JP4770500B2 - レンズユニットおよび撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズユニットおよび撮像装置に関し、特に、折り曲げ光学系の光学部材を沈胴させるレンズユニットに関する。
近年、パーソナルコンピュータの普及に伴い、手軽にパーソナルコンピュータに画像を取り込めるデジタルカメラが普及している。また、モバイルコンピュータ、携帯電話、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)等の情報処理機器にデジタルカメラを組み込むことも一般化している。このようなデジタルカメラの普及にともない、より小型のデジタルカメラが要望されるようになり、レンズユニットも一層小型にする必要がある。
そこで、レンズユニットを小型にするために、変倍しても撮像レンズの全長が変化せずに、デジタルカメラの奥行き方向を短くして、小型化を図る提案がされている。(特許文献1、2)これらは光路上に屈曲部材を設けて、光路を略90度折り曲げた後、後続レンズ群で撮像素子上に光学像を形成させるものである。
しかしながら、上記2件の文献においては、屈曲部材より被写体側にレンズが配置されるために、デジタルカメラの奥行き方向の長さが、屈曲部材と被写体側のレンズとの長さにより規制されていた。
この課題を解決するために、屈曲部材を移動させ、屈曲部材の移動により生じた空間に被写体側のレンズを退避させて、未使用時に小型化する提案がされている。(特許文献3、4)
特開2000−131610号公報 特開2004−69808号公報 特開2003−43354号公報 特開2003−169236号公報
特許文献3、4に記載されているレンズユニットは、被写体側のレンズを使用状態から未使用状態に切り換える場合に、レンズを保持する保持枠を2本の支持軸で支持し、一方の軸で光軸方向に摺動自在に支持し、他方の軸で摺動時に光軸周りに回転すること防ぐように支持して、支持軸近辺のカム板を駆動させることにより、レンズ枠を使用位置と収納位置に移動させる沈胴構成が開示されている。
しかし、この構成では、屈曲部材と被写体側レンズの間隔が大きい光学系や、被写体側のレンズが変倍により移動する高倍率のズームレンズなどでは、沈動に伴うレンズの移動量が大きくなり、未使用状態ではデジタルカメラの奥行き方向に短くすることが難しく、レンズユニットが大型化する。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、屈曲光学レンズにおいて、屈曲部材よりも被写体側のレンズが大きく突出した光学系や被写体側のレンズが大きく移動する高倍率のズームレンズであっても、未使用状態でデジタルカメラの奥行き方向が短くして、小型であるレンズユニットを提供することを目的とする。
上記の課題は次の構成により解決される。
1. 被写体からの光を撮像素子上に結像させるレンズユニットにおいて、
筐体と、
第1の光軸に沿って被写体から光束が入射する第1レンズと、
前記筐体から突出する使用位置と前記筐体内に収納される収納位置とに前記第1レンズを第1の光軸方向に移動可能に保持する第1保持部材と、
第1の光軸に沿う光束を略直角である第2の光軸方向に折り曲げる屈曲部材と、
第2の光軸方向に光束を折り曲げる屈曲位置と前記第1保持部材を収納する空間を形成させる退避位置とに前記屈曲部材を移動可能に保持する屈曲保持部材と、
第2の光軸方向に折り曲げられた光束を撮像素子側に導く第2レンズと、
前記第2レンズを第2の光軸方向に移動可能に保持する第2保持部材と、
前記第1保持部材を前記使用位置と前記収納位置に移動させる移動筒と、
前記移動筒を第1の光軸方向に移動させる繰り出し部材を備えるとともに前記筐体に固定される固定筒とを備え、
前記固定筒は、前記屈曲保持部材が前記屈曲位置と前記退避位置との間で出入り自在な貫通した開口が形成されていることを特徴とするレンズユニット。
2. 前記繰り出し部材は内ヘリコイドであり、
前記移動筒は、前記内ヘリコイドに螺合する外ヘリコイドが設けられた回転筒と、前記回転筒と一体に第1の光軸方向に直進する直進筒とで構成され、前記回転筒と前記直進筒は、前記使用位置において前記開口に対向するようにそれぞれに切り欠きが形成されていることを特徴とする1に記載のレンズユニット。
3. それぞれの前記切り欠きは、前記収納位置において前記開口を塞ぐように構成されていることを特徴とする2に記載のレンズユニット。
4. 前記内ヘリコイドは前記固定筒の周方向で複数に分割された分割ヘリコイド部からなり、前記開口は一つの前記分割ヘリコイド部のヘリコイドが欠けた部分に配置され、前記開口が配置された前記分割ヘリコイド部の周長は他の前記分割ヘリコイド部の周長より長いことを特徴とする2または3に記載のレンズユニット。
