JP5328249B2 - レンズ鏡筒及び撮像装置 - Google Patents

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本発明は、レンズ鏡筒及び撮像装置に関し、特に、複数のレンズ群からなる屈曲型の撮像光学系を備えたレンズ鏡筒に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置に搭載されるレンズ鏡筒として、複数のレンズ群からなる屈曲型の撮像光学系(以下、「屈曲撮像光学系」という。)を備えたレンズ鏡筒が知られている。屈曲撮像光学系では、複数のレンズ群を一直線上に配置する必要がないので、光学系の光軸方向に必要な全長を短縮でき、これにより、撮像装置を薄型化することができる。
このような屈曲撮像光学系を構成する撮像装置として、例えば、被写体側のレンズ群を透過した光束がプリズムによって略90度折り曲げられて、他のレンズ群に導かれる撮像装置が開示されている(特許文献1参照)。この撮像装置では、レンズ群とプリズムとが案内軸で連結されており、レンズ群が撮像装置から突出する動作に連動して、プリズムが退避位置から反射位置に移動し、レンズ群が撮像装置に収納される動作に連動して、プリズムが退避位置に移動する。
また、屈曲撮像光学系を構成する撮像装置として、所謂繰り出し型レンズ鏡筒を搭載した撮像装置が開示されている(特許文献2参照)。特許文献2には、撮像動作時には、繰り出された物体側レンズ群から出射した光線を折り曲げる位置に反射光学素子が配置され、非撮影動作時には、反射光学素子の退避位置への移動によって空洞となった位置に物体側レンズ群が繰り込まれる旨が記載されている。
特許第4028721号 特開2006−259685号公報
しかしながら、一般的に、レンズ群の移動距離が長いほどズーム倍率が高くなるのに対し、特許文献1の撮像装置では、レンズ群の突出可能な距離がレンズ群とプリズムとを連結する案内軸の構成に制限される。したがって、例えば、案内軸を長くすることによりプリズムの突出可能な距離は長くなるが、長い案内軸を収納するために撮像装置の幅を厚くする必要が生じるため、薄型化と高ズーム倍率化を両立することができないという問題がある。
また、特許文献2には、反射光学素子を移動させるための具体的な構成については何ら記載されていない。従って、特許文献2の撮像装置において、反射光学素子の退避位置への移動及び物体側レンズ群の撮像位置への収納の両方を実現することはできない。
このように、特許文献1及び特許文献2に記載された撮像装置をはじめとする従来の屈曲撮像光学系を採用した撮像装置においては、薄型化と高ズーム倍率化を両立することができなという問題がある。
本発明の目的は、屈曲撮像光学系を採用した高ズーム倍率化及び薄型化が可能なレンズ鏡筒及び撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載のレンズ鏡筒は、第1の光軸に沿って被写体側から入射する光線を取り込む第1のレンズ群と、前記第1の光軸を軸心とし、前記第1のレンズ群を支持する円筒部と、前記第1のレンズ群から出射した光線を折り曲げて前記第1の光軸と交差する第2の光軸に導く反射部と、前記第1のレンズ群及び前記反射部を移動させる駆動源と、を備え、前記円筒部が前記第1の光軸に沿って前記被写体側に繰り出し又は反被写体側に繰り込むことにより前記第1のレンズ群が前記第1の光軸に沿って移動するレンズ鏡筒において、前記円筒部は、周方向に対して傾きを有する第1カム部及び前記第1カム部の前記被写体側の一端に連設され、且つ前記第1カム部(30a−1)よりも周方向に対して傾きが小さい第2カム部(30a−2)が内周面に設けられた固定筒と、前記第1カム部及び前記第2カム部と摺動自在に係合するカム係合部が設けられた移動筒とを含み、前記移動筒の前記カム係合部が前記固定筒の前記第1カム部と係合している場合に、前記移動筒は前記駆動源の駆動力を受けて前記第1の光軸に沿って移動するが、前記反射部は前記駆動源の駆動力を受けず、前記移動筒の前記カム係合部が前記固定筒の前記第2カム部と係合している場合に、前記移動筒は前記駆動源の駆動力を受けないが、前記反射部は前記駆動源の駆動力を受けて前記第2の光軸に沿って待機位置と撮像位置との間を移動するように構成され、前記固定筒(30)のうち、前記反射部(9)の前記撮像位置と前記待機位置との間の領域の反被写体側の端部には切り欠き部(30b)が設けられ、 