・・フラッシュメモリ、283・・・スイッチ検知回路、285・・・パワースイッチ、287・・・その他の各種スイッチ、300・・・通信端子、301・・・通信端子

Claims (8)

  1. 第1のカメラシステムに対応したカメラを一方の着脱部に取り付け可能で、かつ第1のカメラシステムのイメージサークルとは異なるイメージサークルを有する第2のカメラシステムに対応した交換レンズを他方の着脱部に取り付け可能なアダプタを有するカメラシステムにおいて、
    上記アダプタは、カメラ及び交換レンズ間の撮影光路中に、ワイドコンバージョン光学系を配置し、上記ワイドコンバージョン光学系と上記第2のカメラシステムに対応した交換レンズを光軸方向に一体で移動可能とすることを特徴とするカメラシステム。
  2. 上記ワイドコンバージョン光学系と上記第2のカメラシステムに対応した交換レンズは、上記第1のカメラシステムに対応したカメラからのオートフォーカス情報に基づいて焦点調節制御がなされることを特徴とする請求項1に記載のカメラシステム。
  3. 上記カメラのオートフォーカス方式は、山登りAF方式であることを特徴とする請求項2に記載のカメラシステム。
  4. 上記第1のカメラシステムのイメージサークルΦd1と、上記第2のカメラシステムのイメージサークルΦd2は、
    Φd1<Φd2
    の関係であることを特徴とする請求項1に記載のカメラシステム。
  5. 上記カメラは、
    上記第2のカメラシステムに対応した交換レンズから、レンズ情報を入力する入力手段と、
    上記アダプタ内の光学系の光学情報を取得する取得手段と、
    上記ワイドコンバージョン光学系と上記第2のカメラシステムに対応した交換レンズの焦点調節を行う焦点調節手段と、
    を有し、
    上記焦点調節手段は、上記入力手段により入力されたレンズ情報と上記取得手段により取得された光学系情報とに基づいて焦点調節制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のカメラシステム。
  6. 第1のカメラシステムに対応したカメラを、一方の着脱部に取り付け可能で、第1のカメラシステムのイメージサークルとは異なるイメージサークルを有する第2のカメラシステムに対応した交換レンズを他方の着脱部に取り付け可能なアダプタにおいて、
    撮影光路内にワイドコンバージョン光学系を配置するとともに、上記ワイドコンバージョン光学系と上記第2のカメラシステムに対応した交換レンズとを光軸方向に一体で移動可能とすることを特徴とするアダプタ。
  7. 第1のカメラシステムに対応したカメラを一方の着脱部に取り付け可能で、かつ第1のカメラシステムとは異なる第2のカメラシステムに対応した交換レンズを他方の着脱部に取り付け可能なアダプタにおいて、
    上記アダプタは、カメラ及び交換レンズ間の撮影光路中に、上記第2のカメラシステム用の交換レンズから、上記第1のカメラシステムに適合するように被写体像を変換するためのアダプタ光学系を配置し、上記アダプタ光学系内のフォーカスレンズを光軸方向に移動させると、上記交換レンズを光軸方向に一体で移動可能とすることを特徴とするアダプタ。
  8. 上記カメラからレンズ駆動信号を入力し、このレンズ駆動信号に基づいて上記フォーカスレンズを駆動する光学系駆動機構を有することを特徴とする請求項7に記載のアダプタ。
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