5. 変倍時に前記移動筒は前記第1保持部材を第1の光軸方向に移動させるように構成されていることを特徴とする1乃至4のいずれか1項に記載のレンズユニット。
6. 変倍時に前記第2保持部材が前記開口を出入りするように構成されていることを特徴とする1乃至5のいずれか1項に記載のレンズユニット。
7. 1乃至6のいずれか1項に記載のレンズユニットと前記レンズユニットによって導かれた光を受光する撮像素子とを備えることを特徴とする撮像装置。
8. 電源を切り換えることができる電源ボタンを備え、前記第1保持部材が前記使用位置にある時に、前記電源ボタンをオフにしたとき、前記屈曲保持部材を前記屈曲位置から前記退避位置に移動させた後に、前記第1保持部材を前記使用位置から前記収納位置に移動させる制御手段を備えることを特徴とする7に記載の撮像装置。
9. 電源を切り換えることができる電源ボタンを備え、前記第1保持部材が前記収納位置にある時に、前記電源ボタンをオンにしたとき、前記第1保持部材を前記収納位置から前記使用位置に移動させた後に、前記屈曲保持部材を前記退避位置から前記屈曲位置に移動させる制御手段を備えることを特徴とする7に記載の撮像装置。
本発明は、屈曲光学レンズにおいて、屈曲保持部材を屈曲位置から退避位置に移動させ、屈曲保持部材が退避位置に移動して形成される空間に、第1保持部材を収納する際に、固定筒の繰り出し部材と移動筒が第1保持枠を第1の光軸方向の収納位置に移動させるとともに、固定筒には屈曲保持部材が屈曲位置と退避位置との間で出入り自在な貫通した開口を形成していることにより、屈曲部材よりも被写体側のレンズが大きく突出した光学系や最前のレンズが移動する高倍率のズームレンズであっても、未使用時にデジタルカメラの奥行き方向を短くして、小型であるレンズユニットを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。デジタルカメラ1の外観を図1に模式的に示す。図1において、(a)は斜視図、(b)は背面図である。
デジタルカメラ1は、概ね直方体状のカメラ筐体10とカメラ筐体10から突出しているレンズユニット12を備えている。レンズユニット12の突出方向を奥行き方向とし、また、カメラ筐体10の横長方向を横方向、図1の上下方向を縦方向と定める。
デジタルカメラ1は、前面にレンズユニット12、フラッシュ発光部13、セルフタイマーランプ14、背面に表示部15、モード設定スイッチ16、十字キー17、複数の操作キー18、上面にレリーズボタン19、電源ボタン20を備えている。
レンズユニット12は、ズームレンズであり、使用位置にある時に、レンズの一部がカメラ筐体10の前面から突出し、広角端から望遠端に変倍するとさらに突出し、残りのレンズ部が後述する屈曲部材により光軸を略直角に折り曲げられ、カメラ筐体10の内部に横方向に配置されている。また、使用時に突出している一部レンズは、撮像せずに携帯する非使用時に沈胴して、カメラ筐体10の内部に収納される収納位置に収められる。
フラッシュ発光部13は被写体を照明するフラッシュ光を発する。セルフタイマーランプ14は、セルフタイマー撮像の準備が進行中であることを点灯により示す。
背面にある表示部15は、液晶表示器から成り、撮像した画像のほか、デジタルカメラ1の設定状況、操作案内等の諸情報を表示する。モード設定スイッチ16は、スライド式であり、デジタルカメラ1の撮像、再生などの動作モードの設定に用いられる。十字キー17は、上下左右に4つの接点を有しており、表示部15に表示されるカーソルの移動に用いられる。また、十字キー17はレンズユニット12の焦点距離の調節にも使用される。操作キー18は、表示部15に表示する項目の切り換え、表示した項目の選択等、デジタルカメラ1の機能に関する設定に用いられる。レリーズボタン19は2段階で動作し、レリーズボタン19の半押し状態で記録する画像の撮像準備の指示と、レリーズボタン19の全押し状態で記録する画像の撮像の指示に用いられる。
図2にデジタルカメラ1の構成を模式的に示す。デジタルカメラ1は、レンズユニット12および表示部15のほか、撮像素子26、信号処理部22、記録部23、操作部24、撮像レンズ駆動部25および制御部27を有している。撮像素子26はCCDエリアセンサであり、画素ごとの受光量を表す信号を出力する。信号処理部22は、撮像素子26の出力信号を処理して、撮像した画像を表す画像データを生成する。記録部23は、信号処理部22が生成した画像データを着脱可能な記録媒体23aに記録し、また、画像の再生表示のために、記録媒体23aから画像データを読み出す。操作部24は、モード設定スイッチ16、十字キー17、操作キー18、レリーズボタン19及び電源ボタン20の総称であり、使用者が操作したボタンに関する情報を制御部27に伝達する。