前記第2カム部(30a−2)は、周方向において前記切り欠き部が設けられた前記固定筒(30)の内周面の前記切り欠き部の被写体側に設けられ、前記第1カム部(30a−1)は、周方向において前記切り欠き部が設けられていない前記固定筒(30)の内周面に設けられていることを特徴とする。
請求項記載の撮像装置は、レンズ鏡筒を備える撮像装置において、前記レンズ鏡筒は、請求項1乃至のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であることを特徴とする。
本発明によれば、固定筒には、周方向に対して傾きを有する第1カム部と、第1カム部の被写体側の一端に連設された第2カム部とが設けられ、第1のレンズ群から出射した光線を折り曲げて第1の光軸と交差する第2の光軸へ導く反射部は、移動筒に設けられたカム係合部が固定筒に設けられた第2カム部と係合している場合に、第2の光軸に沿って待機位置と撮像位置との間を移動する。これにより、移動筒は、撮影時には、第1の光軸方向に繰り出すことができ、非撮影時には、反射部が撮像位置から待機位置に移動することによって空洞となった撮像位置に繰り込むことができるので、高ズーム倍率化及び薄型化が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒100は、屈曲撮像光学系、レンズ駆動機構及びプリズム駆動機構に大別される。
まず、図1〜図3を用いて本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒の屈曲撮像光学系について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒がワイド状態にあるときの構成を概略的に示す断面図である。図2は、図1に示すレンズ鏡筒がテレ状態にあるときの構成を概略的に示す断面図である。図3は、図1に示すレンズ鏡筒が収納状態にあるときの構成を概略的に示す断面図である。なお、以下、レンズ鏡筒100の説明において、便宜上光軸A上(第1の光軸上)の被写体側(図1中上方)を光軸A方向前方、光軸A上の光軸Bとの交点側(反被写体側)を光軸A方向後方という。また、光軸Aと直交する光軸B上(第2の光軸上)の光軸Aとの交点側を光軸B方向前方、反交点側を光軸B方向後方という。
図1において、レンズ鏡筒100の屈曲撮像光学系は、最も被写体側に位置する第1レンズ群22(第1のレンズ群)、第1レンズ群22の光軸A方向後方に順次配置される第2レンズ群23、プリズム9(反射部)と、プリズム9の光軸B方向後方に順次配置される第3レンズ群24(第2のレンズ群)、第4レンズ群25(第2のレンズ群)、及び撮像部20,21とから主として構成される。
最も被写体側に位置する第1レンズ群22は、湾曲面を介して相互に張り合わされたG1レンズ1及びG2レンズ2と、G3レンズ4とを組み合わせたものであり、1群レンズホルダー3に装着される。1群レンズホルダー3は、後述する円筒部を構成する1群鏡筒34に保持されている。これにより、後述するレンズ駆動機構によって円筒部が繰り出し、又は繰り込まれることによるレンズ鏡筒34の光軸Aに沿った進退動作に伴って、第1レンズ群22は光軸Aに沿って進退自在となる。
第1レンズ群22の光軸A方向後方に配置される第2レンズ群23は、公知のマージナルコンタクト構造で組み合わせられたG4レンズ5及びG5レンズ6とG6レンズ8とを組み合わせたものであり、2群レンズホルダー7に装着される。第2レンズ群23は、不図示の駆動源、例えばステッピングモータに電気的に接続され、駆動源によって駆動されることにより、光軸Aに沿って進退自在となる。第2レンズ群23の進退動作により、撮像画像の変倍が可能となる。