撮像レンズ駆動部25は、ズーム用モータとフォーカス用モータと沈胴用モータと光量調節する絞り用モータなどモータの駆動制御を行う。撮像レンズ駆動部25はレンズユニット12に設けられていても良い。
制御部27は、制御プログラムに従ってデジタルカメラ1の各部の動作を制御するもので、レリーズボタン19が半押しされると、露出制御値の設定や焦点調節等の被写体を撮像するための準備動作を実行し、レリーズボタン19が全押しされると撮像素子26を露光し、その露光によって得られた画像信号に所定の画像処理を施して記録媒体23aに記録する一連の撮像動作を実行する機能を有する。
次に、レンズユニット12の構成について説明する。図3乃至図7は本発明の第1実施形態であり、図3(a)、図3(b)はレンズユニット12の広角状態を示し、図5(a)、図5(b)はレンズユニット12の望遠状態を示し、図6(a)、図6(b)はレンズユニット12の収納状態を示し、各図の(a)図が透視側面図、各図の(b)図が透視正面図である。なお、図3(b)、図5(b)、図6(b)では、被写体側のレンズ群である第1レンズ群とそのレンズ群を保持する第1保持枠を省いている。
まず、図3(a)、図3(b)によりレンズユニット12の構成を説明する。
撮像レンズは、被写体側から順に、第1レンズ群81と屈曲部材に相当するプリズム85と第2レンズ群82および第3レンズ群83を備えている。第1レンズ群81は第1の光軸76上にあり、第2レンズ群82と第3レンズ群83は、後続レンズに相当し、第2の光軸77上にある。撮像レンズは、被写体からの光を撮像素子26に結像させる。
プリズム85は、断面が直角二等辺三角形の三角プリズムであり、斜面が第1の光軸76と第2の光軸77に対して45°を成すように配置され、第1の光軸76を第2の光軸77の方向に略直角に折り曲げる。
変倍時に、第1レンズ群81、第2レンズ群82、第3レンズ群83が移動し、フォーカシング時に第3レンズ群83が移動する。沈胴時に、第2レンズ群82が撮像素子26側に移動し、第2レンズ群82が移動して形成される空間にプリズム85が移動し、さらに、プリズム85が移動して形成される空間に第1レンズ群81が移動して収納される。第3レンズ群83が変倍時移動して、全長を短くするためには有利であるが、第3レンズ群83は撮像素子26に対して固定されてもよい。また、プリズム85と第2レンズ群82が大きく離れている撮像光学系では、第2レンズ群を移動させなくとも良い。
第1保持枠71は第1レンズ群81を保持し、プリズム保持枠75はプリズム85を保持し、第2保持枠72は第2レンズ群82を保持し、第3保持枠73は第3レンズ群83を保持する。
次に、変倍駆動の構成を説明する。第1保持枠71を変倍駆動させる構成については、第1の光軸76を中心とした円筒形状であって筐体70に固定された固定筒31と、固定筒31の繰り出し部材と係合して回転しながら第1の光軸76方向に移動する回転筒32と、回転筒32と一体に第1の光軸76方向に直進する直進筒33とを備え、回転筒32と直進筒33とで移動筒を構成する。固定筒31には開口31cがあり、開口31cは、第2の光軸77を貫通させる穴であり、変倍により移動する第2保持枠72と沈胴により移動するプリズム保持枠75とを通過させる。広角から望遠に変倍するために図示しないモータが回転すると、固定筒31の繰り出し部材と移動筒により、第1保持枠71が第1の光軸76方向で被写体側に直進移動する。なお、詳細な構成は後述する。
次に、第2保持枠72の変倍駆動の構成について、ガイド軸51は、第2の光軸77と平行に配置され、その端部が筐体70に固定され、第2保持枠72の摺動ガイド穴72aが嵌合し、第2保持枠72を第2の光軸77に対して傾かずに第2の光軸77の方向へ移動できるように案内する。駆動軸52は、第2の光軸77に対してガイド軸51と反対側でガイド軸51と平行に配置され、その外周面に螺旋状のねじが形成され、第2保持枠72の係合ねじ72bに螺合している。モータ53は、回転軸を有し、その回転軸が駆動軸52と結合している。広角から望遠に変倍するためにモータ53が回転すると、駆動軸52のねじのリードにより、第2保持枠72が第2の光軸77方向にプリズム85側に直進移動する。
また、第3保持枠73の変倍駆動の構成については、図示しないが第2保持枠72と同様の構成であり、ガイド軸が第3保持枠73を第2の光軸77に対して傾かずに第2の光軸77の方向への移動できるように案内し、広角から望遠に変倍するためにモータが回転すると、モータに結合した駆動軸のねじリードにより、第3保持枠73が第2の光軸77方向に撮像素子26側に直進移動する。フォーカスの駆動も同じ構成により行われる。
次に、図4(a)乃至(d)で第1保持枠71の変倍駆動の構成を詳細説明する。図4(a)乃至(d)は、固定筒31の外周側から見た展開図であり、図の下側が被写体側である。図4(a)は固定筒31、図4(b)は回転筒32、図4(c)は直進筒33、図4(d)は第1保持部材71の展開図である。
固定筒31は、内周面にメスヘリコイドである内ヘリコイド31aと、第1の光軸76方向に延びた3カ所の直進溝31bと、内ヘリコイド31aの一部ヘリコイドが欠けた部分に設けられた開口31cとを有する。内ヘリコイド31aは、直進溝31bにより3分割され、3分割されたヘリコイド部の中で、開口31cがあるヘリコイド部が他のヘリコイド部の周長より長くなっている。開口31cの大きさは変倍により移動する第2保持枠72と沈胴により移動するプリズム保持枠75とを通過させるサイズである。また、開口31cは、穴であるが、固定筒31の端面側が開放された切り欠きであっても良い。
回転筒32は、外周面には固定筒31の内ヘリコイド31aと螺合するオスヘリコイドである外ヘリコイド32aと、テーパー状のカム溝32bと、切り欠き32cと、バヨネット爪部32dとを有する。切り欠き32cは、広角端や望遠端の撮像する状態にある時には、固定筒31の開口31cに対向する位置にあり、また、切り欠き32cの一端がテーパー32e形状であり、変倍時に回転筒32が固定筒31と相対回転しても、開口31cを塞ぐことがなく、また回転筒32の剛性を確保するようにテーパー32eが設けられている。
直進筒33は、回転筒32と回転可能に径嵌合し、固定筒31の直進溝31bと係合する直進リブ33aと、直進穴33bと、切り欠き33cと、バヨネット部33dとを有する。切り欠き33cは、広角端や望遠端の撮像する状態にある時には、固定筒31の開口31cに対向する位置にあり、開口31cを塞がない。バヨネット部33dが回転筒32のバヨネット爪部32dと係合して、直進筒33が回転筒32に対して回転可能で第1の光軸76の方向には一体に直進移動する。
第1保持枠71にはカムフォロワー71aが固着され、カムフォロワー71aは回転筒32のカム溝32bと直進筒33の直進穴33bとに係合する。回転筒32が回転すると、第1保持筒71はカム溝32bのリードに応じて第1の光軸76の方向に直進移動する。
固定筒31のヘリコイド31aと回転筒32のヘリコイド32aは、望遠端とは逆方向に広角端からさらに回転するように構成され、また、回転筒32のカム溝32bは、望遠端とは逆方向に広角端からさらに延長されている。このことにより、回転筒32が変倍領域の広角端である使用位置を越えてさらに回転することができ、回転筒32が広角端からさらに回転すると、第1保持部材71が広角端から収納位置に移動する。
図3(a)、図3(b)に戻り、沈胴の構成について説明する。広角端の使用位置から収納位置に沈胴させるには、プリズム保持部材75が第1の光軸76を第2の光軸77に折り曲げる屈曲位置から撮像素子26側に移動する退避位置に移動して形成される空間に第1保持部材71を移動させて収納することになる。
まず、プリズム保持部材75を収納する構成について、ガイド軸41は、第2の光軸77と平行に配置され、その端部が筐体70に固定され、プリズム保持部材75の摺動ガイド穴75aが嵌合し、プリズム保持部材75を第2の光軸77に対して傾かずに第2の光軸77の方向へ移動できるように案内する。駆動軸42は、第2の光軸77に対してガイド軸41と反対側でガイド軸41と平行に配置され、その外周面に螺旋状のねじが形成され、プリズム保持部材75の係合ねじ75bに螺合している。モータ43は、回転軸を有し、その回転軸が駆動軸42と結合し、モータ43が回転すると、駆動軸42のねじのリードにより、プリズム保持部材75が第2の光軸77方向に撮像素子26側に直進移動して、第1の光軸76を第2の光軸77に折り曲げる屈曲位置から第1保持部材71が収納可能である退避位置に切り換わる。
第1保持部材71を収納する構成については、第1保持部材71の変倍駆動構成を用いる。つまり、変倍駆動機構には、前述したように、固定筒31と、回転筒32の広角端からさらに回転する各ヘリコイド31a、32aと、回転筒32の広角端からさらに延長されたカム溝32bとが設けられている。この構成により、回転筒32が広角端である使用位置から収納位置にさらに回転すると、第1保持部材71が広角端の位置からさらにプリズム保持枠75側に移動して、プリズム保持部材75が移動して形成される空間に第1保持部材71が移動する。