第2レンズ群23の光軸A方向後方に配置されるプリズム9は、プリズム保持部10によって保持され、入射した光線Aを略90度折り曲げて光軸Bとして出射させる。プリズム保持部10は、後述するプリズム駆動機構を構成するガイド軸36,37(支持部)と摺動自在に係合しており、この構成により、プリズム9は光軸Bに沿って進退自在となる。なお、プリズム保持部10、ガイド軸36,37の構成については、プリズム駆動機構(図3)の説明において詳述する。
プリズム9の光軸B方向後方に配置される第3レンズ群24は、G7レンズ11、G8レンズ14及びG9レンズ15の順に配置されたレンズ群あって、G7レンズ11がプリズム9側になるように各レンズを組み合わせたものである。G7レンズ11はシャッタ前地板12に装着されており、G8レンズ14及びG9レンズ15はシャッタ後地板16にそれぞれ装着されている。シャッタ前地板12及びシャッタ後地板16は、例えばネジにより互いに固定されている。また、シャッタ前地板12及びシャッタ後地板16の間には、シャッタ13が、光軸Bに対する垂直方向にスライド自在に挿入される。
シャッタ前地板12及びシャッタ後地板16は、プリズム保持部10と同様に、後述するガイド軸36,37と摺動自在に係合しており、さらに不図示の駆動源、例えばステッピングモータに電気的に接続される。駆動源によってシャッタ前地板12及びシャッタ後地板16が駆動されることにより、第3レンズ群24は、光軸Bに沿って進退自在となる。第3レンズ群24が光軸Bに沿って移動することによって、撮像画像の変倍が可能となる。
第3レンズ群24の光軸B方向後方に配置される第4レンズ群25は、G10レンズ17及びG11レンズ18を張り合わせたものであり、4群レンズホルダー19に装着される。4群レンズホルダー19は、シャッタ前地板12及びシャッタ後地板16と同様に、後述するガイド軸36,37と摺動自在に係合しており、さらに不図示の駆動源、例えばステッピングモータに電気的に接続される。駆動源によって4群レンズホルダー19が駆動されることにより、第4レンズ群25は光軸Bに沿って進退自在となる。第4レンズ群25が光軸B方向に沿って進退することによって、撮像画像の変倍、及び合焦が可能となる。
第4レンズ群25の光軸B方向後方に配置される撮像部は、撮像素子21と、第4レンズ群25と撮像素子21との間に配置される光学フィルタ20とから構成される。光学フィルタ20は、空間周波数の高い光をカットする為のローパスフィルタ機能と赤外光をカットする機能を有している。撮像部は、入射した光線を結像させて、電気信号に変換する機能を有する。
また、図1には、レンズ鏡筒100の円筒部の構成部材として、カム溝30aが形成された固定筒30、カム溝31a及びカムピン32が形成された作動筒31、直進ガイド筒33、カムピン35が形成された第1鏡筒34が示されている。円筒部の詳しい構成及び動作については図4及び図5を用いて後述する。
このような構成の屈曲撮像光学系において、光軸Aに沿って第1レンズ群22に入射した光線は、第2レンズ群23を介してプリズム9に入射する。プリズム9に入射した光線はここで光軸B方向に折り曲げられてプリズム9から出射し、第3レンズ群24及び第4レンズ群25を介して光学フィルタ20に到達する。そして、光学フィルタ20を透過した光線が撮像素子21で結像され、結像した光学像が撮像素子21によって電気信号に変換されることにより、電子写真が得られる。レンズ鏡筒100が図1に示すようなワイド状態のときには、広角撮影を行うことができる。