次に、変倍動作について説明する。図3に示す広角状態から望遠に変倍すると、第1レンズ群81、第2レンズ群82、第3レンズ群83はおのおのレンズ間隔を変えながら被写体側に移動して、図5に示す望遠状態になる。
まず、図1と図2のデジタルカメラ1の十字キー17を操作して広角端から望遠端に設定すると、撮像レンズ駆動部25は、制御部27から出力されるズーム制御信号に基づいて、第2保持枠72駆動用モータ53と図示しない第1保持枠71駆動用モータと第3保持枠73駆動用モータを駆動する。
図3の広角状態から第1保持枠71駆動用モータが回転すると、回転力が回転筒32に伝達される。回転力が回転筒32に伝達されると、図4に示す回転筒32は、外ヘリコイド32aが固定筒31の内ヘリコイド31aと螺合しているので、固定筒31に対して回転しながら第1の光軸76方向に移動する。直進筒33は、バヨネット部33dが回転筒32のバヨネット爪部32dと係合しており、また直進リブ33aが固定筒31内面の直進溝31bと係合しているので、回転筒32が第1の光軸76方向に回転しながら直進するのにともない、回転筒32と第1の光軸76方向に一体に直進する。
第1保持筒71は、第1保持筒71に固着したカムフォロワー71aが、回転筒32のカム溝32bと直進筒33の直進穴33bに係合しているので、回転筒32と直進筒33が相対的に回転すると、被写体側に直進移動して、図5に示す状態になり、望遠端の位置に至る。
同様に、図3の広角状態から第2保持枠72駆動用モータ53が回転すると、モータ53と結合した駆動軸52が回転する。第2保持枠72は、駆動軸52と螺合している第2保持枠72の係合ねじ72bのリードにより、また、第2保持枠72の摺動ガイド穴72aがガイド軸51に嵌合し第2の光軸77の方向に案内されているので、直進移動して、図5に示すように、固定筒31の開口31cと回転筒32、直進筒33のおのおのの切り欠き32c、33cを通過して、第2の光軸77方向にプリズム85側に直進移動し、望遠端の位置に至る。
また、第3保持枠73は、第2保持枠72と同様の変倍動作を行い、図3の広角状態から第3保持枠73駆動用モータが回転すると、モータと結合した駆動軸の回転作用とガイド軸の直進案内する作用により、第3保持枠73は、直進移動して、図5に示すように、第2の光軸77方向にプリズム85側に移動して望遠端の位置に至る。
次に、沈胴の動作について説明する。
図1と図2のデジタルカメラ1の電源ボタン20を押してオフにすると、撮像レンズ駆動部25は、制御部27から出力される沈胴制御信号に基づいて、第2保持枠72駆動用モータ53と図示しない第1保持枠71駆動用モータとプリズム保持枠75駆動用モータ43を駆動する。
図3の広角状態から、撮像レンズ駆動部25は、最初にモータ53を駆動させて、駆動軸52により第2保持枠72を撮像素子26側に移動させ、次にモータ43を駆動させて、駆動軸42によりプリズム保持枠75を撮像素子26側の退避位置に移動させ、最後に第1保持枠71駆動用モータを変倍動作とは逆回転方向に駆動させる。第1保持枠71駆動用モータが逆回転駆動すると、回転筒32が回転しながら第1の光軸76方向に移動し、直進筒33が回転筒32と一体に直進(後退)し、第1保持筒71は、直進移動(後退)して、プリズム保持枠75が移動して生じた空間に移動して、図6に示す収納位置に至る。モータ43、53の動作は同時に行ってもよい。
収納位置から使用位置に切り換えるには、撮像レンズ駆動部25は使用位置から収納位置への駆動とは逆の順序で各モータを駆動制御する。つまり、図1と図2のデジタルカメラ1の電源ボタン20を押してオンにすると、撮像レンズ駆動部25は、制御部27から出力される撮像準備信号に基づいて、最初に第1保持枠71駆動用モータを駆動させて、図6に示す第1保持部材71を被写体側の使用位置に移動させ、次にモータ43を駆動させてプリズム保持枠75を第2の光軸77上の第1保持枠71側の屈曲位置に移動させ、最後にモータ53を駆動させて第2保持枠72を第2の光軸77上のプリズム保持枠75側に移動させ、広角である使用位置に切り換える。モータ43、53の動作は同時に行ってもよい。
次に、図7を用いて、使用位置と収納位置における開口31cと切り欠き32c、33cの状態を説明する。図7(a)は広角状態、図7(b)は望遠状態、図7(c)は収納状態にある固定筒31の外周から見た展開図であり、図の下側が被写体側である。
図7(a)の広角状態では、回転筒32の切り欠き32cは、固定筒31の開口31c下端面と右端面にほぼ接する位置にあり、また、直進筒33の切り欠き33cは、固定筒31の開口31c下端面と左右の端面にほぼ接する位置にある。図7(b)の望遠状態では、切り欠き32cは、回転筒32が回転しながら被写体側に移動するので、開口31cから離間し、広角から望遠に変わる際には、切り欠き32cのテーパー部32eが開口31cの角31eを接するように移動する。また、切り欠き33cは、直進筒33が被写体側に直進して移動するので、開口31cから離間する。このように変倍領域では、開口31cは、切り欠き32c、33cに塞がれることはなく、変倍時に第2保持枠72を通過させることができる。
図7(c)の収納状態では、切り欠き32cは、回転筒32が回転しながらプリズム85側に移動して、開口31cを塞ぎ、また、切り欠き33cは、直進筒33がプリズム85側に直進して移動し、開口31cを塞ぐ。なお、収納状態では、回転筒32をさらに回転させて、開口31cを完全に塞ぐようにしても良い。
以上説明したように、プリズム保持部材75を退避位置に移動させ、プリズム保持部材75が退避位置に移動して形成される空間に第1保持部材71を収納する際に、固定筒31の繰り出し部材と移動筒が第1保持枠71を第1の光軸76方向の収納位置に移動させるとともに、固定筒31にはプリズム保持部材75が屈曲位置と退避位置との間で出入り自在な貫通した開口31cを形成している構成にしたために、プリズム85である屈曲部材よりも被写体側のレンズが大きく突出した光学系や最前のレンズ群が移動する高倍率のズームレンズであっても、未使用時にデジタルカメラの奥行き方向を短くして、レンズユニット12を小型にすることができる。
また、第1レンズ群81の沈胴機構は、回転しながら第1の光軸76方向に移動する回転筒32と、回転筒32と一体に第1の光軸76方向に直進する直進筒33とで構成して、使用位置にある時には、回転筒32と前進筒33のそれぞれに切り欠き32c、33cを開口31cに対向する位置に設けた構成であるために、使用位置において、沈胴機構が大型化せずに、またレンズが開口31c内を移動することができるので高変倍のズームレンズに対応することができる。
また、回転筒32と直進筒33の切り欠き32c、33cは、収納位置において固定筒31の開口31cを塞ぐ構成であるために、撮像しない時に、撮像素子26の不用な露光をしないので、撮像素子26の焼きつきなどの損傷を防ぐことができる。また、回転筒32、直進筒33が開口31cを塞ぐ位置まで移動するので、回転筒32、直進筒33を第1の光軸76の方向に短くすることができ、未使用時にレンズユニット12が奥行き方向に小さくなる。実施態様では完全に開口31cを塞いではいないが、この程度でも十分効果がある。
また、固定筒31の複数に分割した内ヘリコイド31aにおいて、内ヘリコイド31aを複数に分割して、ヘリコイドが欠けた部分に開口31cを配置した分割ヘリコイド部が他の前記分割ヘリコイド部の周長より長くなるように構成であるために、第1保持筒71を駆動させるヘリコイドを構成することができるととも、開口31cを大きくすることができ、外径が大きい(明るい)レンズを移動されることができる。
また、変倍時に、沈胴機構を用いて第1保持枠71を移動させる構成であるために、変倍機構と沈胴機構の部品点数が少なくて済み、簡素な機構で製造原価が安くなる。
また、使用位置から収納位置に切り換える時に、まずプリズム保持部材75を退避位置に移動させ、次に第1保持部材71を収納位置に移動させる構成であるために、開口31cを大きくすることがないので、固定筒31が第1の光軸76方向に大きくならず、レンズユニット12を小型にすることができる。
図8乃至図10はレンズユニット12の第2実施形態であり、図8(a)、図8(b)はレンズユニット12の広角状態を示し、図9(a)、図9(b)はレンズユニット12の望遠状態を示し、図10(a)、図10(b)はレンズユニット12の収納状態を示す。なお、図8(b)、図9(b)、図10(b)では、第1保持枠71、第1レンズ群81を省いて見やすくしている。なお、以降の説明において、第1実施形態と同じ機能の部材には同じ番号を付し、重複する説明は省略する。レンズ構成とレンズ・プリズム保持構成及び第1保持筒の沈胴機構・変倍機構は第1実施形態と同じであり、第1実施形態と異なる第2保持枠72と第3保持枠73の変倍機構、第2保持枠72とプリズム保持枠75の沈胴機構を説明する。
図8において、カム筒91は、筐体70に回転可能に嵌合し、その内周にカム溝91a、91b、91cが設けられている。カム溝91aがプリズム保持枠75のカムフォロア75cと係合し、カム溝91bが第2保持枠72のカムフォロア72cと係合し、カム溝91cが第3保持枠73のカムフォロア73cと係合している。また、カムフォロア72c、73c75cは筐体70の直進穴70aに係合している。