一方、レンズ鏡筒100が図2に示すテレ状態のときには、長焦点での撮影を行うことができる。テレ状態での屈曲撮像光学系の各構成部材の配置をワイド状態での配置と比較すると、第1レンズ群22はワイド状態のときと同じ位置に配置され、第2レンズ群23は、駆動源によって駆動されることにより光軸A方向後方に移動してプリズム9に近接するように配置される。第3レンズ群24は、駆動源によって駆動されることにより、光軸B方向前方に移動してプリズム9に近接するように配置される。第4レンズ群25は駆動源によって駆動されることにより、光軸B方向後方に移動して撮像素子21に近接するように配置される。
また、レンズ鏡筒100が図3に示す収納状態のときには、ワイド状態での配置と比較して、第3レンズ群24及び第4レンズ群25は、それぞれ駆動源によって駆動されることにより、光軸B方向後方に移動して撮像素子21に近接するように配置される。プリズム9は、プリズム駆動機構(図4参照)によって駆動されることにより、光軸Aと光軸Bが交差する撮像位置から光軸B方向後方に移動した待機位置に配置される。プリズム9が移動することによって空洞となった撮像位置には、駆動源によって駆動される第2レンズ群23及び後述するレンズ駆動機構によって駆動される第1レンズ群22が配置される。
次に、レンズ鏡筒100において、円筒部及び駆動部からなるレンズ駆動機構の構成及び動作について、図4及び図5を用いて説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒の構成を概略的に示す斜視図であり、収納状態にあるときの構成を示している。
図4において、レンズ鏡筒100は、搭載される撮像装置に固定される固定筒30を有し、固定筒30の径方向内側には、差動筒31(移動筒)、第1鏡筒34及び直進ガイド筒33が順次配置されている(図1参照)。固定筒30、差動筒31、第1鏡筒34及び直進ガイド筒33はそれぞれ光軸Aを軸心とする円筒体部材であり、これらによって主として円筒部が構成される。
まず、固定筒30の構成について説明する。なお、固定筒30は、上述のように、撮像装置に固定されているため、撮像装置の所定の位置から移動することはない。
図5は、図4における固定筒30の外周面のうち、プリズム9の撮像位置及び待機位置間の移動を可能にするための切り欠き部30bが設けられた外周面の展開図である。固定筒30の内周面に形成されたカム溝の形状を点線で示している。
図5において、固定筒30のうち、撮像位置と待機位置との間の領域の反被写体側(図5中下方向)の端部に、プリズム9が通過可能な大きさの切り欠き部30bが形成されている。プリズム9は、切り欠き部30bを通過することによって、固定筒30の径方向内側の撮像位置から径方向外側の待機位置に移動することができる。
また、固定筒30の内周面には、後述する差動筒31のカムピン32と係合する複数のカム溝30aが形成されている。カム溝30aには、周方向(図5中横方向)に対して傾きを有する第1カム領域30a−1(第1カム部)と、固定筒30の端縁に対して平行に形成されている第2カム領域30a−2(第2カム部)とがある。切り欠き部30bの図中左側近傍には、第1カム領域30a−1、及びこの第1カム領域30a−1の被写体側(図5中上方向)に位置する一端に連設された第2カム領域30a−2とからなるカム溝(連結カム部)が形成されている。連結カム部を構成する第2カム領域30a−2は、光軸A方向において切り欠き部30bと隣接する領域(図5中切り欠き部30bの上部)に形成されている。なお、本明細書において、平行とは、数学的に厳密なものではなく、固定筒30の周方向に対してわずかな傾きを有している場合を含む概念である。
図4に戻り、固定筒30の外周面には、駆動源であるモータ26が固定されている。モータ26は公知のモータであり、出力軸としてのピニオンギア27が圧入されている。ピニオンギア27には、モータ26の駆動に伴うピニオンギア27の回転を順次伝達する減速ギア列28が接続されている。減速ギア列28のうち、ピニオンギア27の回転が最後に伝達されるギアには、固定筒30の外周面に固定された駆動ギア29が隣設されており、これにより、モータ26の駆動は駆動ギア29に伝達される。モータ26、減速ギア列28及び駆動ギア29を主として、駆動部が構成される。