カム溝91aは、変倍領域では円周溝であり、カム筒91が回転してもプリズム保持枠75が光軸方向に移動することはなく撮像素子26に対して固定され、広角位置から退避位置ではテーパー溝でありカム筒91が回転すると、プリズム保持枠75が第2の光軸77方向で撮像素子26側に退避位置に移動する。
カム溝91bは、変倍領域ではレンズの変倍移動に添う軌跡の形状であるカム溝であり、カム筒91が回転すると第2保持枠72が第2の光軸77方向にカム形状に添って移動し、広角位置から収納位置ではカム溝91aより傾斜が小さいテーパー溝であり、カム筒91が回転すると第2保持枠72が第2の光軸77方向で撮像素子26側に移動するが、プリズム保持枠75より移動量が小さい。
カム溝91cは、変倍領域ではレンズの変倍移動に添う軌跡の形状であるカム溝であり、カム筒91が回転すると第3保持枠73が第2の光軸77方向にカム形状に添って移動し、広角端から収納位置では円周溝であり、カム筒91が回転しても第3保持枠73が光軸方向に移動しない。
また、カム筒91は、撮像素子26側の端部に円周ギヤ91dが設けられ、円周ギヤ91dがモータ92の回転軸に結合するギヤ93と噛み合い、モータ92が回転すると回転させられる。
変倍の動作については、図1と図2のデジタルカメラ1の十字キー17を操作して広角端から望遠端に設定すると、撮像レンズ駆動部25は、制御部27から出力されるズーム制御信号に基づいて、図示しない第1保持枠71駆動用モータとカム筒91駆動用モータ92が駆動する。
図8の広角状態から第1保持枠71駆動用モータが回転すると、第1実施形態と同様に、第1保持枠71が、図9に示すように、被写体側に直進移動し、望遠端の位置に至る。カム筒91駆動用モータ92が回転すると、カム筒91が回転し、第2保持枠72と第3保持枠73がおのおののカム溝91b、91cのカム軌跡に添って直進移動し、図9に示す望遠端に至る。その際に、プリズム保持枠75は、そのカム溝91aが変倍領域では円周溝形状であるために、移動せずに撮像素子26に対して固定されている。
沈胴の動作については、図1と図2のデジタルカメラ1の電源ボタン20を押してオフにすると、撮像レンズ駆動部25は、制御部27から出力される沈胴制御信号に基づいて、図示しない第1保持枠71駆動用モータとカム筒91駆動用モータ92を駆動する。
図8の広角状態から、撮像レンズ駆動部25は、最初にモータ92を駆動させて、カム筒91を回転させる。カム筒91が回転すると、プリズム保持枠75と第2保持枠72がおのおののカム溝91a、91bのカムリードに添って撮像素子26側の退避位置に移動する。次に第1保持枠71駆動用モータを変倍とは逆回転に駆動させる。第1保持枠71駆動用モータが逆回転駆動すると、第1保持筒71は、プリズム保持枠75が移動して生じた空間に移動して、図10に示す収納位置に至る。
以上説明した構成により、第1実施形態と同様の効果を得ることができ、さらに第2の光軸77を移動する各保持枠を駆動させるのに、一つのカム筒91と一つのモータ92で達成しているために、機構が簡単となり、故障することが少なく、製造原価が安くなる。
なお、上記の各実施形態ではズームレンズの例を掲げたが、本発明のレンズユニットは、単焦点レンズに採用することも可能であり、特に、屈曲部材よりも被写体側のレンズが大きく突出した単焦点光学系には有効である。
各実施形態のデジタルカメラの外観を模式的に示す斜視図(a)および背面図(b)。 各実施形態のデジタルカメラの構成を模式的に示す図。 第1実施形態のレンズユニットの広角状態の構成を示す透視側面図(a)および透視正面図(b)。 第1実施形態のレンズユニットの固定筒の展開図(a)、回転筒の展開図(b)、直進筒の展開図(c)および第1保持部材の展開図(d)。 第1実施形態のレンズユニットの望遠状態の構成を示す透視側面図(a)および透視正面図(b)。 第1実施形態のレンズユニットの収納状態の構成を示す透視側面図(a)および透視正面図(b)。 第1実施形態のレンズユニットの広角状態の展開図(a)、望遠状態の展開図(b)および収納状態の展開図(c)。 第2実施形態のレンズユニットの広角状態の構成を示す透視側面図(a)および透視正面図(b)。 第2実施形態のレンズユニットの望遠状態の構成を示す透視側面図(a)および透視正面図(b)。 第2実施形態のレンズユニットの収納状態の構成を示す透視側面図(a)および透視正面図(b)。
符号の説明
10 カメラ筐体
12 レンズユニット
15 表示部
19 レリーズボタン
20 電源ボタン
25 撮像レンズ駆動部
26 撮像素子
27 制御部
31 固定筒
31a 内ヘリコイド
31b 直進溝
31c 開口
32 回転筒
32a 外ヘリコイド
32b カム溝
32c、33c 切り欠き
32d バヨネット爪部
33 直進筒
33a 直進リブ
33b 直進穴
33d バヨネット部
41 ガイド軸
42 駆動軸
43 モータ
51 第2ガイド軸
52 第2駆動軸
53 第2モータ
70 筐体
71 第1保持枠
71a カムフォロア
72 第2保持枠
72a 第2摺動ガイド穴
72b 第2係合ねじ
73 第3保持枠
75 プリズム保持枠
75a 摺動ガイド穴
75b 係合ねじ
76 第1の光軸
77 第2の光軸
81 第1レンズ群
82 第2レンズ群
83 第3レンズ群
85 プリズム
91 カム筒
91a、91b、91c カム溝
91d 円周ギヤ
92 カム筒用モータ
93 ギヤ

Claims (8)

  1. 被写体からの光を撮像素子上に結像させるレンズユニットにおいて、
    筐体と、
    第1の光軸に沿って被写体から光束が入射する第1レンズと、
    前記筐体から突出する使用位置と前記筐体内に収納される収納位置とに前記第1レンズを第1の光軸方向に移動可能に保持する第1保持部材と、
    第1の光軸に沿う光束を略直角である第2の光軸方向に折り曲げる屈曲部材と、
    第2の光軸方向に光束を折り曲げる屈曲位置と前記第1保持部材を収納する空間を形成させる退避位置とに前記屈曲部材を移動可能に保持する屈曲保持部材と、
    第2の光軸方向に折り曲げられた光束を撮像素子側に導く第2レンズと、
    前記第2レンズを第2の光軸方向に移動可能に保持する第2保持部材と、
    前記第1保持部材を前記使用位置と前記収納位置に移動させる移動筒と、
    前記移動筒を第1の光軸方向に移動させる繰り出し部材を備えるとともに前記筐体に固定される固定筒とを備え、
    前記固定筒には、前記屈曲保持部材が前記屈曲位置と前記退避位置との間で出入り自在な貫通した開口が形成されており、
    前記繰り出し部材は内ヘリコイドであり、
    前記移動筒は、前記内ヘリコイドに螺合する外ヘリコイドが設けられた回転筒と、前記回転筒と一体に第1の光軸方向に直進する直進筒とで構成され、前記回転筒と前記直進筒のそれぞれに、前記使用位置において前記開口に対向するように切り欠きが形成されていることを特徴とするレンズユニット。
  2. それぞれの前記切り欠きは、前記収納位置において前記開口を塞ぐように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
  3. 前記内ヘリコイドは前記固定筒の周方向で複数に分割された分割ヘリコイド部からなり、前記開口は一つの前記分割ヘリコイド部のヘリコイドが欠けた部分に配置され、前記開口が配置された前記分割ヘリコイド部の周長は他の前記分割ヘリコイド部の周長より長いことを特徴とする請求項1または2に記載のレンズユニット。
  4. 変倍時に前記移動筒は前記第1保持部材を第1の光軸方向に移動させるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレンズユニット。
  5. 変倍時に前記第2保持部材が前記開口を出入りするように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレンズユニット。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のレンズユニットと、
    前記レンズユニットによって導かれた光を受光する撮像素子とを備えることを特徴とする撮像装置。
  7. 電源を切り換えることができる電源ボタンを備え、前記第1保持部材が前記使用位置にある時に、前記電源ボタンをオフにしたとき、前記屈曲保持部材を前記屈曲位置から前記退避位置に移動させた後に、前記第1保持部材を前記使用位置から前記収納位置に移動させる制御手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 電源を切り換えることができる電源ボタンを備え、前記第1保持部材が前記収納位置にある時に、前記電源ボタンをオンにしたとき、前記第1保持部材を前記収納位置から前記使用位置に移動させた後に、前記屈曲保持部材を前記退避位置から前記屈曲位置に移動させる制御手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
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