次に、差動筒31の構成及び動作について説明する。
固定筒30の径方向内側に配置される差動筒31の外周面には、カム溝30aと摺動自在に係合するカムピン32(カム係合部)が形成されている(図1参照)。なお、カムピン32は、差動筒31に固定されていてもよく、一体形成されていてもよい。差動筒31の外周面には、更に、駆動ギア29と螺合する不図示のギア部が形成されており、これにより、差動筒31は、駆動ギア29の出力を受けて回転駆動する。また、差動筒31の内周面には、後述する第1鏡筒34のカムピン35と係合するカム溝31aが形成されている(図1参照)。
図4の状態のレンズ鏡筒100において、駆動ギア29の出力を受けて差動筒31が回転を開始すると、図4中上部にて目視可能な差動筒31のカムピン32は、図4に示す位置から時計回り方向に回転して固定筒30のカム溝30aと係合する。カム溝30aに係合したカムピン32は、カム溝30aの軌跡に従って摺動し、これにより、差動筒31はC方向に移動する。
この差動筒31の動きを図5を用いて説明すると、差動筒31が駆動ギア29の出力を受けることにより、カムピン32がYで示す位置から図5中右方向に移動して、固定筒30の内周面に形成されたカム溝30aと係合する。カムピン32はカム溝30a内を摺動して第1カム領域30a−1に入り、そのまま第1カム領域30a−1の傾きに沿って図5中右上方向に摺動する。カムピン32が第1カム領域30a−1と係合して図中右上方向に移動している間は、差動筒31は光軸Aを軸心として回転しながら被写体側(図1の上方向)に移動する。
その後、カムピン30aは第1カム領域30a−1から第2カム領域30a−2に入って、更に図5中右方向に摺動する。このとき、第2カム領域30a−2は、固定筒30の周方向に対して傾きを有していないため、カムピン32が第2カム領域30a−2と係合して図5中右方向に摺動している間は、差動筒31は、被写体側に移動することなく光軸Aを軸心として回転する。
次に、直進ガイド筒33の構成及び動作について説明する。
差動筒31の径方向内側に配置される直進ガイド筒33は、差動筒31に対して回転可能であって、且つ光軸Aに沿って一体的に進退するように構成される。これは、例えば、差動筒31と直進ガイド筒33をバヨネット構造でユニット化し、且つ直進ガイド筒33の回転を固定筒30とのカム作用によって規制することによって可能となる。この構成により、直進ガイド筒33は、差動筒31の回転動作には従わずに光軸A方向の直進動作にのみ従って、光軸A方向前方に直進する。また、直進ガイド筒33の外周面には、後述する1群鏡筒34の回転を規制するための直線状の回転規制キーが形成されている。
次に、第1レンズ群を保持する1群鏡筒34の構成及び動作について説明する。
差動筒31の径方向内側及び直進ガイド筒33の径方向外側に配置される1群鏡筒34の外周面には、差動筒31のカム溝31aと摺動自在に係合するカムピン35が形成されている(図1参照)。なお、カムピン35は、1群鏡筒34に固定されていてもよく、一体形成されていてもよい。また、1群鏡筒34の内周面には、直進ガイド筒33の外周面に形成された直線状の回転規制キーと摺動自在に係合する直線状のカム溝が形成されている。
1群鏡筒34は、外周面に形成されたカムピン35と差動筒31のカム溝31aとのカム作用により、差動筒31の被写体側への移動に連動する。一方、内周面に形成された直線状のカム溝と直進動作のみを行う直進ガイド筒33の回転規制キーとのカム作用により、1群鏡筒34の回転動作が規制される。したがって、1群鏡筒34は、直進ガイド筒33に回転規制されながら差動筒31の動作に連動することにより、光軸A方向前方に直進する。
このように、レンズ駆動機構は、モータ26の回転駆動に対して、差動筒31の回転動作及び直進動作、直進ガイド筒33の直進動作、第1レンズ鏡筒34の直進動作が連動するように構成されている。これにより、レンズ鏡筒100において、円筒部が被写体側に繰り出して、例えば、第1レンズ群22を図3に示す収納位置から図1又は図2に示す撮像位置まで移動させることができる。また、反対に、円筒部が反射部側に繰り込むことにより、第1レンズ群22を撮像位置から収納位置に移動させることができる。
次に、レンズ鏡筒100におけるプリズム駆動機構の構成及び動作について、図4及び図6を用いて説明する。
図4において、レンズ鏡筒100は、プリズム駆動機構の構成部材として、プリズム保持部材10、ガイド軸36,37、プリズム駆動レバー38及びプリズム駆動ギア39を備える。
プリズムを保持するプリズム保持部材10には、ガイド軸36が貫通するガイド軸受10aと、ガイド軸37と係合するガイド溝10bとが設けられる。ガイド軸受10aはガイド軸36に対して摺動自在であり、ガイド溝10bはガイド軸37に対して摺動自在である。ガイド軸受10aには、後述するプリズム駆動レバー38のスライド孔38aと摺動自在に係合するピン10cが形成されている。
棒状のガイド軸36,37は、光軸Bに対して平行となるように、かつそれぞれの一端が、光軸A方向から平面視した場合に、固定筒の径方向内側に位置するように配置されている。ガイド軸36,37は、光軸B方向前方から後方に向かってプリズム9、第3レンズ群24及び第4レンズ群25の順に、これらを摺動自在に支持している。
プリズム駆動レバー38は、平板状の柄部と平板状の円板部とからなる。柄部にはスリット状のスライド孔38aが形成されており、円板部の中央には円形の係合孔38bが、円板部の先端部には後述するプリズム駆動ピン39aと係合する櫛形状の従動溝38cが形成されている。スライド孔38aにはプリズム保持部材10のピン10cが摺動自在に係合しており、係合孔38bには、撮像装置の部品が摺動自在に係合する。
固定筒30の外周面に固定される水滴形状のプリズム駆動ギア39は、駆動ギア29に螺合しており、モータ26の出力に伴って回転駆動する。また、プリズム駆動ギア39の細い先端部には、係合ピン39aが形成されている。係合ピン39aは、モータ26の出力に伴ってプリズム駆動ギア39が回転駆動されることによって、図4に示す位置から一定角度を回転した後、プリズム駆動レバー38の従動溝38cと係合する。プリズム駆動ギア39は、係合ピン39aが従動溝38cと係合した後も回転駆動を続けるため、プリズム駆動レバー38は、係合ピン39のカム作用によって駆動される。
駆動されたプリズム駆動レバー38は、係合孔38bを支点として回転し、これにより、図4において、円板部よりも右側に位置している柄部が、図4中の左側に傾く(図6参照)。また、プリズム駆動レバー38の回転に伴い、スライド孔38aに係合されているピン10cもガイド軸36,37に沿って図4中左側に移動し、これにより、プリズム保持部材10に保持されるプリズム9が、図4に示す待機位置から光軸B方向前方の図6に示す撮像位置へと移動する。
このように、プリズム駆動機構は、プリズム駆動ギア39の回転駆動に対して、プリズム駆動レバー38及びプリズム保持体10が連動するように構成されている。これにより、レンズ鏡筒100において、例えば、図4に示す収納状態から図6に示す撮像状態へと各構成部材の配置を変えることができる。
ここで、レンズ駆動機構及びプリズム駆動機構の駆動源はともにモータ26であるため、両機構は連動して駆動することになる。
レンズ駆動機構及びプリズム駆動機構の連動について説明すると、図4において、モータ26が駆動してピニオンギア27が回転すると、減速ギア列28が順次駆動して駆動ギア29が回転する。駆動ギア29の回転に伴い、差動筒31が回転駆動され、差動筒31に連動して直進ガイド筒33及び1群鏡筒34が光軸A方向前方に移動することによって、円筒部が繰り出して第1レンズ群22が光軸A方向前方に移動する。また、第1レンズ群22が光軸A方向前方に移動する動作に合わせて、第2レンズ群23もステッピングモータ等により駆動されて光軸A方向前方に移動する。
一方、駆動ギア29の回転駆動によって円筒部を構成する各構成部材が駆動されるのと同時に、プリズム駆動ギア39もまた、駆動ギア29の回転駆動によって駆動される。差動筒31がモータ26の駆動力を受けて光軸A方向に移動している間、つまり、差動筒31のカムピン32が、第1カム領域30a−1を摺動している間、プリズム駆動ギア39の係合ピン39aは回転しながら係合溝38cに向かう。このとき、第1レンズ群22及びプリズム9を駆動する駆動源は同じモータ26でありながら、第1レンズ群22は駆動力を受け、且つプリズム9は駆動力を受けない、という駆動状態にある。
そして、差動筒31が回転するのみで光軸A方向に移動しなくなるとき、つまり、カムピン32が第2カム領域30a−2を摺動し始めるとき、係合ピン39aは係合溝38cに係合する。係合ピン39aと係合溝38cとのカム作用により、プリズム駆動レバー38が係合孔38bを中心として半時計回りに回転する。プリズム駆動レバー38の回転に伴い、プリズム9は、図4に示す固定筒30の径方向外側の待機位置から、固定筒30の切り欠き部30bを経て、固定筒30の径方向内側であって、光軸Aに沿って入射した光線を受ける撮像位置(図6参照)に移動する。
このようなレンズ駆動機構及びプリズム駆動機構の連動により、レンズ鏡筒100は、図4に示す収納状態から図6に示す撮影状態へと状態を変えることができる。また、反対に、撮影状態から収納状態へと状態を変えることもできる。
本実施の形態に係るレンズ鏡筒100によれば、高ズーム倍率の実現可能な繰り出し型レンズ鏡筒において、円筒部の繰り出し動作に連動して、プリズム9を待機位置から撮像位置に移動させることができる。また、円筒部の繰り込み動作に連動して、プリズム9を撮像位置から待機位置に移動させることができる。したがって、プリズム9が待機位置に移動することによって空間となった撮影位置に円筒部を構成する各構成部材を繰り込んで収納することができるので、高ズーム倍率化及び薄型化が可能となる。
また、固定筒30の切り欠き部30bを介してプリズム9が固定筒30の径方向内側から径方向外側に移動可能であるので、外観に影響を与えることがなく、また、円筒部の十分な強度を維持することができる。
本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒がワイド状態にあるときの構成を概略的に示す断面図である。 図1に示すレンズ鏡筒がテレ状態にあるときの構成を概略的に示す断面図である。 図1に示すレンズ鏡筒が収納状態にあるときの構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒の構成を概略的に示す斜視図であり、収納状態にあるときの構成を示している。 図4における固定筒のうち、プリズムの撮像位置及び待機位置間の移動を可能にするための切り欠き部が設けられた外周面の展開図である。 本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒の構成を概略的に示す斜視図であり、撮影状態にあるときの構成を示している。
符号の説明
9 プリズム
22 第1レンズ群
23 第2レンズ群
24 第3レンズ群
25 第4レンズ群
26 モータ
30 固定筒
30a カム溝
30a−1 第1カム領域
30a−2 第2カム領域
31 差動筒
32 カムピン
34 第1鏡筒
36,37 ガイド軸

Claims (8)

  1. 第1の光軸に沿って被写体側から入射する光線を取り込む第1のレンズ群と、前記第1の光軸を軸心とし、前記第1のレンズ群を支持する円筒部と、前記第1のレンズ群から出射した光線を折り曲げて前記第1の光軸と交差する第2の光軸に導く反射部と、前記第1のレンズ群及び前記反射部を移動させる駆動源と、を備え、前記円筒部が前記第1の光軸に沿って前記被写体側に繰り出し又は反被写体側に繰り込むことにより前記第1のレンズ群が前記第1の光軸に沿って移動するレンズ鏡筒において、
    前記円筒部は、
    周方向に対して傾きを有する第1カム部及び前記第1カム部の前記被写体側の一端に連設され、且つ前記第1カム部(30a−1)よりも周方向に対して傾きが小さい第2カム部(30a−2)が内周面に設けられた固定筒と、
    前記第1カム部及び前記第2カム部と摺動自在に係合するカム係合部が設けられた移動筒とを含み、
    前記移動筒の前記カム係合部が前記固定筒の前記第1カム部と係合している場合に、前記移動筒は前記駆動源の駆動力を受けて前記第1の光軸に沿って移動するが、前記反射部は前記駆動源の駆動力を受けず、
    前記移動筒の前記カム係合部が前記固定筒の前記第2カム部と係合している場合に、前記移動筒は前記駆動源の駆動力を受けないが、前記反射部は前記駆動源の駆動力を受けて前記第2の光軸に沿って待機位置と撮像位置との間を移動するように構成され
    前記固定筒(30)のうち、前記反射部(9)の前記撮像位置と前記待機位置との間の領域の反被写体側の端部には切り欠き部(30b)が設けられ、
    前記第2カム部(30a−2)は、周方向において前記切り欠き部が設けられた前記固定筒(30)の内周面の前記切り欠き部の被写体側に設けられ、
    前記第1カム部(30a−1)は、周方向において前記切り欠き部が設けられていない前記固定筒(30)の内周面に設けられている
    ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記第2の光軸上に配置された撮像素子と、
    前記第2の光軸上であって前記撮像素子と前記反射部との間に配置され、前記反射部によって折り曲げられた光線を取り込んで前記撮像素子に導く第2のレンズ群と、
    前記反射部及び前記第2のレンズ群を前記第2の光軸に沿って摺動自在に支持する支持部とを備えることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記固定筒の径方向内側に前記第1のレンズ群が配され、
    前記反射部の前記待機位置は、前記固定筒の径方向外側であり、前記反射部の前記撮像位置は、前記固定筒の径方向内側であって前記第1の光軸と前記第2の光軸との交点を含む領域であることを特徴とする請求項1又は2記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記固定筒の前記第2カム部は、前記周方向に対して平行であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記駆動源の駆動力は、駆動機構を介して前記反射部に伝達され、
    前記駆動機構は、前記駆動源の駆動に伴って回転駆動する駆動ギアと、前記反射部を前記第2の光軸に沿って前記待機位置と撮像位置との間を移動させる駆動レバーと、該駆動レバーに前記駆動ギアの駆動力を伝達する係合部材とを有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記係合部材は、前記駆動ギアの回転駆動に伴って回転し、一定角度回転した後、前記駆動レバーと係合して前記駆動力を前記駆動レバーに伝達することを特徴とする請求項記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記係合部材は水滴形状を呈しており、前記駆動レバーは円板部及び該円板部に連設された柄部を有し、前記係合部材は、前記一定角度回転した後、前記水滴形状の先端部に設けられた係合ピンを、前記駆動レバーの前記円板部の端部に設けられた溝部に係合することによって前記駆動力を前記駆動レバーに伝達することを特徴とする請求項記載のレンズ鏡筒。
  8. レンズ鏡筒を備える撮像装置において、
    前記レンズ鏡筒は、請求項1乃至のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であることを特徴とする撮像装置。
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